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訪問日平成 28 年 1 月 12 日 ( 火 )~17 日 ( 日 ) 目的カンボジア交流プロジェクトの一環として 交流活動 ボランティア活動 およびカンボジアの教育事情 歴史的背景等を学び 自ら 感じ 考え 行動する 中で 国際交流における国際教養 ライフスキル教育力を養成する 派遣者教諭長岡修

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Academic year: 2021

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『今、 浦学にできること』

in Cambodia

カンボジア浦和学院スクールプロジェクト vol.10

សេរ ីអន្ដរជាតិ

សិសស

ប្រាំនាក់

ដាំណ ើរទសសនកិច្ចកម្ពុជា

国際教養 生徒10名がカンボジアを訪問

អភិរលជប ៉ុន

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本校では国際教養・ライフスキル教育の推進を掲げ、「感じ・考え・行動する力」を養い「自分を知る・この国を知 る・国際的多様性に触れる」ことで国際時代に生きる力を育んでいる。それらを養う環境を整えるため、姉妹校提携(中 国・台湾等)をはじめ、ボランティア活動・講話・海外修学旅行・海外留学・留学生の受け入れ等を積極的に行う中、 カンボジアとの交流は早 5 年目を迎え、訪問・招待を含め10度目の交流となった。生徒の訪問は、今回が2度目と なる。これは、去る平成26年4月にカンボジアのシン・ナム国会議員が本校に来校した際、ある生徒の質問を真摯に 受けとめ、「カンボジアに来て自分の目で日本との違いを感じて欲しい。」という、議員のご厚意で「シンナム基金」が 設立され、生徒のカンボジア研修旅行の機会を頂けることとなったのが始まりである。 昨年に続く生徒対象の研修旅行。全校生徒公募制にて参加を募ったところ、説明会には 63 名が集まり、参加希望者 は 38 名となった。厳正な選考を得て選抜された生徒 10 名と引率教員4名を含む14名が、1月12日(火)~17 日(日)の6日間カンボジアを訪問した。 以下、現地訪問した国際局副局長加藤礼子の報告書を参考にお伝えする。 アンコールワット遺跡群にて

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◆訪問日 平成28年1月12日(火)~17日(日) ◆目 的 カンボジア交流プロジェクトの一環として、交流活動、ボランティア活動、およびカンボジアの教育事情、 歴史的背景等を学び、自ら「感じ・考え・行動する」中で、国際交流における国際教養・ライフスキル教育 力を養成する ◆派遣者 教諭 長 岡 修 二(執行部長 国際教養・ライフスキル教育推進担当、保健体育科教諭) 教諭 出 﨑 秀 一(国際教養・ライフスキル教育推進副部長、数学科教諭) 教諭 加 藤 礼 子(国際局国際副局長、国際教養推進課長、保健体育科教諭) 教諭 神 田 結 美(コミュニケーション英語推進担当、英語科教諭) 生徒 大久保 夏 輝(1年 北本市立東中学校出身) 生徒 辻 本 真 子(1年 さいたま市立植水中学校出身) 生徒 粂 原 綾 乃(1年 春日部市立中野中学校出身) 生徒 齋 藤 綿 韻(1年 川口市立幸並中学校出身) 生徒 辻 本 優 香(1年 川口市立戸塚中学校出身) 生徒 枝 廣 佳 樹(2年 さいたま市立三室中学校出身) 生徒 野 津 彩 香(2年 川口市立領家中学校出身) 生徒 新 井 愛里彩(2年 越谷市立栄進中学校出身) 生徒 多 田 花 子(2年 さいたま市立白幡中学校出身) 生徒 南 文 乃(3年 所沢市立山口中学校出身) クヴィアン小・中学校訪問 自己紹介をはじめ、生徒同士での質疑 応答や授業の見学・体験をするなど交流 しながら、現地の学校を肌で感じること ができた。また、クヴィアン小・中学校 の校長からも現地の教育事情を聞くこ とができ、生徒間・教員間の両面から交 流を図ることができた。カンボジアの教 育事情は、「小学校 6 年間・中学校3年 間の9年間が義務教育で、無償で受ける ことができる。制服は色指定があるもの の揃っている着物はない。また、農業な どを稼業とする家が多く、多忙な時期は 稼業を優先し週3日の登校となってし まい、授業内容についていけずに留年し てしまう生徒も少なくない。学校側とし て、家庭や地域に対して子どもの通学を 働きかける試みを行い、徐々に成果が出 てきている。」と教育の現状を話してく れた。 本校の生徒たちは、「設備等が必ずし も整っていない状況下にもかかわらず、 授業に前向きに取り組むカンボジアの 生徒達の姿勢に、感銘を受けている様子 であった。

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学校見学では、日本語学校の学生に よる案内と日本語での説明(シェムリ アップと教育センターの紹介)をして くれた。また、互いに自己紹介を終え ると、日本語によるクイズをしながら 交流した。明るく快活な学生が多く、 わずか1時間の訪問であったが、本校 生徒も非常に楽しむ様子が伺えた。 教 室 に 飾 ら れ た 数 々 の 「 書 」

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建設中の 病院視察 病院へ向かう車中で、カンボジアの平均寿命が、男性は55歳、女性は60~65歳である ことを知る。平均寿命から医療技術等の進歩度合いが伺え、医療施設増設の重要性を痛感した。 アプサラの踊りは、古くから伝わる宮廷舞踏のひとつ。手の動きに特徴があり、カンボジア独特の雰囲気があると言 われている。ポル・ポト政権時代に、300人を超す先生や踊り子のうち90%の人々が処刑の対象となり、振りつけ が記録された書物もこの時代にほとんどが消失してしまったという。そんな中、難を逃れた数人の踊りの先生によりア プサラの踊りが継がれ、1989年頃から伝統舞踊の復活を目的に、子どもたちを中心とした「舞踊教室」が始められ 今なお若い世代へと継がれている。 クメール文化 「アプサラの踊り」を鑑賞 演目「ラーマーヤナ」等

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現地の高校生たちが盛大に歓迎してくれた。高校生同士緊張しながらも、すぐに打ち解け、生徒たちはカンボジアと 日本、互いを知るための意見交換の他、授業見学と体験をさせていただいた。そして、英語でのコミュニケーションが 必須であることを目の当たりにするとともに、自分たちの教育環境がいかに恵まれているか、また授業への取り組む姿 勢が受け身であり、より真剣に取り組まなくてはいけないということを、現地の生徒からの問いかけにより痛感した様 子であった。 欠かさず訪問させて頂いている孤児院。無邪気で人懐っこい子どもたちとともに歌や踊りを楽しみ、すっかり距離 を縮め笑顔の絶えない時間となった。また、本学園の会長理事を務める神成 裕(特定非営利法人「共生フォーラム」 会長)をはじめ、生徒、教員、子どもたちが協力してカレーライスとラーメンを作り夕食をともにした。3時間ほど の短い時間であったが、別れ際には孤児院の子どもたちと抱き合い涙を流す姿があり、充実した時間を過ごせたこと が感じられた。

KroLang High School (クロライン高校)訪問

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【アンコールワット遺跡群】 (アンコールトム・タプローム寺院・アンコールワット) カンボジアで9世紀初頭から600年 以上続いたといわれるアンコール王朝 (クメール王朝)時代に、建造された 数々の遺跡群の雄大さ、歴史の重み、 そして神秘的とも言える絶景に、ただ ただ圧倒されるばかりであった。また、 アートコースの生徒は、遺跡の細部ま で写真に収め、「作品制作の資料とした い」と話していた。 シン・ナム国会議員、現地高校生との交流夕食会 交流会では、生徒が研修で感じた事を、シン・ナム国会議員に質問した。親身に、そして丁寧に答えてくれる姿に、 生徒たちは、シン・ナム国会議員の寛大さを感じている様子であった。また、現地高校生と楽しく食事をし、メール アドレスの交換や、互いのスマートフォンで撮影した写真を送る約束をしていた。 観光など オールドマーケット ポル・ポト政権下のカンボジアで、大量虐殺が行われた刑場跡の俗称。カンボジア各所にあるが、その1つであるワッ ト・トゥメイ寺院を訪問。写真、資料および遺骨等は、知識人・伝統文化継承者・教師・宗教関係者たちを虐殺したと いう負の遺産を物語っており、生徒たちは悲惨な歴史のみならず平和の大切さをしみじみと感じ取っていた。 【キリング・フィールド】

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国際局国際副局長加藤(保健体育科教諭) は、「私たちと交流した全ての人達が常に 優しさを前面に出し接してくれ、交流した 子どもたちも、みんな礼儀正しく、笑顔で 応じてくれた。そして、学ぶことを喜び、 学ぶことに対し貪欲であった。今回の研修 旅行は、全類型から選出した 10 名の生徒 が参加した。生徒達がカンボジアの現状や 問題点をどう感じたかは個々により異なる だろうが、その事に対し各々が考えたこと は今後の人生に大きな刺激となったはずで ある。世界遺産のアンコール遺跡を持つカ ンボジアという国を、訪問しただけでは多 くを知ることは出来ない。今回、この研修 を通じて、様々なカンボジアの姿に近づけ たように思う。閉校式での“後輩たちに伝 えていく”という生徒の言葉に、今回のカ ンボジア研修旅行の内容の深さが集約され ている印象を得た。」と話してくれた。 今回の体験を通して、学び感じたこと、 国際的多様性に触れる大切さを、生徒同士 (浦学ふぁみり~)が互いに伝え広めてく れることに期待したい。きっと、これらの 経験がもたらす教育効果は、計り知れない ものになるであろう。 東南アジア最大の湖。クメール語で「巨大な淡水湖と川」 という意味がある。世界最大規模で水上生活者が暮らし 1ブロック1万人、100ブロック以上100万人が住 む。遊覧船で水上漁村を巡り、水上生活を営む人々の暮 らしの様子を学んだ。 【トンレサップ湖】

参照

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