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(この実施計画は「高齢者の医療の確保に関する法律」第 19 条の規定に基づき作成し、 当健保組合の加入者の皆様に公表するものです) 背景及び趣旨 我が国は国民皆保険のもと世界最長の平均寿命や高い保健医療水準を達成してきた。しかし、 急速な少子高齢化や国民の意識変化などにより大きな環境変化に直面しており、医療制度を持続 可能なものにするために、その構造改革が急務となっている。 このような状況に対応するため、高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて、保険者は被保 険者及び被扶養者に対し、糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査(特定健康診査)及びその結 果により健康の保持に努める必要がある者に対する保健指導(特定保健指導)を実施することと された。 本計画は、当健保組合の特定健康診査及び特定保健指導の実施方法に関する基本的な事項、特 定健康診査及び特定保健指導の実施並びにその成果に係る目標に関する基本的事項について定 めるものである。 なお、高齢者の医療の確保に関する法律第19 条により、5 年ごとに 5 年を一期として特定健 康診査等実施計画を定めることとする。 当健保組合の現状 当健保組合は、主として伊藤忠商事㈱と資本関係を有する事業所が加入している健康保険組合 である。平成24 年度の事業所数は 208 で、全国 30 都道府県に所在するが、約 6 割が東京都に 所在している。 ただし、支店や営業所は全国に点在しており、東京近郊に在勤している被保険者及び被扶養者 は5 割、それ以外の在勤者は 5 割程度ではないかと思われる。 加入事業所は商社系ということで多業種にわたっており、事業規模も多様である。 当健保組合に加入している被保険者は、平均年齢が39.8 歳で、男性が全体の約 7 割を占める。 健康診断については、主に当健保組合の契約医療機関(200 機関)における人間ドック及び生 活習慣病健診で行い、契約した医療機関で受診できない被保険者及び被扶養者に対しては健診料 の助成を行っている。 平成23 年度の健診の実施人数は、契約医療機関で 28,685 人、助成で 5,290 人の計 33,975 人 (内訳:被保険者30,159 人、被扶養者 3,816 人)。約 8 割が、契約医療機関で受診している。 第一 特定健康診査等の実施方法に関する基本的な事項 一 特定健康診査の実施方法に関する基本的な事項 1. 特定健康診査の基本的考え方 日本内科学会等内科系8 学会が合同でメタボリックシンドロームの疾患概念と診断 基準を示した。これは、内臓脂肪型に起因する糖尿病、脂質異常症、高血圧症は予 防可能であり、発症した後でも血糖、血圧をコントロールすることにより重病化を

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予防することが可能であるという考え方を基本としている。メタボリックシンドロ ームの概念を導入することにより、内臓脂肪の蓄積や、体重増加等が様々な疾患の 原因になることをデータで示すことができるため、健診受診者にとって生活習慣の 改善に向けての明確な動機付けができるようになる。 2. 特定健康診査の実施に係る留意事項 被扶養者に関しては、当健保組合契約医療機関(全国200 機関)で実施する人間ド ック及び生活習慣病健診、主婦健診(自己負担1,000 円)、健保連集合契約特定健康 診査(無料)により受診促進を図り、データの受領・管理を行う。 3. 事業者等が行う健康診断との関係 従来から事業者健診を兼ねて実施していることから、当健保組合が主体となって行 う(委託を含む)。事業者が健診を実施した場合は、当健保組合そのデータを事業者 から受領する。特定健康診査に係る費用は、事業者が負担する。 二 特定保健指導の実施方法に関する基本的な事項 1. 特定保健指導の基本的考え方 生活習慣病予備群の保健指導の第一の目的は、生活習慣病に移行させないことであ る。そのための保健指導では、対象者自身が健診結果を理解して自らの生活習慣を 変えることができるように支援することにある。 2. 特定保健指導の実施に係る留意事項 当健保組合はアウトソーシングで実施するため、外部委託基準を満たすことができ る委託機関を選定し、保健指導データを管理する。 3. 事業者等が行う保健指導との関係 当健保組合のほとんどの事業所が小規模であり、事業者としての保健指導を行って いないため、当健保組合が実施する保健指導が主となる。事業者が保健指導を行っ ている場合は、健康管理担当者(産業医・産業保健師を含む)と十分な調整のうえ 実施する。 三 特定健康審査等の実施における個人情報の保護 当健保組合は、伊藤忠連合健康保険組合個人情報保護管理規程を遵守する。 当健保組合及び委託された健診・保健指導機関は、業務によって知り得た情報を外部に 漏らしてはならない。 当健保組合のデータ管理者は、常務理事(事務長)とする。またデータの利用者は当組 合職員に限る。 外部委託する場合は、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記することとする。 第二 特定健康診査等の実施及びその成果に係る目標に関する基本的な事項 一 特定健康診査の実施に係る目標

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平成29 年度における特定健康診査の実施率を 72.3%とする。この目標を達成するため 平成25 年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 目標実施率(%) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 被保険者 90.0% 90.5% 91.0% 91.5% 92.0% 被扶養者 33.0% 33.5% 34.0% 34.5% 35.0% 被保険者+被扶養者 70.3% 70.8% 71.3% 71.8% 72.3% 二 特定保健指導の実施に係る目標 平成29 年度における特定保健指導の実施率を 21.3%とする。この目標を達成するため 平成25 年度以降の実施率(目標)を以下のように定める。 目標実施率(%)および実施者数(人) 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 40 歳以上対象者(人) 20,400 20,545 20,690 20,835 20,980 保健指導対象者数推計(人) 4,284 4,314 4,345 4,375 4,406 実施率 21.0% 21.1% 20.9% 21.3% 21.3% 実施者数(人) 900 910 910 930 940 三 特定健康診査等の実施の成果に係る目標 平成29 年度において、平成 20 年度と比較したメタボリックシンドロームの該当者及び 予備軍の減少率を25%以上とする。 第三 特定健康診査等実施計画の作成に関する重要事項 一 達成しようとする目標 特定健康診査・保健指導をとおして、メタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の 減少率を25%以上とすること。 二 特定健康診査等の対象者数に関する事項 ①特定健康審査 被保険者 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 40 歳以上対象者(人) 19,000 19,000 19,000 19,000 19,000 目標実施率 90.0% 90.5% 91.0% 91.5% 92.0% 目標実施者数(人) 17,100 17,195 17,290 17,385 17,480

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被扶養者 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 40 歳以上対象者(人) 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 目標実施率 33.0% 33.5% 34.0% 34.5% 35.0% 目標実施者数(人) 3,300 3,350 3,400 3,450 3,500 被保険者+被扶養者 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 40 歳以上対象者(人) 29,000 29,000 29,000 29,000 29,000 目標実施率 70.3% 70.8% 71.3% 71.8% 72.3% 目標実施者数(人) 20,400 20,545 20,690 20,835 20,980 ②特定保健指導の対象者数 被保険者+被扶養者 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 特定健診目標実施者数(人) 20,400 20,545 20,690 20,835 20,980 動機付け支援対象者(人) 1,428 1,438 1,448 1,458 1,469 実施率 21.0% 20.9% 20.7% 21.3% 21.1% 実施者数(人) 300 300 300 310 310 積極的支援対象者(人) 2,856 2,876 2,897 2,917 2,937 実施率 21.0% 21.2% 21.1% 21.3% 21.5% 実施者数(人) 600 610 610 620 630 保健指導対象者計(人) 4,284 4,314 4,345 4,375 4,406 実施率 21.0% 21.1% 20.9% 21.3% 21.3% 実施者数(人) 900 910 910 930 940 三 特定健康診査等の実施方法に関する事項 1. 実施場所 特定健診は、当健保組合が委託した健診機関の人間ドック健診において実施する。 特定保健指導は、保健指導を行える機関「全国訪問指導協会㈱」に委託して実施す る。 大規模事業所に対しては、健診車による巡回健診において特定健診を実施し、特定 保健指導も併せて実施できる場合は、健診機関に委託して実施する。 巡回健診委託機関 ・医療法人 同友会 ・産業保健研究財団 三恵クリニック ・オリエンタル労働衛生協会 ・医療法人社団 新東京病院 2. 実施項目

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実施項目は、標準的な健診・保健指導プログラム第2 編第 2 章に記載されている健 診項目とする。 3. 実施時期 実施時期は、通年とする。 4. 委託の有無 ア)特定健診・・被扶養者が当健保組合が委託した健診機関での受診が困難である 場合は、健診機関の全国組織との集合契約を結び、代行機関として社会保険診療報 酬支払基金を利用して決済をおこない全国での受診が可能となるよう措置する。 イ)特定保健指導・・標準的な健診・保健指導プログラム第3 編第 6 章の考え方に 基づきアウトソーシングする。 5. 受診方法 当健保組合が委託した健診機関で、人間ドック及び生活習慣病健診を受診する場合 は、「利用書」を送付する。集合契約による特定健診を希望する場合は、「特定健診 利用券」を送付する。当該受診者は、「利用書若しくは特定健診利用券」を健診機関 等に提出して健診を受診する。 集合契約による特定健診の窓口負担は無料とする。また、人間ドックにおいて特定 健診を受診する場合は、28,000 円を超えた額を個人負担とする。 特定保健指導は、原則、事業所に委託業者を派遣し実施する。 6. 周知・案内方法 周知は、当健保組合機関紙等に掲載するとともにホームページに掲載して行う。 7. 健診データの受領方法 健診データは、契約健診機関から電子データを随時受領して、当健保組合で保管す る。また、特定保健指導について外部委託先機関実施分についても同様に電子デー タで受領するものとする。なお、保管年数は当健保組合が実施した分も含め、5 年 とする。 8. 特定保健指導対象者の選出の方法 基準どおり選出された保健指導対象者は、原則、すべて対象とし特定保健指導の案 内を行う。 四 個人情報の保護に関する事項 当健保組合は、伊藤忠連合健康保険組合個人情報保護管理規程を遵守する。 当健保組合及び委託された健診・保健指導機関は、業務によって知り得た情報を外部に 漏らしてはならない。 当健保組合のデータ管理者は、常務理事(事務長)とする。またデータの利用者は当組 合職員に限る。 外部委託する場合は、データ利用の範囲・利用者等を契約書に明記することとする。

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五 特定健康診査等実施計画の公表及び周知に関する事項 本計画の周知は、ホームページに掲載する。 六 特定健康診査等実施計画の評価及び見直しに関する事項 当計画については、毎年、健康管理事業推進委員会において実施状況を確認し、必要に 応じて見直しを検討する。また、平成27 年度に 3 年間の評価を行い、目標と大きく乖 離している場合、その他必要がある場合には見直すこととする。

参照

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