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コンクリートコアドリルのダイヤモンドコアビット

IDAS 8001

:2002

2002 年 3 月 31 日 改正

ダイヤモンド工業協会技術委員会

規格部会コアビット分科会 審議

(ダイヤモンド工業協会 発行)

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IDAS 8001

:2002

コンクリートコアドリルのダイヤモンドコアビット

Concrete core drill―Diamond core bits

1. 適用範囲 この規格は、コンクリート 鉄筋コンクリート(二次製品を含む)若しくはアスファルトコンクリート などに穴をあける(ライン掘りを含む)、又はコアを採取するためのコアドリルに用いるダイヤモンドコアビット(以下、 コアビットという)について規定する。ただし、アンカー用の小径コアビット、及びヒューム管用等の大口径フランジ式の コアビットを除く。 2. 引用規格 この規格の引用規格を次に示す。 JIS B 0405 普通公差―第1部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差 JIS B 4130 ダイヤモンド又はCBNと(砥)粒の粒度 JIS B 4131 ダイヤモンド又はCBNホイール JIS B 7502 マイクロメータ JIS B 7503 ダイヤルゲージ JIS B 7507 ノギス JIS B 7512 鋼製巻尺 JIS G 3444 一般構造用炭素鋼管 JIS G 3445 機械構造用炭素鋼鋼管 JIS G 3446 機械構造用ステンレス鋼管 JIS G 3465 試すい用継目無鋼管 3. 用語 この規格で用いる用語は、以下による。 3.1 アスファルトコンクリート 舗装構造体に用いるアスファルト、砕石、砂などの混合物。 3.2 コア 穴あけ加工で得る円柱状の芯。試料として用いることがある。 3.3 コアドリル コアビットを取り付けて使用する回転式穿孔機又は穴あけ機。 3.4 コアビット コアドリルに取り付けるためのネジ部をもつパイプ状のシャンクの先端部に、ダイヤモンド砥粒を結 合剤で固結したダイヤモンドセグメントを取り付けた回転工具。 3.5 A ロット、C ロット、M27 等 いずれもコアビット用の取り付けネジの種類。A ネジ、C ネジなどともいう。 3.6 ライン掘り 連続した穿孔によって、構造物を切り離す工法。ラインカットともいう。 4. 種類 コアビットの種類は、以下による。 4.1 一本物(小型機械用)外径 D がφ200 以下の一本物コアビットで、主に出力 1700W以下の低出力の機械で使用す る。 4.2 一本物(中大型機械用)外径寸法がφ600 以下の一本物コアビットで、主に 1700W クラス以上の中、大出力の機 械で使用する。 4.3 3点式 ダイヤモンドセグメントとシャンクからなる先端部のコアビットと、中間のチューブと、コアドリルに装 着するアダプター、の3 点からなる工具。3P ともいう。チューブを使わずにコアビットを直接アダプターに取り 付けて2 点式として使うこともある。本規格では先端部のコアビットについて規定する。

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IDAS 8001

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4.4 エンジンコア用 内径基準の一本物コアビットで、呼び寸法は 4“、6”の 2 種類がある。日特用ともいう。

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:2002 5. 一本物(小型機械用)コアビットの形状及び寸法 一本物コアビット(小型機械用)の形状及び寸法は表 1 による。 表1 一本物コアビット(小型機械用) 備考 外径D の許容差は、JIS B 0405 に規定する iv(粗級)とする。 呼び 外径D 有効長L 幅W ねじ 27 27±1 32 32±1 40 40±1 2.5~3.5 52 52±1 65 65±1 70 70±1 75 75±1 80 80±1 90 90±1 100 100±1 106 106±1 110 110±1 120 120±1 130 130±1 150 150±1 160 160±1 180 180±1 200 200±1 250 3~4 C ロット M27

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IDAS 8001

:2002 6. 一本物(中大型機械用)の形状及び寸法 一本物(中大型機械用)コアビットの形状及び寸法は表3、4による。 表3 一本物(中大型機械用)その 1 単位mm 呼び 外径D 有効長L 幅W ねじ 27 27±1 32 32±1 40 40±1 2.5~5 52 52±1 65 65±1 70 70±1 75 75±1 80 80±1 90 90±1 100 100±1 106 106±1 110 110±1 120 120±1 130 130±1 150 150±1 160 160±1 180 180±1 200 200±1 204 204±1 230 230±2 250 250±2 254 254±2 280 280±2 300 300±2 304 304±2 350~450 3~7 A ロット 備考 外径Dの許容差は、JIS B 0405 に規定するⅳ(粗級)とする。

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IDAS 8001

:2002 表4 一本物(中大型機械用)その2 単位mm 呼びA(mm) 呼びB(インチ) 外径D 有効長L 幅W ねじ 200 (8) 200±1 204 8 204±2 230 9 230±2 250 10 250±2 254 10 254±2 280 11 280±2 300 (12) 300±2 304 12 304±2 350 14 350±2 350~450 400 16 400±2 450 18 450±2 500 20 500±2 550 22 550±2 600 24 600±2 350~1000 4~7 A ロット 備考 外径Dの許容差は、JIS B 0405 に規定するⅳ(粗級)とする。

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IDAS 8001

:2002 7. 3点式コアビットの形状及び寸法 3点式コアビットの形状及び寸法は表5による。 表5 3点式コアビットの形状及び寸法 単位mm 備考 チューブを使用しないでアダプターに直接取り付けるコアビット(2点式)には、この表の有効長Lを超えるも のがある。 備考 外径Dの許容差は、JIS B 0405 に規定するⅳ(粗級)とする。 呼びA(mm) 呼びB(インチ) 外径D 有効長L 幅W ねじ 28 1 28±1 33 1 1/4 33±1 41 1 1/2 41±1 53 2 53±1 65 2 1/2 65±1 77 3 77±1 90 3 1/2 90±1 110 4 110±1 128 5 128±1 160 6 160±1 180 7 180±1 4.5~5 205 8 205±2 230 9 230±2 254 10 254±2 305 12 305±2 355 14 355±2 406 16 406±2 460 18 460±2 508 20 508±2 30~120 5~7 A ロット チューブ アダプター コアビット

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IDAS 8001

:2002 8. エンジンコア用コアビットの形状及び寸法 エンジンコア用コアビットの形状及び寸法は、表6による。 表6 エンジンコア用コアビットの形状及び寸法 単位mm 呼び(インチ) 内径ID 外径OD 有効長L 4 100 110 300~500 6 150 160 300~500 備考 内径IDの許容差は、JIS B 0405 に規定するⅳ(粗級)とする。 9. 材料 コアビットの材料は、表7による。 表7 コアビットの材料

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IDAS 8001

:2002 表8による。 表8 コアビットのシャンク部の振れ 単位 mm 外径の区分 外周振れの許容値 20 以上 50 未満 0.5 50 以上 100 未満 0.6 150 以上 150 未満 0.8 150 以上 200 未満 0.9 200 以上 300 未満 1.0 300 以上 410 未満 1.3 13. 試験方法 13.1 外観 コアビットの外観は、目視によって調べる。 13.2 寸法の測定 寸法の測定は、表9による。 表9 寸法の測定 番号 項目 測定方法 測定方法図 測定器具 1 外径 D コアビットの直角に交わる任意の 外径をノギス又は鋼製巻尺を用い て測定し、その平均値をミリメート ルを単位として表す。 2 シ ャ ン ク部 の 外径 D1 ねじ部の 外径 D2 直角に交わる任意のシャンク部の 外径及びねじ部の外径をマイクロ メータ又はノギスを用いて測定し、 その平均値をミリメートルを単位 として表す。 3 ねじ部の 谷の径 D3 コアビットの任意のねじ部の逃げ の直角に交わる外径をマイクロメ ータ又はノギスを用いて測定し、そ の平均値をミリメートルを単位と して表す。 4 シ ャ ン ク部 の 内径 H シャンクの直角に交わる任意の内 径をマイクロメータ又はノギスを 用いて測定し、その平均値をミリメ ートルを単位として表す。 5 有効長L コアビットの任意の対向する位置 の長さ 2 か所をノギスを用いて測定 し、その平均値をミリメートルを単 位として表す。 6 セグメントの 幅 W 7 セ グ メ ント の 高さ X セグメントの幅及び深さは中心を とおり直角に交わる任意の線上に ある 4 ヶ所の幅及び深さをノギスを 用いて測定し、その平均値をミリメ ートルを単位として表す。 マイクロメータ (JIS B 7502) ノギス (JIS B 7507) 鋼製巻尺 (JIS B 7512) 備考 ここで示す測定方法は、一般的な例を示すもので、この方法と同等以上の再現性をもつ他の方法を用いることが できる。 13.3 ねじ部のねじ込み精度 ねじ部のねじ込み精度は、ねじ部の元までねじリングゲージを無理なく手でねじ込み、ね じ部が許容限界内にあるか否かを検査する。 13.4 3点式コアビットのシャンク部の振れの測定 3点式コアビットのシャンク部の振れの測定は、表10による。

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IDAS 8001

:2002 表10 3点式コアビットのシャンク部の振れの測定 項目 測定方法 測定方法図 測定器具 外周の振れ 測定台の 回転 軸のコア ビットねじ込み部に、コ アビット を無 理なくね じ込み、コアビットのシ ャンク部 指定 位置にダ イヤルゲ ージ の測定子 を静かに当て、回転軸を 緩やかに回転させて、ダ イヤルゲ ージ の読みの 最大差を測定値とする。 目 量 0.01mm のダイヤルゲ ージ (JIS B 7503) 14. 表示 コアビット及びコアビットの包装には、次の事項を表示する。ただし、表示することが困難な場合は、そ のほかの方法で識別できるようにしてもよい。 (1) 呼び 有効長L タイプ(例:3P、Aロット) (2) 製造業者名又はその略号 (3) 製造番号又はロット番号

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IDAS 8001

:2002

解説

IDAS 8001

:2002

コンクリートコアドリルのダイヤモンドコアビット 解説

この解説は、本体及び参考に記載した事項並びにこれらに関連した事柄を説明するもので、規格の一部ではない。 1. 規格制定の趣旨 我が国においてダイヤモンドコアビットの規格は JIS B 4139:1996 コンクリート用コアドリルの ダイヤモンドコアビットが存在したが、この規格は2000 年(平成 12 年)11 月 20 日付官報にて廃止された。これを受 けてダイヤモンド工業協会ではダイヤモンドコアビットに関する規格をIDAS(Industrial Diamond Association Standard)として整備、維持することとし、2001 年度の事業のひとつとしてドレッサ分科会を組織して規格制定作業を 行った。本規格は、2001 年 7 月から 2002 年 2 月まで 3 回の分科会審議を経て制定されたものである。 本規格の制定にあたって、次の点に意を用いた。 (1) 旧JIS 規格の三点式コアビットに加え、一本物を規格化した。 (2) ダイヤモンド部、及びシャンク部の主要寸法のみを規格化し、ネジ部の詳細寸法は規格から外した。 本規格の制定に伴い、ダイヤモンドコアビット関連のダイヤモンド工業協会規格、IDAS 801-1996 を廃止した。 2. 種類 一本物(小型機械用)、一本物(中大型機械用)、3 点式、エンジンコア用の 4 種類とし、2 点式は、3 点式 でチューブのない場合として扱った。 3. 呼び 呼びはミリメートル表示を原則としたが、業界での慣例に従い中大型機械用、及び 3 点式は呼び B としてイ ンチ表示を併記した。また、エンジンコア用は呼びをインチ表示とした。 4. 外径 D 外径寸法は各社で微妙な差異があり、統一は難しいと判断した。そのため、呼び寸法に対して外径 D の寸 法をφ200 以下は±1、φ205 以上は±2 とした。また、外径Dの許容差は、JIS B 0405 に規定するv(極粗級)では ゆるすぎるとの意見があり、ⅳ(粗級)とした。 5. 幅 W 薄肉タイプについては特に規定は設けず、ダイヤモンド部の幅 W の寸法に幅を持たせた。 6. 有効長 L コアビットの全長は規定から外し、ダイヤモンド部の高さ X とネジ部の長さを除いた有効長 L を規定し た。 7. シャンク ボデー、台金などの表記を止め、シャンクに統一した。 8. 表示 必要最小限の表示として呼び 有効長 L 及びタイプを規定した。また、一本物と 3 点式とを共通化した。 9. 懸案となった事項 一本物コアビットを規格化したことに伴い、一本物コアビットのシャンクの振れについて規格 を設けるべきではないかとの意見があった。コアビットのメーカー各社にアンケート調査を行った結果、一本物コアビッ トの振れは測定方法が確立しておらず、また基準となる振れの数値もないことが判明した。このため、今回は規格化を 見送り、懸案事項とした。

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IDAS 8001

:2002

解説

2001 年度ダイヤモンド工業協会 規格部会 コアビット分科会委員(社名アルファベット順) エービーイーダイヤモンド株式会社 阿部 隆義 エービーイーダイヤモンド株式会社 田中 久 株式会社アライドマテリアル 長畑 郁男 旭ダイヤモンド工業株式会社 千屋 宏幸 日本ダイヤモンド株式会社 川原 剛 ノリタケダイヤ株式会社 大泉 義明 サンゴバン・ノートン株式会社 白石 博三 ダイヤモンド工業協会 斎藤 良夫

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JAPANESE INDUSTRIAL DIAMOND

ASSOCIATION STANDARD

Concrete core drill – Diamond core bits

IDAS 8001

:2002

Revised 2002-03-31

Investigated by

Core Bits Group, Standards Committee

Industrial Diamond Association of Japan

参照

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