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富士フイルムグループのCSR SDGsとSCPの視点から

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Academic year: 2021

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(1)

富士フイルムグループのCSR

SDGsとSCPの視点から

2018年3月20日

富士フイルムホールディングス株式会社

経営企画部CSRグループ

SDGsとSCPの視点から

(2)

富士フイルムグループの事業分野

ドキュメント

ソリューション

ドキュメント

ソリューション

メディカルシステム (医療画像・内視鏡等) デジタルカメラ カラーフィルム・ 写ルンです 現像・プリント機器/カラーペーパー 複写機・複合機 レーザープリンター

イメージング

ソリューション

イメージング

ソリューション

2016年度 3,417億円 14.7% 電子材料 (半導体製造用材料) グラフィックシステム フラットパネル ディスプレイ材料 (液晶ディスプレイ用フィルム等) オンデマンド印刷システム 光学デバイス (携帯電話用レンズユニット) 記録メディア 2016年度 売上高 23,222億円

インフォメーション

ソリューション

インフォメーション

ソリューション

8,995億円 38.7% 10,809億円 46.6% ヘルスケア商品 医薬品

(3)

富士フイルムグループのCSR ~創業当初の意識・DNA

創業の原点ともいえる写真フィルムの 製造には、大量の清浄な水や空気が 不可欠。 写真フィルムは撮影前に 試すことができない。 一方、一生に一度のシーン は撮り直しがきかない。 ⇒ 「信頼を買っていただく商品」 創業の原点ともいえる写真フィルムの 製造には、大量の清浄な水や空気が 不可欠。 写真フィルムは撮影前に 試すことができない。 一方、一生に一度のシーン は撮り直しがきかない。 ⇒ 「信頼を買っていただく商品」 神奈川工場足柄サイト の水源と涵養林 真摯に積極的に環境保全に取り組む と同時に、お客様や地域の方々との双方向 のコミュニケーションも積極的に実施し、信 頼を築いてきた。 真摯に積極的に環境保全に取り組む と同時に、お客様や地域の方々との双方向 のコミュニケーションも積極的に実施し、信 頼を築いてきた。 神奈川工場足柄サイト 創業以来 環境配慮・環境保全 社会からの信頼 ステークホルダーとのコミュニケーション は、「企業活動の根幹を成す」との意識 創業以来 環境配慮・環境保全 社会からの信頼 ステークホルダーとのコミュニケーション は、「企業活動の根幹を成す」との意識

(4)

富士フイルムグループの考えるCSRとは、

誠実かつ公正な事業活動を通じて企業理念を実践することにより、

社会の持続可能な発展に貢献

することです。

わたしたちは、 経済的・法的責任を果たすことはもとより、 1.グローバル及び地域の様々な環境・社会課題を認 識し、事業活動を通してその解決に向けた価値を 提供していきます。

富士フイルムグループのCSR ~考え方

提供していきます。 2.私たちの事業プロセスが環境・社会に与える影響 を常に評価し、その継続的な改善を進めるととも に、社会にポジティブな影響を広めていきます。 3.ステークホルダーとのコミュニケーションを通して、 社会の要請や期待に適切に応えているか、私たち の活動を常に見直していきます。 4.積極的に情報開示を進め、企業の透明性を高めま す。 コーポレートスローガン Value from Innovation

(5)

CSR

CSR

CSR

CSR計画

計画

計画

計画

マテリアリティ(重点課題)策定プロセス

ステップ 1

基本方針の明確化

ステップ 2

事業戦略を踏まえ

社会課題の抽出

­これまでのCSR活動の振り返りによる基本方針の

明確化。

※CSRに関わる社会トレンド 、計画のレビュー結果

­各種指標などから社会課題のリストアップ。

­当社各事業で可能性のある技術、製品、サ

ービスの洗い出し。

­重点課題の目標設定。

­社内でのレビュー、及び承認。

社会課題の抽出

ステップ 3

重要性評価

ステップ 4

計画立案とレビュー

­マテリアリティ決定の2つのアプローチ

①事業プロセスにおける環境・社会への配慮

②事業を通じた社会課題の解決

(6)

SDGs SDGs 革新的技術・製品・サービスの提供 ⇒事業活動を通じた社会課題の解決 ⇒サステナブル社会への実現にさらに貢献する企業

富士フイルムの目指す姿

分野 分野 分野 分野 スローガンスローガンスローガンスローガン

Sustainable Value Plan(SVP)2030の概要

環境 自らの環境負荷を削減すると共に環境課題の解決 に貢献する 健康 ヘルスケアにおける予防・診断・治療プロセスを通 じて健康的な社会を作る 生活 生活を取り巻く様々な社会インフラをハード、ソフト、 マインドの面から支える 働き方 自社の働き方変革を、誰もが「働きがい」を得られ る社会への変革に発展させる サプライ チェーン 環境・倫理・人権等のCSR基盤をサプライチェーン 全体にわたり強化する ガバナンス オープン、フェア、クリアな企業風土を浸透させる

(7)

重点分野

「環境」

:目標 (重点課題1)

重点課題1

気候変動への対応(CO2排出量の削減)

目標(1)2030年度に当社グループによるCO2排出量を30%削減

(2013年度比)

自らの環境負荷を削減すると共に環境課題の解決に貢献する

実質的 実質的 実質的

実質的ななななCO2CO2CO2排出量CO2排出量排出量排出量 推移推移(推移推移((イメージ(イメージイメージイメージ)))) (

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(累積累積CO2累積累積CO2CO2排出量CO2排出量排出量排出量----累積累積累積累積CO2CO2CO2CO2削減貢献量削減貢献量削減貢献量削減貢献量))))

累積 累積 累積

累積CO2CO2CO2CO2排出量推移排出量推移排出量推移排出量推移

CO2 CO2CO2

CO2排出量排出量排出量と排出量とととCO2CO2CO2削減貢献量CO2削減貢献量削減貢献量削減貢献量 の の の の推移推移推移(推移((イメージ(イメージイメージイメージ))))

目標(2)2030年度までに社会でのCO2排出削減50百万トンに貢献

~当社グループのCO2排出量を当社グループの製品・サービス普及によりオフセット~ 万万万万 ト ン ト ン ト ン ト ン C O 2 C O 2 C O 2 C O 2 2030 20302030 2030 2017 2017 2017 2017 万万万万 ト ン ト ン ト ン ト ン C O 2 C O 2 C O 2 C O 2 年間CO2排出量 年間CO2削減貢献量 累積 累積累積

累積CO2CO2CO2CO2削減貢献量削減貢献量削減貢献量削減貢献量推移推移推移推移

2017 2017 2017 2017 2030 2030 2030 2030

実質環境影響

「ゼロ」

(8)

●FUJIFILM Manufacturing Europe B.V. (

オランダ

) のCO2削減施策

(1) 気候変動への対応(CO2削減):欧米の生産工場での取り組み

2011年:5台の風力タービン設置。

⇒総電力の20%を再生エネルギー化。

2016年:風力発電由来のエネルギーを購入

開始。⇒再生可能エネルギー100%を達成。

※生産操業のためのエネルギーは

100ギガワット時。

重点分野

「環境」

:取組事例 (重点課題1)

100ギガワット時。

(2) 大容量磁気テープ によるCO2削減貢献

● 使用頻度の低いアーカイブデータをHDD保存から

大容量磁気テープ保存へ

※新世代磁性体バリウムフェライトの磁気テープ

HDDと比較し、約74%の消費電⼒削減を実現

(CO2排出量の大幅削減に貢献)

0 2 4 6 8 10 74% 削減 消費電⼒量⽐較 出典:HDDデータはJEITAテープストレージ専門委員会「テープストレージの

(9)

2030年度目標

●水 ①当社グループによる水投入量を30%削減(2013年度比)

②製品・サービスにより、社会での水処理35百万トン/年に貢献

※①と②は同程度の規模

SDGsとの関連:目標6 「安全な水」

重点課題2

資源循環の促進

水投入量と貢献量の概念図 水投入量と貢献量の概念図

実質環境影響

「ゼロ」

重点分野

「環境」

:目標 (重点課題2)

0 50 水量水量水量水量 (((( 百 万 百 万 百 万 百 万 ト ン ト ン ト ン ト ン//// 年年年年 )))) 貢献量 貢献量 貢献量 貢献量 投入量投入量投入量投入量 2013 2013 2013 2013 2030203020302030 ※①と②は同程度の規模 施策:フィルトレーション材料の水処理への活用

●廃棄物発生量:30%削減(2013年度比)

●資源投入量(原単位):30%改善(2013年度比)

重点課題3

エネルギー問題への対応

※SDGsとの関連:目標7、13 目標:高機能材料により再生可能エネルギーの創出・普及に貢献

重点課題4

製品・化学物質の安全確保

目標:化学物質による人・環境への悪影響を最小化

その他の重点課題

水投入量と貢献量の概念図 水投入量と貢献量の概念図

(10)

精錬工場 アルミナ工場 ボーキサイト アルミナ 電解 クローズドループリサイクル アルミニウム 新地金 PS版製造時において、ボーキサイトからアルミニウムを精錬する過程がなくなり、大き なCO2削減となる(約60%削減)。 品質維持のための技術開発により、当社でクローズドループ・リサイクルクローズドループ・リサイクルクローズドループ・リサイクルクローズドループ・リサイクルを確立。

取組事例:

「環境」

(事業プロセスにおける社会への負荷低減)

アルミコイル CTP版/PS版 再生地金 使用済みCTP 版/PS版 工場くず(アルミ) カスケードリサイクル 新地金

(11)

重点分野

「健康」

:目標

ヘルスケアにおける「予防」「診断」「治療」のプロセスを通じて健康的な社会を作る

重点課題1

アンメットメディカルニーズへの対応

目標:(1)がん、感染症の治療薬開発 (2)アルツハイマー型認知症の予防・診断・治療法の開発 (3)再生医療を通じた眼疾患、パーキンソン病、心疾患、がん治療への貢献

SDGsとの関連:目標3 「健康と福祉」

(3)再生医療を通じた眼疾患、パーキンソン病、心疾患、がん治療への貢献 (4)薬で治せない身体的ダメージへの再生医療による対応

重点課題2

医療サービスのアクセス向上

目標:(1)在宅医療の促進や医師の負担軽減 (2)創薬の開発・製造期間短縮 (3)新興国への診断技術指導と健診習慣の普及 (4)災害・救急医療への対応

重点課題3

疾病の早期発見への貢献

目標: 検査システムの普及拡大による身体的負担の軽減

重点課題4

健康増進、美への貢献

目標: (1)健康寿命を延ばす取組み (2)輝く女性支援

重点課題5

健康経営の推進

目標: 従業員の活力を維持する健康経営の推進

(12)

重点分野

「健康」

:取組事例

(新興国)医療環境の改善

医療従事者の教育・研修サポート

地域医療連携、正確・迅速な診断支援

・ドバイにトレーニングセンター設立 ⇒

医療技術の向上による新興国等の医療環

境改善

・患者さんに身近な地域の診療所と中核病

院の連携で、理想的な病院と診療所の機

能分担(医療連携)を図る仕組みづくり

医師負担の軽減による診断企画、診断

精度の向上

トレーニングセンター

医療連携を図る仕組みづくり

災害救済活動現場での医療支援

・高い機動性と診断

精度で、災害など

の緊急時に救命に

つながる画像診断

携帯型診断装置

診断支援 + 医療の効率化 へ貢献

(13)

富士フイルムは、生み出しつづけます。

人々の心が躍る革新的な「技術」「製品」「サービス」を。

明日のビジネスや生活の可能性を拡げるチカラになるために。

参照

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