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平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造

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(1)

両翼端が壁面で支持された一様流中の平板翼の後流特性が風洞実験で計測されると,そのスパン方向 へ形成される後流のコヒーレント構造の要素となるセルはある大きさに保たれる.本研究は,このよう な流れ場で形成される後流のコヒーレント構造の生成メカニズムとその定常的な特性について解析した ものである.三次元の数値計算による流れ場が流線と無次元ヘリシティーによって可視化されると,縦 渦が後流中に生成されることを捉えることができた.このとき,後流中の渦度Ωxは正負交互に回転し ながらスパン方向へ 10 個のセルを形成した.翼表面上の境界層内部における摩擦応力の分布には,後 流中の渦度Ωxと同様の分布がその後縁側で生じたが,その前縁側や翼表面上の大部分の領域には形成 されなかった.後流中のスパン方向の渦運動が渦度輸送方程式の各生成項によって評価されると,レイ ノルズせん断応力 による渦度の生成が乱れによるものの中では最も大きく,かつその分布はス パン方向へ構造的に変化した.このレイノルズせん断応力 の運動が定在波を形成するとして整 理されると,定在波の運動を満足する条件が遠距離場後流でのコヒーレント構造に存在することがわか った. v'w' r v'w' r

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造

ながれ 22(2003)325−335. 〔原著論文〕

The Standing Wave Formed in the Wake of a Flat Plate

Blade and the Coherent Structure

Souichi SASAKI and Yoshio KODAMA,

Dept. of Mechanical Systems Engineering, Nagasaki University (Received 9 September, 2002 ; in revised from 9 June, 2003)

When the wake characteristics of a flat plate blade supported by the wall were measured in a wind tunnel experiment in a uniform flow, the cell such an element of the coherent structure of the wake to the span direction will be maintained at a certain size. In this study, authors analyzed the generating mechanism and the steady characteristics of the coherent structure in the wake. According to the flow field visualized by a 3-dimensional numerical solver with the streamline and the normalized helicity, it was clarified that the streamwise vortices were generated in the wake. Then the vorticities Ωx formed regularly ten cells rotating alternately to the span direction. On the limiting stremline inside of the

boundary layer on the blade surface, the same distribution as the vorticities Ωxin the wake occurred at

the trailing edge, however, the regularity distribution did not exist at the leading edge or the almost inside region of the boundary layer. Moreover, when the vortex motion to the span direction was estimated by each production terms of the vorticity transport equation, the production of the vorticity Ωx by the

Reynolds share stress was the largest among the production terms by turbulent flow, and it

distributed structurally to the span direction. When it was summarized as if the motion of the Reynolds

share stress formed a standing wave, authors pointed out that the condition which satisfied

motion by the standing wave existed in the coherent structure at the far wake.

(KEY WORDS): Blade, Wake, Standing Wave, Coherent Structure, Vorticity, Reynolds Stress v'w' r v'w' r *長崎大・工  

佐々木 壮 一

長崎大・工  

児 玉 好 雄

(2)

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造 1 序 論 柱状物体を通過する流れが層流から乱流へ遷移 する領域の後流にはカルマン渦だけでなく,その スパン方向にも構造的な後流が形成される.流れ の干渉による後流構造はコヒーレント構造と称さ れ,この構造の規則性や形成メカニズムに関する 研究が活発に行われてきた1,2).横井ら3)は,円 柱の後流に形成されるスパン方向のコヒーレント 構造を水槽実験で可視化し,レイノルズ数の増加 とともにスパン方向へ隣り合って発生する渦の間 隔が小さくなることを示した.同文献によれば, この構造は円柱前方のよどみ点より流下してきた 流れが,円柱表面で三次元はく離をすることで生 じると考察されている.この三次元はく離の現象 は,木枝ら4,5)の円柱周りの三次元数値シミュレ ーションによる流れでも確認されており,主たる 周波数毎にモード解析をした結果が詳しく議論さ れている.しかし,文献(3)の実験的傾向にも示 されるように,レイノルズ数が 103を超える後流 のスパン方向の渦間隔は必ずしも小さくならず, この現象については乱流構造が複雑さを増すこと から言及されていない. 著者らは,レイノルズ数が約 105における一様 な流れ場に設置された平板翼の後流特性を風洞実 験で調査してきた6).同実験では,スパン方向の セルの大きさがスパン方向相関長さとして整理さ れると,その大きさはある主流速度の範囲では後 流の半値幅の約 3 倍になることが明らかにされて いる7).このような後流のコヒーレント構造の特 性は柱状物体から発生する空力音のスパン方向の 音源の大きさとして応用されている8).この空力 音の音源の大きさが形成されるメカニズムは,こ れまで境界層内部の不安定な流れの非線形性によ って生じる三次元はく離の統計的性質と解釈され てきた.しかし,後流の規則性を統計的に計測す ることが出来る場合,その流れ場には線形的な渦 運動が存在する可能性は高い.例えば,ターボ機 械などの翼端は必ずハブやシュラウドなどによっ て支持されており,翼の根元側,あるいは先端側 では漏れ渦,馬蹄形渦,随伴渦9)などの三次元的 な渦が発生する.このような場合における後流の コヒーレント構造の形成メカニズムについては, 縦渦の回転によって引き起こされる翼スパン方向 の渦運動との関係を考慮する必要がある.しかし, スパン方向の渦運動と後流のコヒーレント構造と の関係についてはこれまで十分な議論がなされて おらず,これは流れの非線形性によって生じるコ ヒーレント構造とは性質を異にするものである. 翼端が壁面で支持された平板翼の後流のコヒーレ ント構造の形成メカニズムを詳細に解析すること は,現実的な有限長の物体後流に形成されるコヒ ーレント構造に対して新たな知見を提供すること ができる. 本研究は,有限長の平板翼後流のスパン方向に 存在するコヒーレント構造の形成メカニズムの解 明を目的としたものである.解析の対象となる平 板翼は迎え角 0°で一様流中に設置されており, その両翼端が壁面で支持されている.この平板翼 の後流に形成されるスパン方向のコヒーレント構 造は三次元の数値計算を基にして可視化され,後 流のコヒーレント構造とスパン方向の渦運動との 関係は渦度輸送方程式の生成項によって評価され ている.これらの解析結果に基づき,平板翼後流 の コ ヒ ー レ ン ト 構 造 は レ イ ノ ル ズ せ ん 断 応 力 によって生じる後流中の定在波と関係 することを以下に詳述する. 2 数値計算と風洞実験 2.1 流動モデル 図 1 は一様流中に設置された迎え角 0°の平板 翼の後流に形成されるコヒーレント構造の流動モ デルを示したものである.座標系は翼弦長方向が x,翼厚方向がy,スパン方向がzである.一様 流中に置かれた平板翼の後流にはスパン方向へ位 相の異なるカルマン渦が放出される.スパン方向 の渦の要素はセル10)とも呼ばれ,これらがスパ v'w' r *〒852-8521 長崎市文教町1-14E-mail : [email protected]

(3)

佐々木壮一・児玉好雄 ン方向に渡るコヒーレント構造を形成する.著者 らは,平板翼後流のセルの大きさがスパン方向相 関長さLSとして整理されると,それは後流の半 値幅b1/2の約 3 倍の大きさとなることを風洞実験 で明らかにしている7) 2.2 計算方法 本研究における三次元の流れ場は擬似圧縮法11) により計算されたものである.支配方程式は保存 形のRANS方程式と連続の式により,式(1)とし て与えられる. このとき ここで,βは擬似圧縮係数(本計算ではβ =1.0), µtは渦粘性係数である.RANS方程式の非粘性項 の流束は構造格子の界面で 3 次精度のMUSCAL 法により計算され,粘性項は 2 次精度の中心差分 で計算されている.レイノルズ数Reは1.0×105 して計算した.乱流モデルにはBaldwin-Lomax モデル12)(以下B-Lモデルと略記)が適用されて いる.後節で示される結果は 24,000 回の繰り返し 計算で流れを定常状態へ収束させたものである. 2.3 格子の最適化 擬似圧縮法による計算精度は物体境界直上の最 小格子幅の大きさによって左右される.そこで, 図 2 に示される平板周りの流れがパラメトリック に計算され,その計算結果を基にして最適な最小 格子幅の大きさが検討されている.平板の格子は 主流方向,及び主流と垂直方向へ不等間隔にそれ ぞれ 61 点と 32 点作成され,スパン方向には等間 隔に 5 点作成されている.平板の前縁はx / C =0 であり,後縁はx / C =1.0 である.弦長C =1.0 の 平板がy / C =0 に位置している. 図 3 には,平板の最小格子幅∆ ηminと平板上の 平均摩擦係数−Cf の関係が異なるレイノルズReで 0 = + + + + + + z H y G x F z H y G x F t q v v v ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ ¶ (1) , , , , / 2 2 2 ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + = ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + = ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + = ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ë é = w p w wv wu H v vw p v vu G u uw uv p u F p w v u q b ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + + -= ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + + -= ú ú ú ú ú û ù ê ê ê ê ê ë é + + -= 0 2 0 2 0 2 z y z x z v z y y x y v z x y x x v w w v w u H , v w v v u G , u w u v u F n n n r m n t Re C U + º 0 Blade U0 ; Uniform Flow Cell LS; Span-wise Correlation Length b1/2; Half width of

the half depth

z x y 図 1 後流に形成されるコヒーレント構造の流動 モデル 図 3 最少格子幅と平均摩擦係数の関係 図 2 平板の格子 10-3 10-2 10-1 10 -8 -7 -6 -5 -4 -3 -2 -1 10 10 10 10 10 10 10

D h

min

C

f Re =1.0×104 Re =1.0×105 Re =1.0×106 Re =1.0×107 -2.0 -1.0 0 1.0 2.0 3.0 4.0 0 1.0 2.0 im = 61 jm = 32 km = 5 Leading edge, x/C=0 Trailing edge, x/C=1.0

y/

C

x/C

Plate

(4)

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造 計算された場合について示されている.図中の破 線は,各レイノルズ数での最小格子幅∆ ηminが y+=1 となる関係を示したものである.平板上の 平均摩擦係数−Cfは図中の破線よりも左側の格子 幅で一定の値となることがわかる. 図 4 はレイノルズ数Reと平均摩擦係数−Cfの関 係を示したものである.図中の●がB-Lモデルを 用いずに計算した結果であり,○がB-Lモデルを 用いた計算結果である.また,図中の一点鎖線は Blasiusの式による層流の平均摩擦係数の関係を 示したもので,破線はSchoenherrの式による乱 流の平均摩擦係数の関係を示したものである13) このとき,数値計算に用いられた最小格子幅は図 3 の破線よりも左側の大きさであり,これは最小 格子幅の大きさがy+≦ 1.0 の条件を満足するもの である.計算結果の平均摩擦係数は一点鎖線と破 線にそれぞれ一致した値となる.即ち,本計算に おける平均的な乱流特性を決定するための一つ目 安は,最小格子幅がy+=1.0 近傍となるように定 めればよいことがわかる. 図 5 はスパン長さb / C =4.0 の平板翼の格子形 状を示したものである.x-y平面における平板翼 の断面形状は後縁が切り立った形状となってい る.このため翼周りに連続した節点をもつ格子が 作成されると後縁の角部での形状が歪み,これが 計算精度の劣化を招くことになる.本計算では, 翼側の格子と後流側の格子が後縁の切り立った形 状を正確に形作るために各々作成され,その境界 部分の流れの数値解を互いの境界条件として与え 合いながら計算することが可能な接合格子法が用 いられている.接合格子の主要諸元は表 1 に示さ れる通りである.平板翼の翼厚はD/C =0.1 であ り,この平板翼がスパン長さb / C =2.0 ,3.0,4.0 の 3 種類について作成されている.解析領域の範 囲 は 翼 弦 長 C を 基 準 にx / C =− 4 . 0 ∼ 5 . 0 , y / C=−4.0 ∼ 4.0,z / C= 0 ∼ 4.0 とした.境界条 件は,翼側の格子の外側境界に一様な主流速度 U0がDirichlet条件として与えられ,後流側の外 側境界と流出境界にはNeumann条件が与えられ ている.また,風洞実験の流れと条件を等しくす るために,翼表面だけでなく翼端側の壁面にも Non-slip条件が課せられている.

-4.0∼4.0

y/C

0.1

D/C

Thickness

2.0, 3.0, 4.0

b/C

Span

56×48×101

Blade side

Number of

point

Wake side

48×68×101

-4.0∼5.0

x/C

Scale of grid

0∼4.0

z/C

1.0

C

Chord

表 1 接合格子の諸元 図 5 平板翼の接合格子 Blade Wall Wall x y C D

z

x

y

b D/C=0.1 b/C=4.0 図 4 レイノルズ数と平均摩擦係数の関係 103 104 105 106 107 108 109 100 101 102

Re

1000

C

f

Cal. (without B-L model) Cal. (with B-L model) Blasius Eq. (laminar flow) Schoenherr Eq. (turburent flow)

(5)

佐々木壮一・児玉好雄 2.4 風洞実験 風洞実験で用いられた平板翼の形状は図 5 の二 次元の格子形状と同じである.平板翼の翼弦長C は 50mm,翼厚Dは 5mmである.スパン長さ bは実験装置のノズル形状に合わせて 100mmと した.風洞装置はオープンチャネル形で,主流の 乱れはノズル出口で 0.2 % 以下である.ノズル出 口での主流速度はおよそ 30.0m/sに統一されてお り,このとき翼弦長Cを基準としたレイノルズ数 Reは約 1.0 × 105である.平板翼はノズル出口か ら 100mm後方に設置され,その両翼端が壁面で 支持されている.後流特性の計測にはx型熱線プ ローブが用いられている.後流の速度と速度変動 の分布はその熱線プローブをトラバース装置で移 動しながら熱線流速計で測定されたものである. 熱線流速計から出力される電圧信号はトラバース 装置が 1 ステップ移動する毎にADコンバーター を介して計算機へ入力され,速度のアンサンブル 平均と速度変動のrms値が計算機でリアルタイム に解析される. 3 後流構造の解析 3.1 渦度輸送方程式による解析 式(2)は流れ方向へ軸をもつ時間平均された渦 度輸送方程式を示したものである14,15). ここで, 式(2)の右辺第 1 項は平均伸長による渦度の生成, 第 2,3 項は平均せん断による渦度の生成,第 4, 5,6 項はレイノルズ応力による渦度の生成,第 7 項は粘性による渦度の消散を表す.後節の解析で は文献(15)を参考にして,右辺第 1,2,3 項を非 粘性生成項と呼び,また第 4,5,6 項を乱流生成 項と呼ぶことにする.望月ら16)のレイノルズ数 が 1.0×104におけるハーフデルタ翼の風洞実験で は,粘性項は他の項と比較して 2 桁小さいと記さ れている.これを参考に,ここでは粘性項が渦度 Ωxの消散へ及ぼす影響は小さいものとして取り 扱う. 3.2 後流に形成される定在波 壁面によって支持された柱状物体の翼端側に は,主流方向へ軸をもつ渦度Ωxが二次流れなど によって形成される17,18).本論文中における以下 の説明では,この渦が縦渦と呼ばれている.本研 究の対象となる後流のコヒーレント構造はこれら の縦渦によって生じるスパン方向の渦運動との関 係を議論するものであり,流れの非線形現象によ って生じる瞬時のコヒーレント構造について言及 するものではない.図 6 はy-z断面における平板 翼の後流の速度成分 (v, w) による流線の変形に関 する概念図を示したものである.回転方向の異な る縦渦対が二次流れなどにより翼端側でy=0 を 中心として軸対称に生成されると,そのスパン方 向(z方向)の流線は 2 つの縦渦の干渉により発 振すると考えられる.スパン方向の渦運動がカル

(

)

( )

x z y x x w v z y w w v v z y y w u z v u x z u y u x u z w y v x u W n W W W W 2 2 2 2 2 2 Ñ + ¢ ¢ -÷÷ø ö ççè æ ¶ ¶ -¶ ¶ + ¢ ¢ -¢ ¢ ¶ ¶ ¶ + ÷÷ø ö ççè æ ¶ ¢ ¢ ¶ + ¶ ¢ ¢ ¶ ¶ ¶ + ¶ ¶ + ¶ ¶ + ¶ ¶ = ÷÷ø ö ççè æ ¶ ¶ + ¶ ¶ + ¶ ¶ (2) ÷÷ø ö ççè æ ¶ ¶ + ¶ ¶ = Ñ ¶ ¶ -¶ ¶ = ¶ ¶ -¶ ¶ = ¶ ¶ -¶ ¶ = 2 2 2 2 2 , , z y y u x v x w z u z v y w z y x W W W

y/C

z/C

W

x

Blade

Wall

2 / 1

2

2

/

b

y

»

l

S z

/

2

»

L

l

図 6 y - z断面における平板翼後流の概念図

(6)

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造 マン渦と同じ周波数で振動するならば,スパン方 向の振動も統計的には線形の現象として捉えるこ とができる.このとき渦度輸送方程式の右辺第 6 項のレイノルズせん断応力 による生成項が 式(3)のラプラスの式として仮定されると,スパ ン方向の渦運動を線形化することができる. 縦渦対の干渉によって生じる速度成分vwの流 線の変形が大きな位置では,混合長理論の関係か ら強いレイノルズせん断応力 が発生する. 従って,スパン方向の流線が縦渦の運動によって 規則的な変形をするならば,式(3)の解も同様な 振動をすると考えられる.式(4)は,式(3)の解を 調和関数として近似したものである. ここで,Τは の最大値,λyとλzはそれぞ れyz方向の波長である.式(4)の波長がλyz の関係となるとき,式(3)のラプラスの式が満足 される. 平板翼の両翼端が壁面で支持されると,両翼端 の縦渦対の回転はz=b/2 を中心として軸対称のせ ん断層を形成するため互いに反転する.このため, 式(4)の振動はスパン方向へ互いに対向して進行 すると考えられる.従って,スパン中央付近で形 成されるレイノルズ応力の分布は,式(4)の解の 重ね合わせから次にように表すことができる. 式(5)は,例え後流のコヒーレント構造がカルマ ン渦によって非定常の挙動を示す場合において も,スパン方向には波長λzの定在波が生じるこ とを示すものである. 4 結果および考察 4.1 実測値の後流特性との比較 図 7 はx-y断面における平板翼後流の主流方向 速度成分u/U0の分布を実測値と計算値の両者で 比較したものである.(a)が風洞実験によって計 測された実測値の速度分布であり,(b)が数値計 算の速度分布である.u/U0の分布は平板翼背面の 死水領域で主流よりも減速し,主流と死水領域と の間には速度せん断層が形成されている.計算値 の後流の速度分布は,このような実測値の傾向を 再現することができている. 図 8 は,翼後縁から 2.0D後方(x/C=1.2 )で v'w' r v'w' r v'w' r ) 0 ' ' ( 0 ' ' 2 2 2 2 ¹ = ÷÷ø ö ççè æ ¶ ¶ -¶ ¶ vw vw z y Q (3) ÷÷ø ö ççè æ + ÷ ÷ ø ö ç ç è æ + = y z t w v z y w l l Tsin 2p sin 2p ' ' wt (4) ) cos( 2 sin 2 sin 2 2 sin 2 sin 2 sin ' ' t z t y t z t z t y w v z y z z y w l p w l p T w lp w lp w lp T × ÷÷ø ö ççè æ ÷ ÷ ø ö ç ç è æ + = þ ý ü î í ì ÷÷ø ö ççè æ -+ ÷÷ø ö ççè æ + ÷ ÷ ø ö ç ç è æ + = (5) 図 8 レイノルズせん断力ru'v' の分布 図 7 平板翼後流の主流方向速度の分布 (b)計算値 (a)実測値

r

uÕvÕ

y/C

0 0.1 0.2 0 0.01 0.02 D/C =0.1 Re =1.0×105 x/C =1.2 Exp. Cal. 0.0 0.1 0.2 0.8 1.0 1.2 1.4 0.6 0.8 1 0.6 x/C y/C D/C=0.1 Re=1.0 ´ 105 Trailing edge blade 0.0 0.1 0.2 0.8 1.0 1.2 1.4 0.20.4 0.6 0.8 x/C y/C D/C=0.1 Re=1.0 ´ 105 Trailing edge blade

(7)

佐々木壮一・児玉好雄 のレイノルズせん断応力 の翼厚方向(y 方向)の分布を示したものである.実測値と計算 値の の最大値はそれぞれ 0.0145 と 0.0166 となった.計算値のレイノルズ応力は実測値より も僅かに強くなるが,両者の間にオーダー的な誤 差は発生しなかった.また,計算値のレイノルズ 応力は実測値よりもややy方向へ広がった分布と なるが,本研究で対象とする後流のコヒーレント 構造の規則性やセルの大きさを考察するには支障 のない程度である. 4.2 後流構造の可視化 図 9 は平板翼を通過する流線と無次元ヘリシテ ィー19)の分布を三次元的に可視化した図を示し たものである.(a)は平板翼周りの流れの全体図 を示したものであり,(b)は(a)のA部を拡大し た図である.無次元ヘリシティーは式(6)として 与えられる. ここで, は渦度ベクトル, は速度ベクトル を示しており, はベクトルの絶対値である. 無次元ヘリシティーは渦度ベクトルと速度ベクト ルの成す角の余弦を意味する.即ち,この値が 1.0 に近いほど互いのベクトルの方向が一致し, これは縦渦がその位置で形成されていることを意 味する.図中の無次元ヘリシティーは 0.9 を閾値 として,その値以上の空間的な分布が等数値面で 表示されている.濃い色が正の値,淡い色が負の 値である.(a)の流線の形状は翼の後流でスパン の中央付近からz方向の広い範囲に渡って変化し ない.x-y平面におけるこの流線は渦巻くように 変形しており,これが平板翼後流の二次元的な流 線の特徴である.(b)の拡大図では,側壁近傍の 流線が徐々に二次元的な流線を形作るよう三次元 的ならせん状の変形をしていることがわかる(図 中のB部).一方,(a)の可視化画像には,平板 翼の表面上には無次元ヘリシティーの分布は存在 しない.これは,縦渦が時間平均的には翼表面上 V W u'v' r u'v' r に存在しないことを示すものである.また,(b) の後流側の無次元ヘリシティーは主流が三次元的 な流線と干渉する位置で可視化されており,これ は縦渦がこの位置で生成されていることを示すも のである. 図 10 は平板翼表面上の限界流線と後流中の渦 度Ωxの等数値面(Ωx=0.01 )を示したもので V V Hn r r r r W W × = (6) z x y U0 Wall B +Hn D/C=0.1 b/C=4.0 Re=1.0×105 図 9 流線と無次元ヘリシティーの可視化(Hn=0.9) 図 10 限界流線と渦度の等数値面の可視化(Ωx=0.01) (b)A部の拡大図 z x y -Hn +Hn U0 Wall Wall D/C=0.1 b/C=4.0 Re=1.0×105 A (a)全体図 z x y - x + x U0 Wall Wall D/C=0.1 b/C=4.0 Re=1.0×105 Ω Ω

(8)

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造 ある.ここでは,後流の規則性をより明確にする ために速度の大きさ が 0.4 以 下の領域における渦度Ωxを可視化した.限界流 線は物体表面上の摩擦応力線であり,物体に湧き 出しや吸い込みがなければ限界流線のパターンが はく離線,あるいは再付着線に対応する20).限界 流線のパターンには平板翼の前縁側と翼表面上の 大部分の領域には規則的な変化がなく,後縁側で 後流の渦度Ωxと同様の分布が生じている.また, 平板翼の後流中には同程度の強さを有する 10 個 の渦度Ωxが正負交互に形成されている.このと き,単純にスパン長さb/C=4.0 を 10 分割するこ とでセルの大きさを見積もると,1 つのセルの大 きさは約 0.4,即ち翼厚Dの 4 倍程度の大きさと なる.これは,飯田ら2),あるいは深野ら21) 実測値のスパン方向相関長さLsの値に近い.例 えば,このセルの大きさが後縁での層流境界層の 厚さ とで比較されると,このセ ルの大きさはδの約 25 倍となる.しかし,本計 算で設定されたスパン方向の格子点数では後縁側 の 1 つのセルの境界層内部における 25 個の縦渦 構造を計算することができない.このことから, 本実験結果における後縁側の限界流線の分布は後 流中のコヒーレント構造によって形成されたもの であると考えられる. 4.3 後流構造の解析 本節では,後縁から翼弦長方向に 2.0D後方 (x/C=1.20 )のy-z断面におけるスパン方向の後 流構造が解析されている.ここで,渦度輸送方程 式の非粘性生成項の分布が渦度と速度の変形との 積で表示されると,右辺第1項から第 3 項の三者 ともスパン方向へ構造的な変化が生じ,かつ, y/C<0.05 の領域におけるスパン中央付近での 各生成項の平均的な大きさは 1/10 程度のオーダ ー(対数表示で−1)となった.そこで,非粘性 生成項は図 11 の(a)から(f)に示されるように渦度 と速度の変形に分けて評価した.いずれも左側が 渦度の分布,右側が主流方向速度の伸長とせん断 による変形の分布である.また,翼端側の壁面せ ん断層近傍での流れはスパン中央付近の流れと比 較して大きく変形するために,各生成項の値はそ の絶対値の対数を用いて整理されている.(b)の 速度の伸長による変形∂u /xはスパン方向へ一 様な分布となった.このため,これが渦度Ωxの コヒーレント構造を形成する直接の原因ではない ことがわかる.また,同様に(d)の速度のせん断 による変形∂u /yと(e)の渦度Ωzの分布もスパ ン方向へ一様になった.一方,(c)の渦度Ωyと(f) の速度のせん断による変形∂u /zの分布にはス パン方向へ構造的な変化が生じた.Ωyは渦度の 定義から∂u /zを含むために,ここで両者が渦度 Ωxの生成に与える影響を議論することはできな い.しかし,(a)の渦度Ωxの分布における節の位 置は,(c)のΩyあるいは(f)の∂u /zの節の位置 とスパン方向へ渡って一致した分布となり,互い d (= 5x/ Rex) (= u2+ +v2 w2) 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -3 -3 -3 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -3 -1 -1 -1 -1 -1 z/ C y/C D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -2 -2 -2 -1 -1 -1 -1 0 0 0 0 0 0 0 0 -1 -1 -2 -1 -1 -1 -1 0 1 -1 z/ C y/C D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -1 0 1 -2 -2 -2 -2 -2 -2 -2 -1 -1 -1 0 0 0 0 0 0 0 -1 -1 -1 0 -10 -1 -2 -2 z/ C y/C D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall 図 11 渦度と主流方向速度の変形の分布 (a)Ωx (b)∂u /x (c)Ωy (d)∂u /y (e)Ωz (f)∂u /z

(9)

佐々木壮一・児玉好雄 の分布が無関係ではないことがわかる. 図 12 の(a)から(e)は同じ断面での乱流生成項 の各要素の分布を個別に示したものである.(a) と(b)のレイノルズせん断応力の伸長による生成 項の分布には,スパン方向へ構造的な変化が生じ るものの,スパン中央付近での生成項の大きさは 非粘性生成項の平均値(対数表示で−1 )よりも 2 桁ほど小さい.(c)のレイノルズ垂直応力 による生成項の分布はスパン方向へ一様な分布と なり,スパン中央付近では流線の可視化で確認さ れた後流の二次元的なせん断層の影響が現れてい る.一方,(d)のレイノルズ垂直応力 の生 成項はスパン中央付近で よりも 3 桁ほど 小さく,これらのレイノルズ垂直応力の和が全体 としてスパン方向のコヒーレント構造の形成に及 ぼす影響は小さいと考えられる.(e)のレイノル ズせん断応力 による生成項の分布はスパ ン方向へ構造的に変化し,その値は乱流生成項の 中で最も大きくなった.また,この生成項はスパ ン中央付近においても 1/10 程度の大きさを維持 しており,これは非粘性生成項の平均的な大きさ と同程度となった. 図 13 はy - z断面におけるレイノルズせん応 力 の分布を異なるスパン長さの平板翼に ついて比較したものである.(a)がスパン長さ b/C=2.0,(b)がb/C=3.0,(c)がb/C=4.0 の計 算結果である.これら三者のレイノルズせん断応 力rv'w' のセルはスパン方向へ正負交互の符号 v'w' r v'w' r v'v' r w'w' r v'v' r y/C 0.0 1.0 2.0 -0.2 -0.1 0.0 -5 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 0.0 1.0 2.0 0.0 0.1 0.2 D/C=0.1 b/C=2.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 blade z/ C Wall Wall z/ C y/C 0.0 1.0 2.0 3.0 -0.2 -0.1 0.0 -5 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -5 0.0 1.0 2.0 3.0 0.0 0.1 0.2 blade Wall Wall D/C=0.1 b/C=3.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 y/C 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 -5 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -5 -3 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 z/ C blade Wall Wall D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 図 13 レイノルズせん断力rv'w'の分布 z/ C y/C 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -3 -2 -2 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1 -1-1 -1 -1 -1 0 0 0 0 1 -1 -1 0 -2 0 -1 -2 -3 -3 -2 -2 -1 -1 -1 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 -1 -1 -1 -3-2 -1 -1 -1 -3 -1 -1 D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -2 -1 0 1 1 1 2 2 1 -1 1 1 -3 -3 -2 -2 -1 -1 -1 -1 -1 0 0 0 1 1 1 -3 1 0 2 -3 -1 z/ C y/C D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 -0.2 -0.1 0.0 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 0.0 0.1 0.2 -3 -3 -3 -3 -1 -1 -1 -1 -1 -3 -1 1 1 -1 1 1 -1 1 1 z/ C y/C D/C=0.1 b/C=4.0 x/C=1.2 Re=1.0 ´ 105 wall wall (a) (b) x u v z x u w y ¶ ¶ ¶ ' ' ¶         ¶ ¶ ' '         (c) y z v v (d) y z w w ¶ ¶ ¶

(

¶ ' '

)

¶ ¶ ¶

(

¶ ' '

)

(e) y − ¶z v w        

(

− ' '

)

2 2 2 2 図 12 乱流生成項の分布 (a)b/c = 2.0 (b)b/c = 3.0 (c)b/c = 4.0

(10)

平板翼の後流に形成される定在波とコヒーレント構造 で配置される.いずれも翼端側で形成される壁面 せん断層が 0.5 程度の領域を占めており, のセルはそのせん断層に挟まれた領域で規則的に 形成されている.スパン方向のコヒーレント構造 を形成するこのセルの数は,スパン長さが大きく なるにしたがって増加することがわかる.表 2 は 後流の の 1 つのセルの大きさを定在波の 波長λz/2 として整理したものである.ここで,N は後流のコヒーレント構造を形成するセルの数で あり,これは図 13 の壁面せん断層の影響を受け ない のセルの個数を数えたものである. この整理では定在波の波長λz/2 は,スパン長さ b/Cが 3.0 と 4.0 の場合において,翼厚の約 3 倍 の大きさとなった.これは,著者らが実際に風洞 実験で計測した平板翼(b/C=4.0)のスパン方向 相関長さと同程度の大きさである7) 図 1 4 は 主 流 方 向 へ 発 達 す る 後 流 の 半 値 幅 2b1/2/ Dの変化を示したものである.図中の●印 が風洞実験の実測値であり,○印が数値計算の結 果である.図中の実線は,Schlichtingの実験で 確認されている遠距離場後流における半値幅の特 v'w' r v'w' r v'w' r 性 を示したものである13).半値幅 の大きさは後流中のカルマン渦の時間平均的な渦 間隔によって変化する.従って,これは翼厚方向 (y方向)の定在波の波長λy/2 と関係する後流特 性であると考えることができる(図 6 参照).計 算結果の後流の半値幅はおよそx / D≧ 14 の領域 で遠距離場後流の特性となった.半値幅 2b1/2と 定在波の波長λy/2 を厳密な意味で比較をするこ と は で き な い が , 遠 距 離 場 で の 後 流 の 半 値 幅 2b1/2は翼厚の 3 倍程度の大きさとなり,これらの 特性は定在波の存在を満足する条件λyzに近 づくことがわかった. 5 結 論 両翼端が壁面で支持された一様流中の平板翼後 流のスパン方向へ形成されるコヒーレント構造の 特性について解析し,以下の結論を得た. (1)流線と無次元ヘリシティーによる流れの可視 化では,平板翼を支持する壁面近くで発達す る三次元的なせん断層と主流が干渉する位置 で,縦渦の生成が確認された.また,翼厚比 0.1,スパン長さ 4.0 の平板翼の後流のコヒー レント構造は 10 個の渦度Ωxのセルから形成 された. (2)平板翼表面上の限界流線のパターンには,そ の前縁側と翼表面上の大部分の領域には規則 的な変化がなく,その後縁側で後流中の渦度 Ωxと同様の分布が生じた. (3)渦度輸送方程式の各生成項を用いて後流構造 を解析した結果,乱流生成項の中ではレイノ ルズせん断応力 による渦度の生成が 最も大きく,かつそれはスパン方向へ構造的 に分布した. (4)平板翼の後流中のセルの大きさが定在波の波 長λz/2 として整理されると,それは翼厚の 約 3 倍の大きさとなった.これは風洞実験に よって確認されている実測値のスパン方向相 関長さと同程度の大きさであった. (5)後 流 中 の 定 在 波 の 運 動 が 満 足 さ れ る 条 件 λyzは遠距離場の後流中で形成されるコヒ v'w' r b1 2/ ∝a x ( ) 図 14 後流の半値幅の変化

10

20

30

40 50

1

2

3

4

5

Exp. Cal. D/C=0.1 Re=10×105

x/D

2b

1/2

/D

x

b

1/2

µ

a

3.0 0.3 10 4.0 5.0 0.5 2 3.3 0.33 6 3.0 0.1 2.0 (λz/2) /D

λ

z/2 N D/C b/C 表 2 平板翼の後流特性

(11)

佐々木壮一・児玉好雄

ーレント構造に存在することがわかった.

参 考 文 献

01)Y. Maruta, S.Kotake : Separated Flow Noise of a Flat Plate at Large Attack Angles, Journal of Sound and Vibration 89(3) (1983) 335-357.

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06)H. Hayashi, S. Sasaki, Y. Kodama and T. Fukano :

Study of 3-dimensional Coherent Structure of Wake Vortices and Aeroacoustic Source, 6th. AIAA/CEAS Aeroacoustics Conference, AIAA-2000-1974 (2000) CD-ROM. 07)田上光一,林秀千人,佐々木壮一,児玉好雄:乱 流騒音の相関長さに関する実験的研究,日本機械 学会九州支部講演論文集,No.008-2 (2000-7) 117-118. 08)加藤千幸,高野 靖,飯田明由,藤田 肇,池川昌 弘:LESによる流体音の予測(第 1 報,二次元円 柱からの放射音),日本機械学会論文集(B編) 60-569(1994-1) 126-132. 09)生井武文,井上雅弘:ターボ送風機と圧縮機,コ ロナ社(1998-8) 462.

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参照

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