資源メジャーの
2007 年第4四半期動向
平成20年7月
平成 20 年度 情報収集事業報告書 第 2 号はじめに
世界的な金属資源価格の高騰を受け、鉱物資源の大輸入国である我が国では原料資源調達が 急務となってきており、これら鉱物資源を安定的に確保するためには、その需給の状況・動向等を 的確に把握することが不可欠である。 また、我が国の海外鉱山開発事業の円滑な推進を支援するために、マクロ的な需給動向のみな らず、世界の鉱山・プロジェクト、探鉱開発の動向を常時注視し、企業活動の推移と傾向を分析調 査することは、大変意義のあることと考える。 本報告書は、このような状況を踏まえ、国際金属研究会(銅、鉛・亜鉛、ニッケル)のマンスリー レポート等をベースにしたマクロな需給動向調査に加え、世界の資源メジャー企業のクォータリー レポート、各国統計機関の発表等により経営・生産状況、探鉱開発等の動向をレビューし、「クォー タリー・レビュー」としてとりまとめたものである。 最後に、本報告書が関係各位の参考となれば幸いです。 平成 20 年 7 月 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 金属資源開発本部 企画調査部 おことわり:本報告書の内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構とし ての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行っては おりますが、本報告書の内容に誤りのある可能性もあります。本報告書に基づきとられた行動 の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及び執筆者は何らの責任を 負いかねます。クォータリー・レビュー
-資源メジャーの 2007 年第 4 四半期動向-目 次
はじめに Ⅰ.ベースメタルの国際市況と需給動向 ··· 1 1. 銅 ··· 1 2. 鉛 ··· 4 3. 亜鉛 ··· 6 4. ニッケル ··· 8 Ⅱ.世界の主要生産者の動向 ··· 10 1. 銅企業の動向 ··· 10 2. 亜鉛企業の動向 ··· 11 3. ニッケル企業の動向 ··· 12 Ⅲ.主要企業の 2007 年第 4 四半期動向レビュー ··· 13 1. CODELCO ··· 13 2. BHP Billiton Limited ··· 15 3. Grupo Mexico ··· 19 4. Rio Tinto ··· 215. Freeport-McMoRan Copper & Gold (FCX)··· 23
6. KGHM Polska Miedz··· 27
7. Antofagasta Plc··· 28
8. Anglo American··· 29
9. Barrick Gold··· 31
10. Newmont Mining Corporation··· 33
11. Teck Cominco Ltd.··· 34
12. Peñoles··· 36
13. Aneka Tambang··· 38
14. Vale (CVRD) : Companhia Vale do Rio Doce ··· 42
15. Xstrata··· 44
16. Kazakhmys··· 46
Ⅳ.その他企業の動向、主要国の生産統計 ··· 50 1. 豪州企業 ··· 50 2. 中国企業 ··· 83 Ⅴ.主要国、主要鉱山の生産統計 ··· 84 1. 主要国の生産統計 ··· 84 (1) チリ (2) ペルー (3) ボリビア (4) メキシコ (5) オーストラリア (6) 中国 2. 主要鉱山の生産統計 ··· 90 (1) Grasberg 鉱山 (2) Morenci 鉱山 (3) Antamina 鉱山
Ⅰ.ベースメタルの国際市況と需給動向
1.銅
1. 銅の LME 価格は、供給不足が続いたため 5,200US$/t 台から 8,200US$/t 台と依然高い水準 で推移した。 2. 2007 年の世界消費は前年同期比 6.6%増。鉱山生産は 3.2%増。地金生産は 4.5%増。 3. 2007 年の需給バランスは、42 千 t の供給不足。 (1) 国際価格 (1~12 月) LME 銅価格は、2007 年 1~12 月には乱高下を繰り返し 5,200~8,300US$/t 台で推移した。年前 半は供給不足の状態が続き LME 在庫が減少傾向にあり、再び投機資金の流入が活発化し乱高下し つつ依然高い水準にある。1 月 2 日に 6,201US$/t でスタートした後は、2 月 8 日に一旦 5,226US$/t まで下落した後は上昇傾向にあり、5 月 4 日に 8,225US$/t まで上昇した。その後は乱高下しつつ 8,000US$/t 台前後と依然高い水準で推移した。その間に 7 月 23 日には再び 8,210US$/t と高水準 に達し、他方、8 月 17 日には 6,960US$/t まで下落した。その後は、回復傾向に転じ 10 月 3 日に 2007 年の最高値の 8,301US$/t に達した。その後は LME 在庫の回復を受け、下落を続け 11 月 12 日に 7,000US$/t 台を割り込み 6,779US$/t となり、12 月 18 日には 6,273US$/t まで下落し、12 月 31 日に は 6,677US$/t で終了した。 4,000 4,500 5,000 5,500 6,000 6,500 7,000 7,500 8,000 8,500 9,000 06/1/3 06/2/3 06/3/3 06/4/3 06/5/3 06/6/3 06/7/3 06/8/3 06/9/3 06/10/3 06/11/3 06/12/3 07/1/3 07/2/3 07/3/3 07/4/3 07/5/3 07/6/3 07/7/3 07/8/3 07/9/3 07/10/3 07/11/3 07/12/3 価格 (US $ /t ) 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 在庫 (t ) Cash Stock 出典:LME 銅地金価格と在庫の推移
(2) 需給 (1~12 月) 【需要】 2007 年 1~12 月の世界消費は前年同期比 6.6%増の 18,199 千 t であった。世界消費は 9 月 1,503 千 t、10 月 1,528 千 t、11 月 1,531 千 t、12 月 1,427 千 t と推移している。国別では 3 位ドイツが 0.4%減、4 位日本が 2.4%減、5 位韓国が 1.9%減だったものの、最大消費国の中国が 35.9%と大幅 増、2 位米国が 1.0%増となり全体として増加した。 【供給】 2007 年 1~12 月の鉱山生産 (金属純分、以下同様) は前年同期比 3.2%増の 15,465 千 t であっ た。鉱山生産は 9 月 1,276 千 t、10 月 1,329 千 t、11 月 1,300 千 t、12 月 1,389 千 t と推移して いる。鉱山設備稼働率は 9 月 87.2%、10 月 87.7%、11 月 88.4%、12 月 91.2%と推移している。国 別では、2 位米国が 1.3%減、5 位豪州が微増であったが、最大生産国のチリが 3.7%増、3 位ペルー が 13.5%増、4 位中国が 6.2%増となり全体として増加した。 2007 年 1~12 月の地金生産は前年同期比 4.5%増の 18,157 千 t であった。地金生産は 9 月 1,533 千 t、10 月 1,561 千 t、11 月 1,548 千 t、12 月 1,551 千 t と推移している。製練所設備稼働率は 9 月 84.4%、10 月 82.9%、11 月 84.7%、12 月 81.8%と推移している。国別では、5 位ロシアが微減だっ たが、最大生産国の中国が 18.0%増、2 位チリが 4.5%増、3 位日本が 2.9%増、4 位米国が 5.7%増 となり全体として増加した。 【需給バランス】 2007 年 1~12 月の銅需給バランスは 42 千 t の供給不足であった。年前半は供給不測が続いて いたが 9 月に 30 千 t、10 月 33 千 t、11 月に 17 千 t、12 月 124 千 t の供給超過で推移している。 季節調整後の需給バランスでは、9 月に 74 千の供給超過、10 月に 1 千 t の供給不足、11 月に 13 千 t の供給超過、12 月に 31 千 t の供給不足で推移している。 LME 在庫は 1 月末に 212 千 t であったが、減少を続け 7 月末に 102 千 t まで落ち込んだ。その 後は回復傾向にあり、12 月末 197 千 t となった。 銅の需給状況 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 鉱山生産量 3,512 3,691 3,639 4,100 14,992 3,790 3,852 3,782 4,018 15,465 3.2 6.2 地金生産量 4,209 4,319 4,337 4,480 17,367 4,412 4,520 4,536 4,660 18,157 4.5 2.7 一次 3,667 3,731 3,717 3,842 14,772 3,796 3,847 3,859 3,924 15,369 4.0 1.7 二次 542 589 619 638 2,594 616 672 689 737 2,789 7.5 7.0 消費量 4,166 4,369 4,266 4,218 17,080 4,589 4,683 4,469 4,486 18,199 6.6 0.4 需給バランス 0 -50 71 262 287 -177 -163 67 174 -42 - -※データは国際銅研究会のものを使用しているが合計等は必ずしも合わない。 対前期比 (%) 銅 2006年 前年 同期比 (%) 2007年 出典:国際銅研究会資料
(3) 今後の見通し (国際銅研究会予測) 2008 年の銅世界消費は前年比 3.6%増 (640 千 t 増) の 18,430 千 t となる見込み。中国での伸 びが目立つが、それとともにインド、ロシアの消費が継続的に伸びている。米国、日本は前年並 みで欧州は 2006 年の高いレベルから減少する。 2008 年の銅鉱山生産は前年比 7.3%増 (1.200 千 t 増) の 17,130 千 t となる見込み。これは新 規鉱山開発や生産能力の増加によるものである。2006 年の生産量はチリ、インドネシア、メキシ コでの生産障害により前年並みとなった。2008 年ともに SX-EW 生産は精鉱生産より伸び率が高く なる見込み。 2008 年の銅地金生産については前年比 4.9%増 (880 千 t 増) の 18,950 千 t となる見込み。電 解精錬生産は中国、インド、日本で増加し、SX-EW 生産はチリ、アフリカ、米国で増加する見込 みで、これらが世界の増加の大部分を占める。2006 年に精鉱在庫が大いに消費されたこともあり、 2008 年の精鉱生産が地金生産の伸びを抑制すると予測される。 需給バランスは、2005 年まで供給不足であったが、2006 年は供給超過に転じた。2007 年に 42 千 t と供給不足であったが、2008 年に 520 千 t と供給超過が拡大する見込み。
2.鉛 1. 鉛の国際価格は需給のタイト化を受け高い水準にあり、史上最高値を更新し 3,980US$/t に 達した。 2. 2007 年の消費は前年同期比 2.0%増。鉱石生産は、4.1%増。地金生産は 2.5%増。 3. 2007 年の世界の需給バランスは 70 千 t の供給不足。 (1) 国際価格 (1~12 月)
LME 鉛価格は需給のタイト化を受け、1,500US$/t 台後半から 3,900US$/t 台と高い水準で推移し ている。1 月 2 日に 1,725US$/t でスタートした後、1 月 17 日に 1,575US$/t まで下落した。その 後は乱高下を繰り返しつつ史上最高値を更新し続け 2 月末に 2,000US$/t 台、5 月末に 2,300US$/t 台、6 月下旬に 2,600US$/t 台と急伸した。その後、7 月中旬に 3,000US$/t 台、7 月 23 日には史 上最高値の 3,480US$/t に達した。その後は乱高下しつつも下落傾向になったが、9 月に入り上昇 を続け、10 月 15 日には史上最高値の 3,980US$/t に達した。その後は下落傾向になり、12 月 11 日 に 2,420US$/t まで下落し、12 月 31 日に 2,532US$/t で終了した。 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 06/1/3 06/2/3 06/3/3 06/4/3 06/5/3 06/6/3 06/7/3 06/8/3 06/9/3 06/10/3 06/11/3 06/12/3 07/1/3 07/2/3 07/3/3 07/4/3 07/5/3 07/6/3 07/7/3 07/8/3 07/9/3 07/10/3 07/11/3 07/12/3 US $/ t 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 t Cash Stock 出典:LME 鉛地金価格と在庫の推移
(2) 需給 (1~12 月) 【需要】 2007 年 1~12 月の世界消費は前年同期比で 2.0%増の 8,220 千 t であった。2 位米国が 3.3%減、 3 位ドイツが 2.1%減となったが、最大消費国の中国が 17.4%増、4 位韓国 3.3%増、5 位イタリア 0.7%増により全体として増加した。 【供給】 2007 年 1~12 月の鉱山生産は前年同期比 4.1%増の 3,685 千 t であった。2 位豪州が 4.3%減、5 位 メキシコが 3.0%減であったが、最大生産国の中国が 9.2%増、3 位米国が 1.6%増、4 位ペルーが 5.1%増により全体として増加した。 2007 年 1~12 月の地金生産は前年同期比 2.5%増の 8,150 千 t であった。4 位日本が 1.4%減、5 位 英国が 7.7%減であったが、最大生産国の中国が 3.5%増、2 位米国が 1.2%増、3 位ドイツが 1.8% 増となり全体として増加した。 【需給バランス】 2007 年 1~12 月の需給バランスは、米国備蓄放出を考慮しても 70 千 t の供給不足となった。 LME 在庫は年初から緩やかな上昇傾向にあり 5 月末には 48 千 t となったが、減少傾向に転じ 9 月 には 22 千 t まで減少した。その後回復し、12 月末約 45 千 t となった。 鉛の需給状況 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 鉱山生産量 837 863 863 857 3,540 875 884 938 989 3,685 4.1 5.4 地金生産量 1,999 2,038 1,873 2,036 7,948 2,009 2,104 1,971 2,058 8,150 2.5 4.4 米国備蓄放出 9 7 0 0 0 0 0 0 0 0 - -消費量 1,926 2,009 1,964 2,035 8,057 2,041 2,083 2,034 2,073 8,220 2.0 1.9 需給バランス 83 36 -91 1 -109 -32 21 -63 -15 -70 - -※データは国際鉛亜鉛研究会のものを使用しているが合計等は必ずしも合わない。 鉛 2006年 前年 同期比 (%) 2007年 対前期比 (%) 出典:国際鉛亜鉛研究会資料 (3) 今後の需給見通し (国際鉛亜鉛研究会予測) 世界の鉛地金消費は2008年に8,670千tと見込まれ、前年比約4%増となる。この伸びは主に中国 での消費が自動車等に用いる鉛蓄電池の生産増加により2007年に前年比17%増、2008年に同10.2% 増と見込まれるためである。米国では2007年は前年並み、2008年は2%増、欧州では2007年に0.6% 減、2008年は1.6%増となる見込みである。 世界の鉛鉱山生産は2008年に前年比10.4%増の4,020千tと見込まれる。この伸びは主に中国、サ ン・クリストバル鉱山の生産が許可されたボリビアによる。この他、マケドニア、ポルトガル、 ロシア、スウェーデンなど欧州でも増産が見込まれる。 世界の鉛地金生産は2008年に前年比5.4%増の8,670千tと見込まれる。この伸びはカナダ、中国、 インド、カザフスタン、ポーランド、英国、米国の増産によるものである。 2008年には需給がほぼバランスする見込みである。
3.亜鉛 1. 亜鉛の国際価格は、下落傾向にあるが、需給がタイトなことにより依然高い水準にある。 2. 2007 年の消費は前年同期比 3.7%増。鉱山生産は 9.2%増。地金生産は 7.0%増。 3. 2007 年の世界の需給バランスは 7 千tの供給不足。 (1) 国際価格(1~12 月) LME 亜鉛価格は需給がタイトなこともあり、乱高下しつつ 2,200~4,200US$/t 台で推移した。 1 月 2 日に 4,259US$/t でスタートした後は減少傾向にあり、2 月 8 日に 3,050US$/t まで下落した。 その後は乱高下しつつも上昇傾向に転じ 5 月 9 日に 4,120US$/t まで上昇した。その後、上下はあっ たものの再び下落傾向に転じ 7 月 24 日に一旦 3,820US$/t まで上昇したものの、9 月 18 日に 2,766US$/t まで下落した。その後 10 月 15 日に 3,161US$/t まで回復したが、再び下落傾向とな り 11 月 22 日に年間最低値の 2,214US$/t となり、12 月 31 日に 2,290 US$/t で終了した。 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 5,000 06/1/3 06/2/3 06/3/3 06/4/3 06/5/3 06/6/3 06/7/3 06/8/3 06/9/3 06/10/3 06/11/3 06/12/3 07/1/3 07/2/3 07/3/3 07/4/3 07/5/3 07/6/3 07/7/3 07/8/3 07/9/3 07/10/3 07/11/3 07/12/3 価格 (US $/t ) 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 在庫 (t ) Cash Stock 出典:LME 亜鉛地金価格と在庫の推移 (2) 需給(1~12 月) 【需要】 2007 年 1~12 月の世界消費は前年同期比で 3.7%増の 11,409 千 t であった。2 位の米国が 8.9% 減、3 位日本が 1.0%減、5 位韓国 3.2%減となったが、最大消費国の中国が 15.2%増、4 位のドイツ が 2.1%増となり全体として増加した。 【供給】 2007 年 1~12 月の鉱山生産は前年同期比で 9.2%増の 11,431 千 t であった。5 位カナダが 5.3% 減となったが、最大生産国の中国が 20.9%と大幅増、2 位ペルーが 20.1%と大幅増、3 位豪州が 4.8%
2007 年 1~12 月の地金生産は前年同期比で 7.0%増の 11,394 千 t であった。2 位カナダが 2.9% 減、4 位日本が 2.6%減となったが、最大生産国の中国が 18.9%増、3 位韓国が 4.5%増、5 位スペイ ンが 2.2%増となり全体として増加した。 【需給バランス】 2007 年 1~12 月の需給バランスは、18 千 t の供給不足となった。 LME 在庫は 1~4 月は 100 千 t 前後で推移していたが、その後減少傾向となり 9 月に 61 千 t と なった。その後は回復し 12 月末には 89 千 t となった。 亜鉛の需給状況 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 鉱山生産量 2,521 2,646 2,646 2,623 10,469 2,681 2,887 2,844 3,023 11,431 9.2 6.3 地金生産量 2,580 2,677 2,652 2,834 10,647 2,809 2,840 2,797 2,950 11,394 7.0 5.5 米国備蓄放出 11 8 12 -2 15 1 5 1 1 8 - -消費量 2,722 2,790 2,754 2,811 10,999 2,760 2,901 2,792 2,961 11,409 3.7 6.0 需給バランス -131 -106 -90 21 -337 49 -55 5 -10 -7 - -※データは国際鉛亜鉛研究会のものを使用しているが合計等は必ずしも合わない。 亜鉛 2006年 2007年 前年 同期比 (%) 対前期比 (%) 出典:国際鉛亜鉛研究会資料 (3) 今後の需給見通し (国際鉛亜鉛研究会予測) 世界の亜鉛地金消費は 2008 年に前年比 5.1%増の 11,960 千 t と見込まれる。中国の消費は 2008 年に 12.1%増と堅調な伸びで、インドでの消費の伸びがそれに続く。米国では 2008 年は前年並み となる見込みである。欧州では、ベルギーとイタリアでの伸びにより 2008 年に 1.4%増となる見 込みである。 世界の亜鉛鉱山生産は、2008 年に前年比 9.5%増の 12,240 千 t と見込まれる。ボリビアでは生 産開始したサン・クリストバル鉱山により増加し、豪州、カナダでも 2007、2008 年に多くの鉱山 が生産許可され顕著な伸びが見込まれる。ペルーでもアンタミナ鉱山の増産、セロ・リンド鉱山 の生産開始により増加する見込み。この他、中国、ブラジル、インド、アイルランド、カザフス タン、メキシコ、ポルトガル、米国等を含む多数の国で増加が見込まれる。 世界の亜鉛地金生産は 2008 年に前年比 7.8%増の 12,200 千 t と見込まれる。中国、インドで 顕著な伸びとなり、特にインドではヒンドスタン・ジンクの設備能力 170 千 t/年のシャンデリア 製錬所が 2007 年末に生産開始し伸びに寄与する。欧州ではベルギー、フィンランド、フランス、 ポーランド、ロシア、スペインで増加し、この他豪州、カザフスタン、韓国、タイ、米国でも伸 びる見込みである。 需給バランスは 2008 年に供給超過に転じる見込みである。
4.ニッケル 1. ニッケルの国際価格は 5 月に史上最高値を更新した後は需給が緩和されたことにより 6 月 以降は下落傾向となった。 2. 2007 年 1~12 月の世界消費は前年同期比 5.7%減。鉱山生産は 9.2%増。地金生産は 5.1%増。 3. 2007 年 1~12 月の世界の需給バランスは 108 千 t の供給超過。 (1) 価格 (1~12 月) LME ニッケル価格は 1~5 月には需給がタイトで引き続き投機資金の流入が活発なこともあり高 値かつ上昇傾向で推移したが、その後は需給が緩和されたことにより、下落傾向に転じた。1 月 2 日 に 33,550US$/t でスタートした後は一旦、1 月 10 日に 32,900US$/t まで下落したが、その後は乱 高下しつつも、史上最高値更新を続け 5 月 16 日には 54,200US$/t まで達した。その後、需給が緩 和したこと、6 月に入り LME が大口保有者の取引制限したことにより下落傾向が続き、6 月に入り 50,000US$/t 台、6 月中旬には 40,000US$/t 台、8 月に入り 30,000US$/t 台を割り込み、8 月 16 日 に 25,055US$/t まで下落した。その後は乱高下しつつも回復傾向となり 11 月 12 日に 33,655US$/t まで上昇した。その後は再び下落傾向となり 12 月 17 日に 25,510US$/t となり、12 月 31 日に 25,805US$/t で終了した。 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 06/1/3 06/2/3 06/3/3 06/4/3 06/5/3 06/6/3 06/7/3 06/8/3 06/9/3 06/10/3 06/11/3 06/12/3 07/1/3 07/2/3 07/3/3 07/4/3 07/5/3 07/6/3 07/7/3 07/8/3 07/9/3 07/10/3 07/11/3 07/12/3 US $/t 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 t Cash Stock 出典:LME ニッケル地金価格と在庫の推移
(2) 需給 (1~12 月) 【需要】 ニッケルの 1~12 月の世界消費は前年同期比で 5.7%減の 1,321 千 t であった。第 1 位の中国が 29.4%と大幅増となったが、第 2 位の日本が 9.0%減、第 3 位米国が 7.0%減、第 4 位ドイツが 8.5% 減、第 5 位の台湾が 24.4%と大幅減となり全体として減少した。 【供給】 ニッケルの 1~12 月の鉱山生産は前年同期比で 9.2%増の 1,604 千 t であった。第 1 位のロシア 0.7%増、第 2 位のカナダ 8.4%増、第 3 位のインドネシアが 24.2%と大幅増、第 4 位の豪州が 11.8% 増、第 5 位のニューカレドニアが 21.6%と大幅増と世界的な増加傾向により全体として増加した。 ニッケルの 1~12 月の一次生産は前年同期比で 5.1%増の 1,429 千 t であった。第 1 位のロシア が 4.9%減、第 5 位豪州が 5.6%減となったが、第 2 位中国が 49.6%と激増、第 3 位カナダが 5.5% 増、第 4 位の日本が 5.8%増となり全体として増加した。 【需給バランス】 1~12 月の需給バランスは、108 千 t の供給超過となった。 LME 在庫は 2 月末に 3 千 t まで減少したが、それ以後は回復傾向にあり、7 月末に 14 千 t、8 月 末に 24 千 t、9 月末に 33 千 t、11 月末に 44 千 t、12 月末に 47 千 t と推移している。 表1 ニッケルの需給状況 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 鉱山生産量 352 368 360 388 1,468 401 414 399 390 1,604 9.2 -2.4 一次生産量 337 334 328 360 1,359 361 367 350 351 1,429 5.1 0.4 消費量 334 351 355 360 1,401 362 341 300 322 1,321 -5.7 7.6 需給バランス 3 -17 -27 -1 -42 -1 27 50 29 108 - -※データは国際ニッケル研究会のものを使用しているが合計等は必ずしも合わない。 ニッケル 2006年 2007年 前年比(%)対前期比 (%) 出典:国際ニッケル研究会 (3) 今後の見通し (国際ニッケル研究会予測) 国際ニッケル研究会の予測によると、2007 年のニッケル消費は前年比 4.6%減の 133.5 万 t で あったが、実績は 132.1 万 t で 1.4 万 t の下方修正となった。 ニッケル一次生産は予測では前年比 7.9%増の 147.0 万 t となり、実績が 142.9 万 t であったの で 4.1 万 t の下方修正となった。 需給バランスは予測では約 13.5 万 t の供給過剰であったが、一次生産の下方修正が大きく、実 績が 10.8 万 t であったので 1.7 万 t の下方修正となった。
Ⅱ.世界の主要生産者の動向
1.銅企業の動向
主要銅生産企業 15 社を対象としている。ただし、Xstrata、Barrick Gold については 2006 年 の詳細なデータがなかった。
主要企業の生産動向としては、1 位 CODELCO はストライキ及び品位低下の影響により、前年同 期 (1-12 月) 比 6.7%減であった。2 位 Freeport McMoRan は米国 Safford 鉱山、ペルーの Cerro Verde 鉱山の生産開始などの増産が Grasberg 鉱山での品位低下を補い 11.3%増であった。3 位 BHP Billiton は。チリ Escondida 鉱山 (SX-EW 部分)、Spence 鉱山、米国 Pinto Valley 鉱山の 生産開始により 14.7%増であった。
5 位 Rio Tinto は Bingham Canyon 鉱山、Northparkes 鉱山、Grasberg 鉱山の減産により 8.2% 減、6 位 Anglo American は Collahuasi 鉱山、Los Bronces 鉱山などの増産により 1.7%増、7 位 Grupo Mexico は Cananea 鉱山でのストライキの影響で 1.9%減、8 位 KGHM は 4.2%減、9 位 Antofagasta は Los Pelambres 鉱山等の減産により 8.1%減、10 位 Kazakhmys は Kounrad 鉱山、 Zhezkazgan Complex 鉱山での減産により 10.1%減、11 位 Norilsk は 2.4%減、12 位 Teck Cominco は Highland Valley 鉱山での減産により微減、13 位 Vale (CVRD) は Inco 買収により Sudbury 鉱山を取得したことにより 68.5%と劇的に増加、15 位 Newmont は Batu Hijau 鉱山の減産により 10.3%減となった。 主要銅鉱山生産者の生産実績 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 1 CODELCO 377 476 381 549 1,783 382 423 396 463 1,664 -6.7 16.9 2 Freeport McMoRan 375 387 421 423 1,606 485 440 421 441 1,788 11.3 4.9 3 BHP Billiton*1 319 312 250 301 1,181 358 342 308 348 1,356 14.7 13.1 *1 4 Xstrata - - - - 1,011 987 -2.4 19.8 5 Rio Tinto 203 207 183 210 803 198 186 173 181 738 -8.2 4.8 6 Anglo American 644 655 1.7 12.5 7 Grupo Mexico 161 124 141 180 606 172 159 138 126 595 -1.9 -8.6 8 KGHM*2 136 136 140 144 556 129 132 138 134 533 -4.2 -3.3 *2 9 Antofagasta 107 101 126 131 466 106 106 101 115 428 -8.1 14.7 10 Kazakhmys 95 108 111 120 434 105 97 92 97 390 -10.1 5.7 11 Norilsk 109 109 101 106 425 101 100 104 110 415 -2.4 5.6 12 Teck Cominco 59 62 63 70 254 53 53 62 84 252 -0.8 35.5 13 Vale(CVRD) 22 30 32 84 168 77 68 64 74 283 68.5 15.6 14 Barrick Gold - 45 43 45 133 45 46 45 46 182 - 2.2 15 Newmont 19 28 24 36 107 23 24 34 15 96 -10.3 -55.9 15社計 2,132 2,275 2,189 2,570 10,177 2,611 2,556 2,517 2,234 10,360 1.8 -11.2 *数値は基本的に鉱山生産量で各社ホームページが出典 *「前年同期比」は累積比であり、各年の1-12月期毎の比較となる。
*Phelps DodgeはFreeport McMoRanに2007年3月買収された。Freeport McMoRanの数値は両社の合計である。 *1: BHP Billitonは地金生産(SX-EW)を含む *2: KGHMは地金ベースの発表 347 538 300 344 449 308 前期比 (%) 2006年 2007年 前年 同期比 (%)
2.亜鉛企業の動向
主要な亜鉛生産企業 10 社と中国を対象としている。ただし、Xstrata、Glencore、Volcan につ いては詳細なデータが無かった。
主要企業の生産動向としては、2 位 Teck Cominco は Red Dog 鉱山、Antamina 鉱山の増産によ り前年同期 (1-12 月) 比 11.5%増となった。ただし、前期比で見ると 13.2%の減である。3 位 Zinifex は Century 鉱山での増産により 5.1%増、5 位 Vedanta は 4.9%増となった。6 位 Anglo American は Skorpion 鉱山の生産が順調だったことにより 2.5%増、7 位 Boliden は Tara 鉱山で の品位向上により 1.8%増であった。9 位 Peñoles は 5.7%減であった。10 位 BHP Billiton は Antamina 鉱山、Cannington 鉱山の増産により 39.9%と大幅増となった。 主要亜鉛鉱山生産者の生産実績 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 1 Xstrata - - - - 670 736 9.8 -4.8 1 2 Teck Cominco 150 154 174 148 626 167 176 190 165 698 11.5 -13.2 1 3 Zinifex 148 151 136 143 578 143 164 154 147 607 5.1 -4.4 1 4 Glencore - - - - 516 - - - - 540 4.6 - 2 5 Vedanta 125 131 125 128 509 121 135 143 135 534 4.9 -5.6 1 6 Anglo American 335 343 2.5 3.6 1 7 Boliden 89 80 76 82 328 89 87 76 82 333 1.8 7.0 1 8 Volcan - - - - 295 - - - - 346 17.1 - 2 9 Peñoles 53 54 48 51 206 50 48 50 46 194 -5.7 -8.0 1 10 BHP Billiton 28 28 24 20 100 36 39 37 28 140 39.9 -25.3 1 中国 648 708 661 731 2,837 748 871 846 973 3,438 21.2 15.0 3 10社+中国の計 1,326 1,391 1,326 1,385 6,998 1,625 1,792 1,764 1,843 7,908 13.0 4.5 -出典 1:各社ホームページ、2:Raw Material Data、3:国際鉛亜鉛研究会
*「前年同期比」は累積比であり、各年の1-12月期毎の比較となる。 *Xstrata、Anglo Americanは半期レポートしか出ていないため、半期レポートの数字の1/2として合計を算出している。 また、Glencore、Volcanは詳細が不明なため各四半期の合計には含まれない。 175 165 170 377 169 359 前年 同期比 (%) 前期比 (%) 出典 2006年 2007年
3.ニッケル企業の動向
主要なニッケル生産企業 7 社とキューバ、中国を対象としている。ただし、Xstrata、Antam に ついては詳細なデータが無かった。
主要企業の生産動向としては、1 位 Norilsk はロシアの Polar 及び Kola 地域での順調な生産 と 2007 年 6 月の LionOre (豪州、アフリカで生産) の取得により前年同期 (1-12 月) 比 15.6%増、 Norilsk と生産量が拮抗している Vale (CVRD、2006 年 10 月に Inco を買収) は 1.7%増、3 位 BHP Billiton は前年同期並であった。5 位 Eramet はニューカレドニアでのストライキにより 8.2% 減となった。6 位 Antam は Pomalaa 鉱山、Buli 鉱山の増産により 57.1%と大幅増、7 位 Anglo American はベネズエラの Loma de Niquel 鉱山での大雨、ストライキにより 4.1%減となった。
主要ニッケル生産者の生産実績 (単位:千 t) 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 第1 四半期 第2 四半期 第3 四半期 第4 四半期 年計 1 Norilsk Nickel 60 61 61 62 244 61 71 75 75 282 15.6 0.0 1 1 CVRD 59 61 58 65 243 61 62 55 69 247 1.7 25.5 1 3 BHP Billiton 40 42 45 48 175 46 48 39 44 176 0.7 13.2 1 4 Xstrata - - - - 76 81 6.6 2.5 1 5 Eramet 14 13 60 15 15 16 10 55 -8.2 -37.6 1 6 Antam - - - - 70 - - - - 110 57.1 - 2 7 Anglo American 27 26 -4.1 -1.6 1 キューバ 20 20 20 20 78 20 20 20 19 78 0.5 -4.0 3 中国 16 18 18 16 69 16 17 17 17 68 -2.0 1.8 3 7社+2国の計 219 224 221 231 1,041 245 259 248 260 1,123 7.8 5.1 -出典 1:各社ホームページ、2:Raw Material Data、3:国際ニッケル研究会
*「前年同期比」は累積比であり、各年の1-12月期毎の比較となる。 *四半期毎の合計は数値が公表されているもののみ含まれている。 前年 同期比 (%) 前期比 (%) 出典 2006年 2007年 41 13 13 34 14 13 40
Ⅲ.主要企業の 2007 年第 4 四半期動向レビュー
1.CODELCO ・2007 年第 4 四半期の El Abra 鉱山を除く CODELCO 売上高は、前年同期比 0.9%増の 45.9 億 US$、営業利益は前年同期比 18.5%減の 17.8 億 US$となった。また、純利益は前年同期比 8.1% 減の 6.2 億 US$となった。 ・2007 年の第 4 四半期の銅生産量 (El Abra 含む) は、前年同期比 15.6%減の 463 千 t となっ た。キャッシュコストは 2007 年第 3 四半期の 42.6¢/lb から僅かに減少し 39.7¢/lb となっ た。 (1) トピックス ・ 2007 年第 4 四半期の余剰金は前年同期比 17.3%減の 17.1 億$ (法人所得税:6.7 億$、銅機密 法に基づく軍への拠出金:3.5 億$、鉱業特別税:0.6 億$、純利益:6.2 億$) となった。 ・ 2007 年第 4 四半期の銅生産量は前年同期比 15.6%減の 463 千 t となった。その内訳は CODELCONorte が 255 千 t (前年同期比 22.7%減)、Salvador が 19 千 t (同 9.5%減)、Andina が 55 千 t (同 6.7%減)、Teniente が 113 千 t (同 0.8%減)、El Abra が 21 千 t (同 16.0%減)であった。 ・ 10 月に Suez Energy International (SEI) 社とチリ北部の Mejillones 港に LNG 再ガス化プ
ラント建設の仮契約を調印。CODELCO と SEI 社各々50%権益比率の JV プロジェクト (GNL Mejilloones) で、約 5 億 US$が投資される。プラントは 2009 年末までに完成予定で、これ により大北部連結システム (SING) の発電容量 1,100MW を賄う 550 万 m3/日の天然ガスを生産 する計画。 ・ 2007 年の銅生産量は前年比 6.6%減の 1,665 千 t であった。減産の主な理由として (1) 銅品 位が前年比 6.3%減、(2) 請負労働者との争議での暴力行動による操業妨害、(3) CODELCO Norte Division における SE 変圧器の火災とロータリー・シャベルの事故、(4) チリ北部での地震 発生と El Teniente における水の凍結、が挙げられる。 ・ 2007 年のモリブデン生産量は前年比 2.6%増の 27,900t であった。 (2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 売上高 Income 4,548 2,320 3,326 2,748 4,590 営業利益 Operating Profit 2,193 1,726 2,914 2,364 1,786 当期損益 Net Profit 684 635 1,005 714 628 注 1) 売上高、営業利益、当期損益は El Abra を除く
(3) 生産状況 1) 主要鉱産物の生産状況 (単位:千 t) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 銅 549 382 423 396 463 2) 主要保有鉱山生産状況 (単位:千 t) ディビジョン名 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 CODELCO Norte (100%) 330 192 225 224 255 Salvador (100%) 21 18 16 11 19 Andina (100%) 59 57 55 51 55 El Teniente (100%) 114 94 107 91 113 El Abra (49%) 25 21 20 19 21 直接コスト (¢/lb) 37.4 28.0 31.1 42.6 39.7 注 1) 生産量は銅金属純分 注 2) 第 2 四半期以降のキャッシュコストは累積平均 注 3) El Abra の生産量は CODELCO シェア分
2.BHP Billiton Limited
・銅生産量*1は、対前四半期比 13%増加、対前年同期比 16%増加となった。Escondida 硫化鉱浸
出プロジェクトと Spence プロジェクト (共にチリ) の生産開始と Pinto Valley 鉱山 (米国) の操業開始が、生産量増加に貢献した。Olympic Dam 鉱山 (南オーストラリア州) は、採掘 量、鉱石処理量が高いレベルにあったが、製錬所での計画外のメンテナンスと鉱石品位低下 が影響した。 ・銀生産量*2は、対前四半期比 7%増加、対前年同期比 81%増加となった。Cannington 鉱山 (ク ィーンズランド州) の修復工事が成功したこと、Escondida 鉱山と Antamina 鉱山 (ペルー) での好調な操業が生産増加に貢献した。 ・鉛生産量*3は、対前四半期比 15%増加、対前年同期比 92%増加し、2005 年第 1 四半期以降で記 録的なものとなった。Cannington 鉱山 (クィーンズランド州) の修復工事が完了し、生産情 況の改善が続いている。 ・亜鉛生産量*3は、対前四半期比 25%減少、対前年同期比 41%増加となった。Antamina 鉱山の鉱 石品位向上と鉱石処理量が増加したこと、Cannington 鉱山の修復工事が完了して生産情況が 回復してきたことが、対前年同期での生産量増加に寄与した。 ・ウラン生産量*4は、対前四半期比 28%増加、対前年同期比 45%増加となった。Olympic Dam 鉱 山 (南オーストラリア州) での回収率・抽出系の成績向上が生産増加に寄与した。顧客への ウラン供給量を満たすために第三者からウランをスポット価格で購入。2007 年 12 月末半期 までにで 94 百万 US$相当の収入減となる。 ・ニッケル生産量*5は、対前四半期比 13%増加、対前年同期比 9%減少となった。Kalgoorlie 製
錬所 (西オーストラリア州) 、Yaburu 精錬所 (クィーンズランド州)、Cerro Matoso プロジ ェクトでの定期メンテナンスが Kwinana 精錬所の増産を相殺した。Ravensthorpe 精錬所は、 2007 年 12 月にニッケル-コバルト水酸化物の生産を開始。
・マンガン鉱石生産量は、対前期比 12%増加、対前年同期比 5%増加となった。全ての生産施設 で記録的な生産となった。マンガン合金生産量は、対前期比 14%増加、対前年同期比では 9% 増加となった。Samancor マンガン・プロジェクト (南アフリカ) と TEMCO 精錬所 (Tasmanian Electro Metallurgical Company、タスマニア州) での堅調な生産が寄与した。
(非鉄金属のみ記載) *1) 精鉱中の金属純分量と地金をあわせた生産量 *2) 精鉱中の金属純分量 (Olympic Dam 鉱山・精錬所の精錬金、精錬銀を含む) *3) 精鉱中の金属純分量 *4) 精鉱中のウラン酸化物量 *5) ニッケル地金及びニッケルマット中の金属純分量 (Nickel West) *6) Earnings before interest and tax
出典)BHP Billiton Production Report for the Quarter Ended 31 December 2007, 23 January 2008
(1) トピックス ・ 2007 年 12 月末までの 6 か月間で、天然ガスを含む石油事業、アルミナ、銅精鉱、鉄鉱石、 マンガン鉱石及び合金で記録的な生産をあげた。また、アルミニウムは、これまでの記録に 並ぶ生産情況であった。特に、生産が伸びたのは、銅地金、ウラン、鉛、亜鉛、ダイヤモン ド、原料炭であった。 ・ 個別には、Worsley アルミナ精錬所 (西オーストラリア州)、西オーストラリア州の鉄鉱石、 GEMCO マンガン・プロジェクト、Illawarra 原料炭 (ニューサウスウェールズ州)、Zamzama 天然ガス (パキスタン)、Paranam アルミナ精錬所 (スリナム)、Samarco 鉄鉱石 (ブラジル)、 Hillside アルミニウム製錬所と Samancor マンガン・プロジェクト、Cerrejon 燃料炭 (コ ロンビア)、Mozal アルミニウム製錬所 (モザンビーク) でこれまでの記録に匹敵する生産と なった。
・ 今半期は、製鉄原料の鉄鉱石、マンガン、原料炭の出荷が好調であった。 ・ Olympic Dam 鉱山の採掘量と鉱石処理量が記録的な量となった。
出典)BHP Billiton Production Report for the Quarter Ended 31 December 2007, 23 January 2008
(2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 6 月末 (6 か月)*1 2006 年 12 月末 (6 か月) 2007 年 6 月末 (6 か月)*2 2007 年 12 月末 (6 か月) 売上高 Revenue 21,019 22,113 25,360 25,539 当期利益 Attributable profit 6,086 6,168 7,248 6,017 探 鉱 費*3 Exploration expenditure (including amounts expensed)
392 312 575 598
*1 2005 年 7 月~2006 年 6 月の 12 か月分から 2005 年 7 月~2005 年 12 月の 6 か月分を差引いた数値 *2 2006 年 7 月~2007 年 6 月の 12 か月分から 2006 年 7 月~2006 年 12 月の 6 か月分を差引いた数値 *3 石油を含む
出典) BHP Billiton Result for the Half Year ended 31 December 2007, 6 February 2008
BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 31 December 2007, 23 January 2008
BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 30 June 2007, 24 July 2007
BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 31 December 2006, 25 January 2007
BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 30 June 2006, 24 July 2006 (3) 生産状況 1) 主要鉱産物の生産状況 鉱 産 物 2006 第 4 四半期 2007 第 1 四半期 2007 第 2 四半期 2007 第 3 四半期 2007 第 4 四半期 銅鉱石 (000t) *1 194.7 202.3 196.9 194.5 211.8 銅地金 (000t) *2 106.0 155.3 145.2 113.3 136.3 鉛鉱石 (t) *3 36,804 63,443 62,726 61,521 70,544 亜鉛鉱石 (t) *1 19,776 35,760 39,148 37,259 27,807 金 (oz) *3 38,564 43,904 52,443 40,313 45,714 銀 (000oz) *3 6,566 11,025 11,625 11,124 11,905 ウラン (U3O8 t)*4 822 883 988 933 1,191 ニッケル (000t) *5 48.3 45.8 47.7 38.6 43.7 モリブデン鉱石 (t) *1 768 288 493 693 679 マンガン鉱石 (000t) 1,529 1,452 1,519 1,445 1,613 マンガン合金 (000t) 191 196 186 184 209 アルミナ (000t) 1,153 1,085 1,144 1,153 1,157 アルミニウム (000t) 338 331 334 337 338 鉄鉱石 (000t) *6 25,454 23,026 25,941 26,001 27,916 原料炭 (000t) *7 8,966 9,084 11,132 9,572 9,643 燃料炭 (000t) 22,030 20,930 22,283 19,623 20,609 石油等 (百万 boe) *8 27.52 27.68 30.47 30.34 30.20 *1) 精鉱中の金属純分量 *2) カソード *3) 精鉱中の金属純分量 (Olympic Dam 鉱山・精錬所の精錬金、精錬銀を含む) *4) 精鉱中のウラン酸化物量 *5) ニッケル地金及びニッケルマット中の金属純分 (Nickel West) *6) Wet t *7) 一部燃料炭を含む *8) boe:石油換算バレル
2) 主要保有鉱山、製錬所の生産状況 鉱山名、製錬所名 第 4 四半期2006 第 1 四半期2007 第 2 四半期2007 第 3 四半期 2007 第 4 四半期2007 Escondida 鉱山 (銅 000t) *1 160.6 178.1 170.5 167.0 177.3 Escondida (銅カソード 000t) 32.7 38.2 37.7 30.9 30.3 Cerro Colorado (銅カソード 000t) 27.4 28.1 20.3 23.1 27.3 Spence (銅カソード 000t) 4.3 33.5 37.7 23.9 34.2 Antamina 鉱山 (銅 000t) *1 34.1 24.2 26.4 27.5 29.3 Pinto Valley (銅 000t) - - - - 5.2 Pinto Valley (銅カソード 000t) 1.9 1.9 1.9 1.8 1.7 Olympic Dam 鉱山 (銅カソード 000t) 39.7 53.6 47.6 33.6 42.8 Cannington 鉱山 (鉛 t) *1 36,454 62,974 62,409 61,073 70,369 Antamina 鉱山 (鉛 t) *1 350 469 317 448 175 Cannington 鉱山 (亜鉛 t) *1 8,806 15,095 11,355 14,503 15,487 Antamina 鉱山 (亜鉛 t) *1 10,970 20,665 27,793 22,756 12,320 Escondida 鉱山 (金 oz) *1 22,365 21,243 23,754 23,194 21,376 Olympic Dam 鉱山 (金 oz) *2 16,199 22,661 28,689 17,119 24,338 Escondida 鉱山 (銀 000oz) *1 880 920 990 1,116 877 Antamina 鉱山 (銀 000oz) *1 736 749 934 1,056 652 Cannington 鉱山 (銀 000oz) *1 4,805 9,160 9,426 8,759 10,124 Olympic Dam 鉱山 (銀 000oz) *1,*3 145 196 275 193 239 Pinto Valley (銀 000oz) *1 - - - - 13.3 Olympic Dam 鉱山 (U3O8 t)*4 822 883 988 933 1,191 Antamina 鉱山 (Mo t) *1 768 288 493 693 679 CMSA (ニッケル 000t) *5 12.8 12.8 12.7 12.5 11.4 Yabulu 鉱山 (ニッケル 000t) *5 7.5 8.0 9.3 5.5 6.0 Nickel West (ニッケル 000t) *5 28.0 25.0 25.7 20.6 26.3 Yabulu 鉱山 (Co 000t) *5 0.5 0.4 0.5 0.5 0.4 Worsley (アルミナ 000t) 776 708 768 784 771 Paranam (アルミナ 000t) 241 241 243 244 252 Alumar (アルミナ 000t) 136 136 133 125 134 Hillside (アルミニウム 000t) 176 174 177 178 180 Bayside (アルミニウム 000t) 50 48 47 48 47 Alumar (アルミニウム 000t) 45 44 44 44 44 Mozal (アルミニウム 000t) 66 64 70 56 72 Mt. Newman JV (鉄鉱石 000t) 7,536 6,711 7,665 7,904 8,147 Goldsworthy JV (鉄鉱石 000t) 84 142 195 134 170 Area C JV (鉄鉱石 000t) 5,334 4,853 5,078 4,916 6,474 Yandi JV (鉄鉱石 000t ) 9,106 8,277 9,661 9,823 9,770 Jimblebar (鉄鉱石 000t) 1,449 1,177 1,341 1,157 1,248 Samarco (鉄鉱石 000t) 1,945 1,866 2,001 2,067 2,107 南アフリカ国内 (マンガン鉱石 000t) *6 663 632 631 572 709 オーストラリア国内 (マンガン鉱石 000t)*6 866 820 888 873 904 南アフリカ国内 (マンガン合金 000t)*6 125 132 137 123 141 オーストラリア国内 (マンガン合金 000t)*6 66 64 49 61 68 BMA (原料炭 000t) 6,106 6,478 7,442 5,917 6,138 BHP Mitsui Coal (原料炭 000t)*7 873 1,067 2,047 1,454 1,526 Illawarra (原料炭 000t) 1,987 1,539 1,643 2,201 1,979 南アフリカ国内 (燃料炭 000t) 13,032 12,863 12,596 11,706 11,277 オーストラリア国内 (燃料炭 000t) 2,790 2,731 2,610 2,918 2,959 *1) 精鉱中の金属純分量 *2) 精錬金 *3) 精錬銀 *4) 精鉱中のウラン酸化物量 *5) ニッケル精鉱、地金及びニッケルマット中の金属純分量 *6) 100%ベース (BHP Billiton の権益は 60%) *7) 100%ベース (BHP Billiton 分の権益は 80%)
(4) 開発 (非鉄金属) プロジェクト名 (権益、国) 鉱種 開発費*1 (百万 US$) 生産開始 生産能力 *2 進捗情況 Alumar 精錬所拡張 (36%、ブラジル) アルミナ 725 2009 年 第 2 四半期 アルミナ 200 万 t/年 ・スケジュールと予算を見直す。 ・詳細エンジニアリング、資材調達はほ ぼ完了。建設中。 Pinto Valley 鉱山 再開 (100%、米国) 銅 140 2007 年 第 4 四半期 銅精鉱 70,000t/年 ・2007 年 10 月、銅精鉱を初出荷 Ravensthorpe プロジェクト (100%、WA 州) ラテライト・ ニッケル 2,200 2008 年 第 1 四半期 ニ ッ ケ ル - コ バ ル ト混合水酸化物 50,000tNi/年 ・2007 年第 4 四半期に操業開始。 見直し後のスケジュールと予算の範囲 内で操業。 ・2007 年 10 月、初めての生産物。 ・2007 年 12 月、生産 5,000t に達した。 Yabulu (100%、QLD 州) ニッケル 556 2008 年 第 1 四半期 ニッケル地金 45,000t/年 ・見直し後のスケジュールと予算の範囲 内で推移。 ・物理的な工事は完了。Ravensthorpe 鉱 山からのニッケル-コバルト混合し酸 化物の供給を待ってニッケル地金生産 開始予定。 Cliff (100%、WA 州) ニッケル 139 2008 年 上半期 ニッケル鉱石 360,000t/年 ・予算とスケジュールは計画通り。 ・プロジェクト全体の進捗は 32%。 ・最初の通気立坑完成。土木工事開始。 ・エンジニアリングの進捗は 98%。 Rapid Growth 3 (RGP3) (85%、WA 州) 鉄鉱石 1,300 2007 年 第 4 四半期 鉄鉱石 20 百万 t/年追加 ・スケジュール、費用とも計画通り進捗。 ・エンジニアリングと調達は完了。 ・鉱山立ち上げ作業中。 ・拡張した港湾施設は計画したレベルに 到達。 ・2007 年 12 月の鉱石出荷は、年間計画の 129 百万 t/年を上回る水準。 Rapid Growth 4 (RGP4) (86.2%、WA 州) 鉄鉱石 1,850 2010 年 上半期 鉄鉱石 26 百万 t/年追加 ・スケジュール、費用とも計画通り進捗。 ・エンジニアリングの進捗は 70%以上。 ・建設作業の進捗は、15%。 ・主要鉄道の輸送能力は 155 百万 t/年。 Samarco 第 3 ペレット・プラント (50%、ブラジル) 鉄鉱石 590 2008 年 上半期 鉄鉱石 7.6 百万 t/年追加 ・プロジェクト全体の進捗は 94%。 ・最初の生産物も予定通りの見込み。 ・スケジュール、費用とも計画通り進捗。 Gemco プロジェクト (60%、北部準州) マンガン 110 2009 年 上半期 マンガン精鉱 1 百万 t/年追加 ・プロジェクト許可される。 ・資材を中国等から調達。 *1) 権益相当分 *2) 100%ベース
出典)BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 31 December 2007, 23 January 2008 (5) 探査 ・ 直轄及びジュニア探査企業との提携により、探査を実施。2007 年第 4 四半期までの 6 か月間 の BHP Billiton の探鉱支出額 (石油は除く) は 303 百万 US$であった。 ・ 主な対象鉱種・対象国 銅 : オーストラリア、チリ、モンゴル、コンゴ民主共 和国、カザフスタン ニッケル : オーストラリア、ブラジル、アフリカ 鉄鉱石・石炭・燐・ボーキサイト : オーストラリア、南米、カナダ、西アフリカ ダイヤモンド初期探鉱 : アンゴラ、コンゴ民主共和国
出典)BHP Billiton Quarterly Report on Exploration and Development Activities Quarter ended 31 December 2007, 23 January 2008
3.Grupo Mexico ・2007 年第 4 四半期の売上高、純益は、Cananea 鉱山のストライキによる操業停止等により、 各々前年同期比 16.6%減の 15.58 億 US$、54.3%減の 2.079 億 US$となった。 ・2007 年通年では、売上高が史上最高の 70.87 億 US$に達する等、好調な業績を維持。 (1) トピックス ・ 2007 年第 4 四半期の売上高は 1,557,683 千 US$ (前年同期比 16.6%減)、純益は 207,125 千 US$ (同 54.3%減) となり、Cananea 銅山のストライキの長期化による銅減産の影響を受けて いる。 ・ 2007 年通年の売上高は、モリブデンの生産増加 (前年比 37%増) 及ぶ鉄道部門の売上高増を 主な要因として、前年比 11.4%増、創立以来の記録となる 70.87 億 US$を達成。 ・ Tia Maria 銅プロジェクト (ペルー) の FS が終了。本プロジェクトの資源量は 638 百万 t、 平均銅品位は 0.39%。2008 年に本プロジェクトに 65 百万 US$の投資を計画。 ・ Los Chancas 銅プロジェクト (ペルー) はプレ FS が終了し、時期段階への移行を検討中。ま た、El Arco 銅プロジェクト (メキシコ・Baja California 州) の開発を計画中である。
(2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 売上高 1,883.2 1,575.4 2,088.9 1,865.3 1,557.7 営業利益 1,021.9 829.2 1,190.3 995.8 697.8 当期損益 447.3 437.9 524.8 498.9 207.1 負債総額 2,175.7 2,161.6 2,147.9 2,067.2 2,140.0 現預金 2,228.3 2,257.3 2,341.3 2,516.9 2,671.6 純負債 -52.6 -95.7 -193.3 -449.7 -531.6 全投資 (含探鉱) 318.3 127.6 130.1 169.5 212.0 (3) 生産状況 (主要鉱産物) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 銅 (千 t) 179.6 171.6 159.2 137.8 125.9 銀 (千 kg) 139.7 140.1 131.5 107.4 94.7 金 (kg) 265 235 204 145 119 モリブデン(千 t) 3.74 3.68 3.88 4.39 4.26 亜鉛 (千 t) 33.4 32.4 33.4 29.3 26.0 鉛 (千 t) 5.0 4.5 4.9 4.9 5.1
(4) その他
・ GM 社の製錬所は、MM 社 3、SCC 社 2 の計 5 か所。
・ 鉄道部門子会社 ITM 社の純益は、前期 44.4 百万 US$、当期 50.1 百万 US$と安定収益を確保。
(参考) GM 社の組織(( )内は GM 社権益比率)
鉱業部門 AMC 社 (100%) - SCC 社 (75.1%) - MM 社 (0.85%)
∟ ASARCO 社(100%)【米破産法申請中(2007 年 3 月 31 日現在)】 鉄道部門 ITM 社 (75%) - GFM 社 (100%) - FERROMEX 社 (74%)
∟ FERROSUR(100%)
(注) SCC (Southern Copper Co.) 社は、SPCC (Southern Peru Copper Co.) から社名変更 (2005/10/11)。 ペルー、メキシコ、チリで活動中。MM 社の権益の 99.15%を保有。
4.Rio Tinto ・2007 年下半期の売上高は 19,588 百万 US$と前年同期比 47.0%増、営業利益は 5,493 百万 US$ で 1.9%増、当期利益 4,059 百万 US$で 11.4%増と、過去最高の好業績。 (1) トピックス ・ 通年ベースで、各種生産において過去最高の生産高を記録。特に、鉄鉱石やアルミニウムの増 加が大きく、Alcan の合併による効果もそれに貢献している。 ・ 2007 年第 4 四半期における銅鉱石生産量は 180.8 千 t と前期比 5%増であった。これは、 Kennecott Utah 鉱山の生産量の増加によるものである。一方、前年同期比は 14%減となってお り、これは、Kennecott Utah 鉱山、Northparks 鉱山の鉱石の低品位化などによるものである。 ・ 銅地金生産量は、第 4 四半期 89 千 t と前年同期比 65%増であったが、これは前年同期に Kennecott Utah 精練設備の計画的停止による生産減があったためである。 ・ モリブデンの生産量は、低品位鉱石、鉱床における石灰岩の増加に伴い。前年同期比 29%減の 3.0 千 t。 ・ ウラン (U3O8) 生産量は、前期比 13%増の 3,504 千 lb (1,589t) であった。これは、オースト ラリア Ranger 鉱山における脱水行程の完成及び採掘計画の最適化等によるものである。一方、 前年同期比は 14%減となっており、これは、ナミビア Rossing 鉱山の鉱石の品位の低品位化に よるものである。 (2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年上半期 2006 年下半期 2007 年上半期 2007 年下半期 売上高
Gross sales revenue 12,111 13,329 13,930 19,588 営業利益
Profit before finance itemes and taxation
4,964 5,388 4,662 5,493 当期損益 Net earnings 3,796 3,642 3,253 4,059 (単位:百万 US$) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 探鉱費 108 72 122 154 222 (3) 生産状況 1) 主要鉱産物の生産状況 (単位:千 t、金属純分) 鉱 産 物 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 銅鉱 209.8 198.1 186.5 172.5 180.8 銅地金 54.0 101.6 100.7 98.7 89.0 モリブデン鉱石 4.2 4.7 3.8 3.5 3.0 ※権益比率分のみ。最新四半期報告書において、2007 年第 3 四半期以前のデータが改定された場合は、改定後による。
2) 主要保有鉱山、製錬所の生産状況 (単位:千 t、金属純分) 鉱山名、製錬所名 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 Bingham Canyon (銅鉱) 66.4 54.1 55.6 49.5 53.0 Escondida (銅鉱) 99.8 111.5 105.2 101.2 103.8 Grasberg (銅鉱) 15.8 5.8 5.6 7.5 9.4 Northparks (銅鉱) 17.8 13.7 9.8 5.6 5.3 Palabora (銅鉱) 10.0 13.0 10.2 8.7 9.3 Kennecott Utah Copper (銅地金) 24.2 69.7 67.9 68.7 59.3 Escondida (銅地金) 17.1 19.9 19.7 16.1 15.8 Palabora (銅地金) 12.7 12.0 13.2 13.8 13.8
5.Freeport-McMoRan Copper & Gold (FCX) ・アリゾナ州 Safford 銅鉱山は 2007 年末に銅生産を開始。2008 年半ばには 2 億 4,000 万 lb (10 万 8,900t) 規模の生産体制に移行する予定である。 (1) トピックス ・ 純利益 純利益は前年同期比 1%減の 4 億 2,300 万 US$となった。 ・ 生産量 当期は、銅 9 億 2,600 万 lb (42 万 t)、金 18 万 6,000oz、モリブデン 1,700 万 lb (7,700t) と なった。年間では、銅 38 億 8,400 万 lb (176 万 1,800t)、金 232 万 9,000oz、モリブデン 7,000 万 lb (3 万 1,800t) となった。 ・ 販売量 当期は、銅 8 億 7,800 万 lb (39 万 8,300t)、金 16 万 1,000oz、モリブデン 1,900 万 lb (8,600t)、 となった。通年では、銅が 38 億 6,200lb (175 万 1,800t)、金は 232 万 oz、モリブデンは 6,900 万 lb (3 万 1,300t) となった。 2008 年の計画販売量は、銅 43 億万 lb (195 万 400t)、金 130oz、モリブデン 7,500 万 lb (3 万 4,000t) を見込む。2008 年第 1 四半期は、銅 8 億 8,500lb、金 17 万 oz、モリブデン 1,900 万 (8,600t) lb を見込む。 ・ キャッシュフロー (資金流動性) 当期末は 13 億 US$となっており、2007 年末のキャッシュフローは 62 億 US$となった。今後 の平均相場が銅 3.00US$/lb、金 800US$/oz、モリブデン 30US$/lb で推移すると、2008 年の キャッシュフローは 50 億 US$となる見込みである。 ・ 資本支出 当期は 6 億 1,700 万 US$となっており、2007 年の通年では 18 億 US$となった。2008 年は、 Climax モリブデン鉱山の再開を初めとし、北米、南米のプロジェクトの拡張工事のため、 24 億 US$を見込む。アリゾナ州 Safford 銅鉱山は、2007 年末に銅生産を開始。2008 年半ば には 2 億 4,000 万 lb 規模 (10 万 8,900t) の生産体制に移行する予定である。 ・ 借入金 12 月 31 日現在の借入金は 72 億 US$で、保有現金は 16 億 US$となっている。9 月 30 日時点の 借入金は 87 億 US$で、保有現金は 24 億 US$となっていた。FCX は第 4 四半期に Phelps Dodge 社買収時に買い入れた 100 億 US$の融資の返済を完了した。また、2007 年 10 月、参加の電線 ケーブル部門を米国最大の電線メーカーGeneral Cable 社へ 7 億 3,500 万 US$で売却し、売却 で得られる純収入 6 億 2,000 万 US$を負債返済に充当した。12 月、株主配当金を一株当たり 1.25US$から 1.75US$へ 50C 増額を行った。さらに 2,000 万株の株式買い取り計画を承認し た。
・ 鉱石埋蔵量
・ 北米、南米、インドネシア各事業の第 4 四半期の業績は以下の通り。 1) 北米事業 ①アリゾナ州の Morenci、Bagdad、Sierrita、Safford 銅山、ニューメキシコ州の Chino、 Tyrone 銅山、コロラド州 Henderson モリブデン鉱山で構成されている。前者 6 鉱山は露天 掘り鉱である。Morenci 銅山だけは持分 85%である。 ②銅生産は 3 億 2,700 万 lb (14 万 8,300t)、同販売は 3 億 1,600 万 lb (14 万 3,300t)、モリ ブデン生産は 1,600 万 lb (7,300t)、同販売は 1,900 万 lb (8,600t) となった。 ③モリブデンは Henderson 鉱山で純度の高い鉱石を生産しているほか、Morenci、Bagdad、 Sierrita、Chino の各銅山でも副産物として生産している。また、1995 年から休止している Climax 露天掘り鉱山の生産再開に向けフィージビリティ・スタディを実施中。 ④2008 年のモリブデン生産量の 85%を長期契約で販売する計画である。販売価格は四半期ベー スの値決め交渉で決まるが、価格指標はメタルズウイーク誌の相場が採用されている。 2) 南米事業
①南米事業はチリの Candelaria、Ojos del Salado、El Abra とペルーの Cerro Verde の 4 銅 山で構成される。Candelaria は露天掘り・坑内掘り鉱、Ojos del Salado は坑内掘り鉱で持 分は 80%、El Abra は露天掘り鉱で持分 51%、Cerro Verde は露天掘り鉱で持分 53.6%となっ ている。 ②銅生産は 3 億 9,100 万 lb (17 万 7,400t)、同販売は 3 億 7,900 万 lb (17 万 1,900t)、金生 産は 3 万 3,000oz、販売量は 3 万 oz だった。 3) インドネシア事業 ①パプア州の Grasberg 銅山が中核事業である。銅生産は 2 億 800 万 lb (9 万 4,300t)、同販 売は 1 億 8,300 万 lb (8 万 3,000t)、金は生産が 14 万 7,000oz、販売は 12 万 4,000oz だっ た、鉱石品位の低下が減産の主因。 ②2008 年の銅販売は 12 億 lb (54 万 4,300t)、金は 120 万 oz の見込みである。 4) 探鉱・開発状況
①Morenci、Sierrita、Bagdad、Cerro Verde 銅山の拡張計画を推進中で、投資総額 4 億 US$を 見込む。これにより、2011 年までに銅 2 億 lb、モリブデン 700 万 lb の増産を見込む。 ②Miami 鉱山の 2010 年、再開に向け調査を進めている。生産量は 1 億 lb を見込む。投資額は 1 億 US$を見込む。 ③Safford 銅山は、2006 年 8 月、5 億 8,000 万 US$を投資し露天掘り鉱山 2 か所を開発、2007 年 下旬から銅を生産。2008 年上半期からのフル操業開始を目指す。投資総額 6 億 7,500 万 US$を 見込む。 ④2007 年 12 月、FCX は Climax 鉱山の再開計画を発表し、5 億 US$を投じ 2010 年の生産開始を 目指し、露天掘り、選鉱場を建設する。モリブデンを年産 3,000lb 生産する計画である。モ リブデンの生産コストは 3.5US$/lb と予想されている。
⑤Morenci 銅山-2007 年第 3 四半期から精鉱リーチ電解採取工場の試験操業を行っている。電 解 条 件 は 加 圧 加 温 浸 出 ・ 直 接 電 解 採 取 (Medium-Temperature Pressure-Leaching and Direct-Electrowinning) の採用により、低コスト処理を実現している。Morenci 鉱山の拡 張計画には、旧選鉱場の 2007 年上期再開も含まれ年間 1 億 1,500 万 lb の増強手いる。投資 総額 2 億 5,000 万 US$を見込む。
⑥Cerro Verde 銅山-9 億 US$を投資し硫化鉱を処理する選鉱場を建設。粗鉱処理量は 10 万 8,000t/日。今後、年産 6 億 5,000 万 lb (29 万 4,800t)(FCX 持分は 3 億 4,800 万 lb) を生 産する予定。この増強に伴い、モリブデン生産も今後 5 年間で年産 800 万 lb (3,600t)(同 400 万 lb) に増加する。 ⑦El Abra 銅山-2006 年末、大規模硫化物鉱床の開発に関する FS 調査を終了。同鉱の開発に より可鉱期間が 10 年以上延長でき、硫化鉱の生産も 2010 年から開始される予定である。そ のため 2008-2011 年に 4 億 5,000 万 US$の資本投資を行なう。 ⑧Grasberg 銅山-露天掘り鉱の地下にある大規模な坑内掘り鉱の開発を進めている。第 3 四 半期には、DOZ 鉱山の拡張を完成させ鉱石生産を日産 5 万 t に増強し、第 4 四半期の平均鉱 石生産量は 5 万 9,000t/日となった。2010 年までに 8 万 t に増強する予定である。また、 Big Gossan 銅山の開発も進めており、2010 年から日産 7,000t の鉱石を生産する。また、 Grasberg 坑内掘り鉱、Kucing Liar 鉱床、DOZ 鉱山の今後の開発などでインフラ整備も継続 して進める方針である。 ⑨アフリカーコンゴ・カタンガ州にある Tenke Fungurume 銅コバルト鉱開発 (持分 57.75%) で FCX は、オペレータシップを保有している。鉱石埋蔵量 1 億 t、銅品位 2.3%、コバルト品位 0.3%が見込まれている。生産開始は 2009 年を予定。鉱山開発計画によれば、当初の 10 年間 は高品位部 (銅品位 4.6%、コバルト品位 0.4%) を対象に、銅、コバルトを年産、2 億 5,000lb (11 万 3,400t)、1,800 万 lb (8,200t) 体制で操業する。投資総額は 9 億 US$で FCX が 70% 負担する。2007 年 12 月 31 日現在、投資額の 35%が実行されている。
2008 年は探鉱に 1 億 7,500 万 US$を投資する計画である。北米では Safford 銅山の Lone Star 鉱床のボーリング調査、南米では Cerro Verde 及び Candelaria 銅鉱山、アフリカでは Tenke Fungurume 鉱山周辺の開発プロジェクト、インドネシアでは Deep Grasberg 鉱山、Kucing Liar 鉱 山など周辺の開発を継続して実施する。また中断していた Grasberg 鉱山のブロック A や Papua で 探鉱を再開する。 (2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 売上高 1,643 2,302 5,807 5,066 4,184 営業利益 863 1,179 2,399 1,877 1,152 純利益 426 476 1,104 763 414 探鉱費 3 7 40 40 58
(3) 生産状況 1) 主要鉱産物の生産状況 (鉱山生産分) 2006 年第 4 四半期 2007 年第 4 四半期 鉱 山 粗鉱量 (t/日) 生産量 (百万 lb) 品位 (%) 粗鉱量 (t/日) 生産量 (百万 lb) 品位 (%) 北米 選鉱 212,600 111 0.33 232,300 137 0.40 SX-EW 754,800 249 0.27 971,800 218 0.24 南米 選鉱 80,900 108 0.72 180,300 252 0.80 SX-EW 257,200 172 0.46 289,600 139 0.42 インドネシア 246,500 469 1.08 208,600 227 0.65 Cu 合計 1,552,000 1,109 - 1,882,600 973 -インドネシア 246,500 571 0.95 208,600 246 0.52 Au 合計 246,500 571 0.95 208,600 246 0.52 北米 Henderson 鉱山 22,700 9 0.22 24,000 9 0.23 副産物 8 - - 7 -Mo 合計 22,700 17 0.22 24,000 16 0.23 注) Au 品位は g/t、Au 生産量は千 oz 2) 主要鉱産物の生産・販売状況 (2007 年第 4 四半期) 銅 金 モリブデン 生産量 (百万 lb) 販売量 (百万 lb) 販売実現 価格 (US$/lb) 生産量 (千 oz) 販売量 (千 oz) 販売実現 価格 (US$/oz) 生産量 (百万 lb) 販売量 (百万 lb) 販売実現 価格 (US$/lb) フリーポート 208 183 3.03 147 124 807 - - -北米 327 316 3.35 6 7 - 16 19 27.84 南米 391 379 3.06 33 30 792 1 - -合計 926 878 3.16 186 161 803 17 19 27.84
6.KGHM Polska Miedz ・2007 年第 4 四半期の売上高は、銅・銀価格の上昇等により前年同期比 7%増の 2,912 百万 PLN。当期利益は、ヘッジ取引による利益及び操業コストの減少等により、前年同期比 242% 増の 792 百万 PLN。 (1) トピックス ・ 2007 年第 4 四半期の生産量は、電気銅が 133,661t (外部からの調達原料 28,518t を含む)、 銀が 299t であった。第 1 四半期からの累計では、電気銅が 532,974t (外部からの調達原料 92,314t を含む)、銀が 1,215t となった。
・ 売上高は、対 US$平均レート 2.53 PLN/US$ (前期 2.76 PLN/US$) と PLN 高となり、銅販売量 が 122,269t と減少 (前年同期 135,124t) となったものの、ヘッジ取引による利益や、銅の 平均 LME 価格が 7,239US$/t (前年同期 7,087US$/t)、銀の平均 LBM 価格が 14.21US$/oz (前 年同期 12.58US$/oz) と上昇したため、前年同期比 7%増となった。 ・ 操業コスト (Operating Costs) は、1,879 百万 PLN で、前年同期比 4%減 (78 百万 PLN 減) と なった。銅販売量の 10%の減少や、銅・銀の外部からの調達原料の減少によるものである。 ・ 当期損益は、主にヘッジ取引による利益及び操業コストの減少等により、前年同期比 242%増 の 792 百万 PLN となった。 (2) 財務状況 (単位:千 PLN) 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 売上高 Sales 2,728,498 2,643,492 3,216,585 3,410,701 2,912,335 営業利益 Operating Profit 450,186 1,100,876 1,166,401 1,427,989 986,769 当期損益
Profit for the period 326,582 914,265 929,980 1,162,901 791,680 探鉱費 - - - - - 注) 最新四半期報告書において、2007 年第3四半期以前のデータが改定された場合は、改定後のデータによる。 (3) 生産状況 1) 主要鉱産物の生産状況 (単位:t、金属純分) 鉱 産 物 2006 年 第 4 四半期 2007 年 第 1 四半期 2007 年 第 2 四半期 2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期 銅地金 (t) 143,911 128,592 132,474 138,247 133,661 銀 (t) 317 322 286 308 299 注) 最新四半期報告書において、2007 年第 3 四半期以前のデータが改定された場合は、改定後のデータによる。 ※(参考)為替レート:1US$=2.53PLN(KGHM 社の 2007 年第 4 四半期平均レート)
7.Antofagasta Plc ・2007 年第 4 四半期のグループの銅生産量は銅鉱石品位の低下と鉱石処理量の減少のため、前 年同期比 12.0%減の 115,400t となった。モリブデンの生産量は品位の低下により、前年同期 比 3.5%減の 2,700t となった。グループのキャッシュコストは、前年同期の 38.0¢/lb から 2.5¢/lb 減少し 35.5¢/lb となった。 (1) トピックス ・ Los Pelambres 鉱山の 2007 年第 4 四半期の銅生産量は、前年同期比 13.0%減の 81,600t と なった。同年前期比では 22.5%増であった。2007 年第 4 四半期のモリブデン生産量は前年同 期比で 3.5%減、同年前期比で 8%増の 2,700t であった。 ・ Los Pelambres 鉱山の 2007 年第 4 四半期のキャッシュコストは、主としてモリブデン・クレ ジット効果の減少により、同年前期のマイナス 19.6¢/lb からマイナス 7.5¢/lb に増加した。 ・ El Tesoro 鉱山の 2007 年第 4 四半期の銅生産量は前年同期比 7.4%減の 23,700t、Michilla 鉱 山の銅生産量は前年同期比 14.2%減の 10,200t となった。 ・ 2007 年のグループの銅生産量は 428,100t で、2006 年の 465,500t に対して 8.0%減となった。 2007 年のグループのモリブデン生産量は 10,200t で、2006 年の 9,800t に対して 4.0%増と なった。2007 年のグループのキャッスコストは 31.6¢/lb で 2006 年の 40.2¢/lb より 8.6¢/lb 減少したが、これはモリブデン・クレジット効果と輸送費減少による。 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 上期 2006 年 下期 2007 年 上期 2007 年 下期 売上高 (Revenues) 1,846.9 2,023.1 1,942.1 1,884.6 税引前利益
(Profit before tax) 1,325.3 1,533.7 1,436.7 1,313.5 当期損益 (Profit) 1,070.3 1,123.8 1,105.0 1,006.8 主要鉱物の生産状況 (単位:千 t) 鉱 産 物 第 4 四半期2006 年 第 1 四半期2007 年 第 2 四半期2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期2007 年 銅鉱石 131.2 105.9 106.1 100.6 115.4 モリブデン鉱石 2.8 2.1 2.8 2.5 2.7 キャッシュコスト (¢/lb) 38.0 35.8 24.8 30.1 35.5 主要保有鉱山生産状況 (単位:千 t) 鉱 山 名 第 4 四半期2006 年 第 1 四半期2007 年 第 2 四半期2007 年 第 3 四半期 2007 年 第 4 四半期2007 年 Los Pelambres (60%) 93.8 70.7 71.1 66.6 81.6 El Tesoro (61%) 25.6 23.6 23.2 22.5 23.7 Michilla (74.2%) 11.9 11.6 11.8 11.4 10.2 注 1) 生産量は銅金属純分
8.Anglo American ・ベースメタル部門の営業利益は、ニッケルの価格高騰と、銅と亜鉛の増産を背景として、 2007 年通年ベースで前年比 13%増の 4,338 百万$ (上期 2,165 百万$)。銅、亜鉛の生産量は前 年比でそれぞれ 1.7%増、2.5%増、ニッケル生産量は前年比で 3%減。 (1) トピックス ・ 2007 年下半期は、売上高が前年同期比 7.7%減、営業利益が 2.9%増、当期利益が 18.1%増。 ・ グループの収益拡大とコア部門への集中化を図るべく、11 月に Anglo Gold Ashanti 社の株
式の 24.3%を売却し、今期末には 16.6%の株式保有となった。この売却により、Anglo Gold Ashanti 社は持分法適用の関連会社となった。
・ 銅生産においては、Mantos Blancos 銅鉱山 (チリ) を除く各鉱山で生産量が増加した。Mantos Blancos 銅鉱山では、地震による影響による一時操業停止や低品位鉱の影響で生産量が減少 した。 ・ ニッケル鉱石生産量は、Loma de Niquel 鉱山 (ベネズエラ) における大雨やストライキなど により通年ベースで 3%減少し、25,600t となった。 ・ 亜鉛鉱石生産量は、主力の Skorpion 鉱山 (ナミビア) が生産能力規模どおりの生産量となっ たこと等により、通年ベースで 343.1 千 t となった。 ・ Lisheen 鉛亜鉛鉱山 (アイルランド) では、異常出水や軟弱な地盤による影響により、通年 ベースで、亜鉛が 4%減の 164.7 千 t、鉛が 13%減の 20.2 千 t となった。 (2) 財務状況 (単位:百万 US$) 2006 年 上半期 2006 年 下半期 2007 年 上半期 2007 年 下半期 売上高
Total Group revenue including associates 18,825 19,812 19,845 15,829 営業利益
Operating profit including associates before special items and remeasurements-total Group
4,563 5,269 5,452 4,664
当期損益
Profit for the financial period attributable to equity shareholders- total Group 2,943 3,243 3,379 3,925 探鉱費 66 66 66 91 金 16 0 - -ベースメタル 19 34 29 48 白金族 15 15 17 19
(3) 主要鉱産物の生産状況 (金属純分) 鉱 産 物 2006 年 上半期 2006 年 下半期 2007 年 上半期 2007 年 下半期 銅鉱石 (t) 300,000 343,800 308,300 346,700 ニッケル鉱石 (t) 13,700 12,700 12,900 12,700 亜鉛鉱石 (t) 169,800 164,900 168,500 174,600 鉛鉱石 (t) 33,200 38,200 30,400 31,700 金 (oz) 2,115,000 1,202,200 51,400 47,600 白金 (oz) 1,368,800 1,495,100 1,217,400 1,291,400 パラジウム (oz) 743,400 819,600 676,100 730,100 ロジウム (oz) 150,000 181,700 163,700 169,400 注) 金生産量について、2006 年下半期までは AngloGold Ashanti 社分を計上 (2006 年 4 月 20 日までは 100%、それ以降は権益 分を計上)。2007 年上期以降は、Anglo Platinum 社分を計上。 (4) その他 ・ 2007 年通年ベースでの収益比率は、ベースメタル部門が 45%、鉄鉱石・合金鉄部門が 15%、 ダイヤモンド部門が 5%、石炭部門が 6%、白金族部門が 28%、など。