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諸塚揚水発電所用ポンプの吐出し弁閉鎖速度の決定について

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u.D.C.る21.d7:532.59

諸塚揚水発電所用ポンプの吐出し弁閉鎖速度の決定について

DeterminationofClosingSpeedoftheDeliveryValveofthe

Pump

forthe

Morozuka

Pumped

Storage

Power

Station,

Kyushu

Electric

PowerCo.,Inc.

TakeshiKobori

威*

ShigeyoshiYokoyama こじ** 諸塚揚水発電所用ポンプが

転中に,停電その他の原因により動力が 断されたとき,その吐H.1し弁(ニー ドル形)は自動的に2段動作で閉鎖される。その際生ずる過渡現象の予測計 を行い,鉄管内圧力上昇ならび に逆流がなるべく少なくかつポンプが逆転しないように弁の閉鎖速度を定めた。 実物ポンプについて,その運転中に ・■1断試験を行って実測した結果,鉄管内のJ上力上界は最大9・5%で あり,また弁閉鎖時におけるポンプ回転数ほ+10%であった。さらに吐出し弁操作用の油圧が低下して,弁の 閉鎖速度が低 Fした場合についても実測したが,この場合の圧力上昇は8%であり,弁閉壷鄭寺におけるポンプ 回転数は+1%であった。計算結果と実測結果とはかなりよく一致し,あらかじめ定めた吐出し弁閉鎖速度は 適当であったことが確認された。

1.緒

塚揚水発電所用ポンプの概要についてはすでに報 告(1)されているが, 状態において総揚程241.4m,揚 水量18.6m3/s,回転数300rpm,電動機出力56,500kW の片吸込立形2段クーピソポンプでその吐出し口径は 1,800mmである。発電横を最上部に吊き,中央に水車, 最下部にポンプが立形に設置されている。発電機は揚水 時にはポンプ運転用の電動楼となる。 ポンプの運転中停電などの原因により急に動力が遮断 された場合には,吐出し弁(ニードル弁)は油圧によっ て自動的に閉じるようになっている。この弁の閉鎖速度 をいかに選定するかが本研究の目的である。

2.過渡現象の予測計算

計算方法は沼沢沼揚水発電所における場合(2)と同様であるが,今 回の計算は電子計算機によって行った(3)。 計算の基礎と 基準回転数 基準 揚程 基準揚水量 基準トルク 数値は次のとおりである。 Ⅳ乃=300rpm β●殉=241.4m 臥=18.6m3/s 〟托=1.588×105kgm ポソプよりサージタンクまでの配管の長さ エ=433.36m 旺力彼の伝わり速度 α=900m/′s 圧力波の鉄管内往復時間 2エニ0・964s 回転部分のフライホイール効果 Iγ鮮二488,250kgmヒ 管路常数

麒=一芸ニー=0・592

2.1ポンプの全般特性 ポンプの全般特性(ポンプの正転正流,正転逆流および逆転逆流 の各館域における特性の総称)は1/10の寸法比のモデルポンプの実 験によって求めた。 この全般特性を求めるには沼沢沼揚水発電所用ポンプの場合の経 験に基いて,回転数1,500rpmにおける正転正流,正転逆流および 逆転逆流の各領域における実験,ならびに走り放L状態における実 験を行い,それらの結果から相似則により他の回転数における特性 値を算出した(4)。 * 日立製作所亀有工場 工博 ** 日立製作所亀有工場 正転正流における実験はポンプの普通の性能試験とまったく同様 である。正転逆流の実験装置は弟l図に示すとおりで,モデルポンプ は押込ポンプ(総揚程222m,揚水量10m3/min,回転数3,000rpm) によりその吐出しロ側より一定圧のもとに給水され,逆流の状態で 動機により正回転されるようになっている。この実験における押 込側圧力の測定位置は図に示すような位置に設け,管断面の円周上 の4点の平均圧力を落差計(重錘式圧力計)によって測定した。ま た流出側の圧力測定孔はフランジより500mmの位 に設け,水銀 圧力計によって圧力を測定した。また同一箇所においてピトー管を そう入し流速の大きさ,方向を測定してこの部分における旋回流は 少ない(流れが管軸となす角は最大5度)ことを確めた。逆流量の調 節には押込ポンプ出口のバルブを用い,逆流量の測定には1m幅四 角せきを用いた。モデルポンプの駆動には容量125kW,l坤転 数1,500rpmの誘導電動機を用い,ポンプの所要動力の測定にはポ ンプと電動機との中間に設けたトルクメータを用いた。 次の逆転連流実験のときは第1図の装置においてモデルポンプ駆 動用電動棟を取りはずし,その代りに容量300HPの水動力計を設 置した。押込ポンプにより一定圧力の水を逆送してポンプを逆転せ しめ,逆回転数が常に1,500rpmになるように水動力計を調節しな がら逆流量を種々に変えて,その各場合のトルクを測定した。 走り放し実験のときは,この水動力計も取りはずして逆流水によ ってポソプが自由に逆転するようにしておき,逆流量を種々に変え て冬場合の逆転数を測定した。回転数の測定ほすべて電子管式回転 計によった。 以上の実験結果より全般特性曲線を求める(4)と弟2図のようにな

(2)

昭和37年2月 ポ ン プ 一∫♂ ♂ 〝、 /戊7 1 鱒-ノ ーーー一恵トルク猥 ボ 】■ 蝶 回転数% l 臣 n !d q 1 qg n n包 β J〝 -〟 〟 〃♂ 第2図 全 第3図 ニードル弁特性曲線 (正流の場合) 第4図 ニードル弁特性曲線 (逆流の場合)

日立評 ほテルニードル弁l o 弁の聞きJ甘即 ク よ♂′′ ∠♂♂ 〟ひ 仰 別冊第45号 第5図 弁体前後の水圧差〝。による作用力汽。 (正流の場合) (モデルニ【ドル弁) ロ弁の開き ∫∼郡 .j'β り 、■、、 、ヽ 第6図 弁体前後の水肝差仇による作川力汽〃 (逆流の場合) ぴ2 雛7岡 ー ド ル 弁 る。図において回転数,流量,水頭およびトルクの値はすべて実物 ポンプにおけるそれらの基準値に対する割合をもって表わしてあ る。 2・2 吐出しニードル弁の特性 吐出しニードル弁もあらかじめモデル(1/10寸法比)によってそ の各開きに対する抵抗係数を実験によって求めた。実験は正流およ び逆流の各場合について行った。第3図は正流の場合の実験結果を 示し,弟4図は逆流の場合の実験結果を示す。図において横軸には

弁の聞き耳(mm)をとり,縦軸には抵抗係数;をとってある。∈は

〃7,= 2g のように表わされ,ここに肋は弁の抵抗損失水頭で あり,〃ほ弁の入口直管部分での平均流速である。 また弁体前後の水圧差仇によF)弁体に加わるカタ∽も実験で求 めた。その実験結果を弟5図および弟る図に示した。弟5図は正流 の場合の結果であり,葬る図は逆流の場合の結果である。上記の f㌔の値はモデル弁におけるものであるから実物弁における君〃の

値はこの実験値にモデル比の自乗102を乗じて求めることとした。

実物ニードル弁操作用油圧シリンダの主要寸法は次のとおりであ

る(第7図)。

(3)

九州

力株式会社諸塚揚水発

第1表 弁閉鎖速度の計画値 \ \ 噴 I 1 グソク内油圧Pl′ 、.シリンダ内油J工fl〉 不 倒 時 間 s 一段日閉鎖速度 mm/s 一段 日 閉鎖時間 s 二段臼閉鎖速度 mm/s 二段【]閉鎖時間 s 第2表 \\ -__ \モ\\ タンクl月池尻Pl′、--、

\\ナ、---'1-?_竺竺竺

\\__計 弟‥ =番 -∼ナ 項 11 伊■に時のl止=L弁開きmm 伸張時の吐漉し弁閃き% 件ノーに時の鉄管州ユリ」mAq 肘定時の鉄管l勺圧力 大大 殿‥収 rし 力 上 舛 力 mAq 昇% 卜∴卜 降降 ∫ノ 」ノ 征圧 人大 -・\ -⊥ 「刃 J月 是泣 沈流 辿辿 人人 最最 mAq % m;ソs % 升閉鎖時の回転数 r pm 弁閉鎖時の回転数 % 40kg/clnゴ 28kg/cm2 0.241 68.4 諸塚ポンプ水撃計算結果 40kg/c汀ド 28kg./cm崇 1 113 25 241.4 100 18.5S 7.7 4().57 16.8 7.29 39.2 119.1 39.7 吐川し弁閉鎖時間一段 s 吐山し弁閉鎖時間二段 s 油1上シリンダの内径 油圧ビストソの圧油側軸ほ 油圧ピストンの背 側軸径 り三州側ピストン作用面積 背圧側ピストン作用両横 弁のストローク 2 226 5() 241.4 100

241・4】;三三・4

10U 20・76l21・0

8・6篭

8・7 47.1 19.5 10.1 51.2 63.9 21.3 1.45 13.97 21.0 8.7 55.3 33.9 10.95≒11.63 140c111 8cn1 42.5cm 15,336clllヱ 13,968cm2 45.2cm 35kg′ノcm2 23kg/cmリ 0.241 60.6

所用ポンプの吐出し弁閉鎖速度の決定について

んけ∂∫=/♂β,7% ミ■ -1 】■■l 田 ∫ ヨ 呵甲 れ=紺 ロイβ ♂∼♂ 〃♂ ー?β ーイβ -〃 一郎 ヽ 〃 ヽ ∫ 匹 2 J 〟 /わ J 票 β ご d ♂ ♂ J J /2 /イ け 相 I

■一別㍑ l lll 第8図 水 撃 計 算 結 果 (Pl′=40kg/cm㌔吐出し弁開度100%の場合) 30kg/c汀ド 23kg.′′cmコ 5 226 5⊂1 241.4 100 21.0 8.7 47.35 19.6 10.60 57.1 49.2 16.4

1芸二;…11;:……

2 (U 5 ハU 4 1 油J_ 仁シリンダに作用する油圧吊の伯は,油タンクl勺のナ州 亡巧′が 4・Okg/cm2であるので途中の配管内における圧力降下を見込んで 28kg/cm2とした。なおPl,が30kg/cm巳に低下する場合の水撃も 計算することとし,このときは昂を231くg/cm2と見積った。 2.3 管路下矧こおける過渡現象 ポンプの吐出し弁は動力遮断後自動的に2段速度で閉鎖するよう になっている。その閉鎖速度を定めるにほ,あらかじめ幾通りかの 値を仮定し,それらの各速度に対して水撃の計算を行い,拝力上

昇,逆流竜および逆転の有無などを検討Lて適当な閉鎖速度を選ん

だ。仮定した各閉鎖 度の値は次のとおりである。一段目閉鎖速度 は45∼68.4mm/sの範囲にとり,二段日間鎖速度は6∼14mm/sの 範囲にとり,これらを組合わせて合計20とおりとした。これらのう ち弟1表に示す閉鎖速度がほほ満足すべき結果を示した(〕すなわち 油EE Pl′=40kg/cm2の場合は一段目閉鎖速度68・4mm/s,二段目 閉鎖速度7.7mm/sである。油忙Pl′が30kg,/cm2のときは一段目 が60.6mm//s,二段目が7.16m叫′sである.。タンク内油圧A'= 40kgノ′ノcm2の場合,停電時の吐出し弁の開度が100%のときの計算 結果せ図示すると弟8図のようになる`⊃図の供軸には時間(2エ/α および秒の両方の単位で示す)をとり,縦柵こほ管路 F端における

鉄管内水圧ん(基準総揚程仇=241.4Inに対する%),回転数佗(基

準回転数Ⅳ・′∼=300rpmに対する%),流吊二すり1ヒ準流吊Q′7二18・6n-3ノノ sに対する%)およぴlI-=11し介の開きSnllllなそれぞ/hホLてカ〉る`、 次にP.′=40kg′′c1113のとざ停電時の吐出し弁開度が75.㌔′,50β;, 25%の各場合,およびろ′=30kg′/cm2のとき開度が100%,50%の 「 、ト ‥‥ 一へ ∴

蒜)奄仁鰯混回G柵墓誌祇、竜王く坦由廊ヾ冒岩国ln匝暗匠御着

十 + 。て一一・油圧〝二〃妨∼の場合 l

±〟吻んzの

A ⊂⊃ ▼ ▼/ 7 \ 〝のノ■〝 \ズー 〟■ 一明7 ノ邪IJ呪。彷ク し卿 L御.仰 粛♂ 停電時の弁開き〝の 全問 第9図 吐出し弁の開きに対する最高旺力,最低上1三力, 弁閉鎖時の回転数(計算結果) 各場合についても計算し,これらの結果から鉄管内圧力上昇,弁閉 鎖時のポソプの回転数,最大逆流量などを表示すると弟2表のよう になる。弟2表から停電時の吐出し弁の開きと最高圧力ゐm乱文,最低 圧力ゐ。、i。,および弁閉鎖時における回転数常山nとの関係を求めて 図示すると弟9図のようになる。ゐm且Ⅹは停 時の弁の開きによっ てほとんど変らず,全開時において108.7%の値を示し,またゐmiIl は全開のときもっとも小となっている。れl-aX,ゐn-i-1とも油圧が低 下して閉鎖速度が変ってもその値は変らない。,11nlnは油圧の変化に よる閉鎖速度の相 によって差が出ており,停電時の弁開きが全開 でかつ油圧低下の際が滋小で約2%になっている。 2.4 管路の中間における圧力変化 諸塚 水発′i所における配管の概略を舞】0図に示す。 この管路において最低任力な生ずる場所はC点で,この任力が大気 匠以下になれば鉄管な破壊するおそれがある。したがってC点にお ける圧力変化を検討する必要がある。この圧力変化はA点における

(4)

昭和37年2月 ボ ン 第11図 吐出し弁を閉じない場合の水撃現象計算結果 圧力変化がわかれば計算(5)できる。C点における圧力降 下は実物ポンプが最低揚程の状態にて運転中電源が され,吐出し弁は開放のままの場合が最大となるのでこ の場合について計算する。まず吐出し弁開放の場合のA 点における水 の過渡現 ると弟11図のよう i■こなる。この図におけるA点の圧力変化を圧力降下とし わしたものが弟12図の実線の曲線である。これか らC点における圧力変化を求めれば図の破線で示した曲 線が得られる。 Cノ∴くの圧力に対してはサージタンクの水位が闘係する ので,その水位変化を求める。それには舞11図におけ る時間と流星との関係を用い近似的に計算(6)できる。そ の計算結果を舞13図に示す。Cノ.Mこおける圧力はサー ジタンク水位の降下した状態から上に述べた水 による 直接的な圧力降下量を差引いたものとなる。前者によ

る圧力降下は弟12図によると,f=3秒において最大

値(約5%・あるいは2軋4×忘=12m)となっている。

このときライザ内の水位は帯13図によると才=3秒に おいては約0・7mの降下を示しているので,その水位は 且乙・352+3・8-0・7=355.1mにある。したがってライザ水 面とC点の標高312.5nlとの は355.1-312.5=42.6m となる。よってC点における圧力は42.6-12=30.6111 となり,水柱分離に対しては十分の余裕がある。次にラ イザの水位が最低となったときにつき検討するに,その 水位はg=28秒において最低に達し,,基 水面より17.2 n-低下する。したがってこのときの水位は且L352-17.2 =334・8mとなり,ライザ水面とC点との標高 は334.8 ー312・5=22・3mとなっている。しかるにこの時刻にお ける水撃による直接的な圧力降 Fは弟Il図によれば 一2t4%(-5・8m)となる。Lたがってこの場合のC点 の圧力は22・3-(-5・8)=28.1mとなり水柱分離のおそ れはない。 日立評論別㈹第45 第12図 管路の中間点における比力降下 l lコ「 十 匪

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■/一て1化flぷZJ紺 サージタンク _/封切 f⊥.J7況♂〝 巨 七三 煮 ぐ\ .\ ひ、 ;.ヽ l 壬ヽ J β -J +∵ 一灯 ー〟 且.叔瓜財 亜 日 甘昼

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「可■■' 諸塚調整池 □

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配圧弁翫′

l 〟f ニードル弁 ぞム 水 ■川.

許舟

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しい一撃君盃諾〕弁

下段巨削弁

安 弁 \・油圧シリンダ Pl′….油圧タソク内油圧 集 油 Pl.‖.配圧弁油圧 fb …・シリンダ圧油側油圧 ア P山 ■‥∴/リンク背圧側油圧

3.過渡現象の実測

3・l吐出し弁の無水時における閉鎖速度の測定 吐山し弁の閉鎖速度を変えるには弟】4図に示すように油圧シリ ンダからの油の流出を絞り弁ならびにオリフィスによって制限する ことによって得られる。この弁の閉鎖速度は2段に変化するが,一 段目の閉鎖のときは一段目ならびに二段目絞り弁を通じて油が排出 されるためその速度は大きい。あるストロークを通過すると一段日 絞り弁は弁体につけられたピストンによって閉鎖され,抵抗の多い 二段日絞り弁(オリフィスを含む)を通じて油が排出されるのでそ の閉鎖速度は急減する。弟1表の閉鎖速度を計痢どおり実現するた めには絞り弁の開き,ならびにオリフィスの段数を種々に変えた場 合に弁速度がいかに変化するかを知る必要がある。これを確かめる ため吐川し弁(弟7図参照)を無水の状態においてその閉鎖速度を 測定した。 閉鎖速度を測定するには弁の動きと時間との関係がわかればよ 第14図 油圧シリンダならびに配管系統略医! 第15図 無水時における吐出弁の閉鎖時間実測結果

(5)

九州電力株式会社諸塚揚水発電所用ポンプの吐出し弁閉鎖速度の決定について

い。よってこれらをオシログラフによ って記録した。なおオシ/ログラムには 弁の動きと時間以外に柵口三シリンダの 任紬側の∼州千晶,排油例の仙¶㍉軋の 変化も参考に測定した。そのオシログ ラムの一例を弟15図に示す。弟15図 は一段目絞i)弁の開き(全閉からの弁 ハンドルの回転数をもって示す)31軋 二段目絞り弁の開きl塩田,オリフィス 3段の場合である。実験は絞り弁の開 きならびにオリフィスの段数を種々変 えて数多くのオシ′ログラムをとった。 第lる図は一段口,二段日の閉緋速 度と絞り弁の開きとの関係を示すもの である。図の左側は一段口の閉鎖速度 を示し,この場合は二段口絞り弁の閃 きは一定としている。図の右側は二段 トl閉鎖速度をホし,この場合は一段「l 絞り弁の開きは一定としている。図に おいて一段目の閉鎖 度は絞り弁の開 き3.3回のとき68.4mmノ′■s(第l表に おける計画値)となる。しかるに[ズ1 において二段[lの閉鎖速度は計i■l--i伯 7.7mmノ・′s とは多少の相違がある。 7.7mm′/s とするにはオリフィスの径 その他を変えればよいのであるがかな りめんどうなのでそのまま実験を進め た。 舞=7図は弁の閉鎖速度が油温によ っていかに変化するかを調べた結果で ある。国の横軸には集油タンク(舞14 図に示す配肝弁から出た柚を集めるタ ンク)内の浦阻矛とってあり,掛軸こ は閉鎖速度がとってある。固からわか るように油脱が26、320Cの間で閉鎖 速度はあまり変らない。 3.2 水撃現象の実測 過渡現象の測定方法ほ沼沢沼揚水発 電所川ポンプ(2)の場合と同様であるの 甜 ∬ ■・㌧∵ ‥ J♂ ♂ / ク イ ∫ 占- 7 一段日放り弁の聞き 回 J / 烹昌仙誓讐胡臣皿甜■l 一段目絞り弁聞き ∫回 二段目オりフィス J段 A=L材J∼イ♂ 々タ′七のク J イ .う ∂■ 二段目掛り村の聞き 回 芽i16岡 洲下シリンダの放り弁の聞きと吐=弁明】鎖速度との関係 き亘鱒讐讐慧蒜〓 一定 l、 上汐 1j汐 集油タンク内油混 8J 第17図 軽油タソク内の油温と吐出し弁閉鎖速度との関係 天野日什/-くノ∼岸且才一JL ′土日巨由側圧丁=β才励 .γ口1出♯聞き=朋J仰 フィスJ技 〟=♂」-】

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第18岡 実測によるオシログラム (吐と」1し升閃き 99.5mm) 〃鉄管内水圧 諸塚揚水発電所円ボン7諏堅実 =プ∠∠爪 就業

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圧浪檻由圧二∠抽露朗絞り弁聞きJ凪 な篭 瀧:目=7〟℃呈艮且艶通関き去掴 ㍉ 案験日什∠1ブ∼段巨オリフィスJ段 〝=♂

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βJ7∫ 仲ポンプ吐出圧力=Zβ7β α仁β操作電流 一._r¢_..‖一、局=♂'■ 11l▼,■¶■¶ 穐=♂ .r.時.傷ト 第19図 実測によるオシログラム (吐出し弁閃き228mm)

(6)

昭和37年2月 ボ ン '丁8寺 伺` J♂ト_' ■ 〝回転マーク 〟回転数=J〝仰〝 〝鉄管内水圧=2イJ〝 誌塚揚水発電所用ポノ7林学寅男寂 ▲j; 一′・・■・;2 升 巳 .β.//′ 〟=♂

禁書蓋藍蓋≡空転

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か♂ み庄油側圧打瑞相吻払 悶

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αイJ♂ 伸ボン7吐出圧力霊灯〝 凸仁β操作電流 \ 伸=♂ 「 鰐 W r 第20同 実測によるオシログラム (吐出し弁の開き341mm) ■ √■喝■聞■ 」JJ」 〟回転ノーク //回転牧=JJβ′p〝 〟鉄管内水圧=錐の l 諸塚濁水発嗣用ボン刀確実鱒畢 王j財政画趣煎 虚温J〟㌣_∠旦目絞り捕削 実務日紆∼4謂員利」フィズJ 乃俳由側圧力=㍊♂城

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轟 一拶 ∫吐出弁開き二一弘7J仰

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ル 伸ボン7叱出圧力二胸府 々-♂ 乃=♂ β£β操作電充 ノ/㈲ 佑=♂__ 第22図 実測によるオシログラム (吐出し弁開き223.5mm,油圧低下の場合) 0油圧β声励2の場合 ×油圧考′二招J吻乞㌔の場合 絞り弁′段間きJ 〃 ∼段 ケ穿 オりフィス J 御 伽 〃 舶 〃 ミ責鰯粟且G昨瓜瑠臣取 去∈く仁出離躍Eか忘 " 」㍑ l 」 q \ \ 〃爪ノわ l ヽ⊥ l 、\J 、、⊥ 】 【 L L \γ . 、 ∴、.1、 停電時の井関きの〝 全開 第24図 吐出し弁の閃きに対する最高圧力,弁閉鎖時の回転数 (実測結果) でここには省略する。 吐出し弁の開度22%,50.5%,75.5%および100%においてポソ プの動力を 断したときの水撃現象のオシ/ログラムを第】8∼21図 に示す。オシログラムは 回転数Ⅳ,管路 の下端における鉄管内水任ガ(弟14図参照),油圧シリンダ内排油 側圧カタゎ,吐出し弁の聞き方,任柚側作力昂,ポソプ吐出し圧力 〃7ノ,電流をそれぞれ示す。 また油圧ろ′を供下させた場合,吐出し弁開度49.5%,100%から プ

日立評論別冊第45号 ■丁■時r間■■」/J」【■ 〃回転マーク 〟回転敗=t叩♂/ア〝 〟鉄管内水圧コβ〃爪 ∫ 吐出弁開き=躍〝〝 6 ∵ 凶 戯作㌍扁 用∴排油例屈力「㌍J惚

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〟β=♂____ み圧庇側圧力ご♂ βCβ操作電流 F 第23図 実測によるオシログラム (吐出し弁開き452mm,油雁低下の場合) 第3表 実 験 口 停電時の吐Ⅲし舟閃きmm 停瀞寺の吐出し井関き% 停電時の鉄管内圧力mAq 掛馴与の鉄管内圧力% 鉄管l勺最 鉄宰=勺最 、 ■ 」F■J -・ 圧力mAq 斥力% 井関釦時の回転数rpm 介閉鎖時の回転数% 吐出L弁不働時間 s 叶出し弁閉鎖時間-・段 s 吐Hし弁閉鎖時間二段 s 諸塚ポンプ水撃実験結果

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238;242 98.6llOO.2

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0.471 0.37 1.67 8.8 11.12 il三 ク:/ク裾由温:15∼18.6JC 室 温:13∼140C

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223・5l452

49・5璧100

244 101 261 108 71.3:3.0 23.811.0 0.42!0.62 1.88 12.40 5.68 11.60 動力遮断したときのオシログラムを弟22,23図に示すっこれらの ナシログラムから鉄管内最高圧九弁閉鎖時の回転数その他を読取 り第3表に掲げた。ゐmll\,弗l一山と停電時の吐旧し弁の開きとの関 係を図示すると第24図のようになる〕停電時弁が全開のときにお けるれT-ごlてほ】09・5%て浅川,弁の開きが変ってもぁー-、托、の伯はあま i′)変化Lたいっ鋸1i--は浦任低卜の場斜こおいても+1%となって いる. 3・3 実測値と計算値との比較 実験の際の弁の閉鎖速度が計算の際決めたものと少しずれたため 実測と計算との厳密な比較はできないが,弟9図と弟24図とを比 較すjtば,鉄管内の最㍍圧力ぁー。aXは計 測とにおいてほとん ど一致した統果を示すことがわかる。また弁閉鎖時の円転数 兜mi。 は停電時の弁の開きが少ないときほ少Lくい追っているれ弁が全

(7)

九州電力株式会社

塚揚水発電所用ポンプの吐出し弁閉鎖速度の決定について

開のところではだいたい一致している。これほ油庁低下の場合にお いても同様である。

4.結

l:=】 (1)詔塚揚水発花所用ポンプの配管系に生ずる水撃現象をあら かじめ計算し,P_L二出L弁の閉鎖速度を提案した。 (2)最低揚程において動力遮断したとき,吐出し弁が開放のま まのとき配管系の中間の点における圧力降下を計算し,水柱分離 に対して検討を加え,その心配がないことを明らかにした。 (3)動力 断時の吐「Hし弁の開度が22%,弧5%,75・5%およ び1nO%の各場合において水轡現象を実測し,鉄矧ノづのげ力_L二舛, 介閉鎖時の円転数などは計算とかなり合うことを確かめた。 (4)またロー川lし弁を操rlサる仙圧が約罰)lく軌′clがに礁 卜し,介 の閉鎖速度が小となったときについても実験L,これまた計算と かなりよく合うことを確かめた。 終りに臨み現地における なるご陥力に 測に際しての九州電力株式会社の絶大 く感謝の意を表する。 また工場内において第ニポンプ設計課,ポンプ検査課,機械研究 諜,水力研究 の多くの人々のご協力を得たことに対しても合わせ て深く感謝する。 参 薯 文 献 (1)寺m,田原,細田:R立評論43,5(rl召36-5) (2)′ト鋸:日立評論35,6(昭28-6) (3)楢川,松原:l_11‡評論42,11(昭35-11) (4)′ト調 (5)小堀 (6)小鋸 日立評論3d,9(昭29-9) 機械学会誹習会前刷(昭3ト・6) 機械学会論文悠2る,16(昭35--1) 〟′ /′ 〟′` /′`

木器はベンチエリー管により流量の1ノl乗に比例する差圧をとり出 し,その差忙によりダイヤフラムを駆動し,生じた偏位砿よって二 重ソレノイドの小心に躍かれた鉄心を移動して,二つのコイルのリ アクタンスを変化させるようにしたもので,両コイルに流れる電流 の差はベンチュリーの発生する差匠に比例する。すなわち流量発信 諸手のf上り](本器の両コイルの差電流)ほ流量の自乗に比例する。木 器の外観を弟1図に,接続およひ特性を第2囲および第3図に示 す。 第1[対 流 発 信 崇拝 外 観 、\へ一口一スー 第2図 洗 発 信 器 接 続 図 第3図 流 量 発 信 器 特 性 図

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