福井大学附属図書館自己点検評価報告書 平成22年
12月
著者
福井大学附属図書館
雑誌名
福井大学附属図書館自己点検評価報告書
巻
平成22年12月
発行年
2011-03
URL
http://hdl.handle.net/10098/10151
福 井 大 学 附属 図書館
自 己 点 検 評 価 報 告 書
は じめ に
前 回 の 福 井 大 学 附 属 図 書 館 自己 点 検 評 価 報 告 書 「以 下 「報 告 書 」 とい う。」の 冒頭 に,「附 属 図 書 館 は 総 合 図 書 館(文 京)と 医学 図 書 館(松 岡)か らな っ て い ます が,共 に狭 隆 化 が 進 ん で お り,増 改 築 を 含 め て,図 書 館 の 再 生 構 想 が 検 討 され て き てお りま す 。」 と書 き出 し て い ま す 。 今 回 は,平 成20年 度 に 総 合 図 書 館 の 耐 震 増 改 築,平 成21年 度 に 医 学 図 書 館 の 増 改 築 が 竣 工 して,め で た く リニ ュー ア ル オ ー プ ン し,目 標 で あ る 次 世 代 図 書 館 へ の 取 り 組 み を ス ター トさせ た こ と を 報 告 させ て い た だ きま す 。 この 増 改 築 は,第1期 中 期 目標 ・中 期 計 画(平 成16∼21年 度)を 達 成 す る上 で,非 常 に 有 益 な 事 業 で あ りま した。ま た 図 書 館 で は,評 価 体 制 と して 平 成18年 度 に 自 己点 検 評 価 小 委 員 会 及 び 専ll5部会 を 設 置 して,利 用 支 援(教 育 支 援,研 究 支 援),図 書 館 活 動(利 用 ・貸 出,目 録 デ ー タベ ー ス,電 子 図 書 館,広 報 活}地 域 連 携)及 び 管 理 運 営 に つ い て 自 己点 検 評 価 を行 い,全 力 で 課 題 解 決 に取 り組 ん で き ま した 。そ の 結 果,1成20年 度 の 学 内 委 員 会 及 び役 員 会 に よ る附 属 図 書 館 の 総 合 評 価 は 「活 動 状 況 等 が お お む ね 良好 で あ る。」で あ り, 平 成21年 度 に 実 施 され た 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 ・学 位 授 与機 構 に よ る 第1期 中期 目標 ・計 画 に対 す る 評 価 結 果 は}「 大 学 機 関 別 認 証 評 価 」 に お い て 「大 学 評 価 基 準 を満 た して い る」 で あ りま した。平 成21年 度 末 の 附 属 図 書 館 運 営 委 員 会 に お い て も,前 回 の 報 告 書 で 挙 げ ら れ ま した45の 改 善 項 目の す べ て に 対 して 改 善 評 価 と して 「A二 完 壁 」及 び 「B=改 善 」の 評 価 を い た だ き ま した 。(改 善 表 は 資 料 編 に 有 ります 。)さ らに 努 力 を 重 ね,大 き く変 化 す る 大 学 図 書 館 へ の 期 待 に 応 え るべ く体 制 を整 え た い と思 い ます 。 最 後 に 報 告 書 の 作 成 に 尽 力 され た 自己 点 検 評 価 専 門 部 会 委 員 や 図 書 館 職 員 に は,こ こ に, 厚 くお 礼 申 し上 げ ま す 。 ま た 図 書 館 の 増 改 築 に ご尽 力 され た 前 附 属 図 書 館 長 の 中川 英 之 名 誉 教 授,前 医学 図 書 館 長 の 松 木 孝 澄 教 授 を は じめ 関係 教 職 員 の 方 々 に深 く感 謝 い た します 。附属図書館長
田
村
信
介
目
は じ め に 1 2,次
附 属 図 書 館 の 目的 と 目標利用支援
2.1教 育 支 援 2ユ,1資 料 の 収 集 ・整 備 2ユ.2図 書 館 利 用 指 導 2ユ.3図 書 館 間 相 互 貸 借 2.2研 究 支 援 3,図 書 館 活 動 2.2.1電 子 ジ ャ ー ナ ル 2.22学 術 文 献 デ ー タ ベ ー ス 2.2.3学 術 機 関 リポ ジ ト リ ・地 域 協 同 リポ ジ ト リ 3ユ 利 用 時 問 と 貸 出 3.1.1利 用 時 間 3.1.2貸 丘目 320PACと 遡 及 入 力 3.3電 子 図 書 館 3.4広 報 活 動 3.4.1学 術 情 報 ポ ー タ ル と し て の ホ ー ム ペ ー ジ 3.4.2展 示 と 刊 行 物 3.5地 域 と の 連 携 4,管 理 運 営 4ユ 施 設 ・設 備 の整 備 と利 用 状 況 4.1.1建 物 4.L2書 架 ・書 庫 f 1 5 5 5 7 S 8 8 9 10 11 11 11 12 13 ×4 15 15 15 17 16 18 18 194.2組 織 体 制 4.2.E運 営 組 織 4.x.2事 務 糸且織 4.3予 算 と 経 費 19 19 21 4,4自 己 点 検 評 価 体 制 22 資 料 編 自己 点 検 評 価 に係 る改 善 表(平 成20年 度) 自己 点 検 評 価 に係 る改 善 表(平 成21年 度) 23 ア ン ケ ー ト調 査 表 と 集 計 結 果 総 合 図 書 館 利 用 者 ア ン ケ ー ト調 査 医 学 図 書 館 利 用 者 ア ン ケー ト調 査 1 ⊥ り 0 総 合 図 書 館 来 館 者 ア ン ケー ト 医 学 図 書 館 来 館 者 ア ン ケ ー ト 4 2S
統計編
統計
50 55 11.附
属 図 書 館 の 目 的 と 目標
福 井 大 学 は,『 学 術 と文 化 の 拠 点 と して』『人 々が 健 や か に 暮 らせ るた め』高 度 な 『教 育 ・ 研 究 を 推 進 し』『社 会 に 貢 献 し得 る 人 材 の 育 成 』 と 『独 創 的 で か っ 地 域 の特 色 に鑑 み た 』研 究 の 『実 践 』 を理 念 と して 掲 げ て い る。(福 井 大 学 ホ ー ムペ ー ジ 〉大 学 紹 介 〉理 念) 附 属 図 書 館 の 目的 は,こ の 理 念 の 実 現 に 向 け て,教 育 ・研 究 に 『必 要 な 図 書 館 資 料 を収 集,整 理,保 存 及 び 提 供 』 す る と と も に 『学 術 情 報 を 提 供 す る シ ス テ ム を 整 備 』 し,『地 域 社 会 の 知 的 情 報 の 拠 点 と して の 役 割 を 果 た す 』こ と で あ る。(福 井 大 学 附 属 図 書 館 規 程 第2 条) 附 属 図 書 館 で は 大 学 の 理 念 と図 書 館 の 目的 に 沿 っ て,平 成16年 度 か らの 第1期 中 期 計 画 中 で 以 下 に 挙 げ る(1)∼(4)の 計 画 を 掲 げ そ れ ら の 具 体 的 成 果 を挙 げ る べ く努 力 して き て い る。 ま た そ の 一 環 で,平 成19年 度 に は 自 己 点 検 評 価 を 実 施 し,「 現 状 」,「課題 と評 価 」 に っ い て 分 析 を 行 っ た。 そ の な か で45の 改 善 事 項 が 出 され,平 成20・21年 度 の2年 間 で 改 善 を行 う と共 に教 育 ①,研 究 ① ∼ ⑦a社 会 との 連 携 ① か ら成 る 平 成22年 度 か らの 第2 期 中 期 目標 ・中 期 計 画 を ス タ ー トさせ た。 第1期 中 期 目標 ・中 期 計 画 に お け る 附 属 図 書 館 の 目 標 と 計 画 【平 成16年 度 ∼ 平 成21年 度 】 (1)附 属 図 書 館,総 合 情 報 処 理 セ ン タ ー か ら な る メ デ ィ ア コ モ ン の 実 現 に 努 力 す る 。 ○ 附 属 図 書 館,総 合 情 報 処 理 セ ン タ ー で は,メ デ ィ ア コ モ ン に つ い て,機 能 的 側 面 か ら 整 備 に 努 め る 。 →2 ,Z.3,4.1,1【 参 照 】 〔2)附 属 図 書 館 の 学 習 支 援 機 能 を 強 化 す る 。 ○ シ ラ バ ス に 掲 載 さ れ て い る 教 科 書,参 考 書 等 の 収 集 に 努 め る と と も に,教 育 ・ 学 習 に 必 要 な 図 書 ・雑 誌 等 の 充 実 を 図 る 。 →2 ,1,1【 参 照 】 ○ 現 在 講義 の 一 環 と し て 実 施 し て い る 情 報 リテ ラ シ ー 教 育 プ ロ グ ラ ム(総 合 図 書 館:共 通 教 育 科 目 「情 報 処 理 基 礎 」,医 学 図 書 館:テ ユ ー ト リア ル 教 育)の 充 実 を 図 る と と も に,関 連 教 員 と 連 携 を 図 り な が ら,高 学 年 及 び 大 学 院 学 生 を 対 象 に し て,専 門 分 野 に 対 応 し た 情 報 リテ ラ シ ー 教 育 を 実 施 す る 。 →2 ,1.2【 参 照 】 (3)附 属 図 書 館 等 に お け る 研 究 支 援 機 能 を 充 実 さ せ る 。 ○ 学 術 情 報 基 盤 で あ る 電 子 ジ ャ ー ナ ル と 学 術 文 献 デ ー タ ベ ー ス を 継 続 し て 提 供 す る 。 →2 .2.1,2,2,2,4.3【 参 照 】 ○ 本 学 教 員 の 研 究 成 果 で あ る 図 書 等 を 収 集 し,教 員 著 書 コ ー ナ ー に 蔵 置 す る 。 ま た,本 学 発 行 の 紀 要,研 究 報 告 書 等 を 電 子 化 し,本 学 の 研 究 成 果 に 容 易 に ア ク セ ス で き る 環 境 を 整 備 す る 。 →z .1.1,2.2,3【 参 照 】 1○ オ ン ライ ン 目録 に 未 登 録 とな っ て い る図 書 の遡 及 入 力 を 図 り,本 学 の 蔵 書 へ 容 易 に ア クセ ス で き る環 境 を 整 備 す る。 →3 ,2【 参 照 】 ○ 総 合 図 書 館 及 び 医 学 図 書 館 オ ン ラ イ ン 目録 の 統 合,あ る い は 横 断 検 索機 能 を 付 加 す る こ と に よ り,本 学 蔵 書 へ 容 易 に ア クセ ス で き る 環 境 を 整 備 す る。 →3 ,2【 参 照 】 ○ 電 子 ジ ャー ナ ル,学 術 文 献 デ ー タベ ー ス,オ ン ライ ン 目録,本 学 作成 ・提 供 の 電 子 的 コ ン テ ン ツ等 を一 元 的 に 管 理 ・提 供 す る 図 書 館 ポ ー タ ル を 整 備 す る こ とに よ り,学 術 情 報 資 源 の 円 滑 な 検 索 ・入 手 を 支 援 す る。 →3 ,4,1【 参 照 」 (4)地 域 住 民 に 対 す る図 書 の 貸 出 しや 日 曜 日 ・休 日 開 館 を実 施 す る等,附 属 図 書 館 の 地 域 へ の 開 放 を 図 る 。 ○ 地 域 住 民 に 対 す る 資 料 公 開 の 一 環 と して 稀 襯 書 ・コ レ ク シ ョ ン等 の 展 示 会 を実 施 す る。 保 存 的 観 点 か ら公 開 で き な い 資 料 は,積 極 的 に電 子 化 し,イ ン ター ネ ッ ト上 で公 開 す る。 →3 .3,3.4.2【 参 照 】 ○ 附 属 図 書 館 を地 域 住 民 に 開 放 す る と と も に,生 涯 学 習 及 び 地 域 産 業 振 興 に 必 要 な 図 書 ・雑 誌 等 の 資 料 を 収 集 ・提 供 す る。 →2 ,1.1,3.1,1【 参 照 】 ○ 地 域 住 民 が 附 属 図 書 館 を利 用 しや す くす る た め に,日 曜 日 ・休 日 を含 む 開 館 時 間 の 検 討 を行 う と と も に,県 内 図 書 館 と の 連 携 を 強 化 す る。 →3 .5【 参 照 】 ○ 医 学 図 書 館 に お い て は,調 査 ・研 究 を 目的 と した 地 域 住 民 に 対 し,図 書 の 貸 出 しを 実 施 す る。 →3 ,1,2【 参 照 】 第2期 中 期 目標 ・中 期 計 画 に お け る 附 属 図 書 館 の 目標 と計 画 【平 成22年 度 ∼ 平 成27年 度 】 【教 育:文 科 省 提 出 】 附 属 図 書 館 等 で は,自 主 学 習 の た め の 環 境 整 備 と情 報 提 供 ・教 育 の 充 実 を進 め る と と も に, 利 用 者 と して の 学 生 との 協 働 体 制 を 構 築 し,利 用 者 の 意 向 や 意 見 を 反 映 で き る 修 学 支援 体 制 の 整 備 ・点 検 ・充 実 を 進 め る。 【教 育:学 内 】 ① 附 属 図 書 館 で は,ラ ー ニ ン グ コモ ン ズ と して 自 主学 習 の た め の 環 境 整 備 と情 報 提 供 の 充 実 を進 め る と と も に,利 用 者 と して の 学 生 との 協 働 体 制 を構 築 し,利 用 者 の 意 向 や 意 見 を 反 映 で き る 支 援 体制 を整 備 ・充 実 す る。(平 成22∼27年 度) (自 主 学 習 環 境 の 充 実 〉 ・ 情 報 提 供 シ ス テ ム と して メ ー ル マ ガ ジ ン 発 行 シ ス テ ム を 構 築 す る。 2
携 帯 電 話 に よ るOPAC検 索 サ ー ビス を 実 現 す る。 利 用 者 用 プ リン タ導 入 を 実 現 す る0 利 用 者 教 育 に 係 る 自主 学 習 の た め の シ ス テ ム を構 築 す る。 利 用 指 導 や 講 習 に 対 す る理 解 を 深 め る た め の シ ス テ ム を 構 築 す る。 利 用 講 習 会 等 を 対 象 と した 動 画 配 信 シ ス テ ム を 構 築 す る。 (学 生 との 協 働 体 制 整 備) ・ 学 生 と の 協 働 体 制 整 備 の た め 図 書 館 サ ポ ー タ ー を 募 集 して ワー キ ン グ グ ル ー プ を 組 織 す るO ・ 図 書 館 サ ポ ー タ ー に よ る ブ ッ クハ ン テ ィ ン グ や ,ク ラブや学 習活 動 の成果 の展 示 等 を 実 施 す る 。 ・ 図 書 館 サ ポ ー タ ー との 協働 に よ っ て ,学 生利 用者 の ための ホー ムペー ジを構 築 す る。 図 書 館 サ ポ ー タ ー と職 員 に よ る プ ロ グ の 開 設 を実 現 す る。 Webか らの 図 書 リクエ ス トシ ス テ ム を 構 築 す る. Webや メ ー ル に よ る参 考 質 問 に 対 応 す る シ ス テ ム を 構 築 す る。 (満足 度 の 高 い 学 習 支 援) ・ 実 績 状 況 や ア ン ケ ー ト結 果 に 基 づ き 自 己 点 検 評 価 報 告 書 を ま とめ る と と も に , 必 要 な改 善 を 進 め る。 ・ 利 用 者 ア ン ケ ー トを実 施 す る。 ・ ア ン ケ ー ト等 の 結 果 に 基 づ き 自 己 点 検 評 価 報 告 書 を ま と め る と と もに ,成 果 の 点 検 と更 な る 改 善 を進 め る。 【研 究:文 部 省 提 出 】 学 術 情 報 基 盤 で あ る 電 子 ジ ャー ナ ル や 文 献 デ ー タベ ー ス に つ い て,利 用 状 況 を 勘 案 しっ っ, 効 果 的 な 活 用 を図 る と と も にr所 蔵 資 料 を 対 象 と した 電 子 図 書 館 の 充 実 を継 続 す る。 【研 究:学 内 用 】 ① 学 術 情 報 基 盤 で あ る電 子 ジ ャー ナ ル や 文 献 デ ー タ ベ ー ス に つ い て,利 用 状 況 を 勘 案 しっ っ 効 果 的 維 持 継 続 を 図 る。(平 成22∼27年 度) ② 所 蔵 資 料 を 対 象 と した電 子 図 書 館 の 充 実 を 図 る。(平 成22∼27年 度) ③ 受 け入 れ 資 料 を 対 象 と して,個 人 の 研 究 テ ー マ に応 じた 新 着 資 料 情 報 を提 供 す る。(平 成23年 度) ④ リポ ジ トリに 係 る利 用 状 況 情 報 の 研 究 者 へ の 提 供 シ ス テ ム を 実 現 す る。 (平成24年 度) ⑤ 教 科 書 の 保 存 ・利 用 の た め の 組 織 化 を 図 る。(平 成25年 度) ⑥ 文 献 デ ー タ ベ ー ス の 検 索 結 果 か ら電 子 ジ ャ ー ナ ル へ の リ ン ク を 実 現 す る。 (平成26年 度) ⑦ 図 書 館 が 収 集 した 本 学 大 学 関 係 資 料 の 組 織 化 を 図 る 。(平 成27年 度) 3
【社会 との 連 携 等:文 部 省 提 出 】 全 学 的 な 広 報 戦 略 の 充 実 を 図 り,教 育,研 究,診 療 活 動 な どの 成 果 を広 く社 会 に 発 信 す る た め の 方 策 を 検 討 す る。 【社 会 との 連 携 等:学 内 】 ① 所 蔵 資 料 や 教 育 研 究 の 成 果 を 公 開 す る た め の ワー キ ン グ グ ル ー プ を設 置 し,展 示 を 実 施 す る。(平 成22年 度) ② 著 作 権 処 理 ・情 報 シ ス テ ム 管 理 に係 る職 員 の養 成 福 井 県 地 域 共 同 リボ ジ トリ の 充 実,教 員 著 作 物 の 積 極 的 収 集 ・広 報 活 動 の推 進 等 に よ り,教 育 研 究 成 果 の 発 信 と地 域 へ の文 化 貢 献 を 推 進 す る。(平 成23年 度 ∼27年 度) 著 作 権 処 理 に 係 る職 員 を養 成 す る 。 福 井 県 地 域 共 同 リポ ジ ト リの 充 実 を 図 る。 福 井 大 学 教 員 著 作 物 の 積 極 的 収 集 お よび 広 報 の 充 実 を 図 る。 情 報 シ ス テ ム 管 理 に 係 る職 員 を養 成 す るO ③ 第2期 中 期 目標 期 間 中 の 実 施 状 況 を検 証 し,次 期 の 伺標 ・計 画 を 策 定 す る。 (平成27年 度) 4
2,利
用 支 援
2.1教
育 支 援
2.1,1資
料 の 収 集 ・整 備
國
本 学 は,教 育 地 域 科 学 部 ・医 学 部 ・工 学 部 と3学 部 か らな り,小 規 模 大 学 で は あ る が 多岐 に わ た る 資 料 の収 集 ・整 備 が 望 まれ て い る。 平 成21年 度 末 現 在 の蔵 書 数 約60万 冊r年 間 受 入 冊 数 約10,000冊 で あ る。 限 られ た 予 算 の 範 囲 で の 資 料 の収 集 ・整 備 に 当 た っ て は,利 用 者 が 必 要 とす る 図 書 資 料 の 収 集 が 特 に求 め られ る。 ま た,電 子 媒 体 に よ る 資 料整 備 に つ い て もr中 期 計 画 に お い て,「 学 術 情 報 基 盤 で あ る電 子 ジ ャー ナ ル や 文 献 デ ー タベ ー ス に っ い て,利 用 状 況 を 勘 案 しつ つ,効 果 的 な 活 用 を 図 る と と も に,所 蔵 資 料 を 対 象 と した 電 子 図 書 館 の 充 実 を 継 続 す る 。」 と して い る よ うに,大 学 図 書 館 と して 教 育 ・研 究 を支 援 す る た め に は,効 果 的 な 資 料 の 充 実 が 必 要 で あ る。 資 料 の 選 定 に つ い て は,両 図 書 館 と も教 員 に よ る推 薦,図 書 館 員 に よ る 選 書,リ ク エ ス ト制 度,ブ ッ クハ ン テ ィ ン グ(学 生 に よ る選 書),寄 贈 等 に よ り行 っ て い る0総 合 図 書 館 で は,平 成17年 度 よ りス タ ー トした4Yebに よ る推 薦 図 書 受 付 シ ス テ ム を 利 用 し 日常 的 に教 員 の推 薦 を 受 け 付 け て い る。 医 学 図 書館 で は,以 前 か ら学 生 が 直 接 書 店 に赴 き図 書 を 選 定 す る ブ ッ クハ ン テ ィ ン グ を 行 っ て き た が,総 合 図 書 館 に お い て も平 成21年 度 か ら実 施 し,学 生 の 視 点 か ら見 た 資 料 の 選 定 手 法 を加 え て い る。 学 習 用 図 書 と して 特 に 重 点 的 に収 集 ・整 備 を 図 る 必 要 が あ る 資 料 と して は,シ ラバ ス に 掲 載 され て い る教 科 書 ・参 考 書 等 が あ る。 総 合 図 書 館 で は,教 務 課 か ら入 手 した シ ラバ ス デ ー タ を も と に未 所 蔵 図 書 を購 入 して い る 。 医 学 図 書 館 に お い て もrシ ラバ スに 記 載 され た 図 書 は 毎 年 購 入 し,学 生 の 利 用 の便 宜 を 図 っ て い る。 特 に,利 用 の 多 い 図 書 に つ い て は 複 本 購 入 を行 っ て い る。 総 合 図 書 館 に お い て はs本 学 教 員 の 学 術 成 果 の 効 果 的 公 開 の一 っ と して 平 成14年 度 か ら 開 始 した 専 用 書 架 に よ る 「教 員 著 書 コー ナ ー 」 に は 現 在170冊 を所 蔵 して い る0ま た,教 育 実 習 を行 う学 生 か ら教 科 書 の 指 導 書 の 充 実 へ の 要 望 が あ り,小 ・中 ・高 等 学 校 教 科 書 の 指 導 書 の 整 備 に つ い て,平 成21年 度 に整 備 状 況 調 査 及 び 教 科 担 当教 員 へ の 聞 き取 り調 査 を 行 い,一 ・部 を整備 した 。 最 新 情 報 が 特 に 求 め られ る 医 学 図 書 館 で は,蔵 書 全 体 が 古 くな り利 用 者 か ら も蔵 書 構 成 の刷 新 を 図 る 要 望 が 多 くあ る。 平 成 止7年度 以 降 重 点 的 に新 刊 を購 入 す る た め,医 学 部 等 の 協 力 を得 て 約900万 円 の 予 算 を計 上 して お り,特 に 平 成21年 度 に は,医 学 ・看 護 学 の 専 門 書 を 中 心 に 約2,300冊 を購 入 す る な ど,計 画 的 系 統 的 に収 集 して い る。 雑 誌 に っ い て は,総 合 図 書 館 の 場 合 は,学 術 雑 誌 か ら就 職,趣 味 の 分 野 の 雑誌 等 幅 広 く 収 集 し,利 用 に 供 して い る。 開 架 雑 誌 は 現 在186誌 あ るが,学 生 に と っ て よ り魅 力 の あ る 雑 誌 を備 え る た め,平 成21年 度 に 見 直 しを行 っ た 。見 直 しに つ い て は,従 来 か ら行 っ て い 5た 教 員 へ の 調 査 に 加 え て,来 館 利 用 者 に もア ン ケ ー ト調 査 を 行 っ て 教 養 雑 誌 等 を 追 加 す る な ど,学 生 に 活 用 して も ら え る よ うに努 め て い る。 医 学 図 書 館 に お け る雑 誌 の 選 定 は,医 学 関係 の 専 門 雑 誌 は 教 員 推 薦,教 養 雑誌 等 は 学 生 の 希 望 を取 り入 れ 購 入 して い る 。 医 学 関係 の 雑 誌 を 含 め,特 に 最 新 情 報 を 提 供 して い か な け れ ば な らな い た め24時 間 開 館 し,図 書 ・雑 誌 と もす べ て開 架 書 架 に 配 置 して利 用 に 供 し て い るO
魎
今 回 の ア ン ケ ー トの 結 果,質 問13「 あ な た が 必 要 とす る 資 料 は 図 書 館 に 揃 っ て い ま す か?」 に た い して,「 充 分 に 揃 っ て い る」 「だ い た い揃 っ て い る 」 を合 わ せ る と,総 合 図 書 館86%a医 学 図 書 館71%で あ る。 平 成19年 度 に 行 っ た 同様 の質 問 で は 総 合 図 書 館76%, 医 学 図 書 館60%で あ り,い ず れ も改 善 され て お り評 価 で き る。 しか し,両 図 書 館 で 約28%の 人 が 「揃 っ て い な い」 と回 答 して い る。 内 容 を見 み る と, 蔵 書 が 少 な い,小 説 が少 なす ぎ る,個 人 で は 購 入 で きな い 高 価 な 全 集,専 門 書 が 少 な い, 新 刊 が 少 な い,研 究 室 に しか な い 等 々 の 要 望 が あ り,ア ンケ ー ト結 果 を 精 査 し,収 集 方 針 及 び 資 料 の 選 定 方 法 の あ り方 を検 討 しな け れ ば な ら な い 。ま た,収 集 した 資 料 に つ い て は, イ ン タ ー ネ ッ トを 活 用 す る こ とで 学 内 は も ち ろ ん 地 域 に も積 極 的 な 広 報 を行 う努 力 が 必 要 で あ る。 シ ラ バ ス掲 載 の 資 料 に つ い て,総 合 図 書 館 で は シ ラ バ ス掲 載 図 書 の うち,品 切 れ 等 で 入 手 が 困 難 な 資 料 が あ る 場 合 は,教 務 課 に そ の 情 報 を授 業 科 国単 位 に 伝 え,教 員 へ の フ ィー ドバ ッ ク を依 頼 して い る。 さ らに 教 務 課 と連 携 し,よ り効 率 的 に収 集 を推 し進 め る 必 要 が あ る。 医 学 図 書 館 で は,シ ラバ ス 図 書 を 推 薦 教 員 ヘ フ ィー ドバ ッ ク をす る こ とに よ り,効 率 的 な シ ラバ ス 図 書 の 収 集 に 努 め て い る。 学 生 向 けの 資 料 選 択 で は,ブ ッ クハ ンテ ィ ン グの 実 施 に よ り,学 生 の 視 点 か ら見 た 資 料 の 選 定 手 法 を加 え て い る。 学 生 か らは 自分 た ちが 選 ん だ 図 書 が 図 書 館 に 配 架 され,他 の 学 生 に 利 用 され る と い う こ と で,図 書 館 に 対 す る親 しみ と学 び へ の 関 心 が 深 ま る とい う意 見 が 出 て い る こ とは 評 価 で き る。 ま た,「 就 職 超 氷 河 期 」 とい われ る時 代 とな り,今 後,就 職 支 援 図 書 と して,就 職 活 動 に 役 立 つ 図 書 や,資 格 試 験,英 語 検 定 の 問題 集 等 の 整 備 が 必 要 で あ る。 教 科 書 の 指 導 書 につ い て は 一 部 整 備 され た が,引 き続 き 計 画 的 に整 備 を 図 る 必 要 が あ る。 医 学 図 書 館 で は,学 生 図 書 委 員 連 絡 会 を組 織 化 し,学 生 自 身 に よ る ブ ッ クハ ン テ ィ ン グ を 導 入 して い る点 や,積 極 的 に 古 く な っ た 図 書 の刷 新 を図 っ て い る 点 は 評 価 で き る。ま た, 医学 部 等 の 協力 を 得 て 計 画 的 に図 書 の 充 実 を 図 っ て い る こ とは,最 新 情 報 の 確 保 と い う医 学 部 の 特 性 に対 処 して い る こ と と して 高 く評 価 で き る。 今 後 の 資 料 収 集 ・整 備 に つ い て は,電 子 ジ ャー ナ ル の み な らず 図 書 媒 体 も出 版 形 態 の 電 子 化 が 急 速 に進 む こ とが 予 想 され る た め,利 用 者 の ニ ー ズ に応 じた 資 料 収 集 が 望 まれ る。 62.1,2図
書 館 利 用 指 導
圃
総 合 図 書 館 で は,教 育 地 域 科 学 部160名 と 工 学 部525名 の 新 入 生 を 対 象 と した 「大 学 教 育 入 門 セ ミナ ー 」 と,工 学 部 の 新 入 生 を対 象 と した 「情 報 処 理 基 礎 」 の 中 で,図 書 館 に 関 す る 博報 リテ ラ シー 教 育 と 演 習 を 交 え て 行 っ て い る。 医 学 図 書 館 で はr医 学 部 の 新 入 学 生(医 学 科(llO名,看 護 学 科60名),大 学 院 修 士 課 程 (看護 学 科)学 生 若 干 名 と 新 採 用 看 護 職 員,薬 剤 部 職 員 等(60名 前 後)を 対 象 に 利 用 指 導 (オ リエ ン テ ー ヨン)を 行 っ て い る。 医 学 科1年 生 に は,入 門 テ ユー トリア ル 教 育 の 一 環 で,テ ユ ー ト リア ル 教 育 にお け る 教 育 リ ソー ス の 利 用 法 と して,「1青報 検 索 の 基 礎 一 図 書 館 の 利 用 法,効 率 的 な 情 報 へ の ア ク セ ス を 知 る 一 」 とい う題 目で 図 書 館 の 有 効 な利 用 方 法 等 の 指 導 を行 っ て い る。 看p学 科1年 生 に 対 して も 同 様,講 義 時 間 を 使 っ て 図 書 館 の 利 用 法 を 指 導 して い る。 さ らに,看 護 学 科 の4年 生 全 員 に 対 して も,担 当 教 員 の 協 力 に よ り,講 義 時 間 を利 用 して 情 報 探 索 セ ミナ ー を実 施 し,図 書 館 職 員 が,「 情 報 探 索 の 概 要 」 「OPACの 使 い 方 」 「医 中 誌Webの 使 い 方,検 索 実 習 」 「文 献 複 写 の 申込 方 法 」 とい う,よ り高 度 な デ ー タベ ー ス検 索 の 指 導 を 行 っ て い る 。 両 図 書 館 と も利 用 者 個 々 の レベ ル や 要 望 に応 え る た め,「何 時 で も何 処 で も何 人 で も」を キ ャ ッチ フ レー ズ に 平 成18年 度 よ り始 め た 個 別 グル ー プ を 対 象 に した ミニ ミニ 講 習 会 や 出 前 講 習 会 で は,利 用 者 の 希 望 に 応 じてMyポ ー タル の 使 い 方 や,蔵 書 検 索 の 使 い 方,複 写 依 頼 の 仕 方 な ど,図 書 館 の 利 用 方 法 や 資 料 探 索 を 中 心 に 引 き続 き講 習 を 実 施 して い る。 更 に,専 門 的 知 識 を 効 率 的 に身 に つ け,よ り よい サ ー ビス を 目指 す た め に,講 義 後 の ア ン ケ ー ト結 果 を 参 考 に して 改 善 に 努 め る と と も に,図 書 館 内 の 職 員 研 修 会 を 実 施 す る こ と で職 員 自身 の 知 識 や 技 術 の レベ ル ア ップ と意 欲 の 向 上 を 図 っ て い る。1評 価 と課 題1
入 学 時 に お け る新 入 生 等 へ の 利 用 指 導 は 継 続 的 に 概 ね 良好 に 行 わ れ て い るOま た,在 学 生 に 関 して は,ミ ニ ミニ 講 習 会 を 中心 に そ の ニ ー ズ を把 握 しな が ら,適 切 な 時 期 に,適 切 な 利 用 指 導 を 行 っ て い る こ とは 大 変 重 要 で あ り評 価 で き る。 総 合 図 書 館 の 新 入 生 へ の 利 用 指 導 に お い て,連 絡 先 メ ール へ の 登 録,Myポ ー タ ル へ の ロ グイ ン な ど,図 書 館 を利 用 す る以 前 の 手続 き が 煩 雑 で ひ とつ の 関 門 とな っ て い る。 そ の 一 方 で,セ キ ュ リテ ィ対 策 も重 要 で あ る た め,利 用 者 用 パ ソ コ ン を認 証 方 式 にす る こ と も求 め られ る。 利 用 者 の 利 便 性 と安 全 性 を 両 立 で き る様 、 事 務 レベ ル で の デ ー タ のや り取 りな どで 対 処 で き な い か 検 討 す べ き で あ る, 両 図 書 館 と も,図 書 館 の 利 用 に つ い て 掲 示 や 広 報 等 で周 知 を 図 れ る よ うFAQに は 日々記 録 を残 し統 計 を と る な どの 地 道 な 努 力 が 望 まれ る。 さ ら に,各 種 の 講 習 会 や 利 用 指 導 を希 望 す る 声 に 対 して は,利 用 者 の ニ ー ズ を把 握 しっ つ,講 習 会 の 種 類 や 利 用 指 導 の 方 法 を 充 実 させ る必 要 が あ る。 72.1,3図 書 館 間 相 互 貸 借(ILL:lnterLibraryLoan)
團
総 合 図 書 館 は,増 改 築 の た め 平成20年7月 か ら閉 館 し,2ヶ 月 後 に仮 移 転 先 で 開 館 した もの の,資 料 の ほ とん ど は箱 詰 め 状 態 の た め 利 用 で きず,こ の 年 の 受 付 件 数 は 現 物 貸借, 文 献 複 写 共 に激 減 した 。平 成21年6月 に リニ ュー ア ル オ ー プ ン した が,そ れ ま で の 影 響 を うけ て か,平 成21年 度 の 文 献 複 写 の受 付 件 数 は 例 年 の 半 分 程 度 で あ っ た 。た だ し,現 物 貸 借 は 例 年 並 み に 回 復 した 。 文 献 複 写,相 互 貸 借 サ ー ビ ス の利 用 法 等 に つ い て は,オ リエ ン テ ー シ ョンや 講 習 会 等 に お い て 必 ず 説 明 す る な ど して 広 報 に 努 め て い る。 医 学 図 書 館 の近 年 のILLの 傾 向 は ゆ る や か で は あ る が,文 献 複 写 の 受 付,依 頼f牛数 は 共 に 減 少 傾 向 に あ る。 これ は 国 立 大 学 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル の 整 備 充 実 に加 え て,電 子 ジ ャ ー ナ ル に 対 す る利 用 者 の認 知 度 が 一 層 向 上 した た め と思 わ れ る。 しか しな が ら,ILLは 文 献入 手 の 重 要 な 手 段 で あ り,DDS(D。currentDeliverySystem)に よ る入 手 や 担 当者 の経 験 に よ るILLの 依 頼 先 選 定 な どで,よ り早 く 文 献 が 入 手 で き る よ う努 力 して い るO現 物 貸 借 に つ い て は,依 頼 件 数 よ り も受 付 件 数 に 伸 び が あ る。1評 価 と課題1
総 合 図 書 館 が リニ ュ ー ア ル 直 後 に も 関 わ らず 現 物 貸 借 件 数 が 減 少 しな か っ た の は,中 期 計 画 と して総 合 図 書 館 の 全 蔵 書 を 全 国 所 蔵 目録(NAGSIS-CAT)に 遡 及 入 力 した 効 果 で あ り, 大 い に評 価 で き る。 ILLは 所 蔵 資 料 の 少 な さ を 補 う機 能 と して 重 要 な 位 置 づ け に あ り,利 用 者 に と っ てILL は 学 習,研 究 に 必 要 不 可欠 の 存 在 と して認 識 され て い る。 今 後 も継 続 して,ILLの 周 知 徹 底 を図 る 必 要 が あ る。2.2研
究 支 援
2.2.1電 子 ジ ャ ー ナ ル國
電 子 ジ ャ ー ナ ル は 教 育 ・研 究 ・臨 床 の 学 術 情 報 源 と して欠 く こ とは で き な い。 電 子 ジ ャ ー ナ ル を 安 定 的 に 購 入 す る た め ,平 成16年 度 か ら学 術情 報基盤 の整備 と位置 付 け,学 内 の コ ンセ ン サ ス を 得 る な か で 全 学 共 通 経 費 が 図 書 館 に 配 分 され る こ とに な っ た 。 S現 在,図 書 館 予 算 で 購 入 し て い る 電 子 ジ ャ ー ナ ル は,約7千 万 円 でElsevier,Springer, acs,ProQue$t(ARL,HMC>,IEEEe-pr。ceedi[igs,ACM,APS,Natureで あ るO工 学 部 で 購 入 し て い る 電 子 ジ ヤ ー ナ ル は,ApPliedPhysicsI,ettern,J。urnal。fappliedPhysics, IEEEAIIS。cietyPer正 。d正calPackageで あ る 。 な お,総 合 図 書 館 の 資 料 費 で 購 入 す る 電 子 ジ ャ ー ナ ル は な い 。 医 学 部 は 間 接 経 費 等 を 電 子 ジ ャ ー ナ ル 経 費 と し て 医 学 図 書 館 に 配 分 し て お り,購 入 し て い る 電 子 ジ ャ ー ナ ル は,Science,CellPress,メ デ ィ カ ル オ ン ラ イ ン が あ る 。 い ず れ の 電 子 ジ ャ ー ナ ル も利 用 度 は か な り 高 い 。 中 で も 平 成19年 に 導 入 し た メ デ ィ カ ル オ ン ラ イ ン(医 学 ・看 護 系 和 文 雑 誌 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル)の 利 用 が 他 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル(欧 文 雑 誌)に 比 し て 著 し い 。 唯 一 の 和 文 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル で あ り,収 録 誌 も 毎 年 増 加 し て い る こ と か ら 利 用 者 も 多 い と 思 わ れ る 。 な お,本 学 が 契 約 し て い る 電 子 ジ ャ ー ナ ル の 総 種 類 数 は 約8,000種 で あ る 。 (注)電 子 ジ ャ ー ナ ル の 契 約 は,ほ と ん ど が,出 版 社 発 行 の す べ て の 雑 誌 ヘ ア ク セ ス で き る 権 限 を 購 入 す る 。 パ シ ケ ー ジ を 契 約 す る 方 が 割 安 で 有 利 に な っ て い る 。 例 え ば,Elsevierの フ リ ー ダ ム コ レ ク シ ョ ン は 契 約 額 約4,200万 円 で 約2,000種 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル を 利 用 す る こ と が で き る 。 と こ ろ がr本 学 が2009年 に ア ク セ ス し た 約1,3aD 種 の 雑 誌 を そ れ ぞ れ に 契 約 す る と 約2億7千 万 円 と な る 。
1評 価 と課題1
本 学 の 電 子 ジ ャ ー ナ ル の ア ク セ ス 件 数 は 年 々増 え続 け てお り,今 や 電 子 ジ ャー ナ ル は, 全 学 の 教 育 と研 究 活 動 に お け る 学 術 情 報 基 盤 と して 必 要 不 可 欠 な も の とな っ て い る。 この 電 子 ジ ャ ー ナ ル 購 読経 費 を 全 学 共 通 経 費 に して 維 持 して い る こ とは,電 子 ジ ャ ー ナ ル の 安 定 的 ・継 続 的 供 給 に お い て 大 変 評 価 で き る。 今 後 は,電 子 ジ ャー ナ ル を継 続 維 持 す る こ とは,か な り困 難 な状 況 に あ り,費 用 対 効 果 (ア クセ ス コ ス ト〉 を踏 ま え て の 見 直 し等 の 検 討 が 必 要 で あ る。 ま た,電 子 ジ ャ ー ナ ル の利 用 面 に お い て は,教 員 ・学 生 等 を対 象 と した 利 用 講 習 会 を行 っ て い る が,電 子 ジ ャ ー ナ ル の 利 用 を 促 進 す る た め の 方 策 が 必 要 で あ る。2,2,2学
術 文 献 デ ー タ ベ ー ス
國
学 術 文 献 デ ー タ ベ ー ス の 整 備 ・充 実 は,電 子 ジ ャ ー ナ ル と 共 に,本 学 の 教 育 ・研 究 ・臨 床 に 必 須 の 要f牛 で あ り,図 書 館 経 費 でSciFinderScholar(化 学 系 デ ー タ ベ ー ス:半 額 工 学 部 経 費),JCRScienceEditi。n,間 接 経 費 でIVebofScienceを 導 入 し て い る。 ま た,総 合 図 書 館 の 資 料 費 で は,SwetslVise(両 キ ャ ン パ ス で 利 用 可 能),CiNHを 導 入 し て い る 。 こ の ほ か,医 学 部 は,医 中 誌Web(医 学 ・看 護 学 系 デ ー タ ベ ー ス),CINAHL(看 護 学 系 デ ー タベ ー ス),EBMR(臨 床 医 学 デ ー タ ベ ー ス),UpT。Date(診 療 支 援 ツ ー ル)r今 日 の 診 療WEB
を 導 入 して い る 。 特 に 医 中 誌Webは 利 用 度 が 高 く,毎 年 ア ク セ ス 数 が 増 加 し て い る 。 こ れ ら の 学 術 文 献 デ ー タ ベ ー ス の 利 用 促 進 に 関 し て は,総 合 図 書 館 で は ベ ン ダ ー に よ る SciFinderSch。larの 利 用 者 講 習 会 を 行 っ て い る,医 学 図 書 館 で は 学 部 学 生 ・大 学 院 生 ・ 教 職 員 を 対 象 に,£BMR,CINAHL,LpTaDateの 利 用 者 講 習 会 を 実 施 し て い る 。 平 成20年 度, 平 成21年 度 に 行 っ たUpT。Dateの 講 習 会 は 教 員 の 事 例 報 告 を 含 め,好 評 で あ っ た 。 ま た, デ ー タ ベ ー ス の 中 で も,利 用 の 多 い 医 中 誌Webや 看P学 中 心 のcrNAHLな ど の 利 用 方 法 は 個 別 に 講 習 す る 機 会 が 増 え て い るO平 成21年 度 は 増 改 築 時 に メ デ ィ ア ル ー ム と 称 し て 少 人 数 の 講 習 会 を 開 け る よ う な ス ペ ー ス も 設1し た 。
1評 価 と課題1
SciFinderSch。1arは,今 ま で 文 京 キ ャ ンパ ス で しか ア クセ ス で きな か っ た が,全 学 で ア クセ ス で き る よ うに な っ た こ とは 評 価 で き る。 医 学 図 書 館 が 医 学 部 の 間 接 経 費 等 か らの 補 填 に よ り,多 くの 学 術 文 献 デ ー タベ ー ス を維 持 継 続 して い る こ とは 評 価 で き るO しか し,学 術 文 献 デ ー タベ ー ス は 電 子 ジ ャー ナ ル 同 様 に,学 術 情 報 基 盤 と して 安 定 的 ・ 継 続 的 な 供 給 が 不 可 欠 で あ る が,そ の た め に 費 用 対 効 果(ア ク セ ス コ ス ト),ア ン ケー ト調 査 利 用 統 計 等 の 分 析 を 行 っ て,必 要 な 学 術 文 献 デ ー タベ ー ス の サ ー ビス 維 持 継 続 を 図 る 必 要 が あ る。 さ ら に,利 用 者 講 習 会 は,あ らゆ る 宣 伝 機 会 を利 用 し て 多 く の 参 加 者 を得 る た め の 工 夫 が 必 要 で あ る。2.2.3学
術 機 関 リ ポ ジ ト リ ・地 域 共 同 リ ポ ジ ト リ
國
メ デ ィ ア コ モ ン 構 想 に お け る ソ フ ト面 の 強 化 整 備 の 一 環 と し て,生 産 さ れ る 学 術 成 果 を 国 内 外 に 発 信 し,研 究 ・教 育 支 援 に 関 す る 社 会 責 任 を 果 た す 目 的 で リポ ジ ト リ を 構 築 し て い る 。 平 成19年9月 に 本 学 教 職 員 等 の 学 術 成 果 を イ ン タ ー ネ ッ トか ら利 用 可 能 と す る 「福 井 大 学 学 術 機 関 リ ボ ジ ト リ(UFR)」 を 公 開 し た 。 コ ン テ ン ツ 収 録 数 は,1,501件(平 成21年 度 末 現 在),全 文 ダ ウ ン ロ ー ド数 は198,592件(平 成21年 度 実 績)と な っ て い る 。 平 成21年3月 に 福 井 県 内7大 学,nT,県 立 図 書 館 県 文 書 館 の 参 加 を 得 て 「福 井 県 地 域 共 同 リポ ジ ト リ(CRFukuD」 を 立 ち 上 げ 公 開 し たaコ ン テ ン ツ 収 録 数 は}3,702件(平 成21年 度 末 現 在 ・ハ ー ベ ス トに よ る 福 井 大 学1,501件 を 含 む),全 文 ダ ウ ン ロ ー ド数 は 176,673件(平 成21年 度 実 績)と な っ て い るa 平 成21年4月 に,福 井 大 学 学 術 機 関 リボ ジ ト リ コ ン テ ン ツ の さ ら な る 充 実 を 図 る た め} 本 学 総 合(評 価 ・研 究 業 績 等)デ ー タ ベ ー ス と の 連 携 を 開 始 し た 。 10函
国 立 情 報 学 研 究 所 のCS正 委 託 事 業 に未 採 択 で 財 源 が 苦 しい状 況 の な か,平 成19年 度 に 学 術 機 関 リポ ジ ト リを 立 ち 上 げ,ま た,平 成20年 度 は,国 立情 報 学 研 究 所 のCSI委 託 事 業 に よ り福 井 県 地 域 共 同 リボ ジ ト リを 立 ち 上 げ た こ とは 評 価 に 値す る。 前 者 は 全 国 的 に もまれ な 試 み で あ り後 者 も 先 駆 け た 試 み で あ る。 しか し,地 域 共 同 リポ ジ ト リは,プ レス 発 表 を 行 い,華 々 し く ス ター トした が,学 内 は も と よ り参 加 機 関 にお け る 認 知 度 は 低 い た め,理 解 を深 め る必 要 が あ る。 一・方 ,本 学 に お い て は,総 合 デ ー タベ ー ス との 連 携 が で き る よ うシ ステ ム 構 築 した こ と で,教 員 の機 関 リポ ジ トリ登 録 が ス ム ー ズ に で き る よ うに な っ た こ とは 評 価 で き る。 さ ら に学 術 機 関 リボ ジ トリ及 び 地 域.,同 リポ ジ トリへ の 登 録 ・参 加 を 呼 び 掛 け る 必 要 が あ る。 ま た,学 術 論 文 だ け で な く 博 士 論 文,科 学 研 究 費 補 助 金 等 の 報 告 書,学 内 か ら あ ま り発 信 す る こ との 少 な い 各 学 部 や セ ン タ ー 等 で 発 行 して い る研 究 ・技 術 報 告 書 等 の 発 信 も 必 要 で今 後 の 課題 で あ る。 【参 考 】 新 聞 掲 載 記 事 ・ 研 究 論 文 ネ ッ ト公 開(福 井 新 聞2007 .10.5) ・ 教 職 員 の 論 文 ,ネ ッ トで 無 料 公 開(産 経 新 聞2007,10,5) ・ 学 術 論 文 の 無 料 一 般 公 開 を 開 始(中 日 新 聞2007 ,10,5) ・ 県 立 図 書 館 と の 相 互 協 力 協 定 に 含 め て 紹 介(朝 日 新 聞2007 ,10,5) ・ 学 術 論 文 ネ ッ トで 公 開:研 究 業 績,外 部 にPR(読 売 新 聞2007.10.17) ・ 学 術 研 究 の 閲 覧 で き ま す:県 内 初 ,「 リポ ジ トリ」 運 用 開 始(県 民 福 井2007.10.18)3.図
書 館 活 動
3.1利
用 時 間 と 貸 出
3.1.1利 用 時 間國
総 合 図 書 館 で は,平 成21年6月 の リ ニ ュ ー ア ル ま で は 平 日9時 か ら21時 ま で,土 曜 日 10時 か ら17時 ま で 開 館 し て い た が,平 成21年 度 か ら 開 館 時 間 を 授 業 期 間 は 平 日9時 か ら 20時 ま で,土 ・日 ・休 日13時 か ら16時 ま で の 開 館 と し た 。閉 館 時 も 大 学 構 成 員 は 職 員 証, 学 生 証 で 自 動 入 退 館 シ ス テ ム に よ り,平 日7時 か ら9時 ま で,土 ・ 日 ・休 日9時 か ら13 時 ま で,無 人 開 館 で 利 用 が で き る よ う に した 。 ま た,利 用 者 の 安 全 を 図 る た め,監 視 カ メ ラ を 設 置 して い るa無 人 開 館 時 に は 人 的 支 援 は な い が,自 動 貸 出 返 却 装 置 に よ り セ ル フ で 貸 出 ・返 却 ・更 新 が 行 え る よ う に し て い る 。 11有 人 開 館 時 間 と無 人 開 館 時 間 を 合 わせ る と平 日の 開 館 時 閻 は1日1時 間 延 び た。 上 ・日 ・ 休 日に つ い て も,土 曜 日だ け の 開 館 で あ っ た の が,授 業 期 間 は 日 ・休 日 も開 館 す る よ うに な っ た。 これ に よ り,授 業 期 間 の み の た め,開 館 日数 は,ほ ぼ 横 ば い で あ る が,開 館 時 間 数 は 有 人 ・無 人 開 館 を 合 わ せ る と 平 日同 様,1日 あ た り1時 間 の 延 長 と な っ たJこ れ らの 開 館 時 間 の 延 長 や 開 館 曜 日の 拡 大 は利 用 者 か ら の 要 望 に応 え た もの で あ る。 利 用 者 に さ ら に 広 く知 っ て も らえ る よ う}ホ ー ムペ ー ジ や 利 用 講 習 会 等 で 広 報 を行 っ て い る。 医 学 図 書 館 で は,平 日は9時 か ら20時 ま で,土 ・日 ・休 日は10時 か ら17時 まで 開 館(有 人 開 館)し て い るO閉 館 時 は職 員 証,学 生 証 で 自動 入 退 館 シ ス テ ム に よ り,申 請 を 行 っ た 医 学 部 所 属 の す べ て の 学 生 及 び 教 職 員 は,24時 間 利 用 で き る 体 制(無 人 開 館)を とっ て い る。 ま た,総 合 図 書 館 同様 に 監 視 カ メ ラ を設 置 し,利 用 者 の 安 全 を 図 っ て い るO
魑
総 合 図 書 館 は,開 館 時 開 に つ い て の 利 用 者 ア ン ケ ー トで は,「 現 状 で よ い 」 が3年 前 の 84%か ら76%に 減 少 した。1日 あ た りの 開 館 時 間 数 は 増 え た が,閉 館 時 開 が1時 間 早 ま っ て い る こ と と,学 生 の 図 書 館 の 用 途 か らわ か る よ うに,「 本 を調 べ る 」 か ら,「 自習 」 に シ フ トして い るた め,自 習 で き る スペ ー ス と して の 図 書 館 の 開 館 時 間 の 延 長 を 望 む 声 が 多 い と考 え られ る。 今 後,利 用 実 態 を鑑 み て,よ り適 切 で 安 全 な 開 館 時 間 を 検 討 す る 必 要 が あ る。 さ らに,時 間 外 開 館 が 増 え た こ と に 伴 うサ ー ビ スの 低 下 を 補 うた め,マ ニ ュ アル の整 備 や 研 修 時 間 を設 け る な どの 対応 が 必 要 で あ る。 医 学 図 書 館 は,利 用 者 ア ン ケ ー トか ら開 館 時 間 に つ い て95%が 満 足 して い る こ とは 評 価 され る。 入 館 者 数 は 学 生 が ほ ぼ 横 ば い 状 況 に あ る が,教 職 員 は減 少 傾 向 に あ る0無 人 開 館 に よ っ て365日24時 間 開 館 を 実 施 して い る こ とで,病 院 が 設 置 され て い る と い う教 育 ・研 究 ・診 療 とい う環 境 の 中 で 時 間 に 拘 束 され な い利 用 を 可能 と して い る こ とは評 価 で き る。 3,1,2貸 出画
学 内 者 の 貸 出 冊 数 及 び 貸 出 期 間 は,総 合 図 書 館 が 図 書10冊 以 内2週 間,視 聴 覚 資 料5 点 以 内1週 間,教 養 雑 誌3冊 以 内1週 間,教 科 書3冊 以 内3日 間 で あ る。 医 学 図 書 館 は, 図 書,視 聴 覚 資 料 を合 わ せ て5点 以 内1週 間 の 貸 出 で あ る。 なお,両 図 書 館 と も学 部 学 生 に 限 っ て 図 書 の み 休 業 期 間 の 長 期 貸 出 を行 っ て い る。ま た, 図 書 自動 貸 出 返 却 装 置 を設 置 して お りrセ ル フ で 貸 出 ・返 却 ・更 新 が 可能 と な っ て い る0 平 成21年 度 の 学 内 者 統 計 で は 貸 出 冊 数30,088冊,入 館 者 数195,404人 で あ る。 学 外 者 へ の 貸 出 は 総 合 図 書 館 が 図 書3冊1週 間 で あ る。 医 学 図 書 館 は 図 書2冊1週 間 で あ る。 平 成21年 度 の 学 外 者 へ の 貸 出 統 計 は,貸 出 冊caii冊,入 館 者 数6,132人 で あ り3年 前 と比 較 す る とそ れ ぞ れ1,45倍,5.08倍 で あ るO 12総 合 図 書 館 で は,平 成21年 の リ ニ ュ ー ア ル 時 に 「メ デ ィ ア コ モ ン ズ 」 と い う コ ー ナ ー を 整 備 し た 。 こ の コ ー ナ ー に は パ ソ コ ン12台 の 他 に,大 画 面TV1台,AVブ ー ス3台 を 設 置 し,そ れ ぞ れCD,DVD,VHS,ブ ル ー レ イ に 対 応 し,23チ ャ ン ネ ル の 海 外 衛 星 放 送 お よ び 放 送 大 学 の 視 聴 も 可 能 で あ る 。 こ れ に よ り,多 種 多 様 な 媒 体 を 自 由 に 複 数 同 時 に 利 用 し学 ぶ 空 間 が 提 供 され た 。 開 架 冊 数 は65,000冊 に 増 加 した 。 書 庫 は,書 庫 の 面 積 が1,527㎡ か ら 1,875㎡ に 増 え,ま た,各 フ ロ ア か ら 自 動 入 退 室 シ ス テ ム に よ り学 生 ・教 職 員 は 自 由 に 出 入 り が で き る よ う に な り,分 配 され て い た 図 書 お よ び 雑 誌 が 利 用 者 に 判 り易 く ゆ と り あ る 配 架 と な っ た 。
1評 価 と課題1
総 合 図 書 館 は 耐 震 改 修 の た め 閉 館 及 び 仮 図 書 館 で の 開 館 の た め,利 用 者 の 利 便 性 を 損 な い,一 時 期 貸 出数 は 落 ち込 ん だ が,リ ニ ュー ア ル 後 は 以 前 よ り,両 学 部 か らの ア ク セ ス も よ くな り,順 調 に,入 館 者 数 ・貸 出 冊 数 と もに 延 び て い る。 今 後 は,両 館 と も学 習 環 境 の 充 実 を利 用 者 に広 く ア ピー ル す る と共 に,利 用 者 が 求 め る 資 料 に 容 易 に た ど りつ け る よ う に 利 用 者 目線 で の 多 方 面 か ら の 工 夫 が 必 要 で あ る。3,20PACと
遡 及 入 力
國
平 成19年3月 に 図 書 館 シ ス テ ム が 統 合 し,全 蔵 書 の 目 録 デ ー タ ベ ー ス(OPAC:onlinePublic AccessGatal。9,以 下 「OPAC」 と い う。)に つ い て も キ ャ ン パ ス を 問 わ ず 一 元 的 に 検 索 を 行 う こ と が 可 能 と な っ た 。 総 合 図 書 館 で は,一 般 書 の 遡 及 入 力 を 平 成19年 度 に 終 了 し,.r成21年 度 か ら は 専 門 的 能 力 を 必 要 と す る 漢 籍,和 装 本 の 登 録 を 開 始 し,郷 土 資 料 室 及 び 道 元 文 庫 の 入 力 を 完 了 し た 。 総 合 図 書 館 に お け る 寄 贈 雑 誌 の 所 蔵 状 況 に つ い て は,こ れ ま で は 永 久 保 存 の も の の み 登 録 を 行 っ て い た が,平 成22年 度 に5年 保 存 の も の の 登 録 を 完 了 し,OPACか ら の 雑 誌 の 一 元 的 な 検 索 機 能 を さ ら に 充 実 さ せ た 。 医 学 図 書 館 は 図 書 ・雑 誌 と も す べ て が 目録 デ ー タ ベ ー ス に 登 録 され て お り,OPACか ら の 検 索 が 可 能 と な っ て い る 。1評 価 と課 題1
OPACに つ い て は,総 合 図 書 館 で はr未 登 録 とな っ て い る教 科 書 ・漢 籍 ・和 装 本 の継 続 的 な 登 録 作 業 が 必 要 で あ るnま た,教 科 書 や 指 導 書 は 特 性 を 生 か し,所 蔵 検 索 しや す い し くみ を 作 り,利 用 者 に とっ て使 いや す い コ レ ク シ ョン に整 備 す る こ とが 望 ま れ る。 13ま た,電 子 資 料 の うち電 子 ジ ャ ー ナ ル はOPACか らの 検 索 が 可 能 で あ る が,電 子 ブ ック に つ い て もデ ー タ 登 録 を 行 う必 要 が あ る。 OPACの デ ー タ に つ い て は,未 だ 両 図 書 館 で整 合 しな い もの が 発 見 され て い る。 格 納 され て い る デ ー タの 中 に は,一 部 の 書 誌 事 項 しか 入 力 され て い な い もの もあ り,目 録 の 品 質 は まだ 多 くの 問題 が残 っ て い る。 目録 の 品 質 向 上 は 検 索 効 率 や 精 度 に 直結 す る もの で あ り, 今 後 の継 続 的 な 作 業 が 望 まれ る。 総 合 図 書 館 の 雑 誌 に つ い て は}所 蔵 状 況 の 登 録 範 囲 を広 げ た点 で評 価 で き る0利 用 者 ア ンケ ー トで 「あ な た は どの よ うな 手 段 で 本 学 の 図 書 館 資 料 を 検 索 して い ます か 」 との 質 問 に 対 しr約30%(総 合 図 書 館),35%(医 学 図 書 館)の 人 がOPACを 利 用 して い る との 回 答 が あ っ た が,更 に利 用 者 教 育 を進 め な けれ ば な ら な い。
3,3電
子 図 書 館
國
資 料 の 電 子 化 は,資 料 の 汚 損 ・劣 化 を 防 ぎ保 存 す る 観 点 と,所 蔵 資 料 を 広 く公 開 し学 術 研 究 に寄 与 す る 観 点 か ら,少 数 ず つ で は あ るが 継 続 的 に 行 っ て い る。 総 合 図 書 館 で は,所 蔵 す る 江 戸 時 代 の 刊 本 を 中 心 に,毎 年 継 続 的 に 電 子 化 を 行 い,現 在 46点 の 資 料 をイ ン ター ネ ッ トを介 して 公 開 して い る。1評 価と課馴
今 後 も資 料 の 電 子 化 と広 報 に 努 め る 必 要 が あ る。 さ らに ソ フ トの 改 良 を 含 む 公 開 の 手 法 に つ い て も改 良 を進 め る こ とが 必 要 で あ る。 143,4広
報 活 動
3,4.1学
術 情 報 ポ ー タ ル と し て の ホ ー ム ペ ー ジ
國
平 成21年6月 に,総 合 図 書 館 と 医 学 図 書 館 で 立 ち 上 げ て い た ホ ー ム ペ ー ジ を 統 合 し て, 利 用 案 内,資 料 案 内,OPAC,県 内 図 書 館 横 断 検 索,文 献 デ ー タ ベ ー ス,電 子 ジ ャ ー ナ ル 等 な ど,図 書 館 サ ー ビ ス の 一 元 的 な 情 報 発 信 窓 口 と した 。 ま た,図 書 館 の お 知 らせ と し て デ ー タ ベ ー ス 講 習 会 や 展 示 な ど の 広 報 と し て も ホ ー ム ペ ー ジ を 活 用 し て い る。 さ ら に,研 究 支 援 の た め,学 術 情 報 ポ ー タ ル と し て 図 書 館 ホ ー ム ペ ー ジ 上 に 電 子 ジ ャ ー ナ ル,学 術 文 献 デ ー タ ベ ー ス,蔵 書 検 索,本 学 作 成 の 電 子 的 コ ン テ ン ツ 等 を 一 元 的 に 管 理 し 提 供 し て い る 。 Myポ ー タ ル か ら は 図 書 購 入 依 頼,相 互 貸 借,資 料 予 約 等 が 一 元 的 に 行 え る よ う に な っ て い るa1評 価 と課題1
利 用 者 の利 便 性 向 上 を 目的 と して,図 書 館 ホ ー ム ペ ー ジ を 統 合 し リニ ュー ア ル した こ と は 評 価 で き る 。 今 後 も学 術 情 報 ポ ー タル と して,誰 もが 使 い や す く機 能 が 充 実 した 図 書 館 ホ ー ム ペ ー ジ の 作 成 に 取 組 ん で い く必 要 が あ る。3,4,2展
示 と 刊 行 物
画
総 合 図 書 館 は,リ ニ ュー ア ル 後1階 に137㎡ の 展 示 ホ ー ル が 整 備 され た 。 これ に よ り貴 重 な 所 蔵 資 料 を 多様 に 展 示 で き る よ うに な った 。 ま た,学 内 の 利 用 者 の み な らず,一 般 市 民 に 対 して も大 学 図 書 館 が 保 有 す る貴 重 資 料 を 知 っ て も ら う機 会 とな り,学 外 者 の 入 館 が 増 え,地 域 住 民 と大 学 図 書 館 と の 距 離 が 縮 ま っ た よ うで あ る。 平 成21年 度 は リニ ュ ー ア ル オ ー プ ン時 の 「郷 土 の 歌 人 山 川 登 美 子 展 」 を は じめ,「 貴 重 書 特 別 展 示 往 来 物(教 科 書 〉 展 」,「総 合 図 書 館 が所 蔵 す る 浮 世 絵 展 」 な ど8回 の展 示 会 を行 っ た9ま た,小 中 高 の 教 科 書 展 示 会 は 毎 年 開 催 して い る 。 これ らの 展 示 内 容 は ホ ー ム ベ ー ジ で も同 時 に 公 開 して い る。 さ ら に,山 川 登 美子 関 係 資 料 の 一 部 を レプ リカ 作 製 し た こ とで,図 書 館 見 学 者 を案 内 す る際 な ど,気 軽 に 見 て も らえ る よ うに した 。 医 学 図 書 館 で は 平 成19年 度 よ り,エ ン トラ ン ス を使 い,年 に 数 回 の ミニ 展 示 を 行 っ て い るOこ の 展 示 で はs「思 春 期 貧 血 一 み つ け る ・な お す ・もっ と 元気 に 」・「チ ャ ネ ル 病 に 朗 報 口 15イ オ ン の 通 り道 リア ル タ イ ム 計 測 成 功 」 な ど 医 学 部 の 先 生 方 の 研 究 成 果 を 紹 介 す る 企 画 も 行 っ て い る 。 ま た,リ ニ ュ ー ア ル に 伴 い,カ ウ ン タ ー 前 の ラ ウ ン ジ の 一 角 に ミニ 展 示 ス ペ ー ス を 設 け た ,;:成22年 の 春 に は,リ ニ ュ ー ア ル オ ー プ ン 記 念 展 示 と し て"医 学 図 書 館 の あ ゆ み"と い う タ イ トル で 医 学 図 書 館 の 今 ま で の 歴 史 を 年 表 や 写 真 で 紹 介 し た 。 Fl」行 物 は,平 成15年 か ら 発 行 の 図 書 館 報 「図 書 館f。rum」 を 年1回 刊 行 して,学 内 外 に 配 布 し,図 書 館 の ト ピ ッ ク ス,利 用 案 内,各 種 企 画 案 内,お 知 ら せ 等 を 広 報 して い る 。 両 図 書 館 の リ ニ ュ ー ア ル を 終 えr「 図 書 館 利 用 ガ イ ド」 も そ れ に 合 わ せ た も の を 平 成21 年 に 発 行 し て い る 。 ま た,「 総 合 図 書 館 今 昔 」展 と 連 動 し て 福 井 大 学 附 属 図 書 館 の 歴 史 を 振 り 返 る パ ン フ レ ッ トを 作 成 し た 。 こ の ほ か に,図 書 館 ホ ー ム ペ ー ジ,学 生 便 覧,大 学 案 内, 情 報 処 理 基 礎 ガ イ ド,医 学 部 広 報 誌 く ず り ゅ う,同 窓 会 報 に お い て 図 書 館 の 案 内 等 に 努 め て い る 。
1評 価 と課題1
リニ ュー ア ル 後 の 展 示 へ の 取 り組 み は,地 域 住 民 へ の 強 力 な ア ピー ル に な り,評 価 され る。 ま た,単 な る 資 料 の 紹 介 に と ど ま らず,図 書 資 料 以 外 の媒 体 へ の 展 開 な ど多様 な試 み も評 価 され る。 教 科 書 に つ い て は,定 期 的 に 展 示 会 を 開 き保 存 して い る こ とで,教 科 書 収 集 の 県 内 拠 点 の ひ とっ と して の 任 務 を果 た して お り大 い に評 価 で き る。 山川 登 美 子 関 連 資 料 の レプ リカ 作製 は,見 学 者 等 へ の 説 明 が ビ ジ ュ ア ル 的 に で き る よ うに な っ た こ と で評 価 で き る。 企 画 展 示 は,今 後 も学 内 を は じめ 地 域 に 対 して 「外 か ら 見 え る図 書 館 」 と して重 要 な役 割 を担 うた め,学 生 ・教 員 等 の 理 解 と協 力 の も と,地 域 の 教 育 界 や 産 業 界 等 と の連 携 づ く りが 必 要 で あ る。 刊 行 物 は,館 報 的 役 割 を担 う年1回 刊 行 の 「図 書 館f。rum」,即 時 性 の あ る ホ ー ムペ ー ジ, 各 種 利 用 案 内 が あ る。 それ ぞ れ の 特 性 を 生 か す よ うに 内 容 を吟 味 す る と と もに,記 述 に ム ラ や モ レが な い よ うに,全 体 を 精 査 で き る 体 制 づ く りが 必 要 で あ る。 is3,5地
域 との 連 携
圃
一 般 市 民 へ の 開 放 は,両 図 書 館 と も資 料 の 貸 出,閲 覧 並 び に複 写 サ ー ビス を 行 っ て い る。 また,平 成19年10月 の 福 井 県 立 図 書 館 との 棺 互 協 力 協 定 に よ り福 井 県 内 図 書 館 総 合 目録 (横断 検 索)シ ス テ ム が 利 用 で き る よ うに な っ た 。 さ らに,翌 年 に は 大 き く拡 大 され て, 県 内 の 全 公 立 図 書 館 と8高 等 教 育 機 関(大 学,短 大,高 専)の 図 書 館 が,こ の 横 断 検 索 シ ス テ ム で 繋 が り,600万 冊 を 超 え る蔵 書 を 検 索 す る こ とが で き る よ うに な っ た 。 一 定 の 制 限 は あ るが 流 通 シ ス テ ム を利 用 して,各 図 書 館 に 配 送 され る の で 各 図 書 館 の 窓 口で 本 を 借 り る こ とが で き る、平 成19年 度 は 半 年 間 の 運 用 に も か か わ らず 貸 借 件 数 が215件 に な っ た 。 平 成20年 度 は318件,平 成21年 度 は971件 と な り,利 用 者 に 認 知 され つ つ あ る。 総 合 図 書 館 で は リニ ュ ー ア ル 後,一 般 市 民 の 来 館 が 急 増 して い る。平 成21年 度 の 学 外 者 来 館 数 は 延 べ5,497名 とな りrそ の 結/1_!総 入 館 者 数 に 占 め る割 合 が5%と な っ た 。(平 成 18年 度0.5%) 医 学 図 書:館は,平 成17年1月 か ら患 者 の 方 へ の 貸 出,同 年12月 か ら一 般 市 民 へ の 貸 出 を 開 始 して い る。 現 在,学 外 者 の 入 館 者 数 や 貸 出 冊 数 は 増 加 の 傾 向 に あ る。 そ の ほ か,利 用 者 用 パ ソ コ ンは 総 合 図 書 館 内 に36台,医 学 図 書 館 内 に10台 が設 置 され てお り,OPACや 文 献 デ ー タ ベ ー ス 検 索,電 子 ジ ャー ナ ル 等 が 自 由 に 利 用 で き る。魎
両 図 書 館 と も リニ ュー ア ル を機 に 一 般 市 民 の 来 館 が 増 え た こ とは,地 域 に 受 け入 れ られ る,地 域 に 貢 献 す る図 書 館 と して 認 識 され 始 め た と して評 価 で き る。 今 後 は,従 来 の 利 用 者(大 学 構 成 員)の 利 益 を損 ね な い 範 囲 で,一 般 市 民 へ の ニ ー ズ を 満 足 させ る ル ー ル 作 りが 急 務 で あ る。 ま た,県 内 公 共 図 書 館 との 相 互 貸 借 サ ー ビス の 冊 数 が 年 々増 加 して い る こ とは,こ の 横 断 検 索 シ ス テ ム の 効 果 と考 え られ る。 学 内 外 の利 用 者 に 横 断 検 索 シ ス テ ム の広 報 を さ ら に 行 っ て い く こ とが 必 要 で あ る 。 174.管
理 運 営
4,1施
設,設
備 等 の 整 備 状 況
4.1,1建 物國
附 属 図 書 館 は,教 育 地 域 科 学 部 と工 学 部 が あ る文 京 キ ャ ン パ ス に 総 合 図 書 館 を設 置 し, 医 学 部 が あ る松 岡 キ ャ ンパ ス に は 医 学 図 書 館 を設 置 して い る。 総 合 図 書 館 は,耐 震 改 修 し平 成21年6.月 に リニ ュ ー ア ル オ ー プ ン した 。鉄 筋3階 建 て で 総 面 積 は42541㎡ か ら4,999㎡ に 増 加 した。1階 に事 務 室 を 統 合 し,館 内 で唯 一 飲 食 が で き る ラ ウ ン ジ,郷 土 資料 室,展 示 ホ ー ル,マ ル チ メ デ ィア コ ー ナ ー,グ ル ー プ 学 習 室 等 を 配 置 し,2階 に雑 誌 コー ナ ー,教 科 書 コ ー ナ ー,参 考 図 書 コー ナ ー 等 に 加 え て,第 一 閲 覧 室 を配 置 して い るa3階 に は 研 修 室,開 架 書 架 及 び 第 二 閲 覧 室 を 配 置 して い る。 書 庫 は 耐 震 改 修 に よ り大 幅 に増 築 され,こ れ ま で の 配 架 で き な か っ た 図 書 や 研 究 室 返 却 本 の 収 納 に 大 い に 活 用 され て い る。 閲 覧 室 の 座 席 数 は343席 か ら400席 に増 や す こ とが で き た。 医 学 図 書 館 は,平 成22年4月 に 大 幅 な 増 改 築 工 事 を 終 え て リニ ュ ー一ア ル オ ー プ ン した。 鉄 筋2階 建 て で1,737㎡ か ら2,484㎡ に 増 加 した。1階 は カ ウ ン タ ー 前 に ラ ウ ン ジ を設 置 し,コ ミュ ニ ケ ー シ ョン の 場 や パ ソ コ ン 検 索 並 び に 展 示 ス ペ ー ス を 確 保 した 。 雑 誌 閲 覧 室 も増 築 し,研 修 メ デ ィ アル ー ム,福 井 県 医 学 資 料 室 を配 置 して い る。2階 に は ブ ラ ウジ ン グ コー ナ ー,参 考 図 書 室,グ ル ー プ 学 習 室,図 書 閲 覧 室,休 憩 コー ナ ー を配 置 して い る。 閲 覧 室 の 座 席 数 は205席 か ら287席 に 増 や す こ とが で き,個 人 閲 覧 席 を 中 心 に配 置 して お り,多 くの 利 用 者 が 気 兼 ね な く学 習 で き る 環 境 を 整 え て い る。 ま た,保 存 の た め の 書庫 は 設 置 され て お らず 全 て 開 架 方 式 とす る こ とで,い つ で も 自 由 な 資 料 の 閲 覧 を 可能 と して い るa辟 価と課題1
総 合 図 書 館 にお け る 書 庫 の 増 築 や マ ル チ メ デ ィア コ ー ナ ー の 新 設,医 学 図 書 館 の 増 築 に お け る個 人 閲 覧 席 等 の 増 加 な ど,そ れ ぞ れ の 図 書 館 の 目的 や 状 況 に応 じた 改 修 が な され て お り大 い に評 価 で き る。 た だ し,ア ン ケー トで わ か る よ うに 図 書 館 を 利 用 す る 多 くの 学 生 は 図 書 の 利 用 に 次 い で 図 書 館 に 自 主学 習 の 場 と して の機 能 も求 め て お り,蔵 書 を 整 備 す る だ け で な く,学 習 の 場 と して の 環 境 整 備 を す す め る必 要 が あ る。 184,1,2書 架 ・書 庫
画
前 回 の 自 己 点 検 後 に 両 図 書 館 と も リ ニ ュ ー ア ル し た こ と に よ り,狭 隆 で あ っ た 書 架 ・書 庫 と も 大 幅 に 機 能 が 改 善 さ れ た 。 所 蔵 冊 数 は,総 合 図 書 館 が 図 書486,463冊,学 術 雑 誌 13,143種,医 学 図 書 館 が 図 書ll9,822冊,学 術 雑 誌4,548種 で あ る 。合 計 す る と図 書606,285 冊,学 術 雑 誌1?,631種 と な る 。 こ れ に 対 し て 収 容 力 は,総 合 図 書 館 は 今 後10年 間 の 増 加 を 見 込 ん で 棚 板 延 長13,918mか ら23,400mに 書 架 を 増 や し,そ の 結 果i収 容 可 能 冊 数 386,611冊 か ら650,000冊 と な っ た 。 医 学 図 書 館 は 棚 板 延 長4,933m,収 容 可 能 冊 数 は 137,027冊 と な り,両 図 書 館 の 合 計 棚 板 延 長 は28,333mで,収 容 可 能 冊 数 は787,028冊 と 増 え た 。 こ の ほ か,総 合 図 書 館 は 開 架 書 架 に 加 え,集 密 書 架 を ほ ぼ 全 面 に 備 え た 書 庫 を 増 築 し, 特 殊 資 料 室 、 貴 重 書 室,郷 土 資 料 室,大 学 資 料 室,資 料 整 理 室 を 備 え た 。 医 学 図 書 館 は 増 築 工 事 の 際 に 県 内 の 医 学 関 係 資 料 を 収 集 す る た め の 福 井 県 医 学 資 料 室 を 設 置 し,わ ず か で は あ る が 書 架 ス ペ ー ス を 増 や し た 。 ま た,医 学 図 書 館 は 開 学 以 来,書 架 ・ 集 密 書 庫 ス ペ ー ス を 含 め て す べ て 開 架 方 式 を と っ て い るO函
総 合 図書 館 は リニ ュー ア ル を機 に 棚 板 延 長 が 大 幅 に 増 え た こ とは 大 い に評 価 で き る。 今 後 は,こ れ ら の 書 架 を 有 効 活 用 し,利 用 者 に 見 や す く,探 しや す い 書 架 を提 供 して い か ね ば な らな い。 延 長 した 棚 板 の ほ とん ど は 書 庫 ス ペ ー ス で あ るが,利 用 者 ア ン ケー トに よ る と書 庫 が 暑 い 、 寒 い とい う意 見 が 多 く あ る。 利 用 者 お よび 資 料 に と っ て,書 庫 が 少 しで も 快 適 な 空 間 とす るた め に,一 定 の 温 湿 度 管 理 が 保 て る よ うに 取 り組 む 必 要 が あ るO 医 学 図 書 館 は 全 面 開 架 の た め,常 に 増 加 す る 資 料 を 利 用 者 に 見 や す く,探 しや す い 書 架 を提 供 す る た め に 版 次 の 古 く な った 資 料 は 移 管 や 廃 棄 を含 め て 検 討 す る 必 要 が あ る。4,2組
織 体 制
4,2.1運 営 組 織画
統 合 前 の 両 大 学 に は,そ れ ぞ れ に 附 属 図 書 館 が 設 置 され て い た こ と と キ ャ ンパ ス が 約 10Km以 上 離 れ て い る こ とか ら,旧 福 井 大 学 の 文 京 キ ャ ンパ ス の 附 属 図 書 館 を 「総 合 図 書 館 」, 旧 福 井 医 科 大 学 の 松 岡 キ ャ ン パ ス の 附 属 図 書 館 を 「医 学 図 書 館 」 と して,両 図 書 館 を統 括 19す る附 属 図 書 館 長 と 医 学 図 書 館 を 統 括 す る 医学 図 書 館 長 を配 置 して い る。 ま た,附 属 図 書 館 に は 福 井 大 学 委 員 会 規 程第5条 に 基 づ き,「附 属 図 書 館 の運 営 に 関 す る 事 項 」を 審 議 す る 運 営 委 員 会 が 設 置 され てお り,附 属 図 書 館 長 を 委 員 長 と して,医 学 図 書 館 長,各 学 部 選 出 の 教 員 各2名 及 び 学 術 情 報 課 長 を 委 員 と して構 成 して い る。 更 に 総 合 図 書 館 に は 運 営 ワー キ ン グ,医 学 図 書 館 に は運 営 小 委 員 会 を 設 置 し,該 当 キ ャ ン パ ス の 運 営 委 員 及 び そ の 他 の 学 部 教 員 等 を委 員 と して,各 図 書 館 固 有 の 事 項 を 中 心 に審 議 して い る。 上 記 の 運 営 委 員 会 と各 図 書 館 で の 小 委 員 会 等 が 相 互 に連 携 し,審 議 す る こ とで キ ャ ンパ ス 問 並 び に学 部 間 で の 独 自性 と 協 調 性 を調 整 して い る。 な お,委 員 会 の 開 催 に 当 た っ て は,議 題 に よ っ て はTV会 議 や メ ー ル 持 ち 回 り方 式 を と る こ と で,時 間 的,空 間 的 な 効 率 化 を 図 っ て い る。 【平 成22年4月 現 在 】
函
法 人 化 以 前 の 運 営 委 員 会 は 館 長 と教 員 の み で 構 成 され て い た が,法 人 化 後 は 学 術 情 報 課 長 を 委 員 に 加 え,実 務 的 な 管 理 運 営 も視 野 に 入 れ た 審 議 が 可 能 とな っ て い る こ とは 評 価 で き る。 ま た,運 営 委 員 会 の も とに キ ャ ン パ ス 毎 の 総 合 図 書 館 ワー キ ン グ グル ー プ及 び 医学 図 書 館 運 営 小 委 員 会 を 設 置 す る こ とで,そ れ ぞ れ の 学 部 固 有 の 特 色 を反 映 した 予 算 執 行 や 20方 針 等 を,各 図 書 館 運 営 に 反 映 で き る よ うに し て い る こ と も評 価 で き る。 しか し,委 員 会 の 開 催 が 多 くな る こ とや 意 思 決 定 の 遅 れ 等 に 留 意 す る必 要 が あ るた め, 両 キ ャ ンパ ス の 委 員 が 出 席 す る運 営 委 員 会 にお け るTV会 議 の 活 用 は 有 効 と思 わ れ,簡 易 な 案 件 につ い て はYメ ー ル 持 ち回 り方 式 を 取 り入 れ て い る こ と も評 価 で き る.