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「オープンキャンパス '98福井大学」 : 電子工作してみよう 《超明るいLED点滅灯の製作》 利用統計を見る

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「オープンキャンパス '98福井大学」 : 電子工作

してみよう 《超明るいLED点滅灯の製作》

著者

技術部

雑誌名

技術報告集

4 (1998年度)

ページ

91-94

発行年

1999-04

URL

http://hdl.handle.net/10098/7625

(2)

「オープンキャンパス,

9

8 福井大学」

技術部担当企画

電子工作してみよう一一一

《超明るい LED 点滅灯の製作》

1

.企画の目的・内容

この企画の参加対象者は小学高学年から中学生に限定し、電子工作の基本であるハンダ付け技術 の体験を通しモノ創りの面白さを知ってもらう目的として昨年に引き続き実施することにした。 しかし、昨年実施した『電子サイコロの製作』は部品数も多く、さらにディジタル 1 C を用いたた めに準備期間と参加者の製作も長時間に及んだ。また、部品間隔が狭いためにハンダ付けのトラブ ルも多かった反省から、今回製作する電子回路は①ハンダ付け技術を体験するもの、②乾電池で動 作するもの、③動作が音や光で確認できるもの、④製作部品数が少なく、安価、短時間で完成する もの、⑤日常生活やゲーム感覚で利用できるもの、などの条件で再検討を行った。 そこで、図 1 のような簡単な回路を選定し、 『超明るい LED 点滅灯』と名付けた図 1 の無安定マ ルチパイプレータ応用回路を図 2 の外観図のように製作してもらうことにした。 両図からも解るように、トランジスタと超高輝度発光ダイオードの半導体部品および抵抗とコンデ ンサの最少電子部品で構成し、スイッチで電源を ON/OFF できるようになっている。この作品 の使途としては、夜間の歩行者や自転車の認識灯、クリスマスツリーや模型の照明灯、ジョギング やウォーキングなどの光リズムメーカを想定した。 超高蝿直 AI 発光ダイオード 園高胃E Ill'eタイ~ード IA 池 竃 舵 3 本 也事 2

γ411L-図 2 製作品の外観γ411L-図 図 1 製作回路図 2. 企画準備内容 企画の準備は、スタッフ 9 名で実施日の 2 ヶ月前から取りかかった。準備作業は、企画ホームペ ージの作成、会場入口の展示パネルの作成、プリント基板のパターン設計、エッチングによる基板 作製、基板の穴あけ、電子部品の入手と各部品の袋詰め、会場の作業机や電源の配置計画などを各 自分担し、実施日前日には準備万端整えた。最終的に準備できた参加者用製作キット数は 175 名 分あったので、技術部の現有している電子工作用工具が 2 3 組あることから、一回の最大参加者数 を 2 4 名とし 7 回実施する計画をした。さらに、テーブル配置上 3 グループに分割し 1 グループ 8 名の技術指導に 2 名のスタッフがあたることにした。また、事前にスタッフ全員が企画内容の確認 と製作実習を兼ねて作品を試作し、その製作にかかる実働時間を計測してもらった。その結果、製 n u u

(3)

作には約 20"-'30 分を要することがわかり、表 1 のよう な時間配分で実施することとした。併せて、各テーブルの 技術指導担当 6 名、製作説明担当 l 名、受付および誘導担 当 2 名の各係を時間ごとに分担することにした。 表 1 企画実施時間割振表 田 開始時刻 人数

1

10:00"-'

2

4 名

2

10:40"-'

2

4 名

3

11:20"-'

2

4 名

4

13:00"-'

2

4 名

5

13:40"-'

2

4 名

6

14:20"-'

2

4 名

7

15:00"-'

24 名

8

予備

15:40"-'

16: 3

0 から後片付け 3. 実施結果報告 会場入口付近には、赤, 緑,青,白色の LED を用いた同作 品や LED 使用の電子蛍とプラスチックファイパーイルミ ネーションなどを展示し、通りかかる来場者に企画内容を 訴えた。会場は、旧工学部会議室の半分を借用して実施し たが電源コンセントが少ないために、各テープルまでコー ドリールで延長しハンダごて用電源を確保した。開始時間 の 1 0 分前には会場入口に親子あるいは友達連れで長蛇の列ができ、先頭から 2 4 名に入場しても らい後の人には次回の受付時間を知らせて他の企画へ誘導した。その後も毎回同じ状態が続き、た いへん盛況であった。 まず製作に先立って、 参加者に対し説明担当者が OHP を用いて電子工作上の注意、ハンダ付け の方法、回路部品の説明などを一通り行った。そして、スタッフ不足を補うために、参加者の各テ ーブル上には実体配線図およびスタッフが製作した現物見本を置き、実物を見ながら製作できるよ うに配慮した。初めてハンダごてを持つ参加者のために、火傷やけがをしないよう細心の注意を払 ったが、 3 名が製作中にハンダごてに触れて軽い火傷をした。 今回、当企画への参加者には、予め受付で名前と学校・学年を記入してもらったことで表 2 のよ うなデータが得られた。表から判るとおり、準備した製作キット 175 組が全て無くなり参加者総 数となっている。この日は受験生のための大学説明会が同時開催されたため、高校生 3 名の参加も あった。また、小学高学年と中学生に限定したものの、保育園児 5 名、小学 1 ・ 2 年生が 1 6 名参 加しており、親子兄弟連れの来訪者に対し断りきれない受付の難しさが表われている。 今回の製作品は、部品数 1 2 個、ハンダ付け箇所 3 0 点と少なかったことで製作上のトラブルはほ 表 2 企画参加者データ とんどなかったが、昨年と同様に乾電池ホルダーの接触不良が原因 の故障が数件あり、また LED の極性間違いが 2 件ありスタッフを 悩ました。一応、参加者全員が時間内に完成していた。 学年別参加人数 (名) 高校生

3

中学生

3

3

小学 3"-'6 年生 :

1

0 9

小学 1 ・ 2 年生;

1

6

保育園児

5

学校学年無記入 :

9

合計

175

男女別参加人数 男子 131 名 女子 44 名 特徴的参加形態 兄弟姉妹

3

0 組 友人同伴

1

8 組 q L n u 製作風景

(4)

【 OP lE貰 CAMIPUS g

98 ]

来て見て発見、作って満足

技術部担当

国ガラ来細工にチャレンジしよう圃

-融かす、伸ばす、曲げる.

. .

e

t

c

-ガラス細工にチャレンジしてみましょう。ガラスを融かしたり、伸ばした

り、曲げたりして物を作ってみませんか。

①実習コ}ナー

プローチやマドラー(かき混ぜ棒)、ガラスの花などを

自分で制作します。

②体験コーナー

ガラス管を曲げたり、接合したりしてガラス細工の基礎

を体験します。

③展示コーナー

ガラスの歴史と教育・研究用実験に使用しているガラス

器具(装置)などの展示をします。

この企画は、小学校低学年(保護者同伴)から一般を対象者に、日頃接す

ることの出来ないガラス細工を体験してもらいます。参加者は希望するコ}

ナに分かれて、悪戦苦闘しながら作品の制作に挑戦しました。きあ、どの様

な素晴らしい作品が出来たのでしょうか。

ブローチ

ガラスの花

マドラー(かき混ぜ棒)

q u n u

(5)

展示コーナー

実習コーナー

体験コーナー

A 斗‘ n u

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