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フランス行政法における例外的決定の理由付記

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フランス行政法における例外的決定の理由付記

著者 交告 尚史

出版者 法学志林協会

雑誌名 法学志林

巻 115

号 4

ページ 23‑44

発行年 2018‑03‑20

URL http://doi.org/10.15002/00023097

(2)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)二三

フランス行政法における例外的決定の理由付記

交   告   尚   史 はじめに

  フランスの行政手続法制の発展は一九七九年七月一一日の理由付記法に始まる。同法は今日では公衆と行政の関係

に関する法典に取り込まれており、L.二一一─一条からL.二一一─八条までがそれに当たる。当初の法律と法典の

条文を比べると、規定の内容に若干の差異が見られるが、本稿では、特に必要のない限り、理由付記法の方を参照す

る。たとえば、本稿の主題である理由付記法二条は、法典ではL.二一一─三条であるが、そのまま理由付記法二条

と表記する。また、理由付記という語は今日では理由の提示に取って代わられた感があるけれども、過去の自他の論

稿との兼ね合いもあり、理由付記の方を用いることにした。

  理由付記法の一条は、後述のとおり、個人および法人には一定の不利益的な個別行政決定について遅滞なく理由の

通知を受ける権利があるとまずは宣言し、その見地から理由付記がなされるべき決定の類型を幾つか列挙するという

(3)

法学志林 第一一五巻 第四号二四構成を採っている。その類型に見るべきものがあるかどうかはともかくとして、一定の範囲の不利益決定について理

由付記を義務付けるという条文の趣旨自体には、格別我々の関心を呼ぶものはない。それに対して、同法二条は「法

律または命令によって確立された一般原則から逸脱する個別行政決定にも理由を付さなければならない」と定めてお

り、こちらの方は比較法的に見て珍しい規定ではないかと思う。

  筆者はかつて修士論文の執筆に際してフランスの理由付記法に着目したが、当時の拙作(公表していない)を繰っ てみると、検討しているのは一条のみで、二条にはほとんど触れていない。しばらくして久保茂樹がフランス法研究の論文を公刊したが、久保はその中で理由付記法の二条についても数行を充てて解説している

。そこに記されている

ことをさらに簡潔にまとめれば、以下のとおりである。

①授益的な決定である適用除外処分を理由付記の対象としたのは、平等な取扱いを求める第三者の権利を考慮した

ためである。

②処分の名宛人以外の者に処分理由を知らせる方法が定められていないのは問題であるが、処分理由を処分本体と

ともに公示する仕組みが提案されている。

  その後筆者もフランス法研究を中心とした一書を著し、その中で理由付記法の二条について僅かながら言及した

当時筆者は日本の建築基準法四八条の但し書許可に興味を覚え、仮に但し書許可に理由付記が要求されるとして、第

三者はその理由をどのようにして知ることができるのかという疑問を抱いたようである

。久保の研究成果の②に関わる問い掛けと言えよう。

  筆者が修士論文を提出してからおよそ三五年の月日が流れた。それにもかかわらず今になって理由付記法二条がテ

ーマとして浮かんできたということは、若き日の筆者もこの条文を見ていなかったわけではなく、その意義を認識で

(4)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)二五 きないままに、研究対象に取り込むのを断念したのであろう。この度浜川清先生の退職記念論集に一篇を供するよう求められ、これこそ再挑戦の絶好の機会と勇み立った。ところが、いざ取り組んでみると、最初の機会を活かさなかったことの愚かさを悟らされるばかりであった。先生のご寛容を乞うほかはない。

一.理由付記法一条と第三者

(一)理由付記義務の対象となる決定の諸類型

  理由付記法一条は本稿の直接の対象ではないが、話の都合上、まずは一条を見ておく。一条の構造についてはすで

に説明したので、ここでは理由付記を要する不利益的決定の類型として掲げられているものを記す。冒頭の番号は筆者が付したものである。

①公的自由を制限する決定または、一般に、警察処分を構成する決定

②制裁を科す決定

③許可の付与を制限的な条件に服せしめる決定または負担を課す決定

④設権的行為の撤回または取消しを行う決定

⑤時効、訴権の喪失または権利の喪失をもって対抗する決定

⑥法律上の取得要件を充たす者が権利として一定の利益を要求できることになっている場合において、その利益の

付与を拒否する決定

現在の公衆と行政の関係に関する法典L.二一一─二条では、さらに二つの類型が加わっている。

(5)

法学志林 第一一五巻 第四号二六⑦許可を拒否する決定。ただし、理由を通知するとL.三一一─五条二号のaからfまでの規定よって保護された

秘密または利益を侵害することとなるおそれがあるときはこの限りでない。

⑧法律または命令の規定の適用により訴訟を起こす前に不服申立てを行うことが義務とされている場合において、

その不服申立てを却下する決定

(二)第三者の訴え提起と理由付記法一条

  ある者が他者に対する決定を訴訟で争う場合に、その決定に理由付記が欠けていることを攻撃できるか。当該決定

が理由付記法二条の射程に入らなければ、同法一条の問題として考えざるを得ない。しかし、一条が理由付記義務の

対象を不利益的な個別行政決定に限定していることはすでに述べた。ここでは、判例の傾向として、その不利益性は、

第三者が争う場合であっても、決定の相手方との関係で実質的に評価されていることを指摘しておく。

  そのことをよく示しているのが、コンセイユ・デタの

T V N um er ic

社事件判決(

C .E .( fé vr ier ( 0( (, So cié té T V Numeric, Rec. ( 0.

)である。この事件の事実関係を要約すれば、以下のとおりである。テレビ放送上級委員会が、

二〇〇五年七月一九日付の決定により、

Canal J

社に対して、デジタル様式の地上電波方式によるアクセス条件で放 送される全国ネットのテレビ放送を行うために電波資源を利用することを許可した。ところが、

Canal J

社の方では、

配信事業者との関係がうまく行かなくなったために、業者に対する予告期間が切れる二〇〇九年四月三〇日以降について、許可の利益を放棄する旨を委員会に通告した。通告を受けた委員会は、二〇〇九年四月二八日付の決定で許可

の撤回を行った。二〇一二年八月三〇日までのサービス取引を確保するための契約を

Canal J

社と締結していた

TV Numeric

社は、この撤回の決定に不服であり、越権訴訟を提起してその取消しを求めた。その際

TV Numeric

社は

(6)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)二七 委員会の決定に理由が付されていないのは違法であると主張したようである。それに対してコンセイユ・デタは、委員会の決定が設権的行為を廃止するものであるとしても、

Canal J

社との関係で不利益的性質を有するものではない

ので、理由付記法一条の理由付記義務には服さないと判示した。

  要するに、係争決定が第三者にとって不利益であっても、理由付記法一条に基づく理由付記義務の対象に当たるか

どうかは、あくまで決定の相手方との関係で決まるということである。許可の撤回は本来であれば不利益的決定であ

るが、本件では事業者からの権利放棄の通告に対応する措置であったために不利益性が否定されたことに注意したい。

ともかくこれに類した判例はかなりの数に上っているようで、近隣諸国で採用されている解決策と比べてフランス法

のそれはことさら厳しいとの評価

がある。

二.理由付記法二条の独自性

(一)二条の基礎付け

  前述のとおり、理由付記法一条に関しては、決定の不利益性が同条適用の第一関門となる。それに対して、二条の

場合は決定の不利益性は関係がなく、むしろ利益的決定の理由付記が求められていることを認識しなければならない。

本来なら許可が与えられないところに例外的に許可を出すとか、本来なら義務であるものを免除するといった局面に

焦点を当てることになる。

  したがって、個人の自由を護るという自由主義的の見地から二条の要請を基礎付けることには無理がある。すでに 久保が研究成果①としてまとめていたように、二条の正当化の根本は平等にある

。フランスで語られているところを

(7)

法学志林 第一一五巻 第四号二八筆者なりに咀嚼すると、原則からの逸脱を根拠付けるだけの事情を有しない者に逸脱の有利性を享受させることがあ ってはならないという意味での平等である。確かな根拠を有する逸脱は「良き行政」(

bonne administration

)にと って必要な逸脱であり

、二条の理由付記義務は、逸脱に値しない人物の抜け駆けを阻止することによって、良き行政

の存続を担保するのである。

  また、二条の理由付記義務が理由を知る権利の拡充に資することも事実である。原則から逸脱する決定は通例は例

外許可であるから、決定の相手方は許可を得たことに満足しており、争訟を提起することは想定し難い。したがって、決定の相手方との関係では、せっかくの理由付記にもそれほどの意義は認められない。紛争が起こり得るとすれば、

第三者が不服を覚えたときであろう。その時二条に従って理由付記がなされていれば、第三者も処分理由に接し得る

ものと推測される。その意味で二条の理由付記は、間接的に第三者の理由を知る権利を支えているのである

(二)二条該当決定の拡がり

  二条で想定されている行政決定は、あくまで確立された原則の例外として認められるものであるから、件数的にみ

てその分野全体に占める割合は小さいはずである。しかし、そのことと、どの分野のどの決定が二条該当と判定され

るのかということとは、当然ながら、別の問題である。日本の例を使うなら、建築基準法四三条一項の許可も同法四

八条各項の許可も同様に二条に該当するのか。但し書許可の構成になっている点では両者共通しているが、四八条の許可は特定の地域においては建築してはならないといったん決めた建築物の建築を許す仕組みであるから、その例外

度は四三条一項の許可よりも強いと考えられる。おそらくフランスであっても、日本の四八条許可のようなものは二

条該当として扱われるであろう。実際、理由付記法の制定過程でも、土地占用計画の例外規定を適用して与えられた

(8)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)二九 建築許可が二条の具体例として挙げられている

。それに対して、四三条許可の方は、たとえば消防車が入って行けな

い狭隘な場所でも、近くの消火栓からホースを繋いで消火活動を行うことができれば防火上問題はないと判断して許

可を出す仕組みであるから、原則からの逸脱と称するほどのものではない。但し書許可の体裁をとっているからとい

って、こういうものまで拾っていくと、フランスにあっても二条該当の決定はかなりの数に上ると予想される。

  このような関心から理由付記法制定の翌年に出された同法施行通達 ((

を見ていくと、当然ではあるが、二条該当ゆえ

に理由付記義務の対象になると判断されている決定の数は、所管省によって相当の開きがある。ちなみに文部省のそ

れは一三件であり、そこには六歳未満の児童の就学を認めるかどうかの決定が含まれている。この決定に絡む問題点

について、この後すぐに論じることになろう。驚くべきは労働・参加省で、八〇件あまりに及ぶ。その中に挙がって

いる週休の例外許可は、筆者が大いに関心を寄せている制度であり、これもこの後取り上げることになる。

  なお、これらのリストはあくまで行政側の判断で提示したものであって、最終的には行政裁判所が原則からの逸脱

に当たるどうかの解釈を行うことになる。

三.両条の該当性を巡る逆説的現象

(一)問題の所在

  一般に、個人に不利益を与える行政決定に理由付記が必要だという言明は受け容れやすい。しかし、前述のように、

フランスの場合は、不利益決定のすべてが理由付記法に基づく理由付記義務の対象になるわけではなく、同法一条に

列挙された類型のいずれかに該当するのでなければならない。他方、個人に利益を与える決定の方を考えてみるに、

(9)

法学志林 第一一五巻 第四号三〇これに理由付記は必要でないという言明も、一般論としてまずは納得できる。申請に対する一部認容決定をどうみる

かという問題は残るけれども、その点を措けば、利益を受けた者に不服はないと一応は観念できるからである。とこ

ろが、フランスにあっては、その場合でも、理由付記法二条に該当すれば理由付記が必要になる。

  以上の点を踏まえて、フランスの市民が何かの許可を申請した場面を思い浮かべてみよう。申請を受けた行政庁は、

不許可決定で応じることに決めた。当該決定は理由付記法一条の類型のいずれにも該当しないし、ほかに理由付記を

義務付ける規定もないので、理由の記載をしないで済ませてしまった。この場合、理由付記の欠缺は違法事由とはならない。他方、同じ許可に関する別の事件で、今度は許可を与えることに決めたとする。その場合、理由付記法一条

に基づく理由付記義務は生じないが、当該決定が同法二条に該当すれば、理由付記が必要になる。まさにそういう状

況が、上述の六歳未満児童の就学許可の分野で生じている。

(二)ムセ夫妻判決の評価

  この分野には、文部大臣対ムセ夫妻判決(

C. E., (( mars (((( ,Minstre de l ’ Education nationale C. Epoux Mousset, Rec. ((( .

)という有名な事件がある。息子の就学を拒否された親がその不許可決定の取消しを求めて越権

訴訟を提起した事件である。興味深いことに、リヨン地方行政裁判所は、理由が付記されていないのは違法であると

して学区視学官の決定を取り消した。本件決定は教育を受ける自由を制約するので、理由付記法一条一号の「公的自由を制限する決定」に該当するとみたのである。それにはそれなりの根拠があった。前出の理由付記法施行通達の文

部大臣の項に、「六歳前の児童に初等教育を承認することの拒否(幼稚園および小学校における教育の組織化に関す

る一九七六年一二月二八日のデクレ一三〇一号五条)」が挙がっている。つまり、行政の方で、この分野の不許可決

(10)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)三一 定は公的自由の制約に当たるとみて、理由付記を行うよう現場に求めていたのである。  注目すべきことに、本件の論告担当官であるフランは、大臣の控訴を棄却するよう提案した ((

。それはすなわち、彼

も本件不許可決定には理由付記が必要であったと考えているということである。しかし、コンセイユ・デタは、六歳

に達していない児童に小学校への入学を許される権利があるわけではないので本件決定によって公的自由が制約され

ることにはならないという文部大臣の主張を認めて、リヨン地方行政裁判所の判決を取り消した。さらに、理由付記

法一条の一号以外の類型に当たらないかどうかも審査して、いずれにも該当しないと結論している。

(三)逆説的現象に対する違和感

  では、学区視学官が親の申し出を受けて許可決定をした場合はどうか。この場合は、小学校への就学は六歳以上の児童について認めるというのが法律上の原則であるから、六歳未満の児童に対する就学許可は法律上の原則から逸脱

する決定である。したがって、理由付記法二条に該当すると考えられる。実際、前出の理由付記法施行通達で文部大

臣の項をみると、法令上の原則から逸脱する決定の一つとして六歳未満の児童の就学許可が挙がっている。

  この解釈が妥当するとなると、この分野では、不利益的決定には理由付記を要しないが利益的決定には理由を付さ なければならないという一見逆説的な現象が生じていることになる ((

。そこで、この状況をどう見るかが問題である。

先に論告担当官のフランが控訴棄却を提案したことに言及したが、彼はこの逆説的現象を受け容れることができなか

った。それゆえに、不許可決定についても理由付記を求める方向に結論をもっていこうとしたのである。

  筆者自身は、理由付記法二条の理由付記は、しかるべき根拠を有しない者が例外的な措置の恩恵を享受することが

あってはならないという見地からの防護手段であり、同法一条の不利益的決定の理由付記とは趣旨を異にするので、

(11)

法学志林 第一一五巻 第四号三二このような逆説的状況が生じるのはやむを得ないと考えている。しかし、その後のフランスで実際にどのような議論

が展開されているのかを調べないと意味がない。資料集めの努力はしたが、本稿に間に合わせることはできなかった。

四.例外の統制という発想を生む土壌

(一)ギリシャの判例法理の伝播

  なぜフランスでは例外的決定の理由付記義務が別条文で規定されるまでに至ったのか。これはフランスの理由付記

法を研究する外国人であれば誰でも関心を寄せるところと思われるが、筆者の調査能力では未だ判然としない。一つ

浮かぶのは、ギリシャ法の影響である。

  ギリシャでは、一般法から逸脱する規定を適用してなされる措置については理由を提示しなければならないという 判例法理が発展している ((

ようである。ただし、これは、処分書に理由を付す義務ではなくて、(ギリシャの)コンセ

イユ・デタに理由を提示する義務である ((

。この判例法理の発展については、フランス語の書き物が出ているわけであ

るから、ある程度はフランスの研究者に認識されていたはずである。しかし、その程度のことであれば、立法を促す

ほどの大きな力とはなるまい。

(二)社会的背景としての週休の例外許可

  (

)法制度の淵源   より大きな背景として筆者が想定しているのが週休の例外許可である。この仕組みはほかの国にも存在するようで

(12)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)三三 あるが、ともかくフランスのそれが相当の社会的意義を有しているのは確かである。この制度の歴史を説明するには、一九世紀から二〇世紀への転換期における教会を含めた政治的諸勢力の鬩ぎ合いを具に観察する必要があり、それはとうてい筆者の手に負えることではない。法的な定めとしては、「従業員および労働者のために週休を確立する一九

〇六年七月一三日の法律」が最初である。

  同法二条の冒頭に「週休は日曜日に与えられなければならない」と規定されている。これが原則である。そして、

それに続けて、施設の全従業員を日曜日に一挙に休ませると公衆の不都合を生ぜしめること、または施設の通常の稼

働を困難にすることが証明されたときは、年間を通して、あるいは一定の期間に限って、①全職員について日曜日以

外の日に、②日曜日から月曜日正午までに、③交替で二週間ごとに埋め合わせの休息を昼間に取らせることを条件と

して日曜日の午後に、④従業員の全員または一部につき交替制で、週休を与えることができるとされている。これらは例外的措置である。

  同法八条によれば、例外的措置を希望する施設は、知事に申請することを要する。知事は、早急に市会、当該地域

の商業会議所、ならびにコミューンの関係する経営者および労働者の団体に対して意見を求める。意見を求められた

側は、一か月以内に回答しなければならない。知事は理由を付した布告によって決定を下し、それを一週間以内に通

知する。ある施設に与えられた許可は、同じ町で同種の事業を行い同じ顧客を相手にしている施設に拡張されるもの

とする。また、九条によれば、コンセイユ・デタで知事の布告を争うことができるが、出訴期間は関係者への通知か

ら二週間である。訴えの提起には停止効が認められ、コンセイユ・デタは一か月以内に判決を下さなければならない。

  (

)今日の法制度と問題状況   上記の一九〇六年法の仕組みは、時を経て労働法典に取り込まれた。その内容は日本でも労働法研究者によって紹

(13)

法学志林 第一一五巻 第四号三四介されており ((

、実態調査の報告 ((

もある。そこに取り上げられている条文で本稿にとって重要なのは、当時の労働法典

のL.二二一─五条とL.二二一─五条である。後出の「金物店《ル・グリュエル》」社判決に登場するのもこれらの

条文である。現行の労働法典では、一九〇六年法二条の「週休は日曜日に与えられなければならない」に対応する定

めはL.三一三二─三条である。文頭に「賃金労働者の利益において」と記されているのが違いである。知事による

例外許可の定めは、L.三一三二─二〇条からL.三一三二─二三条までの節にまとめられている。これを一九〇六年

法と比較してみると、幾つか違いが見られる ((

。しかし、一九〇六年法の骨格は維持されており、筆者の関心事である原則と例外の関係は変わっていない。

  他方、制度の運用の面では、近時では規制緩和が進んで、観光地では多くの商店が日曜営業を許されているようで

ある ((

。数年前には、ホームセンターの日曜営業を巡って事業者同士が裁判で争い、一方の従業員らが「日曜に働く権

利」を求めて抗議デモを行ったことが日本でも報道された ((

  (

)「金物店《ル・グリュエル》」社判決から   筆者の手元にコンセイユ・デタの「金物店《ル・グリュエル》」社判決の評釈(

C. E., (( mars (((( ,Soc.

Quin - caillerie Le Gruel

,D. S. (((( ,p. ((( .,note de Franck Moderne

)がある。本件は、原告金物店が日曜の朝に店を

開けるために週休の例外許可を知事に申請したところ、知事がこれを却下したという事件である。この時点での例外

許可の根拠条文は、労働法典のL.二二一─六条であった。その内容は一九〇六年法のそれとほとんど変わらない。そして、理由付記を義務付けているのは同法典のR.二二一─一条で、「知事は理由を付した布告によって決定し、そ

れを一週間以内に通知しなければならない」と定めていた。

  本件で第一審のヴェルサイユ地方行政裁判所は原告の請求を棄却したので、原告が上訴に及んだところ、コンセイ

(14)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)三五 ユ・デタは原告の主張を容れて第一審判決と知事の布告を取り消した。その理由は、知事はほとんどL.二二一─六

条の法文を引き写しているだけで、本件における事実と法の検討を記していないし、また市会や商工会議所等の意見

を引いているものの、それを自己のものとしておらず、決定に取り込んでいないから、本件決定には形式の過誤が認

められるということであった。

  以上のように、本件は知事が例外許可を出して第三者がそれを争った事件ではないが、理由付記の内容に関するコ

ンセイユ・デタの判断に見るべきものがある。しかし、それよりも興味深いのは、本件の評釈でフランク・モデルン

が週休の例外許可の制度を薬局開設の例外許可のそれと比較していることである。薬局開設の例外許可に関しても、

理由付記の不備で取り消された事例が数多く存在するという。それらの事例を分析すると、「例外許可の拒否それ自

体に理由が付されなければならない」という法理が形成されているようである。おそらくは、週休の例外許可の場合と同様に、諮問機関の答申等が引かれるだけで、決定自体に取り込まれていない案件が多いのであろう。では、引き

続いて、その薬局開設の例外許可の方に目を向けることにしたい。

五.薬局開設の例外許可

(一)研究の出発点

  フランスの薬局開設の許可制度は、適正配置の思想で設計されている。許可を正当化するのは供給対象者の数であ

り、コミューンの人口によって異なるが、二、〇〇〇から三、〇〇〇といった数字が基礎になる。これくらいの人数

への供給を賄う薬局がすでに近隣に存在すれば、その地域にはそれ以上薬局を増やす必要はないということになる。

(15)

法学志林 第一一五巻 第四号三六しかし、住民の需要の観点から特段の事情があれば、例外的に許可が与えられることがある。

  「住

民の需要」という概念は抽象的であるから、いかにも行政に広範な裁量が認められるかのように見える。実際

コンセイユ・デタの統制がそれほど厳格でない時代があって、その間は結果として行政の裁量の範囲が相対的に広く

なっていたと言える。しかし、行政が例外許可を緩やかに出す方向で裁量を行使すると、立法者の意図とは裏腹に、

薬局の軒数が必要以上に増えてしまう。このことを憂えたコンセイユ・デタは、一九七〇年代に入って統制を強化し、

住民の需要があるかどうかだけでなく、その需要が薬局の開設を正当化するかどうかをも審査するようになった ((

  筆者は、冒頭で言及した自著の構想の段階で、コンセイユ・デタのミュグレル嬢判決(

C. E., ( novembre (((( , D

lle

Mugler, Rec.

Tab.

((( .

)を読み、この分野に例外許可の仕組みがあることを、ある程度は認識していた。こ

の度新たに若干の判例に目を通したので、それによって得られた知見を付け加えたい。ちなみに、ミュグレル嬢判決

では、薬局開設の例外許可につき、「本件開設予定地における薬局開設は住民の需要により正当化される」と記載し

ただけでは、理由付記法二条の理由付記としては不十分であるとされた。

(二)公衆衛生法典の条文

  この後登場する判例を理解するうえで必要な条文は公衆衛生法典のL.五七一条であるから、あらかじめそれを訳

出しておく。原文には「①②…」や「一、二」といった数字は付されていないが、日本の六法の体裁に合わせて補った。以下訳出した条文を引くときは、たとえば①を「一項」というように表示する。

L.五七一条  以下に掲げる薬局に対してすでに許可が与えられている市においては、いかなる薬局開設も認められ

(16)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)三七 ない。

一  人口三〇、〇〇〇人以上の市において三、〇〇〇人につき一軒の薬局 二  人口五、〇〇〇人以上三〇、〇〇〇人未満の市において二、五〇〇人につき一件の薬局

②人口五、〇〇〇人未満のコミューンにおいては、コミューンの境界内で調査された人口二、〇〇〇人の区画全体に

一つの許可しか認められない。

③ただし、薬局が存在せず、かつ人口二、〇〇〇人未満のコミューンについては、当該コミューンが隣接町村の住民

にとって供給中心地となることが正当化されるときは、開設予定の薬局と近在の既存薬局とがそれぞれ供給対象住

民として最少限二、〇〇〇人を確保し得るという条件の下に、開設許可を与えることができる。

④公衆衛生法典L.五七一条の適用に際して考慮されなければならない人口は、直近の全国人口統計を整理したデクレによって明確にされているところの、コミューンの総人口である。

⑤住民の需要により必要と認められるときは、これらの規定の適用除外を承認することができる。公衆衛生法典L.

五七一条に定められた適用除外の承認は、知事が、地方健康視察担当薬剤師、薬剤師会の地方委員会および職業組

合の意見を徴した後に、地方保健社会業務局長の提案に基づき、布告の形式で行うものとする。

⑥すべての場合において、知事は、二つの薬局の間に最小限の距離を設定することができる。

(三)三つの判決

  以下に

Legifrance

の検索で上がってきた三つの判決 ((

を要約して紹介する。国家賠償請求が併合されている場合、

そちらの方の結末については説明を省略した。なお、必ずしもX=原告、Y=被告という対応関係にはなっていない

(17)

法学志林 第一一五巻 第四号三八ので注意されたい。

C. E., ( février (((( ,N

o

((( 0( .

[事案の概要]社会保障・福祉大臣は、一九八四年九月五日の布告により、不服申立てに応じてアン県知事の決定を

取り消すとともに、X夫人に対してメクシミューにおける薬局開設を例外として許可した。その事実を知ったメクシ

ミューの薬剤師であるY夫人とZ氏がリヨン地方行政裁判所に越権訴訟を提起したが、裁判所はこれを斥けた。そこ

で、Y夫人とZ氏は、リヨン地方行政裁判所の判決と社会保障・福祉大臣の布告の取消しをコンセイユ・デタに求めた。コンセイユ・デタは、以下のように述べてリヨン地方行政裁判所の判決を支持した。

[判決の要旨]一九八四年九月五日の大臣の布告には、その理由として、メクシミュー・コミューンは社会経済事業

および観光事業を結集して、周辺三コミューンの住民のための誘致拠点になっており、薬品についてもおよそ二、〇

〇〇人分の需要をまかなえるようにしなければならないと記載されている。この記載は一九七九年理由付記法の要求

を充たす。

  公衆衛生法典L.五七一条によれば、大臣は、住民の需要の観点からそのようにする必要があるときは、薬局の最

大数を定める原則の例外を認めることができる。住民の需要に関しては、当地の住民だけでなく、旅行者や季節住民、

さらには本件薬局の開設予定地が誘致拠点となる近隣コミューンの住民をも考慮に入れなければならない。メクシミ

ュー・コミューンおよび隣接コミューンの薬品購入想定人口が大きな数字になること、そして近年その人口が増加していること、ならびに観光、季節滞在を目当てにした商業活動に関係するあらゆるサービスの発展を考慮すると、X

夫人が許可を受けた地に薬局を開設することは住民の需要により正当化される。

C. E., (( février (((( ,N

o

(( 0(( .

(18)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)三九 [事案の概要]コテ・ドール県知事は、一九八五年一月二一日の布告により、Y夫人に対して、セール内の土地での

薬局開設を認めた。これに不服なX氏がディジョン地方行政裁判所に同布告の取消しを求めたところ、裁判所は訴え

を容れてこれを取り消した。そこでY夫人がコンセイユ・デタに上訴。コンセイユ・デタは、以下のように述べて地

方行政裁判所の判決を取り消した。

[判決の要旨]公衆衛生法典L.五七一条五項にいう住民の需要を判断する際には、当該コミューンの住民の需要のみ

ならず、本件薬局の開設予定地が拠点を成す地域の構成コミューンにおける住民の需要をも考慮しなければならない。

現在二、六九四人を数えるセール・コミューンの人口が僅かながら減少傾向にあるとしても、セールが有する吸引力

と、すでに薬局が存する二つの集落からセールまでの距離がそれぞれ一六㎞と二五㎞であることを考慮すると、およ

そ八、〇〇〇人の人々が恒常的にセールで薬品を購入することが見込まれる。したがって、セールに三軒目の薬局の開設を例外的に認めることには理由がある。

  ゆえに、この許可を正当化するだけの住民の需要は認められないとしたディジョン地方行政裁判所の判断は誤りで

あるが、同裁判所に提出されたその他の攻撃方法についても併せて審査する。まず理由付記法との関係では、知事は

「人口およそ七、九二四人に及ぶ隣接コミューンにとって、セールは重要な供給拠点となる」と記載することにより、

本件布告を十分に理由付けたと評価できる。次に、公衆衛生法典L.五七一条の六項において、知事は二つの薬局間

に最小限の距離を設定することができると定められているけれども、この権限を行使しなければならないわけではな

い。したがって、X氏が経営する薬局の所在地から五〇〇m以上離れた本件土地にY夫人が薬局を開設することを認

めても、同項の規定に違反しない。

(19)

法学志林 第一一五巻 第四号四〇

C. E., (( octobre ((( 0, N

o

((((( .

[事案の概要]アリエ県知事が、一九八六年四月八日の布告により、X氏に対してトロンジェにおける薬局開設の許

可を与えた。それに不服なY夫人がクレルモン・フェラン地方行政裁判所に同布告の取消しを求めて提訴した。裁判

所はY夫人の請求を棄却したが、その際、Y夫人が補充申立書に記載していた理由付記義務違反の主張については、

新たな請求に当たるとして審査しなかった。コンセイユ・デタは、この主張は新たな請求には当たらないと判断して

自ら審査した。結論として、取消請求は認められなかった。コンセイユ・デタの判決から読み取れるところでは、本件の開設許可は、公衆衛生法典L.五七一条五項ではなく、同条三項に基づく許可である。

[判決の要旨]公衆衛生法典L.五七一条三項に基づく決定は、同条によって確立された許可発給の一般原則の一つに

基づくものであり、理由付記法二条にいう例外的決定の性質を有しない。したがって、一九八六年四月八日の大臣布

告の理由付記が不十分であるとのY夫人の主張は認められない。

  本件開設許可は公衆衛生法典L.五七一条三項に基づくものである。一件書類から明らかになるところでは、トロ

ンジェ・コミューンは近隣コミューンの住民に対する供給中心地となっており、また本件で開設予定の薬局も近隣の

既存薬局もそれぞれ二、〇〇〇人以上の住民に供給し得ることを保証されている。ゆえに、アリエ県知事が公衆衛生

法典L.五七一条三項に基づいてX氏に与えたトロンジェにおける薬局開設の許可は適法である。

(四)まとめ

  先に訳出した公衆衛生法典L.五七一条を見ると、三項の規定も二項との関係で例外の色彩を帯びている。しかし、

コンセイユ・デタは、三項に基づく許可自体は理由付記法二条にいう「法律または命令によって確立された一般原則

(20)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)四一 から逸脱する個別行政決定」に当たるとは考えていない。それは③判決によって明らかである。しかし、三項が想定している局面であっても、五項による適用除外の承認を受ければ五項に基づく例外許可ということになって、理由付記法二条の要求がかかってくることになる。①判決および②判決はそのケースと見てよかろう。五項の承認を与えるかどうかの決め手は「住民の需要」であるが、三項の局面が前提にあるときは、申請に係る薬局の開設予定地が近隣コミューンの住民に対する供給の中心になっていることを、一帯の産業形態のあり方から予想される人の流れや既存薬局からの距離などを示して説明しなければならない。しかし、それほど詳細な記載を求められてはいないように見える。

おわりに

  フランスの理由付記法二条については、かりそめにも独立した条文が設けられたわけであるし、行政の側では同法

の施行通達において二条該当の実例を相当数挙げていたのであるから、多くの法分野に豊かな判例の蓄積があってよ

さそうに思われる。しかし、実際は、本稿で取り上げた薬局開設の許可に偏っている。他の分野の例として筆者が知

っているのは、排水処理の集合設備を設ける義務の例外に関する地方行政裁判所の判決(

T. A. de Rouen, ( octobre

(((( ,Rouget de Gourcez et autre, Rec. ((( .

)のみである。これが実情なのか、筆者の調査不足のためにそう見え

ているに過ぎないのか。今後も同国の判例と学説の動向を注視したい。

  仮に日本でもこのような規定を導入しようと考えた場合、行政手続法五条の審査基準との関係を検討する必要があ

ると思う。その出発点になるのは、一級建築士免許取消しに関する最高裁判決(最判平成二三年六月七日民集六五巻

(21)

法学志林 第一一五巻 第四号四二四号二〇八一頁)である。この判決は処分基準に関する判決であり、その射程がどこまで及ぶかは議論の余地がある

ところであるが、審査基準の設定を行政手続法で求めた以上、その適用の有り様を理由付記に反映させるべきである

という方向に学説の大勢が流れたとしても不思議ではない。

  しかし、審査基準の適用の有り様を理由付記に反映させるとなると、まずは審査基準の設定と適用のあり方を実例

に即して精緻に考察しなければならない。筆者はかつてある県の建築審査会の委員を数年に亘って務めたが、事務を

担う行政職員には、建築基準法の四八条に関して行政手続法五条の審査基準を定めたという認識は薄かったと記憶している。同法四三条一項の但し書許可であれば、実例が多数蓄積しているので、交通・安全・防火・衛生の各観点か

ら、支障の有無を判断する項目を抽出し、それを定型化して、あとは申請を待つという態勢をとることができる。そ

れに対して、四八条許可の方は、案件の数が圧倒的に少ない。国からの技術的助言があるにしても、それで結論が出

せる範囲は限られているから、現場において補充的な観点を紡ぎ出し、案件ごとに正当化の論理を構築することにな

る。たとえそこに審査基準を観念し得るとしても、その実相と機能は四三条一項の許可のそれとはずいぶん異なるも

のとなろう。そもそもそれは基準策定の素材として必要な実例の多寡に帰することのできる問題なのか。筆者自身は、

例外許可と称し得る行政決定の特質を探究し、そのような例外的決定における審査基準の機能を解明する必要がある

と考えている。そのためには、まずは原則を見定め、それとの間にどのような乖離があれば例外を語ることができる

のかを突き詰めなければならない。その際には、フランスの理由付記法二条の研究も一つの手掛かりになると思う。

【付記】本稿は、科学研究費助成事業(基盤研究(B)(一般))「行政法の法典化に関する研究」(研究代表者・山本隆司、研究課題

番号・二六二八五〇〇七)の平成二九年度分科学研究費補助金に基づく研究成果の一部である。

(22)

フランス行政法における例外的決定の理由付記(交告)四三

) 久保茂樹「フランスにおける行政行為の理由付記(二・完)」民商八七巻(一九八三年)六号六二頁。

) 交告尚史『処分理由と取消訴訟』(勁草書房、二〇〇〇年)五八~六〇頁。

(有斐閣、二〇一一年)二八二~二八三頁。・小・芝編『行Ⅰ』造」磯) て、交史「行 ないように原文を記しておく。) 前掲の一条六号類型は、日本語としてできるだけ通りがよくなるように、筆者の判断で意訳している。そこで、読者の誤解を招か   Àceteffet,doivetêtremotivéeslesdécisionsqui:0Refusentunavantagedontl’attributionconstitueundroitpourlespersonnesquiremplissentlesconditionslégalespourl’obtenir;   と、「そる(決は、に、理い)」とる。すち、個められないと、その付与を拒否する行政の決定は理由付記義務の対象にならないということである。

.(((,p.0(((rfda unrang,seconddejusticiableetadministréununilatéral:administratifacte’làtiersLeUNTERMAIER-KERLÉO,Élise() 

droitSylvieCaudal,Lamotivationenpublic,DALLOZ(0((,p.((. directiondelamotivationHervéfrançais,droitenunilatérauxadministratifsactesdesSousdeobligation’LGaudemar,de() 

.((( PUBLIC,p.0,0((Harmattan,’LDROITENADMINISTRATIONBONNEDENOTIONLASURESSAIBOUSTA,Rhita() 

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J.O.déb.Sénat((((,p.((0(.() 

let.((((((C.N.0,(((Janvier((O.,J.(((( (0eà0relaloidu((juil-tivela((ior(viean0ju(direulaircCndatladmdésignationdesactesainlicistratifsàotiverenappm) 

((Concl.deM.Franc,D.S.((((,p.(((ets.)  0.acto((,p.((((Madrid,administrativo, ((motivaciónLaMARCOSM.delFERNANDO,る。) も、こ

(23)

法学志林 第一一五巻 第四号四四

((VassilikiKapsali,LESDROITDESADMINISTRÉSDANSLAPROCÉDUREADMINISTRATIVENONCONTENTIEUSE) 

étudecomparéedesdroitsfrançaisetgrec,LGDJ(0((,p.(0(.

PAR.((,p.((((Paris,DUPUIS,GEORGES ((administratifsendroitÉTUDESCOORDONÉESactesdesmotivationlasurNotePÉTROULIAS,Démosthènehellénique,) 

労働協会、一九八八年)一八八~一九六頁、山﨑文夫『フランス労働法論』(総合労働研究所、一九九七年)一二二~一二八頁。 ((進「フ度─究─』(日度」山編『変・渡・菅) 

七一~七三頁(島田陽一執筆) ((No.(0究〉』(日構、一年)構『調態〈欧) 

三二─二三条)と変化しているのが目を引く。 る。施(Lい」 「あは、が、労る」とは、同 ((とくに、一九〇六年法八条の「ある施設に与えられた許可は、同じ町で同種の事業を行い同じ顧客を相手にしている施設に拡張さ) 

(() パリ在住の笠木映里氏(専門は社会保障法)から教示を得た。

(() 二〇一三年一二月一日の日本経済新聞五面記事。

(0H.-C.dérogatin,.((,p.((((S.D.parAmiel,decréactionsdesproposApharmacies)  れることになっている。これらの団体は訴訟参加していた(後者は取下げ)。これらのことは判決文の最後に書かれている。 判決で言えばX氏である。①判決の場合、その通知先にX夫人は挙がっていないが、県の薬剤師組合と薬剤師会の地方委員会に通知さ (() これらの判決が、原告と所管大臣のほか、第三者つまり開設許可を受けた者にも通知されることを指摘しておきたい。②判決と③

参照

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