平成26年1月5日
青森市・東郡小学校教育研究会 算数科部会合同冬季研修会
わくわくする算数の授業づくり
愛知教育大学 志水 廣
これまでの実践研究の歩みから
本日の話題
前半60分
1.算数の面白さを伝えてほしい。・・・わくわく 2.「定義と定理」について
3.授業を変える志水メソッド・・・ ○付け法、
意味付け復唱法、音声計算練習など 後半50分
4.示範授業ビデオ「3年 重さ」の解説
授業力とは
• 授業力={(教材把握力)
× (子ども把握力)
× (指導技術力)}
× (精神エネルギー)
全てはこの公式から始まる ・得意なところから伸ばせ ・精神エネルギーとは何か
どうしてもわかってほしいという愛の気持ち
算数的活動の意義
学習指導要領解説より①子ども主体
②楽しい
③わかりやすい
④感動のある
⑤創造的・発展的
⑥日常生活や自然現象と結びつく
⑦他教科との関連
・わくわく
・面白さ
どんなときに
算数で「わくわく」するか?
面白さを感じるか?
算数・数学の面白さ
1.問題を解決した時(答えを見つけた時)
2.数理を導きだせた時(きまりを見つけた時)
3.わけ(理由、方法)がわかった時 4.問題から新しい問題を作成した時
5.1つの手順、きまりを使って問題を解いて いく時
6.実感した時
7.新しい視点が投入された時
計算に「わくわく・どきどき」
• 音声計算練習法
6.学ぶ楽しさを実感するとは
「わくわく」は どこにあるのか
百玉そろばんではどうなるか
一人に一つ百玉そろばん
ほんと40になった!
ほんと!40になった!
実感の声が出る授業 → わくわくする授業
多様性と同一性
• 計算上でも 40。論理上でも40。
• 百玉そろばんでも 40。実感として。
• ちょっきり40になる。
• 同じ答えになる。
• そして、きまり(数理)が見つかる。
• どんなきまりがあるか。
その後の仕掛け
• わくわくさせるよ うにするのが愛 のある授業
• 気づきがあるの
が愛のある授業
練習問題
だけでも
練習問題だけでもわくわくする
練習問題だけでもわくわくする
• 18+2
• 11+9
• 34+6
• 75+5
• 49+1
• 52+8
• 63+7
• 81+9
わくわくさけるためには、
• 子どもに仕掛ける。
• 得意なところ、苦手な所に仕掛ける。
• 授業とはおしくら饅頭
• 教師と子どもとの力の拮抗状態。
• しかも強いエネルギーでの拮抗が大事。
• どちらかが弱くてもだめ。
意味づけ復唱法
• 言語力を高める
• 数学的事実・方法・理由はも意味づけ復唱法 で強化する。
①円玉に「わくわく」した
どこに「わくわく」
を感じるか
算数・数学の視点 を見ると・・・
重さ・・・
重さ
重さ
答えはひとつ
○付け法をすると
• 確認と見届けができる。
• やり方、答えの様相についてその場で見るこ とができる。
• 見たら ○ △ ×の判断
① ○→称賛 △・×→励まし ② △→支援
③ ×→指導
これらの結果、どの子にも即時評価・即時指導
定義と定理を全て洗い出す
• 2013.8 発刊
• 作成に2年
と半年
• 定義
• 定理は
どこに
あるのか
授業は
• 説明と発問・応答の繰り返し
• 説明と発問の区別・・・愛のある授業
• 教材研究で明確化
• 説明→教えること
• 発問→考えさせること
2年 かけ算
「確認」と「見届け」について
①課題把握 めあて 見通し
②見通しの実行:課題解決
③発表:振り返り
④練習
⑤まとめ
それぞれの場面で「確認」と「見届け」が
不可欠
確認と見届けの授業=愛の授業
達成目標の明確化
• どんなことか。
• なぜ、必要なのか。
• どうやってやるのか。
• いつやるのか。
• 誰がつかむのか。
• 本時の内容をどの程度 まで達成するのか
• 知識
• 技能
• 考え方
• 関心・意欲・態度
確認と見届けの目指すところ
• 子どもに
• 「わかる」、「できる」、「身につく」の保証
• 「わかる」のレベル ① やり方がわかる ② 意味がわかる
③ よさがわかる=教科の本質の価値
愛で育てる本質
活用① 物事を数・量・図形などに着目して観察 し的確にとらえること
• 日常の場面を観察して、数や量の関係をとら えて規則性を見いだしたり、図形を見いだし たりすることなど。
2年 かけ算
なぜ、定義と定理が大切なのか
• 定義が分かると
• それに基づいて
• 算数を子ども自らが 作ることができる。
• だから、定義を明確に とらえることが重要で ある。
確実な習得を図るための繰り返し学習 基礎的・基本的な知識・技能の習得
• 例 基礎的な計算技能の習熟
→志水メソッド
音読計算練習法
二人組でやってみましょう。
• 音 声計算練習法の特徴。
• 1分間で練習
• 二人ペアで行う
• ① まずは、一人練習
• ② 次に、ペアで練習
3.音声計算練習法
(1)まずは、計算力アップしかも 暗算力のアップを図る。
(2)音声計算練習法とは何か
「計算カードをランダムに並べた 一覧表を手に持って計算して、
答えを声に出していく方法」
(3)音声計算練習法のよさ
①1分間で計算するだけ
②視暗算
③ペア学習で行う
④人との競争ではなくて、自分の 記録の伸びを自覚
⑤その場で答え合わせ
DVDの内容
音読計算
①練習の仕方の説明
動画の8こ
②
ワークシート68こ
(第1学年から第6学年 まで)
授業とは何か
• 授業とは、教師と子どもたちとの格闘である。
• 授業とは「知」と「心」の変容である。
• 授業での変容は、子ども及び教師である。
• 算数の 「知」と 「心」の変容
• 算数の面白さ:数理
• 数理に対する「わくわく」を獲得させる
重さ調べ
• 教材研究
• 教科書の活用
• 教えること 考えさせること
• どこを考えさせたいか
数学的な用語については
2012 2013