Usage Meter 4.3
製品の検出
2 0 2 0年1 0月 発 行 ( 原 文 )
目次
はじめに ... 4
vCenter Server ... 5
構成 ... 5
機能の検出 ... 5
イベントベースの収集 ... 5
インベントリの収集 ... 5
vCenter Server のレポート ... 5
vSAN ... 6
構成 ... 6
機能の検出 ... 6
vSAN の測定 ... 7
vSAN クラスタ履歴レポート ... 8
月間使用量レポート ... 8
バンドル:月間レポート ... 8
スタンドアロン:月間レポート ... 8
イレイジャー コーディング機能の検出と課金 ... 8
Tanzu Basic ... 9
構成 ... 9
測定 ... 9
レポート ... 10
Site Recovery Manager(SRM) ... 11
製品の検出 ... 11
サンプルの月間使用量レポート ... 14
VMware Cloud Foundation(VCF) ... 15
構成 ... 15
測定 ... 15
機能の検出 ... 15
ホスト コアのレポート ... 15
vRAM のレポート ... 16
サンプルの月間使用量レポート ... 17
NSX ... 18
構成 ... 18
機能の検出 ... 18
NSX-V のシナリオ例 ... 22
NSX のレポート ... 26
NSX-V に関する Q&A ... 26
測定される NSX-T 機能 ... 28
NSX-T のシナリオ例 ... 31
vRealize Operations ... 32
構成 ... 32
機能の検出 ... 33
測定の粒度 ... 33
シナリオの例 ... 33
vRealize Operations のレポート ... 34
Cloud Director ... 35
構成 ... 35
機能の検出 ... 35
Cloud Director Availability ... 35
構成 ... 35
機能の検出 ... 35
vRealize Network Insight ... 36
測定メトリック ... 36
機能の検出 ... 36
vRealize Automation ... 36
製品の検出 ... 36
測定メトリック ... 36
レポート ... 36
Horizon DaaS... 37
製品の検出 ... 37
測定 ... 37
レポート ... 37
付録 A ... 38
はじめに
このドキュメントでは、個別の測定対象製品を検出し、機能の使用量をレポートする際に Usage Meter が使用するプロセスについて詳しく説明し ます。また、サービス プロバイダーに対して、製品および機能ごとにどのようにポイントが割り当てられるかについての情報を提供します。展開し た仮想マシンが期待どおりに測定されるようにするための、推奨される構成についても説明します。
Usage Meter で測定される製品
Usage Meter 4.3 は、次の表 1 に示す製品の使用量を追跡します。Usage Meter によって測定およびレポートされる単位は製品ごとに異なります。
Usage Meter によって測定される VMware Cloud Provider 製品の詳細については、付録 A を参照してください。
製品 測定単位
vCenter Server 仮想マシンあたりの上限付き課金対象 vRAM の平均容量(GB)。
VMware Cloud Foundation SDDC Manager ライセンス エディションを除き、VCF のエディションごとに集計された、
時間ベースの平均ホスト CPU コア数。SDDC Manager ライセンス エディションの場合は、
仮想マシンあたりの上限付き課金対象 vRAM の平均容量(GB)。
vSAN 時間あたりに使用した容量(使用したデータストア容量)の月次平均。
Site Recovery Manager(SRM) 保護対象仮想マシンの台数。
Tanzu Basic Tanzu Basic の使用量に基づき仮想マシンを測定。
vRealize Automation その月における時間あたりの非一意仮想マシン台数の月次平均。
NSX-V NSX 機能を使用する仮想マシンあたりの上限付き課金対象 vRAM の GB 単位の平均容量
(バンドルされている場合)、またはその月において一意でなかった仮想マシンの時間あたり の平均台数(Enterprise エディションのみ)。
NSX-T NSX機能を使用する仮想マシンあたりの上限付き課金対象vRAMのGB単位の平均容量
Cloud Director 管理対象仮想マシンの台数。
Cloud Director Availability 保護対象仮想マシンの台数。
vRealize Operations vRAM(バンドルされている場合)、またはその月において一意でなかった仮想マシンの時間
あたりの平均台数(スタンドアロンの場合)。
vRealize Network Insight vRealize Operations と同じ。
Horizon DaaS VDI 向けに管理されているデスクトップ仮想マシンの最大台数。
RDSH を使用した管理対象セッションの最大数。
VCPP ライセンスを使用して展開およびライセンスされている VMware 製品が Usage Meter によって測定されます。Usage Meter は、
Usage Meter アプライアンス自体を除き、すべての仮想マシンの使用量を追跡します(管理用であるかどうかにかかわらず)。
vCenter Server
Usage Meter は、Usage Meter に登録されたすべての vCenter Server から製品使用量に関する情報を収集します。
注:Usage Meter では、拡張リンク モードを経由して測定することはできません。そのため、拡張リンク モードでリンクされた vCenter Server の 使用量データを測定するには、対象の vCenter Server をすべて登録する必要があります。
VMware Cloud Provider Program パートナーは、サービス提供で使用するまたは管理制御プレーンで使用するすべてのサーバで VCPP ライ センスを使用する必要があります。OEM バージョンを含む VMware の無期限ライセンスは、サービス デリバリに含まれない社内 IT 運用を サポートするためにのみ使用できます。また、VMware の無期限ライセンスは、関連会社以外の第三者に対するホスティングを行う環境の管理 または運用のために使用することはできません。無期限ライセンス キーまたはデモ ライセンス キーが設定されたホスト上で稼動する仮想マシン は Usage Meter によって測定されます。
構成
Usage Meter 管理者は、Usage Meter Web インターフェイスを使用して、測定する各 vCenter Server のエンドポイントと認証情報を構成する 必要があります。
機能の検出
vCenter Server の測定を行う場合、Usage Meter はイベントベースの収集とインベントリ収集の 2 種類の方法で使用量情報を収集します。
イベントベースの収集
Usage Meter は、仮想マシンとホストの状態変化を検出するために vCenter Server のイベントに登録します。仮想マシンの状態変化は、1 時間 ごとに Usage Meter に提供され、記録されます。
注:Usage Meter は、アクティブ状態のホストと仮想マシンからデータを収集します。仮想マシンがパワーオン状態であれば、ホストで接続の問題 が発生している場合でも、Usage Meter は測定データをレポートします。つまり、ホストの接続が一時的に停止している場合でも、プロバイダー に対して仮想マシンの使用に対する課金が行われます。プロバイダーが仮想マシンに対する課金を望まない場合、仮想マシンをパワーオフにす る必要があります。
インベントリの収集
Usage Meter は vCenter Server に対して 8 時間ごとにクエリを実行して、インベントリ全体の情報を収集します。
vCenter Server のレポート バンドル:月間レポート
すべての vCloud プロバイダー プログラム バンドルには、vCenter Server Standard Edition のライセンスが含まれています。
したがって、すべてのバンドルの月間使用量レポートに vCenter Server の使用量が含まれます。
スタンドアロン:月間レポート
vCenter Server の使用量はデフォルトでバンドルされ、スタンドアロンでレポートすることはできません。
vSAN
vSAN は、新しいホスト クラスタの作成時、または既存のホスト クラスタ更新時に、ホスト クラスタ レベルで有効化されます。vSAN は、vSAN クラスタ内に存在するすべてのホストで利用するすべてのローカル ストレージ デバイスを単一のデータストアに集約します。クラスタにストレージ デバイスまたはホストを追加して、クラスタのデータストア容量を増やすことができます。vSAN データストアにストレージを提供するホストは、
少なくともフラッシュ キャッシュ用のデバイスを 1 台と、永続的ストレージ用のデバイスを 1 台提供する必要があります。キャパシティ デバイスは データ ディスクとも呼ばれます。ストレージを提供するホストのデバイスによって、1 つ以上のディスク グループが形成されます。各ディスク グループには 1 台のフラッシュ キャッシュ デバイスと 1 台以上のキャパシティ デバイスが含まれます。キャッシュに使用するデバイスは、ディスク グループ間で共有できません。各ホストは複数のディスク グループを使用するように構成できます。特定の時点で 1 台以上の仮想マシンが利用 する vSAN データストアの物理容量を使用済み容量と呼びます。
構成
Usage Meter 4.3 では、vSAN は自動的に検出されます。vSAN は vCenter Server クラスタで有効化され、通常はテナントごとに 1 つの vSAN クラスタが展開されます。測定を行うには、クラスタあたり 1 つ以上の vSAN データストア、およびvCenter Server あたり 2 つのクラスタが必要 です。つまり、vCenter Server あたり 2 つのクラスタで合計 2 つの vSAN データストアが必要になります。
vCenter Server 内の 1 つ以上のクラスタで vSAN が有効な場合、Usage Meter Web インターフェイスの vCenter Server 製品構成一覧ページ に、vSAN がその特定の vCenter Server に関連付けられ使用されていることが示されます。
機能の検出
vSAN の使用量は、vSAN が有効化されたクラスタごとに測定され、vSAN のライセンス エディションごとに集計されレポートされます。
vSAN の使用量は Usage Meter アプライアンスによって 1 時間ごとに収集されます。次に示す状況のいずかに該当する場合、一定間隔での
vSAN の使用量の収集が終了します。
• vSAN の収集された使用量データを 24 時間以上にわたって送信できない場合
• vSAN が有効化されたクラスタが削除された場合
• vSAN のライセンスが変更された場合
• vCenter Server 製品が測定対象ではない場合、または Usage Meter アプライアンスの製品ページから削除された場合
1 時間ごとに使用量を収集する際に、特定の領域効率化機能および QoS 機能が検出され、vSAN 使用量の課金レートの決定に使用されます。
vSAN の使用量は、クラスタ レベルで測定されます。vSAN には多くの機能が備わっていますが、Usage Meter で使用量測定の観点から記録さ れるのは、次のクラスタ レベルおよび仮想マシン レベルの機能です。
• クラスタ レベル:重複排除、圧縮、ストレッチ クラスタ、データ暗号化(バージョン 6.6 以降)、ファイル サービス(バージョン 7.0 以降)。これら の機能が有効化されている場合、クラスタ全体がこれらの機能を使用しているとマークされます。
• 仮想マシン レベル:クラスタごとに機能の使用量がレポートされます。RAID 5/6 のイレイジャー コーディング機能は個別の仮想マシン レベル で有効化されますが、クラスタ レベルの機能としてレポートされます。(仮想マシンの電源状態にかかわらず)1 台以上の仮想マシンでこの機能 が有効化されている場合、この機能はクラスタ全体で有効化されているとみなされます。
Usage Meter 4.3 は、クラスタで有効化されている vSAN 機能を確認して、レポート対象のライセンス エディションを決定します。
vSAN の機能 vSAN Standard vSAN Advanced vSAN Standard
(アドオンあり)
ストレッチ クラスタ X
RAID 5/6 のイレイジャー コーディング
(オールフラッシュのみ)
X X
ファイル サービス X
重複排除と圧縮
(オールフラッシュ)
X X
保存データの暗号化 X
デフォルト(クラスタで vSAN が 有効化されているが、上記のいずれ の機能も有効化されていない)
X
vSAN の測定
vSAN のストレージの測定時に使用される計算方法は、vSphere のメモリ測定と似ています。
月次平均使用済み容量 = その月に取得されたサンプルの使用量合計 / サンプル数。vSAN の使用量がない場合、または vSAN が構成されて いない場合、値がゼロになることがあります。
平均「使用済み容量」とは、該当するレポート期間において、すべての仮想マシン ディスク(VMDK)によって利用されており、新規の割り当てに 利用できない平均のストレージ容量を意味し、GB 単位でレポートされます。これには、スワップ領域(利用している場合)、およびストレージ ポリ シー内に設定されている RAID のオーバーヘッドが含まれます。
Usage Meter 4.3 のレポートには、次の vSAN エディションが含まれます。
• vSAN Standard
• vSAN Advanced
• vSAN Standard(アドオンあり)
vSAN クラスタ履歴レポート
vSAN クラスタ履歴レポートには、vCenter Server の vSAN が有効化されたクラスタを対象に Usage Meter 4.3 が一定の時間間隔で測定した 使用済み容量(MB 単位)の情報が含まれます。また、vSAN のレポート上のエディションと、クラスタで有効化されている機能の情報も表示され ます。有効化されている機能を確認するには、次に示すマッピング表と計算方法を使用します。
機能 機能の
16 進数値
ベース 0x0001
重複排除 0x0002
圧縮 0x0004
イレイジャー コーディング 0x0008 ストレッチ クラスタ 0x0010 データ暗号化 0x0020 ファイル サービス 0x0040
注:クラスタで有効化されている機能と、Usage Meter が測定対象として検出した機能を照合して確認するには、機能の 16 進数値を加算し、
10 進数値に変換してから、クラスタ履歴レポートの [vsanFInt] 列と比較します。
月間使用量レポート
月間使用量レポートには、vSAN エディションごとに各月の合計使用済み容量を集計した情報が表示されます。月間使用量には、次のバンドルが 含まれます。
• VMware Virtual SAN Standard
• VMware Virtual SAN Advanced
• VMware Virtual SAN Standard(アドオンあり)
バンドル:月間レポート
vSAN Standard と vSAN Advanced の項目は、平均ストレージ使用量(GB 単位で 1 時間ごとに確認)の 1 対 1 マッピングにより判定され、小数点 以下は切り捨てで表示されます。
注:vSAN は Horizon DaaS バンドルには含まれていません。
スタンドアロン:月間レポート
スタンドアロンで vSAN の使用量をレポートすることはできませんが、月間レポートに [Virtual SAN by vCenter Server] セクションが含まれて います。
イレイジャー コーディング機能の検出と課金
Usage Meter 4.3 は、RAID 5/6 イレイジャー コーディングのストレージ ポリシーに準拠している仮想マシンを検出します。vSAN が有効に
なっているクラスタ内の 1 台以上の仮想マシンがこのポリシーに準拠している場合、お客様には vSAN Advanced エディションで課金されます。
Tanzu Basic
構成Usage Meter 管理者が Usage Meter Web インターフェイスを使用して、測定する各 vCenter Server のエンドポイントと認証情報を構成して いる場合、Tanzu Basic は自動的に検出されます。Usage Meter 管理者は、[vSphere with Tanzu BasicがvCenter Serverインスタンスで有効 な場合] ドロップダウン リストからそれぞれのメトリックを選択して、Tanzu Basic の測定方法を vRAM メトリックまたは CPU コア メトリックか ら選択できます。Usage Meter 管理者は、測定期間中いつでも vRAM メトリックと CPU コア メトリックを切り替えることができます。デフォルト の測定メトリックは vRAM メトリックです。
測定
Tanzu Basic 関連仮想マシンのみが Tanzu Basic の使用量に基づき測定されます。次のタイプの仮想マシンが、Tanzu Basic 関連仮想マシンと みなされます。
• スーパーバイザー仮想マシン:これらは、Kubernetes 制御プレーンの仮想マシンです。スーパーバイザー クラスタに属するホスト上で、合計 3 台の Kubernetes 制御プレーン仮想マシンが作成されます。3 台の制御プレーン仮想マシンは、それぞれ独自の IP アドレスを持っており、
ロードバランシングされます。また、1 台の仮想マシンに追加のフローティング IP アドレスが割り当てられます。vSphere DRS は制御プレーン 仮想マシンを配置する ESXi ホストを決定して、必要に応じて移行を行います。vSphere DRS は、vSphere ポッドの配置を決定できるよう、制御 プレーン仮想マシン上の Kubernetes Scheduler とも統合されています。DevOps エンジニアが vSphere ポッドのスケジュールを行う場合、
リクエストは通常の Kubernetes ワークフローを通して DRS に送信され、DRS で最終的な配置場所が決定されます。
• ポッド仮想マシン:vSphere ポッドはフットプリントの小さい仮想マシンであり、1 つ以上の Linux コンテナを実行します。各 vSphere ポッドは、
処理するワークロードに応じて適切にサイジングされ、そのワークロード用に明示的にリソースが予約されます。ワークロードを実行するのに必要 十分な量のストレージ、メモリ、CPU リソースが割り当てられます。vSphere ポッドはネットワーク スタックとして NSX-T Data Center が構成 されているスーパーバイザー クラスタでのみサポートされます。
• TKG 仮想マシン:Tanzu Kubernetes クラスタを実行および管理する仮想マシンです。Tanzu Kubernetes クラスタは、VMware が構築、承認 してサポートする、あらゆる機能を備えたオープンソースの Kubernetes コンテナ オーケストレーション プラットフォームです。
Tanzu Kubernetes Grid Service を使用して、スーパーバイザー クラスタ上に Tanzu Kubernetes クラスタをプロビジョニングして運用でき ます。Tanzu Kubernetes クラスタ内のプライマリ ノードとワーカー ノードの両方が測定されます。
Tanzu Basic は時間ベースの平均 vRAM 測定メトリックと、CPU コア測定メトリックの両方をサポートしています。
• vRAM メトリック(時間ベースの平均 vRAM 使用量):すべてのパワーオン状態の Tanzu Basic 関連仮想マシンの平均 vRAM 使用量。
• CPU コア メトリック(時間ベースの平均ホスト CPU コア数):パワーオン状態の Tanzu Basic 関連仮想マシンが 1 台以上存在するすべての ホストの平均ホスト コア使用量。測定期間中にホストでパワーオン状態の Tanzu Basic 関連仮想マシンが 1 台以上実行されている場合、その ホストで測定が行われます。測定期間中、ホストのすべてのコアが測定されます。たとえば、6 CPU コアを持つホストで、30 日の期間中 10 日 間にわたってパワーオン状態の仮想マシンが 1 台以上実行されている場合、このホストでは、平均ホスト CPU コア数である 2 基について課金 が行われます。計算式は (6 * (1/3) = 2) となります。ホストで 1 台でも仮想マシンを実行していれば、そのホストが変更または追加されるか、あ るいは移行モードに入った場合(ホストの状態が変更された場合)でも、パワーオン状態の Tanzu Basic 関連仮想マシンが 1 台以上あった期間 においてそのホストの測定が行われます。
レポート
月間使用量レポート
Tanzu Basic 使用量(検出された場合)は、月間使用量レポートでは常にスタンドアロン項目としてレポートされます。
サンプルの月間使用量レポート
製品 ホスト名 バージョン VC UUID 測定単位 レポート対象単位
Tanzu Basic 上限付き課金対象
vRAM の平均容量
(GB)
0.126665972222222224
Tanzu Basic 平均コア数 1.1241363055555558
注:上記のレポートには、Usage Meter により検出された vRAM と CPU コアの両方の使用量が示されています。これは、Usage Meter 管理者 が Tanzu Basic が有効化された単一の vCenter Server を登録し、測定期間中に vRAM メトリックと CPU コア メトリックを切り替えたことを示し ています。Usage Meter に対して、異なる測定メトリックを使用して複数の vCenter Server を登録した場合も、レポートに 2 行の項目が表示さ れます。Usage Meter に登録されたすべての vCenter Server に対して、測定期間全体で同じメトリックを選択した場合、その選択したメトリック 項目が 1 行だけレポートに表示されます。
仮想マシン履歴レポート:
仮想マシン履歴レポートには、レポート内の仮想マシンのタイプを示す [vmType] 列が含まれています。
vmType 説明
SUP スーパーバイザー仮想マシン
POD ポッド仮想マシン
TKG vSphere Tanzu Kubernetes Grid Service によって作成された
仮想マシン
OTHERS SUP、POD、TKG に分類できない仮想マシン
注:Tanzu Basic は、Usage Meter によって検出された場合でも、vCenter Server の登録および管理ページの [関連製品] に表示されません。
Site Recovery Manager(SRM)
VMware Site Recovery Manager(SRM)は、オーケストレーションの自動化とシステムの停止を伴わない統合リカバリ プランのテストを実現す る、すべての仮想アプリケーションを対象としたディザスタ リカバリ ソリューションです。サービス プロバイダーのクラウド インフラストラク チャでホストしており、別のクラウドにレプリケーションすべきワークロード(クラウド自体の DR)、または顧客の施設で稼動しているが、サービス プロバイダーのクラウド インフラストラクチャにレプリケーションすべきワークロード(クラウドへの DR)に対して、サービス プロバイダーが信頼性 の高い自動保護を実現できるようにします。
Usage Meter 4.3 は、SRM の保護対象仮想マシンの測定をサポートしています。保護対象仮想マシンとは、仮想マシンがパワーオン状態である
かどうかにかかわらず、SRM 保護グループに含まれているすべての仮想マシンを指します。ライセンスは、アクティブ サイトの仮想マシンにの み必要です。フェイルオーバー サイトにはライセンスは不要です。
Usage Meter 4.3 アプライアンスでは、SRM のコレクターは vCenter Server のコレクターの一部として含まれます。収集されたすべての SRM の 保護対象仮想マシンの詳細は、vCenter Server のコレクション アーカイブに保存されます。コレクターは 1 日に 1 回データを収集し、保護グループ に含まれる保護対象仮想マシンのみを追跡します。
製品の検出
Usage Meter 4.3 Web インターフェイスで測定対象として vCenter Server が追加されていれば、vCenter Server の一部として SRM が自動的 に検出されます。アプライアンスは、測定対象の vCenter Server に SRM インスタンスがインストールされているかどうかを確認し、インストール されていれば、SRM サーバから、保護対象仮想マシンの数についての情報を取得します。サービス プロバイダーは SRM を測定するためにサイト の詳細を指定する必要はありません。追加された vCenter Server に対して、UM 4.3 Web インターフェイスから SRM の測定を無効にすること ができます。Usage Meter 4.3 は、バージョン 6.5 から 8.3 までの SRM を検出して測定します。
Usage Meter 4.3 で SRM を測定することで、保護サイトからフェイルオーバー サイトへ、そしてフェイルオーバー サイトから保護サイトへの、
高度な双方向の課金がサポートされます。Usage Meter 4.3 は、サイト A から サイト B とサイト A からサイト C など、複数のフェイルオーバー サイトの測定をサポートしています。サイトのペアに含まれるいずれかのサイトが Usage Meter アプライアンスに追加されていない場合、追加 されていないサイトのシャドウ仮想マシンが保護対象仮想マシンとしてカウントされます。
単一の UM 4.3 アプライアンスによるアクティブ サイトとフェイルオーバー サイトの測定:
設定 期待される月間使用量レポートにおける数
図 1:サイト A と B の両方が同じ Usage Meter 4.3 に追加されて いる。
月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が表示さ れます。
サイト A の保護対象仮想マシンが 5 台。
サイト B の保護対象仮想マシンが 3 台。
注:UM 3.6.1 の場合は、両方のサイトに対する課金はできません。
図 2:Usage Meter 4.3 にサイト A が追加されているが、サイト B は Usage Meter に追加されていない。
月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が表示さ れます。
サイト A の保護対象仮想マシンが 5 台。
サイト B のシャドウ仮想マシンが 3 台。
注:UM 3.6.1 の場合は、シャドウ仮想マシンはカウントされません。
図 3:サイト A と B の両方が同じ Usage Meter 4.3 に追加されて いる。ただし、Usage Meter Web インターフェイスで
[vCenter/vCloud Foundation Server] ウィンドウの
[すべてのSRMによって保護されている仮想マシンを測定]
チェックボックスがオフにされ、サイト B が無効になっている。
月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 5 台が表示さ れます。
サイト A の保護対象仮想マシンが 5 台。
サイト B の保護対象仮想マシンが 0 台。
注:このシナリオの測定は UM 3.6.1 でも同じです。
図 4:サイト A と B の両方が同じ Usage Meter 4.3 に追加されて いる。ただし、Usage Meter Web インターフェイスで
[vCenter/vCloud Foundation Server] ウィンドウの
[すべてのSRMによって保護されている仮想マシンを測定]
チェックボックスがオフにされ、サイト A と B が無効になっている。
月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 0 台が表示さ れます。
サイト A の保護対象仮想マシンが 0 台。
サイト B の保護対象仮想マシンが 0 台。
注:このシナリオの月間使用量レポートでは、SRM に対して課金が 行われず、vCenter Server ベースの仮想マシンの使用量に対して のみ課金が行われます。
同じ契約に登録された複数の UM 4.3 アプライアンスによるアクティブ サイトとフェイルオーバー サイトの測定:
設定 月間使用量レポートでの保護対象仮想マシンの数
UM-1 と UM-2 の両方が同じ契約に属している。
• サイト A は UM-1 が測定。
vCenter Server と SRM はともに有効化。
• サイト B は UM-2 が測定。
vCenter Server と SRM はともに有効化。
UM-1 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が 表示されます。
UM-2 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が 表示されます。
この契約での保護対象仮想マシンは 16 台となります。
重複課金を避けるための回避策 月間使用量レポートでの保護対象仮想マシンの数 1. SRM の重複課金の回避
UM-1 と UM-2 の両方が同じ契約に属している。
• サイト A は UM-1 が測定。
vCenter Server と SRM はともに有効化。
• サイト B は UM-2 が測定。
vCenter Server が有効化されているが、SRM は無効化。
注:SRM の測定は、UM 4.3 の Web インターフェイスで、選択した vCenter Server または vCloud Foundation インスタンスの [編集] をクリックし、[vCenter/vCloud Foundation Server]
ウィンドウの [すべてのSRMによって保護されている仮想マシン を測定] チェックボックスをオンまたはオフにすることで、有効また は無効にできます。
UM-1 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が 表示されます。
UM-2 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 0 台が 表示されます。
この契約での保護対象仮想マシンは 8 台となります。
注:この例の UM-2 アプライアンスの月間使用量レポートでは、SRM 固有の課金は発生せず、vCenter Server ベースの仮想マシンの使用 量情報のみが表示されます。
UM-2
重複課金を避けるための回避策 月間使用量レポートでの保護対象仮想マシンの数 2. SRM と vCenter Server の重複課金の回避
UM-1 と UM-2 の両方が同じ契約に属している。
• サイト A は UM-1 が測定。
vCenter Server と SRM はともに有効化。
• サイト B は UM-2 が測定。
(すべてのホストにデモ ライセンスを適用して)vCenter Server が無効化され、SRM も無効化。
注:SRM の測定は、UM 4.3 の Web インターフェイスで、選択した vCenter Server または vCloud Foundation インスタンスの [編集] をクリックし、[vCenter/vCloud Foundation Server]
ウィンドウの [すべてのSRMによって保護されている仮想マシン を測定] チェックボックスをオフにすることで無効にできます。
UM-1 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 8 台が 表示されます。
UM-2 の月間使用量レポートには、保護対象仮想マシンとして 0 台が 表示されます。
この契約での保護対象仮想マシンは 8 台となります。
注:vCenter Server と SRM の両方が無効化されるこのシナリオの月間 使用量レポートでは、SRM 固有の課金は発生せず、vCenterServer ベースの仮想マシンの使用量に対しての課金も行われません。
サンプルの月間使用量レポート
次の例は、UM 4.3 の月間使用量レポートから SRM の測定データを抜粋したものです。
製品 メトリック レポート対象単位
VMware vCenter Site Recovery Manager 保護対象の仮想マシン 103
UM-2
VMware Cloud Foundation(VCF)
構成
Usage Meter 管理者は、vCenter Server を構成し、任意の VCF ライセンス エディションを選択して、VCF の測定を有効にします。
測定
次の VCF のエディションごとに集計された、時間ベースの平均ホスト CPU コア数:
- VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Standard - VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Advanced - VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Enterprise
- VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Standard(vSAN なし)
- VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Advanced(vSAN なし)
- VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Enterprise(vSAN なし)
次の VCF のエディションの、仮想マシンあたりの時間ベース上限付き課金対象 vRAM の平均容量(GB)数:
- VMware Cloud Foundation for SDDC Manager 機能の検出
VMware Cloud Foundation の測定を行う場合、Usage Meter はイベントベースの収集とインベントリ収集の 2 種類の方法で使用量情報を収集 します。ホスト コア CPU と vRAM についてのレポートが表示されます。ホスト コア CPU は vCenter Server のイベントベースの収集とインベ ントリ収集によって、vRAM は vCenter Server の使用量の収集によって収集されます。
ホスト コアのレポート
使用量はホストが使用されている期間について、ESXi ホストのレベルで計算されます。エディションにおける vSAN の有無にかかわらず、次の 計算式が使用されます。
平均コア数 =(1 時間ごとの収集で利用されているコア数の合計)/(1 ヶ月あたりの時間数)
• ホストで 1 台以上の仮想マシンが実行されている場合(仮想マシンがパワーオン状態の場合)、仮想マシンがパワーオン状態になっている期間 においてホスト コア数がレポートされます。
• ホストが変更または追加されるか、あるいは移行モードに入った場合(ホストの状態が変更された場合)であっても、ホスト コア数はレポートさ れます。
• ホストでパワーオン状態の仮想マシンが実行されていない場合、ストレージの利用の有無にかかわらず、ホスト コア数はレポートされません。
VCF のエディションの変更:特定のエディションが構成されている期間において、そのエディションがホストのすべてのコアに適用されます。
VCF のエディションを変更した場合、ホストのすべてのコアに新しいエディションがただちに適用されます。
vRAM のレポート
使用量は、レンタルとマークされている vSphere インスタンスにおける 1 時間あたりの vRAM 使用量の月次平均として計算されます
(vCenter Server と同様)。
上限付き課金対象 vRAM の平均容量(GB)=(1 時間ごとの収集で利用されている GB 単位の合計容量)/(1 ヶ月あたりの時間数)
1 時間あたりの容量(GB) = min(max(memorySizeMB/2, 予約済みの memoryReservation), メモリ上限) メモリ上限 = 24 * 1024(24 GB)
• パワーオン状態の仮想マシンのみがレポートされます。
• SDDC Manager の 1 つのエディションのみが vRAM 測定としてレポートされます。
• ホスト コアの測定とは切り離されたアドオン製品です。他のいずれの製品ともバンドルされません。
• SDDC ManagerエディションはSDDC ManagerのVMware Cloud Foundationとして対応づけられます。
サンプルの月間使用量レポート 月間使用量の単位
製品 ホスト名 バージョン VC UUID 測定単位 レポート対象単位 VMware Cloud Foundation for
Cloud Providers Standard 平均コア数 50
VMware Cloud Foundation for
Cloud Providers Advanced 平均コア数 100
VMware Cloud Foundation for
Cloud Providers Enterprise 平均コア数 100
VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Standard
(vSAN なし)
平均コア数 50
VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Advanced
(vSAN なし)
平均コア数 100
VMware Cloud Foundation for Cloud Providers Enterprise
(vSAN なし)
平均コア数 100
VMware Cloud Foundation for
SDDC Manager 上限付き課金対象
vRAM の平均容量
(GB)
456
VMware vRealize Operations Enterprise(マネージド)
仮想マシンの平均 台数
172
NSX
Usage Meter 4.3 は、仮想マシンが利用できる特定の NSX 機能を検出でき、検出内容によって仮想マシンに課金される NSX のエディションが 決定されます。
Usage Meter 4.3 は、仮想マシンが利用できるネットワーク サービスに基づいて、仮想マシンによる NSX の使用量を追跡します。
構成
Usage Meter 管理者は、Usage Meter Web インターフェイスを使用して、NSX Manager のエンドポイントと認証情報を構成する必要があります。
NSX を利用する vCenter Server インスタンスごとに 1 つの NSX Manager があります。
NSX 用に準備されたホストに展開されたすべての仮想マシンが NSX 利用の候補となります。管理者は、NSX の使用状況に応じて、テナントの 仮想マシンの複数ネットワークへの分割を検討する必要があります。NSX を利用していない仮想マシンに対して NSX が測定されるのを回避す るには、NSX 用に準備されていない vCenter Server クラスタに仮想マシンを展開します。次の図に、同じ vCenter Server ドメイン内の 2 つの 異なる vCenter Server クラスタを示します。NSX を利用していない仮想マシンは、NSX 用に準備されていないクラスタに展開する必要があり ます。
図 1
機能の検出
仮想マシンがネットワークを通してサービスにアクセスできると、その仮想マシンはサービスの測定対象となります。次の場合、仮想マシンは測定時 に NSX を利用しているとみなされます。
• 仮想マシンが、NSX Edge にアクセスできる(任意のタイプのスイッチを使用した)ネットワークに接続されている。
• 仮想マシンが NSX 用に準備されたホストの NSX 論理スイッチまたは分散スイッチに接続されている。
• 仮想マシンが、グループやポリシーを含む、デフォルト以外の分散ファイアウォール ルールによって参照されている。
注:デフォルトの DFW ルールは、「許可」アクションです。
• 仮想マシンが、分散論理ルータにアクセスできる(任意のタイプのスイッチを使用した)ネットワークに接続されている。
仮想マシンがネットワークを通して Edge サービスに接続されている場合、その仮想マシンはサービスの測定対象となります。
Usage Meter は NSX Manager が管理するスイッチ、ルータ、ゲートウェイを確認して、接続されているネットワークのグラフを作成します。その 後、各スイッチに接続されている仮想マシンが特定されます。ネットワークを通してゲートウェイまたはルータに到達できるかどうかに応じて、
仮想マシンにおける NSX の使用量が測定されます。Usage Meter は、実際の使用量を判断する際に、個別の仮想マシン、ネットワーク トラ フィック、またはルーティング テーブルを確認しません。
Usage Meter は仮想マシンが利用できる NSX 機能のリストを確認して、その機能を有効にするために必要な最小のライセンスを選択します。
各仮想マシンは、NSX のエディションと、仮想マシンの vRAM 構成に基づいて測定されます。
次の表に、利用可能な NSX-V 機能を特定するために Usage Meter が確認する NSX コンポーネントの一覧を示します。
NSX-V の機能 NSX-V エディション 機能を使用していると判断される
仮想マシン
提供元
分散スイッチングと分散ルーティング Base 論理スイッチに接続されたすべて の仮想マシン
準備された ESXi ホスト
NSX Edge ファイアウォール Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
NAT Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
NSX Edge のロードバランシング Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
IPsec VPN Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
リモート ゲートウェイ
(L2VPN とも呼ばれる)
Professional Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
物理環境へのソフトウェア L2 ブリッジ
Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
物理環境へのソフトウェア L2 ブリッジ
ECMP ルーティング
(静的または動的)
Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
NSX-V の機能 NSX-V エディション 機能を使用していると判断される 仮想マシン
提供元
分散ファイアウォール Professional ファイアウォール ルールの送信元 または宛先のルールのセクション で参照されているすべての仮想 マシン。デフォルトのファイアウォール ルールは除外
準備されたホスト
Active Directory 連携 ファイアウォール
Advanced 分散ファイアウォールと同じ 分散ファイアウォール
サービスの適用
(サードパーティ製品との連携)
Advanced 分散ファイアウォールと同じ 分散ファイアウォール
サーバ アクティビティの監視 Advanced 分散ファイアウォールと同じ 分散ファイアウォール ハードウェア VTEP との連携 Advanced ハードウェア VTEP と論理スイッチ
でブリッジ接続されているすべて の仮想マシン
ハードウェア VTEP との連携
マルチサイトにおける NSX の 最適化
Advanced Edge がサービスを提供するユニ
バーサル論理スイッチに接続され たすべての仮想マシン
ULS、UDFW
SSL VPN Base Edge がサービスを提供する論理
スイッチに接続されたすべての 仮想マシン
作成された Edge
vRealize および OpenStack との 連携
Base Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
サーバ アクティビティの監視 Advanced Edge がサービスを提供するすべ てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
マルチサイトにおける NSX の 最適化
Advanced Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
ハードウェア VTEP との連携 Advanced Edge がサービスを提供するすべ てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
NSX-V の機能 NSX-V エディション 機能を使用していると判断される 仮想マシン
提供元
リモート ゲートウェイ(L2VPN) Professional Edge がサービスを提供するすべ てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
レイヤー 7 のコンテキスト アウェア ファイアウォール
Advanced Edge がサービスを提供するすべ
てのネットワークのすべての仮想 マシン
Edge Gateway
次の表に、仮想マシンで利用できる NSX 機能の組み合わせと、それにより測定される NSX のエディションの一覧を示します。
ホストは NSX-V 用 に準備されているか
仮想マシンは 論理スイッチに 接続されているか
仮想マシンに デフォルト以外 のルールが 1 件 以上適用されるか
仮想マシンは NSX Edge を 利用できるか
測定される NSX の エディション
下図のシナリオ番号
× N/A N/A × なし
× × N/A ○ Base エディション以上 *
○ × × × なし 1
○ × × ○ Base エディション以上 * 5
○ × ○ × Advanced エディション
○ × ○ ○ Advanced エディション
以上 *
○ ○ × × Base エディション 1
○ ○ × ○ Base エディション以上 * 2、3、6
○ ○ ○ × Advanced エディション
○ ○ ○ ○ Advanced エディション
以上 *
* 構成される Edge サービスにより異なる
NSX-V のシナリオ例 シナリオ 1:最小 NSX 構成
図 2
NSX が有効になっているクラスタの vSphere ホストに仮想マシン VM1 が展開されています。この仮想マシンはスイッチに接続されて いません。仮想マシンは、NSX 分散ファイアウォールに自動的に接続 されます。
測定:
デフォルトで、仮想マシンは分散ファイアウォールに接続されます。
デフォルトの分散ファイアウォール ルールが変更されて VM1 が参照 されない限り、VM1 は NSX の測定対象となりません。DFW で デフォルト以外のルールが使用されている場合、この仮想マシンは NSX Advanced エディションとして測定されます。
図 3
NSX が有効になっているクラスタのホストに仮想マシン VM1 が展開 されています。仮想マシンはスイッチに接続されています。仮想マシン は、NSX 分散ファイアウォールに自動的に接続されます。管理者は、
デフォルトの DFW ルールを変更していません。
測定:
VM1 は、分散スイッチに接続されているため、NSX Base エディション として課金されます。
シナリオ 2:Base エディションの例
図 4
VM1 と VM2 の 2 台の仮想マシンが、異なる VXLAN を 利用したネットワークに接続され、分散論理ルータに よってルーティングされています。
いずれの仮想マシンも、ファイアウォール サービスを実行 する Edge Service Gateway (ESG) を通してリモート ネットワークにアクセスします。いずれの仮想マシンも、
デフォルト以外の DFW ルールによって参照されていま せん。
測定:
分散スイッチング、分散ルーティング、Edge ファイアウォール はいずれも Base エディションの機能であるため、VM1 と VM2 のいずれの仮想マシンも NSX Base エディションと して測定されます。
シナリオ 3:アクティブ/アクティブ ゲートウェイ
図 5
ECMP(アクティブ/アクティブ)によるダイナミック ルー
ティングを使用した Edge 測定:
ECMP は Base エディションの機能であり、すべての仮想 マシンが Edge にアクセスできるため、VM1、VM2、VM3 は NSX Base エディションとして課金されます。
このシナリオは、仮想マシンがネットワークを通して到達で きるもっとも高度な機能に基づいて機能が選択される例 を示しています。
シナリオ 4:テナントでパーティショニングされた NSX
図 6
独自のネットワークおよび ESG を持つ 2 つの異なるテナント A と B があります。スイッチ、DLR、ESG は共有されていません。
測定:
VM1 の NSX 使用量は、VM1 がアクセスできる ESG1 上で実行 されているサービスに基づいて測定されます。
VM2 の NSX 使用量は、VM2 がアクセスできる ESG2 上で実行 されているサービスに基づいて測定されます。
シナリオ 5:(論理スイッチではなく)vSphere Distributed Switch 上の ESG
図 7
VM1 は NSX 用に準備されたクラスタ上にあり、論理スイッチ
ではなく vSphere Distributed Switch に接続されています。
ロードバランサー サービスを実行する ESG が、同じ vSphere Distributed Switch に接続されています。仮想マシ ンでは、デフォルトの DFW ルールのみが使用されています。
測定:
Edge のロードバランシングは Base エディションの機能であ
り、分散スイッチを経由して仮想マシンにアクセスできるため、
VM1 は NSX Base エディションとして測定されます。
シナリオ 6:ESG を共有する Cross-vCenter NSX
図 8
NSX Edge Service Gateway(ESG)がユニバーサル論理 スイッチを使用して異なる vCenter Server ドメイン間で 共有されています。
いずれの仮想マシンもデフォルトの DFW ルールのみを 使用しています。
測定:
ESG はユニバーサル論理スイッチに接続しており、すべ ての仮想マシンが ESG にアクセスできるため、VM1 と VM2 はいずれも NSX Enterprise エディションとして課金 されます。
NSX のレポート
NSX の使用量は、レポートにライセンス エディションの項目またはスタンドアロンの項目として表示されます。スタンドアロンのレポートが要求 された場合を除き、使用量のレポートはエディションに基づき表示されます。
NSX-V に関する Q&A
Q1:NSX の使用が Usage Meter によって検出される最小構成を教えてください。
• 論理スイッチに接続された仮想マシンは、NSX Base エディションとして検出されます。分散論理ルータまたは NSX Edge が作成され ていない場合でも Base エディションとして検出されます。
• 仮想マシンが論理スイッチ、分散論理ルータ、または Edge に接続されていない場合でも、デフォルト以外の分散ファイアウォール ルールで vNIC が参照されている仮想マシンは、NSX Advanced エディションとして検出されます。
Q2:NSX の機能を実装している仮想マシン(NSX Controller 仮想マシンや Edge Gateway など)は NSX の課金対象になりますか?
• はい、NSX の管理仮想マシンは NSX Base エディションとして課金されます。測定から除外される仮想マシンは Usage Meter アプラ イアンスのみです。
Q3:NSX 用に準備されていない vCenter Server クラスタに NSX Edge Gateway をインストールできます。この場合、NSX Edge および NSX Edge を利用する仮想マシンは NSX の課金対象になりますか?
• Edge で L2VPN クライアントを実行する場合にのみ、NSX 用に準備されていないサーバへの Edge Gateway のインストールが
サポートされます。Edge Gateway をホストするクライアントは、Usage Meter によって測定されない前提となっています。
Q4:UM では、分散ファイアウォール ルールの内容は推論されますか?たとえば、お互いに打ち消しあうようなルールが 2 つある場合はどうな
りますか?
• いいえ、UM では、ファイアウォール ルール間の関係は確認されません。ポリシーのいずれかの DFW ルールが直接またはセキュリ ティ グループを通して(静的または動的に)vNIC を参照している場合、UM は仮想マシンを対象に DFW の使用量を測定します。
Q5:仮想マシンが複数のネットワークに接続されている場合、どのデータ レートで測定されますか?
• 仮想マシンは、最高レベルのサービス機能を提供するネットワークのデータ レートで測定されます。
Q6:仮想マシンが NSX ファイアウォールの除外リストに指定されている場合、Usage Meter でのファイアウォールの課金対象となりますか?
• いいえ、NSX ファイアウォールの除外リストに指定されている仮想マシンは、Usage Meter によるDistributed Firewall(DFW)の 課金対象となりません。
Q7:リモート ゲートウェイ(L2VPN とも呼ばれます)として構成された Edge で NSX 使用量の測定対象となる仮想マシンはどれですか?
•
L2VPN は「サーバ」および「クライアント」として構成できます。いずれの場合も、Edge にアクセスできるすべての仮想マシンがUsage Meter による測定対象となります。
Q8:Usage Meter では、Cross-vCenter NSX が構成されていることをどのように検出しますか?
• Usage Meter は、ローカルの Edge に構成されたユニバーサル論理スイッチを検出します。
Q9:Usage Meter は NSX vShield Endpoint(アンチマルウェアをサポートするゲスト イントロスペクション)ソリューションを検出および課金し ますか?
• はい、Usage Meter は vShield Endpoint を NSX Base エディションの機能として検出します。この機能はすべてのバンドルに含まれ ています。
Q10:NSX Edge は、NSX 用に準備されていない ESX Server に展開できます。Edge を論理スイッチに接続することはできますか?
• いいえ、NSX 用に準備されていないサーバに論理スイッチを作成することはできません。
Q11:vNetwork Standard Switch(標準スイッチ)または vNetwork Distributed Switch(分散スイッチ)に接続された仮想マシンは NSX の測定 対象となりますか?
• はい、NSX Edge がサービスを提供するすべてのスイッチ タイプが測定対象となります。論理スイッチは、NSX Edge がサービスを 提供していない場合でも測定対象となります。
測定される NSX-T 機能
Usage Meter 4.3 は仮想 NSX ネットワークのトポロジーを検査して、以下の情報の一覧を取得します。
• 仮想マシン
• 仮想ネットワーク インターフェイス
• 論理ポート
• 論理スイッチ(別名「セグメント」)
• 論理ルータ(別名「ゲートウェイ」)
Usage Meter は、次の表に示す機能とライセンスに基づき、各仮想マシンの使用量をレポートします。
NSX の機能 NSX の エディション
説明 メモ
BASE Base 分散スイッチング
と分散ルーティ ング
任意の NSX-T 論理スイッチに接続されたすべての仮想マシンがこの機能を備え ています。
NAT Base NAT NAT ルールが設定されたルータに直接的または間接的に接続されている論理
スイッチに接続されたすべての仮想マシンは、この機能を使用しているものとして 測定されます。
IPsec Base IPsec を使用し
た仮想プライ ベート ネット ワーク
IPsec サービスおよび IPsec セッションが有効化された論理ルータに(論理
スイッチまたはルータを通して)接続されているすべての仮想マシンは、この機能を 使用しているものとして測定されます。
ECMP Base ECMP による
ダイナミック ルーティング
ECMP が有効な Tier-0 ルータに(スイッチまたは Tier-1 ルータを通して)接続され ているすべての仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
SWL2 Base 物理環境への
ソフトウェア L2 ブリッジ
接続タイプ「ブリッジエンドポイント」が設定されたすべての論理ポートはこの機能 を使用します。このようなポートを持つ論理スイッチに接続されているすべての仮想 マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
DLB Base Edge のロード
バランシング
ロードバランシング サービスが有効化されたルータに(スイッチまたはルータを 通して)接続されている仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定され ます。
NSX の機能 NSX の エディション
説明 メモ
GFW Base Edge ファイア
ウォール(別名
「ゲートウェイ ファイアウィー ル」)
1 件以上のゲートウェイ ファイアウォール ルールが指定されているルータに
(スイッチまたはルータを通して)接続されているすべての仮想マシンは、この機能 を使用しているものとして測定されます。
分散ファイアウォール ルールとゲートウェイ ファイアウォール ルールの違いとして、
分散ファイアウォールのセクション(ルールのグループ)の enforced_on 属性は
「VIF」に設定されていますが、ゲートウェイ ファイアウォールのセクションの enforced_on 属性は「LOGICALROUTER」に設定されています。
L2 VPN Prof レイヤー 2
VPN(別名
「リモート ゲー トウェイ」)
L2VPN セッションに接続された論理ポートを持つすべてのセグメント/論理
スイッチはこの機能を使用します。このような論理スイッチに接続されたすべての 仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
DFW Prof 分散ファイア
ウォール
有効な分散ファイアウォール ルールの送信元または宛先で直接的または間接的に 参照されている仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
ただし、ルールの appliedTos プロパティによって、そのルールが仮想マシンに適用 されないと指定されている場合を除きます。
DFW_AD Adv ID 認証ファイ
アウォール
(別名「Active Directory との 連携」)
Active Directory に対応したファイアウォール ルールが存在するため DFW の 測定対象となる仮想マシンは、この機能の測定対象にもなります。
DFW3 Adv サードパーティ
サービス イン サーション
有効なサービス インサーション ルールの送信元または宛先で直接的または間接的 に参照されている仮想マシンは、この機能を使用していると測定されます。ただし、
ルールの appliedTos プロパティによって、そのルールが仮想マシンに適用されな いと指定されている場合を除きます。
DFWL7 Adv レイヤー 7 の
コンテキスト アウェア ファイ アウォール
DFW の測定対象となる仮想マシンは、仮想マシンを参照するファイアウォール ルールのコンテキスト プロファイルのリストが空でない場合、この機能の測定対象 にもなります。
URL Adv URL フィルタリ
ング(ファイア
DFWL7 機能の測定対象となる仮想マシンは、ドメイン名を指定したコンテキスト
プロファイルを持つファイアウォール ルールによって仮想マシンが参照されている
NSX の機能 NSX の エディション
説明 メモ
NCP Adv コンテナ ネット ワーク
「ncp/cluster」のスコープを持つタグが指定された論理ポートに VIF が接続され ている仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
PKS Adv vSphere PKS
クラスタの Kubernetes 仮想マシン
仮想マシンが NCP 機能の測定対象となり、「ncp/cluster」タグがクラスタ名を指定 しており、指定されたクラスタのタイプが「Kubernetes」で、インフラストラク チャのタイプが「vSphere」の場合、仮想マシンは、NCP 機能ではなくこの PKS 機能 を使用しているものとして測定されます。
複数の vCenter Server
Adv 複数の
vCenter Server の ネットワークと セキュリティ
NSX-T Manager が複数の vCenter Server コンピュート マネージャに接続されて いる場合、NSX-T Manager が認識しているすべての仮想マシンは、この機能を使用 しているものとして測定されます。
EVPN Ent+ EVPN が構成
された Tier-0 ルータ
NSX-T Manager ノードに、EVPN が構成された Tier-0 ルータがある場合、これら の Tier-0 ルータ ゲートウェイに接続されているすべての仮想マシンは、この機能 を使用しているものとして測定されます。
VRF Prof VRF が構成さ
れた Tier-0 ルータ
NSX-T Manager ノードに、VRF として構成された Tier-0 ルータがある場合、VRF インスタンスが構成されている Tier-0 ルータ ゲートウェイに接続されているすべ ての仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
IPV6STATIC Base IPv6 レイヤー
3 転送
NSX-T Manager ノードに api/v1/global-configs/RoutingGlobalConfig が構成 され、IPv6 レイヤー 3 転送がサポートされている場合、NSX-T Manager ノードに より管理されているネットワークに接続されたすべての仮想マシンは、この機能を 使用しているものとして測定されます。
IPV6DYN Adv IPv6 レイヤー
3 転送と、対応 する Tier-0 ルータへの BGP の構成
NSX-T Manager ノードに api/v1/global-configs/RoutingGlobalConfig が構成 され、IPv6 レイヤー 3 転送がサポートされており、対応する Tier-0 ルータに BGP が構成されている場合、Tier-0 ルータ ゲートウェイに接続されているすべての仮想 マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
NSXINT Ent+ NSX
Intelligence アプライアンス
NSX-T Manager ノードに NSX Intelligence アプライアンスが構成されている場合、
NSX-T Manager ノードにより管理されているネットワークに接続されたすべての 仮想マシンは、この機能を使用しているものとして測定されます。
NSX-T のシナリオ例
EVPN のインライン モードを使用した測定、および非通信事業者のユースケースのみがサポートされます。EVPN のサーバ モードは対象とな
りません。
このシナリオでは、非通信事業者がインライン モードの EVPN で T0 に VRF を使用し、RD(Route Distinguisher)と RT(Route Target)の組み 合わせによって MP-eBGP へのマッピングを行い、T0 の South 方向(ダウンリンク)の VRF に属する仮想マシンが T1 の背後に配置されます。
図 9
vRealize Operations
Usage Meter は、以下の vRealize Operations の構成をサポートします。
• 単一のテナントを監視するサービス プロバイダー管理の vRealize Operations サーバ
• 複数のテナント用にサービス プロバイダーがホストする vRealize Operations サーバ
• サービス プロバイダーがホストする仮想マシン、またはお客様のオンプレミスにホストされる仮想マシンを管理するサービス プロバイダーが ホストする vRealize Operations サーバ
• 複数の vCenter Server が構成された vRealize Operations サーバ
構成
Usage Meter は、Usage Meter に登録された vCenter Server を監視する vRealize Operations サーバを自動的に検出します。
vCenter Server が Usage Meter に登録されると、Usage Meter は vCenter Server の拡張機能マネージャに照会し、登録されている vRealize Operations サーバがないか確認します。検出された各 vRealize Operations サーバは、Usage Meter Web コンソールの製品ページ に表示されます。
検出後、Usage Meter でサーバの登録を行い、測定を開始するには、各 vRealize Operations サーバにログインするための認証情報を Usage Meter 管理者が入力する必要があります。Usage Meter は、vRealize Operations サーバに接続すると、vRealize Operations が監視 する vCenter Server のリスト、および監視される仮想マシンを照会します。Usage Meter は、Usage Meter の測定対象となるかどうかに応じ て、リストの vCenter Server を分類します。
vRealize Operations サーバにより監視され、かつ Usage Meter に登録されている vCenter Server は「管理対象 vCenter Server」、
vRealize Operations サーバにより監視されているが、Usage Meter には登録されていない vCenter Server は「管理対象外 vCenter Server」
と呼ばれます。管理対象と管理対象外のいずれの vCenter Server も、Usage Meter の vRealize Operations のレポート行に表示されます。
Usage Meter は、Usage Meter 管理者が提供したアカウントを使用して vRealize Operations サーバに接続します。Usage Meter は、提供さ れたアカウントを通して確認できるすべての仮想マシンを測定します。
監視対象の仮想マシンの一部のみを測定する場合、たとえばテナントで分割して監視する場合、vRealize Operations を構成して、監視対象の 仮想マシンをフィルタリングし、監視対象の vCenter Server インスタンスに展開された一部の仮想マシンのみが含まれるようにします。
この運用を行うには、vRealize Operations に新しいアカウントを作成し、ロール ベースのアクセス コントロール(RBAC)を構成して、そのアカウ ントを目的の仮想マシンのみを参照できるように制限します。RBAC により制限されたアカウントと認証情報は、vRealize Operations サーバの 登録が完了した後に Usage Meter に設定します。
詳しい構成手順については、製品利用ガイドを参照してください。
図 10
機能の検出
vRealize Operations のライセンス エディションは、Usage Meter によって各データ収集期間中に vRealize Operations サーバから取得され ます。
Usage Meter 4.3 は、次の vRealize Operations エディションを自動的に検出します。
• vRealize Operations Standard
• vRealize Operations Advanced
• vRealize Operations Enterprise
vRealize Operations は、vRealize Operations サーバによって監視される仮想マシンに基づき測定されます。サービス プロバイダーは、監視 対象仮想マシンおよび OSI インスタンス(仮想化されていないサーバに相当)の使用量についてレポートする責任を負います。
またUsage Meter 4.3 は、vRealize Operations または Blue Medora などのアドオン パッケージによって監視される OSI インスタンスを追跡し ません。
測定の粒度
vRealize Operations は、Usage Meter 4.3 によって Flex アドオンまたはスタンドアロンとしてレポートされます。
Flex アドオンとして使用量がレポートされる場合、メトリックは監視対象仮想マシンの上限付き課金対象 vRAM の平均容量となります。
スタンドアロンとしてレポートされる場合、メトリックはレポートする月における vRealize Operations の監視対象仮想マシンの平均台数となり ます。
シナリオの例
シナリオ 1:SP とテナントの vCenter Server の両方を監視する vRealize Operations サーバ