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九州大学学術情報リポジトリ

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(1)

九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

トウギシュウダンノハッタツカテイノジッショウテ キケンキュウ(2) : Tグループニオケルカンジョウノ ソクテイ

関, 文恭 吉田, 道雄

https://doi.org/10.15017/82

出版情報:九州大学医療技術短期大学部紀要. 4, pp.37-41, 1977-03-25. 九州大学医療技術短期大学部 バージョン:

権利関係:

(2)

一一一 37 一

討議集団の発達過程の実証的研究(皿)

一Tグループにおける感情の測定一

関 文 恭,

吉 田 道 雄

An Empirical Study of the Process of Group  Development on Discussion Groups (ll)

一 Measurement of Emotional Response on T−Group 一

Fumiyasu Seki and Michio Yoshida

       問    題

 Tグループの過程において生起する事象につ

いての研究はこれまで多くの報告がなされてき

た。

 Bradfordi)はTグループにおける集団発達の 位相について学習動機の視点から,防衛,集団 形成,相互啓発の三位相を設定し,集団の発達 にともなって,それぞれの位相が支配的になる ことを報告している。篠原4)は,Tグループに おいてこの三位相をリカーtトタイプの7段階尺

度15問によって測定し,Bradfordの提起した

位相の推移が生起することを見出している。ま

た柏木2)は同じくBradfordの見解に対応づけ て,Tグルt一…プの会合魅力度を測定し,セッシ ョン間の変動を核因子マトリックスによってメ ンバーの学習動機を分析した結果,Tグルーープ が成功したと評定されるデータではセッション 間に三つの成分を見い出し,後期成分の寄与率 が高いことを報告している。篠原5)は,このう ち防衛要因の一因子性が保証されなかったこと

から感情用語を用いたチェックリストを用い

て,その解釈を試みている。その結果,発揚性,謂 うつ姓,平穏さの三成分を謡い出し,またTグル ープが進行するにつれてネガティブな項目への 反応が減少することを報告している。このチェ ックリストを用いることによって,Tグループ のプロセスの申で,参加者が感じる感情的側面

を測定することが可能になり,これまで多く行 われてきた行動評定(主としてリカートタイプ による質問紙評定)では測定が困難であったプ ロセスの微妙な差異を測定することが期待され る。しかしながらこれらの40項目をアプリオリ にポジティヴなものとネガティヴなものに二分 野てしまうことには若干の問題があると考えら れる。「静かな」を一例にとれば,従来これは ポジティヴな項目とされているが,果してその ようなラベルづけが可能であろうか。防衛段階 において「静か」であることは,安定を連想させ,

従ってポジティヴな項目と考えられても,相互 啓発の段階においても,「静か」であることを

ポジティヴとすることは,少なくともTグルー

プの効果的な発達を考慮に入れれば,必ずしも 好ましいこととはいえないであろう。例えば,

相互啓発の段階では,「カッカする」 (ネガテ ィヴ)と同時に「スカッとした」(ポジティヴ),

「腹だたしい」 (ネガティヴ)と同時に「はれ ばれした」 (ポジティヴ)というようなアンビ バレントな感情状態こそむしろ好ましい集団の 発達を示しているのではないかと考えられる。

 本研究では,このような問題を基礎に,篠原 の言うポジティヴ,ネガティヴな側面が生起す

るか否かを吟味し,更に40項目を詳細に分析し,

Tグルーープのメカニズムを分析する。このよう な方法によって,単なる二分法的分類ではなく,

(3)

一 38 一 討議集団の発達過程の実証的研究(皿)

ダイナミックな分類のための基礎的なデータを 提供することを目的とする。

       方    法 く参加者〉

 看護学校学生(進学コt一一一ス)38名(男子10名,

女子28名)。参加者は第1セッション開始前に 3グループに分けられた。グループ編成にあた っては,年令を主な基準として,相対的に,若 年,申年,高年グループに分けた。各グループ

の参加者の構成および平均年令は表1に示す通

りである。

 :長1    グループ構成 グループ 人数   男  女

     13 3 10      13 3 10

     12 4   8

1 2 3

計   38 10

〈コーーススケジュール〉

28

平均年令

20.5 23.8 32.6

25.4

 昭和51年7月20日,21日の両日,福岡市東区 に所在する某病院附属看護学校において,6セ ッツヨン(1セッション約70分)のスケジュー ルで実施した。スケジュールは表2に示す通り であるが,学校側の事情により,講義時間のみ をTグループにあてた。従って通常行われてい

るような宿泊の形式をとらず,参加者は,2H

問Tグループのために通学した。

 トレーーナーおよびリサーチスタッフとして筆 者らを含め5名が参加した。

  表2    Tグループ・スケジュール

9130 10:40 10:50 12:00 13:00 14:10 14:20 15:30

力  T、:昼「弱〕T、:;

201 :

勇IT・11T61食 T・1

 〈会合の雰囲気の測定〉

 各セッション終了直後に40項目からなるチェ ックリスト(資料参照)への回答を求めた。こ れまでは,その時の気持にあてはまるものだけ

をチェックする方法(関,吉田,杉万)3)をと

っていたため,人数やセッション数が少い場

合,まったくチェックされない項目も散見され た。本研究では,このような項目の適,不適を 含めて,リスト自身の内容的な吟味を行うため に,40項目の形容詞のすべてについて「今の気 持にXXあてはまるxX NKどちらともいえないミ

XNあてはまらないミ」の3つの選択肢を用意し,

このうちから強制的に選択させた。

       結果と考察

 データの処理にあたって,本研究においては,

グループ要因およびセッションの要因を無視し

てプt一一・一・ルされたデータを使用した。その理由は,

この種のグループでは,得られるデータのNが 極めて少なく,グループごと,セッションごと に分析した場合解釈にたえうる結果が得にくい こと,また本研究はTグルーープにおいて生起す る雰囲気の感情的側面を測定する新しい試みで あり,詳細な条件分析に先立って,全体的な知 見を得ることが主なる目的であることによる。

したがって,分析に用いたデータは38名の参加

者の6セッシ。ン分の回答で,38名×6の延べ

228となる。また,40項目については,ミあて

はまるミにチェックされた時1点,KXどちらと もいえないミ2点,ミあてはまらないxx 3点を 与えて得点化した。このデータから相関行列を 算出し,主成分分析を実施し,ノーマルバリマ ックス回転を行なった。この回転後の結果の1

部を表3,4に示している。表3は2因子解 表4は6因子解の結果である。因子負荷量の絶

対値.500以上の高い負荷量をゴチック体で示

している。これまでの研究に基づいて2因子解 によって雰囲気の肯定的側面と否定的側面の存 在を確認し,更に詳細な構造を6因子解で求め

ることを意図した。いずれも負荷量.500以上 を解釈基準とした。

 表3によれば,その第1成分は,肯定的雰囲

気(感情)を示す成分であり,rほがらかな」,

「ホンワカした」,「はずんだ」………等の17 項目が高い負荷を示している。…方,第∬成分 は,否定的雰囲気(感情)を示すと解釈される成

(4)

文 恭,

分で「ゆううつな」,「弱々しい」,「苦しい」

………

凾フ18項目に高い負荷を示している。表 3から明らかなように,2因子解においてTグ

ルーープにおける雰囲気の情緒的反応は明確に分

離している。すなわち第1成分は肯定的側面を

示し,第∬成分は否定的側面を反映する項目か らなっている。Tグループのプロセスが進行し

吉 田 道 雄 一一@39 一

てゆくなかで,Bradfordの防衛集団形成,

相互啓発といった段階が生ずるという仮説は,

篠原5)によって確認きれているが,そのような プロセスに関連して生起する集団の風土(雰囲 気)参加者の感情的認知も,肯定と否定の二側 面に分離されることが確認されたといえよう。

麦3 Normal Varimax回転後(2因子解)の因子

  負荷最

Q3

Q 13 Q 14 Q 16 Q 19

Q21

Q 22 Q 24 Q 25 Q 26 Q 28

Q29

Q 32 Q 33 Q 34 Q 37 Q 39

Ql Q2 Q4 Q6 Q7 Q8

Q IO Q 12 Q 15 Q 17 Q 18 Q 20 Q 27 Q 30 Q 35 Q 36 Q 38 Q 40

Qs Qg

Q ll Q 23

Q31  因  寄

項  〔 ほがらかな

ホンワカした 快ろよい 堂々とした はずんだ 愉快な はればれした

・楽しい

あたたかい うきうきした うれしい 力強い はつらつした 明るい そう快:な

情熱的な スカッとした

一.一一

ゆううつな 弱々しい 苦しい

よどんだ 情けない はずかしい たよりない カッカした 悲しい

くやしい いやな おもくるしい 腹だたしい いまいましい いらいらした つらい

さびしい もやもやした 理性的な おだやかな 静かな

ドキッとした 不安な 子 分 散

{チ 率(%)

=ヂ鮒i茸一一一hガ.

 .657 .172 .461  .634 .054 .405  .719 一.118 .530  .622 一.031 .388  .776 一.112 .615  .734 一.114 .552  .759 一.105 .587  .810 一,111 .668  .733 .127 .554  .735 .104 .551  .755 .030 .572  .660 一.029 .436  .815 一.156 .688  .710 一.272 .578  .768 .000 .591  .643 一.015 .414  .748 一.043 .561 一.347 .668 .566 一.149 .616 .402 一.268 .649 .493 一.234 .583 .395 一.104 .769 .603  .031 .629 .397 一.175 .587 .376  .127 .599 .375  .059 .664 .444  .OIO .721 .520 一,253 .758 .639 一.339 .651 .538 一.056 .724 .527  .155 .550 .326 一.112 .720 .530 一.165 .645 .443  .158 .566 .345 一.171 .610 .401  .204 一.200 .082  .454 一.310 .302

=038 .321 .105  .075 .427 .188 一.105 .497 .259 9.82 8.58 18.40 24.56 21.45 46.01

 更に詳細な検討を加えるために,解釈の基準

を6因子解に求めたものが表4である。

 表4によれば第1成分では「ほがらかな」,

「干ろよい.,「はずんだ」,「楽しい」……

…等の16項日が高い負荷量を示しており,2因 子解の第1成分とほとんど同じ項目が含まれて

いる。これらの項目は,肯定的な反応であり溌 野性の因子と解釈できよう。以下同様に.500以 上の高い負荷量を示した項目を各成分について 見てみよう。第皿成分に高く負荷した項目は,

「ゆううつな」,「弱々しい」,「苦しい」,

「情けない」, 「たよりない」, 「いやな」,

「おもくるしい」,「不安な」,「つらい」の 9項目である。これらの項目は,心理的抑うつ 状態を示していると考えられるので抑うつ性因 子と解釈できよう。

 第m,W成分に高く負荷する項目はすべてマ

イナスであるので,符号を無視して解釈するこ とが可能である。第皿成分に高く負荷するのは,

「カッカしπ」,「くやしい」,「腹だたしい」,

「いまいましい」,「いらいらした」の5項目 である。これらの項目は,Tグルーープの場にお いて満たされない感情がうっ税し,いまにも爆 発しかねない状態を示していると考えられるの で,攻撃的否定感情と解釈されよう。第IV成分 では, 「はずかしい」, 「ドキッとした」, 「 さびしい」の3項目が高く負荷しており,内罰 的否定感情と解釈されよう。

 第V,V【の成分に高く負荷する項目数は少な く,かつ寄与率も4%以下なので残余め因子と して解釈しないことにする。

・表4によれば,Tグループの雰囲気の感情的

側面は,肯定,否定が同じ様に分化するのでは なく,否定的側面のみが分化する様相を呈して

(5)

一一@40 一一

表4

項  目

討議集団の発達過程の実証的研究(皿)

Normal Varimax回転後(6囚子守)の因子負荷量

Q3

Q 13 Q 14 Q 19

Q21

Q 22

Q24

Q 25 Q 26

Q28

Q 29 Q 32 Q 33 Q 34 Q 37 Q 39

Ql Q2 Q4 Q7

Q IO Q 18

Q20

Q31

Q 36 Q 12 Q 17

Q27

Q 30 Q 35

Q8

Q 23 Q 38

Qll

Q 16

Qs Q6 Qg

Q 15 Q 40

こ=工三1一.二..止_.一三血二

 .710  一.1了2    .033

 .648 .027 一.093  .730 一.041 .178  .763 一.229 一.072

 .800  一一コ37    。022

 .753 一.186 一.039  .810 一.127 .091  .695 一.083 .112  .713 一.015 一.105  .752 一.e34 .005  .557 一.093 .008  .785 一.163 .117  .698 一.255 .172  .774 一.102

一 『…汕鼈皷F.P負「奇7蜜一一Tt..

ほがらかな ホンワカした 快ろよい はずんだ 愉快な はればれした 楽しい あたたかい

うきうきした うれしい 力強い はつらつした 明るい そう愚な

情熱的な    .501 スカッとした  .723 ゆううつな  一.282 弱々しい   一.108 苦しい   一 .16了 情けない   一.084 たよりない  一 .115 いやな    一.187 おもくるしい 一.213 不安な    一.088 つらい     一.126 カッカした   .074 くやしい    一.003 腹だたしい  一 .079

いまいましい  .096 いらいらした 一.110 はずかしい  一.013 ドキッとした  .035 さびしい    .136 静かな    一.071 堂々としアこ   .494 理性的な    .148

よどんだ   一.202 おだやかな   .418 悲しい    .494 もやもやした 一.100

一 .130 一 .103

 .716  .586  .804  .582  .553  .674  .808  .512  .610  .113  .288  .3了3  .133  .406  .307  .114  .229  .162

一 .172

 .026  .470

一 .317 一.172  .495

一 .083 一 .094 一.015 一 .210 一 .152 一 .128 一 .381

一コ60

一 .447 一 .155

 .100

一 .186 一.750 一 .666 一 .743 一 .754 一 .639 一 .212 一 .110 一 .275 一 .140 一 .049

 .138

一 .309

 .161

一 .049 一 .432

 .129  .027 一 .019  .046 一 .004 一 .025

 .047

一 .128 一 .101 一 .128 一 .028

 .089

一 .016 一 .037 一 .055 一 .129 一 .204 一 .071 一 .310 一 .200 一 .065 一 .019 一 .488 一 .321 一 .234 一 .290 一 .060 一 .038 一 .150 一.70e 一 .686 一 .576 一.134 一 .089

 .393

一 .194

 .124

一 .089

 .O11

.」込_.

 .153

    .141     .009     .233     .024    一 .272

 v   W

一.144 一.180 一.197 .064 一.097 .120  .034 .036  .058 一.217  .167

一 .034 一 .002

.009

.034

.179 一.002 一 .398

 .105

一 .177

一一@.309 一 .064

 .056

一 .033

 .164  .135

一 .143 一 .086 一 .007 一 .062 一 .073 一 .026 一 .087 一 .755 一 .143 一 .199 一 .006 一 .465 一 .143 一 .199

.050

.087

.313

.161

.103

.511

.216

.072

.016

.627

.182

.ooo 一 .002 一.019  .077

一 .103 一 .080

一コ38  .104  .045

一 .002 一.114  .040  .098

一 .050

 .066

一 .027 一.043  .044  .509  .478

一 .055

 .072

一 .114

一.197

h2

.611

.489

.590

.643

.713

.634

.690

.603

.582

.587

.651

.704

.670

.618

.673

.602

.653

.578

.706

.619 一 .490

.704

.745

.530

.555

.654

.645

.711

.606

.614

.639

.499

.488

.641

.563

.464

.398

.537

.472

.520

因子分散 9.05 5.55 3.81 2.52 1.57 1.6G 24.09 寄与率(%)22.6213.87 9.53 6.30 3.93 4.0060.22

いる。第皿〜W成分は,いわゆる否定的側面が 分化することを示しており,第皿成分は抑うつ 性の因子,第皿成分は攻撃的否定感情の因子,

第W成分は内罰的否定感情の因子と解釈された。

抑うつ性の因子は,Tグループのプロセスの申 で基本的に感じられるものであろう。無課題 無構造で進行するTグループにおいて,これら

の反応は,最後まで多かれ少なかれもちつづけ られる感情と考察される。攻撃的否定感情は何 かをやろうとするにもかかわらず,トレーナー

の介入等によってそれが成功をおきめ得ない時 などに生ずるもので,抑うつ性の因子と同様T グループのプロセス全般にわたって生ずるもの であるが,この感情傾向はTグループの申期以 後に強くあらわれてくるのではないかと考えら れる。また第IV成分の内罰的否定感情は,攻撃 的否定感情とは対照的にTグループで感じられ る不安や,いまいましさ,どうしょうもないと いう感情が外に出ることもなく内面に向けられ た時に生起する感情であろうと考察される。

(6)

文 恭, 吉 田 道 雄 一一@41 一一

 このようにTグループの雰囲気に対する感情

は肯定的な側面と,否定的側面に分離され,ま た,否定的側面は更に三つの側面に分化してい ることが判明した。しかしながら本研究におい ては,グループ,成員の個人的属性,セッショ ン等については全て無視して分析を行なった。

このため検討が加えられていない側面について の分析が今後の課題として残されている。例え ば,セッションを経るに従って,換言すれば集 団が発達するに従って,これらの因子のどれが 主要なものとして顕在化するか,また我々の仮 説によれば,集団が発達することにつれて,単 に肯定的な反応が増大するというものではなく,

肯定,否定がダイナミックに結合しながら発達 すると考えられるが,その結合状態は,どのよ

うな因子として現われてくるのかといった分析 がTグループのもつ本来のダイナミックスやそ の効果についての指標を探索するに際して,重 要なものとなるであろうと考察される。

  資料   会合の雰囲気

       ...一...7:  v−」一一Ts.  .一e一 一:rv y:一Wty

今の会合であなたはどういう感じや気分をいだかれました か。あてはまるところに○印をつけて下さい。

        そ  ち         そ  ち          ?が       ?が

        つ  つ       P. .一 つ 1.ゆううつな

2.弱々しい 3.ほがらかな 4.苦しい 5.理性的な 6.よどんだ 7,情けない 8.はずかしい 9.おだやかな 10.頼りない 11.静かな 12.カッカした

13.

14.快ろよい 15。悲しい 16.堂々とした 17.くやしい 18.いやな 19.はずんだ

1一一

i

1

1 TM

ホンワカしアご

i二汁一

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トll ■■

1一u一u『

L」_.」.__1

20.おもくるしい1 会合坐_.._,回

 口  H

1.一上⊥一

  グループ名 21.愉快な 22。はればれした 23.ドキッとした 24.楽しい 25.あたたかい 26.うきうきした 27.腹だたしい 28.うれしい 29.力強い 30.いまいましい 31.不安な 32.はつらつした 33.明るい   i i34.爽快な   i

i35・いらいらしだ i36.つらし、   i 137.情熱的な  ;

:38.さびしい i39.スカッとした 140.もやもやした

 目  H

] 1

….一

 [..1

 H

lllmmtln ].1

 1  1

一ri

L!.一

       要    約

 本研究の目的は,Tグループにおける雰囲気

の感情的側面を測定し,その因子的構造を明ら かにすることにあった。看護学校学生38名が3 グループに編成され,6セッションのTグルーー プに参加した。

 主要な結果は下記のとおりである。

1.Tグループの雰囲気の感情側面は,肯定的感  情と否定的感情に大きく二分きれる。

2.否定的感情は抑うつ性の因子,攻撃的否定感  情の因子,内罰的否定感情の因子に分化して  いることが明らかになった。

 付記

  1,トレーナー一,リサーーチスタッフとして    参加していただいた九州大学保健管理セ    ンター講師峰松修,九州大学教育学部大    学院石井京子,光冨由紀の諸氏に深く感    謝する。

  2,本研究の数値計算には九州大学大型計

   算機センターFacom230−75を使用した。

      文    献

1) Bradford, L・ P.:Membership and the  learning process. ln Bradford, L. P., et al

 (Ed.),T−group theory and labaratory method.

 NewYork: John Wiley, 1964.

2)柏木繁男:核因子マトリックスによるTグループ  の学習動機の研究,心研10,1,1一一一11.1969.

3)関文恭,吉田道雄,杉万俊夫:討議集団の発達過  程の実証的研究(1),九大医短部紀要 3,49−

 58, 1975.

4)篠原弘章二討議集団における会合雰囲気の測定   (1),熊大教育学部紀要23,第2分冊,183−193,

  1974 a.

5)篠原弘章:Tグループのプロセスに関する心理学  的研究(IV),日心心38回大会発表論文集658−659,

 1974 b.

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