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実験問題

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Academic year: 2021

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実験問題 P1: ジベンジリデンアセトンの合成

この問題では、アセトンとベンズアルデヒドからジベンジリデンアセトン(DBA)をアルドール縮合により 合成する。

アルドール縮合によるDBAの合成

試薬類

水酸化ナトリウム 腐食性 H290-H314; P260-P280-P303 + P361 + P353-P304 + P340 + P310-P305 + P351 + P338

ベンズアルデヒド 吸入により有害 H302 + H312-H315; P264-P270-P280-P301 + P312 + P330-P302 + P352 + P312-P501 アセトン 可燃性 H225-H319-H336; P210-P233-P261-P280-

P303 + P361 + P353-P370 + P378

95% エタノール 可燃性 H225-H319; P210-P233-P280-P303 + P361 + P353-P337 + P313-P370 + P378

酢酸エチル 可燃性 H225-H319-H336; P210-P233-P261-P280- P303 + P361 + P353-P370 + P378

TLC 展開溶媒 (シクロヘキサン/酢 酸エチル 3:1)

可燃性 H225-H304-H315-H319-H336-H410 ; P210- P233-P261-P273- P280-P301 + P310-P331- P501-P303 + P361 + P353- P370 + P378

ガラス器具と装置

二口フラスコ, 250 mL, 1個 メスシリンダー, 10 mL, 1個 メスシリンダー, 100 mL, 1個 三角フラスコ, 50 mL, 1個 三角フラスコ, 100 mL, 1個 吸引びん, 500 mL, 1個 滴下ろうと, 1個

秤量皿, 1個 ペトリ皿, 1個, 1個

電子天秤(0.01g単位) , 1台 冷却管, 1個

大きなブフナー漏斗, 1個 結晶皿, 1個

(2)

51st IChO – Preparatory problems 2

ガラス漏斗, 1個 温度計, 1個

マグネチックスターラー, 1台 磁気回転子, 1個

スタンド, 1本

TLCサンプル用バイアル, 3個 TLC展開槽, 1個

TLCプレート(蛍光指示薬配合) , 1枚 ろ紙

パスツールピペット スパチュラ

TLC用キャピラリ クランプ

TLC用UVランプ 乾燥オーブン (80 °C) 手順

1. 250 mL二口フラスコをクランプで固定し、脱イオン水を35 mL加える。さらに、磁気回転

子と約3.2 gの水酸化ナトリウムを加え、よく攪拌する。

2. 水酸化ナトリウムが全て溶けたら、95%エタノールを30 mL 加える。反応容器を氷浴を用

いて20-25 °Cまで冷ます。このとき、フラスコの下に氷浴を設置し攪拌を続けることで、目

的の温度までうまく冷却できる。

3. 二口フラスコの中央の口に冷却管を付け、側部の口に滴下ろうとを付ける。このとき、滴 下漏斗のコックを閉めるよう注意する。

4. 50 mL三角フラスコを用いて、7.6 mL (7.9 g)のベンズアルデヒドと2.8 mL (2.2 g)のアセト ンを混合する。

5. 4の溶液が均一になったら、滴下漏斗へ移す。そして溶液のうち半分を、徐々に二口フラ

スコ内に加える。数分後、黄色いもやもやしたものが現れ、続いて黄色いふわふわした 沈殿が生じる。

6. 反応混合物をさらに15分撹拌する。その後、残りの半分のベンズアルデヒド-アセトン混 合物を滴下する。

(3)

51st IChO – Preparatory problems 3

7. 反応混合物をさらに15分攪拌する。

8. 生成物の黄色固体を、ブフナー漏斗を用いて吸引ろ過によりろ集し、50 mL の(冷たい) 蒸留水により洗う。この洗浄を計3回、繰り返し行う。得られた固体を5分間風乾する。

9. 得られた粗生成物を約20-25 mLの酢酸エチルから再結晶する。100 mL三角フラスコを 用いて行う。

10. 吸引ろ過により再結晶した生成物をろ集する。結晶をブフナー漏斗上で5分間風乾する。

11. ペトリ皿の重量を量り記録する。再結晶した生成物をペトリ皿に移し、80 °Cのオーブンで

乾燥させる。

12. 乾燥した生成物の重量を量り、収率を計算する。

13. 再結晶した生成物と、ベンズアルデヒドと DBA の標品について、TLC 分析を行う。展開

溶媒にはシクロヘキサン/酢酸エチル(3:1)の混合溶媒を用いる。これにより再結晶した生 成物の純度を確認し、また各化合物のRf値を記録する。

参照

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