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す 重度心身障害者医療費助成制度につきましては 現行の制度は 障がい児が自動還付 健常児が窓口無料であるため 山梨県内の一部市町で窓口無料化の復活へ向けた取組みが行われております 本市におきましては 利用者の利便性等を考慮した中で 障がい児の一部負担を軽減するため 窓口無料化に向け検討を進めておりま

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Academic year: 2021

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秋山晃一議員 第1標題「重度心身障害者医療費助成制度について」 1回目の質問 12 月定例議会の一般質問を行ないます。私が質問するのは重度心身障害者医療費助 成制度について、地域医療構想について、木質バイオマスによるまちづくりについて の3点です。一番目の質問として、重度心身障害者の医療費助成制度が窓口での無料 ではなく、いったん本人負担分を支払ったのちに還付される、自動還付方式になった ことに関して再度お聞きします。この問題については9月の議会で市長の考えをお聞 きしたところですが、特に障害のない子どもと比較して医療費助成制度で逆転現象と なっている 15 歳までの障がい児については、他の市町村の動向を見極める、利用者の 利便性を十分考慮する、という主旨の答弁でした。その後の状況は、新聞報道などに よれば、すでに2市で条例改正が行われ、甲府市、身延町など4市2町が 12 月定例議 会に改正案を提出する方針だと言われています。この問題に関しては市長会でも県に 対して要望しております。また、市長としても市独自で窓口無料にした場合の方法な どを検討しているとの話も聞いておりました。そこで、9日付の新聞によれば、県知 事は来年4月から窓口無料に戻す考えを明らかにしたと報道されています。まず窓口 での無料に戻すことについて市長の考えをお聞きします。市独自で窓口無料に戻した 場合、市が負うことになる負担は約 800 万円あまり、ということを聞いています。し かし、ここで県が踏み切ったことにより、その負担は少なくなるはずです。本来、市 民の福祉向上のために良いことをしているはずなのに、こういうペナルティーを国か ら課されることは理不尽ではありますが、障害を持った子どものことを第一に考えて、 制度を以前の状態に一刻も早く戻すべきではないでしょうか。また、窓口無料に戻す のであれば、知事が表明したのと同じ、来年4月開始を目指すべきではないかと考え ますがいかがでしょうか。次に対象年齢についてですが重度心身障がい児と県は考え ているようですが、市長はどのように考えておられますか。さらに医療費助成の方法 についてはどのように考えておられますか。 以上答弁を求めます。 1回目の市長答弁 秋山晃一議員の重度心身障害者医療費助成制度についての御質問にお答えいたしま

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す。 重度心身障害者医療費助成制度につきましては、現行の制度は、障がい児が自動還 付、健常児が窓口無料であるため、山梨県内の一部市町で窓口無料化の復活へ向けた 取組みが行われております。 本市におきましては、利用者の利便性等を考慮した中で、障がい児の一部負担を軽 減するため、窓口無料化に向け検討を進めておりました。 このような中で、今月8日の山梨県議会において、後藤知事は、重度心身障害児の 医療費支払いについて、来年4月をめどに自動還付方式から窓口無料方式に戻す考え を示しました。 このため、本市といたしましては、窓口無料化への体制整備を進め、中学3年生ま での障がい児に対し、来年4月から窓口無料化を実施して参ります。 また、医療費助成の方法につきましては、重度心身障害者医療費助成制度の中で対 応して参ります。 以上、答弁といたします。 第2標題「地域医療構想について」 1回目の質問 第2番目として、県が進めている地域医療構想に関してお聞きします。山梨県の地 域医療構想策定検討会が 10 月に行われ、しめされた地域医療構想の中において医療機 能別必要病床数では大幅な病床の削減の数値が出され、すでにマスコミ報道などでは、 それらが既成の事実であるかのような印象を市民にもたらしています。まず、富士吉 田市立病院ではどのような病床機能報告を行ったのでしようか、また、本当に数年後 にはこのような病床の削減が可能である、あるいは必要だと考えているのでしょうか。 山梨県地域医療策定検討会議で、このような病床の削減の数字が出された背景には 政府によって社会保障・税一体改革の具体化として動き出されたことがあります。医 療改革を「医療・介護分野の改革」として位置づけ、介護と一体的に見直すことが提 起されました。医療・介護の一体的見直しのねらいは病床の削減と再編です。この病 床再編をすすめるために「医療・介護総合法」によって「病床機能報告制度」と「地 域医療構想」の策定が行われ、検討会議での構想になっています。 この構想によれば、富士・東部圏域では、まず、急性期病床が大幅に減る計画になっ

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ています。これは現在の病床稼働率が低いためと推測されます。しかし、当地で病床 稼働率が低い背景には、病気を抱えながら経済的な事情で受診できていない。交通事 情や診療科の不足で受診できていない。長時間労働のため受診したくてもできていな いなど、潜在的な需要が広範に存在していることが考えられます。この構想には、そ うした医療需要は全く考慮されていません。求められているのは、この地域で急性期 病床を減らすことではなく、受診できていない諸問題の解決を図ることではないで しょうか。この構想に沿えば、地域医療のとりくみは、ますます困難となり、医療・ 福祉が充実していない地域には、誰しもが住みたいと思いませんので、それがまた人 口減少を加速することになると考えられます。富士吉田市の特性を考慮して、4つの 機能ごとの必要病床を決めていくことが大切ではないでしょうか。 次に、慢性期病床を3分の1減らし、在宅・施設へ移行していく構想となっていま すが、市内の介護施設への入所を希望する待機者数は約 400 人と、まだまだ介護施設 は不足しています。在宅診療医、訪問看護ステーションなど在宅医療を推進する体制 も十分とは言えません。高齢者単身世帯や高齢者世帯のことを考えれば、慢性期病床 を減らし、在宅へということになれば、それらの家庭での負担は大きくなることが考 えられます。 慢性期病床の削減については、介護施設の状況や在宅医療の充実の状況も見ながら 検討していかなければならない課題だと考えます。 この構想が示す、急性期および慢性期の病床削減に対して市長の考えはいかがで しょうか、答弁願います。 1回目の市長答弁 地域医療構想についての御質問にお答えいたします。 まず、地域医療構想につきましては、総人口が減少し、団塊の世代が 75 歳以上とな り、高齢者が増加する平成 37 年に向け、質の高い医療供給体制を整備するため、山梨 県が構想区域ごと、医療機能ごとに平成 37 年の医療需要と必要病床数を推計し、目指 すべき医療供給体制を実現するための施策を定めたものであります。 また、同時に地域における病床の機能の分化及び連携の推進のため病床機能報告制 度も創設され、平成 26 年より病院の現況についての報告を山梨県知事に行っておりま す。

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本年6月の政府報告書を踏まえ、山梨県は、地域医療構想に反映される推計値を公 表いたしました。この数値は、平成 37 年の推計人口、平成 25 年度の入院受療に関す るデータを厚生労働省が分析して示したものを基に算出したものであり、県内4構想 地域全体で減少すると推計したものです。 そして、本市を含む構想地域である富士・東部地域についても全体的には病床数が 減少する見込みとなっております。 しかし、地域医療構想は、将来の医療需要の変化の状況を地方公共団体、医療関係 者が共有し、それに適合した医療提供体制を構築するための取組みが基本であり、早 急な病床削減を目的としたものではないものと認識しております。 公表された推計値においては、急性期病床、慢性期病床の画一的な減少となってお りますが、先ほど申し上げました病床機能報告の概要では、急性期病床に関し、富士・ 東部地域内の公立病院と比較しても富士吉田市立病院は高い病床稼働率を示しており ます。 また、介護施設の待機者とそれに対応する介護施設の状況、在宅医療の在り方など と併せ、本市における実情を考慮し、今後の適切な医療提供を実施することができる よう、急性期、慢性期等医療機能ごとの適切な病床数の確保に努めて参ります。 以上、答弁といたします。 2回目の質問 地域医療構想について、医療提供体制を構築するためのとりくみが基本であり、早 急な病床削減を目的としたものではないとの認識をお示しになりました。 しかし、念のために、この背景となっている「医療・介護総合法」と、それに基づ く地域医療構想についてもう少し述べます。この制度によると、県は国が作成するガ イドラインを用いて地域医療構想を策定し、4つの病床区分ごとに「必要量」を設定 します。各医療機関から報告された病床数が地域医療構想の「必要量」を超えている 場合は、県が設ける「協議の場」において協議を行います。医療機関から報告された 「今後の方向」において、ビジョンの「必要量」よりも多い病床への転換を計画して いる場合は、知事は当該医療機関に対して「説明書」の提出を求め、「協議の場」で協 議するとともに、県医療審議会で説明を求めることができるとされています。さらに 「協議の場」で合意に達しないときは、知事は「必要量」の病床数枠を超えている区

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分の病床について、転換を中止して他の病床へ移行することを当該医療機関に対して 要請するとされ、公的病院に対しては、命令・指示も行うことができるとなっていま す。当該医療機関が「要請」に従わない場合「勧告」をおこない、それでも従わない 場合は、病院名の公表、補助対象からの除外、地域医療支援病院などの指定の取り消 しなど、ペナルティーを課すこともできるとされています。 このような中で、地域の医療実態を把握し、それを踏まえて富士吉田市として 10 年後の医療の必要量について自主的な判断をすすめ、医療計画および、医療・介護総 合計画を策定していくことが必要ですし、市長が述べられるように適切な医療提供を 実施することができる病床数の確保をするためには、強い意志が必要だと考えますが、 その部分はいかがでしようか。再度、医療供給体制と病床数についての明確な考えを お聞きします。 2回目の市長答弁 秋山議員の2回目の御質問にお答えいたします。 地域医療構想につきましては、平成 37 年に向けての医療需要の変化に適合した医療 提供体制を作る自主的な取組みであり、地域における個々の医療機関の役割を連携、 協議し、検討するものであります。 山梨県が設置する「地域医療構想調整会議」においても関係者との連携を図りつつ、 地域医療構想の策定段階から、その実現に向けて必要な事項を協議することとしてい ます。 こうしたことから、平成 37 年に向けて、本市における 10 年後の医療の必要量、並 びに本市を含む構想地域における医療等にかかる実情を十分に認識し、今後の適切な 医療提供を実施するために必要な医療機能ごとの病床数を確保して参ります。 以上、答弁といたします。 第3標題「木質バイオマスによるまちづくりについて」 1回目の質問 3点目としてわが市における木質バイオマスの普及について市長の考えをお聞きし ます。以前私が、この問題に関して質問をおこなった際に、市長は「バイオマスは再 生可能な生物由来の有機性エネルギー資源であり、バイオマスエネルギーは二酸化炭

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素の発生が少ない自然エネルギーで、化石燃料にかわるエネルギー源として期待され ている」との認識を示され、「山梨県と連携をとる中で、バイオマスの活用について調 査研究をすすめ、そののちに木質バイオマスの推進計画策定について検討していく」 との考えを述べられています。 わたくしはバイオマスタウンとして 10 年来取り組んでいる岡山県真庭市に行く機 会があり、バイオマスのまちづくりとしての可能性の広がりについて考えさせられま した。まずバイオマス発電事業ですが発電規模 10,000kw の施設で 22,000 世帯分の電 力を供給する予定だそうです。さらに施設の暖房というのは想定されることですが、 冷房もバイオマスによって行われていました。温水プールの熱源としても使われてい ました。さらに一般的なストーブやボイラーとしての利用などです。化石燃料からバ イオマス燃料に切り替えることのメリットとしては二酸化炭素排出量の削減のほかに 「燃料コストの削減」があります。灯油 1 リットルを燃やして得られる熱量は 9,000 キロカロリー、同じ熱量をペレットやチップによって得ようとしますとコストは3分 の2から、半分になると説明されていました。この市ではバイオマスエネルギーの利 用を推進し、エネルギー自給率 20%をめざすということですが、富士北麓の高地に位 置し、冬季には厳しい寒さという環境がある、わが市にとっても安価な熱源を市民に 提供するバイオマスの利用についてしっかり考えていくべきではありませんか。これ までのとりくみ状況を示していただくとともに、現在の市長の考えをお聞かせくださ い。 また、木質バイオマスをすすめる当市の施策としてペレットストーブ設置への補助 が始まったところですが、木質バイオマスをさらに進めるためには薪ストーブ、農業 用ボイラーの設置へと補助の対象を広げていくことが必要ではないかと考えますが、 市長の考えはいかがでしょうか。 答弁願います。 1回目の市長答弁 木質バイオマスによるまちづくりについての御質問にお答えいたします。 木質バイオマスへのこれまでの取組状況及び私の考え方についてでありますが、こ れまでの取組状況につきましては、二酸化炭素の排出が少ないペレットストーブの製 品化及び木質ペレットの安定供給の開始が見込まれる中、本年4月より、ペレットス

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トーブの設置に対する補助金の交付を開始し、広報やホームページ等で広くPRを 行って参りました。 また、本年8月には、富士北麓地域における豊かな自然環境を活かした再生可能エ ネルギーの利活用により持続可能な循環型社会を形成することを目的として富士北麓 バイオマス協議会が設置され、各種イベント等においても普及啓発活動を行って参り ました。 さらに、現在、環境教育の一環として、市内小中学校へのペレットストーブの設置、 及び改修工事を計画している福祉ホールについても木質バイオマスボイラーの設置を することにしております。 また、木質バイオマスに対する私の考え方につきましては、木質バイオマスは、木 材に由来する有機物である資源を指すものであり、持続的に再生可能な資源であるこ とから、これをエネルギー源又は製品の原材料として利用することは、輸入による化 石燃料エネルギーに頼らない身近なエネルギーとして、地球温暖化の抑制や持続可能 な循環型社会の形成に大きく貢献するものと認識しております。 一方、木質バイオマスの利用形態といたしましては、ペレットストーブ、木質燃料 ボイラー、木質バイオマス発電施設等がありますが、特に木質燃料ボイラー、木質バ イオマス発電施設の設置につきましては、初期投資に莫大な費用が必要となるため、 公共施設への導入に比べ全国的に民間施設への導入が進んでいない状況であります。 したがいまして、まずはペレットストーブの普及に努めることとし、莫大な初期投 資がかかる木質燃料ボイラー、木質バイオマス発電施設の設置については、国・山梨県 と連携を図る中で、様々な課題を検討して参ります。 次に、薪ストーブ、農業用ボイラー設置への補助拡大についてでありますが、本年 4月より開始いたしましたペレットストーブへの補助について、市内の森林資源に見 合ったものとして継続して参りますが、煙害等の懸念のある薪ストーブや、導入に当 たり多額の初期費用を必要とする農業用ボイラーへの補助につきましては、市民の皆 様の需要の声や農業従事者等からの意見などを踏まえ、今後、検討して参りたいと考 えております。 以上、答弁といたします。 2回目の質問

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市長の木質バイオマスに対する認識が私と同じてあることはよくわかりました。わ たしはこの課題にとりくむことによって、まちづくりにもつながると考えています。 答弁でも述べられましたように、富士吉田市は本年にようやくペレットストーブ設置 への補助を始めたところで、木質バイオマスの普及については始まったばかりです。 さらに力を入れて、とりくむスピードを上げて、この木質バイオマスの普及について とりくむべきではないでしょうか。山梨県でも森林資源の有効活用および木質バイオ マスエネルギーの導入を促進するために補助を行っています。補助対象機器はペレッ トまたは薪を燃料として使用するストーブ、木質バイオマスボイラーです。また県内 の自治体においても山梨市などいくつかの自治体がバイオマスタウンの指定を受け、 薪ストーブなどに補助を行っていると聞いています。このような自治体も参考としな がら、また、他の先進地の例も研究もしながら、木質バイオマスの可能性について調 査し、木質バイオマスを活用したまちづくりの検討を早期に進めるべきではないかと 考えますがいかがでしょうか。 答弁を求めます。 2回目の市長答弁 秋山議員の2回目の御質問にお答えいたします。 まず、木質バイオマスの普及についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたと おり、木質バイオマスは、地球温暖化の抑制や持続可能な循環型社会の形成に大きく 貢献するものであります。市内の森林資源に見合った形での活用方法の一つとして、 ペレットストーブの普及につきましては、山梨県と富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産 保護組合と協調しながら、今後も積極的に対応して参ります。 次に、木質バイオマスの活用の可能性についてでありますが、木質バイオマスの活 用につきましては、まだまだ様々な課題等があることから、他市町村の先進的な事例 などを踏まえ、利用者、関係団体、山梨県等各方面の御意見などを参考とする中で、 検討して参りたいと考えております。 以上、答弁といたします。 「締めの言葉」 今回、私は重度心身障害者の医療費助成、地域医療構想、木質バイオマスによるま

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ちづくりをテーマとして市長の考えをお聞きしました。中学3年生までの限定とはい え、多くのみなさんが要望しておられた障害者の医療費助成制度が改善する見込みと なったことを歓迎します。残る二つのテーマにつきましては、今後も関係するみなさ んと力を合わせて、とりくんでいきたいと考えます。

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