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IBM MobileFirst Service profile IBM MobileFirst Collaboration Services コミュニケーションとコラボレーションを改善して より低コストで生産性の向上を実現する

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コミュニケーションとコラボレーションを改善して、より低コストで生産性の

向上を実現する

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1

Overview

ユニファイド・コミュニケーシ ョンとコラボレーション、お よびビジネスにもたらされる 価値の概要

2

Solution

Description

機能、テクニカル・コンポー ネント、およびコストを含め た IBM ソリューションの概要

3

Design and

Deployment

サービス導入プロセスおよ びレポートを含む標準的な 成果物

4

Service

Delivery

IBM のサービス・マネジメン ト作業の説明

5

Next Steps

詳細の問い合わせ先

(3)

Iモバイル化が進み、守備範囲が広がり続けるビ ジネスの世界では、ユニファイド・コミュニケーシ ョンとコラボレーション (UCC) は必須の機能に なりつつあります。UCC は音声、データ、ビデオ 通信を統合することで、所在情報、インスタント・ メッセージと共有、オンライン会議、電話、ビデ オ・チャット、ユニファイド・メッセージなどの機能 を提供します。UCC を利用することで、従業員 は実質的にどこからでも、どのデバイスを使っ ても、ほぼリアルタイムでコミュニケーションとコ ラボレーションを行うことができます。これらの 機能により、生産性と意思決定が向上する一方 で、出張費や通信費を削減することができます。 UCC ソリューションを社内で設計、導入、管理す るとコストがかかるし、難しい点もあるかもしれ ません。特に複数の営業店で実装する必要があ る組織にとっては難しいでしょう。UCC ソリュー ションでは、ユニファイド・コミュニケーション用の アプリケーションとインフラストラクチャー、ソリュ ーションを監視・管理するためのスタッフに多大 な資金を投入する必要があります。また、多くの IT 部門では、ユニファイド・コミュニケーションと コラボレーションの計画を達成するために必要 な UCC の専門知識がありません。 関連する先行投資と障害の大半を避けなが ら UCC のメリットを享受できるよう、IBM は

IBM MobileFirst Collaboration Services をお勧 めします。サービス型ユニファイド・コミュニケー ション (UCaaS) ソリューションは、UCC 環境の 設計、導入、監視、管理に必要な専門知識とテ クノロジーを提供します。このソリューションで は、クラウド・コンピューティング・プラットフォー ムである IBM SmartCloud® がパッケージ化され

ており、IBM MobileFirst Collaboration Services の基盤となるインフラストラクチャー、ハードウ ェア、プロビジョニング、統合、およびセキュリ ティー機能を提供します。その上で、コアとなる UCaaS サービスが予測可能な月額料金で課金 されます。 1

2 Solution Description 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

1 Overview

(4)

IBM MobileFirst Collaboration Services ソリュー ションの一部として、どのようなタイプのツール と機能が提供されるのでしょうか? • 企業ディレクトリに統合された連絡先リストを 利用すると、各従業員は同僚の連絡先情報を 素早く検索したり、自身の連絡先リストを作成 したり、連絡先をグループ別に編成したりする ことができます。 • 豊富な所在認識機能を利用すると、ユーザー は、オフィスの電話、携帯電話、あるいはイン スタント・メッセージなど、自身が通信している チャネルを使って、同僚が在席中かどうかを 判別できます (図 1 を参照)。 • インスタント・メッセージとオンライン会議機 能を利用すると、従業員は瞬時にコラボレーシ ョンを行い、ファイルや画面を必要に応じて共 有することができます。 • チャット履歴には、対話の内容がすべて記録 されています。 • ユニファイド電話番号を利用すると、ワークス テーション・フォンや携帯電話など、指定され たすべての電話機器にかかる 1 つの電話番号 で従業員に連絡を取ることができます。 • 着信コール管理機能により、呼び出し側に着 信音を流しながら、通話の許可、拒否、または 転送を行うことができます。 2

2 Solution Description 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

1 Overview 1 2 3 図 1. 連絡先リストと豊富な所在認識機能は、重要な UCaaS の 機能です。このスクリーンショットでは、ある従業員の業務を示し ます。従業員は連絡先を複数のリストに編成しました。その中に は、マネージャー、マーケティング・チームと販売チームのメンバ ーのリストがあります。一部の名前の横にある緑のボックスは、連 絡先と話すことが可能な状態でることを示します。ユーザーがオ フラインの場合、黄色い菱形が表示されます。

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クリック・コールおよびクリック会議機能を利 用すると、従業員は自身のコンピューターを使 って通話を開始したり、同僚を電話会議に招 待したりすることができます。また、モデレー ターは通話制御機能を使用できます。 • ノートパソコンやモバイル・デバイスに組み込 まれた Softphone により、国際料金やローミ ング料金がかかることなく、出先で通話を行 うことができます。 • ユニファイド・メッセージングは、 音声メー ル、eメール、ファックスの単一のリポジトリー として機能します。 IBM のテクノロジー、サービス、専門知識を 活用いただいた結果として、IBM MobileFirst Collaboration Services を採用いただいている 組織では、次のことを達成しています。 • 従業員、パートナー、顧客、他のステークホル ダー間におけるコミュニケーションがより簡単 になり、コラボレーションが改善されたことで、 ほとんどの場合、意思決定と生産性が向上 • コミュニケーションの改善で、モバイルおよび 分散環境の従業員をサポート • 通信費、モバイル通信、出張費の軽減など、コ スト面のメリット • 一元化されたクラウド・サービスにより、UCC 機能が必要な新しいロケーションとユーザー への導入とプロビジョニングを迅速化 3

2 Solution Description 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

1 Overview 1 2 3

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1 Overview 2 Solution Description 1 2 3 4 5 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

2. Solution description

IBM MobileFirst Collaboration Services 機能 は、ソフトウェア、インフラストラクチャー、サービ スのモジュール型の組み合わせで提供されます (図 2)。

ソフトウェア

サービスは、IBM と Unify Inc. (旧 Siemens Enterprise Communications) のソフトウェアを使 って提供されます。 • IBM Sametime®: このソフトウェアは、企業の コミュニケーションとコラボレーションのハブ およびユーザー・インターフェースとして機能 します。ユーザーはコンピューター・デスクトッ プ、Web ブラウザー、およびモバイル・デバイ スからこのソフトウェアを使ってユニファイド・コ ミュニケーション・ツールにアクセスできます。

• IBM Sametime Unified Telephony:

IBM Sametime ユーザー向けに、組み込みの Softphone を含むテレフォニー管理と統合機 能を提供します。

• IBM Unified Messaging for WebSphere Voice Response: このソフトウェアは、事実上どこで も、いつでもアクセスして、音声メール、eメー ル、ファックスを管理できます。

• Unify OpenScape Voice: これは、セキュリテ ィー機能が豊富で、多機能なエンタープライ ズ向け構内電話交換機です。電話を公衆交 換電話網 (PSTN) に接続します。そうするこ とで、組織の VoIP ネットワークを利用して、 長距離および海外通話の変更を軽減できま す。OpenScape には、組織の情報を保護する セキュリティー機能、障害や中断が発生した 場合の回復力を強化できる冗長性機能が含 まれています。また、フェイルオーバーもサポ ートします。 クラウド提供サービスに含めることができるオ プションまたはアドオン UCC 機能は次のとおり です。

• Unify OpenScape Branch software.

IBM MobileFirst Collaboration Services の中 のこのオプション・コンポーネントは、支店に 存続可能性機能を提供します。

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これらの機能により、支店は、組織の本社で 接続の損失やサービス低下による中断などが 起こっても、テレフォニー・サービスを継続で きます。

• Unify OpenStage Desk phone. このオプショ ンのソリューション・コンポーネントは、セッショ ン初期化プロトコル (SIP) 通信のサポート、幅 広いテレフォニー機能、組み込みの Bluetooth 機能を提供します。

• IBM Sametime Web Conferencing (オプション) • IBM Connections enterprise social software

for business (アドオン) • Desktop video (アドオン)

図 2. 下の凡例にあるように、この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services ソリューションを構成するコンポーネント、ソフトウェア、ハードウェア、および サービスを示しています。水色のボックスは、組織が提供する必要のあるデバイスとテクノロジーを示します。 ユーザー/支店用デバイス ワークステーション スマートフォン タブレットコンピュータ 携帯電話 OpenStage デスクフォンの統一 ポリコム会議電話 支社アプライアンスの統一 IBM System x® サーバー PSTN ゲートウェイ LAN と WLAN LANの設計、展開、 および管理サービス

IBM Sametime Connect クライアントSW IBM Sametime Mobile

クライアントSW 広域ネットワーク(WAN) IBM Sametime SW Web会議 IBM Sametime SW IMとプレゼンス IBM Sametime 統一テレフォニーSW OpenScape 音声SWの統一 IBM WebSphere 音声応答UM IBM SmartCloud プラットフォームサービス OpenScape 支店冗長SW Unify Session Border

Controller 软件 IBM管理サービス(支店用) サービスには含まれない。 クライアントが取得。 IBM GTSサービス GTS OEM再販コンポーネント 追加 GTS サービス IBMソフトウェア コンポーネント IBMハードウェアコンポーネント セッションボーダーコ ントローラーSWの統一 WANの設計、展開、お よび管理サービス IBMテレコム有効期限管理サービス 他ベンダーのPBXとの統合 PSTN/SIPトランキング サービス IBM設計および展開サービス (コア用) IBM設計および展開サービス(コア用) IBMクラウドサービス デリバリーセンター IBMモニターおよび 管理(コア用) IBMサーバー、ストレージネ ットワーク コンポーネント IBMデータセンターのホステ ィングサービス

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1 Overview 2 Solution Description 1 2 3 4 5 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

インフラストラクチャー

IBM MobileFirst Collaboration Services は、通 常、IBM データセンター内の共有型クラウド・デ リバリー・インフラストラクチャーで稼働する、サ ービス型ソフトウェアです。クラウド上で稼働す るソフトウェアの専用インスタンスが、お客様の UCaaS ソリューション用に確保されます。クラウ ドにより、ソリューションで必要なハードウェア、 プロビジョニング、統合、およびセキュリティーが 提供されます。 要件に応じて、追加のインフラストラクチャー・コ ンポーネントを社内に配置できます。このような コンポーネントには、通常、OpenScape Branch サーバー、PSTN、ゲートウェイ、セッション・ボー ダー・コントローラーが含まれます。既存のアナ ログ電話やファックス機とソリューションの接続 を可能にする Unify OpenStage desk phoneやア

ダプターなど、オプションのソリューション・コン ポーネントも作業環境に設置できます。お客様 は、従業員が UCaaS ソリューションの一部とし て使用するコンピューターやモバイル・デバイス を提供してください。 一部の組織のセキュリティー・ニーズに対処する ため、IBM MobileFirst Collaboration Services サーバー、ストレージ、ソフトウェアも社内に導入 して、IBM にリモート管理を任せることができま す。 柔軟性と拡張性 IBM は、お客様固有のニーズを満たせる ように、UCaaS ソリューションをカスタマ イズするための機能を提供します。たとえ ば、IBM MobileFirst Collaboration Services は、モジュール式サービスとして販売されてい るため、お客様は必要なものだけ購入できま す。IBM のソリューションは非常にスケーラブル です。Y最初は 1,000 人程度のユーザーの部門 やロケーションから開始し、後から必要に応じて 数十万単位のユーザーに拡張できます。IBM の グローバルな守備範囲により、お客様が事業を 運営する多くの国で UCaaS サービスを一元的 に提供することができます。また、前述したよう に、IBM のサービスは、さまざまな導入オプショ ンを提供します。IBM データセンター内の共有 型インフラストラクチャー、または特別に構築さ れた自社内のインフラストラクチャーのいずれか から、MobileFirst Collaboration Services ソリュ ーションを提供できます。

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1 Overview 2 Solution Description 1 2 3 4 5 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps

セキュリティー データと通信のセキュリティーは大きな課題で す。そのため、IBM では一連のアプリケーション とツールを使って、IBM データセンターのお客様 の情報を保護しています。お客様用に作成する 情報セキュリティー管理文書 (ISeC) に記載のこ れらのセキュリティー対策には、仮想プライベー ト・ネットワーク、ファイアウォール、アクセス・コン トロール・リスト、およびネットワーク/クラウド/ク ラウド提供アプリケーション用のその他のセキュ リティー対策が含まれます。 その他のセキュリティー作業は、ISeC ポリシー に従ってお客様が実施する必要があります。そ れには、アクセスおよび退出管理、ID 確認、監視 の要件を満たす上で、お客様が必要と判断した セキュリティー・プロセス、サービス、テクノロジ ーの準備と実装が含まれます。IBM では、インタ ーネットなどの公衆通信設備を介したデータの セキュリティー管理はしないため、社内および自 社ネットワークと IBM SmartCloud 間の送受信 トラフィックの管理に必要なファイアウォールとア クセス・コントロール・テクノロジーをお客様側が 提供する必要があります。また、IBM MobileFirst Collaboration Services アプリケーションにアクセ スするためのユーザー資格情報も管理する必要 があります。 通信サービス IBM は通信事業者ではないため、通信サービス に対し、ベンダーに偏らないアプローチをとって います。そのため、お客様はビジネス・ニーズに 最適なプロバイダーを自由に選択できます。必 要な場合、IBM は通信サービスの購入と管理を ご支援できます。 価格

IBM MobileFirst Collaboration Services ソリュー ションは各組織の目的に合わせて構築されるた め、価格は一定ではありません。UCaaS サービ スは、初期費用、月額費用、支店の追加関連費 用、アドオン・サービス費用からなります。 初期費用は、IBM SmartCloud データセンター で使用される以外のハードウェア、およ

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1 Overview 2 Solution Description 1 2 3 4 5 3 Design and Deployment 4 Service Delivery 5 Next Steps び IBM と Unify ソフトウェア・ライセンスの設計と 導入サービスにかかる費用です。初期費用は、 導入するソリューションの規模と複雑さによって 異なります。これらの費用は、IBM グローバル・フ ァイナンシングとのサービス契約期間中に分割 できるため、サービス全体でユーザーごと、月ご との価格になります。 月額費用は次のとおりです。 • 専用アプリケーションのあるクラウド・コンピュ ーティング・プラットフォーム • クラウド・プラットフォームおよび UCC アプリ ケーション用の IBM サービス・デスク、サービ ス管理、問題管理、および変更/構成管理サー ビス (「標準サービス・デリバリー」を参照) • IBM Sametime の豊富なプレゼンス認識機 能、エンタープライズ・インスタント・メッセー ジ、オンライン会議、および豊富なモビリティ ー機能 • フル機能搭載の一元化されたエンタープライ ズ・テレフォニーおよびユニファイド・メッセー ジング・サービス 支店関連の料金は初期費用、およびユーザー 数、冗長性要件、導入の複雑さを基に課金され る月額費用からなります。これらの費用は以下を カバーします。 • 支店設計サービス—初期費用 • 支店導入サービス—初期費用 • ハードウェアおよびソフトウェア・ランセンス— 初期費用 • リモート管理—月額費用 デスク・フォン、支店冗長性サーバー、ローカル・ エリア・ネットワークおよび広域ネットワークの設 計、導入サービスなど、特定の支店ソリューショ ン・コンポーネントは別途提供されています。 オプション料金は、エンドユーザー・ヘルプ・デス ク・サービス (IT ヘルプ・スタッフの指定メンバー ではなく、エンドユーザーへの支援を提供) などの アドオン製品やサービスに対して課金されます。

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IBM はアナリストに認められた、クラウド・コンピ ューティング、ネットワーク・コンサルティング、ユ ニファイド・コミュニケーション、IP テレフォニー、 およびシステム・インテグレーションのリーダー です。IBM の専門知識により、お客様のネットワ ークがユニファイド・コミュニケーションにどの程 度対応できるかを評価してから、マネージド・ユ ニファイド・コミュニケーションおよびコラボレーシ ョン・ソリューションを設計し、実装します。 設計 設計および導入段階では最初に、IBM プロジェ クト・マネージャーがお客様と連携して、ユニファ イド・コミュニケーションへの対応力を評価し、特 定のビジネス要件とソリューション要件を収集し ます。この作業は、お客様の要件と現在の IT イ ンフラストラクチャー、ネットワーク環境、および 通信インフラストラクチャーの検証を通じて実施 します。IBM スペシャリストは、これらの検証か ら収集した情報を基に、導入の概略と作業の実 施順序を示す設計および詳細なプロジェクト計 画を策定します。本資料では、プロジェクトのタ イムラインも定義します。(図 3 を参照) 自社ネットワークは UCaaS の準備ができていますか? お客様のネットワークは、データ、音声、ビデオの統合コミュニケ ーションがもたらすトラフィックの増加に対応できますか? 必要 な冗長性機能とセキュリティー機能が備わっていますか? あまり 自信がない場合は、IBM がご支援します。お客様の現在のインフ ラストラクチャーの評価から、UCaaS のサポートを向上させるネ ットワークの設計と実装まで、幅広く対応する IBM Networking Strategy and Optimization Services をご提案します。詳細に ついては、IBM の Web サイトに アクセスしてください。

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1 Overview 2 Solution Description 3 Design and Deployment 1 2 3 4 5 4 Service Delivery 5 Next Steps

図 3. この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services ソリューションの設計フェーズを、実施からアウトプットまで紹介します。設計フェーズにおける大きなステップでは、IBM Global Services が開発した内部の専用手法を使って、データ 収集、ソリューション・アーキテクチャーの構築、指定された物理的な設計を行います。 プロジェクト計 画 - 契約の実施方法 および予定表の定義 ソリューション 指定された設計 作業指示書(SOW) - 供給するサービス 内容を説明する契約 状況報告 合意した頻度 状況報告 利害関係者への定期的な進捗報告 成果物 部品表 活動とタスクの定義 活動とタスクの定義 プロジェクト 開始 データ収集 アーキテクチャー と概念設計 ソリューション 物理的設計 設計の最終決定 プロジェクトマネージャー(PM)サービス 展開サービスへ データ分析とソ リューション要 件セクション アーキテクチャ ーと概念設計セ クション ソリューション 指定された設計 セクション ソリューション 物理的設計セク ション ソリューションアーキテクチャ ーと設計報告

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導入 このフェーズの第 2 部 (導入) は、設計を実装す るために必要なすべての作業で構成されます。 これらの作業には、サイト対応力の検証、コア・ソ リューション・コンポーネントをテストするための 限定的な本番環境での導入、完全なソリューシ ョンの導入と検証が含まれます。これらの作業 は、相互に同意したスケジュールに従って実施 します。IBM では、主要 IT 要員への操作方法の 説明とトレーニングも行います (図 4 を参照)。 タイムライン

IBM MobileFirst Collaboration Services を実装 するタイミングは、導入規模と複雑さによって異 なります。ユーザーが 1,000 人の単一サイトの場 合は数カ月のうちに導入でき、複数のクラウド・デ リバリー・センターと大規模な支店オフィスがあ る導入は通常、より長くかかります。 ドキュメントおよび成果物

MobileFirst Collaboration Services ソリューショ ンを設計および実装するためのステップについ ては、IBM がお客様用に作成する一連のレポー トおよび他のドキュメントでその概要を示しま す。そのようなドキュメントやレポートは次のとお りです。 • 作業指示書。これは、IBM MobileFirst Collaboration Services ソリューションを設計お よび実装する上で IBM と御社の役割と責任を 定義する契約書になります。IBM からの提供物 とサービス内容も定義されます。 • ソリューション・アーキテクチャーおよび設計レ ポート。このレポートは 4 つの要素で構成さ れます。 1. データ分析およびソリューション要件の 定義では、UCaaS サービスの要件を文 書化します。 2. アーキテクチャーおよび概念設計では、 ビジネス戦略と目標をサポートするため のソリューションの構造と設計を文書化 します。ソリューションの原則に関する一 連の指針を確立し、ソリューションの主 要コンポーネントを特定します。 11

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3. 指定の設計では、パフォーマンス、セキュリ ティー、管理、および可能性のニーズを含 めたソリューションのトポロジー、規模、お よび機能性を定義します。 4. ソリューションの物理的な設計では、ソリュ ーションの物理的な仕様を文書化し、設計 実装の複雑な詳細を示します。 • ソリューションの統合および導入レポート。作 業指示書の一部として実施された各作業とタ スクに関するレポートです。

IBM MobileFirst Collaboration Services チーム

IBM チーム全体が御社と連携して、UCaaS ソリューション を実現させます。ソリューション実装中の主な連絡先窓口 は IBM プロジェクト・マネージャーです。IBM プロジェクト・ マネージャーは、御社とその他のチーム・メンバーとの橋 渡し役になり、UCaaS 計画段階中、必要な情報の収集も 支援します。他のチーム・メンバーには、御社のニーズに合 わせてソリューションを協働で設計するグローバルな設計 者および国内設計者が含まれます。アーキテクチャー作業 は、IBM Common Communications Support Reference Architecture およびアセットを使って実施します。導入段 階は IBM global Center of Excellence 専門スタッフが主 導して、IBM クラウド提供センターにソリューションを導入 し、御社内で機器の導入とテストを実施する際にローカル・ チームをガイドします。また、ネットワーク・スペシャリスト、 カスタマー・サービス担当者、およびサービス提供マネージ ャー全員が御社のチームと連携します。 12

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1 Overview 2 Solution Description 3 Design and Deployment 1 2 3 4 5 4 Service Delivery 5 Next Steps

図 4: この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services の導入フェーズを示します。大きなステップには、導入準備、サイト対応力の検証、限定的な本番環境での導入、ソリューション導入、IBM のサービス管理の検証と移行が含まれます。

作業指示書 アーキテック チャーと設計 サービスから プロジェクトマネージャー(PM)サービス サービス管理サービス まで プロジェクト 計画 - 契約の実施 方法および予定 表の定義 展開(LAN、施設、 接続など)の準備が整 ったサイト 統合および 構成されたコ アコンポーネント 完全に実装 済みのソリ ューション 完全にテス ト済みのソリ ューション 合意し た頻度 状況報告 状況報告 利害関係者への定期的進捗報告 ソリューシ ョン展開準備 サイト準備の確認 制限された生産展開 ソリューションの展開 ソリューションの検証 活動の定義 部品表 アーキテク チャーと設 計報告 統合と展開 の報告書テ ンプレート ソリューシ ョン展開計画 サイト準備状況報告 制限された生産展開計画 制限された生産展開結果 施行完了時の図面 ソリューション検証報告 ソリューシ ョン統合およ び展開報告 スキル指示 とトレーニング サービス管理への移行

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サービス管理

IBM MobileFirst Collaboration Services 作業 の設計および導入フェーズの最後に、IBM サー ビス管理にバトンタッチされます。サービス管 理では、対象範囲内のハードウェア、オペレーテ ィング・システム・アプリケーション、およびデバ イスに悪影響を及ぼすインシデントをリモート 監視します。このようなインシデントが発生する と、IBM 管理システムでトラブル・チケットが自 動生成されます。チケットが生成されると、イン シデントの調査と解決に必要なサポート作業が 開始されます。サービス管理テクノロジーでは、 使用率と可能性を含むソリューション・パフォー マンスの統計情報も収集して、ソリューションの 現在の運用ステータスに関する情報へのアクセ スを提供します。 ソフトウェア・メンテナンス・サービス には、アッ プブレードのマイナー・ソフトウェア・リリースのメ ンテナンスと実装、および緊急時のソフトウェア/ ハードウェアの修正プログラムとパッチが含まれ ます。この作業は、IBM の判断で実施します。 IBM サービス管理デスクは、対象範囲内のサー ビスと機器に関わるトラブル・チケットの受領、 サポート、管理のためのエンドユーザー・ヘル プ・デスクの即時対応の単一連絡窓口となりま す。通話は重大度に従って優先度が振り分けら れ、問題解決のための適切なチームに通話を転 送し、問題の状況を伝えます。目標応答時間は、 問題がビジネスに及ぼす影響に応じて 15 分か ら 3 営業日です。オプションのエンドユーザー・ ヘルプ・デスク・サービスの購入を選択されない 場合、サービス管理デスクは、エンドユーザーか らではなく、お客様が指定したヘルプ・デスク・ スタッフのみから通話を受け付けます。

4.

標準サービス・デリバリー

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IBM の問題管理サービスでは、ソフトウェアやデ バイスが原因のインシデントを特定、管理、解決 してから、UCaaS ソリューションを同意のサービ ス・レベルに戻します。対応する問題は次のとお りです。 • サイトの停電 • 搬送回線またはキャリア輸送の故障 • お客様の自社ネットワークまたはケーブルの 障害 • デバイス構成エラー • デバイス・ソフトウェアのバグ • デバイス・ハードウェアの故障 • ネットワーク・トラフィックまたはエラー • 中央インフラストラクチャーまたはアプリケー ションの障害 IBM の変更、リリース、構成管理サービスでは、 標準化された方法と緊密に統合された一連の プロセスを使って、変更管理を効率的に素早く 実施します。ネットワークまたは業務プロセスの 変更のため、追加料金で提供するオプションの 変更が発生することがあります。これらの変更に は、新しいデスク・フォン、オフィスの場所、支店 オフィスの冗長性サーバーまたは PSTN ゲート ウェイの追加が含まれます。新しいユーザーの 追加などの変更は自動的に実施できますが、 月額費用にも影響します。 15

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5. Next steps

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1 Overview 2 Solution Description 3 Design and Deployment 4 Service Delivery IBMは、可用性、冗長性、セキュリティーの要件 を満たし、UCaaS ソリューションのサービス・レ ベル目標に一致する MobileFirst Collaboration Services ソリューション設計をお客様と連携し て確立します。IBM MobileFirst Collaboration Services を開始するために、本サービスに関する 詳細情報については、IBM までご連絡ください。

Read more about IBM MobileFirst Collaboration Services

Learn about the benefits of UCC - and how UCC works at IBM itself - with the white paper

“Transforming your voice, video and collaboration infrastructure.” Download the IBM MobileFirst Collaboration Services solution brief, “Cloud-delivered unified communications” for a high-level overview of this solution that you can share with others in your organisation.

5 Next Steps

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Read the white paper, ‘Networking for a smarter data centre: Getting it right’ for a deeper dive into the network’s role in supporting UCaaS. お問い合わせ先 お話をお聞かせください。IBM MobileFirst Collaboration Services に関するスペシャリスト が御社と連携して、UCaaS ソリューションのビ ジネス・ケースを作成します。このビジネス・ケ ースでは、UCaaS 投資の投資回収率を最大化 する方法について概要説明します。IBMへのご 相談は、弊社営業担当員、または、「ダイヤル IBM お客様相談センター」 (0120-04-1992) まで

お問い合わせください。email us. Mention code

609CG98W. または、Web にて、「IBM モビリテ

ィー・サービス」で検索してご覧ください。

ibm.com/services/collaboration

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IBM、IBM ロゴ、ibm.com、SmartCloud、System x、Sametime、および WebSphere は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。その他の製品およびサービス名 は、IBMまたはその他の会社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、次の Web サイトをご覧ください。 ibm.com/legal/copytrade.shtml Microsoft、Windows、Windows NT、および Windows ロゴ は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 本資料の内容 (適用税を除く価格参照を含む) は、初版発行日時点のも のであり、予告なく変更される場合があります。本資料に記載の製品、サ ービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 本書に記載されている情報は「現状のまま」提供されるものであり、明示ま たは暗示を問わず、商品性、特定の目的への適合性、およびいかなる保 証または非侵害の条件を含め、いかなる保証も提供しません。IBM 製品 は、IBM 所定の契約書の条項に基づき保証されます。 リサイクルにご協力ください ICO03013-JPJA-00

図 2. 下の凡例にあるように、この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services ソリューションを構成するコンポーネント、ソフトウェア、ハードウェア、および サービスを示しています。水色のボックスは、組織が提供する必要のあるデバイスとテクノロジーを示します。ユーザー/支店用デバイスワークステーションスマートフォンタブレットコンピュータ携帯電話OpenStageデスクフォンの統一ポリコム会議電話支社アプライアンスの統一IBM System x® サーバーPSTN ゲート
図 3. この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services ソリューションの設計フェーズを、実施からアウトプットまで紹介します。設計フェーズにおける大きなステップでは、IBM Global Services が開発した内部の専用手法を使って、データ  収集、ソリューション・アーキテクチャーの構築、指定された物理的な設計を行います。 プロジェクト計 画 - 契約の実施方法 および予定表の定義 ソリューション指定された設計作業指示書(SOW) - 供給するサービス内容を説
図 4: この図では、IBM MobileFirst Collaboration Services の導入フェーズを示します。大きなステップには、導入準備、サイト対応力の検証、限定的な本番環境での導入、ソリューション導入、IBM のサービス管理の検証と移行が含まれます。

参照

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