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吹抜け空間を有する住宅における対流・放射空調併用時の温熱環境に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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吹抜け空間を有する住宅における対流・放射空調併用時の温熱環境に関する研究

平田 紗彩 1. はじめに 近年の戸建て住宅では,開放感や2 階居室との連続 性などを目的とし,1 階居室に吹抜けを設ける空間構成 が多く採用されている。吹き抜けのある住宅に関する 既往研究では,実住宅における実測調査やCFD による 研究が散見されるが,実測調査およびCFD での検討は 長い期間を要し検討コストが高い傾向にある。また, 吹抜け空間のある住宅では,対流式空調機と床暖房の 併用時に良好な温熱環境が形成されている状況を確認 しているものの!),それに対する空調機器の定量的研究 は未だ数が少ないのが現状である。 本研究では,快適な室内環境を保ちつつより低負荷 な空調機器の運転方法を明らかにすることを目的とし ている。まず,既往研究から吹抜け空間の空調時にそ の有用性が見込まれている放射式空調機を対象として, その温度特性の把握およびシミュレーションを行う。 次に,吹抜け空間を有する ZEH 基準相当の高断熱住宅 において,夏期および冬期の実測調査から,吹抜け空 間および居住域の温熱環境を把握する。気流の影響を 考慮した簡易的な ES と CFD 連成解析手法を構築し, 吹抜けのような温度分布が生じやすい空間の数値解析 手法を提案する。そして,対流式空調機および放射式 空調機を併用運転した場合に,居住者の快適性を保ち ながら低負荷となるような空調機器の運転方法を探る。 2. 放射パネルによる室内温度変動調査 2.1 実測対象住宅の概要 実測対象住宅は,静岡県富士市に建てられた延べ床 面積172.87m2の鉄骨造3 階建ての住宅である。写真 1 に実験住宅の外観を,写真2 に放射パネルを示す。図 1 に建物平面図と実測調査の測定点,放射パネルの設置 位置を示す。放射パネルはスリット状の立型放射パネ ルを採用しており,1 階のリビング・ダイニング間に 2 枚並べて設置している。実験住宅の熱損失係数(Q 値) は 1.90W/(m2·K) であり,次世代省エネルギー基準に おいて 4 地域に区分される静岡県富士市の基準を満 たす高断熱住宅である。 2.2 計算値と実測値の比較 表1 に,計算条件を示す。計算期間は実測した 2015 年9 月 1 日から 2 日の 2 日間である。建物の熱環境 計算期間 2015 年 9 月 1 日~9 月 2 日 気象条件 一時間毎の測定値 空調条件 室温 26℃ 換気量 なし 給水温度 1 分毎の測定値 供給冷水の流量 表1 計算条件 0 0.3 0.6 0.9 1.2 1.5 20 22 24 26 28 30 9月1日 9月2日 日射量 [kW/ ㎡ ] 温度 [℃ ] 日射量 外気温(実測) 計算値 実測値 0 0.5 1 1.5 0 5 10 15 20 25 30 9月1日 9月2日 日射量 [kW/ ㎡ ] 温度 [℃ ] 日射量 (1)ダイニング室温 外気温(実測) 計算値 実測値 (2)放射パネル還り管内水温 図2 夏期における実測値と計算値の比較 図1 建物 1,2,3 階平面図 2 階 3 階 1 階

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解析にはTHERB for HAM2) を使用し,放射パネルの

計算に係るアルゴリズムを追加した。外界気象条件は 1 時間毎の測定値,冷水の給水温度と流速は 1 分毎の 測定値を入力している。図2 にダイニングの室温と放 射パネル還り管内水温を示す。ダイニング室温および 放射パネル還り管内水温ともに計算値は精度よく実測 値を捕捉していることから,THERB の高い計算精度 が確認できる。 2.3 設定条件の違いによる温度特性 表2 に計算条件,表 3 と表 4 に放射パネルおよび建 物性能の検討項目を示す。実測建物を対象に,冷水制 御方法,給水温度,パネル面積,建物性能を変更した場 合の温度特性について把握する。図4 に,制御方法お よび冷水温度とパネル枚数を変更した場合のリビング 室温の3 日間の変化および空調時のリビング室温の頻 度分布(7 月 1 日~9 月 30 日)を示す。自然状態(Case 1)は,26.5℃~27.9℃の範囲を推移している。また,終 日運転(Case 6)は放射パネルの冷却能力により自然状 態(Case 1)に比べて約 1.5℃低い温度で同様に変動し ている。室温を26℃に制御した場合では,パネル枚数 (面積)の影響が大きく,空調稼働時のリビング室温 分布は1 枚の場合(Case 5)では 28℃まで出現してい る(図9(2))。冷水温度を比較すると,12℃(Case 3) と7℃(Case 4)の空調稼働時の室温差の最大値は 0.4℃ 程度であり,大きな差は見られなかった。したがって, 放射冷房では面積が確保されれば低質熱源でも十分な 冷却能力を有すると考えられる。 図 5 に,外壁と窓性能の変更および内外ブライン ドによるリビング室温の 3 日間の変化を示す。外壁と 窓性能を低下させた場合(Case 7,Case 8)は,外気負 荷の影響により空調時にも温度が上昇している。また, また,Case 7 と Case 8 の室温の推移は同程度となり, 外壁より窓性能の影響が大きい。ブラインドを設置し た場合(Case 9,Case 10)の空調稼働時の温度変動は小 さく,特に外ブラインド(Case 10)することで,日射 熱を遮蔽し効率よく放射冷房している。図5(2)に, 夏季(7 月~9 月)の積算冷房負荷を示す。外壁と窓性 能による影響は少なく,ブラインドを設置した Case 9 とCase 10 の負荷は Case 3 に比べてそれぞれ 189MJ, 198MJ 低減した。本実験棟はリビングの外壁の約 8 割 が窓であるため,断熱より遮熱の影響が大きくなった と考えられる。 表2 計算条件 表4 建物性能の検討項目 8月7日 8月8日 8月9日 24 25 26 27 28 0 6 1 2 1 8 0 6 1 2 1 8 0 6 1 2 1 8 0 C as e 1 C as e 2 C as e 3 温 度   [ ℃ ] C as e 4 C as e 5 C as e 6 0 5 10 15 20 26 26.2 26.4 26.6 26.8 27 27.2 27.4 27.6 27.8 28 頻度 [%] 温度 [℃] Case3 Case4 Case5 Case6 8月7日 8月8日 8月9日 2 5.0 2 5.5 2 6.0 2 6.5 2 7.0 0 6 1 2 1 8 0 6 1 2 1 8 0 6 1 2 1 8 0 C as e 3 C as e 7 C as e 8 温 度   [ ℃ ] C as e 9 C as e 1 0 (1) リビング室温 (2) 空調時のリビング室温の頻度分布 図4 放射パネル仕様の影響 (1) リビング室温 0 500 1000 1500

Case 3 Case 7 Case 8 Case 9 Case 10

期間熱負荷 [MJ ] (2) 積算冷房負荷 図5 放射パネル仕様の影響 表3 放射パネル仕様の検討項目 空調制御方法 給水温度 パネル設置枚数 Case 1 なし - - Case 2 終日 12℃ 2 枚 Case 3 室温26℃以 上で 冷水ON Case 4 7℃ 2 枚 Case 5 12℃ 1 枚 Case 6 3 枚 外壁 窓ガラス ブラインド Case 7 GW16K 100mm 複層ガラス なし Case 8 標準仕様 Case 10 標準仕様 内 Case 11 外 計算期間 2015 年 7 月 1 日~9 月 30 日 気象条件 拡張アメダス気象データ (静岡市) 換気量 なし 供給冷水の流量 6 L/min 計算助走期間 5 日間

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39-3 3. 吹抜け空間を有する建物の空調環境解析 3.1 実測対象住宅の概要 人工気候室内に建設された,1 階居室に吹抜けを有す る住宅を対象に実測調査を行う。図6(a)(b)に 1,2 階の 平面図および測定点を示す。対象住宅の外皮平均熱貫 流率はUA=0.58[W/(㎡・K)]であり,これは省エネルギ ー地域区分4~7 地域における ZEH 基準の UA=0.60 を 満たす高断熱住宅である。図6 に示す各測定点でそれぞ れ温度・表面温度・風速・グローブ温度を測定した。 3.2 計算値と実測値の比較 表 5(a)(b)に数値シミュレーションの計算条件を示す。本 研究では,気流の影響を考慮するため,CFD による解析結 果を踏まえ空調機の全投入熱量を各室へ分配することで, 熱量の拡散を再現する。まず熱量の分配比を算出するため に,THERB および CFD で数値計算を行う。THERB では, 空調機の吹き出し空気によって,空間全体が等温に空調さ れているという仮定のもと,全館を等温で空調した際の各 室の空調負荷を算出する。同時に,境界条件を一定温度で固 定し,対流式空調機による温熱環境解析を,CFD を用いる 定常解析によって行う。この際,吹き出し温度・吹き出し風 量は実測値に基づいて設定している。THERB・CFD のそれ ぞれの計算値から,式(1),(2)によって各室の空調負荷比(rqi) および熱量拡散比(rti)を算出する。熱量拡散比は,空間平均 温度より高温かつ各室の平均室温よりも高い温度の風速(vi) を,空調機の吹き出し空気の影響によるものと想定し,各室 viの合計を体積平均した値の比としている。その後,式(3)を 用い,空調負荷比に熱量拡散比を重み付けした比率を,各室 への熱量分配比とする。 図 8 に精度検証の結果を示す。計算値は実測値の傾向を 補足しており,シミュレーションの精度が確認できる。 3.3 対流・放射空調併用時の影響解析 3.3.1 計算条件 表6 に検討を行う建物の断熱性能の設定条件を示す。 シミュレーションで検討する建物の断熱性能は,次世 代省エネルギー基準相当(以下次世代基準と表記,UA

値=0.87),ZEH 基準相当(UA値=0.58),超 ZEH 基準

相当(UA値=0.48)とした。なお,前項において実測 調査を行った建物は ZEH 基準相当の断熱性能である。 表 7 に計算条件を,表 8 に検討ケースを示す。本 表5(a) THERB 計算条件 表5(b) CFD 計算条件 0 2 4 6 8 10 20 22 24 26 28 30 0 3 6 9 12 15 18 21 外気温 [℃ ] 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 計算2F 実測2F 外気温 0 2 4 6 8 10 20 22 24 26 28 30 0 3 6 9 12 15 18 21 外気温 [℃ ] 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 計算2F 実測2F 外気温 0 2 4 6 8 10 20 22 24 26 28 30 0 3 6 9 12 15 18 21 外気温 [℃ ] 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 計算2F 実測2F 0 2 4 6 8 10 20 22 24 26 28 30 0 3 6 9 12 15 18 21 外気温 [℃ ] 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 計算2F 実測2F 外気温 0 2 4 6 8 10 20 22 24 26 28 30 0 3 6 9 12 15 18 21 外気温 [℃ ] 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 計算2F 実測2F 外気温 22 24 26 28 30 32 34 36 0 3 6 9 12 15 18 21 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 外気温 計算2F 実測2F 22 24 26 28 30 32 34 36 0 3 6 9 12 15 18 21 室温 [℃ ] 時刻 計算1F 実測1F 外気温 計算2F 実測2F (a) 冬期 1 階空調運転 (b) 夏期 2 階空調運転 図8 リビング室温・計算値と実測値の比較 (a) 1 階 図6 平面図および測定点 (b) 2 階 ② ② 計算期間 1 月 1 日~31 日(冬期) 8 月 1 日~31 日(夏 期) 気象条件 拡張アメダス気象データ (府中市) 換気回数 0 回 乱流モデル 低 Re 数型標準 K-ε低モデル 気象条件 拡張アメダス気象データ (府中市) 解析領域 初期温度 空調機設定温度 壁面境界 条件 空調機設定温度 流入・流出 境界 吹き出し口 冬期 夏期 ①1 階空調機運転 ②1,2 階運転 ①2 階空調機運転 ②1,2 階運転 流速:2.52[m/s] 1.42[m/s] 送風温度:40[℃] 25.9[℃] 吸い込み口 流量分配出口 分配比:1.0 CFDコード STAR-CCM+ ③ 3 ④FL+450~ ⑤FL+450~ ⑥ ⑥ 4 ⑦ ⑦ ⑧ ⑧ 4 ⑨ ⑨ 4 1 階空調機運転 2 階空調機運転 𝑟𝑞𝑖= 𝑞′𝑖 ∑ 𝑞′𝑖 (1) 𝑟𝑡𝑖= 𝑇𝑖− 𝑇𝑐 𝑇̅ − 𝑇𝑐 (2) 𝑟𝑖= 𝑟𝑞𝑖∙𝑟𝑡𝑖 ∑ 𝑟𝑞𝑖∙𝑟𝑡𝑖 (∑ 𝑟𝑖= 1 (3) 𝑞𝑖= 𝑞 ∙ 𝑟𝑖 (∑ 𝑞𝑖= 𝑞 (4)

(4)

39-4 検討は計算精度を確認した日射を考慮しない条件下を 想定する。また断熱性能による影響の比較のため,夏 期・冬期ともに投入熱量はZEH 基準相当で算出した各 設定温度の全館空調負荷を統一して用いる。表 9 に夏 期および冬期の熱量分配比の平均値を示す。ゾーンを 表す丸数字は図6 中の数字と対応し,また放射パネル および床暖房の位置も図6 中に示す。 3.3.2 断熱性能による影響 図 9 に主要室の温度分布を示す。夏期では,吹抜け 空間への冷気の流入が見られたが両ケースで室温が設 定温度を下回り併用運転でない場合にも全体を効率的 に空調できている。冬期では床暖房によって全体の室 温は平均して次世代基準で4.61℃,ZEH 基準で 4.78℃, 超ZEH 基準で 5.17℃上昇した。図 10 に 1,2 階で対流 式空調機を18℃設定で運転した Case3 の場合における 各室温度経時変化を示す。2 階居室で次世代は最低で約 13℃であった。図 11 に,期間内における 1 階居室 PMV 値の出現回数と累積率を示す。図10(a)より,Case3 で 次世代はPMV 値-2.5 が,ZEH と超 ZEH は-1.5 が最も 多かった。超ZEH では快適域にあたる-0.5~0.0 の値も 出現している。また,PMV-2.0 を下回る値は次世代で全 体の97%にのぼり ZEH では 39%,超 ZEH で 16%とい う結果を得た。図10(b)から,床暖房の導入により PMV 値-2.5 以下はほぼ見られなくなった。超 ZEH では PMV 値 0 以上の値が散見され Case4 において PMV-0.5~0.5 の快適域を示した割合は次世代 48%,ZEH93%,超 ZEH88%であった。図 12 に床暖房を導入した Case4 の 負荷合計値を対流空調負荷とした場合の 1 階居室の PMV 出現割合を示す。負荷が同程度でも次世代では放 射空調併用時にPMV-1.5 以下が併用時は 10%に対し対 流空調のみでは64%を示した。ZEH・超 ZEH で快適域 -0.5~0.5 を満たす割合は併用時に 90%程度,対流空調の みではともに 64%で,対流空調のみの場合には併用時 に現れなかった-3.0 以下が出現していることから,併 用運転によって快適性の向上を見込むことができる。 4. むすび 本研究の結果を以下に要約する。 (1) 吹抜け空間を有する住宅の特殊な温熱環境を再現 するため,簡易的なES と CFD 連成解析手法を構 築し,その計算精度を確認した。 (2) 吹抜け住宅において,断熱性能の違いによる温熱 環境への影響と,対流・放射併用運転に関して居住 者の快適性向上に有用性が見込めることを示した。 参考文献 1)松本泰輔,野田将樹,松井勇:戸建住宅の吹抜け空間における快適性確保に関する実験的研究 その 1 住まい手の温冷感心理に関する検討,目本建築学会大会学術講演梗概集,pp.431-432,2007 2) 尾崎明仁:熱・水分・空気連成を考慮した建築の温湿度・熱負荷計算,Technical Papers of Annual Meeting of IBPSA-Japan,pp.19-26, 2005 17% 5% 40% 3% 3% 42% 3% 3% 24% 27% 27% 35% 49% 6% 14% 31% 31% 12% 36% 47% 2% 26% 26% 1% 7% 34% 7% 7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 次世代 ZEH 超ZEH 次世代 ZEH 超ZEH C as e4 対流空調+床暖房 Cas e4 負荷 対流空調のみ -4.0 -3.5 -3.0 -2.5 -2.0 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 1L足元西側 1L足元東側 1階L西側 1階L東側 吹抜け 2階L 温度 [℃ ] 次世代 ZEH 超ZEH 次世代 ZEH 超ZEH 表6 断熱性能 次世代基準 ZEH 基準 超ZEH 基準 外皮平均熱 貫流率(UA値) 0.87 0.58 0.48 表7 計算条件 計算期間 1 月 1 日~31 日(冬期) 8 月 1 日~31 日(夏期) 気象条件 拡張アメダス気象データ (府中市) 換気回数 0 回 計算時間間隔 10 分 表8 検討ケース 対流式空調機 放射式 空調機 1 階 2 階 設定温度[℃] 夏 期 Case1 Case4 ○ ○ 28 Case2 ○ 冬 期 Case3 18 Case4 ○ 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 1L足元西側 1L足元東側 1階L西側 1階L東側 吹抜け 2階L 温度 [℃ ] 次世代 ZEH 超ZEH 次世代 ZEH 超ZEH 0 2 4 6 8 10 10 12 14 16 18 20 22 24 0 3 6 9 12 15 18 21 温度 [℃ ] 時刻 次世代1F 次世代吹抜け 次世代2F

ZEH1F ZEH吹抜け ZEH2F

超ZEH1F 超ZEH吹抜け 超ZEH2F

外気温度 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 400 800 1200 1600 2000 2400 -4.5 -4.0 -3.5 -3.0 -2.5 -2.0 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 出現 回数 [回 ]

次世代 ZEH 超ZEH 次世代 ZEH 超ZEH

図10 室温度経時変化 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 400 800 1200 1600 2000 2400 -4.5 -4.0 -3.5 -3.0 -2.5 -2.0 -1.5 -1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 出現 回数 [回 ]

次世代 ZEH 超ZEH 次世代 ZEH 超ZEH

(a) 1,2 階 18℃暖房設定(Case3) (b) 1,2 階 18℃暖房設定+床暖房(Case4)

図11 PMV 出現回数と累積率

(a) 夏期(Case1,Case2) (b) 冬期(Case3,Case4)

図9 放射空調導入時の主要室温比較 図12 期間内 PMV 出現割合 夏期 冬期 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 空調負荷 比 0.001 0.026 0.000 0.000 0.008 0.019 0.045 0.097 0.048 0.039 0.349 0.158 0.226 0.060 0.022 0.098 熱量拡散 比 0.117 0.134 0.121 0.130 0.106 0.130 0.125 0.137 0.050 0.056 0.127 0.123 0.151 0.161 0.166 0.166 熱量分配 比 0.001 0.026 0.000 0.000 0.007 0.020 0.046 0.099 0.018 0.017 0.335 0.148 0.259 0.073 0.028 0.123 表9 熱量分配比平均値 Case1 Case2 Case3 Case4

図 10  室温度経時変化  0% 10%20%30%40%50%60%70%80%90% 100%04008001200160020002400-4.5-4.0-3.5-3.0-2.5-2.0-1.5-1.0-0.50.00.51.0出現回数[回]

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