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日本体育大学大学院教育学研究科紀要の発刊にあたって
日本体育大学大学院教育学研究科実践教科教育学専攻では,問題を見出す能力と論理を構成する 能力の育成を目指している。このため,博士前期課程では,審査付き論文1編が必須の修了条件で ある。また,博士後期課程では,審査付き論文2編以上が義務付けされている。
上述のような能力の育成を保証するため,教育学研究科の授業では次のようなことを行っている。
まず,典型的な論文に関して論文を作成する技法などを深く学ぶことができるようにしている。
次に,各教科教育学分野において典型的な学術論文をもとに,テーマ設定やその解決方法,考察,
結論の導出など論文の作成方法について獲得できるようにしている。
特に,博士後期課程では,未開発の領域の見いだし方や論文の論理構成などを獲得できるように している。
具体的には,以下のように論文作成能力を分析し獲得できるようにしている。
① 各教科教育学の分野で,代表的な学術論文を整理,分析することから未開拓の領域を見いだす 方法など獲得できるようにしている。
② カリキュラム開発講究の知見をもとに学会誌などに投稿する学術論文の書き方,テーマ設定や 論の構成方法について獲得できるようにしている。
③ 博士論文を作成するため,問題の所在や解決方法,論文の章の構成方法などのそれぞれについ て獲得できるようにしている。
以上のような能力を具現化するため,教育学研究科紀要を発刊することにした。
また,教育学研究科紀要は上記の目的のもとで発刊するようにしているが,更に,教科教育学の 発展に寄与するため,この分野に関係する研究者等にも執筆できるように工夫した。
教育学研究科紀要が教科教育学のさらなる深化・発展に寄与すること願って,発刊のことばとす る。
平成30年3月末日 教育学研究科長 角屋重樹