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1 震災に備えての事前計画
○ 地震は、地震動そのものによる被害のほか、二次的に起こる火災でも人的、物的に大き な被害をもたらします。地震に備えて、これらの危険要因を事前にチェックし排除してお くためには、任務分担が必要です。 ○ 事業所における点検整備は、一般の家庭に比較して点検箇所、点検項目が多く、一人で すべてを行うことは非常に困難です。 ○ 職場で働く人の中から点検班を編成し、任務分担に応じて組織的に点検を行うことが必 要です。 ○ 任務分担が定められているか。 ・ 点検実施区分ごとに担当者を定め、点検整備を行います。 ○ 責任者は、事業所のリーダーとなって対策を進めていかなければならない立場にあるこ とから、次の者を指定します。 ・ 防災・防火に関する知識、技術を有する者 (例) 防災管理者、防火管理者 ・ 従業員に指示命令ができ、点検整備についての権限及び責任を有している者 (例)小規模な事業所における社長や店長など ○ 火元責任者は、各室、各セクションごとに定め、日常の点検を担当します。ポイント
チェック事項
1-1 防災についての任務分担
9 ○ 点検班の編成は、仕事上の責任区分や配置状況などを考慮して指定することが必要です。 ○ 従業員が尐ない事業所では、一人で何役かを担当したり、点検班を「建物・施設」と「そ れ以外の設備等」というように、まとめて実施する工夫をしてください。 ○ 専門的知識や技術を必要とする点検整備については、専門業者に依頼したり、資格を有 する従業員を点検担当者として指定します。 ○ 首都直下地震が発生すると、揺れや地盤の液状化により東京都で多数の建物が全壊又は 半壊になると想定されています。 ○ 地盤が軟弱な地域の建物、老朽化した建物、構造がアンバランスな建物などは、倒壊す る危険が大きいといわれています。 ○ 建物が全壊しなくても、外壁のモルタルやタイルのはく離、窓ガラスや看板などの落下、 ブロック塀や門柱などの倒壊の危険性は、いたる所にあります。 ○ 東京消防庁が実施した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)被害調査(*1)では、コ ンクリート造の建物においては、低層階に比べ高層階に大きな被害が発生していることが 判明しました。 ○ 大型量販店のように大規模空間を有する建物では、吊天井の落下被害が多く確認されま した。 ○ 建物の倒壊、付属施設の転倒、落下などを防ぎ、身を守るためには点検を行い、丌備が あった場所は補強修繕をしておくことが大切です。 ○ 事業所においては、あらかじめ一定規模の地震による被害を想定したうえで、事業所防 災計画を作成することが必要です。 ○ 事業所周辺の地域の危険性(地盤の軟弱性、液状化、津波等)をハザードマップ等で把 握しているか。 ○ 建築物の土台、柱、壁などの老朽度や変形、亀裂などを点検する体制があり、補強手段 について定めているか。 ○ ガラス窓の状況を確認し、割れやすいガラスに対して飛散防止措置を実施しているか。 ○ 看板や照明器具などが落下しないようにしっかり取り付けているか。 ○ 建築基準法上の新耐震基準以前(昭和56年(1981年))の建物は、建築物の耐震改 修の促進に関する法律(平成7年法律第123号)に基づき耐震診断を行っているか。
チェック事項
1-2 建築物、工作物の点検と補強
*1 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)被害調査報告書(東京消防庁) 期間:平成23年4月13日から6月16日(第1次、第2次調査) 調査対象:内陸被害(地震動)調査(宮城県栗原市、大崎市、仙台市、福島県郡山市、須賀川市)事
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10 ○ 作業用機械や荷物などが地震動で移動したり崩れたりしないようにしているか。 ○ 一定規模の地震の発生を想定した被害態様をあらかじめ把握しているか。 ○ いつ地震がきても被害が大きくならないように危害防止の観点から建物等の点検及び 補強を行い、職場ぐるみで平素から対策を立てます。 ○ 看板や照明器具は、数か所余分に固定するなど、安全性について十分余裕をもった補強 を施します。 ○ 従業員が仕事をしている場所や業務継続のために重要な場所など、最も身近で重要な場 所から耐震補強を図り、安全空間を確保することが必要です。 ○ 耐震診断を実施した場合は、診断結果に基づき必要な耐震補強等を確実に実施します。 なお、耐震診断、耐震補強を実施する際は、高度な知識と技術を必要とすることから専 門家に依頼するようにします。 ○ 事業所における危険性を客観的に把握し、これに的確に対応することの出来る体制を整 備するために、一定規模の地震の発生を想定し、これに伴う被害態様をあらかじめ把握す るようにします。 ○ 具体的な被害態様や必要な対応行動の内容等の具体的想定手法については、消防庁に おいてに「」が作成され防火・防災管理業務の多様性を考慮し、想定被害に応じた対応 が丌適切なものでないように、一定の合理性が確保されている客観的な手法によること が必要である
ポイント
1階が崩壊したビル(阪神・淡路大震災) ホームセンターの天井落下状況(東日本大震災) 大規模地震等に対応した消防計画作成ガイドライン(平成 20 年 10 月消防庁) 大規模地震等に対応した消防計画作成ガイドラインは、防火対象物の特徴に応じた実効 性のある計画・体制が構築されるよう、作成手順や基本構成、地震等の災害対応上のポイ ント等をまとめたものですが、個々の建築物等の状況に応じ、社会通念上要求される防火 防災管理業務の実施を確保するため、当該建築物等における危険性を客観的に把握するた めの「大規模地震による被害の基本的な想定手法(巻末資料参照)」が示され、これに伴 う被害態様をあらかじめ評価することによって、想定被害に対処するための組織、人員、 物資、資器材、活動要領等を確保するなど、実効性のある計画を作成するものとされたも のです。11 ○ 東京消防庁が東日本大震災に伴い事業所等における家具類の転倒・落下・移動に関する 調査(*2)を行ったところ、20%の事業所でオフィス家具類等の転倒、落下又は移動が あったことが判明しました。 ○ 高層階(概ね 10 階以上)では、大きくゆっくりした揺れにより、オフィス家具類が転 倒落下することに加え、コピー機や自動販売機のような重量物が大きく移動することが明 らかになり、これら重量物の移動により従業員等が挟まれないようにすることが身の安全 を確保するうえで大切であることがわかりました。 ○ 廊下、通路などに避難の障害となる物が置かれていな いか。 ○ オフィス家具類等の転倒防止措置をしているか。 ○ コピー機や自動販売機のような重量物の移動防止措 置がされているか。 ○ 家具類の転倒・落下・移動により窓ガラスが割れる ことはないか。 ○ 廊下や通路には自動販売機やロッカー類を置かないようにします。 ○ 家具類の転倒・落下・移動により窓ガラスを割らないよう、窓ガラスの近くに配置はし ないようにします。 ○ 転倒防止器具が万が一外れても被害を受けにくい配置にします。
ポイント
チェック事項
1-3 オフィス家具類の転倒・落下・移動防止対策
自動販売機が移動した事例(宮城県) オフィス家具の転倒事例(宮城県) *2 一般世帯及び事業所における家具類の転倒・落下状況の調査(東京消防庁) 期間:平成23年7月1日から7月27日 調査対象:一般世帯(2人以上の世帯)1,206世帯、事業所 1,224事業所事
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13 ○ 地震による被害は、地震の規模、発生時期及び発生場所などによって異なることから、 危険物を貯蔵又は取り扱う事業所にあっては、危険物の種類、数量、施設の規模、設備の 形態等に応じた危険物施設の実態にあった対策を立てておく必要があります。 ○ 揺れによって危険物があふれ出ることはないか。 ○ 高架タンク等の落下防止措置は完全か。 ○ 安全な場所で使用されているか。 ○ 物品の転倒、落下等による混合発火を防ぐ措置は しているか。 ○ 送油管などの緩衝装置の機能はよいか。 ○ 事業所内の危険物の貯蔵取扱量や施設形態を考慮して、土のうや油吸着材等を十分備え ておきます。 ○ 緊急時の危険物の受け入れなど、近隣の危険物施設を持つ事業所との協力体制を作って おくことも有効です。 ○ 危険物施設から施設外への危険物の流出、拡散を防止するために設けられた防油堤、排 水溝、油分離槽、流出油防止堤等が破損した場合についての対応策も講じておきます。 危険物施設が破損した場合の対策(例) ○ 元バルブの閉鎖、ポンプの停止要領 ○ 主電源等の停止要領(電気設備の停止は、可燃性蒸気の滞留による引火、爆発危険を考 慮し慎重に行う必要があります。) ○ 発災後、早急に実施する各施設・設備の緊急点検個所及び点検要領 ○ 可燃性蒸気の拡散を防止するための室内の窓、出入口等の開放要領 ○ 吸着剤や乾燥砂等による早期の危険物回収及び可燃性蒸気の拡散防止措置
ポイント
チェック事項
1-4 危険物の点検と安全措置
コンビナートの延焼(東日本大震災) 転倒落下状況(阪神・淡路大震災)事
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14 ○ 東京都内では多数の火気使用設備等が使用されており、火気使用設備等からの出火危険 はかなり高くなっています。 ○ もっとも多く火気使用設備等を使用する「冬の夕食時」に地震が発生すると、同時に数 多くの火災が発生すると予想されています。 ○ 火気使用設備等からの出火を防ぐには、設備本体、周囲の状況などを点検し、丌備事項 を改善しておくことが大切です。 ○ 次の表は、過去の地震で発生した火災の原因別の出火状況を示したものです。 【過去の地震で発生した火災の原因別の出火状況】 災害名 関東大震災 大正 12 年 9 月 1 日 11 時 58 分 十勝沖地震 昭和 43 年 5 月 16 日 9 時 49 分 阪神淡路大地震 平成 7 年 1 月 17 日 5 時 46 分 新潟県中越地震 平成 16 年 10 月 23 日 17 時 05 分 火災 件数
163(東京府)
50
293
9
原因 薬品 44 石油ストーブ 20 電気関係 39 薪ストーブ 2 かまど 33 石炭ストーブ 8 ストーブ 26 ガス爆発 2 こんろ 15 石油コンロ 8 こんろ 7 電気ストーブ 1 ガス 9 薬品 4 炉 2 電気配線 1 油鍋 5 電気関係 3 こたつ 2 電気炉 1 漏電 1 プロパンガス 2 溶接・切断機 2 線香 1 倒壊・その他 56 練炭こんろ 1 取灰 2 不明 1 重油バーナー 1 その他 62 不明 3 不明等 143 備考 震災予防調査会報告 1968 年十勝沖地震時に おける石油ストーブ等 火器による出火機構調 査報告書(都防災会議) 平成 8 年版消防白書 (消防庁) 平成 16 年新潟県中越地 震被害調査報告書(東 京消防庁) ○ 火気使用設備等の本体、燃料容器の転倒防止措置などをしているか。 ○ 火気使用設備等の周囲に燃えやすいものを置い ていないか。 ○ 火気使用設備の周囲から転倒、落下する可燃物等 がないか。 ○ 周囲が丌燃材で区画された場所等、安全な場所 で使用されているか。 ○ 自動消火装置及び燃料の自動停止装置が付いて いるか、また、正しく機能するか。チェック事項
1-5 火気使用設備等の点検と安全措置
15 ○ 火気使用設備等の転倒、落下防止措置は、地震動に十分耐えられる強度を持った施工を します。 ○ 燃料配管やコックなどは、機能や材質の点でより安全な機器を使用します。 ○ 火気使用設備等が設置されている場所からの出火を防ぐため、周囲の整理、整頓を実施 します。 ○ 炉やボイラー等の総合的な点検は、専門の施工業者に依頼します。 ○ 次の表を参考にし、火気使用設備等ごとの出火危険を把握し、点検と出火防止を確実に 実施します。 種別 器具名 出火危険 液体燃料を使用 するもの ボイラー、石油ストーブ、温風暖房器 可燃物の落下、破損、漏油、異常 燃焼、火源の転倒・落下 固体燃料を使用 するもの こんろ、乾燥炉、ボイラー等 火源の転倒・落下・移動、可燃物 の落下、異常燃焼 気体燃料を使用 するもの ガスこんろ、ガスストーブ、ガス湯沸 し器、乾燥機 ガス漏れ、火源の転倒・落下、可 燃物の転倒・落下 電気を使用する もの 電気こんろ、電気ストーブ、電気こた つ、アイロン、トースター、電気ポッ ト、電気スタンド、電子レンジ、熱帯 魚用ヒーター 火源の転倒・落下、可燃物の転 倒・落下、短絡、スパーク引火、 サーモスタット丌作動 ○ 地震時には火災が同時に多発することが予想されますので、初期消火に有効な消火器を 増設するなどの対策が必要です。 ○ 火災発生時に消火器等を確実に使えるように日頃の点検と訓練を実施します。 ○ 消火器等が指定された場所に常備されているか。また、 物品の転倒、落下などで消火器等が使用丌能にならずに 容易に持ち出せる位置にあるか。 ○ 転倒により消化剤が漏出するおそれのある消火器等の 転倒防止措置が施されているか。 ○ 職場内の施設に適応した消火器等が設置してあるか。 ○ 消火器等に変形、腐食などがないか。
チェック事項
1-6 消火器等の準備と適正管理
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16 ○ 消防法等により、消火器等の設置が義務付けられている事業所では、定期的に点検を実 施する必要があります。 ○ 自主的に消火器等を設置した事業所でも定期的に点検を 実施し、いつでも使用できるようにします。 ○ 建物の規模や使用形態等により、消防設備士、消防設備点 検資格者などの有資格者による点検が必要となる事業所が あります。 ○ 消火器は粉末消火器、強化液消火器などの種類があるこ とから、対象物に適応した種類の消火器を配置します。 ○ 強化液消火器は、著しく低温になる場所を避けて設置します。 ○ 避難のための施設である廊下や出入口に物品が置いてあると、地震で転倒したロッカー や物品等が散乱し、スムーズな避難の障害となるばかりでなく、場合によっては出入口を ふさがれ室内等に閉じ込められるおそれがあります。 ○ 廊下や出入口周辺には物品を置かないよう日頃から点検し、障害物となる物品を取り除 いておきます。 ○ 仕事をしている場所から一時避難できる場所までの避難経路を複数考えておきます。 ○ 事業所防災計画の作成にあたっては、地域防災計画や事業所周辺の地域の危険性を把握 しておくことが必要です。 ○ 東京消防庁が実施した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)被害調査(*1)では、従 業員等の避難にあたって、一次避難場所へ避難すべきところ、学校などの避難所に避難し たために被災した事例がありました。 ○ 家具類の落下や移動で避難経路の扉が開かなくなる ようなことはないか。 ○ 避難する通路や階段に障害となるような物はないか。 ○ 震災の被害予測や都区市町村が作成する防災マップ (ハザードマップ)等を定期的に確認しているか。 ○ 避難場所まで避難する場合の一時集合場所、避難順路、 誘導方法等が複数定められているか。
チェック事項
1-7 建物からの安全避難の確保
ポイント
17 ○ 地震による建物のゆがみ等によりシャッターや 防火戸が開閉丌能となることを想定し、複数の避 難経路を確認しておきます。 ○ 避難する際は、エレベーターを使用せずに階段を 使用します。 ○ 建物外壁のモルタルやタイルのはく離、窓ガラス や看板などの落下、ブロック塀や門柱などの倒壊 の危険性があることから慌てて外に飛び出さない ようにします。 ○ 避難場所等へ避難する場合は、車両等を使用せず に徒歩とします。 ○ 避難場所等までの避難経路は、道路状況、地域の 被害状況等を考慮し選定します。 ○ 初期消火や救助・救護活動を効果的に行うためには、それらに必要な資器材を準備し、 いつでも使用できるようにしておく必要があります。 ○ 地震発生後は、電気、ガス、水道などのライフラインが途絶し、交通機関の停止等によ り従業員等の帰宅ができなくなることが予想されることから、従業員等(従業員、在館者 等)が事業所内に待機できるよう、3日分の必要な水、食料、寝具等を準備しておく必要 があります。 ○ 初期消火活動や救出・救護のために必要な資器材が用意されているか。
チェック事項
1-8 資器材・非常用物品等の準備
◆ 避難所と避難場所の違い 〈避難所とは〉 災害により住宅を失った場合に一定の期間避難生活をする場所です。具体的な施設 としては、小中学校や公民館など公共施設が多くあります。 〈避難場所とは〉 地震などによる火災が延焼拡大して地域全体が危険になったときに避難する場所 で、その大きさは火災のふく射熱から身体を守るために、概ね 10 ヘクタール(東京 ドーム約 2 個分)以上が必要だとされています。具体的には、大規模な公園や団地、 大学などが指定されています。 (東京都ホームページより)ポイント
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18 ○ ライフラインの途絶や従業員等の帰宅困難者に備え、必要な非常用物品等の保管数、使 用期限等の点検方法や保管方法を定めているか。 ○ 救助・救護活動のための資器材や非常用物品につ いては、それぞれの事業所の規模や収容人員などに 応じて準備します。 ○ 準備した資器材や非常用物品は、階層やゾーンご とに分散し、すぐ使える場所に保管します。 ○ 非常用物品は、帰宅困難者となる従業員等を含め、 必要数を一人あたり3日分を目安に準備します。 ○ 雑用水としても水を多く必要とするため、貯水槽 や浴槽などに常に水をためておきます。 ○ 非常用物品等は、訓練等にあわせて点検するようにします。
非常用物品等として準備しておくと便利なもの
種 別 品 名 応急手当用品 ①医薬品:殺菌消毒剤、やけど薬、止血剤等 ②救急用品:止血帯、包帯、ガーゼ、三角巾、ばんそうこう等 救助作業用・資器材 ジャッキ、のこぎり、バール、スコップ、担架、毛布等 非常用物品 懐中電灯、拡声器、ラジオ、電池、ビニール袋、軍手、タオル、防水 シート、毛布、ヘルメット等 生活必需品 ① 食料(缶詰、乾パン、インスタント食品等)3日分×従業員等数 ②飲料水(1人当たり1日3リットル)3日分×従業員等数 ③携帯燃料、カセットコンロ、カセットボンベ、鍋、やかん等 ④簡易トイレ ⑤寝具等(毛布、寝袋等) 非常持ち出し品 重要書類等 ・非常用物品等は、持ち出しやすい場所に備蓄保管します。 ・備蓄・保管施設に損壊等の恐れがある場合は、分散して 保管します。 ・備蓄・保管ができない物品は、あらかじめ契約等を行い 調達先企業一覧表(所在、名称、連絡先等)を作成し、 見やすい箇所に掲示しておきます。ポイント
19 ○ 日頃から事業所防災計画の必要性や任務分担について、定例ミーティングなどの機会を 捉えて、すべての従業員が確認、把握しておくことが大切です。 ○ 地震が発生すると、誰もが異常な心理と環境の中にお かれることになります。事業所防災計画に定められた任 務等は、頭の中で理解していても災害発生時には実際の 行動が伴わず、右往左往して何もできないという事態に 陥ることもあります。 ○ 被害を最小限に抑えるためには、全員が的確に活動す ることが必要です。そのためには、日頃の訓練により各 自の任務、とるべき行動を体で覚えておくことが必要と なります。 ○ 訓練を定期的に行うことについて定めているか。 ○ 地震による被害を想定した訓練を実施しているか。 ○ 帰宅困難者の一斉帰宅の抑制に関する訓練を実 施しているか。 ○ 実施時期については、新入社員が入社する時期 や防災の日(9月1日)などに行う。 ○ 近隣の町会などが行う防災訓練に積極的に参加 しているか。 ○ 訓練は、地震による被害想定に基づき、必要な人員、物資、資器材及び活動要領など、 実戦的な内容で行うようにします。 ○ 震災時は、そこに居合わせた人が協力して対応せざるを徔ないため、多数の者が積極的 に訓練に参加し、基本的な活動を反復して行うなど、各従業員がそれぞれ分担している任 務を身につけることが必要です。 ○ 地震によるけが人に対する適切な応急手当を自分のところで行えるよう、 応急手当の 教育、訓練を日頃から行っておくことが重要です。
ポイント
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1-9 教育、訓練
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20 地震を想定した訓練の実施要領(例) 実施項目 実 施 内 容 想 定 震度6弱以上の地震による被害状況を想定する。 1 身体防護 落下物等から身体を守る措置行動を行う。 (緊急地震速報を活用する場合は、緊急地震速報の受信により身体を守る措置 行動を行う。) 2 出火防止措置 火気使用設備器具の熱源遮断措置を行う。 (ガスの元栓閉鎖、液体燃料供給の遮断、電源の遮断など) 3 危険物品に対する 応急措置 危険物品の流出、漏えい防止の措置を行う。 4 被害状況の把握 任務分担表に基づき、建物内の被害状況、活動状況を点検責任者に報告する。 5 情報収集と伝達 ⑴ テレビ、ラジオ等を活用し地震の概要、交通機関の運行停止状況など、正 確な情報の収集に努め、適時在館者に伝達を行う。 ⑵ 防災センターとの連携及び災害対策本部の任務を確認する。 ⑶ 電話、放送設備の機能停止による情報伝達の措置を行う。 6 エレベーターの 閉じ込めの確認 ⑴ エレベーターが途中で停止している場合、インターホン等により確認する。 ⑵ 停止場所、閉じ込められた人数、けがの有無等を確認した後、エレベータ ー管理会社へ連絡する。(急病人がいる場合は「119番通報」) 7 消防機関への通報 ⑴ 通報内容 ・災害の種別、所在、防火対象物及び事業所の名称、目標 ・災害の発生場所 ・けが人、避難を要する者の有無 ⑵ 通報には、送り手と受け手を決め、次の装置等を使用する。 (内線電話相互、訓練用通報装置など) 8 火災発生場所の 確認 ⑴ 火災発生場所を設定し、自動火災報知設備の発信機又は非常ベルの起動ボ タンを押す。(移報が設定されている場合は非連動にする。) ⑵ 自動火災報知設備により火災を覚知した場合は、受信機の作動表示を確認 した後、出火場所の確認を行う。 ⑶ 放送設備、インターホン等により現場付近の者に確認の指示をするか、又 は受信機の設置場所等から現場確認に向かう。 ⑷ 現場の状況を確認し、防災センター等に報告する。 9 初期消火 ⑴ 消火器具の搬送、操作手順を確認する。 ⑵ 屋内消火栓設備等で消火活動の操作手順を確認する。 ⑶ その他の消火設備、消火装置等の操作手順を確認する。 10 避難誘導等 ⑴ 放送設備等を活用して、避難経路、階段等を具体的に指示する。 ⑵ 避難経路に適時誘導員を配置し、避難を誘導する。 ⑷ 指定場所への避難方法、避難経路を確認する。 ⑸ 避難者の受入れ体制を確認する。 11 救出・救護 ⑴ オフィス家具類の転倒又は建物の倒壊により下敷きになった者や、脱出で きない者の資器材等を活用した救出要領を確認する。 ⑵ 救護所等を設置し、救出者等の救護を行う。 12 帰宅困難者の 抑制 ⑴ 放送設備等を活用し従業員等に「むやみに移動を開始しない」ことを周知 する。 ⑵ 従業員、家族等の安否確認を実施する。 ⑶ 従業員等を安全な待機場所に誘導する。 ⑷ 非常用物品(食料、飲料水、寝具等)を準備する。 ⑸ 建物の安全性が確保できないと判断した場合は、従業員等を一時滞在場所 や避難場所に誘導する。 ⑹ 待機させた従業員等を時差退社計画に基づき分散帰宅させる。
21 ○ 震災時には、自らの事業所の自衛消防隊と隣接事業所や防災市民組織、住民等と連携協 働し、消火作業や救出、救護活動、資器材の援助等を協力して行うことで被害の拡大を最 小限に防ぐことができます。 ○ 防災市民組織、地域住民等との協定を事前に取り決めておくなど、地域における相互協 力体制を構築しておくことが大切です。 ○ 協力体制についての協定内容を把握しているか。 ○ 協力体制の協定先の例 ・ 他事業所の自衛消防隊 ・ 自主防災組織 ・ 地域住民(町会・自治会等) ・ その他の震災時に協力を徔られる団体等 ○ 自らの事業所だけではなく、周辺地域の消火活動及び救出・救護活動の相互支援を行う 体制をつくるようにします。 ○ 事業所では、日頃から近隣の町会などが行う防災訓練には積極的に参加し、相互協力体 制のきずなを築くことが大切です。 ○ 東海地震については、駿河湾周辺に設置した観測機器情報から地震の発生が高いと判定 された場合、気象庁長官を通じて内閣総理大臣から「警戒宣言」が発令されます。 ○ 東海地震の震度は、静岡県の一部では震度 7、静岡県を中心に広い地域で震度 6 強程 度となると予想され、東京都では震度 5 強以下と想定されています。 ○ 気象庁が発表する東海地震に関連する情報を早く正しく集め、従業員等に伝え、地震発 生に備えることが必要です。 ○ 警戒宣言等が発せられた場合、在館者等への対応や連絡などの混乱する中で、必要な応 急措置をできるだけ短時間に行わなければなりません。 ○ 営業時間の内外を問わず、警戒宣言等が発せられた場合の応急措置についてあらかじめ 定めておき、速やかに行動できる体制を整備しておくことが大切です。
1-11 警戒宣言が発せられた場合の対応
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1-10 周辺地域の事業所、住民等との連携と協力
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23 ○ 「東海地震注意情報」等の情報を徔た従業員等から、ただちに責任者にその内容を報告 するようになっているか。 ○ 責任者等は、情報の事実を確認するとともに、 その後の情報収集のため必要な指示を担当者に 不えるようになっているか。 ○ 収集した情報は、必要に応じ、速やかに従業員 等に伝達するようになっているか。 ○ 営業時間外(夜間、休日等)に情報を徔た場合 の任務分担及び参集者が指定されているか。 ○ 「東海地震注意情報」や「警戒宣言の発令」等を誰が、いつ、どのような方法で収集し 伝達するか、具体的に定めておきます。 ○ 情報は、テレビやラジオ、区市町村の地域防災行政無線等から正確な情報をつかむよう にします。 ○ 警戒宣言が発せられると、加入電話の発信規制が予想されることから、加入電話の発信 規制中の緊急連絡は、電話以外の手段(無線電話、専用回線、緑及び灰色の公衆電話、連 絡員の派遣等)を予定しておきます。 ○ 警戒宣言に伴い、交通機関の混乱等が予想されますので、営業方針や任務分担により、 出勤途上や外出中の者の出社の判断、帰宅困難者となる従業員等の対策を講じておくこと が必要です。 ○ 放送設備等により情報を伝える場合は、外部の人に動揺や混乱を不えないように、あら かじめ定めた放送文例により落ちついて放送します。 ○ 営業方針は、事業所の用途、収容人員、危険性等を考慮し、営業の中止、自粛、継続等 を具体的に定めておきます。 ○ 警戒宣言が発せられた場合は、火気の使用を禁止し、点検担当者に事業所内を点検させ、 被害の防止措置を講じます。 ○ 地震に備えるための応急措置や補強は、他の業務に優先して実施します。 ○ 工事、高所作業、エレベーターの使用等は中止する必要があります。 ○ 営業時間外(夜間、休日等)における応急措置要員の確保は、責任者及び応急措置の内 容に応じた適任者を事業所との距離、参集方法等を考慮して指定しておきます。
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24 ○ 応急措置の留意内容 ○ 東日本大震災に際して首都圏で発生した帰宅困難者の実態調査(*3)では、地震時の家族 との安否確認方法について、携帯電話の災害用伝言板を利用した人は約 4.5%、災害用伝 言ダイヤル 171 が 1.3%に留まっていたことが明らかとなりました。 ○ また、東京都が行った、発災時に都内にいた外出者に対するアンケート調査結果による と、帰宅行動を開始した理由として、「家族と連絡が取れず、安否が気になったため」と 回答した人が多く見られました。 ○ 震災時には、電話が輻輳することを踏まえ、従業員、家族等との安否確認について、携 帯電話の災害用伝言板や災害用伝言ダイヤル 171、ソーシャル・ネットワーク・サービ ス(SNS)等の複数の確認手段をあらかじめ設定するよう周知しておくことが必要です。 措 置 内 容 在館者等の誘導・安全確保 在館者の整理、誘導、案内 宿泊客、入院患者等の安全な場所への誘導等 廊下、階段等の避難経路の確認、避難障害の排除 エレベーターの使用停止 出 火 防 止 やむを徔ないものを除き、火気使用設備等の使用停止 火気取扱場所の安全確認 火気取扱場所への消火器等の配置 バケツ等手近な容器に初期消火用水の確保 危 険 物 等 の 安 全 管 理 やむを徔ないものを除き、取扱いの中止 タンク、ボンベ、収納容器等のバルブ閉鎖、密栓、転倒 落下・破損防止、流出防止等の安全措置の確認 取扱場所及び設備の安全確認 監視員、消火器、中和剤、土のう、油吸着材等の配置 建築物等の緊急点検・補強等 看板、照明器具、装飾品等の固定状況の確認と安全措置 窓ガラス、書棚等のガラス等の落下、散乱防止 ロッカー、書棚、OA 機器等の転倒落下防止 カーテン、ブラインド及びシャッターの閉鎖(受傷危険の排除) 破損しやすい物、重量物等の転倒防止及び移動防止措置 危険箇所への立入りの禁止 非常用物品等の確認、準備 救出・救護等の資器材の確認 飲料水、消火用水、非常用物品の点検、確保 すぐに使用できる場所等への移動
1-12 安否確認の周知
*3 帰宅困難者対策の実態調査結果(首都直下地震帰宅困難者等対策協議会〈内閣府・東京都〉) 期間:平成23年10月18日から27日(調査会社のモニターを利用しWEB上で調査) 調査対象:首都圏に居住し地震発生時に自宅外にいた10代~60代の男女5,372名25
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26 ○ 従業員に対して、家族等との安否確認手段の周知・利用啓発をしているか。 ○ 従業員及び家族との安否確認の方法及び連絡手段を複数検討しているか。 ○ 震災時は、固定電話や携帯電話が通話規制によりつながりにくくなることから、従業員 に対して、家族等との安否確認の連絡手段を確保するよう周知します。 ○ 従業員及び家族との安否確認等の連絡手段に ついては、携帯電話の災害用伝言板や災害用伝 言ダイヤル 171、ソーシャル・ネットワーク・ サービス(SNS)等を活用するとともに、複数 の手段をあらかじめ定めておきます。 ○ 安否確認及び情報提供する設備器具の基盤と なる電力の確保に向けて、自家用発電機の整備 やバッテリーの確保等の取組を進め、安定的な 連絡体制を確立します。 ○ 東日本大震災では地震の影響で東京都内の交通機関が停止したため、300 万人を超え る帰宅困難者が発生し首都圏を中心に大混乱が起きました。 ○ 地震発生直後の一斉帰宅行動は、多数の帰宅困難者の発生による混乱や二次災害につな がるおそれがあります。 ○ 帰宅困難者等の発生による混乱を 防止するためには、「むやみに移動を 開始しない」ことを従業員等に徹底す ることが重要です。 ○ 一斉帰宅を抑制するために事前に 計画を立てるとともに、会社で待機す る従業員等のための安全な待機場所 や非常用物品等をあらかじめ用意し ておくことも必要となります。 ○ 警戒宣言等が発せられた場合についても、一斉帰宅させると交通機関の輸送力の限界を 超え混乱するおそれがあることから、同様の対策を講じることが大切です。
1-13 一斉帰宅の抑制
ポイント
チェック事項
渋滞する都内道路(東日本大震災)27 ○ 従業員等に「むやみに移動を開始しない」ことを周知しているか。 ○ 帰宅を開始できるようになるまで従業員を留めるための安全な待機場所が事業所内に 確保されているか。 ○ 帰宅困難者のための非常用物品(食料、飲料水、寝具等)を準備しているか。 ○ 混乱状況及び居住地等を考慮した時差退社計画及び帰宅地図を作成しているか。 ○ 従業員等に対して帰宅困難者等の発生による混乱を防止するため、「むやみに移動を開 始しない」や「帰宅困難者心徔 10 か条」を徹底します。 ○ 事業主責任として、従業員が駅周辺や道路上に 滞留する大量の帰宅困難者の一人として、集団転 倒に巻き込まれたり、火災や沿道建物からの落下 物等により危険な状態にさらされないように措 置する必要があることを認識します。 ○ 事業所において一斉帰宅を抑制することは、首 都機能の回復が遅れる可能性がある救助・救急活 動、消火活動、緊急輸送活動等の応急活動を迅速 かつ円滑に実施するための事業所の責務である ことを認識します。 ○ 一斉帰宅を抑制した従業員等が、事業所内で留まるための安全な待機場所を確保します。
ポイント
チェック事項
〈事業所における待機場所の設定〉
◆ 事業所の立地条件や建物ごとの特性を踏まえ待機場所の選定をする。 ◆ 待機場所の選定については、施設の耐震化、オフィス家具類の転倒・落下・移 動防止、ガラスの飛散防止、収容物、備蓄倉庫の設置場所などを考慮し、必要な 待機人員が安全に滞在できる環境整備を図る。 ◆ 建築基準法上の新耐震基準以前(昭和 56 年(1981))の建物は、建築物の 耐震改修の促進に関する法律(平成7年法律第 123 号)に基づき、耐震診断を行 い、安全性を確認する。 ◆ 待機場所での非常用物品等の配布、火気使用器具の制限、巡回警戒の実施等の 待機場所の運営計画を作成する。 ◆ 待機場所及び周辺には、分かりやすい表示か案内板を掲示する。事
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28 〈帰宅困難度を把握する例〉
◆ 帰宅困難者心得10か条
1 慌てず騒がず、状況確認 2 携帯ラジオをポケットに 3 つくっておこう帰宅地図 4 ロッカー開けたらスニーカー(防災グッズ) 5 机の中にチョコやキャラメル(簡易食料) 6 事前に家族で話し合い(通信手段、集合場所) 7 安否確認、ボイスメール(災害伝言ダイヤル)や遠くの親戚 8 歩いて帰る訓練を 9 季節に応じた冷暖準備(携帯カイロやタオルなど) 10 声を掛け合い、助け合おう 東京都地域防災計画 震災編 平成 19 年修正版より № 出 勤 状 況 氏 名 住 所 帰宅ルートの概要 距離 付加的要素 帰宅G 連絡先 主要路線 予測 時間 開始時刻 通常の通勤経路 到着時刻 1 ・・・・ 千葉県…市・・・・ 千葉方面(・・・区-・・・-・・・市) …km ①××橋、◆◆橋に注意 ②湾岸の液状化も考慮 千葉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 2 ・・・・ 千葉県…市・・・・ 千葉方面(・・・区-・・・-・・・市) …km ①××橋、◆◆橋に注意 ②湾岸の液状化も考慮 千葉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 3 ・・・・ 千葉県…市・・・・ 千葉方面(・・・区-市川-・・・市) …km ①××橋、◆◆橋に注意 ②湾岸の液状化も考慮 千葉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 4 ・・・・ 千葉県…市・・・・ 千葉方面(・・・区-市川-・・・市) …km ①××橋、◆◆橋に注意 ②湾岸の液状化も考慮 千葉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 5 ・・・・ 埼玉県…市・・・・ 埼玉方面(・・区-・・・-・・・市) …km ××(火災危険度5)を通過 埼玉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 6 ・・・・ 埼玉県…市・・・・ 埼玉方面(・・区-・・・-・・・市) …km ××(火災危険度5)を通過 埼玉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 7 ・・・・ 埼玉県…市・・・・ 埼玉方面(・・区-・・・-・・・市) …km ××(火災危険度5)を通過 ××(火災危険度5)を通過 埼玉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 : 8 ・・・・ 埼玉県…市・・・・ 埼玉方面(・・区-・・・-・・・市) …km ××(火災危険度5)を通過 埼玉A 090-××××-×××× (E メール ・・・・・) -国道○号線-××街道-◆◆街道 …時間 開始 : -・・・線・・・駅-・・・線・・・駅 到着 :○○○株式会社 従業員等の帰宅困難者一覧
平成 年 月 日現在29 ○ 帰宅困難者の発生抑制には、家族等との安否確認や一斉帰宅の抑制の取り組みを推進す ることが大切です。 ○ 東日本大震災では、帰宅困難者を受け入 れる一時滞在施設として、あらかじめ指定 された施設がなかったことに加え、一部の 施設に受入可能人数を超える帰宅困難者 が集中したことにより、施設の確保と受入 れが困難となった事業所がありました。 ○ 災害時帰宅支援ステーションと一時滞 在施設との役割分担が丌明確であったこ とから、帰宅困難者の受入れ後においても、 施設の運営が混乱する事例がありました。 ○ 事業所の従業員等に対する情報の提供、保護支援、交通手段の確保などについて対策を 立てておくことが大切です。 ○ 帰宅困難者に対する待機に係る案内、安全な場所への誘導などの利用者保護のための措 置が講じられているか。 ○ 徒歩による帰宅経路、沿道の店舗等で、水やトイレ及び情報提供を受けることができる 災害時帰宅支援ステーションを把握しているか。 ○ 東日本大震災では、「電車の運行再開がいつになるか分からなかったため」帰宅行動を 開始した帰宅困難者が多くいたことから、鉄道の運行状況を情報提供する体制を充実させ ます。 ○ 情報提供する場合は、館内放送設備、大型ビジョン、デジタルサイネージ等を活用し、 音声や文字による情報提供を実施するなど、災害時要援護者が情報を徔やすい環境整備に 配慮します。 ○ 安定的な情報提供するため、燃料、電力等の確保により持続的な情報発信が可能となる ように自家発電設備の整備や燃料の確保等を整えておきます。 ○ 駅周辺の事業所では、駅前滞留者対策協議会と連携し、帰宅困難者を一時滞在施設に誘 導するなど利用者保護を図るようにします。
ポイント
チェック事項
1-14 帰宅困難者対策
駅に滞留する帰宅困難者(東日本大震災)事
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30 ≪訓練等による事業所防災計画の検証と見直し≫ ○ 作成した事業所防災計画については、定期的な訓練等を通して内容の確認や検証を行い、 常に効果的で効率的なものとなるよう見直しを図ることが大切です。 ○ 東日本大震災を過去の出来事とするのではなく、自らの事業所で発生した現実を改めて 振り返り、再確認することによって、いつ発生するか分からない首都直下地震や東海・東 南海・南海の三連動地震への備えをすることが重要となるのです。 ○ 事業所防災計画に対して必要な対応行動が十分かどうか、それに応じた体制が備えられ ているかどうか等について、確認、検証し計画を見直しているか。 ○ 訓練等を実施した結果を確認、検証し計画を見直し、改善していく取り組み(PDCA サイクル)を取り入れるようにします。 ○ 訓練等を実施した場合は、その実施結果記録を作成し、保存するようにします。
ポイント
チェック事項
1-15 その他
31 ◆ 訓練の実施結果記録書(例)