2016 年 7 月 19 日 一般社団法人 国際ジュニアゴルフ育成協会 株式会社ビーエスフジ
『IMGA 世界ジュニアゴルフ選手権』 結果
<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 概況> ◇2016 年 7 月 12 日~7 月 15 日(15-17 歳男女は 4 日間、他部門 3 日間競技) ◇米国カリフォルニア州トーリパインズGCサウスC(7183 ヤード、パー72=15-17 歳男子男子)ほか 男女各 6 部門のうち日本選手団(PGM日本代表)は 5 部門で「世界一」に輝いた。11―12 歳の部女子で昨年 覇者の梶谷翼(岡山・山陽女子中1年)が通算8アンダーに伸ばして前日 1 打差2位から逆転で2連覇を達成。7 -8歳の部男子では弟の駿(岡山・総社東小3年)も3打差2位から逆転で優勝し、日本選手団初の「姉弟同時 優勝」の快挙になった。6歳以下の部では、男子は根本悠誠(千葉・小山小1年)が大会新の通算7アンダーで優勝、 女子の長峰真央(千葉・北貝塚小1年)も2位に 16 打差で圧勝し、こちらも日本選手団初の「同一部門アベック世 界一」に輝いた。13―14 歳の部女子で、第2ラウンド首位の比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中2年)は通算9アンダーでヴ ォラヴィスティクル(タイ)とプレーオフとなり、2ホール目で敗れて2位だった。大会後に発表される来年のシード権は昨年 実績(13―14 歳から7-8歳の部は男女各6位、6 歳以下の部男子3位、女子2位まで)によると、13―14 歳の 部女子で比嘉のほか4位の西郷真央(千葉・麗澤中3年)、9―10 歳の部女子で2位の藤代成実(埼玉・八幡 小5年)と3位の清本美波(愛知・向山小5年)、7―8歳の部女子で2位の清水心結(埼玉・中尾小2年)が 確保したとみられる。 また、15―17 歳の部女子では畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)が通算2アンダーで逆転優勝を果たし、このカテ ゴリーでは日本選手初の 2 連覇を達成した。4打差2位でスタートし、首位が崩れたため前半で首位に立ち、逃げ切った。 小倉ひまわり(東京・日出学園高3年)と組んだ団体戦(非公式)でも連覇を果たした。この日 69 のベストスコアで回 った平岡瑠依(大阪・大阪学芸高2年)が通算イーブンパーで2位と、日本勢がワン・ツー・フィニッシュした。男子はただ 1 人予選を通過した河本力(愛媛・松山聖陵高2年)が、8オーバー80 をたたき、50 位に終わった。 【PGM日本代表最終成績】 ▽15―17 歳の部男子(パー72) 【1位】ニーマン(チリ)=276 【50 位】河本力(愛媛・松山聖陵高2年)=304 【予選落ち】西脇まあく(大阪・興国高2年)=225 【予選落ち】大澤優(新潟・開志国際高2年)=232 【予選落ち】五十嵐瑠亜(新潟・開志国際高2年)=236 ▽同女子(パー72) 【1位】畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)=286 【2位】平岡瑠依(大阪・大阪学芸高2年)=288 【11 位】小倉ひまわり(東京・日出学園高3年)=294 【18位】平塚新夢(茨城・明秀学園日立高2年)=297 【41位】河野杏奈(千葉・麗澤高2年)=308 【予選落ち】山路晶(宮城・東北高3年)=236 【予選落ち】奥山友梨(熊本・熊本国府高1年)=237 ▽13―14 歳の部男子(パー71) 【1位】マイチョン(米国)=202 【45 位】松田正史(熊本・花陵中1年)=220【57 位】小林大河(東京・東金町中1年)=222 【66 位】栗原悠宇(埼玉・藤中3年)=224 【95 位】豊里裕士(沖縄・恩納中3年)=228 ▽同女子(パー72) 【1位】ヴォラヴィスティクル(タイ)=207 【2位】比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中2年)=207 【4位】西郷真央(千葉・麗澤中3年)=213 【13位】長谷川せら(岐阜・稲羽中2年)=218 【20位】郡山瞳(宮城・寺岡中3年)=220 ▽11―12 歳の部男子(パー72) 【1位】チョクプラジャクチャット(タイ)=212 【8位】黒田裕稀(兵庫・八条小6年)=216 【23 位】北添海翔(奈良・伏見中1年)=219 【64 位】縄田領一(山口・高川学園中1年)=228 *公式記録では 3 選手が1位タイとなっておりますが、記録最上段の選手のみ表記しております。 ▽同女子(パー72) 【1位】梶谷翼(岡山・山陽女子中1年)=208 【9位】川畑優奈(千葉・佐貫小5年)=219 【10 位】杉浦愛梨(愛知・高浜中1年)=223 【13 位】花田華梨(栃木・宝木中1年)=226 ▽9―10 歳の部男子(パー72) 【1位】コン(米国)=208 【24 位】橋本拓英(三重・南が丘小4年)=229 【39 位】池由哉(新潟・根岸小5年)=236 ▽同女子(パー56) 【1位】チャイシルプラングルアング(タイ)=168 【2位】藤代成実(埼玉・八幡小5年)=171 【3位】清本美波(愛知・向山小5年)=172 【12位】栗田怜奈(千葉・小栗原小5年)=184 ▽7―8歳の部男子(パー64) 【1位】梶谷駿(岡山総社東小3年)=188 【34 位】西山陽斗(北海道・開西小3年)=215 ▽同女子(パー57) 【1位】ドヴヒー(米国)=175 【2位】清水心結(埼玉・中尾小2年)=183 【7位】瀬谷里美(埼玉・西町小3年)=188 【12位】豊田ヒカル(熊本・築山小3年)=197 ▽6歳以下の部男子(パー54) 【1位】根本悠誠(千葉・小山小1年)=155 ▽同女子(パー54) 【1位】長峰真央(千葉・北貝塚小1年)=168 ▽15―17 歳の部男子 団体(非公式) 【13 位】五十嵐瑠亜(新潟・開志国際高2年)、河本力(愛媛・松山聖陵高2年)=460 ▽15―17 歳の部女子 団体(非公式) 【1 位】畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)、小倉ひまわり(東京・日出学園高3年)=580
<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト1> ◇11―12歳の部女子◇7月14日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州バーナード・ハイツCC(5653ヤード、パー72) 梶谷翼(岡山・山陽女子中1年)が、2連覇を成し遂げるとともに、7-8歳の部男子を逆転で制した弟の駿(岡 山・総社東小3年)と、日本選手では初の「姉弟同時優勝」を成し遂げた。 首位スチクト(米国)に1打差でスタートした梶谷は、前半で3つのバーディーを奪って通算8アンダーにスコアを伸ばし て早くも逆転。そのまま逃げ切るかに見えたが、思わぬ展開に。12番パー3で第1打がバンカーの目玉になり、2打目で出 ず今度はバンカーのアゴにささって、3打目でやっと脱出。ダブルボギーにした。13番パー5では奥3メートルに2オンしたが バーディー止まりで、アウトで2つスコアを落としていた同組のスチクト、チャン(香港)もバーディーと息を吹き返した。目の 前の敵はいいが、前の組のウ(台湾)がバーディーをと取っていることが気になる。15番で奥8メートルから3パットのボギー にして「たぶん差は1打しかない」と考えていた。 勝負強さはここから。16番パー3で下から10メートル以上あるロングパットを入れた。17番パー5では「狙いってはいなか った」という右の林越え方向に飛んだ第1打が木に当たって前に出たのが幸運だった。池の手前にレイアップし、第3打でピン 左下2メートルにつけ、連続バーディー。通算8アンダーでホールアウトしたが、前の組が分からず、優勝の喜び表現はなし。 掲示板にウのスコアが記入され、2打差で勝ったのを知って、ようやく笑顔がのぞいた。 年齢カテゴリーがあるこの大会が、梶谷にとってはプレッシャーだった。今年は女子ツアーにも2試合参戦。6月の日本女 子アマでは12歳で一時は優勝争いに顔を出し、6位に食い込む大健闘で話題になった。「絶対に負けられない。ここで負 けたら、上では勝てないから」と、自分に「優勝」を課した。また、9―10歳の部で負けた1つ年下のパノ(米国)が同じカ テゴリーに上がってきた。「パノにリベンジする」という意識もあったという。連覇を決めた気分は「ホッとした」だった。 この日は弟の駿も優勝争いをしていた。「3打差あるし、朝はふざけていたし、応援する気も起きない」と厳しかったが、 表彰式後にすぐ近くの7―8歳の部の会場へ。移動中に駿の逆転優勝を知り「せっかく自慢してやろうと思っていたのに」と 口では言うものの、顔は笑っていた。駿はこの日、9番でイーグルを奪うなど2アンダーで回り、通算4アンダーで逆転優勝。 もらったトロフィーは姉と同じ大きさに喜び、「スコアカード出したときに1位だっていわれた。優勝せんと、もうここにつれてきても らえないから頑張った」と、胸を張った。 一昨年も2人で優勝寸前までいったが、ともに2位。3年越しに、家族の夢がかなった。2人で同じカップを抱いて記 念写真に納まった。梶谷は「プロの大会で今までマンデーは通るけど本戦で予選落ちだったんで、これからは決勝ラウンドに行 くのを目標にしたい」と、次のステップアップを目指す。 写真:左/11-12 歳女子 梶谷翼(右)と弟 7-8 歳男子 駿、右/11-12 歳女子 梶谷翼 <IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト 2> ◇13―14 歳の部女子◇7月 14 日◇最終ラウンド ◇米カリフォルニア州CCランチョ・ベルナルド(5871 ヤード、パー72) 第1ラウンドから首位を走っていた比嘉里緒菜(沖縄・嘉数中2年)が、惜しくもプレーオフで「世界一」を逃した。この 日は「欲を抑えすぎてパターがショートしては入らな過ぎました」と振り返るように、前日まで2日間で14バーディーを奪った攻 撃的なパッティングが影を潜めた。ボギーが先行する苦しい展開の中、通算9アンダーで1打リードして最終18番パー5を 迎えた。「相手(ヴォラヴィスティクル=タイ)が飛ぶので、グリーン近くまで第2打で来る。自分がバーディーをとらないと負け
ると思った」というように、相手の飛距離に威圧されていた部分もあった。案の定、バーディーを奪われて並び、プレーオフに突 入。18番の繰り返しで行われた2ホール目。第3打で1メートルにつけられ「4メートルぐらいのバーディパットで、入れたか ったけど右に外してしまった」と、プレーオフ負けで無念の2位になった。 勝負がついた瞬間「旗ざおを持っていたんですけど、優勝パットを入れられたときは、終わりたくなくて差したくなかった。涙が 出てきて、泣きながら差しました」と打ち明ける。それでも、出場を目指してPGM日本予選3度目の挑戦で出場した世界 の舞台で、優勝争いを引っ張ったのはりっぱ。「初日(65)は運もあったけど、2日目から気持ちのコントロールが難しくなっ てしまいました。最終日も5打差あったので、自分にブレーキをかけてしまった。優勝を、と思ったんですけど。これからは、プレ ッシャーに強くなるようにしたい」と、今後への課題を挙げ「来年も出場できるので、リベンジしたい」と誓った。 写真:13-14 歳女子 比嘉里緒菜 <IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト 3> ◇6歳以下の部男女◇7月 14 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州コリナ・パークGC(1231 ヤード、パー54) 日本選手団としては初めての同部門アベック優勝を根本悠誠(千葉・小山小1年)と長峰真央(千葉・北貝塚小 1年)が成し遂げた。根本はこの日も3アンダー51をマ ーク。通算7アンダーで2位に13打差をつける圧勝だっ た。気分を聞くと「大会新記録っていわれたよ。優勝はな んともなかったけど、そっちはうれしかった」と、すまし顔でこ たえた。これで、優勝のご褒美のマスターズのDVD ((2002年、2003年)を買ってもらえるそうで「楽し み」だという。長峰は「1番(49ヤード)でホールインワ ンしたんだよ。ころころって入った。びっくりした」と、絶好の 滑り出し。「やったーと思った。優勝できると思った」という ように2オーバー56にまとめ、2位に16打差と完勝。こ ちらの優勝ご褒美は「犬を飼っていいって。世話するから」 と、うれしそうだ。2人とも第1ラウンドから首位の完全 優勝だった。 写真:U6男女2根本悠誠(左中)と長峰真央(右中)
<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト 3> ◇7-8歳の部女子◇7月14 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州シキュアン・リゾート・パイングレン(2413 ヤード、パー57) 清水心結(みゆ、埼玉・中尾小2年)が粘って2位に 食い込んだ。優勝したドヴヒー(米国)に8打差をつけら れたが、この日は同じ2オーバー59 で回った。「うれしいよ。 キリンの首の長さぐらいうれしいよ」と、コロコロ笑う。5番で 2メートル、8番では「このぐらいにだった」と指で 10 センチ ほどを示した2つのバーディーを奪った。ボギー4つに押さえ たのは、24 パットに収めたパッティングのよさ。「パターが良く て、2メートルぐらいは全部入った」という。「1 位になろうと 思ってやった。きょうは 18 アンダー出すつもりだった」と、相当 な強気だ。昨年6歳以下の部で優勝していて2年シード がある。「来年は2位に何打差もつけて勝ちたい」と早くも 「優勝宣言」していた。 写真:7-8 歳女子 清水心結 <IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト4> ◇15―17 歳の部女子◇7月 15 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州ラ・コスタ・リゾート・レジェンズC(5929 ヤード、パー72) 畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高3年)が、鮮やかな逆転劇で2大会連覇を果たした。このカテゴリーでの日本人選手の2 連覇は初めて。小倉ひまわりと組んだ団体戦(非公式)でも優勝、2年連続2冠も達成した。「4打差あったので、今 日のベストスコアぐらいを出さないと届かないと思った」とスタートしたが、首位のサソ(フィリピン)が6番までに6オーバーと 崩れたため、4番で1つ伸ばしていた畑岡が難なく首位に。「正直、調子は今いちだったんです。スイングが安定していなかっ た」というように、ガツンと飛ばして、ビタッとつけて入れるという畑岡らしさをあまり出せず、13 番では3番ウッドで刻もうとして 左の林の入口に行き、2打目もバンカーに入れてボギー。この時点で浮上してきた河本結に1打差、サソに2打差に迫ら れた。16 番で2メートルの「下りのスライスラインが入った」と、通算3アンダーに戻し、18 番でバンカーに入れてボギーにした もののこの日はパープレーで逃げ切った。ただ 1 人、通算アンダーパーだった。 日本代表のチームメートからは「同じコースの2連覇なら得意なコースと思うけど、まったく違うコースはすごい」と、称賛され た。飛距離が必要なトーリパインズGCノースCと、「ドライバーは 10 回ぐらいしか使わなかった」という、正確性を求められる 今回のコースでの連覇は価値がある。ウイニングパットを決めると、6人のチームメートがペットボトルで「ウオーター・シャワー」 を浴びせて祝福。ずぶぬれになったが「連覇できてよかった。この大会は今回が最後だったので」と笑顔を見せた。6月の日 本女子アマでは最終日3打差2位から5番まで3つ伸ばして逆転ムードだったが「6番で簡単に3パットして流れを止め た」と教訓を得た。今回は「逆転優勝ですけど、自分が伸ばした優勝ではなかった。世界アマとか上の大会では勝てない。最 終日にギアを上げるにはどうしたらいいのか、自分でもまだ分からないんです」と、もう1つ課題が残った。 表彰式では、昨年優勝と同じく「副賞」として来年4月予定の米女子ツアー「スウィンギングスカートLPGAクラシック」へ の出場権をプレゼントされ、自分で手をたたいて喜んだ。今後はまず「世界アマの日本代表としていい成績を残したい」という。 高校最後の年。来年は世界大会での活躍を支えに「プロ」への道に進んでいくことになりそうだ。 写真:15-17 歳女子 畑岡奈紗
<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト5> ◇15―17 歳の部女子◇7月 15 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州ラ・コスタ・リゾート・レジェンズC(5929 ヤード、パー72) 平岡瑠依(大阪・大阪学芸高2年)が最終ラウンドベストスコアの3アンダー69 をマークして通算イーブンパーで2位に 飛び込んだ。この日は2番でバーディーが先行したが「3番でテンプラを打って2、3打目も乗らずで」とダブルボギーをたたい た。それでも「ショットがよかったので、グリーンを外してもアプローチが簡単だった」と、パーでこらえているうちにリズムが出てきた。 アゲンストの8番パー3では7番アイアンで 80 センチ、9番パー5では3打目をまた 80 センチにつける連続バーディーで 波に乗った。後半も2バーディーを奪い、通算イーブンまで戻した。初めての世界ジュニアだったが「上位に日本人が多かった ので日本の大会みたいだった。でも、一緒の人たちと会話しなかった」と、振り返った。風が強くなってスコアを崩す選手が続出 する中での3アンダーは見事。「中 1 のときに嵐の中で関西新人戦に勝ったので、風はあんまり怖くないんです」と、風をうまく 利用した。2位のトロフィーのほか「この日のロスコア賞」のプレートももらって笑顔をみせていた。 写真:15-17 歳女子 平岡瑠依 <IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト6> ◇15―17 歳の部女子◇7月 15 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州ラ・コスタ・リゾート・レジェンズC(5929 ヤード、パー72) 日本選手団女子主将の小倉ひまわり(東京・日出学園高 3年)は、畑岡奈紗と組んだ団体戦(非公式)で連覇を 果たしたが「今回も奈紗ちゃんのおかげ、私は予選を落ちな ければいいって感じでした」と、苦笑い。団体戦は2人のスコ ア合計で争い、開幕前にメンバーを固定するので、最終ラウ ンド(第3ラウンド 40 位タイまで)に2人とも残らなければ スコアなしになる。今回は厳しいコースとあって、最終日に残っ たのは日本と米国だけだった。個人では通算6オーバーでし のぎ、11 位で終えた。それでも「最終日にやっとパターの打ち 方のコツをつかめました。忘れないようにメモしました」と収穫は あったよう。主将としては「みんなに集合時間を伝えたり、いろ いろ用事を言われて使い走りでした」と笑った。最後の仕事は、 畑岡の祝福用にペットボトルの調達だった。 写真:15-17 歳女子 小倉ひまわり
<IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト 7> ◇15―17 歳の部男子◇7月 15 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州トーリパインズGCサウスC(7183ヤード、パー72) 男子代表でただ 1 人最終ラウンドに進んだ河本力(愛媛・松山聖陵高2年)は、8オーバー80 をたたいて 50 位に終 わった。「今日はアンダーを出すつもりでスタートした。1日のスコアでアンダーが出ていなかったので」と、上位進出でシード権 (昨年実績 20 位以内)を目指したが、スタート 1 番で落とし穴に。左ラフからの第2打をグリーン右バンカーに入れ、第3 打もグリーンオーバーと、ダブルボギーとした。「そこからは全部バ ーディーを取る気持ちでやった。ピンしか攻めなかった」という。 4番で「完ぺきなドライバー」から2メートルにつけてバーディー を奪ったものの、そこから「ボギーしか出なくなった」と、7ボギー。 最終ラウンド進出者の中で最下位に終わったが「来てよかった。 日本ではアプローチが得意な方でしたけど、こっちの芝では全 然だめ。どんな状況でも対応できる技術を身につけないと」と、 目が覚めた。日本代表の最上位者に与えられる男子ツアー 「HEIWA PGMチャンピオンシップ」への出場権は手に し「絶対に予選を通過してベストアマを取ります」と、今大会で 得たものを生かしていく。 写真:15-17 歳男子 河本力 <IMGA世界ジュニアゴルフ選手権 ハイライト8> ◇15―17 歳の部女子◇7月 15 日最終ラウンド ◇米カリフォルニア州ラ・コスタ・リゾート・レジェンズC(5929ヤード、パー72) 河本結(愛媛・松山聖陵高3年)が、不運に泣いた。カ リフォルニア州で出場資格を取って出場。日本代表選手団に は弟の力が加わっていて、姉弟出場だった。この日は 13 番で バーディーを取り、優勝した畑岡に1打差に迫った。ところが 15 番で第 1 打が右の木に当たり、ギャラリーも一緒になって探 したがボールが見つからず、ロストボールでダブルボギーとなり、 結局3オーバー7位で優勝の夢は破れた。「4日間、パター がやばかった。自分の下手さ加減が分かりました」と、グリーン 上で思うように行かなかった。優勝した畑岡に駆け寄り祝福。 帰国して四国ジュニアに出場し、日本ジュニアを目指すのが次 の目標になる。 写真:15-17 歳女子 河本結(12 番でチップインでパーにしのぐ) 写真クレジット:©IJGA2016