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42 環境の保全 豊島区基本計画|豊島区公式ホームページ

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4 .みどりのネットワークを形成する環境のまち

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■現状と課題

今日、大都市における環境問題は、自動車排出ガスによる大気汚染や、都市騒音、ごみ の大量排出など、従来の都市・生活型の問題に加え、地球の温暖化やオゾン層の破壊、酸 性雨問題など、地球環境問題として拡大・深刻化しています。

これらの問題を解決するためには、生活者である個人のライフスタイルや事業者の経営 スタイルを変革していくことが不可欠であり、併せてエネルギーの消費抑制に向けた社会・ 経済システムの改革も重要です。

国際的な取組みとしては、地球温暖化問題に対応するため、平成20年から24年までの間 に、先進各国が温室効果ガスの排出量を平成2年の水準より5%削減することを目的とした 京都議定書が平成17年2月に発効となりました。日本には、6%の削減目標が義務付けられ ています。

一方、都内の大気汚染の状況を見てみると、平成15年10月から実施された都のディーゼ ル車規制等の発生源対策により、道路沿道の浮遊粒子状物質が大幅に改善されています。 豊島区においても、自動車排出ガスが主要原因である二酸化窒素や浮遊粒子状物質は、や や改善傾向にあります。しかし、光化学オキシダントは、改善の傾向がみられず、自動車 による交通騒音は環境基準、さらに騒音規制法の要請限度を超える地点もあり、依然とし て自動車公害の解決が課題となっています。

区民からの公害苦情の状況としては、建設作業や深夜営業、駐車場等による騒音の他、 本来近隣相互で解決すべきピアノの音や、クーラー室外機等の騒音、悪臭の問題など多様 化しています。特に、豊島区では、東京都全体に比較し、建設騒音の苦情割合が高いこと が特徴となっています。

温暖化対策としては、平成16年2月の「豊島区地域省エネルギービジョン」に基づく省 エネルギー活動を推進するとともに、今後は、人と自然が調和した環境への負荷の少ない 社会の構築に向け、環境管理の仕組みを地域社会に定着させていくことが求められていま す。そのため、地域の課題や特性に対応しつつ、環境対策全般を視野に入れた地域エコ事 業を推進するなど、区民、事業者、行政が一体となった地域からの行動を広げていく必要 があります。

一方、副都心池袋を抱える区の課題として、地域の環境美化の問題があります。多くの 来街者でにぎわう池袋を中心にした地域で、空き缶・吸い殻の投げ捨てや落書きによる街 の美観の低下が問題となっており、改善を望む声が増えています。さらに、平成15年の健 康増進法の施行以降、たばこの煙に対する関心が高まるとともに、特に歩きたばこの煙に よる受動喫煙の問題も重要視されてきました。このため、区では、平成16年11月に「とし ま喫煙マナー」をスタートさせ、駅周辺に喫煙所を設置し、喫煙マナー向上のための啓発

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環境の保全

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第2章

分野別計画

活動等を行うとともに、平成17年5月からは、落書きなくし隊を結成し、落書きを消去す るなど、美観の向上に努めています。安全・安心、快適に過ごせる「さわやかな街づくり」 を目指すため、一人ひとりのモラルの向上を図る意識啓発活動を継続的に取り組んでいく ことが必要です。

今日の環境問題の多くは、区民一人ひとりの日常生活や個々の企業の事業活動と深くか かわっています。その解決のためには、従来の法律や条例に基づく規制や誘導だけでは困 難です。一人ひとりの行動が環境に及ぼすことを自覚し、それぞれが役割を担い、社会経 済システムやライフスタイルを環境に優しいものに変えていく努力が求められています。

■施策の方向

地球温暖化対策など、地球環境に対する区民の関心が高まる中、人と自然が調和した環 境への負荷の少ない環境重視の都市づくりを目指します。

区民、事業者、行政が一体となって環境管理の仕組みを整備し、定着を図るとともに、 地域の美化についての取組みを推進します。

❶都市公害の防止

区内の幹線道路沿道や交通量の多い交差点での騒音や二酸化窒素などの環境基準の達成 状況は厳しい状況で推移しています。 こうした中、東京都では環境確保条例(略称)によ り、ディーゼル車に対する規制を平成15年10月から開始しています。 

多様化する都市公害に対応し、安全で健康な生活環境を確保するため、規制・誘導をす すめ、環境基準の達成を目指します。

❷都市環境の保全

温室効果ガスの排出量は増加し続けており、温暖化をはじめ地球環境の悪化が問題と なっています。化石燃料の使用軽減を図るため、区民、事業者と連携し、環境意識を高め ていくとともに、省エネ誘導の都市づくりを推進します。

また、環境問題やエネルギーに関する啓発や環境教育に積極的に取り組みます。

❸地域美化の推進  重点施策

街の美化に対する区民の関心、要望が高まりを見せる中、区民等との協動による啓発活 動や環境美化活動への取組みが進んでいます。

街の美化に対する区民の意識の向上を図るとともに、区民・事業者・団体等との連携に よる地域一体となった環境美化を推進します。

※重点施策の選定理由

 地域の環境美化は、安全・安心と並び、区民の生活環境の向上に不可欠であり、街のイメージアップとともに、魅 力あるまちづくりを推進する豊島区にとって重要であると判断し、選定した。

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4 .みどりのネットワークを形成する環境のまち

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■成果指標

指 標 名 現  状 (平成前期目標22年度)(平成後期目標27年度)

1 温室効果ガス(CO2)の排出量

1,352千トン

(平成14年度) 4%減

2 道路や公園、街角などにポイ捨て等がなくきれいで

あると考える区民の割合

区民15.1%

団体13.1%

※特に表記がない限り、現状値は平成16年度末のものである。 【説明】

1  温室効果ガス(二酸化炭素CO2)の区内の年間排出量。地球温暖化の原因となっている二酸化炭素は増加傾向にあり、今 後排出量の削減を目指す。(削減目標は、「豊島区地域省エネルギービジョン」による)

2 「協働のまちづくりに関する区民意識調査(平成17年3月実施)」の割合。

■計画事業

◎ 既存重要AA事業 ○ 既存重要A事業  施設建設事業  新規重要事業

施策の方向

事 業 名

1 都市公害の防止 1   ◎ 水質・土壌・ダイオキシン対策事業 2 都市環境の保全 1   ◎ 計画・普及啓発事業

2 地域エコ推進事業 3 地域美化の推進 重点施策 1   ○ 環境美化事業

2 池袋駅周辺クリーンアップ作戦

【参考】

○計画事業以外の事業

施策の方向

事 業 名

1 都市公害の防止 1 騒音振動対策事業

2 大気汚染対策事業(交通公害対策) 3 大気汚染等常時監視システム維持管理 3 地域美化の推進 1 カラス巣落とし事業

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 都市公害の防止

4--2-1-1 ◎水質・土壌・ダイオキシン対策事業

【事業内容】工場等の事業場周辺の井戸水の有害物質定期調査、区内の大気及び土壌中のダイオキシン類

濃度調査などを行い、環境基準達成状況を把握・監視を行う。

【今後の方向性】水質・土壌汚染対策は、事業場跡地の土壌汚染の状況調査等により、土壌汚染の拡散防

止を図るとともに地下水の継続監視を行う。ダイオキシン対策は、ダイオキシン類による汚染を定期的 に調査することで、区民の健康と安全を守る。

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第2章

分野別計画

前  期(平成18∼22年度)

事業量 ダイオキシン類大気測定 20回、土壌測定 5回 事業費(百万円) 14

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 都市環境の保全

4-2-2-1 ◎計画・普及啓発事業

【事業内容】区民への環境情報の提供や、環境教育・学習、環境NPOとの連携などの一般的な普及啓発

を行うほか、省エネ・新エネルギー等に関わる諸計画づくりを実施する。

【今後の方向性】環境保全に向けた人材の育成や子供向け環境学習講座の開催、各種広報活動、情報提供

等、区民、事業者への様々な支援を進め、地域の中から自主的な環境保全への取組みを高めていく。

前  期(平成18∼22年度)

事業量 子ども向け環境学習講座 25回、エコライフ講習 15回、

普及啓発イベント 10回 事業費(百万円) 5

4-2-2-2 地域エコ推進事業

【事業内容】区・区民・事業者等が連携して、地域の中からの環境対策を検討し、推進していく場として

「地域協議会」の設立を検討する。また、足元からできる環境対策として、打ち水の普及や緑のカーテン を導入(小学校でモデル実施)していく。併せて、全庁的な環境施策について推進を図るため、環境プ ラン等の作成を行う。

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 地域美化の推進 

重点施策

4-2-3-1 ○環境美化事業

【事業内容】区民・事業者・地域団体及びボランティアと行政が一体となり、空き缶・吸い殻等のポイ捨

てや歩きたばこを防止するとともに、落書きの早期消去を行うことで、街の美観の確保を図る。

【今後の方向性】「としま喫煙マナー」の周知などさらにPRを強化するとともに、灰皿ボランティア制度、

合同環境美化キャンペーン、路上啓発シールなど多様な方法で意識啓発を行う。また落書き消去支援事 業に加え、「落書きなくし隊」による消去活動を行うことにより、区民の落書きに対する意識を高めると ともに、地域における落書き消去体制を確立する。

前  期(平成18∼22年度)

事業量 啓発活動 225回、落書き消去支援 120回、

「落書きなくし隊」活動 60回 事業費(百万円) 31

4-2-3-2 池袋駅周辺クリーンアップ作戦

【事業内容】通行人の多い池袋駅東西口周辺地域を中心に、環境美化を更に推進するため、一年を通して

「としま喫煙マナー」の一層の徹底を図り、歩きたばこ・ポイ捨てを防止する啓発・清掃活動を実施する とともに、街の美観を損ねている落書きを消去する。併せて、繁華街ごみ夜間・早朝収集の推進を更に促 進し、カラス対策や美化対策を進めていく。

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参照

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