ねつ
のどの痛み
など…
主な症状
せき
ねつ
のどの痛み
せき
など…
新型インフルエンザ(A/H1N1)が流行しています。
この「新型インフルエンザ」は、季節性インフルエンザとは抗原性が大きく異なるため、 ほとんどの方が免疫を獲得していません。このため、全国的に急速にまん延しています。 新型インフルエンザを正しく理解し、適切に対応して、感染を予防しましょう。
ै٠LJȖǸȎNjȖǙƞ࡞ƚࣼनƟ¨
季節性インフルエンザとほぼ同様です。 ただし、季節性インフルエンザに比べて、下痢 などの消化器症状が多い可能性が指摘されていま す。症状の有無、経過を確認しましょう。新
新
新
新 新 新
新
新
新
新型イ型イ型イインフルエンザ(AAA//H1N1)が流行し行 ています
新型インフルエンザを予防しましょう
!!
□ねつ □せき □のどの痛み □体の痛み □頭痛 □寒気 □だるさ □下痢 □嘔吐 □食欲や機嫌
(主に幼児)
症状の観察ポイント
࢚ࣼ҈ƇƴƉŴƞ¨
季節性インフルエンザと比べて、 特別に重症化しやすいというわけで はありません。ただし、基礎疾患のある方(持病 がある方)のなかには、治療の経過 や管理の状況によりインフルエンザ に感染すると重症化するリスクが高 い方がいます。また、妊婦、幼児、 高齢者についても、インフルエンザ が重症化することがあると報告され ています。
感染予防を心掛け、かかりつけの 医師がいる方は、発症時の対応につ いても相談しておきましょう。
ै٠LJȖǸȎNjȖǙƞշਐࠨ
ϴ໘ֆ՟क़ƞȀLJȖǫ
1
೩Ɗक़ƇƚƁƼƠƚƹƚŴƞ¨
症状が比較的軽い方は、自宅にある常備薬などで療養できる場合もあり ます。症状があっても、必ず医療機関を受診しなければいけないわけでは ありません。ただし、❹ページで紹介しているように、家族や他人にうつ さないような対策に努めてください。
なお、基礎疾患のある方や、妊婦、幼児、高齢者は、重症化する可能性 もあります。なるべく早く、かかりつけ医に相談しましょう。
ƃǃƚƘŽƟ¡Ɖƀƛϴ໘ֆ՟ƨ
もともと健康な方も、次の症状が認められるときは、すぐに医療機関を受診し てください。
ƙƃƞЎǂक़ƉƼƠƸŴƞ¨
かかりつけ医等、一般医療機関を受診してください。受診するときは、事 前に医療機関に電話連絡をし、必ずマスクを着用して受診しましょう。 受診する医療機関が分からない場合などは、下記までご相談ください。 ◎市健康福祉センター健康管理課☎2966・5511
◎所沢保健所 新型インフルエンザ電話相談窓口☎2903・1777 ※インフルエンザと診断されたときは、必ず所属先(保育施設や学校、職 場等)に連絡してください。
小児
○ 呼吸が速い、息が苦しそう
○ 顔色が悪い(土気色、青白いなど) ○ 落ち着きがない、遊ばない、反応が鈍い ○ 嘔吐や下痢が続いている
○ 症状が長引いて悪化してきた
大人
2
新型インフルエンザ
の
ワクチン接種
が
始まりました
新型インフルエンザ(A/H1N1)のワクチン接種については、当面確保でき るワクチンの総量が限られています。そこで、国により「優先接種対象者」が定 められています。今後、優先度の高い方から順次、「受託医療機関」において接 種を実施していきます。
医療従事者 妊婦
基礎疾患を有する方(最優先) 基礎疾患を有する方(その他)
幼児(1歳∼就学前) 小学1∼3年生
1歳未満児等の保護者 小学4∼6年生
中学生、高校生、高齢者(65歳以上)
10月 11月 12月 1月 2月 3月
豊 岡 地 区
あたごクリニック ☎2963 ・ 2373 入間黒須クリニック ☎2966 ・ 7802 大樹台クリニック ☎2962 ・ 1155 太田医院 ☎2962 ・ 2606 大戸耳鼻咽喉科 ☎2962 ・ 1512 おのうえキッズクリニック ☎2962 ・ 2068 かたぎりクリニック ☎2990・8774 小室医院 ☎2962・2951 白石医院 ☎2963 ・ 2316 鈴木内科医院 ☎2901 ・ 2662 寺師医院 ☎2962 ・ 3352 豊岡クリニック ☎2963 ・ 1116 豊岡第一病院 ☎2964 ・ 6311 中里小児科医院 ☎2962 ・ 2940 林医院 ☎2963 ・ 4716 原田病院 ☎2962 ・ 1251 藤田小児科 ☎2966 ・ 0061
東 金 子 地 区
入間台クリニック ☎2936 ・ 5055 入間ハート病院 ☎2934 ・ 5050 金子病院 ☎2962 ・ 2204
金 子 地 区
坂本クリニック ☎2936 ・ 2055 宮 寺 ・ 二 本 木 地 区 小林病院 ☎2934 ・ 5121 下枝医院 ☎2934 ・ 2830 二本木診療所 ☎2934 ・ 5667
藤 沢 地 区
荒井医院 ☎2966 ・ 8001 おばら小児科 ☎2963・2326 小宮山医院 ☎2962 ・ 2689 澤田医院 ☎2962 ・ 2151 高橋内科 ☎2901 ・ 0777 段塚クリニック ☎2964 ・ 3511 のぐち医院 ☎2962 ・ 1151 はなわ内科・胃腸内科クリニック ☎2935 ・ 7122 本田小児科内科クリニック ☎2960 ・ 1780 山田クリニック ☎2960 ・ 3200
西 武 地 区
小川耳鼻咽喉科気管食道科医院 ☎2932 ・ 3344 向陽仏子診療所 ☎2932 ・ 5510 西武入間病院 ☎2932 ・ 1121 藤崎診療所 ☎2932 ・ 0134 細谷医院 ☎2932 ・ 5131 吉田産科婦人科医院 ☎2932 ・ 8781
市内受託医療機関 Õ๚ৗোࡦऐࡋÖƘোࡦƞࠗփ
現状では、下記の順番で接種が行われることになって います。年齢や基礎疾患などにより、自分や家族がどこ に該当するか、ご確認ください。
≪接種の順番≫
10月下旬から、優先接種対象者のうち「医療従事者」 に対する新型インフルエンザのワクチン接種が始まりま した。今後は、以下の順番で接種が行われます。 ①妊婦
②基礎疾患を有する方(最優先) ③基礎疾患を有する方(その他)
④幼児(1歳∼就学前) ⑤小学1∼3年生 ⑥1歳未満児等の保護者 ⑦小学4∼6年生 ⑧中学生 ⑨高校生 ⑩高齢者(65歳以上)
※市外の医療機関については、直接医 療機関等にお問い合わせください。
※上記以外の方については、上記の方の接種状況等を踏まえて対応。 ※基礎疾患を有する方の「最優先」と「その他」については、対象基準 があるので、かかりつけ医にご確認ください。「基礎疾患」の概要につ いては、市健康福祉センター健康管理課にお問い合わせください。
ƙƃƗোࡦǂƁƼƠໜŴƞ¨
優先接種対象者①∼③の方は、「かかりつけ医」での接種が原則とな ります。かかりつけ医が受託医療機関ではない場合は、かかりつけ医か ら「優先接種対象者証明書」の発行を受け(妊婦は母子健康手帳があれ ば不要)、受託医療機関で接種してください。
④∼⑩の方は、受託医療機関(市内の受託医療機関右表の通り)で接 種を受けることができます。
ŴƔোࡦǂƁƹƼƻƞ¨
今後の接種スケジュールは、おおむね上図の通りですが、優先接種対 象者ごとの具体的な接種開始日等については、確定次第、随時お知らせ します。対象となる方は、国・県・市(健康福祉センター健康管理課) が発信する情報にご注意ください。
接種が始まったら、ご自分で希望する受託医療機関に直接予約を入 れ、接種を受けてください。
೩ຌƚࣆƟŲƺƮƉŻ¨
接種を受ける時には、受託医療機関の窓口で「優先接種対象者」であ る事を証明する書類を提示する必要があります。
※掲載している情報は、10月23日時点のものです。報道や、国・県・市のホームページ 等で、常に最新の情報をご確認いただきますよう、お願いします。
①妊婦…「母子健康手帳」
②③基礎疾患を有する方…かかりつけ医で接種する場合は不要。他所で接種す る場合は「優先接種対象者証明書」(かかりつけ医で発行)
④幼児 ⑤小学1∼3年生…「母子健康手帳」「各種健康保険被保険者証」
⑥1 歳未満児等の保護者…「母子健康手帳」「各種健康保険被保険者証」「住民 票」など、1歳未満の小児と同一世帯であることを確認できる書類
⑦小学4∼6年生 ⑧中学生 ⑨高校生…「各種健康保険被保険者証」「学生 証」「住民票」
⑩高齢者…「各種健康保険被保険者証」「運転免許証」「住民票」
3
※掲載している情報は、10月23日時点のものです。報道や、国・県・市のホームページ 等で、常に最新の情報をご確認いただきますよう、お願いします。
10月中旬から、市内の小・中学校などでは、新型インフル エンザの流行拡大を少しでも防止できたらと、市の特産品・ 狭山茶を使った「うがい」を実践しています。児童・生徒 たちは、水500ml当たり狭山茶の微粉末小さじ一杯程度(約 0.2g)を溶かしたお茶で、昼食前や体育の後など1日2回 程度、うがいをしているということです。
これは、お茶に含まれる「カテキン」の抗ウィルス作用 (ウィルスの増殖を抑える働き)の働きに期待したもので す。使用している狭山茶の微粉末は、入間市茶業協会の協力 を得て確保した、一番茶よりもカテキンが多く含まれている 「二番茶」の荒茶を主原料としています。
ȒǒǤȖǂোࡦƉƼƠ¡ै٠LJȖǸȎNjȖǙƛ ŻŻƹƚŴƞ¨
一般的に、インフルエンザワクチンは、「重症化 防止効果」や「発症予防効果」が期待されますが、 感染防止効果については保証されていません。新型 インフルエンザワクチンについても同様です。ワク チンの接種は、数ある感染予防対策(手洗い・うが い等)の1つとお考えください。
֍জLJȖǸȎNjȖǙƚƙ¡ƫŻƞෂোࡦƘϻ ࣄƛƁƹƼƻƞ¨
医師が特に必要と認めた場合は、ほかの予防接種 と同時接種(混合ワクチンを使用する場合は除く) をすることができます。
なお、新型インフルエンザのワクチンを受けて も、季節性インフルエンザに効果はないとされてい ます(逆の場合も同様)。ご注意ください。
ȒǒǤȖƞസީຆƟƚŴƞ¨
ワクチンの接種後には、接種部位が腫れる等の反 応がでるかもしれません。ほとんどは軽い一過性の 症状でおさまりますが、気になる症状が出たり、長 引いたりするときは、接種を受けた医療機関の医師 に連絡をしてください。
接種後には「接種済証」が発行されますので、破 棄せずに、保管しておきましょう。
ȒǒǤȖোࡦƟ¡ƁƚƁƼƠƚƹƚŴƞ¨ 優先接種対象者となっても、接種義務が生じるも のではありません。個人の意思が尊重されます。該 当する方のうち、希望者に接種をするものです。
ȒǒǤȖোࡦƞҾঅ¥োࡦ՝ӿƟ¨
原則、 2 回接種となります。 2 回目の接種は、 7 日以上の間隔をおいて接種してください。
※今後の検証等により、対象者の年齢等によって、 「 1 回接種」に変更となる場合があります。ご注意
ください。
ȒǒǤȖোࡦƞຆƟ¨
費用は下記の通り、全国一律(実費相当額)とな ります。受託医療機関の窓口でお支払いください。 1回目の接種:3,600円
2回目の接種
・1回目と同じ医療機関の場合 2,550円 (計6,150円) ・1回目と異なる医療機関の場合 3,600円
(計7,200円) ※優先接種対象者のうち、生活保護世帯および市町 村民税非課税世帯の方については、負担軽減措置が あります。負担軽減措置を利用して接種を希望する 方は、必ず事前に健康管理課にご連絡ください。
感染の拡大防止には、不織布製のマスクの着用が有効です。自分に適し たものを選び、使用方法など説明書をよく読み、正しく着用しましょう。 また、感染予防のためには、手洗い・うがいをしっかりすることが大切 です。手洗いは外出後だけではなく、可能な限り多く行いましょう。せっ けんを使って最低15秒以上行い、洗った後は清潔なタオル等で水を十分に 拭き取りましょう。また、ウイルスが粘膜を通して感染するため、極力鼻 や口などを触らないようにしましょう。
いわゆる「咳エチケット」も感染防止のためには大切です。咳やくしゃ み等の症状のある人には、必ずマスクをつけてもらいましょう。
金子小学校での「狭山茶うがい」の様子
ै٠LJȖǸȎNjȖǙƨƞԽ০ǂෂƇƮƇƷŶ
ै٠LJȖǸȎNjȖǙ
ȒǒǤȖōôĽ
※カテキンは、お茶のもつ渋みの成分。抗酸化作用、解毒・ 殺菌作用などがあります。
4
×
「あなた」や「家族」が新型インフルエンザにかかったら
?
ÕŲƚƏÖżŻŻƓƏƹ
患者の「あなた」にできる事 ・水分補給と十分な睡眠を心掛ける ・処方された薬は、指示通り最後ま で飲む
・「咳エチケット」を守る
ÕғÖ
Õ੩फ़ÖƛŶƔƅƚŴ
ÕғÖżŻŻƓƏƹ
同居者の「あなた」にできる事 ・看病したあとなど、小まめに手を洗う ・患者と接する時には、マスク・ビニール手袋 (ゴム)を着用する
・鼻水や痰た んなどがついたティッシュは素手で触 らずにビニール袋に入れて捨てる
・使用したマスク・手袋は使用のたびに、ビニ ール袋に入れて捨てる
「咳エチケット」 咳やくしゃみをするとき は、ティッシュ等で口と 鼻を押さえましょう。
Õ
ŲƚƏÖ
Õ੩ƞғÖ
Õ੩फ़ÖżŶƔƹƚŴ
・小まめに手洗いうがいをする ・なるべく患者と別の部屋で過ごす
・患者と過ごす時には、マスクを着用する・小まめに換気をする ・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取をし、免疫力を高める ・体調の確認、症状の有無、経過の確認をする
・あらかじめ、ワクチンを接種しておく(❷❸ページ参照)
《部屋の環境を整える》 ・1時間に数回換気をする ・湿度は50∼60%に保つ
・可能なら患者と別の部屋で過ごす
《咳があるとき》
・必ずマスクを着用しましょう ・仰向けではなく横向きの姿勢や 座った姿勢の方が呼吸しやすい
《薬について》
・処方された薬は、指示通り最後まで飲む ・市販の薬を購入するときは、年齢・症状 を伝え、薬剤師に相談する
《栄養摂取》
・消化の良いもの(おかゆ・スープ・ よく煮たうどん等)を摂りましょう ・無理はせず少しずつ食べましょう 《症状の観察》
・体温は、最低でも1日3回は測りましょう ・小さなお子さんや高齢者は、症状をうまく 伝えられないことがあります。熱がないか 体に触れたり、機嫌・食欲の観察や問いか けをしたりして、症状を観察しましょう
《熱があるとき》
・熱の上がり始めの寒気があるときは、 体を温める
・体が熱くなったら、わきの下や首、 足の付け根を氷枕等で冷やし熱を下 げる
《水分摂取》
・発熱や下痢による脱水症状を防ぐた め、1.5∼2リットルを目標に、小ま めに水分を補給する
・スポーツ飲料や水、お茶をいつでも飲 めるように枕元に用意しましょう
ÀŶƔƹƚŴ¥ŶƔƅƚŴƏƱƞෂޱƴՎƞߞǂ
టƄƽŻƹࠢേƴғƗ¡ӷనƇƖźŽƮƇƷŶÀ
ࠢછƗƞҬƄƇ¥ՎƞȀLJȖǫ
「あなた」
「家族」にできる事
新型インフルエンザに関する詳しい情報は…
◎厚生労働省・新型インフルエンザ関連対策情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/
◎国立感染症研究所・感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/swine_influenza/
◎所沢保健所 新型インフルエンザ電話相談窓口☎ 2 9 0 3・1 7 7 7