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LED照明付テラリウムでのコケ植物の育成 共生のひろば 12号 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

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Academic year: 2018

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共生のひろば 12 号(2017)

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LED照明付テラリウムでのコケ植物の育成

内野敦明・内野ちさと( ・㈱イースプランニング)

はじめに

コケは他の植物と違って肥料を必要としないので、光と水

だけで育てることができます。近年、LED光源の進化でラ ンプサイズがコンパクトになり、高照度で演色性が良くなり、

ガラス容器の中でコケを育 てコケを鑑賞することが可能に なってきました。そこで2013年から試作品を作成し、イ ンテリア空間でスタンドライトとしての機能も果たしなが らコケ植物で癒しを提供していくことを目的として、コケ植

物を育成していく手法を確立してきましたので、今回はその テラリウムの制作と育成方法を発表します。

方法

① テラリウム容器の製作

2013年にガラス容器(花瓶)と市販のLEDダウンライト照明器具(消費電力 w 色 温度5000k 演色性 85)を購入しLED照明付テラリウムを完成させた。

紫外線も少なく、熱も前面にでないので熱損傷が無い。

② コケ植物テラリウムの製作

まず底砂を1cm敷き、次に土を焼き固めた小粒のソイルを2cm敷く。そこに石や木片を レイアウトし、数種類のコケを植える。(ホソバオキナゴケ・ヒノキゴケ等)

③ 一日に8時間LED照明を点灯させ、一週間に一回の霧吹きをおこなう。

④ 容器内の温度が上がらないように直射日光を避け、出来るだけ涼しい場所に置く。

結果

制作して3ヶ月後に安定し成長が始まる。 年前に製作したホソバオキナゴケのテラリウムは、

いまも成長しつづけており、コケの朔が咲くのがみられ、テラリウムの環境に合って育ったコケ はすごく綺麗で癒される。

課題は、夏場に容器内の温度が 度以上になると湿度が高いために蒸されてカビが発生するお

それがあること。室温を下げるなど、温度変化の少ない場所で育成するのが望ましい。 また山取りしたコケや腐葉土などを使うとキノコやシダ、

マル虫など出てくる可能性があり、苦手な人は市販のソイル

やコケを使用した方が良い。

まとめと考察

コケが一番綺麗に見えるのは日の出の 時間後の光に照ら された時で、間接光で照度が2000Lxの明るさです。朝 露を浴びたみずみずしい葉の透明感のあるモスグリーンは

何とも言えない美しさがあります。今回のLED照明付テラ リウムは、それと同じ環境を再現できており、観賞にも最適

です。 で楽しむことで自然に興味をもち、自 然を愛する人達が増えることを夢見ています。

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