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中央学術研究所紀要 第18号 153森 章司「原始仏教における縁起説について-その資料整理」

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原始仏教における縁起説について

序論⋮⋮⋮⋮⋮⋮・・⋮⋮⋮.⋮⋮:⋮⋮⋮⋮・⋮⋮・⋮・⋮・⋮⋮⋮⋮⋮:弱

−、十二支縁起⋮⋮・⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮・⋮・・.⋮⋮・⋮・⋮⋮⋮・⋮⋮印

1十一一支縁起⋮・⋮⋮⋮・⋮⋮⋮..⋮⋮⋮・⋮⋮⋮・⋮⋮⋮:.⋮⋮⋮:師

1 4

二、十二支縁起枠内のヴァリエション⋮⋮:⋮⋮⋮:⋮⋮⋮:⋮:・⋮..⋮・⋮:⋮7

Ⅱa十支縁起︵識名色六入触受愛取有生老死︶::⋮⋮⋮・⋮.:血

Ⅱb十支縁起︵無明行識名色六入触受愛取苦︶⋮⋮.:⋮⋮・⋮⋮⋮⋮⋮応

皿a九支縁起︵名色六入触受愛取有生老死︶..⋮:⋮⋮:⋮・⋮⋮..::⋮・⋮応

6 皿b九支縁起︵眼⋮意と色:.法識触受愛取有生老死︶:::::⋮:⋮:⋮::⋮::7 1 J

ⅢC九支縁起︵識名色触受愛取有生老死︶⋮⋮⋮⋮:⋮⋮:⋮:.:⋮::⋮、

そ”資料整理

目次

森章司

153

(2)

Ⅲd九支縁起︵識食六入触受愛取有生老死︶⋮⋮:::⋮::⋮・・海

〆111、

Ⅳ八支縁起︵六入触受愛取有生老死︶・・::⋮:⋮⋮⋮⋮:.:.⋮⋮.:・旭

j l l V七支縁起︵触受愛取有生老死︶・:⋮・⋮⋮⋮.:。:⋮・⋮:.:⋮:⋮・⋮⋮⋮ねj f l

Ⅵa五支縁起︵愛取有生老死︶⋮⋮..⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮:::⋮ね

1 1 1

Ⅵb五支縁起︵受愛取有生︶⋮::.⋮・⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮:.⋮⋮⋮⋮刃

1 1 1

Ⅷ四支縁起︵取有生老死︶⋮⋮..⋮⋮:⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮::⋮:⋮⋮・⋮:刃

j l l Ⅷall|支縁起︵有生老死︶⋮⋮⋮::⋮⋮・⋮:⋮⋮:::⋮⋮⋮:・⋮⋮⋮⋮⋮卯j f l

Ⅷb’一一支縁起︵無明行苦楽︶・⋮⋮:⋮⋮:⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮別

1 1 1

Ⅸ苦に終らない縁起⋮・⋮⋮⋮⋮⋮⋮・⋮⋮⋮⋮:⋮・・⋮・⋮⋮副

j f l lll、十一一支縁起枠外のヴァリエション⋮⋮⋮・⋮⋮:⋮・⋮⋮⋮:⋮:⋮・⋮⋮:⋮魂 1

X四食の縁起︵無明行識名色六入触受愛四食︶⋮⋮⋮⋮:⋮:⋮⋮.:⋮⋮血

1 1

刈執杖等罪悪法の縁起︵愛求利用欲貫著嫉守護ⅡⅡ執杖・執剣・闘・課・競・争論・悪

口・妄語等の無数の罪悪法︶⋮⋮⋮⋮・⋮⋮:⋮:⋮・⋮・⋮⋮⋮⋮⋮..:⋮:⋮:⋮並 1

川その他の縁起︵識繋著往来凋異両豊死生2白目息薗未来の生老死愁悲苦憂悩響当画一

4 −m﹃、﹃ゴ四﹃四コ印切○六mpm﹃一Q①く、Q匡云六コ画QOコジ①.mいい匡口凶と鋤的画︶。:・・・・・・・・・・・・・:。。:。:。、C l

四、相依縁起⋮・⋮.⋮⋮・⋮・・⋮⋮⋮・⋮.:::⋮.⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮.⋮⋮・鴎

1 ;54

(3)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 極言すれば、この現実世界のすべては縁起によって成り立ったものであるから、この現実世界に言及したものの すべては縁起に関説したものということもできる。しかもこの縁起の減がさとりを表わすというのが一般的な縁起 説と誓れるから別に述べたように縁起によって言とりを表わす蒜干の資料もある、さとりを説くものも縁 起説に含まれるとするならば、およそ原始経典のすべては縁起とその減を説いたものとすることも可能である。 縁起説は四諦説や無常・苦・無我説と違ってそれほど定型化しておらず、一定のフォム枠組みというもの がない。したがってその資料整理を試みるにあたって、まず〃縁起説″をどのように定義し、限定すべきかという ことから始めなければならない。即ち原始経典における縁起に関する教説は非常に幅広く、今日の学界においても、 この定義について一定の合意に達しているとは言い難い、といっても過言ではないであろう。したがって現実の原 始経典において、どの教説が縁起説をじかに示そうとしたものであるかということが判然としないとい、うことにな フ 旬 0 本稿嬉一原始仏教にお障る四諦説に︽いてその資料籍理﹂二大倉山論集一第十輯昭和四十七年三0−およ

び﹁原始仏教における累常苦盛我説一についてその資料嬢理﹂二大倉山論集﹂第十一輯昭和川十九年

三月︶の続篇であり、原始仏教における〃真実″という語含呉厨、国吾四国、国吾呉国、国言ごm、国詳冨、国Rg、 の胃8,9国国、冨昏響自国︶について資料整理した﹁原始仏教における真実と人間観[上]﹂亀平和と宗教﹄第七号、 昭和六十三年十二月︶の姉妹篇をなすものである。 序論 155

(4)

以上は極端な議論であるが、﹁これあるときかれあり、これ生ずるが故にかれ生ず﹂という、一般的に相依縁起と 呼ばれる縁起説を原始仏教の縁起とするならば、これやかれは無制約的に広げられる可能性があるから、前述の極 論とさして相違しないものになる恐れもなしとしないのである。 しかしながら本稿は、このような視点での縁起に関するすべての資料を扱噌フとするものではない。原始経典が 縁起とはかくなるものであるということを示そうとしたく縁起説﹀、即ち縁起説として自覚された教説を蒐集し、整 理しよ、﹃ノとしたものである。 それでは縁起説として自覚された教説とはどのようなものであろうか。そこでまずく縁起﹀という語の直接の原 語である〃冒胃8の四日巨弓目四″という言葉が、どのような教説を指し示しているかをパリ聖典において調査して 手1︶く一口画く働く○一胃ロロ揚可 ︵2︶ロz辰三四ず画ロ画・臼︺四の.ぐ○一邑己ロ患︶雪 ︵3︶ロz届冨煙寄帥口昼凶毎画のく○一国ロ詔 ︵4︶ロz龍、四.四画のく巳臼p匿い ︵5︶三z・蹟少尉弓、ロ閏昌①の四国“の.ぐ巳自ロ﹄雪 ︵6︶言z・麗言巴︺堅︺胃昏営mQop四国国の.く巳自己pこつ∼届] ︵7︶旨z・巨切嗣煙写匡律国日穴印の.ぐ巳・畠ロロs︾露∼霞 みよう〃膏この語は ︵7︶旨z﹄届嗣農具 ︵8︶のz句声ぐ巳烏 ︵9︶のz・届岸ぐ巳・自 ロ﹄いつ ロ﹂ 156

(5)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 ︵訴︶].ご巳自ロ覇 ︵暇︶聾]く.3四 ︵瞳︶ロロロロ岸剛由 ︵賑︶のz閉湧くg・く ︵刑︶のz馬由く三国口悼 ︵皿︶のz・眉gぐ巳目亘 ︵胆︶mz・眉雪く巳自口 ︵昭︶のz・旨造く三国ロ ︵M︶mz・局gく巳・ロロ ︿妬︶mz愚臼ぐ巳自口 ︵略︶のz旨望く巳・冒口 ヘー唖一 戸の/竺当 一ヘ 26 −〆 ︵蕊︶ ︵鯉︶卑日ぐ巳目 ︵羽︶国日く巳自 ︵別︶言zgp急 ︵罪ご用︺一口ロこぐ一○岸岸ロ印画 三zQpp争少 言z具ロ﹄雪 ozQロロ画一中“由吟や ロ胃c﹄ F ロ﹄や国 ﹃胃今﹂つ印.﹄四m ロ句印 ロヨつ ロや四 ℃や切 口③○ ℃い、⑭ ロロ画印叩直一一︾ 15身

(6)

しかしながら九支縁起をいう③には、識#名色←触←受←愛←求言閏唇①闇目︶←利︵両喜巴←用︵ぐ目8冨冨︶ ←欲負︵。g且閏月巴←取著︵印言○の習巴←執取言自侭隠冨︶←樫悟︵日肖呂胃ご画︶←守護・論争・執杖・執剣. 闘・課・競・争論・悪口・妄語等の無数の罪悪の法︵腎鼻唇四且巨富39目且圏習甲の胃昏且習い富冨冨ぐ侭隠冨a乱 これらの外健雲ご農o8闇白目38″という語か存するのみて具体的にその内容が示されていない・ ここにいう十二支縁起は今更説明する必要もないであろう。十支縁起は十二支縁起の中から無明と行を省いて、 名色と識の間を相互の関係としたものであり、九支縁起は識#名色←触⋮老死として、名色と触の間の六入を省 いたものであり、五支縁起は愛←取←有←生←老死とするもので、十二支縁起の前半の七支を省いたものである。 勿論その成立という面からいえば、むしろ五支および十支縁起の方が十二支縁起よりも早いのであろうが、現存の 原始経典を平面的に眺めれば、十支縁起も九支縁起も五支縁起も十二支縁起の枠の内にあるものということができ る。したがってまずは、含冒胃8の脚ョ巨層且釦ごとは十二支縁起あるいはその枠内にあるヴァリエションと定義するる。したがってまずは︾ ことができるであろう/。 などに見出すことができる緯 さてこれらの経において、ざ鼻旨8の四日宮君圏幽″とい、7語が、どのよ、フな教説を直接、あるいは間接に指し示し ているかを分類してみると次のよ、フになる。

士一支縁起伽、側側伽側卿卿伽柵卿剛

五 九 十 支 支 支 縁 縁 縁 起 起 起

r

(14)(3)(2) ︵但し蔓これには愛支から求⋮論争・執杖等に至る縁起説が付加している︶ 158

(7)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 8言ぐ目冒ぐ煙。①印昌冒自己の凶3段画邑①篇目冒圃農巨忠︸画含四ヨョ巴とい、フものも付け加わっており、これも“¥で鼻 ]の8の四ョ眉目3″として取り扱われていると考えられるから、これらも含めると︿縁起説﹀はかなり幅広いものと なる︵︾ 〃冒胃83冒呂38〃という語が指し示す教説は以上のとおりである海原始経典において金冒胃88日ggg″ と同義語として用いられている言葉の指し示す内容も︿縁起説﹀として扱われて然るべきであろう。さてこの〃冒行 ︺G8閉包目匡弓目四″の同義語としては〃]烏gmo8冒国″という語が上げられよう。先の〃冨胃8の閏画58烏″とい う語の用いられている資料の内、⑪②⑤⑧には、 ﹁アラヤを楽しみ愈一葛閏習届︶、アラヤを喜び宙]画冨3国︶、アラヤを喜悦する画一画冨めぃ白日且一国︶人々 には、このことわり、即ち此縁性︵︺sgg8冨薗︶、縁起︵g胃8の閏pg38︶は見難い︵目&画の巴﹂ という文章が存するからである。なおこの文章に続いて、 ﹁一切行の止滅︵の号冨のg唇回国の釦日胃冨︶、すべての依の捨離︵のggg目一己鼻目のの隠鴇︶、渇愛の減・離負・減. 二切行の止 浬桑も見難い﹂ しかしながら〃]§gg8冨国″とい、﹃ノ語は、この用例の外には、前述の資料侭に ﹁比丘らよ、縁起︵冒胃8の目昌g且巴とは何か。比丘らよ、生によって老死あり、如来の世に生ずるも如来の 世に生ぜざるも、この道理a菌冒︶は定まり法として決定しているa厨日日四己圃日四国︶ところの此縁性︵﹄§9回。8百国︶ という文章も続くから、これが縁滅を表わし、此縁性・縁起がその生起の面であるところの縁起を表わすことが判 る C で+め↓ゐ﹂ 159

(8)

このよ﹄っ/に暴箆gggご四国″という語はすべて先に示した嫌忌胃8m“日匡g目四″とい、﹃ノ語の用例中に納まる のであるから、したがって︿縁起説﹀を〃g胃8の閏口匡弓圏四″とともに〃丘ggn8富国″という語が指し示す範 囲に広げたとしても、︿縁起説﹀の外延が広がるわけではないということになる。 なお、ざ鼻甘8m四ョ眉目目″と〃昼9℃胃8冨国″の近似の語として己鼻旨8め画冒屋君四自己煙と丘ggg昌四が上げ られるであろう。前者には数多くの用例が存するけれども、これは﹁縁起によって成り立ったもの﹂という意であっ て、いわば〃有為″と同義であり、むしろ前述したような広い意味での現実世界のすべてを示すものであるから、 ここに扱う︿縁起説﹀からは除外されることになる。 またaggo8葛の用例は、ロzやも具嘗眉目“のぐ巳目ロ﹄謡︶ロz届冨昌習匙習いのく○]・自口訊、のz急ふ く巳ぐロ員シz巴亀ぐ巳.ぐ己巨・黒白ぐ巳冒弓﹂蹟∼﹂略などに見出されるが、例えば、 ﹁老死はこれという/定まった縁によって︵匙ggo8圃︶あるのか﹂ez・扇︶ に限定してよいと思われる峠︾ とするならば︿縁起説﹀、 ニカルタムとして形成されたものであり、︿縁起説﹀としてまとまった教説を意味するものとしては、この︽︽昼ggo8冨国署 ルタムとい、7ほどまとまった用例は存しない。したがって〃昼ggo8冒国″はこのよニノな用語が昇華して、テク というように、縁起支の各支の問を連結する語、あるいは単に因果関係を示す語として用いられており、テクニカ 一もし私に︵念覚支が︶没するならば、この縁によ︵︾て︵匙ggn8乱︶没すると知る﹂⑦z・急杢卑日︶ とか という〃用例かあるのみである。 すなわち縁起説たることを自覚した教説を表わす言葉としては〃冨胃8の四目5日目″ 160

(9)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 そのためには原始経典において︿縁起説﹀として指し示された十二支縁起とそのヴァリエション、および守護 論争執杖等を導く特殊な縁起説の間にある共通項を探ることが有効な方法となろう。 さてその共通項の第一点は、ここまで標準的なく縁起説﹀を十二支縁起・十支縁起等と呼んできたように、支分 のあることとしてよいであろう。そういう意味では守護等を導くものも支分は立てられており、識支から数えれば 十三支縁起、愛支から数えれば九支縁起ということになる︵ここでは守護と論争・執杖等を独立した支分とは認め なかった。理由は後述する。︶おそらく〃己四9月8冒国″の〃丘四日″も、相依縁起中の〃これ〃や〃かれ″︵匙四g︶ もこの支分を通則的に示そうとしたもので、十二支縁起を例にとれば無明乃至老死がこれに相当すると考えられる。 したがって︿縁起説﹀にはこ、っした具体的な支分が不可欠な要素として把握されていたのである。 共通項の第二点としては、古くから十二支縁起を〃惑″と〃業″と〃苦″の三つの要素に分解して理解してきた ように、それぞれの支分は惑・業.苦のいずれかに相当し、︿縁起説﹀として自覚された教説は、この三つの要素を 具備するとい、うことを上げてもよいである、フ。それは十二支縁起の省略型である十支・九支・五支縁起にも相応し、 守護等を導く変型の縁起説にも当てはまるのではないかと考えられる。即ちこの縁起説は総括の句に﹁無数の罪悪 じてくることとなる縁︾ 握されていたとすれば、︿縁起説﹀の枠組みは広がるわけであって、ここに新たに︿縁起説﹀を定義する必要性が生 であるが、これはごく特殊な用例であるといわなければならない。しかしながら、これもまた︿縁起説﹀として把 ることができる。そしてこれに九支縁起からの変型としての守護・論争・執杖等が導かれるものが付加されるわけ と〃己ggg畠煙融″となるわけであり↑その具体的内容は十二縁起とその枠内にあるヴアリニ制、ン言こゑLあるとす 161

(10)

の法言国鳥①3冒穴四目四日日巴という語を含んでおり、そもそも悪・不善は生老死が勝義不善とされ⑫、悪・不 善は﹁雑染にして再有をもたらし、不安あり、苦報あり、未来の生老死を資らすG﹂ものと定義されるから、罪悪の 法は苦そのもの、もしくは苦と直結するものというニュアンスで用いられていると解することができるからである。 またこの守護等を導く縁起説が愛支から取←有←生←老死と導く標準型の縁起説と、愛支から求←利←用←欲負← 取著←執取←樫悟←守護等を導く変型の縁起説とを提示したのは、格別の意図があったからではなく、惑業苦 をより具体的に示そ烏フとしたのではないかとも推測されるからである。 しかしながら先に、〃己ggo8冨国″は︿縁起説﹀として自覚された教説を示す語であるが、〃己ggn8旨″は 未だテクニカルタムとはなっていないと言った、その〃己ggo8菌″の用例を調べてみると、やはりこの第二の 共通項たる惑・業・苦という三者を満たしていないことが判る。たしかにロz届冨目習己習甲のは九支縁起の各支 の間を﹁老死︵・⋮:識︶はこれといった定まった縁︵昼ggo8息︶によってあるのか﹂とい、7表現によってその間 の関係を通則的な形で示そうという意図がほの見えてはいるが、それでも匙四g四月四胃という語は一つの支と一つの 支の間を連絡するに止まっており、昼ggo8冨薗という語が示すように、すべての支の間の関係を通則的に包括す その他はすでに例文として示したよう/に、七覚支の没⑦z急吟黒白.︶や想︵闘目巴によって智︵倒息︶が 生じるといったものezわ勺○写冨目目の︶であり、残りのシz弓sは、悪知識との親近衝のg目﹃]闇忠白の①ぐ巴 ←悪法の聴聞︵閉四目富日日騨囲ぐぃ口巴←不信︵四のの且昏ご巴←非理作意︵葛○己の○日目煙の涛胃巴←不正念不正知 ︵煙印四国の画冒冨冨ココ巴←根の不護︵言号ご閉四目ぐ四国︶←三悪行言昌目の8国国昌︶←五蓋言目8昌国3局︶←無 るまでには至一一︾ていない一。 162

(11)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 このようにテクニカルタム化されていない、換言すれば︿縁起説﹀としてまとまっていない雲︿縁起説﹀の原資 料的なもの︵ここでも縁起説の成立形成史的な意でい、フのではなく、平面的な視点からいうのであるが︶までも含 めるとなると、先の第二の共通項はくずれてしまうわけである。本稿の冒頭に述べたように、縁起説は四諦説や無 常・苦・無我説のように定型的なものがなくそのフォム・枠組みが極めてあいまいであって︵従って後世様々に 展開する余地を残しているのであるが︶、その資料を羅列することはあるいは可能であろうけれども、これを整理す ることはほとんど不可能である。そこである限定を付せざるをえないわけであり、本稿ではこれを﹁縁起とはかく なるものであるということを示そうとしたく縁起説﹀、即ち縁起説として自覚された教説﹂としたわけである。 従って厳密な意味での縁起に関わる教説は、丘ggo8厨のような用例も含めるべきであろうが、ここでは整理と いう、いわば第二義的な要請によって、︿縁起説﹀を〃g胃8の四日§88″と〃己ggo8冨国″というテクニカル タムのさし示す範囲に限定し、︿縁起説﹀を﹁惑・業。苦の三要素を示す支分を有するもの﹂と定義しておきたい。 しかしながらざ鼻旨8闇日匡弓圏四″は何物かを﹁縁として起ること﹂を意味し、〃匙998脚冨国″も﹁何物か を縁とすること﹂であるから、十二支などの惑・業.苦の要素に相当する支分が羅列されるのみては︿縁起説﹀は 成立しない。縁起には様々のヴァリエションが存在するように、むしろ本来的に支分は二義的なもので、この支 分の間の〃縁起″の関係こそ最も重要であるということができる。そこで︿縁起説﹀のもう一つの重要な共通項と しては、これらの支分の間がどのような連結語で結ばれているかということが注意されなければならない。この連 ↓︵ご﹁ノ︹酔一 明←有愛言冨ぐ四日目巴として、有愛のこれという定まった縁︵丘ggg昌巴として無明等が提示されたもの ︵己ggo8窟の語は冒頭にのみ用いられている︶であるから、いわば業.苦の部分が欠落していると言うべきであ 163

(12)

結語を〃縁語″とい、フ言葉で夷 の〃縁語″は次のよ、﹁ノになる。 最も典型的なものは、二つの支の間をgo8旨のシ二であるgo8乱で結ぶもので一無明を縁とするが故に行あ り︵四皇司go8菌の四時圃国ことい具ノものであり、これには前一記資料中の①②③⑦⑥⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑰⑱が相当する。 また﹁無明は縁であり、行は縁起所生である︵四国言go8旨8房薗働go8息の四日ggp畠︶﹂とするものもあ り︵⑳︶、これはgo8旨がz○日の形で用いられたものである。また同処では﹁無明を縁として、緑生たる行あり︵四皇両 目胃8の四房目国ロ具門8の脚gggご目︶という文が続くから、この息胃8も縁語としてよいであろう。 この外、﹁生あるとき老死あり︵可は薗喜○の翼ごm団日閏四口四ヨ99﹂とするものがあり︵②︶、これは所謂相 依縁起といわれる﹁これあるときかれあり、これ生ずるが故にかれ生ず言ご閉日]日の昌昼四日す○耳目mmmg目目 拭四目匡弓昌四g﹂の前半部分に相応する。ついでにいえば、この句は後述するよ、﹃ノに十二支縁起の各支の間を通則 的に述べたものであるから、この後半部分の∼53針∼§冨言はという構文を有するものも各支間の縁語と見な してよいであろう。その他③では、﹁老死の因、その因縁、その集、その縁たるものあり、即ちこれが生である含①目 ①国昌己3自国ヨ①閏の四日目昌○①闇冨R葛○]胃卸冒閏m温のの伊昌四s目日菌g﹂としており、ここに用いられている 胃冒︾昌忌pPの四目且gPgR旦煙も縁語という/ことができるである皇ノ。 これに対して縁起の還滅門の方の縁語はかなり一定しており、そう多くのヴァラエティはない。まず最も典型的 なものは、﹁無明が残りなく離負し減するが故に行減す︵四皇両冒弓①§閉①の画ぐ貝四鴨昌﹃&園協房冨国己8昏○︶﹂ とするもので、これには⑪⑦側⑩⑫⑬⑮㈹があり、すべて生起門の縁語はg8画胃の津亘型である。またこの簡略型 力四ののの“二国鴇を除いて昌吋&園とのみするもので、これには⑭⑱があり、この生起門もgo8百のシ画型である。零画、 という言葉で表現するとすれば↑ず翼旨8闇白眉目目″氏ggo8冨国″という語の示す︿縁起説﹀ 164

(13)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 また相依縁起の、﹁これなきときかれなく、これ減するが故にかれ減す︵旨開冒]冒閉呉亘目目目言負目四mの煙 ヨ3号図目白己R昌冨g﹂は、十二支縁起の各支の還滅を通則的に示したものであるが、これを実際に各支の間に 適用したものもある・即ち②は、﹁生のなきとき老死なく、生滅するが故に老死の減あり︵一弾目風唇○尉胃こ自画日日目 色ヨ目声○︽ご凶ご己3段目豊凶日閏自画己胃○号︵︶︶﹂という。そして③が、﹁もし一切の生が存在しないとしたならば、 あるいは生がないときには、また生が減したとしたら、老死は認められるであろう/か︵︺騨旨号冨ぐ爾四の号冨のg騨芦乱 四の鼻ご画陣己3号凶呂芦口匡穴丘旦閏幽日胃目四日g副母①庁冨︶﹂というのも、その変型と見ることができる。 以上のよ、﹃ノに、︿縁起説﹀における〃縁語″は、その生起門ではgo8旨︵シ三z○日.︶、B胃8︾冨冒・冒目尉画画︾ の四目匡目胃であり、還滅門では、画の①の四昌国鴇昌gQ園あるいは単に昌吋○号画であり、これに生起・還滅ともに相依縁 起の定型句的構文が加わる、ということになる。 以上、パリの原始経典を材料として、縁起教説としてはっきり自覚されている︿縁起説﹀を調査してきた。こ こから原始経典における︿縁起説﹀は、次のよ︽フなものとい、うことができよ、フ。 ①原始仏教における︿縁起説﹀の最も典型的なものは十二支縁起であり、その枠内にある十支・九支・五支な どの縁起説も明確に︿縁起説﹀として認識されていた。 ②上記の外、十二︵九︶支縁起から分化して、十二支九支縁起の枠外にはみ出た愛から守護・論争・執杖等を導 くものも︿縁起説﹀として認識されていたと考えられる。 ③そこで︿縁起説﹀の枠組みは一挙に広がることになるが、これら︿縁起説﹀の共通項としては何らかの支分 ちなみに先の煙のの闇昌国隠己g昏倒とするものも、すべて最初の支のみでこれ以降に続く支の還滅を示す縁語はH旨○号四 ○ のみであるこ 165

(14)

なおその一々の資料の紹介にあたっては﹄その経名ないし経番と巻・ペジ宍リ資料は両目め版、漢訳資料は 大正新惰大蔵経。但しozpはシャム版︶を示し、その下に生起門と還滅門の有無とその〃縁語〃を一記し、更にその 説かれ方が推理的に果より因に遡るもの︵例えば老死←無明︶は推理型、逆に説明的に因から果に下るもの︵例え ば無明←老死︶は説明型と記すことにする。但し推理型で進められたものが、結語的に説明型で再説される場合も あるが、これは繰り返しであるからネグレクトし、単に推理型と一記す。 また漢訳資料の収集については四阿含と広律のみに限定した。勿論、その整理・紹介にあたっては前述の基準を 守り、パリ資料と同一の方針によって進めることは言うまでもないが、その原語を正確に比定することは不可能 であり、若干の揺れが生じるおそれのあることを予めお断りしておきたい。 また本稿の執筆に際しては三枝充息博士の﹁初期仏教の思想﹂︵東洋哲学研究所一九七八年刊︶中の﹁本論第 九章縁起説﹂における縁起説資料を全面的に参照させていただいた。博士は筆者のいう、いわば広い範囲の縁起 、?ことと1する“ 本稿では以上のようなものを一まずく縁起説﹀と見なし、以下にこの資料を整理しつつ紹介する。但し十二支 縁起およびその枠内にあるヴァラエティが︿縁起説﹀の本筋なのであるから、十二支・十支・五支などの支分が上 げられていて、上述のような〃縁語″を持たないものも、その省略あるいは変型と見なし、︿縁起説﹀資料として扱 ずるが故にかれ生ず、 、うことが上げられる。 本稿では、以上のよ、2 が立てられ、それらが〃惑″〃業″〃苦〃を表わし、そしてこれらの各支分がgo8冨伝亘Z目こ、g胃8︾冨冒︾ 己忌画伊闇日且昌四あるいは回の①の煙く吋凋曽旨○号凹昌g己働などの縁語、ないし﹁これあるときかれあり、これ生 ずるが故にかれ生ず、これなきときかれなく、これ減するが故にかれ減す﹂という構文で結ばれている、とい 166

(15)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 j

l十二支縁起︵無明行識名色六入触受愛取有生老死︶

かった文献からも資料収集している。よって、本稿はこれらを付加しての資料整理である。 つかの遣漏があり、また筆者は現在の五ニカヤのすべてを原始経典として扱っているので、博士の対象とされな を選択したという形になっている。もっともこのような作業には完壁たることは困難で、博士の資料収集にもいく を考えておられるので、その資料は膨大な量に上っているが、本稿はこの中から、前述の基準によって︿縁起説﹀ ⑪拙稿﹁縁起の減について﹂含仏教研究﹄一四、国際仏教徒協会、昭和五十九年十二月︶ ②﹁婆沙論﹂巻五一、⑮二七・二六二頁ab、﹁倶舎論﹂巻一三、⑮二九・七一頁ab ③○巳言己&①笛ロ口曽、ごPS迫屋西目 ︵1︶三国m旨く巳﹄ロ﹂︵生起⋮go8息︾還滅⋮開①の“s国闇昌吋a目説明型︶

㈲五分律巻一五大正一三、頁一○二C︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

︵2︶↓冨冨やの四日日且茸冨の.ぐ巳胃弓お∼閉︵生起⋮の四日目豊伊還滅⋮己吋己冨推理型︶ ︵3︶三z・寵冨昌騨目高のg丙彦葛四のぐ○一目ロロ画s∼獣員生起⋮昌尉目②︾笛日且四目四︾菌言時画も号冨ぐ四・g8昌伊 還滅⋮昌g・園説明型︶ 口中阿含二○一喋帝経巻五四、大正一、頁七六八C∼七六九a︵生起⋮因・習・従・由・縁還滅⋮減 |、十二支縁起 167

(16)

︵4︶ 日 ︵FO︶ 凶 ︵6︶ 伍 ︵7︶ ︵8︶ 一 、 へへ

”里(八)(七)ii(A)10^

三z自届国農且薗冒冨の︾ぐ9.畠9$∼霞︵生起・・も月8嵐、還滅⋮閉めの当]国鴇己局8園説明型︶ 中阿含一八一多界経巻四七、大正一、頁七二三C︵生起.:縁、還滅.:減説明型︶ mz息﹄ぐ巳自9]∼函︵生起.:go8箇還減.:画の①闇言国彊昌吋呂圃説明型︶ 雑阿含二九三巻一二、大正二、頁八三C︵生起⋮縁、還滅:略説明型︶ のz届由ぐ巳.自己ロ唾∼吟︵生起⋮gn8乱還滅⋮閉①m色昌昌鴇巳吋呂圃説明型︶ 雑阿含二九八巻一二、大正二、頁八五a∼b︵生起⋮縁説明型︶ 、z忌中ぐ巳.冒己ロム∼可︵生起⋮go8薗還減⋮四m①の豊貝画隠昌吋&園説明型︶ のz屋上画つ討唖迄ぢぐ9自己ロ画∼旨︵生起.:一碑ご凶穴宮のgご胃習ロ胃四国四目g芦go8乱︾還滅⋮菌は薗 穴宮四mgご閏曽巨閏四国四ヨロ四言旦己吋&菌推理型︶ めZ.届畠にぐ巳白目弓直∼屋︵生起⋮の閏巨且凹冒還滅⋮己﹃○号“推理型︶ 、z局届く巳.ロロロ屋∼旨︵生起⋮go8箇還減⋮“の①の四s国函回己吋呂園説明型︶ 雑阿含三○一巻一二、大正二、頁八五C∼八六a︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶ mz后屋く巳.国ロ屍︵還滅⋮己言昼騨a国温︾日3号騨口目忌尉推理型︶ 雑阿含三六三巻一四、大正二、頁一○○C︵生起⋮生、還滅:厭離欲滅尽推理型︶ 雑阿舎三六四巻一四、大正二、頁一○○C︵生起.:生、還滅。厭離欲滅尽、推理型︶ mz.届弓ぐ巳自己七こ∼巴︵生起:己胃8薗還減⋮“の①の煙く]3m煙己時&園説明型︶ 雑阿含三○二巻一二、大正二、頁八六a∼b︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶ 説明型︶ 168

(17)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 ︵Ⅳ︶のz届路く○一国g管産∼急︵生起:・の四日目四宮四還滅・・白吋&富推理型︶

E雑阿含三五五巻一四大正二、頁九九C︵生起⋮集、還滅⋮減推理型︶

︵岨︶mz届圏ぐ昌目己己・畠∼念︵生起の四日目昌馳還滅・嵐H8g推理型︶ ︵岨︶m員屋ざぐ昌自勺急︵生起:の四日且葛伊還減:白﹃○号四推理型︶ ︵別︶のz局認ぐ昌冒ロロ認∼$︵生起⋮闇日且当四還滅:自制8菌推理型︶

匡雑阿含三五六巻一四大正二、頁九九C︵生起⋮集、還滅減、推理型︶

︵哩一のz﹄届置く○﹄.自己ロ$∼9︵生起・gn8乱還滅・・・四の昌一菌は薗口異号ご四国日関9画目

一四雑阿含三五七巻一四大正二、頁九九C一○○a︵生起⋮縁、還滅非余生縁老死

︵犯︶のZ.届閉ぐ○﹄旨目ロロ&﹄∼忠︵生起⋮も胃8薗還減・・・凹め①の当]国”煙邑時○号画説明型︶ 匡雑阿含三五八巻一四、大正二、頁一○○a︵生起。:縁、還滅⋮減説明型︶ ︵躯︶のZ.届急ぐ○一自己ロ.露∼窪︵生起⋮go8風、還滅・・勝①め画く胃凋自時&園説明型︶ ︵正︶のz屋旨三9.国もロ侭∼鴎へ生起⋮go8国還滅・・・四の①囲昌3m四日3号凶説明型︶ 一ロ雑阿含二一○三巻一二、大正二、頁八六C︵広説如上阿支羅迦葉経という。資料”参照︶ ︵皿︶のz届gぐ○一目9誤∼胃︵生起⋮go8菌推理型︶

二雑阿含二九六巻一二、大正二、頁八四b︵生起⋮縁説明型︶

︵巧︶めz岳巴司︶一ロロ腿︵生起⋮己釦の8乱還滅⋮煙めのの閏月凋印己3号凶説明型︶ ︵妬︶のZ届雪ぐ○一百9烏∼お︵生起・・・go8旨︶閏日巨烏風還滅⋮己g・菌説明型、但し詳説の部分では 推理型︶ 推理型︶ 推理型︶ 169

(18)

ダ ヘ ー 、 へ へへへ

29翌理(天)亜塑型

一七 ︵鋤︶ 一ヘヘヘ ヘヘー

§§翌型(六)翌翌壁

のZ.届怠く巳自ロ弓∼ぷ︵生起・・も胃8薗還減⋮四m①の四国国彊己﹃&園説明型︶ のZ.届どく巳自殉弓︵生起.:go8目還滅⋮凹め①印四言国隠昌吋邑園説明型︶ ⑫Z届雪ぐ巳目口語︵生起⋮go8鼠、還滅⋮煙の①の四s目隠己Ra園説明型︶ 雑阿含三○○巻一二、大正二、頁八五C︵生起⋮緑、還滅⋮減、説明型︶ のz眉竜ぐ○一目ロ認︵生起⋮go8乱還滅:色の①の騨乱勘盟昌儲己薗説明型︶ 、z・局浅く○一自口弓︵生起己胃8乱還滅⋮四の①の四ぐ貝隠四日制且園説明型︶ 、z旨ちぐ2.国ロ認∼己︵生起⋮ぐ国.習①の胃︼ロ閏口目目色日冒武還滅⋮ぐ副園己①四の胃]目日貨9画冒 弓丘説明型。ビルマ本は無明から始まる︶ 雑阿含三五○巻一四、大正二、頁九八b︵生起:緑、還滅⋮減、説明型︶ mz.届gぐ巳自pご∼雪︵生起:⋮四ぐ曽亀四の昌一の目穴園国冒昌]還滅⋮ggg四開胃﹄m9戸薗田 のz岳臼く巳自ロ日︵生起:昌尉邑四︾の四日目四冨昌堅涛Pgg四ぐ四︾還滅⋮己8号四推理型︶ のZ.届臼ぐ巳自ロ韻︵生起・・も胃8薗還減⋮固の①の四s目m四日Ha園説明型︶ mz届観ぐ巳自ロ﹄言︵生起⋮の四日目四百還滅⋮巳g舎四推理型︶ 雑阿含二八七巻一二、大正二、頁八一a︵生起:・集、還滅⋮減、推理型︶ めz眉電ぐ○一国ロロ﹄匡∼巨切︵還滅⋮ロ号豆目︾s制尉四︾己3号四推理型︶ 、Z届露く巳自9.﹄届∼﹄旨︵生起・・go8乱︾還滅⋮昌吋&扇推理型︶ のZ届$ぐ巳自9昌畠∼﹄岳︵生起:四ぐこ凶匡冒冨具計の目穴冨吋①ロロ葛習呂還滅⋮四ぐ色四号昌四具計の目 mz、届gぐ巳目

雑阿含三五○

9口は説明型︶ 句fl 可I︽

(19)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 ︵4︶、z侭ぎく○一旨p﹄謡︵生起⋮息Cs園還滅⋮卸の①3ぐ貝隠四日H&園説明型︶ 、J 己雑阿含二六二巻一○、大正二、頁六七a︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶ /l ︵蛇︶のz・閉圏ぐ○]・ぐ口四認︵生起⋮g8m乱還滅⋮煙の①の画ぐ肖凋四昌吋&扇説明型︶ 、ノ 三雑阿含八四六巻三○、大正二、頁二一六a︵生起・・・縁、説明型︶ rl ︵“︶シz苧臼ぐ︵︶︸白や目、︵生起⋮go8薗還減⋮画の①の四乱国隠昌Ha扇説明型︶ ︵“︶シZこ縄ぐ巳ぐロ胃壁︵生起⋮go8薗還減⋮四の①mma団阻日時&扇説明型︶ ︵妬︶ご旦固﹂︵生起:⋮・go8鼠︾還滅⋮巳Ra高説明型︶ ︵妬︶旨zQg、震い韻も国産詔忠司︵生起⋮⋮98葛脚還滅・・・昌門呂冨説明型︶ ︵卿︶○z具己口屍∼ご函匿︵生起:己煙o8国還滅⋮日局&扇説明型︶ ︵銘︶ozQp造︵生起⋮白昌Pの四日且騨冨説明型︶ ︵⑬︶ozQロロ函浅∼いち︵生起⋮己肖8乱還滅⋮印印①の画昌﹃凋四昌吋&扇説明型︶ 匡国吊卸己遭目①ご説明型︶ ︵訂︶のZ.届ごく○一自弓怠可∼]忠︵生起・・・gg亀脚還滅⋮昌吋&園推理型︶ j 元雑阿含三四七巻一二、大正二、頁九七b︵生起⋮有生故有老死、還滅⋮無生故無老死推理型︶ ︵銘︶めz局ご∼田ぐ巳自己ロ届中山馨︿生起⋮闇目且ごP還滅・・・貝3号四推理型︶ ︵調︶めZ届篭ぐ巳自9属・∼﹄曽︵生起⋮の騨口昌呂旨︾還滅⋮己3s国推理型︶ ︵伽︶めz・層鴎︾震︾謡︺認︺電︾認、$︾g︾巴︾縄︾寵︾ぐ○一目p畠]∼﹂篭︵生起⋮の目昌号冨還滅⋮己8号四 理型︶ 推 ワI 11

(20)

︵弱︶卑日ごg目ロ﹄旨∼旨い︵生起⋮己8国Pの煙日且昌四豊留時画︾己号冨ぐ四還滅⋮⋮己﹃&富推理型︶ j 二長阿含一大本経巻一、大正一、頁七b∼C︵生起⋮従生有老死、生是老死縁。縁、因、還滅・・・生無故 く 老死無、生滅故老死滅推理型。但し、再説の部分では識と名色の相依から始まる十支縁起である。︶ j

三長阿含一三、大縁方便経巻一○、大正一、頁六○b︵生起⋮縁推理型︶

I 茜中阿含二九大拘稀羅経巻七大正一、頁四六二b∼四六四b︵生起.:習、還滅.:減推理型︶ 三中阿含六二頻稗裟羅王迎仏経巻二、大正一、頁四九八b︵生起・・・縁、還滅⋮減説明型︶ 天中阿含八六説処経巻一二大正一、頁五六二C∼五六三a︵生起・・・縁、還滅⋮減説明型︶

毛中阿含二二二例経巻六○大正一、頁八○五C∼八○九a︵還滅⋮断説明型︶

完雑阿含二九七巻一二大正二、頁八四C∼八五a︵生起⋮縁、還滅⋮滅説明型︶

元雑阿含二九九巻一二大正二、頁八五b︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

く へへへへ 5 5 5 4 5 3 5 2 ー … … 一 ヘ 戸 、 5 1 5 0 、 一 ー 〆 刃日ぐ巳自ロ函︵生起⋮四皇蔵四g薗胃ご画説明型︶ 黒白.ぐ○﹄自己ロ巴∼認︵生起⋮⋮ロロロ圏鼻替旨︾gぐ里薗骨吾ご︺日日旨鼻吾ご︾野呂四目鼻吾旨︾印目.侭鼻嘗冨︾ 冨与○号鼻嘗ご︾3日目昌鼻言三台g具吾旨︾goQ鼻嘗昼説明型︶ 刃日ご○一烏ロ豊︵生起⋮go8乱還滅⋮四の胃ご且薗ロ呉昏ご四国日四国目g推理型︶ 卑日ぐ巳自ロ昌匡︵生起⋮g8幽薗説明型︶ 卑日ぐ巳肖も﹂笛︵生起⋮画く昌四日の国昌9回日四・・・説明型︶ 国日く巳自g・]函∼﹄程︵生起⋮昌尉邑四あ皿冒.]且凹冨︾両芦冒9mぐぃ︾篇目︾go8冨還減:己吋○号の﹃]図説 明型︾ 17責

(21)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 四三 I 、ノ 四四 f、 (里)(四)(巴)(元)(天)(毛)(美)(三)(云)(二)(二)(三)(二) 増 増 雑 雑 雑 雑 雑 雑 雑 雑 雑 雑 雑 一 一 阿 阿 阿 阿 阿 阿 阿 阿 阿 推 阿 阿 阿 阿 含 含 含 含 含 含 含 含 含 理 含 含 含 含 型 一丁一一一一一一一 、 一 一 一 一

雑阿含三四四巻一四大正三頁九四b∼九五b︵生起:.集毒還滅⋮減推理型︶

雑阿含三四八巻一四大正二、頁九八a︵生起.:縁、還滅⋮省略説明型︶

雑阿含三四九巻一四大正二、頁九八b︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

雑阿含三六七巻一五、大正二、頁一○一b︵生起⋮集、還滅⋮減推理型︶ 雑阿含三六八、巻一五、大正二、百二○一b︵生起⋮老死如実顕現、推理型︶ 雑阿含三六九巻一五、大正二、頁一○一b∼C︵生起⋮縁、還滅.:省略説明型︶ 雑阿含五九○巻二二、大正二、頁一五六C︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶ 雑阿含八五四巻三○大正二、頁一三七b∼C︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶

雑阿含九六一巻三四大正二、頁二四五b︵生起⋮縁、還滅⋮省略説明型︶

増一阿含三七七巻三○、大正二、頁七一三C∼七一四a︵生起.:縁、還滅⋮減説明型︶ 増一阿含三八四巻三一、大正二、頁七一八a∼b︵生起⋮因縁、有生則老病死、習、還滅⋮因縁、生滅 老病死滅、尽推理型︶ 増一阿含四六三巻四二大正二、頁七七六a∼b︵生起⋮縁、還滅.:尽説明型。テキストでは有縁死、 有尽死尽として生支に相当するものを欠くが、ここではこれが脱落したものと解しておく︶ 増一阿含四六三巻四二、大正二、頁七七六a∼b︵生起:縁、還滅⋮尽説明型︶ 一二二手工 三四三

巻一三大正二頁九二C︵生起⋮縁還滅⋮減説明型︶

巻一四大正二、頁九三C∼九四a︵生起.:有生故有老死、非縁余、還滅⋮無明滅則行滅 173

(22)

j Ⅱa

豊増一阿含四九五巻四六大正二、頁七九七b∼C︵生起⋮縁説明型︶

異増一阿含五一八巻四九大正二、頁八一九C︵生起:縁、還滅⋮省略説明型︶

11くノjjjj 上記の、うち、︵2︶︵9︶︵略︶︵Ⅳ︶︵肥︶︵岨︶︵別︶︵認︶︵犯︶︵鋤︶︵伽︶︵弱︶三三六一酉三一一壷一は十二支の各支の間を四 IIlく 諦の形式をもって連結するものである。しかしながらこれらの中にもいくつかの形があり、これを示すと次の 、lノ 、1ノ、lノ ようになる。一老死から無明までを四諦の形式で進めるもの・⋮:︵咽︶︵Ⅳ︶︵加西一、二無明の集を漏愈8ぐ巴 〆lL ノー、〆IL 、lノ とし、これを支として数えると十三支となるもの⋮⋮︵2︶、三老死から行までを四諦の形式で進め、行の集 rL 、くくノJ としての無明を明示するもの.:・・・三一西三、四老死から行までを四諦の形式で進め行の集を明示しないもの。

if、f

但しこれも無明を暗示するものとして十二支とみなした⋮︵9︶︵咽︶︵岨︶︵詔︶︵銘︶︵調︶︵伽︶︵弱︶E佐屋である。 なお還滅の縁語として四用の四s目闇己尉呂圃と示したものは最初の支が︵十二支縁起の場合は無明︶がこの表 現によって示されるが、それ以下はag烏画である。十支縁起以降も同様である。 ︵扉︶ロz匡冨号習且目印のぐ巳.自弓皆∼謡︵生起⋮蔵武乱庫5の鼻ご四国胃︺閏目騨白冒貫冨8画鼠・還滅⋮ ]割ご叫揮5卸の胃こ閏閏巨胃‘曾国日ロ四頁︶旦昌周&園推理型︶ ︵魂︶のz局路ぐ巳目口承︵生起:己肖8乱還滅⋮己3号脚但し識と名色の間は、日田目白目鼻嘗屠ぐ試園己 三十二支縁起枠内のヴー︾/じ工響ション 十支縁起︵識:名色六入澗触噸受→愛離取有生老死︶ 174

(23)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 II b j l wua l 〆 ヘ ヘ 6 0 5 9 、 一 … (男) 以上のうち、︵師︶︵兇︶︵帥︶︵団︶要は、識と名色の間が相依の縁起関係となっている。 異雑阿含二八八巻三一、大正二、頁八一a∼C︵生起⋮縁、還滅⋮厭患離欲滅尽推理型︶ ︵田︶mz局雪く9国9旨い∼旨印︵生起⋮go8乱還滅⋮己Ra園推理型︶ ︵碇︶のz届認 (理) 雑阿含二九二巻一二、大正二、頁八二C∼八三b︵生起⋮因・集・生・触、還滅⋮滅無余推理型︶ ⑫Z目急ぐ○匡自9岸置∼弓口︵生起⋮一弾]薗穴言の胃こ閏四g四国昌目︺言貫98遇四・3日匡烏冨還減⋮

のZ固$ぐ9国口虐︵生起⋮go8箇還減⋮﹃胃&園説明型︶

菌は圃穴g四m異こ閏四日四国画四日ロ画言貫己吋呂目日岡&富推理型︶ 雑阿含二八七巻一二、大正二、頁八○C︵生起⋮生有故老死有、縁、還滅:・生無故老死無滅推理

十支縁起︵無明行識名色六入触受愛取苦︶

九支縁起︵名色六入触受愛取有生老死︶

型一︶ ①く ぐ一日三①自画日閏.匡冒のの画画く四壷合煙昌葦︺○芦奇且眉己異量冨房ぐ−.コ目①画く一目害のぐ骨目目p蝕めの四国画言庁︺説明 型 − − 〆 ぐ︵︶巨目99∼臼︵生起⋮go8乱還滅⋮昌吋&菌説明型︶ 175

(24)

an) b ︵“︶のz届お︾ぐ昌旨も・圏︵生起⋮9,8鼠還滅⋮勝①の四s国胆煙昌8号凶︾員8号画、説明型︶ ︵“︶のz︾届瞳ぐ○︸・冒弓・認∼翼︵生起⋮go8薗還減⋮四の①の画く︼&恩昌HoQ園﹄己﹃○島国、説明型︶ ︵髄︶mz届ら﹀ぐ○昌胃面墓︵生起:go8乱還滅⋮“の①の四昌働ぬい昌吋&菌.昌馬&園説明型︶ ︵師︶のz・韻g画く○一弓も忠∼亀︵生起⋮己肖8薗還減⋮四の①の四自国m画昌3号凶︾己吋&園、説明型︶ ︵師︶のz韻己﹃︾ぐ○一弓も圏︵生起⋮go8目還滅⋮四の①囲昌国隠昌3号凶︾己3号画説明型︶ 茜雑阿含六八巻三、大正二、頁一八a︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶

妾雑阿含二一三巻八大正二、頁五四a︵生起⋮縁、還滅⋮不種、説明型︶

異雑阿含一二八巻八、大正二、頁五四C︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶

尾雑阿含一三八巻八大正二、頁五五Cl五六a︵生起⋮縁、還滅⋮減、説明型︶

吾雑阿含二八四巻一二大正二、頁七九b∼C︵生起:・縁、還滅⋮減説明型︶

五一雑阿含三五二巻一四大正二、頁九九a︵生起⋮集、還滅⋮減推理型︶

三雑阿含三五三巻一四、大正二、頁九九b︵生起⋮集、還滅:減説明型︶

二雑阿含三五四巻一四、大正二、頁九九b︵生起⋮集、還滅.:減説明型︶ /J1、 、1J/、1Jノ、、lノ 上記のうち、五三三は六入から老死までを四諦の形で示すものである。従って具体的に名色を示さないが、 i 六入の集として名色が暗示されているものと解し、九支縁起と解釈した。

九支縁起︵眼⋮意と色⋮法識触受愛取有生老死︶

176

(25)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 j l

ⅡC

く Ill) d ︵的︶巴争届届く巳目9国辰︵生起⋮go8忌還滅言画の①mms3隠昌Ho阜愚説明型︶ 、ノ

託雑阿含三七二巻一五、大正二、頁一○二ab︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

r、 この、うち︵的︶は、識食と六入の間を、ぐ罫③習習劉○母胃]日ロ匡口号厚田乱g冒号冨昌乱冨R葛P国の目ヨ冨昇① 1 m翼厨帥両冨薗昌四ヨとする。そして託もともに、還滅を六入の減から始める。したがって識食は縁起系列の外にあ く 上記の中、︵銘︶∼︵俵︶のパリ資料はその還滅を愛支からとし雪この愛支の減のみ四の①の習貝煙隠昌叶且冨と表 、1ノ、−ノ.、lノ 心、j/ 現する。これに対し漢訳資料の話葵毛はその還滅を触支からとする。但し、蓋のみは愛支から還滅が始まると解 くl f、 される。なお六入と六処と六識が三事和合して触支が生ずる縁語は。農穴冒ヨ89胃8日肩8匡弓旦冨は o異穴冒ぐ罫3口四日毎口口四日の四億胃旨冨の印○︵パリ︶である。 ︵銘︶ロz・愚三四圃昌尉邑四のく巳・目口囲︵生起⋮己ggg昌騨も胃8乱︾蔚冒︾己spPの四日且塁P息8畠以推 芙中阿含九七巻二四、大正一、頁五七八b∼五八○a︵生起縁、因、習、本、縁、推理型︶ なおこの識と名色の間は相依の形で連結されている。

九支縁起︵識食i六入I触I受#愛取有生老死︶

理型︶

九支縁起︵識名色⋮触’受愛取有生老死︶

177

(26)

IV V j

Ⅵa

l ︵冗︶mz・后瞳ぐづ]・国ロョ

さ長阿含一七清浄経、

明型︶ ︵刑︶ロz函呼号冒旦堅甲りく巳自ロ急︵生起・・も胃8乱説明型︶ 但し、触と受の間は、の四gの房。g三目四の出冨冨口①三吾巨ののm吾屋の忠gロ闇日ぐag陣とし、六触処も含めて八 支とすべきか、それとも受からの六支とすべきか判然としない。 るものとも考えられ、さすれば八支縁起とすることも疋能である。 へ

(

-

)

!

2

七支縁起︵触受愛取有生老死︶

入支縁起︵六入触受愛取有生老死︶

⑫z岳認く○一国9霞∼駅︵生起⋮99囚薗還滅⋮ロ胃︵己冨説明型︶ 雑阿含二八六巻一二、大正二、頁八○b︵生起:・縁、還滅⋮減説明型︶ 五支縁起︵愛1取1有生老死︶ ︵生起⋮ごa習四︾閏日且昌四︾菌は厨も号冨ぐ四還滅・・閉①3ぐ胃隠貰号a展推理型︶ 巻一二、大正一、頁七六a∼b︵生起⋮由六入身故生触、還滅:.無六入則無触説 178

(27)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 j

Ⅵb

VII

歪中阿含二三智経巻五、大正一、頁四五一bC︵生起⋮因・縁・本推理型︶

︵刃︶のZ届笛ぐ︵︶一目ロ圏︵生起⋮己︵面画四︾の四日目島、皇騨時煙︾冒冒曽四推理型︶ (茜)

至雑阿含二八五巻一

老死、減推理型︶ ︵門︶のZ届認ぐ○一目9.駅︵生起⋮go8薗還減⋮己吋&園説明型︶ ︵刺︶のZ.届望ぐ○一自己口電︵生起⋮go8忌還減・・・己﹃&菌説明型︶ ︵巧︶mz届圏ぐ巳目弓雪∼認︵生起⋮gR蝕乱還滅⋮己同且冨説明型︶ ︵巧︶のZ.届認ぐ○一国g・認∼沼︵生起⋮go8箇還減⋮己吋a目説明型︶ ︵刀︶mz.届望く○一目9.$︵生起⋮go8乱還滅.:己吋且園説明型︶ j

室雑阿含二八三巻一二、大正二、頁七九a∼b︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

︵沼︶⑳z・岳gぐ巳旨ロロ縄∼寵︵生起・・も胃8薗還減⋮ヨ篇&扇説明型︶ j 至雑阿含二八五巻一二、大正二、頁八○ab︵生起⋮有、有故生有、有縁故生有、縁、還滅⋮無生則無

四支縁起︵取有生老死︶

雑阿含三六六巻一五秀大正二頁一○一a︵生起:自縁推理型︶

五支縁起︵受愛f取有生︶

179

(28)

Ⅷa

l (≦)(≦)

実中阿含一五三髪閑提経巻三八、大正一、頁六七二bC︵生起.:縁説明型︶

、ノ ︵帥︶言z読冨謄目島冨のぐg自弓函匡∼望函︵生起⋮go8乱還滅⋮日g島国説明型︶ ︵帥︶のZ届動く巳畠や直︵生起:.go8乱、還滅⋮己Ra園説明型︶ 宅雑阿含六七巻三、大正二、頁一七C︵生起⋮縁、還滅.:減説明型︶ j、 ︵魂︶mz・眉ぎぐ巳昌ロ程︵生起:己肖8風説明型︶ 、ノ

交雑阿含五三巻二、大正二、頁一二C∼一三a︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

vハ

充雑阿含六五巻三、大正二、頁一七b︵生起⋮縁、還滅減説明型︶

名雑阿含六九巻三、大正二、頁一八a1b︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

、ノ

堂雑阿含二一巻六、大正二、頁三七C︵生起⋮縁、還滅⋮減説明型︶

jj j jj このうち、︵別︶は取の前に五穂に対する喜言四目二があり、老尭は楽著、交は愛、七毛一は愛楽があって、還 く く 減はそれぞれ喜・楽著・愛・愛楽の減から始められている。したがってこれらは五支縁起と解釈してもよいかも 知れない。

増一阿含四四六巻四Q大正二頁七六六b︵生起⋮因有有生説明型︶

増一阿含五一一○巻四九、大正二、頁八二一b︵生起⋮由有有生説明型︶

これは惑に相当するものが無い。しかし十二支縁起の枠内にあるので紹介する。

三支縁起︵有生老死︶

180

(29)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 IX f

Ⅶb

j ︵段︶の之謡gぐ一己ミロ麓︵眼員・意と色法識触Il受生起・・・go8鼠説明型︶

︵師︶、z韻ぎぐ巳・弓口困∼壁︵眼⋮意と色⋮法識触受生起⋮go8菌説明型︶

︵師︶シz函白く巳自ロ旨争︵名色六入触受生起⋮go8乱説明型︶

.、lノ .、lノ 、●lノ 上記のうち崖︵弘︶︵妬︶の六入と六処と識の関係はⅢbの注記を参照されたい。また宝の還滅は触の減から /I、 始まる。これらも苦の要素を表わす支分が立てられていないが、十二支縁起の枠内にあるものとして紹介する。

︵別︶言冒巨の巨四閏冨目§の︾ぐ巳自ロ雪︵無明行識名色六入触受愛取生起⋮昌目目︾

囲目且昌P菌武冨︾ロ号冨ぐ四推理型︶

茜長阿含三○世記経巻二○、大正一、頁一三三C︵識名色六入生起⋮因識有名色説明型︶

圭雑阿含一三一巻八大正二、頁五五a︵眼意と色⋮法識触受愛取生起⋮縁、還滅⋮減説

︵鵠︶⑳z馬圏く○一目ロさ︵生起・もg8乱還滅⋮回の①の画く肖凋煙昌吋&扇説明型︶ この行には身・口・意の三行︵園冒の目犀国国︾ぐ胃]の︾g閏︺○の︶が含まれている。 苦に終らない縁起 明型︶ 三支縁起︵無明行I苦楽︶ 18

(30)

(X) (Ⅲ) ︵躯︶言z・銘

芙中阿含

理型︶ 三十一一支縁起枠外のヴマ談じエ響シ三ン ︵的︶mz届旨く○一自己ロ旨∼盾︵生起⋮巳尉己伊囲白目葛P司計房Pロ号冨ぐ四・go8乱還滅... 四m①の四s目隠昌吋且園推理型︶

君雑阿含三七一巻一五、大正二、頁一○二a︵生起⋮因・集・生・触還減⋮滅推理型︶

i j 四食︵。胃国g製図巴を導く縁起であり、愛支以前は十二支縁起と同じ。但し、毛は六入のところで止まり、 名色以前の四支を有しない。 ︵卯︶ロzぶ三岳ロ四口a凶口中の く巳自己ロ認∼$︵生起⋮⋮gpo8還滅⋮⋮の号冨の○普農唇①画の胃] 胃四章3画己Ra園画亘己匡江58口忌尉目四・⋮:説明型︶

四食の縁起︵無明行識名色六入触受愛四食︶

執杖等罪悪法の縁起︵愛求利用欲負著嫉守護ⅡⅡ執杖・執剣・闘・課・競・争論・悪口・妄語

等の無数の罪悪法︶ 言い薗冨国冨の目穴冨ご“のく巳自口四日︵生起・冒己習四︾の四日目昌四﹂騨詩四︶ロ号冨ぐ四推理型︶ 二○一喋帝経巻五四、大正一、頁七六七C∼七六八a︵生起.:因・習・従何而生、由何有推 182

(31)

原 始 仏 教 に お け る 縁 起 説 に つ い て − そ の 資 料 整 理 天長阿含一三大縁方便経巻一○大正一、頁六○C∼六一b︵生起:::因愛有求還滅.:⋮若使一切 衆生無有護者、当有刀杖訴訟起無数悪不生起説明型︶ j

天中阿含九七大因経巻二四大正一、頁五七九a︵生起⋮⋮縁還滅⋮⋮若無守各各無守者、設使離

く 守当有刀杖⋮⋮起無量悪不善法耶説明型︶ ︵例︶ロz謹己閉具国国あく○一・冒巳$︵生起⋮・も鼻甘8説明型︶

合長阿含一○十上経巻一○大正一、頁五六b︵生起・⋮:因愛有求説明型︶

︵兜︶シzや圏く○目ごg全ご∼さ﹂︵生起・⋮・も鼻旨8説明型︶ j

垂長阿含二増一経巻九大正一、頁五九a︵生起⋮⋮愛因有求説明型︶

全中阿含一三四釈問経巻三三大正一、頁六三五a∼C︵生起因・縁・生・有・還滅⋮。:若無愛

不愛者則無樫嫉推理型︶ j 全増一阿含四○一○巻三五大正二、頁七四三b︵生起.::.以有更楽便有痛、還滅:::言無更楽有痛 く 者此亦不然説明型︶ j1 以上のうち、︵帥︶夫尭は識から始まる九支縁起、あるいは無明からの十二支縁起の中の愛支から別に枝分かれ したような関係になっている。これは︵卯︶が愛支について、﹁このようにこれら二つの法盲目①牙の含胃昌目︶ があるが、二つによっても受に対しては一つに合する︵号g①画画く&騨鼠旨①富闇日C困国鼠喜当自己﹂といい、 、ノ 莞が﹁欲愛有愛、此二法因覚縁覚致来﹂というように、九支あるいは十二支縁起中の愛支を、二種に解釈し、受 fI によって生じる一方の愛︵おそらく欲愛︶から執杖等が縁起し、他方の愛︵おそらく有愛︶から生・老死が縁起 するとしたものであろう。従ってむしろ識ないし無明からの縁起とすべきかとも考えられるが、︵瓢︶︵蛇︶あるい 183

(32)

j 皿その他の縁起︵識繋着往来凋呉侭鼻﹄死生gag日日未来の生老死愁悲苦憂悩母胃ご劃ご画3日閏自画 の︵︶穴鯉口四ユロ①ぐ四旦匡︸肉丙一︶四・○口︺画ご凹めの匡己画冒画の四︶ は八只一が愛から始め、それ以前を記さないから一応愛支から始まるものと解釈したわけである。 く また守護と執杖等罪悪法の関係については、︵蛇︶は倉白胃呂胃ご四目冒胃8留鳥唇目三富国急目︾目且圏習煙 ⋮⋮ごとして、護と執杖の間に縁語の冨胃8を入れない。実は︵卯︶︵虹︶にもこのような形式をとるテキストが存

1j

在し、護と執杖の間に縁起関係を認めるべきか否かは判然としない。それでは漢訳ではどうかというに、合と△ /J1、〃fl、 、1Jノ、11ノ は護で打ち切り執杖等は記さない・これに対し貢と禿は、護と執杖等の間に縁起関係を認める文章が存在するが、 護と執杖の間には、他の各支の間にはない﹁阿難﹂という呼びかけが挿入されており、丁度、十二支縁起などで 無明から老死まできて最後に、﹁このようにしてこれらすべての苦の集まりが生起する︵減する︶﹂とい、7総括の 語がくるような印象を受ける。護で打ち切って執杖を記さない資料もあるのであるから、恐らくこの解釈のほう が正しいであろう。したがってここでは執杖等を一支として独立するものとは見なさない。 jj なお全全は見出しに出した支とは異なる。即ち前者は思念欲愛不愛樫嫉とし、最後に﹁刀杖闘評憎嫉

訣詣欺証妄言両舌心中生無量悪不善之法﹂をつけ加える。後者は眼⋮意と色法識更楽痛覚想とし、

最後に﹁以有想便称量之於中起若干種想著之念、此是貧欲之使順志使邪見使僑慢使欲世間使痩使疑使、皆起刀杖 之変興若干種之変不可称計﹂という。 ︵醍一︶閏宍届刈さご巳自口亀︵生起⋮言邑胃鼠の鼻一凋胃侭呉目宮口還滅:.。言ロ昌一急閉胃胃尉里楯胃員]巴︺g﹄但し G 184

(33)

原始仏教における縁起説について−その資料整理 以上で本論か︿縁起説﹀とみなす縁起資料をすべて紹介し終わった、しかしこれらの支を有する︿縁起説﹀の外 に、俗に〃相依縁起″と呼ばれる縁起説が世に暗一伝されているので、最後にこれについてふれておこう。 この相依縁起は、﹁これあるとき彼あり︵自画の冒目の自国目目99、これ生ずるが故に彼生ず言目色鼠呂目烏 己四g巨弓昌四g、これなきとき彼なく︵胃白煙の日︺ヨ画の閏二目目昌四宮g、これ減するが故に彼滅す︵目儲の画己H8園 昼目昌号昌冨g﹂というものである。勿論漢訳経典では種々の訳語が存在し、また経によっては減の部分や、﹁こ れ生ずるが故にかれ生ず、これ減するが故に彼滅す﹂という部分が省略される場合もあるが、それらもすべて相依 縁起資料と見なせば、これを有するものは前記資料中、︵3︶︵4︶︵妬︶︵型︶︵妬︶︵調︶︵鋤︶︵犯︶︵蛇︶︵“︶︵妬︶︵⑬︶︵認︶ jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj 一三四五六九三二室竺三三三︿一六元三三一酉一三全茜旨酉一冨異であって、これ以外には、

IくくくIくIIiくくilllくく

︵別︶三z己○国開四百白尉冨のく○一自口箇

茜長阿含一四釈提桓因問経巻一○大正一、頁六四a

なお↑m貝房畠﹄i﹃臼には、go8乱や己8号g画︾の四日鼻園︾匡冒の四日酔穴冨薗といった縁語によって、苦と 行︵m呂昏習巴・識︵菖目習巴・取︵眉因習巴・発動面3日g巴・食︵響剖巴・動揺︵扇言巴との関係が説か れており、これも︿縁起説﹀資料の一つに加えられるかも知れない。

四相依縁起

g毎とする︷︾説明型︶ 識と繋着の間は国閏冒日息鼻菩胃ぐ司闘国の三目房のロ胃曽具冒且四目曽葺冨尉急ぎ目①四負目房①国島国③ 185

(34)

全増一阿含三八九巻三二大正三頁七二四b

が見出されるのみである。これらは本論に於いて︿縁起説﹀として扱った以外の教説の中に含まれるものであり、 いわば相依縁起を表わす句が独立に用いられたものである。 しかしながらこれ以外の、先に列記した資料はすべて十二支縁起に付帯して説かれたものであって、しかも全て 説明型である。従ってこの所謂〃相依縁起″は、決して独立したものではなく、十二支縁起の各支の間の関係を通 則的にまとめて説明せんとしたものであることが判る。しかも定説に従って十二支縁起の説明型がもっとも新しい 成立にかかるものとすれば、これに付帯して生まれた〃相依縁起″も決して早い成立ではないと言わなければなら ない。なお十二支縁起はすべて無明から老死への一方的な縁起関係なのであるから、﹁これあるとき彼あり﹂等の文 章は、決して相依的な関係を示すものではないことも注意されなければならない。即ち〃相依縁起″という言葉は 適当ではなく、﹁十二支縁起各支の通則を説明する縁起句﹂とでもすべきであろう。 186

参照

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