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2. 使用者は 労働者を解雇しようとする場合においては 少なくとも30 日前にその予告をしなければならない 30 日前に予告をしない使用者は 30 日分以上の平均賃金を支払わなければならない 但し 天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づ

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労働基準法(過去問題 貨物) 平成27年第1回(平成27年8月) 問18 労働基準法(以下「法」という)の定めに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、 解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 1. 「労働者」とは、職業の種類及び賃金の支払いの有無を問わず、事業又は事業所(以 下「事業」という)に使用されるすべての者をいう。 解説 × 賃金の支払われるすべての者をいう。 2. 「使用者」とは、事業主又は事業の経営担当者その他事業の労働者に関する事項に ついて、事業主のために行為をするすべての者をいう。 解説 正しい。 3. 労働契約は、期間の定めのないものを除き、一定の事業の完了に必要な期間を定め るもののほかは、2年(法第14条(契約期間等)第1号各号のいずれかに該当する 労働契約にあっては、5年)を超える期間について締結してはならない。 解説 × 3年 4. 使用者は、労働者の同意が得られた場合においては、労働契約の不履行についての 違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をすることができる。 解説 × 違約金を定め、損害賠償額を予定する契約をしてはならない。 問19 労働基準法(以下「法」という)の定めに関する次の記述のうち、誤っているものを1つ 選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 1. 使用者が、法の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合において は、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計 算額の2割5分以上5割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算し た割増賃金を支払わなければならない。ただし、当該延長して労働させた時間が1 カ月について60時間を超えた場合においては、その超えた時間の労働については、 通常の労働時間の賃金の計算額の5割以上の率で計算した割増賃金を支払わなけれ ばならない。 解説 正しい。

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2. 使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、少なくとも30日前にその 予告をしなければならない。30日前に予告をしない使用者は、30日分以上の平 均賃金を支払わなければならない。但し、天災事変その他やむを得ない事由のため に事業の継続が不可能となった場合又は労働者の責に帰すべき事由に基づいて解雇 する場合においては、この限りでない。 解説 正しい。 3. 使用者は、その雇入れの日から起算して3カ月間継続勤務し全労働日の8割以上出 勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなけれ ばならない。ただし、法第39条第3項に規定する1週間の所定労働日数が相当程 度少ない労働者等は除く。 解説 3カ月ではなく正解は6ケ月間継続勤務 4. 使用者は、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合において はその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者 の過半数を代表する者との書面による協定をし、これを行政官庁に届け出た場合に おいては、法定労働時間又は法定休日に関する規定にかかわらず、その協定で定め るところによって労働時間を延長し、又は休日に労働させることができる。ただし、 法令で定める健康上特に有害な業務の労働時間の延長は、1日2時間を超えてはな らない。 解説 正しい。 問20 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という)に定める 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中、A、B、 C、Dに入るべき字句を次の枠内の選択肢(1~8)から選び、解答用紙の該当する欄に マークしなさい。 労使当事者は、時間外労働協定において貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に 係る一定の期間についての延長時間について協定するにあたっては、当該一定期間は、 [A:2週間]及び[B:1カ月]以上[C:3カ月]以内の一定の期間とする。ものとする。 使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に労働基準法第35条の休日に 労働させる場合は、当該休日は[A:2週間]について[D:1回]を超えないものとし、 当該休日の労働によって改善基準第4条第1項に定める拘束時間及び最大拘束時間の 限度を超えないものとする。

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1.1回 2.2回 3.2週間 4.4週間 5.1カ月 6.2カ月 7.3カ月 8.6カ月 問21 貨物自動車運送事業の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」の定めに関す る次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 ただし、1人乗務で、フェリーには乗船せず、また、隔日勤務には就いていない場合と する。 1. 使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(以下「トラック運転者」 という)の拘束時間については、1カ月について293時間を超えないものとする こと。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6カ月までは、1年間について の拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、320時間まで延長する とができる。 2. 使用者は、業務の必要上、トラック運転者に勤務の終了後継続8時間以上の休息期 間を与えることが困難な場合には、厚生労働省労働基準局長の定めにより、当分の 間、一定期間における全勤務回数の2分の1を限度に休息期間を拘束時間の途中及 び拘束時間の経過直後に分割して与えることができるものとする。この場合におい て、分割された休息期間は、1日(始業時刻から起算して24時間をいう。以下同 じ)において1回あたり継続4時間以上、合計10時間以上でなければならない。 3. 使用者は、トラック運転者の運転時間については、2日(始業時刻から起算して4 8時間をいう)を平均し 1 日あたり9時間、2週間を平均し 1 週間あたり40時間 を超えないものとすること。 解説 × 44時間が正しい。 4. 使用者は、トラック運転者の 1 日についての拘束時間については、13時間を超え ないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、15時 間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回 数は、1週間について2回以内とすること。 解説 × 最大拘束時間は16時間、1日の拘束時間は15時間が正しい。 問22 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示 したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等

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の改善のための基準」に適合しているものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマーク しなさい。 1.適合 |2時間10分+1時間30分=3時間40分|休憩15分+15分=30分|1時間+3時間=4時間|休憩10分| 2.不適 休憩は1回につき10分以上 |3時間+30分+30分=4時間|休憩20分+5分+5分|3時間+30分=3時間30分|休憩20分| 3.不適 連続運転時間4時間10分 |2時間10分+1時間50分=4時間|休憩10分+20分=30分|2時間10分+50分+1時間10分=4時間10分| 4.適合 5分休憩があるが、休憩時間は30分確保している。 |1時間35分+1時間20分+1時間=3時間55分|休憩20分+10分=30分|3時間|休憩30分|1時間30分| 問23 下表は、一般貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の4週間の運転時間の例を示 したものであるが、すべての日を特定日とした2日(始業時刻から起算して48時間を いう。以下同じ)を平均して1日あたりの運転時間、及び2週間を平均した1週間あた りの運転時間に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄 にマークしなさい。

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1. 当該4週間のすべての日を特定日とした2日を平均し1日あたりの運転時間(以下 「2日を平均し1日あたりの運転時間」という)は「自動車運転者の労働時間等の改 善のための基準(以下「改善基準」という)に違反していないが、2週間を平均し1 週間あたりの運転時間が改善基準に違反している。 2. 2日を平均し1日あたりの運転時間が改善基準に違反しているが、2週間を平均し 1週間あたりの運転時間は改善基準に違反していない。 解説 2週間を平均し1週間あたり44時間 2日を平均し1日あたりの運転時間9時間(ともに超えたら違反) 9日9時間、10日10時間 →9+10÷2=9,5時間 10日10時間、11日9時間 →10+9÷2=9,5時間 3. 2日を平均し1日あたりの運転時間及び2週間を平均し1週間あたりの運転時間の どちらも改善基準に違反している。 4. 2日を平均し1日あたりの運転時間及び2週間を平均し1週間あたりの運転時間の どちらも改善基準に違反していない。 平成27年第2回(平成28年3月) 問18 労働基準法(以下「法」という)の定めに関する次の記述のうち、誤っているものを1つ 選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に 記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 平均賃金とは、これを算定すべき事由の発生した日以前3カ月にその労働者に対し 支払われた賃金の総額を、その期間の所定労働日数で除した金額をいう。

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解説 総日数が正しい。 2. 法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効 とする。この場合において、無効となった部分は、この法で定める基準による。 3. 使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条 件を明示しなければならない。この明示された労働条件が事実と相違する場合にお いては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。 解説 正しい。 4. 使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及 びその後30日並びに産前産後の女性が法第65条(産前産後)の規定によって休業 する期間及びその後30日間は、解雇してはならない。 解説 正しい。 問19 労働基準法の定めに関する次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当す る欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外 は考慮しないものとする。 1. 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させ てはならない。また、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を含め1日に ついて8時間を超えて、労働させてはならない。 解説 × 休憩時間を除き。 2. 常時10人以上の労働者を使用する使用者は、始業及び就業の時刻、休憩時間、休 日、休暇に関する事項等法令で定める事項について就業規則を作成し、行政官庁に 届け出なければならない。 3. 使用者は、その雇入れの日から起算して3カ月間継続勤務し全労働日の8割以上出 勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなけれ ばならない。 解説 × 6 カ月間が正しい。 4. 使用者は、6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定の女 性が休業を請求した場合においては、その者を就業させてはならない。また、産後

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8週間を経過しない女性を就業させてはならない。ただし、産後6週間を経過した 女性が請求した場合において、その者について医師が支障がないと認めた業務に就 かせることは、差し支えない。 問20 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める貨物自動車運送事業に従事 する自動車運転者の運転時間に関する次の文中、A、B、C、Dに入る字句を下の枠内 の選択肢(1~8)から選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 1. 運転時間は、2日([A:始業時刻]から起算して48時間をいう)を平均し1日あた り9時間、2週間を平均し1週間あたり[B:44時間]を超えないものとすること。 2. 連続運転時間(1回が連続[C:10分]以上で、かつ、合計が30分以上の運転の中 断をすることなく連続して運転する時間をいう)は、[D:4時間]を超えないものと する。 1.乗務時間 2.5時間 3.40時間 4.10分 5.44時間 6.始業時刻 7.15分 8.4時間 問21 貨物自動車運送事業の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」等に関する次 の記述のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 なお、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(以下「トラック運転者」と いう)の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそ れ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。 2. 使用者は、トラック運転者(隔日勤務に就く運転者以外のもの。以下同じ)が同時に 1台の事業用自動車に2人以上乗務する場合(車両内に身体を伸ばして休息するこ とができる設備がある場合に限る)においては、1日(始業時刻から起算して24時 間をいう。以下同じ)についての最大拘束時間を20時間まで延長することができ る。また、休息期間は、4時間まで短縮することができるものとする。 3. 使用者は、業務の必要上、トラック運転者に勤務の終了後継続8時間以上の休息期 間を与えることが困難な場合には、当分の間、一定期間における全勤務回数の2分 の1を限度に、休息期間を拘束時間の途中及び拘束時間の経過直後に分割して与え

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ることができるものとする。この場合において、分割された休息期間は、1日にお いて1回あたり継続4時間以上、合計8時間以上でなければならないものとする。 解説 10時間以上が正しい。 4. トラック運転者が勤務の中途においてフェリーに乗船する場合における拘束時間及 び休息期間は、フェリー乗船時間(乗船時刻から下船時刻まで)については、原則と して、休息期間として取り扱うものとする。 問22 下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(隔日勤務に就く運転者以外のも の)の1年間における各月の拘束時間の例を示したものであるが、このうち、「自動車運 転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選び、解答用紙の該 当する欄にマークしなさい。ただし、「1カ月についての拘束時間の延長に関する労使 協定」があるものとする。 解説 2.と3が適合している。 1.12月に322時間及び4.1年間の拘束時間が超えているため不適。 問23 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の5日間の勤務状況の例を示した

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ものであるが、次の1~4の拘束時間のうち、「自動車運転者の労働時間等の改善のた めの基準」における1日についての拘束時間として、正しいものを1つ選び、解答用紙 の該当する欄にマークしなさい。 解説 3が正しい。 1日目 18-6=12時間 2日目 19-8+1=12時間 3日目 19-7+1=13時間 4日目 17-6=11時間 労働基準法(過去問題 貨物) 平成28年第1回(平成28年8月) 問18 労働基準法(以下「法」という)に定める労働契約等についての次の記述のうち、正しい ものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 使用者は、労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業する期間及 びその後6週間並びに産前産後の女性が法第65条(産前産後)の規定によって休 業する期間及びその後6週間は、解雇してはならない。 解説 × 30日間が正しい。

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2. 労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、 賃金又は退職の事由(退職の事由が解雇の場合にあっては、その理由を含む)につ いて証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なく、これを交付しなけれ ばならない。 3. 使用者は、労働者を解雇しようとする場合においては、法第20条の規定に基づき、 少なくとも14日前にその予告をしなければならない。14日前に予告をしない 使用者は、14日分以上の平均賃金を支払わなければならない。 解説 × 30日が正しい。 4. 法第20条(解雇の予告)の規定は、法に定める期間を超えない限りにおいて、「日 日雇い入れられる者」、「2カ月以内の期間を定めて使用される者」、「季節的業務に4 カ月以内の期間を定めて使用される者」又は「試みの使用期間中の者」のいずれかに 該当する労働者については適用しない。 問19 労働基準法及び労働安全衛生法の定める健康診断に関する次の記述のうち、誤っている ものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、 各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 事業者は、常時使用する労働者を雇い入れるときは、当該労働者に対し、労働安全 衛生規則(以下「衛生規則」という)に定める既往歴及び業務歴の調査等の項目につ いて医師による健康診断を行わなければならない。ただし、医師による健康診断を 受けた後、6ケ月を経過しない者を雇い入れる場合において、その者が当該健康診 断の結果を証明する書面を提出したときは、当該健康診断の項目に相当する項目に ついては、この限りでない。 解説 × 3カ月が正しい。 2. 事業者は、常時使用する労働者(深夜業を含む業務衛生規則に定める業務に従事す る労働者を除く)に対し、1年以内ごとに1回、定期に、衛生規則に定める所定の 項目について医師による健康診断を行わなければならない。 3. 事業者は、深夜業を含む業務に常時従事する労働者に対し、当該業務への配置替え の際及び6ケ月以内ごとに1回、定期に、衛生規則に定める所定の項目について医 師による健康診断を行わなければならない。

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4. 事業者は、衛生規則で定めるところにより、深夜業に従事する労働者が、自ら受け た健康診断の結果(当該健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者に 限る)に基づく医師からの意見聴取は、当該健康診断の結果を証明する書面が事業 者に提出された日から2カ月以内に行わなければならない。 問20 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的地についての次の文中、 A、B、C、Dに入るべき字句を下の枠内の選択肢(1~8)から選び、解答用紙の該当 する欄にマークしなさい。 1. この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という)第9条に規定する労働 者であって、[A:四輪以上の自動車]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定 めるものを除く。)に主として従事する者をいう)の労働時間等の改善のための基準 を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[B:労働条件の向上]を図るこ とを目的とする。 2. 労働関係の当事者は、この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下させて はならないことはもとより、その[C:向上]に努めなければならない。 3. 使用者は、季節的繁忙その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時 に[D:労働時間を延長し]又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は 日数を少なくするように努めるものとする。 1.二輪以上の自動車 2.四輪以上の自動車 3.労働条件の向上 4.労働契約の遵守 5.向上 6.維持 7.労働時間を延長し、 8.休息期間を短縮し、 問21 貨物自動車運送事業の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善 基準」という)において厚生労働省労働基準局長の定める「一般乗用旅客自動車運送事 業以外の事業に従事する自動車運転者の拘束時間及び休息期間の特例について」(以下 「特例基準」という)に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選び解答用紙の 該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事 項以外は考慮しないものとする。 1. 使用者は、業務の必要上やむを得ない場合には、当分の間、改善基準第4条の1カ 月についての拘束時間及び1日(始業時刻から起算して24時間をいう。以下同じ)

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の拘束時間等の規定にかかわらず、次の条件の下で貨物自動車運送事業に従事する 運転者(以下「トラック運転者」という)を隔日勤務に就かせることができる。 ⑴2暦日における拘束時間は、一定の要件に該当する場合を除き、21時間を超えては ならない。 ⑵勤務終了後、継続20時間以上の休息期間を与えなければならない。 2. 使用者は、業務の必要上、トラック運転者(隔日勤務に就く運転者以外のもの)に勤 務の終了後継続8時間以上の休息期間を与えることが困難な場合には、当分の間、 一定期間における全勤務回数の2分の1を限度に、休息期間を拘束時間の途中及び 拘束時間の経過直後に分割して与えることができるものとする。この場合において、 分割された休息期間は、1日において1回当たり継続4時間以上、合計10時間以 上でなければならないものとする。 3. 使用者は、トラック運転者(隔日勤務に就く運転者以外のもの)が同時に1台の事業 用自動車に2人以上勤務する場合(車両内に身体を伸ばして休息することができる 設備がある場合に限る)においては、1日について最大拘束時間を20時間まで延 長することができる。 4. トラック運転者が勤務の途中においてフェリーに乗船する場合における拘束時間 及び休息期間は、フェリー乗船時間(乗船時刻から下船時刻まで)については、原則 として、休息期間として取り扱いものとし、この休息期間とされた時間を改善基準 第4条の規定及び特例基準により与えるべき休息期間の時間から減ずることがで きるものとする。ただし、その場合においても、減算後の休息期間は、2人乗務の 場合を除き、フェリー下船時刻から勤務終了時刻での間の時間の3分の1を下回っ てはならない。 解説 2分の1を下回ってはならない。 問22 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の3日間の勤務状況の例を示した ものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(以下、「改善基準」と いう)に定める拘束時間及び連続運転の中断方法に関する次の記述のうち、正しいもの をすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

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1. 各日の拘束時間は、1日目は12時間35分、2日目は11時間10分、 3日目は12時間15分である。 2. 各日の拘束時間は、1日目は12時間35分、2日目は13時間10分、 3日目は12時間15分である。 3. 連続運転の中断方法が改善基準に違反している勤務日は、1日目及び3日目であ り、2日目は違反していない。 4. 連続運転の中断方法が改善基準に違反している勤務日は、2日目及び3日目であり、 1日目は違反していない。 問23 下表は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の1カ月の勤務状況の例を示した ものであるが、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」と いう)に定める運転時間に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選び、解答用紙の 該当する欄にマークしなさい。なお、一人乗務とし、「1カ月についての拘束時間の延 長に関する労使協定」があり、下表の1カ月は、当該協定により1カ月についての拘束 時間を延長することができる月に該当するものとする。

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1. 当該5週間のすべての日を特定日とした2日を平均し1日当たりの運転時間(以 下「1日当たりの運転時間」という)及び2週間を平均し1週間当たりの運転時間(以 下「1週間当たりの運転時間」という)は、改善基準に違反しているものがある。 2. 1日当たりの運転時間は改善基準に違反しているものがあるが、1週間当たりの運 転時間は改善基準に違反しているものはない。 3. 1日当たりの運転時間は改善基準に違反しているものはないが、1週間当たりの運 転時間は改善基準に違反しているものがある。 4. 1日当たりの運転時間及び1週間当たりの運転時間は、改善基準に違反しているも のはない。 平成28年第2回(平成29年3月) 問18 労働基準法(以下「法」という)に定める労働条件及び労働契約についての次の記述のう ち、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあ たっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

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1. 法で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、当事者 間の合意がある場合を除き、この基準を理由として労働条件を低下させてはなら ないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。 2. 使用者は、労働契約の不履行についての違約金を定め、又は損害賠償額を予定する 契約をしてはならない。ただし、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組 合がある場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある ときは、この限りでない。 3. 労働契約は、期間の定めのないものを除き、一定の事業の完了に必要な期間を定め るもののほかは、3年間(法第14条(契約期間等)第1項各号のいずれかに該当す る労働契約にあっては5年)を超える期間について締結してはならない。 4. 労働者は、労働契約の締結に際し使用者から明示された賃金、労働時間その他の労 働条件が事実と相違する場合においては、少なくとも30日前に使用者に予告した うえで、当該労働契約を解除することができる。 問19 労働基準法(以下「法」という)に定める労働時間及び年次有給休暇等に関する次の記述 のうち、誤っているものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、 解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 使用者は、災害その他避けることのできない事由によって、臨時の必要がある場合 においては、行政官庁の許可を受けて、その必要の限度において法に定める労働時 間を延長し、又は休日に労働させることができる。ただし、事態急迫のために行政 官庁の許可を受ける暇がない場合においては、事後に遅滞なく届け出なければなら ない。 2. 労働時間は事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用につい ては通算する。 3. 使用者は、その雇入れの日から起算して6ケ月間継続勤務し全労働日の7割以上 出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなけ ればならない。 解説 8割以上出勤

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4. 労働者が業務上負傷し、又疾病にかかり療養のために休業した期間及び育児休業、 介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律に定める育児休業 又は介護休業をした期間は、年次有給休暇(法第39条)取得のための出勤率の算定 上、これを出勤したものとみなす。 問20 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(以下「改善基準」という)に定める 貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の拘束時間等についての次の文中、A、B、 C、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄に マークしなさい。 1. 労使当事者は、時間外労働協定において貨物自動車運送事業に従事する自動車運転 者に係る一定期間についての延長時間について協定するにあたっては、当該一定期 間は[A:2週間]及び[B:1カ月以上3カ月]以内の一定の期間とするものとする。 2. 使用者は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者に労働基準第35条の休日 に労働させる場合は、当該労働させる休日は[C:2週間]について[D:1回]を超 えないものとし、当該休日の労働によって改善基準第4条第1項に定める拘束時間 及び最大拘束時間の限度を超えないものとする。 A 1.2週間 2.4週間 B 1.1カ月以上3カ月 2.3カ月以上6ケ月 C 1.1週間 2.2週間 D 1.1回 2.2回 問21 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」において定める貨物自動車運送事業 に従事する自動車運転者(以下「トラック運転者」という)の拘束時間及び運転時間等に 関する次の記述のうち、正しいものを2つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしな さい。ただし、1人乗務で、隔日勤務には就いていない場合とする。なお、解答にあた っては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。 1. 使用者は、トラック運転者の拘束時間については、1カ月について293時間を超 えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6ケ月までは、 1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、329時 間まで延長することができる。

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解説 × 320時間 2. 使用者は、トラック運転者の1日(始業開始から起算して24時間をいう)について の拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場 合であっても、最大拘束時間は、15時間とすること。この場合において、1日に ついての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。 解説 × 16時間 3. 使用者は、トラック運転者の運転時間については、2日(始業開始から起算して4 8時間をいう)を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり44時間 を超えないものとすること。 4. 使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地に おける休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるも のとする。 問22 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の5日間の勤務状況の例を示した ものであるが、次の1~4の拘束時間のうち、「自動車運転者の労働時間等の改善のた めの基準」における1日の拘束時間として、正しいものを1つ選び、解答用紙の該当 する欄にマークしなさい。なお、フェリー乗船時間は休息期間として取り扱うものとす る。 1. 1日目:13時間 2日目:13時間 3日目:12時間 4日目:14時間 2. 1日目:13時間 2日目:14時間 3日目:12時間 4日目:15時間 3. 1日目:15時間 2日目:13時間 3日目:14時間 4日目:14時間 4. 1日目:15時間 2日目:14時間 3日目:14時間 4日目:15時間

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解説 1日目 22-9-6=13時間 2日目 18-5+1=14時間 3日目 22-4-6=12時間 4日目 19-5+1=15時間 問23 下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の4日間の勤務状況の例を示した ものであるが、当該運転者の拘束時間、運転時間及び連続運転時間の中断方法に関する 次のア~ウについて、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に照らし、解 答しなさい。なお、当該運行は、1人乗務で、隔日勤務には就いていない場合とする。 ア 1日についての最大拘束時間に違反しているものを、次の1~4の中から1つ選び、 解答用紙の該当する欄にマークしなさい。 1. 1日目 2. 2日目 3. 3日目 4. 4日目 解説 1日目 17時45分-4時00分=13時間45分 2日目 19時10分-5時00分+2時間=16時間10分 3日目 15時45分-3時00分=12時間45分 4日目 17時10分-5時00分=12時間10分 イ 4日間の全ての日を特定日とした2日(始業時刻から起算して48時間をいう)を 平均した1日当たりの運転時間に違反しているものを、次の1~4の中から1つ選 び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

(19)

1. 1日目 2. 2日目 3. 3日目 4. 4日目 解説 1日目 10時間 (30分+3時間+1時間30分+2時間+2時間+1時間) 2日目 10時間30分 (1時間+2時間+1時間30分+2時間30分+1時間30分+2時間) 3日目 9時間30分 (2時間+2時間30分+1時間+2時間+2時間) 4日目 8時間30分 (30分+1時間30分+1時間30分+1時間+2時間+2時間) 1日目 0+10時間÷2=5時間 ※前日が休日のため0時間 2日目 10時間+10時間30分÷2=10時間15分 1日目10時間、2日目10時間30分で2日目を特定日とした場合、 ともに9時間を超えているため改善基準に違反している。 3日目 9時間30分+8時間30分÷2=9時間 4日目 8時間30分+0÷2=4時間15分 ※5日目が休日のため0時間 ウ 連続運転時間に違反しているものを、次の1~4の中から1つ選び、解答用紙の該 当する欄にマークしなさい。 1. 1日目 2. 2日目 3. 3日目 4. 4日目 解説 3日目 乗務開始2時間運転後、35分中断 2時間30分運転後、1時間20分中断 5時間運転後、20分中断 ※ポイント 運転か、運転以外中断(荷積み等、休憩)かで考えること。

参照

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