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8 備考 申請年月日 : 平成 27 年 5 月 29 日 申請区分 : 新医療機器 ( 承認基準なし臨床あり ) 製品外観写真 : 製造販売承認申請書の別紙 6 に添付済み一般的名称への該当性 : 全人工手関節一般的名称の定義 : 手関節の関節表面の置換又は代用のために用いる人工関節をいう 非拘束

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1.品目の総括 1.1 品目の概要 1 類 別 医療用品 4 整形用品 2 名 一般的名称 全人工手関節 (一般的名称コード:33705000) 販 売 名 DARTS 人工手関節 3 ク ラ ス 分 類 クラスⅢ 4 申 請 者 名 帝人ナカシマメディカル株式会社 5 使 用 目 的 、効 能 又 は 効 果 本品は、関節リウマチ等を原疾患とし、高度に破壊され、機 能不全に陥った手関節と置換することにより、手関節の代替 として機能する。 6 構 造 ・ 原 理 ◆概要 本品は関節リウマチ等を原疾患とする手関節不全の患者の治療 に用いる表面置換半拘束型の人工手関節である。機能不全に陥っ た手関節と置換することにより、関節機能の改善や疼痛の除去が 期待できる。 原材料にTi-6Al-4V 合金、Co-Cr-Mo 合金、超高分子量ポリエチ レンを用い、合計4 種類の構成品からなる。 手根骨コンポーネントは、手根骨ステム、骨頭及びボーンスクリ ューで構成される。手根骨ステムと骨頭はテーパー嵌合にて組合 わせが可能であり、骨への固定には骨セメントとボーンスクリュ ーを併用することにより、強固な固定性を得ることが可能であ る。 一方、橈骨コンポーネントは橈骨ステム単体で使用し、骨セメント にて固定を行う。 ◆原理 本品は、橈骨側に橈骨ステム、手根骨側に手根骨ステムを設 置する。いずれも骨セメントを用いて設置するが、手根骨ス テムはスクリューを併用して強固に固定する。骨頭は手根骨 ステムとテーパー嵌合して用いられ、橈骨ステムと摺動面を 形成することで関節部分の再建が期待される。 7 操作方法又は使用方法 ①尺骨頭の切除 ②橈骨関節面の切除 ③手根骨側の切除 ④橈骨のラスピング ⑤手根骨のラスピング ⑥トライアルによる確認 ⑦手根骨ステムの設置 ⑧骨頭の設置 ⑨橈骨ステムの設置 ⑩整復・縫合 5

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8 備 考 申請年月日:平成27 年 5 月 29 日 申請区分:新医療機器(承認基準なし臨床あり) 製品外観写真:製造販売承認申請書の別紙6 に添付済み 一般的名称への該当性: 全人工手関節 一般的名称の定義: 手関節の関節表面の置換又は代用のために用いる人工関節を いう。非拘束式、拘束式又は半拘束式のものがある。通常、 金属、セラミック、カーボン又はポリマ又はこのような物質 の組合せを原材料とする。セメント固定式のもの又はセメン トレスのものがある。 本品は、人工手関節置換術の際に手根骨側及び橈骨側に用い る金属製及び超高分子量ポリエチレン製の構成品である。こ れらは上記一般的名称の定義に合致することから、一般的名 称は適切であると判断した。

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1.2 開発の経緯 1.2.1 開発コンセプト 関節リウマチ(RA)患者の RA 病期が進行した場合、骨・軟骨・靱帯・腱など全てに 広範な変形・破壊及び他の疾患に見られない重度の機能障害が生じる。上肢機能は食事動 作・整容動作・トイレッティング動作など人間として最低限に保持すべき尊厳に関わる 重要な機能であり、上肢に対する機能再建は生活の質(QOL)を高める医療として最優先 に推進されるべきものであると考える。RA 患者に対する上肢機能再建手術治療は長年行 われてきているが、関節としての要素(無痛性、可動性、安定性、適合性)を全て保った ままの関節機能再建は困難で、これらの要素のいずれかを犠牲にせざるを得ないのが現状 である。その意味でこれらの関節の重要な要素のほぼ全てを満たしている適切な人工関節 開発の必要性が求められている。これらの状況に基づいて上肢各関節の支持機能のバイオ メカニクス的検討を加えることにより、最終的には日本人RA に最もよく適合する上肢人 工関節の開発を行い、RA 上肢機能の改善をはかることが可能となると考えている。 手関節におけるリウマチ関節では病期の進行に従って特有の変形を呈する。手術療法と しては滑膜切除を基本とし、遠位橈尺関節の破壊に対してはDarrach 法、Sauvé-Kapandji 法、hemi-resection interposition arthroplasty などが行われ、橈骨手根関節の破壊に対 しては部分手関節固定、全手関節固定、人工手関節置換などが行われる。 1967 年に Swanson が RA 手関節に対してシリコン人 工関節を応用したが、シリコン滑膜炎やインプラントの 破損など大きな問題点があった。1) 本邦では現在までの ところ、臨床で使用可能な人工手関節は存在せず、RA 手 関節に対しては部分あるいは全手関節固定術が選択され てきた。これにより除痛は得られるものの、固定術によ る可動域消失はADL に多大な障害をもたらしている。 そこで北海道大学大学院医学研究科教授 三浪明男先 生は平成16~18 年度において、厚生労働科学研究費補助 金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業「関節リウマチ上肢人工関節開発に関する研 究」として新たな人工手関節の開発に取り組み、申請品目である「DARTS 人工手関節」 を開発した。 平成16~18 年度にかけて行われた北海道中央労災病院せき損センター病院長(当時北 海道大学大学院医学研究科教授) 三浪明男先生の研究について、概要を下記に記載した。 【平成16 年度の研究経緯】 RA に対する人工手関節の開発を目的として goniometer を用いた手関節動作解析研究 を行った。手関節の3 次元的動作解析結果より、RA 症例では橈尺屈方向の運動障害が強 く、特に手関節円周強調運動が制限されることが日常生活動作を低下させる原因であるこ とが示唆された。人工手関節開発に際しては橈尺屈運動を制御しうる安定化機構を有する 人工手関節が理想的であると考えられた。3) 欧米ではいろいろな種類の人工手関節が開発され臨床的にも応用されている。欧米で用 いられている人工手関節で 4 年以上経過観察し得た代表的な人工手関節置換術の成績を 文献により確認し検討したが、中長期的な成績ですら成績は一定していないのが現状であ る。本邦においても、これらの結果を受けて手関節に対する人工関節置換術はほとんど行 Swanson

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われておらず、RA に罹患した手関節に対しては早急な人工手関節の開発が急務である。 欧米で行っている人工手関節置換術の成績を文献的に検討した。Ball&Socket type と してMeuli prosthesis、Semi-constrained type としては Volz prosthesis と Biaxial type prosthesis の 3 つの機種で検討した。failure rate は Meuli prosthesis が 26%、Volz prosthesis が 16%、Biaxial type prosthesis が 19%と他の部位の人工関節置換術と比較す るといずれの機種においても長期のFailure rate は高かった。原因としては、手根骨側コ ンポーネントの緩みや周囲軟部組織の拘縮、手関節伸筋腱の作用低下による掌尺屈変形、 掌側脱臼であった。4)、5) これまでの人工手関節の解決すべき問題点としては、インプラント設置後のアライメン ト、コンポーネントの固定、軟部組織のバランスの3 つが挙げられる。 正常手関節の回転軸は橈骨長軸の尺側及び掌側を通ることから、上記人工手関節では橈 骨側のインプラントに尺側及び掌側の off-set を設けており、回転中心が正常手関節に近 くなるようにデザインされている。しかし、手根骨側での緩みや破損が高頻度で発生する 原因としては人工関節によってもたらされる手関節運動方向が非生理的であり、手根骨イ ンプラントと骨の間に異常なストレスが働くためと考えられる。我々は以前、正常手関節 の運動解析において矢状面での伸展・屈曲より Dart thrower(投げ矢)面での伸展・屈 曲運動がより生理的であり、手関節周囲軟部組織に加わるストレスが少ないことを報告し ている。6)、7)8) 人工関節面のデザインとして、このDart thrower 面での運動を可能とするデザインは 以上の問題点を解決する可能性があると考えられる。さらに軟部組織のバランスの問題と して、RA 手関節では掌側関節包の拘縮や手関節伸筋腱の脆弱を伴っている。最も重要な 手関節伸筋腱である橈骨手根伸筋腱は第2 及び第 3 中手骨に付着し、手関節の橈背側に位 置している。Dart thrower 面での手関節伸展は手関節伸筋腱のレバーアームの観点から も極めて有効な運動であり、掌尺屈変形の防止につながると考えられる。 これまで欧米で用いられてきた人工手関節の長期成績は満足すべきものではなかった。 その原因としては、手根骨側での高率の緩みの発生であると考えられた。緩みの主因とし ては非生理的な手関節運動と軟部組織の imbalance と想定される。新たな人工関節とし てより生理的なDart thrower 運動を誘導する関節面のデザインがこれらの問題を解決す る一助となる可能性が示唆された。 Volz prosthesis

Biaxial type prosthesis Meuli prosthesis

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【平成17 年度の研究経緯】 RA により高度に破壊された手関節に対して、本邦で使用可能な人工関節はこれまで存 在していない。また、1970 年代より欧米で開発された人工手関節においても長期にわた り良好な成績が得られているものは存在していない。4 年以上経過観察された成績を文献 上で検討した結果、大きな問題点は遠位側の緩みによるコンポーネントの破損と周囲軟部 組織の拘縮による手関節の掌尺屈変形及び掌側への脱臼であることが明らかとなった。従 って、解決すべき問題点は下記の三点が挙げられる。 ・インプラント設置後のアライメント ・コンポーネントの強固な固定 ・軟部組織のバランス 我々はより生理的な運動をもたらす人工手関節がこれらの問題を解決し、長期使用に耐 えうるものになるとの考えにより、新たな人工手関節のデザインを開発した。そのデザイ ンコンセプトに基づいて実際のモデルを作製し、解剖屍体に挿入した後の手関節運動のX 線解析を行った。9) [平成18 年度の研究経緯] 平成16~17 年度に行った研究内容をベースとして、生理的な手関節運動であり、周囲 軟部組織に加わる緊張が少ない投げ矢面での運動(dart thrower motion)を誘導する人 工手関節が上記三点の問題点を解決する理想的なものであると考えた。そこで、正常ボラ ンティアの単純X 線及び 3 次元 CT 写真のデータに基づき、新たな人工手関節をデザイン した。 作製した人工手関節のモデルに対して、摺動面の相違による手関節運動の相違を検討す るために、楕円形摺動面および卵円形摺動面を作製し、生理的な回旋(回内外)運動を生 じるか確認するため3 次元運動解析で検討した。また、実際のモデルを解剖屍体に挿入し て検証を行った。4 例、4 手関節に対して埋入し、置換後に最大手関節掌背屈位及び最大 橈尺屈位にてX 線撮影を行い獲得可動域の評価と摺動面の適合性を評価した。10)

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1.2.2 設計コンセプト 1.2.2.1 設計仕様の概要 RA における可動域障害は関節内病変のみならず、周囲の軟部組織のバランスが崩れる ことが原因とされているが、平成16~18 年度にかけて行われた北海道大学大学院医学研 究科教授 三浪明男先生の研究より手関節のFEM(flexion-extension motion:掌屈背屈 動作)、RUD(radial-ulnar deviation:橈屈尺屈動作)ともに橈尺方向の可動域障害は 掌背方向と比較して強く出現することが示唆された。手関節の協調運動には dorsiflexion (背屈)とradial deviation(橈屈)、palmar flexion(掌屈)と ulnar deviation(尺屈) からなるdart thrower motion が重要とされているが、橈尺方向の運動が強く障害される ことによってdart throw motion が制限されることは、RA において手関節障害が早期か ら出現する要因の1つと考えられる。また、関節角速度の低下は関節の速い運動の障害を 示唆しており、このことは手関節運動の巧緻性に影響すると想定される。

日常生活動作において、RA 群では手関節の円周運動の制限が著明であった。RA の病 勢が進行することによりdart throw motion が障害され、その結果、円周協調運動が制限 されると手関節の動きは直線状となり、本来有する機能・巧緻性を低下させる。

手関節の再建を考慮するにあたり、RA 手関節では橈尺方向の運動制限が強く出現する ため、橈尺方向の運動に対する制御が重要となる。手関節の回旋運動を考慮すると、ある 程度の運動を制限するsemi-constrained type や、internal ligament 機構を有する model などが有用と考えられる。正常手関節における掌背屈方向の可動性は、日常生活動作にお いて関節角度は書字動作で平均25 度(-15-40 度)、瓶の開栓で平均 35 度(20-15 度) であり、掌背屈運動の再建では最大可動域は必要ではなく、掌背屈それぞれ 30 度の可動 域獲得と安定性の獲得が有用と考えた。 これまで欧米で使用されてきた人工手関節では長期のfailure rate は高く、手根骨側の コンポーネントの緩みと周囲軟部組織の拘縮および手関節伸筋腱の作用低下による掌尺 屈変形および掌側脱臼が原因であった。手根骨側での緩みや破損が高頻度である原因とし て、人工関節によってもたらされる手関節運動方向が非生理的であり、手根骨インプラン トと骨の間に異常なストレスが働くためと考えられる。正常手関節の運動解析において矢 状面での伸展、屈曲より dart thrower(投げ矢)面での伸展、屈曲運動(dart thrower motion)がより生理的であり、手関節周囲軟部組織に加わるストレスが少ない。我々が開 発したdart thrower motion を誘導する半拘束型人工手関節はこれまでの欧米での人工手 関節成績で明らかとなった諸問題を解決する可能性が考えられる。 申請品目の開発にあたり、摺動面の異なる3 つの人工手関節を作成し、キャダバートラ イアルによる X 線および運動解析を行ったが、いずれも投げ矢面での掌背屈運動(dart thrower motion)が再現されていた。しかし初期の楕円形摺動面の中央に凹凸を設けて橈 尺方向への転位を拘束したタイプでは橈尺屈、回旋の拘束が少なく、摺動面の不適合が生 じ、脱臼や材質の摩耗、破損の観点からも大きな問題であると考えられた。一方、卵円形 摺動面では安定したdart thrower motion が再現されており、回旋に対する安定性も得ら れていた。橈尺屈半拘束と完全拘束では掌屈角度以外に相違は見られず、橈尺屈に多少の あそびを有する卵円形(橈尺屈半拘束型)が緩みの観点からも最適と考えられた。11)

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的考え方について」(平成24 年 3 月 1 日付 薬食機発 0301 第 20 号)4.生物学的安全性 評価の原則4)に準じて考察した結果、新たな評価は実施せずとも既存の溶出試験及び溶 出物試験にて生物学的安全性は問題ないことを確認した。 ◆機械的安全性に関する評価 申請品目の機械的安全性を確認するため、「手根骨ステムの静的曲げ強度試験」「組合 せ静的強度試験」「組合せ疲労強度試験」「ボーンスクリューの四点曲げ静的強度試験」 「ボーンスクリューの四点曲げ疲労強度試験」「ボーンスクリューのねじ込みトルク試 験」「ボーンスクリューの引き抜き強度試験」「ボーンスクリューの破壊トルク試験」「可 動域評価」を実施した。申請品目の組み合わせ評価としては、「組合せ静的強度試験」に て実際の使用状況を想定した 、「組合せ疲労強度試験」にて繰り 返し荷重に対する評価を行い、問題ないことを確認した。また、構成品単体での評価とし ては、「手根骨ステムの静的曲げ強度試験」「ボーンスクリューの四点曲げ静的強度試験」 「ボーンスクリューの四点曲げ疲労強度試験」「ボーンスクリューのねじ込みトルク試 験」「ボーンスクリューの引き抜き強度試験」「ボーンスクリューの破壊トルク試験」に て手根骨ステム及びボーンスクリューの実使用における強度評価を行い、問題ないことを 確認した。また、申請品目の各構成品を組み合わせた状態における可動域を確認するため、 CAD データを用いた可動域評価を行った。結果として、掌屈、背屈、橈屈、尺屈のいず れも規定値を満たしており、問題ないことを確認した。 ◆安定性に関する評価

申請品目の原材料はTi-6Al-4V 合金、Co-Cr-Mo 合金、UHMWPE であり、当社既承認 品目と同一である。滅菌工程を含む全ての製造工程が同一である製品も数多く存在してお り、現在までにこれらの経時劣化に関する不具合等の報告はなされていない。 また、申請品目の包装材料については、当社既承認品目と同一原材料・同一条件での承 認前例を有している。 ◆性能に関する評価 申請品目の使用目的又は効果を実現するため、申請品目の性能を評価・確認した。評価 項目は「骨頭摺動面の表面粗度評価」「橈骨ステム摺動面の表面粗度評価」「組合せ疲労 強度試験後の橈骨ステムの摩耗評価」であり、申請品目の摺動面特性及び摩耗特性を評価 した結果、問題ないことを確認した。 ◆臨床成績に関する評価 申請品目は上記非臨床試験の結果をもって、ヒトでの安全性と有効性を評価するため臨床試 験を実施した。本臨床試験については、関節リウマチを原疾患とし、全手関節固定が適応となる 手関節不全の患者を対象とした単群、オープン、多施設共同試験とした。治験機器埋植後18 ヵ 月での観察にて、主要評価項目を Wrist Scoring System by Figgie、副次的評価項目を THE DASH the JSSH version、Visual Analogue Scale、可動域及び握力に設定し、検討し た。安全性については、有害事象、X 線評価(クリアゾーンの確認/透亮線の確認/沈み込み・偏 位/皮質骨の浸食)を判断指標とし、総合的に安全性を評価した。

有効性評価結果として、主要評価項目である術後 18 カ月における Wrist Scoring System by Figgie の総スコアが 70 点以上かつ Range of motion スコア合計が 10 点以上を満たす症 例の割合は 85.0%であり、閾値である 5%と比較して統計学的優位であった。副次的評価項目 について、THE DASH the JSSH version の機能障害/症状スコアは臨床的に有効と判定され た症例の割合が90.0%、仕事スコアは臨床的に有効だった症例の割合は 54.6%であった。スポ ーツ/芸術活動スコアについては、少数のため算出しなかった。Visual Analogue Scale による

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疼痛に関するスコアが有効だった割合は 100.0%、可動域については、掌屈が 55.0%、背屈が 85.0%、橈屈が 50.0%、尺屈が 50.0%、回内が 75.0%、回外が 60.0%、握力については 79.0%の割合で有効であった。 安全性評価結果として、有害事象は全例で認められており、副作用が発生した被験者は 1 例 2 件であったが、いずれも軽度であった。死亡症例は 0 件、重篤な有害事象は 10 例 16 件であ ったが、そのうち副作用は発生していなかった。治験機器の不具合は2 例認められたが、1 例は 外装表示間違いであり、被験者への健康被害は認められなかった。もう 1 例は埋植 18 ヵ月にお けるボーンスクリューの折損だか、折損に関連する疼痛等の自覚症状やその他の問題は被験者 に認められなかった。 また、X 線評価にて術直後、術後 3 ヵ月時点での緩みありと判断された症例はなかった。術後 6 ヵ月では 1 例、術後 12 ヵ月及び術後 18 ヵ月では 4 例が緩みありと判断された。18 ヵ月時点で の概括安全度は前述のボーンスクリュー折損が認められた 1 例が「問題あり」とされたが、その他 の事例は「問題なし」であった。 これより申請品目の有効性・安全性を総合的に評価すると、申請品目は手関節機能が障害さ れた患者における臨床的有用性が示されたことを確認した。 また、申請品目は治験結果を踏まえて一部形状の見直し等を行っている。変更点を下記に記 載する。 【サイズバリエーションの見直し】 今回の治験では サイズの使用頻度が最も高かったが、治験後の打合せにて臨床医より「小 柄な女性・大柄な男性を考慮すると大小 1 サイズのバリエーション追加が必要」との意見を頂い た。本申請にあたり、形状の妥当性や機器の有効性・安全性を総合的に判断した結果、使用に 際して問題ないことを確認したため、サイズバリエーションの追加を行った。また、上記構成品の バリエーション追加に伴いボーンスクリューのバリエーションも再考した結果、全長 の追加を行った。 【骨頭及び手根骨ステムの嵌合部形状の形状変更】 上記サイズバリエーション見直しによる小サイズ骨頭の追加では、骨頭破損のリスクが存在す る。このリスクを低減するため、治験実施時に楕円形だった嵌合部形状を円形へ変更した。本形 状変更に際して、組合せ静的強度試験及び組合せ疲労強度試験にて評価を行った結果、使用 に際して問題ないことを確認したため、形状変更を行った。 本品は に一度承認申請を行ったが、当時の審査担当者より、『申請品目と 同一原材料・同一構造の人工膝関節及び人工股関節は多く使用実績が存在するが、同一適 用部位での同等製品が存在しないことから臨床データが必要』との見解を示され、取下げ ることとなった。その後、2009 年 7 月に治験相談にて評価項目や収集症例数、実施施設 数の確認を行い、2009 年 10 月に治験届を提出した。2010 年 3 月~2013 年 9 月まで臨床 試験にて評価を行った結果、前述のとおり有効性及び安全性は担保できたと判断し、本承 認申請に至った(表1.2(2)開発の経緯図)。 1) 「RA 手関節の手術」 石川淳一 他/整・災外 47:733-740,2004 2) 平成16 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 総括報告書「関節リウマチ上肢人工関節開発に関する研究」 主任研究者 三浪明男 北海道大学大学院医学研究科教授 3) 平成 16 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 総合研究報告書「関節リウマチにおける手関節の動作解析学的研究」 分担研究者 馬場久敏 福井大学医学部整形外科教授 他 15

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4) 平成 16 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 分担研究報告書「関節リウマチ上肢人工関節に関する研究-新しい人工手関節の開発-」 分担研究者 石川淳一 北海道大学病院 整形外科 他

5) THE WRIST/H.KIRK WATOSON,M.D.~

6) 「手関節周辺外傷」 石川淳一 他/整形外科 56 巻 8 号:940~944,2005

7) The Effects of Wrist Distraction on Carpal Kinematics /Jun-ichi Ishikawa,MD/The journal of Hand Surgery/Vol.24.No.1 January1999

8) 「牽引下での手根骨の運動解析」 石川淳一 他/日手会詩、第13 巻、第 6 号 1028-1032,1997 9) 平成 17 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 分担研究報告書「関節リウマチ上肢人工関節に関する研究-新しい人工手関節の開発-」 分担研究者 石川淳一 北海道大学病院 整形外科 研究協力者 平田 裕子 ナカシマプロペラ株式会社 他 10) 平成 16~18 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 総合研究報告書「関節リウマチ上肢人工関節に関する研究-新しい人工手関節の開発-」 分担研究者 岩崎倫政 北海道大学病院 整形外科 研究協力者 平田 裕子 ナカシマプロペラ株式会社 他 11) 平成 16~18 年度 厚生労働科学研究費補助金/免疫アレルギー疾患予防・治療研究事業 総合研究報告書「関節リウマチ上肢人工関節に関する研究」 主任研究者 三浪明男 北海道大学大学院医学研究科教授 ※上記、引用文献は参考資料として添付します。

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表1.3(1) 類似医療機器との比較表 申請品目 既承認品目1 既承認品目2 既承認品目3 差分 類別 整形用品 整形用品 整形用品 整形用品 一般的名称 全人工手関節 全人工肩関節 体内固定用プレート 全人工手関節 クラス分類 クラスⅢ クラスⅢ クラスⅢ クラスⅢ 販売名 DARTS 人工手関節 リウモス人工肩関節Ⅱ ONI トランスコンディラープレ ート(γ線滅菌品) スワンソンインプラント(グロ メット付)・リストジョイント 製造販売業者名 帝人ナカシマメディカル㈱ 帝人ナカシマメディカル㈱ 帝人ナカシマメディカル㈱ ライト・メディカル・ジャパン 承認番号 - 22600BZX00139000 22200BZX00823000 20700BZY00038000 承認年月日 - 平成26 年 3 月 26 日 平成20 年 6 月 12 日 平成7 年 使用目的又は効 果 手 関 節 不 全 患 者 の 治 療 に 使 用 し、手関節の機能改善を目的とし ている。 機能不全に陥った肩関節と置換 することにより、肩関節の代替とし て機能する。 上腕骨遠位端骨折の患者に使用 し、骨接合及び疼痛の除去や低 減、QOL の向上を目的とする。 慢性リウマチあるいは外傷性関 節炎により失った手の機能改善 を助けます。 既承認品目1 は、上肢関節の人 工関節置換術に適応され、関節 の 機能改 善を 目的と している 為、申請品目と同等である。 既承認品目2 は上肢関節に使用 する点は同等である。 申請品目と既承認品目3 は、関 節リウマチ等を原疾患とする手 関節不全患者の治療に使用し、 手関節の機能改善を目的として いる為、同一である。 形状、構造及び 原理 【概要】 当該品目は関節リウマチ等を原 疾患とするの手関節不全患者の 治療に用いる人工手関節である。 原 材 料 は 、Ti-6Al-4V 合 金 、 Co-Cr-Mo 合金、超高分子量ポリ エチレンを用いている。 構成は次の4種類である。 【概要】 本品は、主に変形性関節症、関 節リウマチなどの症例の治療に使 用し、肩関節機能の再建を目的と する。構成はCo-Cr-Mo 合金を原 材 料 と し た 上 腕 骨 ヘ ッ ド 、 Ti-6Al-4V 合金を原材料とした上 腕骨ステム、ネック、超高分子量 ポリエチレンを原材料としたグレノ イドコンポーネントである。これらを 組み合わせることにより肩関節の 機能を代替する。また、本品の固 定には骨セメントを使用する。 【概要】 本申請品は、上腕骨遠位端骨折 に使用する体内固定用プレートで ある。仕様は、既に実績のある当 社既承認品目【ONI トランスコン ディラープレート(滅菌品)/医療機 器 承 認 番 号 21400BZZ00239000】【ONI トラ ンスコンディラープレート/医療機 器 承 認 番 号 21000BZZ00587000】を採用し、 内側骨片固定用プレートを見直 し、ぞれぞれの構成品にγ線滅 菌 を 施 し た 製 品 で あ る 。 原材料 は、Ti-6Al-4V 合金である。 【概要】 シリコン製のフレキシブルな一 体構造の人工手関節である。 チタン製のグロメットにより骨 縁からシリコンを保護しインプ ラントの破損を防止します。 既承認品目1 は適用部位が肩関 節のため申請品目と異なるが、 Co-Cr-Mo 合 金 製 骨 頭 と Ti-6Al-4V 合金製ステムを組合 わせて使用し、UHMWPE 製部 材と摺動面を形成する点は同一 である。 既承認品目3 は 2 構成品からな り、手根骨側と橈骨側のインプ ラントが一体である点が申請品 目と異なるが、使用部位は手関 節で同一であり、手根骨、橈骨 にステムを埋入・固定する構造 は申請品目と同等である。

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原材料 ①骨頭 Co-Cr-Mo 合金 (ASTM F799) ①上腕骨ヘッド Co-Cr-Mo 合金 (ASTM F799) 申請品目の原材料について、骨 頭の原材料である Co-Cr-Mo 合 金は既承認品目1 と同一である。 手根骨ステム及びボーンスクリュ ーの原材料である Ti-6Al-4V 合 金は既承認品目 1,2 と同一であ る 。 橈 骨 ス テ ム の 原 材 料 で あ る UHMWPE は既承認品目 1 と同 一であるが、マーカーとして用いら れるチタンは異なる。 既承認品目4 の純チタン及びシリ コンエラストマーは申請品目の原 材料とは異なる。 ②手根骨ステム Ti-6Al-4V 合金 (ASTM F136) ④ボーンスクリュー Ti-6Al-4V 合金 (ASTM F136) ②上腕骨ステム Ti-6Al-4V 合金 (ASTM F136) ③ネック Ti-6Al-4V 合金 (ASTM F136) ①ボーンスクリュー Ti-6Al-4V 合金 (ASTM F136) ②グロメット 純チタン ③橈骨ステム 超 高 分 子 量 ポ リ エ チ レ ン (ASTM F648)/ チタン(ASTM F67 Grade2) ④グレノイドコンポーネント 超 高 分 子 量 ポ リ エ チ レ ン (ASTM F648) ①フレキシブルインプラント シリコンエラストマー 性能及び安全性 に関する規格 ○手根骨ステムの静的曲げ強度 ○組合せ静的強度 ○組合せ疲労強度 ○ボーンスクリューの四点曲げ静的強度 ○ボーンスクリューの四点曲げ疲労強度 ○ボーンスクリューのねじ込みトルク ○ボーンスクリューの引き抜き強度 ○ボーンスクリューの破壊トルク ○可動域評価 ○無菌性保証水準 ○組合せ疲労強度 ○嵌合強度 ○表面粗さ ○無菌性保証 ○生物学的安全性 ○スクリューの破壊トルク試験 ※ボーンスクリューに該当する項目の み記載した。 不明 当社の既承認品目1,2 を含め、性 能及び安全性に関する規格につ いては、製品の使用状況を考慮し て設定している。 既承認品目 3 は他社メーカーの 製品である為、性能及び安全性 に関する規格は不明である。 使用方法 ①尺骨頭の切除 ②橈骨関節面の切除 ③手根骨側の切除 ④橈骨のラスピング ⑤手根骨のラスピング ⑥トライアルによる確認 ⑦手根骨ステムの設置 ⑧骨頭の設置 ⑨橈骨ステムの設置 ⑩整復・縫合 ①上腕骨頭の切除 ②髄腔のリーミング ③トライアルによる確認 ④上腕骨ステムの設置 ⑤上腕骨ヘッドの設置 ⑥肩甲窩のドリリング ⑦グレノイドコンポーネントの設置 ⑧縫合・閉創 ボーンスクリューのみの比較のため、 記載を省略する。 ①尺骨頭、及び橈骨関節面、手 根骨近位側の骨切除。 ②ラスピング ③トライアルによる確認 ④インプラントの設置 ⑤整復 申請品目と既承認品目 1,2 は適 応部位が異なる為、使用方法は 異なる。 申請品目と既承認品目 3 は使用 部位が同一である為、使用方法 は同等である。 工程 表面処理 無し 無し 無し 無し 申請品目と既承認品目は表面処 理を施していない為、同一ある。 滅菌 ガンマ線滅菌 EOG 滅菌 ガンマ線滅菌 EOG 滅菌 ガンマ線滅菌 不明 申請品目と既承認品目1,2 はガン マ線滅菌・EOG 滅菌のいずれか 又は両方の為、同一である。 既承認品目 4 は他社メーカーの 製品である為、不明である。

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セメント使用の有 無 骨セメントを使用する 骨セメントを使用する 骨セメントを使用しない 骨セメントを使用する 申請品目と既承認品目 1,3 は骨 セメントを用いて固定する為、同 一である。 既承認品目2 は固定に骨セメント を使用しない為、異なる。 使用部位 手関節 肩関節 上腕骨遠位端 手関節 既承認品目 1 は肩関節、既承認 品目2 は上腕骨遠位端に使用す る為、申請品目とは異なるが、上 肢に使用する点は同等である。 申請品目と既承認品目 3 は手関 節に使用する為、同一である。 23

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1.3.2 差分に係る設計検証及び妥当性確認結果の概要 差分に対する検証内容 使 用 目 的 又 は 効果 申請品目及び既承認品目3 は関節リウマチ等を原疾患とする手関節部全患者の治療 に使用し、手関節機能の改善を目的としているため、同一である。 形 状 、 構 造 及 び原理 ◆形状・構造 【骨頭】 ・申請品目の骨頭は であり、手根骨ステムと組み合わせた状態で橈骨ステム と摺動面を形成する。これは円形状の申請品目1 の上腕骨ヘッドと同等である。 【手根骨ステム】 ・申請品目の手根骨ステムは骨頭と組み合わせる部分がテーパ形状となっている。こ れは既承認品目 1 の上腕骨ステム及びネックと同等の形状であり、骨内にセメント固 定する点も同等である。 【橈骨ステム】 ・申請品目の橈骨ステムは骨頭との摺動面が受け皿状になっており、骨内にてセメント 固定する部分はステム形状となっている。これは既承認品目 1 とサイズの違いはある が形状及び構造は同等である。 【ボーンスクリュー】 ・申請品目のボーンスクリューは骨内にて手根骨ステムを固定するため、既承認品目 2 のボーンスクリューと同等の構造である。また、長さは異なるが、スクリュー部の山径 及び谷径は同一である。 ◆原理

・申請品目はTi-6Al-4V 合金製、Co-Cr-Mo 合金製、UHMWPE 製の各構成品を組 み合わせて摺動面を形成し、セメント固定により関節機能の再建を目的としている。 これは既承認品目 1,3 と同等である。また、申請品目及び既承認品目 3 はいずれも 手関節に使用し、構成品を組み合わせた形状も同等である。 申請品目では機械的安全性評価として、「手根骨ステムの静的曲げ強度試験」「組合 せ静的強度試験」「組合せ疲労強度試験」「スクリューの四点曲げ静的強度試験」「スク リューの四点曲げ疲労強度試験」「スクリューのねじ込みトルク試験」「スクリューの引き 抜き強度試験」「スクリューの破壊トルク試験」「可動域評価」を行い、問題ないことを確 認している。これより、申請品目は実際の使用に際して問題ない強度を有していると判 断した。 原材料 申請品目の原材料骨内に埋植する手根骨ステム及びボーンスクリューをTi-6Al-4V 合 金、摺動面を形成する骨頭をCo-Cr-Mo 合金、及び橈骨ステムを UHMWPE としてい る。これは既承認品目 1 と同一の原材料である。また、橈骨ステムのマーカーに用いら れるチタンは既承認品目3 と同等である。 性 能 及 び 安 全 性 に 関 す る 規 格 性能及び安全性に関する規格については、製品の使用状況を考慮し、強度に関する 項目、無菌性に関する項目、及び生物学的安全性に関する項目を設定している。これ らは当社既承認品目1 も同様に設定しているため、同等である。 工程 表面処理 申請品目及び既承認品目 1~3 は表面処理を施していないため同一である。 滅菌 申請品目について、金属製構成品はガンマ線滅菌、樹脂製構成品は EOG 滅菌を施 している。これは既承認品目1 と同一である。 セメント使用 申請品目は骨セメントを用いて固定する構造である。これは既承認品目1,3と同一であ る。 使用部位 申請品目は手関節に使用する人工手関節である。これは既承認品目3 と同一である。 以上の内容から、申請品目と既承認品目の差分については許容できる範囲のものであり、形状、 構造及び原理、原材料、性能及び安全性に関する規格、製造工程、セメント使用及び使用部位 の同等性により問題ないと判断した。また、品質、有効性及び安全性の観点から行った各種評価 結果から、申請品目の有効性及び安全性は担保できると判断した。

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1.4 外国における使用状況 1.4.1 外国における認可(承認)・販売状況 申請品目については、国内で製造・販売を予定しており海外への輸出は行 っていない。そのため、外国における認可・販売の実績はない。 1.4.2 外国における不具合の発生状況 外国において販売していないため、不具合発生はない。 25

表 1.3 ( 1 )  類似医療機器との比較表 申請品目 既承認品目 1  既承認品目 2  既承認品目 3  差分 類別 整形用品 整形用品 整形用品 整形用品 一般的名称 全人工手関節 全人工肩関節 体内固定用プレート 全人工手関節 クラス分類 クラスⅢ クラスⅢ クラスⅢ クラスⅢ 販売名 DARTS 人工手関節 リウモス人工肩関節Ⅱ ONI トランスコンディラープレ ート(γ線滅菌品) スワンソンインプラント(グロメット付)・リストジョイント     製造販売業者名 帝人ナカシマメディカル㈱ 帝人

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