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01_秋田市の調査結果について

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平成28年度全国学力・学習状況調査における

秋田市の調査結果について

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平成28年度全国学力・学習状況調査における秋田市の結果について

● 調査概要

この全国学力・学習状況調査は、文部科学省が、義務教育の機会均等と水準の維持向上の観点か ら、教育施策の成果と課題を検証し改善を図るとともに、学校における児童生徒への学習指導の充 実や改善に役立てることを目的として、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に、平成19年度 から継続して実施してきました。 今年度は、国語と算数・数学の2教科に関する調査と、生活習慣や学習状況等についての質問紙 調査が行われ、秋田市では、小学生2,393名、中学生2,350名が参加しました。

● 本市調査結果の概要

【教科調査の概要「全般」】

● 各教科の領域ごとの平均正答率が、小学校中学校共に全国平均を上回りました。 ● 各教科の無解答率について、小学校では、全ての設問で全国平均を下回りました。また、中学 校では、数学Bの1問を除き、全国平均を下回りました。 ● 全国的な傾向と同様、国語、算数・数学共に、主として知識に関するA問題に比べ、主として 活用に関するB問題の正答率が低い傾向にあります。

【教科調査の概要「国語」】

● 小学校では、目的に応じて図と表とを関係付けて読むことや、目的や意図に応じて、収集した 情報を関係付けながら話し合うことなどがよくできていました。 一方、グラフを基に分かったことを的確に書くことなどについては課題があると考えられます。 ● 中学校では、相手や場に応じた言葉遣いなどに気を付けて話すことや、登場人物の言動の意味 を考えて内容を理解することなどがよくできていました。 一方、課題を決め、それに応じた情報収集の方法を考えたり、本や文章から必要な情報を読み 取り、根拠を明確にして自分の考えを書いたりすることなどについては、課題があると考えられ ます。

【教科調査の概要「算数・数学」】

● 小学校では、整数や小数および分数の四則計算、不等号の理解、図形を変形する事例から見つ けたきまりが、他の場合でも成り立つか確かめることなどがよくできていました。 一方、示された式や式の数値の意味の説明を記述すること、示された事柄が正しくない理由を 資料から読み取ったことを根拠に記述することなどについては課題があると考えられます。

(3)

平成28年度全国学力・学習状況調査における秋田市の結果について

● 中学校では、正負の数の計算、ねじれの位置などの空間の位置関係、比例の表から特徴を捉え χの値に対応するyの値を求めることなどがよくできていました。 一方、自然数の意味を理解すること、与えられた式を用いて問題解決の方法を数学的に説明す ること、垂線の作図などについては課題があると考えられます。

【児童生徒質問紙調査の概要】

●〔自分自身について〕 「自分には、よいところがあると思う」「将来の夢や目標を持っている」 「人の役に立つ人間になりたい」など、自分自身のよさを知り、向上心をもって生活している子 どもの割合が、全国平均を上回っています。また、「学校のきまり(規則)を守っている」「い じめは、どんな理由があってもいけないことだと思う」など、規範意識をもって生活している子 どもの割合も、全国平均を上回っています。 ●〔人との関わりについて〕 「学校に行くのが楽しい」「学校で友達と会うのは楽しい」と回答 した子どもの割合が、全国平均を上回っています。また、「学級会などの話合い活動で、自分と は異なる意見や少数意見のよさを生かしたり、折り合いを付けたりして話合い、意見をまとめて いる」「学級みんなで協力して何かをやり遂げ、うれしかったことがある」など、学校での話合 い活動が充実している子どもの割合も、全国平均を上回っています。 ●〔家庭生活について〕 「朝食を毎日食べている」「毎日、同じくらいの時刻に起きる・寝る」 など、基本的な生活習慣を身に付けている子どもの割合が、全国平均を上回っています。また、 家で「自分で計画を立てて勉強する」「学校の授業の予習をする・復習をする」など、家庭学習 の習慣が身に付いている子どもの割合も、全国平均を上回っています。 ●〔学習について〕 「学級やグループの中で自分たちで課題を立てて、その解決に向けて情報を 集め、話し合いながら整理して、発表するなどの学習活動に取り組んでいる」「先生から示され る課題や、自分たちで立てた課題に対して、自ら考え、自分から取り組んでいる」など、主体的、 協働的に学習活動に取り組んでいる子どもの割合が全国平均を上回っています。 「道徳の時間では、自分の考えを深めたり、学級やグループで話し合ったりする活動に取り組 んでいる」「先生は、授業やテストで間違えたところや、理解していないところについて、分か るまで教えてくれる」などの質問に肯定的な回答をした子どもの割合も、全国平均を上回ってい ます。

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小学校国語A「主として知識に関する問題」の調査結果

【平成28年度】

領域ごとの調査結果については、「話すこと・聞くこと」「読むこと」が83%、「書くこと」が81%、 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」が78%の正答率でした。

● 話すこと・聞くこと

問題 2 全校集会で歌う歌を決める話合い場面の説明として適切 なものを選択する問題の正答率は83%でした。話合いの流 れや発言の内容を的確に捉えることができなかったために 誤答となった割合は13%でした。

● 書くこと

問題 3、4 学年集会で行うゲームのルール説明の表現について、助 言した内容として適切なものを二つ選択する問題の正答率 は77%でした。適切なものを一つしか選択できなかったた めに誤答となった割合は17%でした。 委員会を紹介するパンフレットを作成するために、追加 の取材をした理由として、適切なものを選択する問題の正 答率は84%でした。

● 読むこと

問題 5、6 公園案内図とパンフレットにある表とを関係付けて読み、グループの希望に合うものを選択する 問題の正答率は95%でした。 物語を読み、登場人物の人物像を説明するための根拠となる表現について、適切なものを選択す る問題の正答率は70%でした。叙述を関係付けて読むことができなかったために誤答となった割合 は20%でした。

● 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

問題 1、7、8 漢字の問題では、「読み」が77~99%、「書き」が72~ 93%の正答率でした。 毛筆で書いた自分の文字を見直し、書き直す際に注意 した点として適切なものを選択する問題の正答率は85% でした。 濁音や促音を含んだ単語をローマ字で書く問題は、58 ~67%、拗音を含んだローマ字を読む問題は67%の正答 率でした。平成27年度基礎学力調査の同様の問題におい て、促音を含んだ単語をローマ字で書く問題(shippo) は60%、拗音を含んだローマ字を読む問題(konnyaku) は74%の正答率でした。【問題例参照】 【課題となっている問題例】 正答 1 ringo 2 asatte 3 ひゃく 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 話 す こ と ・ 聞 く こ と 書 く こ と 読 む こ と 伝 統 的 な 言 語 文 化 と 国 語 の 特 質 に 関 す る 事 項 国語A 秋田市 全国 (%) 平均正答率

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小学校国語B「主として活用に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

大問ごとの調査結果については、「1 話の展開に応じて質問し、必要な情報を得る」が58%、「2 活動報告文を書く」が60%、「3 将来なりたい職業について調べ、紹介する」が76%の正答率でした。

● 1

話の展開に応じて質問し、必要な情報を得る

インタビューメモを作成した際の工夫した点として、当 てはまらないものを選択する問題、店長への質問の意図と して適切なものを選択する問題の正答率は、いずれも57% でした。 インタビューメモを基にして、話の展開に沿った質問を 書く問題の正答率は61%でした。書く際の3つの条件を満 たすことができずに誤答となった割合は29%で、その内の 約8割が、「インタビュー相手の発言を受けた質問をする」 という条件を満たすことができなかったためのものでし た。話し手の意図を捉えながら聞いたり、話の展開に沿っ て質問したりすることに課題があると考えられます。

● 2 活動報告文を書く

「早ね早起き活動」の成果について、グラフで示された結 果を基に、書いた内容として適切なものを選択する問題の正 答率は46%でした。【問題例参照】 グラフで示された結果を基に活動の課題を書く問題は59 %、報告文で課題を取り上げた効果について、適切なものを 選択する問題は61%の正答率でした。 表から情報を読み取り、解決方法について書く問題の正答 率は73%でした。指定された語を用いているものの、結果か ら考えられることが書かれていないために誤答となった割合 は12%でした。事実や結果など、根拠を示しながら自分の考 えを記述することに課題があると考えられます。

● 3 将来なりたい職業について調べ、紹介する

自分が決めた課題について、詳しく調べるために選んだ本の説明として適切なものを選択する問 題は82%、文章に書かれている内容をまとめた図として適切なものを選択する問題は84%の正答率 でした。 調べたことについて紹介する文章を書く問題の正答率は62%でした。書く際の3つの条件を満た すことができずに誤答となった割合は24%でした。文章の内容を的確に押さえ、自分の考えを明確 にしながら書くことに課題があると考えられます。 【 課 題 と な っ て い る 問 題 例 】 2 高 野 さ ん は 、「 1 成 果 」 に つ い て 〈 図 1 〉 を 用 い て 書 こ う と し て い ま す 。 A の 中 に 入 る 内 容 と し て 最 も 適 切 な も の を 、 次 の 1 か ら 4 ま で の 中 か ら 一 つ 選 ん で 、 そ の 番 号 を 書 き ま し ょ う 。 1 五 月 の 結 果 を 下 回 り 、 三 十 パ ー セ ン ト 程 度 に な り ま し た 2 五 月 の 結 果 よ り 減 り 、 四 十 パ ー セ ン ト 以 下 に な り ま し た 3 五 月 の 結 果 よ り 増 え 、 六 十 パ ー セ ン ト を こ え ま し た 4 五 月 の 結 果 を 上 回 り 、 十 パ ー セ ン ト 程 度 に な り ま し た 正 答 3 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 話 の 展 開 に 応 じ て 質 問 し、 必 要 な 情 報 を 得 る 活 動 報 告 文 を 書 く 将 来 な り た い 職 業 に つ い て 調 べ、 紹 介 す る

国語B

秋田市 全国 (%) 平均正答率

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質問紙調査から「国語の学習について

本市では、生涯にわたって学び続ける力を育成するために、子ども一 人一人が学ぶ意義や、「『分かった』『できた』を実感し、『もっと学 びたい』という意欲がもてるような授業」づくりを大切にしています。 「国語の勉強は大切だと思うか」という質問に対し、肯定的な回答 をした児童の割合は、95%でした。多くの児童が国語を学習すること の意義を感じていると考えられます。また、「国語の授業の内容はよ く分かるか」という質問に対して肯定的な回答をした児童は85%で、 全国平均を4ポイント上回っています。 解答を文章で書く問題で、「最後まで解答を書こうと努力した」と 回答した児童の割合は83%で、全国平均を8ポイント上回っています。 「読書は好きか」という質問に対して、肯定的な回答をした児童の 割合は81%で、全国平均と比べて7ポイント上回っています。全校一 斉読書の実施や学校図書館サポーターの効果的な活用など、各校の活 動の成果が現れているものと考えられます。 授業の内容に関する質問では、「自分の考えを書くとき、考えの理 由が分かるように気を付けて書いている」と回答した児童は82%、「意 見などを発表するとき、うまく伝わるように話の組立てを工夫してい る」と回答した児童の割合は70%で、それぞれ全国平均を8ポイント 上回っています。

小学校国語「本調査(ぺーパーテスト)では測れない学力の状況」

本調査(ペーパーテスト)では測れない学力として、学習に対する意欲や関心に加え、声に出して 読む力や自分の考えを発表する力、話題に沿って話し合う力など、音声による表現力があります。 各校では、単元の見通しをもち、主体的に学習に取り組むことができるよう、課題の提示を工夫し たり、効果的な言語活動を設定するなど、子どもたちが意欲をもって学習に臨んでいる様子が見られ ます。伝統的な言語文化の学習においては、古典の音読や暗唱をとおして言葉の美しさやリズムを体 感させたり、ことわざや慣用句などを用いて自分の考えを表現する活動を設定したりするなど、楽し みながら学習活動に取り組む子どもたちの姿が見られます。また、自分の考えを表現する場では、個 人で思考したり判断したりする時間を保障するとともに、多様な学習形態を取り入れるなど、表現す る喜びに結び付くような指導方法の工夫が図られています。 しかし、話し手の意図を捉え、自分の意見と比べながら考えをまとめたり、立場や意図を明確にし ながら話し合ったりすることについては、十分とは言えない状況にあります。

学習指導改善のための今後の方策

主に知識に関する調査結果から

「話すこと・聞くこと」については、話し手の意図を捉えながら話を聞き、互いの立場や意図を 明確にしながら話し合う力を高める指導の充実を図ります。「書くこと」については、表現を工夫 して書く力を高めるとともに、書く楽しさや表現する喜びを実感することができるような指導の工 夫を図ります。「読むこと」については、目的に応じて情報を的確に読み取る力や、表現のよさや 効果などを捉え、自分の考えを明確にして読む力を高める指導の充実を図ります。「伝統的な言語 文化と国語の特質に関する事項」については、日常生活や各教科等の学習と意図的に関連させ、学 ぶ楽しさや必要感に結び付くような指導の工夫を図ります。

主に活用に関する調査結果から

目的や意図に応じて資料から必要な情報を取り出し、それらを関係付けて読んだり自分の考えを 明確にしながら書いたりする力を高める指導の工夫を図ります。

本調査では測れない学力の状況から

話し手の意図を捉え、適切に質問する力や、相手の立場や意図を踏まえて話し合う力を高めるこ とができるような指導の充実を図ります。また、お互いの考えを吟味したり、検討したりする過程 を大切にした指導の工夫を図ります。 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 国語の勉強は大切だと思っている児童の割合 (%) 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 授業の内容はよく分かると思っている児童の割合 (%)

(7)

小学校算数A

「主として知識に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

領域ごとの調査結果については、「数と計算」が83%、「量と測定」が80%、「図形」が79%、「数 量関係」が74%の正答率でした。

● 数と計算

問題 1、2、3 二つの数の大小関係を不等号で表す問題の正答率は、98 %でした。また、繰り下がりのある減法の正答率は94%、 除法の結果を乗法を用いて確かめる問題は93%、約分のあ る分数の乗法の問題は89%の正答率でした。 除数が1より小さいときの正しい商を選択する問題の正 答率は69%で、商が除数より小さくなると判断した誤答が 27%でした。小数の除法を整数の除法に置き換える除法の 性質の理解に課題があると考えられます。

● 量と測定

問題 4、5 単位量当たりの大きさを求める問題の正答率は79%でし た。また、三角形の底辺に対応する高さを選択する問題の 正答率は、81%でした。

● 図形

問題 6、7 4枚の三角定規でつくることのできる形を選択する問題の正答率は85%でした。また、直方体に おいて示された面に垂直な面を選択する問題の正答率は74%でした。

● 数量関係

問題 8、9 示された場面を適切に読み取り、全体の人数を式に表す問題の正答率は83%、全体の大きさに対 する部分の大きさを割合で表す問題の正答率は81%でした。平成27年度基礎学力調査においてテー プ図を分数で表す問題の正答率は71%でした。一方、1をこえる割合を百分率で表す場面において 基準量と比較量の関係を問う問題の正答率は59%でした。基準量と比較量、割合の関係を正しく捉 えることに課題があると考えられます。【問題例参照】 【課題となっている問題例】 9 場面の読み取りと立式、百分率 (2)バスに乗っている人数は60人です。乗っている人数は、定員よりも定員の20%分多いそうです。定員 をもとにしたときの乗っている人の人数の割合を、百分率を使った次の図に表します。 正 答 ア 100 イ 120 多かった誤答 図の中の ア と イ には、下の4つの数のいずれ ア 80 イ 100 (14%) かが入ります。ア と イ に入る数をそれぞれ書き ア 20 イ 100 (3%) ましょう。 ア 20 イ 120 (4%) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 数 と 計 算 量 と 測 定 図 形 数 量 関 係

算数A

秋田市 全国 (%) 平均正答率

(8)

小学校算数B「主として活用に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

調査結果を4つの観点で分類すると、「物事を観察し、的確にとらえる」が59%「情報を分類整理 し、選択する」が61%、「筋道を立てて、振り返って考える」が51%、「数学的に解釈し、表現する」 が39%の正答率でした。

● 物事を観察し、的確にとらえる

問題 2、3、4 学習発表会のためにメダルづくりをする場面で、示された乗 法や除法の式の意味を解釈することができるかを問う問題の 正答率は68%でした。ハードルの数とインターバルの数の関係 を式に表し、位置を特定する問題の正答率は60%でした。

● 情報を分類整理し、選択する

問題 2、4 複数の表から、読み取ることができる事柄とできない事柄 を判断する問題の正答率は78%でした。 一方、学校ごとの一人あたりの本の貸出冊数を求めるため に、貸出冊数の合計の他に、調べる必要のある事柄を選択す る問題の正答率は47%でした。問題の解決に必要な情報を適 切に判断することや、資料を収集することに課題があると考 えられます。

● 筋道を立てて、振り返って考える

問題 1、3、4、5 正方形の面積調べの場面で、見つけたきまりが条件や場面を変えても成り立つか調べる問題の正 答率は95%でした。一方、示された四角形を並べてできる図形を問う問題の正答率は24%でした。 観察や構成などの活動をとおして図形の意味を理解し、図形の性質を見つけたり、確かめたりする 活動を積み重ねていく必要があると考えられます。

● 数学的に解釈し、表現する

問題 1、2、3、4、5 ハードル走でタイムを求める式の数値の意味を記述する問題の正答率は19%でした。また、二等 辺三角形をならべて正三角形ができた理由を角の大きさを基に考え、説明することができるかを問 う問題の正答率は9%でした。式の意味を解釈したり、図形の構成要素に着目して図形を論理的に 考察したりすることに課題があると考えられます。【問題例参照】 【課題となっている問題例】 5(1) 三角定規でつくるかたち 下のように②の二等辺三角形を選んで形をつくります。 正答例 ①②③全てを書いている。 ①360が1回転した角の大きさを表している。 ②120がイの角の大きさを表している。 ③被除数は除数のいくつ分かを計算してい る式である。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 物 事 を 観 察 し、 的 確 に と ら え る 情 報 を 分 類 整 理 し、 選 択 す る 筋 道 を 立 て て、 振 り 返 っ て 考 え る 数 学 的 に 解 釈 し、 表 現 す る

算数B

秋田市 全国 (%) 平均正答率

(9)

質問紙調査から

「算数の学習について

本市では、生涯にわたって学び続ける力を育成するために、子ども一 人一人が学ぶ意義や、「『分かった』『できた』を実感し、『もっと学 びたい』という意欲がもてるような授業」づくりを大切にしています。 「算数の勉強は大切だと思うか」という質問に対し、肯定的な回答 をした児童の割合は95%でした。多くの児童が算数の学習は大切なも のと感じています。また、「算数の授業の内容はよく分かるか」とい う質問に対し肯定的な回答をした児童は84%で、全国平均を4ポイン ト上回っています。 「算数で学習したことを普段の生活の中で活用できないか考えるか」 という質問に対して、肯定的な回答をした児童の割合は78%で、全国 平均を11ポイント上回りました。 学習に臨むにあたって「公式やきまりを習うとき、そのわけを理解 するようにしているか」という質問に対して87%の児童が肯定的な回 答をしています。また、「問題を解くとき、もっと簡単に解く方法が ないか考えているか」「解き方が分からないときあきらめずにいろい ろな方法を考えるか」という質問に対し肯定的な解答をした児童は、 いずれも85%でした。

小学校算数「本調査(ぺーパーテスト)では測れない学力の状況」

本調査(ペーパーテスト)では測れない学力として、「学ぶ意欲」などの興味・関心に関するも のや、自分の考えを伝える力、相手の考えを聞き取る力などがあります。 各校では、日常生活に関連した課題を設定したり、驚きや疑問が生じるような導入場面の工夫を 図ったり、児童の興味・関心を高める取組がなされています。また、算数的活動を取り入れ、児童 が実感を伴って理解できる授業展開をめざしています。これらの取組をとおして、意欲的に学習に 臨む児童の姿が見られ、算数を生活の中で活用したいという態度も育ってきています。 一方で、問題解決に必要な資料を適切に選択することや情報を比較・検討したり関連付けたりして 数学的に表現することが十分でないため、学び合いの機会を十分に生かしきれていない場面も見ら れます。今後も児童一人一人の状況に配慮し、指導の充実を図っていく必要があります。

学習指導改善のための今後の方策

主に知識に関する調査結果から

「数と計算」では、計算を形式的に処理するだけでなく、計算の方法や式の意味、数値の意味を 数学的に説明できるよう、思考の過程を重視します。「量と測定」では、身近な題材を取り上げ、 見積もりや確かめの活動をとおして量感をはぐくむ活動を重視します。「図形」では、具体的な操 作活動をとおして、図形の構成要素や位置関係などの特徴を実感的に理解する活動の充実を図りま す。「数量関係」では、問題場面から数量関係を見い出し、式、表、グラフ等と関連付けて考察す る学習を重視します。

主に活用に関する調査結果から

問題解決の場面で既習の学習内容をもとに必要な情報を選択したり、解釈したことを数学的に表 現したりする活動を重視します。その際、図形の形や数値、問題等の条件を変更した場面を設定し、 条件が違っても同じ考えが適応できる等、発展的に考える活動の充実を図ります。また、自分の考 えを表現するだけでなく、表現したことから、さらに自分の考えを深めていくことを大切にし、思 考力・判断力を高める指導の充実を図ります。

本調査では測れない学力の状況から

一人一人が主体的に取り組む学習をとおし、「分かった」「できた」を実感させ、「もっと学びた い」という学習意欲の向上につながるような授業づくりを重視していきます。そのために解決の必 要性を見い出すことのできる課題を設定したり、条件不足の問題を提示し、試行錯誤させたりする など主体的な学びを促す工夫をします。また、学び合いの場において一人の疑問を全体に問い返し て共有化を図ったり、子どもの考えを基にした学び合いになるよう授業展開を工夫したりして、算 数的なコミュニケーション能力をはぐくむ機会の充実を図ります。 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 算数の勉強は大切だと思っている児童の割合 (%) 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 授業の内容はよく分かると思っている児童の割合 (%)

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中学校国語A「主として知識に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

領域ごとの調査結果については、「話すこと・聞くこと」が82%、「書くこと」が80%、「読むこと」 が83%、「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」が77%の正答率でした。

● 話すこと・聞くこと

問題 1、5、7 おすすめの本のスピーチをする場面で、聞き手の想定として 適切なものを選択する問題が85%、絵本のページを提示した意 図として適切なものを選択する問題が84%の正答率でした。 職場体験の訪問先に電話をする際の、相手や場に応じた適切 な対応の仕方に関する問題は96%、伝えたいことを明確にする ために付け加える言葉として、適切なものを選択する問題は90 %の正答率でした。 外国の中学生との交流会について話し合う場面で、友達の発 言に対する捉えとして、適切なものを選択する問題は72%、話 合いの流れを踏まえた発言として、適切なものを選択する問題 は64%の正答率でした。

● 書くこと

問題 2、4 文章の構成を変更する理由として、適切なものを選択する問 題の正答率は80%でした。パンフレットの見出しについて、他 の見出しを参考にしながら書く問題の正答率は86%でした。平 成27年度基礎学力調査において、案内文の項目を書く問題の正 答率は75%でした。 調べたことをまとめた文章を書き直した意図について、適切 なものを選択する問題は70%、伝えたい事柄について、根拠を 明確にし、文のつながりを考えて書く問題は85%の正答率でし た。

● 読むこと

問題 3、6、8 随筆を読んで、語句の適切な意味を選択する問題は88%、筆者の考えについて適切なものを選択 する問題は93%の正答率でした。 説明的な文章を読んで、語句の適切な意味を選択する問題は86%、文章の構成や展開について、 適切なものを選択する問題は72%の正答率でした。 本の奥付の一般的な特徴について、適切なものを選択する問題は91%、奥付に書かれていること を基に、本を活用する際の留意点として適切なものを選択する問題は65%の正答率でした。

● 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

問題 9 漢字の読みでは、84~99%の正答率でした。 漢字の書きでは、「ドクソウ(独創)」が32%、 他は91~93%の正答率でした。 慣用句に関する問題は56~94%、副詞の呼応 に関する問題は99%、敬語に関する問題は96% の正答率でした。 漢字が表している意味を正しく捉える問題は、 61~66%【問題例参照】、文の成分の照応に関 する問題は61%の正答率でした。 発表会の題名の下書きを書き直す際の改善点 として、適切なものを選択する問題の正答率は、 38%でした。 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題は、 90%、歌に表れた作者の思いについて適切なも のを選択する問題は97%の正答率でした。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 話 す こ と ・ 聞 く こ と 書 く こ と 読 む こ と 伝 統 的 な 言 語 文 化 と 国 語 の 特 質 に 関 す る 事 項 国語A 秋田市 全国 (%) 平均正答率 【 課 題 と な っ て い る 問 題 例 】 四 次 は 、【 漢 和 辞 典 】 の 「 美 」 と い う 字 の 説 明 の 一 部 で す 。 あ と の ア と イ に 使 わ れ て い る 「 美 」 の 意 味 と し て 最 も 適 切 な も の を 、【 漢 和 辞 典 】 の 意 味 の ① か ら ④ ま で の 中 か ら そ れ ぞ れ 一 つ 選 び な さ い 。 ア 賛 美 イ 優 美 正 答 ア ③ イ ①

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中学校国語B「主として活用に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

大問ごとの調査結果については、「1 情報を読む」が83%、「2 説明的な文章を読む」が63%、「3 情報を関連させて物語を読む」が71%の正答率でした。

● 1 情報を読む

博物館のちらしを読んで、開催のねらいとして適切な ものを選択する問題は85%、イベントに参加できる日時 について、適切なものを選択する問題は89%の正答率で した。 ちらしの表面と裏面を比較し、自分の考えを書く問題 の正答率は76%でした。表面と裏面それぞれの表現の工 夫と、その効果を具体的に書くことができなかったため に誤答となった割合は20%でした。表現の仕方や構成な どに着目し、書き手の目的や意図を捉えることに課題が あると考えられます。

● 2 説明的な文章を読む

雑誌の記事を読み、記事の説明として適切なものを選 択する問題は69%、読み取ったことをカードにまとめる 内容として適切なものを選択する問題は、71%の正答率 でした。 記事を読んで疑問に思ったことと、それを調べるため に必要な本の探し方について書く問題の正率は50%でし た。書く際の3つの条件を満たすことがきずに誤答とな った割合は42%で、その内の9割以上が「必要な本の探 し方を2つ書く」という条件を満たすこができなかった ためのものでした。適切な情報収集の仕方についての理 解に課題があると考えられます。【問題例参照】

● 3 情報を関連させて物語を読む

物語を読んで、登場人物の様子の変化を捉える問題は78%、物語の内容に関する事柄について書か れている図鑑の説明を読み、分かることとして適切なものを選択する問題は70%の正答率でした。 図鑑の説明を読み、物語の内容について「よく分かるようになった部分」と、「分かったこと」に ついて書く問題の正答率は66%でした。「よく分かるようになった部分」を書くことができずに誤答 となった割合は8%、「分かったこと」を書くことができずに誤答となった割合は10%でした。 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 情 報 を 読 む 説 明 的 な 文 章 を 読 む 情 報 を 関 連 さ せ て 物 語 を 読 む 国語B 秋田市 全国 (%) 平均正答率 【 課 題 と な っ て い る 問 題 例 】 三 高 橋 さ ん は 、 宇 宙 エ レ ベ ー タ ー に つ い て 疑 問 に 思 っ た こ と を 、 学 校 図 書 館 で 調 べ る こ と に し ま し た 。 あ な た な ら 、 自 分 が 疑 問 に 思 っ た こ と を 、 学 校 図 書 館 で ど の よ う に 調 べ ま す か 。 次 の ア 、 イ に つ い て 、 そ れ ぞ れ 指 示 に 従 っ て 書 き な さ い 。 な お 、 読 み 返 し て 文 章 を 直 し た い と き は 、 二 本 線 で 消 し た り 行 間 に 書 き 加 え た り し て も か ま い ま せ ん 。 ア 【 雑 誌 の 記 事 】 を 読 ん で 、 宇 宙 エ レ ベ ー タ ー に つ い て あ な た が 疑 問 に 思 っ た こ と を 、「 な ぜ 」、「 ど の よ う な ( に )」 、 「 ど の く ら い 」 と い う 言 葉 の い ず れ か を 使 っ て 、 二 十 字 以 上 、 四 十 字 以 内 で 一 つ 書 き な さ い 。 イ ア に つ い て 学 校 図 書 館 で 調 べ る 場 合 、 必 要 な 本 を ど の よ う に 探 し ま す か 。 本 の 探 し 方 を 二 つ 書 き な さ い 。 ※ 正 答 例 等 は 、 紙 面 の 関 係 で 省 略 し ま す 。

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質問紙調査から

「国語の学習について

本市では、生涯にわたって学び続ける力を育成するために、子ども一 人一人が学ぶ意義や、「『分かった』『できた』を実感し、『もっと学 びたい』という意欲がもてるような授業」づくりを大切にしています。 「国語の勉強は大切だと思うか」という質問に対し、肯定的な回答 をした生徒の割合は、93%でした。多くの生徒が国語を学習すること の意義を感じていると考えられます。また、「国語の授業の内容はよ く分かるか」という質問に対して肯定的な回答をした生徒は80%で、 全国平均を6ポイント上回っています。 解答を文章で書く問題で、「最後まで解答を書こうと努力した」と 回答した生徒の割合は81%で、全国平均を10ポイント上回っています。 「読書は好きか」という質問に対して、肯定的な回答をした生徒の 割合は82%で、全国平均と比べて12ポイント上回っています。全校一 斉読書の実施や委員会活動、学校図書館サポーターの効果的な活用な ど、各校の活動の成果が現れているものと考えられます。 授業の内容に関する質問では、「目的に応じて資料を読み、自分の 考えを話したり、書いたりしている」「自分の考えを書くとき、考え の理由が分かるように気を付けて書いている」と回答した生徒の割合 はいずれも79%、「意見などを発表するとき、うまく伝わるように話 の組立てを工夫している」は71%でした。授業に関する全ての質問に おいて、全国平均を11~17ポイント上回っています。

中学校国語「本調査(ぺーパーテスト)では測れない学力の状況」

本調査(ペーパーテスト)では測れない学力として、学習に対する意欲や関心に加え、音読や朗読 する力、自分の考えを発表する力、話題に沿って話し合う力など、音声による表現力があります。 各校では、単元の見通しをもち、主体的に学習に取り組むことができるよう、単元の導入場面にお ける課題の提示の仕方や、友達との交流をとおして自分の考えを深めることができるような学習形態 を工夫するなど、子どもたちが意欲をもって学習に臨んでいる様子が見られます。古典や詩歌の学習 では、小学校での学習を踏まえた音読や朗読等に加え、登場人物や作者の思いを想像するなど、言語 活動をとおして作品を読み深め、古典の世界を楽しむ姿が見られます。また、意図的な問いかけや具 体的な資料提示により、思考に深まりが見られ、学ぶ楽しさを実感している生徒の姿が多く見られる ようになっています。 しかし、客観的な根拠を示しながら、自分の考えに説得力をもたせることや、目的や方向性を明確 にしながら話し合うことなどについては、十分とは言えない状況にあります。

学習指導改善のための今後の方策

主に知識に関する調査結果から

「話すこと・聞くこと」については、論理的な構成や展開などに注意して聞いたり、目的に沿っ て話し合い、互いの発言を検討したりすることができるような指導の工夫を図ります。「書くこと」 については、複数の資料から適切な情報を得て、根拠や理由を明確にして書く力を高めるとともに、 書く楽しさや表現する喜びを実感することができるような指導の工夫を図ります。「読むこと」に ついては、書き手の意図を考えながら読むことや、目的に応じて必要な情報を読み取り、それらを 関係付けて読む力を高める指導の充実を図ります。「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」 については、語句の意味を理解し、文脈の中で適切に使うことができる力を高めるとともに、古典 に親しむことができるような指導の工夫を図ります。

主に活用に関する調査結果から

文章の形態に応じた構成や展開、表現の特徴などに注意して読むことや、情報を関係付けて読む 力を高めるため、複数の資料から適切な情報を得て、自分の考えを書くことなどの指導の充実を図 ります。

本調査では測れない学力の状況から

聞き手の興味・関心を高め、説得力のある話し方を工夫することや、話し手の意図を捉え、適切 に質問することができるような指導の充実を図ります。また、お互いの考えを吟味したり根拠の妥 当性を検討したりする過程を大切にした指導の工夫を図ります。 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 国語の勉強は大切だと思っている生徒の割合 (%) (%) 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 授業の内容はよく分かると思っている生徒の割合 (%) (%)

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中学校数学A

「主として知識に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

領域ごとの調査結果については、「数と式」が70%、「図形」が73%、「関数」が60%、「資料の活 用」が63%の正答率でした。

● 数と式

問題 1、2、3

二つの等号で結ばれている方程式から連立方程式を完成さ せる問題の正答率は94%、正負の数の加法の正答率は92%で した。不等式の意味を読み取る問題の正答率は82%、反対の 方向や性質を正負の数で表すこと、等式の変形の問題はいず れも74%、簡単な1次方程式の解法の問題は77%の正答率で した。 一方、自然数の意味を問う問題や数量の関係を文字式に表 す問題の正答率は37%でした。0を自然数に含むと考えた誤 答が41%でした。数についての理解や、被除数、除数、商、 あまりの数量関係を言葉や文字を使った式に表すことに課題 があると考えられます。

● 図形

問題 4、5、6、7、8

空間におけるねじれの位置の問題の正答率は86%でした。 四角形の平行移動によってできる立体の名称を問う問題、平 行線や角の性質を用いて角度を求める問題の正答率は、いず れも79%でした。立方体の見取図を読み取る問題は、81%の正答率でした。 垂線の作図の方法を理解しているかを問う問題の正答率は34%でした。手順どおりに作図して得 た点や線分の特徴を図形の性質と関連付けて読み取ることに課題があると考えられます。【問題例 参照】

● 関数

問題 9、10、11

比例の変化や対応の特徴を捉え、表を完成させる問題の正答率は91%でした。また、1次関数の 表からグラフを選ぶ問題の正答率は72%でした。 一方、1次関数のグラフからχの変域に対応するyの変域を求める問題の正答率は50%、いくつ かの具体的な事象から反比例を選択する問題の正答率は49%でした。また、比例のχの増加量に対 するyの増加量を求める問題は45%、反比例のグラフから式を求める問題は44%の正答率でした。 伴って変化する二つの事象について表やグラフ、式等を関連付けて捉えることに課題があると考え られます。

● 資料の活用

問題 12、13

1から13まである13枚のカードから、5または11のカードをひく確率を求める問題の正答率は82 %でした。また、1枚の硬貨を投げたときの確率について正しい記述を選択する問題の正答率は69 %でした。一方、ある郵便物の重さについてデジタルはかりで表示された値を基に真の値の範囲を 選択する問題の正答率は41%でした。近似値と誤差の意味を理解することに課題があると考えられ ます。 【課題となっている問題例】 4 垂線の作図 (1)次の図の△ABCにおいて下の①②③の手順で直線APを作図します。 正答例 エ 誤答例 ア(12%) イ(32%) ウ(21%) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 数 と 式 図 形 関 数 資 料 の 活 用 数学A 秋田市 全国 (%) 平均正答率

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中学校数学B 「主として活用に関する問題」の調査結果 【平成28年度】

調査結果を4つの観点で分類すると、「物事を観察し、的確にとらえる」と「情報を分類整理し、 選択する」が60%、「筋道を立てて、振り返って考える」が44%、「数学的に解釈し、表現する」が39 %の正答率でした。

● 物事を観察し、的確にとらえる

●問題 1、2、3、6

大会の計画を立てる上で必要な条件を設定し方程式を活用す る問題、数当てゲームで手順どおりに計算して数を求める問題 の正答率は81%でした。一方、電気自動車とガソリン車にかか る費用を考える場面でグラフの傾きが表すものを選択する問題 の正答率は32%でした。与えられた表や式、グラフから必要な 情報を適切に捉え、数学的に処理することに課題があると考え られます。

● 情報を分類整理し、選択する

問題3、5

表や式から必要な情報を適切に選択し、車を購入して10年間 使用したときの総費用を求める問題の正答率は72%でした。ボ ウリング場の25.5cmの靴が貸し出された相対度数を求める問 題の正答率は49%でした。今後も、目的に応じて資料を整理し、 その傾向を読み取って 問題を解決する活動を継続していくこ とが必要です。

● 筋道を立てて、振り返って考える

問題 4、6

計算の過程を振り返って考え、数当てゲームの新しい手順を完成させる問題の正答率は55%でし た。また、平行四辺形の性質や三角形の合同条件を用いて2つの線分の長さが等しいことを証明す る問題の正答率は32%でした。証明の結論を導くために何が分かるとよいか明らかにしたり、与え られた条件を整理して必要な関係を見い出したりすることに課題があると考えられます。

● 数学的に解釈し、表現する

問題1、2、3、4、5、6

大会の計画を立てる場面で、数式を根拠に事柄が成り立つ理由を説明する問題の正答率は60%で した。数当てゲームで文字を使って手順どおり求めた数から、最初に決めた数を当てる方法を説明 する問題の正答率は15%でした。与えられた式を用いて問題を解決する方法を数学的な表現を使っ て説明することに課題があると考えられます。 【問題例参照】 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 物 事 を 観 察 し、 的 確 に と ら え る 情 報 を 分 類 整 理 し、 選 択 す る 筋 道 を 立 て て、 振 り 返 っ て 考 え る 数 学 的 に 解 釈 し、 表 現 す る 数学B 秋田市 全国 (%) 平均正答率 【課題となっている問題例】 6(2) ※正答 次の(a)(b)または(a)(c)について記入している (a)手順通りに求めた数をもとにすること (b)10をひいて5でわること (c)5でわって2をひくこと ※無解答が32%ありました。

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質問紙調査から「数学の学習について

本市では、生涯にわたって学び続ける力を育成するために、子ども一 人一人が学ぶ意義や、「『分かった』『できた』を実感し、『もっと学 びたい』という意欲がもてるような授業」づくりを大切にしています。 「数学の勉強は大切だと思うか」という質問に肯定的な回答をした 生徒は89%で、全国平均を8ポイント上回っています。多くの生徒が 数学の学習は大切なものと感じています。また、「数学の授業の内容 はよく分かるか」という質問に対し肯定的な回答をした生徒は72%で、 全国平均を3ポイント上回っています。 「数学で学習したことを普段の生活の中で活用できないか考えるか」 という質問に対しては、肯定的な回答をした生徒が54%で、全国平均 を12ポイント上回っています。 「公式やきまりを習うとき、その根拠を理解するようにしているか」 という質問に対して81%、「問題を解くとき、もっと簡単に解く方法 がないか考えるか」という質問に対して76%の生徒が肯定的に回答し ています。また、「解き方が分からないときあきらめずにいろいろな 方法を考える」と答えた生徒は79%でした。

中学校数学「本調査(ぺーパーテスト)では測れない学力の状況」

本調査(ペーパーテスト)では測れない学力として、「学ぶ意欲」などの興味・関心に関するもの や、自分の考えを伝える力、相手の考えを聞き取る力などがあります。 各校では、学習ルールの意識付けが図られ、学び合いの基盤である聞く態度や話す態度が身に付い てきています。また、問題解決場面で生徒に学習方法を選択させたり、生徒が考え、判断する機会の 充実を図ったりして、主体性をはぐくむ授業が展開されています。これらの取組をとおして、数学を 学ぶことの意義を感じたり、意欲的に学習に取り組んだりする姿が見られるようになってきています。 一方、話合いにおいては、意見交換だけで終わることのないように、解釈したことの根拠を数学的 に表現していく活動を積み重ねていく必要があります。

学習指導改善のための今後の方策

主に知識に関する調査結果から

「数と式」については、文字式の確実な習得を図るために計算法則を確認するだけでなく、式の 意味を読み取る活動の充実を図ります。「図形」では、観察、操作の活動をとおして特徴を捉えた り、辺や角に着目して必要な情報を読み取ったりして図形の理解を深める指導の充実を図ります。 「関数」では、具体的な事象の中にある二つの数量関係を式、表、グラフ等を相互に関連付けるこ とで、実感を伴って理解できるようにします。「資料の活用」では、目的に応じて適切な資料を選 択したり、資料の傾向を適切な代表値を用いて説明したりする活動の充実を図ります。

主に活用に関する調査結果から

日常的な事象を数、量、図形等に着目して観察したり、与えられた情報を分類整理して必要な情 報を適切に判断したりするなど、数学的に解釈する活動を重視します。また、問題解決の方針を立 てて考えたり、方針に基づいて解決した結果を振り返ったりしながら、根拠と成り立つ事柄を示し て説明できるように指導の工夫を図ります。

本調査では測れない学力の状況から

根拠を明確にしながら、数学的表現を用いて簡潔に分かりやすく説明できるよう、既習事項を活 用する場面や互いの考えを説明し合う場面を意図的に設定します。また、生徒の実態把握に努め、 きめ細やかな指導の充実を図ります。そして、生徒に「分かった」「できた」という自信や達成感 を実感させ、「もっと学びたい」という学習意欲の向上につながるような単元や授業の構成、展開 を工夫します。 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 数学の勉強は大切だと思っている生徒の割合 (%) 0 20 40 60 80 100 全国 秋田市 授業の内容はよく分かると思っている生徒の割合 (%)

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児童生徒質問紙調査の結果から【平成28年度】

● 自分自身について

「自分には、よいところがあると思う」と回答した子 どもの割合は、小学生で83%、中学生では80%となって おり、全国平均を小学生で7ポイント、中学生では11ポ イント上回っています。 「ものごとを最後までやり遂げてうれしかったことが ある」と回答した子どもの割合は、小学生・中学生共に 97%で、いずれも全国平均を2ポイント上回っています。 「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦する」は、小 学生で81%、中学生では79%となっており、小学生は5 ポイント、中学生は9ポイント全国平均を上回っていま す。 「将来の夢や目標を持っている」と回答した子どもの 割合は、小学生で90%、中学生では79%となっており、 全国平均を小学生で4ポイント、中学生では8ポイント 上回っています。 「人が困っているときはすすんで助けている」と回答 した子どもの割合は、小学生で88%、中学生では89%で、 全国平均と比べると小学生で3ポイント、中学生で5ポ イント上回っています。 また、「人の役に立つ人間になりたい」と回答した子 どもの割合は、小学生で96%、中学生では97%で、全国 平均と比べると小学生で2ポイント、中学生で4ポイン ト上回っています。 「学校のきまり(規則)を守っている」と回答した子 どもの割合は、小学生で94%、中学生では97%で、小学 生で2ポイント、中学生では3ポイント全国平均を上回 っています。「友達との約束を守っている」と回答した 子どもの割合は、小学生・中学生共に98%で、いずれも 全国平均を1ポイント上回っています。「いじめは、ど んな理由があってもいけないことだ」と回答した子ども の割合は、小学生で98%、中学生では97%で、全国平均 と比べると小学生で1ポイント、中学生で3ポイント上 回っています。 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 将来の夢や目標を持っている子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 人の役に立つ人間になりたいと 考えている子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 いじめはどんな理由があってもいけない ことと考えている子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 自分にはよいところがあると思っている子どもの割合 秋田市 全国 (%)

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児童生徒質問紙調査の結果から【平成28年度】

人との関わりについて

「学校に行くのは楽しい」と回答した子どもの割合は、 小学生で88%、中学生では83%で、全国平均を小学生で 2ポイント、中学生で1ポイント上回っています。「学 校で友達と会うのは楽しい」と回答した子どもの割合は、 小学生で96%、中学生では95%と全国平均と同じ割合に なっています。 「学級会などの話合いの活動で、自分とは異なる意見 や少数意見のよさを生かしたり、折り合いを付けたりし て話し合い、意見をまとめている」と回答した子どもの 割合は、小学生・中学生共に75%で、全国平均を小学生 は16ポイント、中学生は17ポイント上回っています。ま た、「学級みんなで協力して何かをやり遂げ、うれしか ったことがある」と回答した子どもの割合は、小学生で 91%、中学生では89%となっており、いずれも全国平均 を5ポイント上回っています。 「先生は、自分のよいところを認めてくれていると思 う」と回答した子どもの割合は、小学生で88%、中学生 では87%で、小学生で6ポイント、中学生で9ポイント 全国平均を上回っています。 「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心があ る」と回答した子どもの割合は、小学生で79%、中学生 では75%となっており、小学生で8ポイント、中学生で は9ポイント全国平均を上回っています。また、「テレ ビのニュース番組やインターネットのニュースを見る」 と回答した子どもの割合は、小学生で88%、中学生では 90%となっており、小学生で1ポイント、中学生で2ポ イント全国平均を上回っています。 一方、「今住んでいる地域の行事に参加している」と 回答した子どもの割合は、小学生は全国平均を13ポイン ト上回り81%、中学生は1ポイント上回っているものの、 46%にとどまっています。 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 学級会などの話合い活動で、自分とは異なる意見や少数意見の よさを生かしたり、折り合いを付けたりして話合い、意見をまとめて いる子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 学校で友達と会うのは楽しいと思っている子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 地域や社会で起こっている問題や出来事に 関心がある子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 先生は自分のよいところを認めてくれている と思っている子どもの割合 秋田市 全国 (%)

(18)

児童生徒質問紙調査の結果から【平成28年度】

家庭生活について

「朝食を毎日食べているか」という質問について、肯 定的な回答をした子どもの割合は、小学生・中学生共に 97%で、全国平均を小学生で1ポイント、中学生で3ポ イント上回っています。また、「毎日、同じくらいの時 刻に起きる」と回答した子どもの割合は、小学生で93%、 中学生では94%で、いずれも全国平均を2ポイント上回 っています。そのほか、「毎日、同じくらいの時刻に寝 る」と回答した子どもの割合は、小学生で83%、中学生 では80%で、小学生で3ポイント、中学生で5ポイント 全国平均を上回っています。 「家で、自分で計画を立てて勉強をする」と回答した 子どもの割合は、小学生で80%、中学生では66%となっ ており、小学生で17ポイント、中学生で18ポイント全国 平均を上回っています。 「家で学校の授業の予習をする」と回答した子どもの 割合は、小学生で59%、中学生では58%で、小学生で15 ポイント、中学生で24ポイント全国平均を上回っていま す。また、「家で学校の授業の復習をする」と回答した 子どもの割合は、小学生で90%、中学生では85%となっ ており、小学生で35ポイント、中学生では34ポイント全 国平均を上回っています。そのほか、「家で、予習・復 習やテスト勉強などの自学自習で教科書を使っている」 と回答した子どもの割合は、小学生で75%、中学生では 77%で、全国平均を小学生で11ポイント、中学生で9ポ イント上回っています。 「学習塾(家庭教師を含む)で勉強している」と回答 した子どもの割合は、小学生で28%、中学生では43%と なっており、小学生・中学生共に全国平均を18ポイント 下回っています。 普段(月~金曜日)、テレビゲームをする時間が2時 間未満の子どもの割合は、小学生で71%、中学生では75 %で、全国平均と比べると小学生で1ポイント、中学生 で10ポイント上回っています。 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 朝食を毎日食べる子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 自分で計画を立てて勉強する子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 学習塾(家庭教師を含む)で勉強している子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 家で学校の授業の復習をする子どもの割合 秋田市 全国 (%)

(19)

児童生徒質問紙調査の結果から【平成28年度】

学習について

「学級やグループの中で自分たちで課題を立てて、そ の解決に向けて情報を集め、話し合いながら整理して、 発表するなどの学習活動に取り組んでいる」と回答した 子どもの割合は、小学生で86%、中学生で84%となって おり、全国平均を小学生で10ポイント、中学生では15ポ イント上回っています。また、「先生から示される課題 や、自分たちで立てた課題に対して、自ら考え、自分か ら取り組んでいる」と回答した子どもの割合は、小学生 で84%、中学生では86%となっており、小学生で6ポイ ント、中学生では12ポイント全国平均を上回っています。 「授業で、自分の考えを発表する機会では、自分の考 えがうまく伝わるよう、資料や文章、話の組立てなどを 工夫して発表している」と回答した子どもの割合は、小 学生・中学生共に71%で、小学生で7ポイント、中学生 では13ポイント全国平均を上回っています。 「道徳の時間では、自分の考えを深めたり、学級や グループで話し合ったりする活動に取り組んでいる」と 回答した子どもの割合は、小学生で86%、中学生で88% となっており、全国平均を小学生で8ポイント、中学生 で14ポイント上回っています。 「先生は、授業やテストで間違えたところや、理解し ていないところについて、分かるまで教えてくれる」と 回答した子どもの割合は、小学生で92%、中学生で84% となっており、全国平均を小学生は7ポイント、中学生 は10ポイント上回っています。 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 自分の考えがうまく伝わるよう、工夫して 発表している子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 道徳の時間では、自分の考えを深めたり、学級やグループで 話し合ったりする活動に取り組んでいる子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 先生は、間違えたところや、理解していないところについて、 分かるまで教えてくれると思っている子どもの割合 秋田市 全国 (%) 0 20 40 60 80 100 中学生 小学生 自分たちで課題を立てて、解決に向け情報収集や 話合いなどに取り組んでいる子どもの割合 秋田市 全国 (%)

参照

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