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被扶養者になれる者の判定

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Academic year: 2021

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(1)

1.被扶養者の範囲

被扶養者とは

「主として組合員の収入により生計を維持している者」で、健康保険法第3条第7項に規定する次に 掲げる者です。 ① 組合員の配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む)、 子、父母、孫、祖父母、弟妹 ② 組合員と同一世帯に属する三親等内の親族で①に掲げる者以外の者 ③ 組合員の配偶者で婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者の父母及び 子並びに当該配偶者の死亡後におけるその父母及び子で、組合員と同一の世帯に属する者

被扶養者の範囲(三親等内の親族図)

(注)(1) の者は同居の要件はありません。 (2)数字は親等を表します。なお、数字の○は血族を、( )は姻族を表しています。 曾祖父母 (3) 曾祖父母 ③ 祖父母 (2) 祖父母 ② 父 母 ① 父 母 (1) 伯叔父母 (3) 伯叔父母 ③ 配偶者 (3) 配偶者 (2) 配偶者 (3) 甥 姪 ③ 配偶者 (1) 配偶者 (2) 配偶者 (3) 甥 姪 (3) 兄弟姉妹 (2) 曾 孫 ③ 孫 ② 子 ① 配偶者 子 父 母 内縁の 配偶者 組合員 兄姉② 弟妹②

(2)

18歳以上60歳未満の者の認定については、下記 ア~エ の場合を除き、通常稼動力があるもの と考えられますので、扶養事実及び扶養しなければならない事情を具体的に調査確認して処理するこ ととなっています。したがって、恒常的な所得が認定基準額以上であれば、被扶養者とはなりません が、認定基準額未満であっても組合員との生計維持関係がなければ被扶養者として認定できません。 ア 一般職の職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95号)第11条に相当する給与条例の規 定により扶養親族(給与条例の適用を受けない組合員にあっては、これに相当するもの)とされ ている者 イ 学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校の学生(同法第44条、第45条、 第54条及び第54条の2に規定する定時制の学生、通信制課程の学生、夜間課程の学生及び通 信による教育を受けている学生を除く) ウ 所得税法(昭和40年法律第33号)第2条第1項第33号又は第34号に規定する控除対象配 偶者又は扶養親族とされている者 エ 病気又は負傷のため就業能力を失っている者

被扶養者の認定申告

新たに組合員となった者に被扶養者の要件を備える者がある場合又は組合員について新たに被扶 養者の要件を備える者が生じた場合には、その事実が生じた日から認定されます。 ただし、届出がその組合員となった日又はその事実の生じた日から30日以内にされない場合には、 その届出を所属所が受け付けた日から認定します。 この場合にはその間に生じた病気などについて の給付は行われないことになりますので、遅れないよう提出してください。

国民年金第

3 号被保険者資格取得等の届出

組合員の被扶養配偶者で 20 歳以上 60 歳未満の者については国民年金第 3 号被保険者とされており、 共済組合の被扶養配偶者の認定と同時に社会保険事務所へ共済組合を経由して届け出ることとされ ていますので、年金手帳の写しを添えて提出してください。 (1) 第 3 号被保険者に該当した場合 ・ 組合員となった者に被扶養者となる配偶者がいる場合 ・ 組合員が婚姻し、その配偶者が被扶養者となった場合 (配偶者住所が変更となる場合…国民年金第 3 号住所変更届も合わせて) ・ 組合員の被扶養者となっている配偶者が 20 歳になった場合 ・ 組合員の配偶者が離職したこと等により組合員の被扶養者となった場合 (2) 第 3 号被保険者でなくなった場合 ・ 第 3 号被保険者が死亡した場合 (3) 第 3 号被保険者の届出事項に変更があった場合 ・ 氏名を変更した場合(氏名・生年月日・性別等) ・ 住所変更した場合…国民年金第 3 号住所変更届

(3)

2.生計維持の確認

主として組合員の収入により生計を維持することの認定に関しては、一般職の職員の給与に関する 法律(昭和25年法律第95号)第11条第2項に規定する扶養親族に係る扶養の事実の認定の例及 び健康保険法(大正11年法律第70号)における被扶養者の認定の取り扱いを参酌して行います

夫婦共同扶養の場合における認定について

夫婦が共同して扶養している場合における被扶養者の認定に当たっては、下記要領を参考として、 家計の実態、社会通念等を勘案して行うものとします。 ① 被扶養者とすべき者の員数にかかわらず、年間収入(当該被扶養者届が提出された日の属する年 の前年分の年間収入とする。)の多い方の被扶養者とすることを原則とする。 ② 夫婦双方の年間収入が同程度である場合は、被扶養者の地位の安定を図るため、届出により、主 として生計を維持する者の被扶養者とする。 ③ 共済組合の組合員に対しては、その者が主たる扶養者である場合に扶養手当等の支給が行われる こととされているので、夫婦の双方又はいずれか一方が共済組合の組合員であって、その者に当 該被扶養者に関し、扶養手当又はこれに相当する手当の支給が行われている場合には、その支給 を受けている者の被扶養者とする。

同一世帯で配偶者以外に収入のある者がいる場合

認定対象者から見て被保険者より親等の近い親族が同一の世帯に居住している場合は、下記要件を 満たしていることとします。 ① その者(被保険者より親等の近い親族)の収入が組合員の収入よりも低いこと。 ② その者(被保険者より親等の近い親族)が被用者保険(政府管掌健康保険、組合管掌健康保険、 船員保険、国家公務員等共済組合、地方公務員等共済組合、日本私立学校振興・共済事業団等) の被保険者でないこと。

雇用保険受給者の取り扱い

離職後、雇用保険を受給する場合において、雇用保険の基本手当の日額が3,612円を上回った 場合は、基本手当の給付日数に関わらず被扶養者として認定できません。なお、待機期間および給付 制限期間は認定できます。

特別認定(扶養手当の支給がない者)の認定について

通常稼動能力があるものと考えられる者については、扶養事実及び扶養しなければならない事情を 具体的に調査確認します。

(4)

父母等の認定について

認定対象者に配偶者がいる場合、夫婦共同扶養の観点から下記要件を満たしていることとします。 ① 夫婦合算の年収が360万円未満であること(夫婦とも60歳以上の場合)。 この場合は夫婦双方とも認定できません。

父母等の認定基準

130未満

130未満

260未満

130未満

130以上

260未満

×

260以上

×

×

130以上

130以上

260以上

×

×

180未満

130未満

310未満

310以上

×

×

180未満

130以上

310未満

×

310以上

×

×

180以上

130未満

310未満

×

310以上

×

×

180以上

130以上

×

×

180未満

180未満

360未満

360以上

×

×

180未満

180以上

360未満

×

360以上

×

×

180以上

180以上

×

×

A・B とも60歳未満 A・B とも60歳以上 A 60歳以上 B 60歳未満 ○=他の要件を満たせば認定 ×=認定できない

(

夫婦を A・B とする)

夫婦の年収(単位:万円)

認定の可否

A+B

(5)

別世帯の者の認定について

組合員と認定対象者の父母等が同一の世帯でない場合は、組合員が認定対象者の「主たる生計者」 となるためには、下記要件を満たしていることとします。 ① 経済的援助額が、認定対象者及び認定対象者の配偶者の総収入(送金額含む)の1/3以上であ ること。 ② 預金通帳・口座振込・現金書留等の写しで①の送金が証明できること(手渡しは不可) ③ 認定対象者世帯において、認定対象者の三親等以内の親族に組合員より収入が多い者、又は被用 者保険の被保険者がいないこと。 ※送金の確認が必要となる認定対象者は配偶者・子を除いた、同居が要件でない被扶養者です。 例) 組合員の仕送り90 万円 認定しようとする父の収入 80 万円 認定しようとする母の収入 40 万円 90 万円 80 万円+40 万円+90 万円 3

90

万円 70 万円 組合員の仕送り50 万円 認定しようとする父の収入 80 万円 認定しようとする母の収入 80 万円 50 万円 80 万円+80 万円+50 万円 3

50

万円 70 万円 認定できる 認定できない

(6)

3.被扶養者として認定されない者

「主として組合員の収入により生計を維持している者」の認定については、扶養事実及び扶養しなけ ればならない事情を具体的に調査確認して処理することとなっていますが、①~④ の場合は被扶養 者に該当しません。 ① 共済組合(法律に基づく共済組合で短期給付に相当する給付を行うものすべてをいう)の組合員、 健康保険の被保険者又は、船員保険の被保険者である者 ② その者について当該組合員以外の者が一般職の職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95 号)第11条第1項の規定に相当する給与条例の規定よる扶養手当又はこれに相当する手当を地 方公共団体、国、その他から受けている者 ③ 組合員が他の者と共同して同一人を扶養する場合において、社会通念上、その組合員が主たる扶 養者でない場合 ④ 年額130万円以上の所得がある者。ただし、その者の所得の全部若しくは一部が国民年金法(昭 和34年法律第141号)及び同法第5条第1項に規定する被用者年金各法に基づく年金たる給 付その他の公的な年金たる給付(以下「公的年金等」という)のうち障害を支給事由とする給付 に係る所得である場合又は60歳以上の者であってその者の所得の全部若しくは一部が公的年 金等に係る所得である場合にあっては、年額180万円以上の所得がある者  ④の所得は、被扶養者としようとするときにおける恒常的な所得の現況により算定します。従っ て、過去において、④に定める金額以上の所得があった場合においても、現在所得がないときは、 これに該当しません。  年額 130 万円(障害年金受給者又は 60 歳以上の公的年金受給者は 180 万円)以上の所得とは、 恒常的に給料等月額が支給されるものは月額 108,334 円以上、失業保険等日額で支給されるも のは日額3,612 円以上となります。なお、パート・アルバイト等のため、将来の所得月額が就業 時にわからなかった場合は、月額108,334 円以上の所得が 3 か月連続した翌月の初日で扶養取 消となります。

被扶養者の取消申告

被扶養者となっている者が就職等により被扶養者の資格を喪失することになったときは、速やかに 組合員被扶養者証を添えて共済組合に提出してください。資格喪失後、医療機関等で受診があった場 合は共済組合から返還請求を受けることになりますので、注意してください。

参照

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