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2015 年実績 2016 年実績 売上高伸び率 16.2% n.a. EPS 伸び率 2.5% 2.9% 売上総利益率 19.9% n.a. 純利益率 5.1% n.a. EV/EBITDA n.a. n.a. 株価 CF 倍率 n.a. n.a. PER 10.7x 10.4x FPT 同業他社

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FPT コーポレーション (FPT) 決算速報

会社概要:FPT コーポレーションは、システムテクノロジー及びテレコムの複合企業体であり、ブロ ードバンド・インターネット市場においてはベトナム国内第 2 位である。また、国内テクノロジーサー ビスでは第 1 位の座にある。同社の海外戦略に沿って、海外部門の売上高は過去 3 年間で年平均 34% の高成長を達成している。 本レポートは、キャピタル・パートナーズ証券提携先のベトナム大手証券会社と、キャピタル・パートナーズ証券子会社の キャピタル・パートナーズ・ベトナム・コンサルティングが共同作成・翻訳したものです。 時価 (1 月 25 日終値) VND 45,100 JPY 230 目標株価 VND 64,300 JPY 327 上値余地 42.5% 配当利回り 4.4% 投資収益率 46.9% 為替円換算レート(100VND=0.5089) 1 月 27 日 出所:Bloomberg 業種 テクノロジー 時価総額 USD910 百万 JPY104,623 百万 外国人余地 nil 30 日間平均日次 売買高 USD2.5 百万 JPY287 百万 政府保有率 6.0% 発行済株式数 459.4 百万 完全希薄化後株式数 459.4 百万 為替円換算レート(1USD=114.97) 1 月 27 日 出所:Bloomberg

作成日: 2017 年 1 月 25 日

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2 2015 年実績 2016 年実績 売上高伸び率 16.2% n.a. EPS 伸び率 2.5% 2.9% 売上総利益率 19.9% n.a. 純利益率 5.1% n.a.

EV/EBITDA n.a. n.a.

株価 CF 倍率 n.a. n.a. PER 10.7x 10.4x FPT 同業他社 VN 指数 PER(直近 12 ヶ月) 10.4x 17.0x 16.8x PBR(実績) n.a. 2.3x 2.1x 純負債/資本比率 n.a. -24.3% n.a. ROE n.a. 19.0% 12.1% ROA n.a. 8.0% 2.1%

テレコム部門及びソフトウェア開発のアウトソーシング部門が2016年第4四半期も引き続き高業

績を達成

FPT は 16 年度の決算速報で、税引き後純利益が VND2.0 trillion (JPY10,117 百万, 前年同期比 3%増)と発 表した。16 年第 4 四半期はテレコム部門及びソフトウェア開発のアウトソーシング部門が目覚ましい成果 をあげている。一方で、マイクロソフトブランドのスマートフォン Lumia の在庫処分は小売り部門の利益 を更に悪化させたが、一過性のものであり、投資格付け「買い」推奨を再度強調する。今後目標株価を変更 しなければならない理由も現状見当たらない。

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3 図表 1 FPT の 2016 年業績概要 税引き前利益 (10 億 VND) 2015 年度 2016 年度 前年同期比 伸び率 予測比 備考 テレコムサービ ス部門 878 944 7.5% 98.0% ブロードバンド回線の加入者が 21%増加したことが貢献 ソフトウェア開 発部門 927 1,102 18.9% 99.2% - アウトソー シング 634 855 34.9% 104.5% 円高により日本向けサービスの 利益率が改善したこと、稼働率の 向上、新規顧客に高めの料金設定 を適用できたことが貢献 - 国内受託 293 247 -15.7% 84.4% 長期プロジェクトを完了するた めの追加コストが発生 トレーディング 及び小売り 728 543 -25.4% 87.1% 小売部門は引き続き税引き前利 益が前年同期比 44%増と堅調に 伸びたが、トレーディング部門の 同利益が前年同期比 48%落ち込 み足を引っ張る。Lumia 端末の在 庫処分による損失も想定外。 その他 318 424 33.3% 105.7% オンライン部門及び教育部門が 順調に伸びる

総合計

2,851

3,013

5.7%

97.2%

出所:FPT、当社 (参照: 円建て換算表) 図表 1 FPT の 2016 年業績概要 税引き前利益 (10 億円) 2015 年度 2016 年度 前年同期比 伸び率 予測比 備考 テレコムサービ ス部門 4.47 4.80 7.5% 98.0% ブロードバンド回線の加入者が 21%増加したことが貢献 ソフトウェア開 発部門 4.72 5.61 18.9% 99.2% - アウトソー シング 3.23 4.35 34.9% 104.5% 円高により日本向けサービスの 利益率が改善したこと、稼働率の 向上、新規顧客に高めの料金設定 を適用できたことが貢献 - 国内受託 1.49 1.26 -15.7% 84.4% 長期プロジェクトを完了するた めの追加コストが発生 トレーディング 及び小売り 3.70 2.76 -25.4% 87.1% 小売部門は引き続き税引き前利 益が前年同期比 44%増と堅調に 伸びたが、トレーディング部門の 同利益が前年同期比 48%落ち込 み足を引っ張る。Lumia 端末の在 庫処分による損失も想定外。 その他 1.62 2.16 33.3% 105.7% オンライン部門及び教育部門が 順調に伸びる

総合計

14.51 15.33

5.7%

97.2%

出所:FPT、当社 為替円換算レート(100VND=0.5089) 1 月 27 日 出所:Bloomberg

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ソフトウェア・アウトソーシング部門の売上高が前年同期比で26%と堅調に増加すると共に、税

引き前利益は前年比35%と急増

日本市場での売上高が前年同期比52%増と飛躍的に伸び、全体を牽引する一方で、他市場も米国を除き堅調 な業績を達成した。米国は主要顧客の喪失により売上高が前年同期比で11%落ち込んだ。

テレコムサービス部門では、加入者の増加が堅調な伸びを示した

ブロードバンド回線の売上高が前年比で17%伸びたこともあり、同部門の売上高は前年比22%増加した。専 用線、音声、データセンター、そしてIPテレビサービス等の他のサービスラインの売上高も前年を上回る31% 増を達成している。特筆すべきは、テレコムサービス部門の税引き前利益は16年第4四半期に前年同期比で 20%増を達成し、16年第3四半期の前年同期比15%増、16年上半期の前年同期比-11%を凌駕したこと。こ の結果は、ホーチミン及びハノイの光回線敷設プロジェクトの最終費用負担が16年の6月末に完結したこと により、この部門の税引き後純利益が17年には急増するという我々の予想を裏付けるものである。

小売部門が強い伸びを示す一方で、トレーディング部門は引き続き足枷となる

2015年9月にアップル社製品の卸売販売権を失い、モバイル・ワールド・インベストメント (MWG) 社がア ップル社から直接仕入れに移行したこと及びマイクロソフト社のLumia端末の販売が不振であったことか ら、トレーディング部門は前年同期比で売上高が28%、税引き前利益が48%落ち込んだ。加えて、Lumia端 末の在庫を一掃したため、1,210億ドン(6.2億円 税引き前利益の4%)の追加負担が生じている。16年度のFPT の税引き前利益は前年同期比で6%伸びたが、在庫処分による損失を除けば10%の伸びであった。他方で、 133の新店開店(16年末の店舗数は385店)及び好調なオンライン販売(前年同期比58%増)を背景に、小売り部 門は前年同期比で売上高35%増、税引き前利益44%増と堅調な業績を残し、トレーディング部門の不振を多 少なりともカバーしている。

主要なプロジェクトの計上により、国内テクノロジー部門の売上げ急伸に貢献

高速道路の監視カメラ設置、ベトナム預金保険公社の新 IT コミュニケーションシステムの導入、バングラ ディシュの所得税統合システム(BITAX)などの大規模プロジェクトの経理処理が 16 年第 4 四半期になされ た。しかし、システム統合部門では 16 年 12 月に予想外の 940 億 VND(4.8 億円)の損失を計上し、その結果、 当社の 16 年予測との乖離が生じた。この問題に関しては、経営陣からの更なる情報提供を待っている。さ りながら、そもそも国内の IT 部門の利益貢献はテレコム部門やソフトウェア・アウトソーシング部門に比 較して限定的であるため、当社の FPT 業績予想に対して大きな影響はない。

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格付けと評価方法

絶対的で長期的な格付け:当社の推奨は、市場との相関評価ではなく、(目標株価-時価)/時価+配当利回りという計算式で算出された株 式のトータルリターンに基づいている。 格付け 定義 買い 今後 12 ヶ月間におけるトータルリターン(配当を含む)が+20%以上であると予想する場合。 アウトパフォーム(O-PF) 今後 12 ヶ月間におけるトータルリターン(配当を含む)が+10%から+20%の間であると予想する場合。 マーケットパフォーム (M-PF) 今後 12 ヶ月間におけるトータルリターン(配当を含む)が-10%から+10%の間であると予想する場合。 アンダーパフォーム(U -PF) 今後 12 ヶ月間におけるトータルリターン(配当を含む)が-10%から-20%の間であると予想する場合。 売り 今後 12 ヶ月間におけるトータルリターン(配当を含む)が-20%以下であると予想する場合。 格付け無し 対象銘柄は調査部より分析される可能性があるが、自発的な理由、または当社が企業に対し合併や戦略的取 引の助言を行うなどの特定条件下で法令や社内規定の遵守の観点から格付けや目標株価の設定を行わない 場合。 格付け中断 格付けや目標株価の設定を行うための基本的な情報が不十分な場合。前回の格付けと目標株価(ある場合) は同銘柄に対して無効になる。 別段の定めがない限り、株価変動のパラメーターは資本の増加を反映するものであり、有効期限は 12 ヶ月である。将来における株価変動は 一時的に時価と目標株価に、上方または下方に差異を引き起こす可能性もある。そのため、株価変動のパラメーターは柔軟に解釈される必 要がある。 目標株価:殆どの場合では、目標株価はアナリストの評価による当該株式の現在の適正価値に等しい。目標株価はアナリストの予想した状 況が現実となりカタリストが機能し、市場がそれを認識した時に取引される価格である。しかしながら、カタリストが欠けているために市場が 期間内に評価をしないとアナリストが考えた場合、目標株価は適正株価と異なることがある。従って、殆どの場合では、当社の推奨は現在の 市場の株価と当社の現在の適正株価の差異の評価である。 評価方法論:目標株価を算出するために、アナリストは割引フリー・キャッシュ・フロー及び比較分析など様々な評価方法を駆使している(但 し、これらの方法に限定することではない)。評価方法の選択は当該業界、当該企業、当該株式の特徴および他の条件に依存する。企業の 評価は下記の一つ、または複数の方法の組み合わせによって行われる。(1)倍数に基づくモデル(P/E, P/キャッシュ・フロー, EV/売上, EV/EBIT, EV/EBITA, EV/EBITDA)、類似企業との比較と歴史的な評価のアプローチ、(2)割引モデル(DCF, DVMA, DDM)、(3)価値の分割ア プローチまたは資産に基づく評価方法、(4)経済利益アプローチ(残存収益、EVA)などである。評価モデルは GDP 成長、金利、為替レート、原 料価格とその他の経済に対する仮定と当該企業の特定のリスクなどに依存している。また、市場の心理も企業の評価に影響を与える可能性 がある。株式の評価はまた期待感に基づいて、期待感は予告なく、素早く変化し、それぞれの業界の特定の技術開発に依存している。 リスク:過去のパフォーマンスは必ずしも将来の結果を示すものではない。為替レートはこのレポートに記載された証券または関連の投資商 品のバリュー・価格または収入に悪影響を与える可能性がある。 キャピタル・パートナーズ証券株式会社 調査部 research@capital.co.jp 本レポートは、キャピタル・パートナーズ証券の提携先であるベトナム大手証券会社とキャピタル・パートナーズ証券子会社のキャピタル・パート ナーズ・ベトナム・コンサルティングが共同で作成・翻訳したものです。本レポートは、信頼できると考えられる公開情報に基づき作成されたもの ですが、その内容の正確性及び完全性を保証するものではありません。本レポートに記載された内容等は作成時点のものであり、今後予告なく変更 されることがあります。本レポートは投資の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を意図するものではありません。本レポートに含ま れる情報のご利用にあたっては、投資家ご自身の判断と責任でご利用下さい。 商 号 等 キャピタル・パートナーズ証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 62 号 加入協会 日本証券業協会 http://www.capital.co.jp/ [事業所]

本社・本店 〒101-0047 東京都千代田区内神田 1-13-7 四国ビルディング 電話番号:03-3518-9300(代表)

大阪支店 〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎 2-5-10 梅田パシフィックビルディング 電話番号:06-6232-8370(代表)

名古屋支店 〒460-0003 愛知県名古屋市中区綿 2-19-19 広小路センタープレイス 電話番号:052-220-3690(代表)

福岡支店 〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲 5-5-13 KDC 福岡ビル 電話番号:092-272-0873(代表)

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