ス リ ム ダ ク ト RD-ZA
仕 様 書
2015年 3月 24日
因幡電機産業株式会社 技術開発センター
目 次 ページ 1. 適用範囲 3 2. 材 質 4 2-1. 金属製品 4 2-2. 樹脂製品 4 4 3. 素材特性 4 4. 耐食性 5 4-1. 腐食試験 5 4-2. 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板の切断端面部の耐食性能 9 4-3. 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板の耐流れ錆性 10 5. 耐疵(キズ)付性 10 6. 強 度 11 6-1. ベース部(親桁+子桁)の許容荷重 11 6-2. フタ強度 11 6-3. 取付架台耐荷重 12 7. 配管収納系統数(参考) 12 7-1. ビッグタイ保持具(チャンネル用):BHC を使用した場合の収納 系統数 12 7-2. 配管固定を行わない場合の収納系統数目安表(参考) 13 8. 製品重量 14 9. 取扱い上の注意 15 9-1. スリムダクト RD 全般について 15 9-2. スリムダクト RD-ZA シリーズについて 15 9-3. RD ダクト(歩路用)について 10. 参考資料 16
1.適用範囲 本仕様書は表-1 に示すスリムダクト RD-ZA シリーズに適用します。 表-1 スリムダクト RD-ZA シリーズ 品 名 型 番 RD ダクト(歩路用) 2m RD(W)-ZA RD ダクト(歩路用) 1m RD(W)-1-ZA RD ダクト(歩路用) 0.5m RD(W)-05-ZA RD ダクト(歩路用) 0.3m RD(W)-03-ZA 平面コーナー90°(歩路用) RE(W)-ZA 平面コーナー45°(歩路用) RF(W)-ZA 立面コーナー90° RC・RCI・RCO-ZA 立面コーナー45° RCF-ZA T 字型分岐ジョイント(歩路用) RT(W)-ZA 十字型分岐ジョイント(歩路用) RX(W)-ZA 異径ジョイント RR-ZA 固定ジョイント RSJ-ZA、RSJ-A-ZA フリージョイント RFJ-ZA、RFJ-A-ZA スライドジョイント RSS-ZA 900 タイプコーナーパーツ用ジョイント RXJ-ZA 900 タイプコーナーパーツ用異径ジョイント RXR-ZA 900(H)パーツ接続金具 RXC-ZA 止水プレート RSP-ZA 止水スリーブ RSB-ZA ウォールプレート RWP-ZA チャンバーボックス CB-ZA 底板セット RDB-ZA 平面コーナー90°底板セット REB-ZA 平面コーナー45°底板セット RFB-ZA T 字型分岐ジョイント用底板セット RTS-ZA ジョイント用底板 RDBJ-ZA 後付け用ジョイント底板 RJB-ZA ネット底板 RNB 底板用樹脂ブッシュ RDB-B エンドキャップ REC-ZA RD 取付架台 門 RZM-ZA RD 取付架台 足 RZB-ZA RD-150 取付架台 RZ-ZA RD-150 壁面用取付架台 RZW-ZA 立面用架台固定板 RZC-ZA RZ2 段ガイド RZY-ZA 子桁セット RDK-ZA AD・UD 保持金具 RAH-ZA フタ補強板 REH・RFH・RDH・RXH-ZA RD 配管保持台 RDY-ZA ダクト仕切金具 RSK-ZA プラベース PB
2.材 質 2-1.金属製品 スリムダクト RD-ZA シリーズの金属製品の材質を表-2 に示します。 表-2 金属製品の材質 仕 様 材 質 耐塩害性能 標 準 品 高耐食溶融亜鉛 めっき鋼板タイプ 溶融亜鉛 ―6%アルミニウム ―3%マグネシウム 合金メッキ鋼板 JIS G 3323 SGMCC-SNC K27 相当品 (母材:SPCC 及び SPHC) 耐重塩害 仕様品 生 産 品 受 注 歩路用 高耐食溶融亜鉛 めっき鋼板タイプ *一部の直線ダクト(RD/RDW-450H/600H/900H)内部のヒンジ構造部には、高耐食溶融亜鉛 めっき鋼板以外の材質のパーツを一部使用しています。 2-2.樹脂製品 スリムダクト RD シリーズの樹脂製品の材質及び色調を表-3 に示します。 表-3 樹脂製品の材質及び色調 品 名 型 番 材 質 色 調 使用可能温度範 ネット底板 RNB ポリエチレン樹脂 ブラック -60℃~80℃ 底板用樹脂ブッシュ RDB-B ポリアミド(6-ナイロン)樹脂 ブラック -40℃~85℃ プラベース PB ポリプロピレン樹脂 グレー -5℃~85℃ 注) 使用可能温度範囲の(-)温度以下の環境下で使用した場合、樹脂本来の機械的強度 は低下しますが、外部からの応力が掛らない限り破損する事はありません。 3.素材特性 スリムダクト RD-ZA シリーズの素材特性を表-4 に示します。 表-4 スリムダクト RD-ZA タイプの素材特性 名 称 親 桁 子 桁 フ タ 本体 フタ補強板 ジョイント用 補強板 歩路用 ワイド補強板 サイズ 300・300H 450・450H 600・600H 900・900H 300・300H 450・450H 600・600H 900・900H 300・300H 450・450H 600・600H 900・900H 450・450H 600・450H 900・900H 400・450H 600・600H 900・900H 300・300H 450・450H 600・600H 900・900H 呼称厚さ (mm) 1.4 1.4 1.0 1.4 1.4 2.3 呼称めっき付着量 片面 190g/m2 引張り強さ 274.6N/mm2(28kgf/mm2以上) 伸び 28%以上
4.耐食性 スリムダクト RD-ZA タイプは高耐食溶融亜鉛めっき鋼板(JIS G 3323 SGMCC-SNC K27 相 当品)を使用し、めっき層にマグネシウムを含有していることから、呼称めっき付着量:190 g/m2(片面)で溶融亜鉛めっき仕上げ{HDZ 55=呼称めっき付着量:550 g/m2(片面)}と 同等以上の優れた耐食性を有し、一般屋外環境だけでなく、塩害・重塩害地域での使用が 可能です。 また、ガルバリウム鋼板(AZ 150)と比較しても同等以上の優れた耐食性を有します。 JIS H 8641 「溶融亜鉛めっき」抜粋 種類 記号 付着量 g/m2 適用例(参考) 2 種 35 HDZ 35 350 以上 厚さ 1mm 以上 2mm 以下の鋼材・鋼製品、直 径 12mm 以上のボルト・ナット及び厚さ 2.3mm を超える座金類。 55 HDZ 55 550 以上 過酷な腐食環境下で使用される鋼材・鋼製 品及び鋳鍛造品類。 備考:過酷な腐食環境とは、海塩粒子濃度の高い海岸、融雪剤の散布される地 域などをいう。 4-1.腐食試験 <試験方法> ①高耐食溶融亜鉛めっき鋼板、②ガルバリウム鋼板、③溶融亜鉛めっき仕上げの各材質 について、①切断端面部、②平面部、③曲げ加工部の各試験片を作製し、下図の試験条 件(1 サイクル=8h)とした{複合サイクル腐食試験(CCT:JASO M609-91= 自動車規格 「自動車用材料腐食試験方法」)}により、耐食性能の評価を実施しました。 《参考》 5 サイクル=沖縄地区での屋外暴露:約 1 年相当 〔補 足〕 塩水噴霧試験:SST は、継続的に塩水を噴霧する試験ですが、複合サイクル腐食試験: CCT は、塩水噴霧に加え、乾燥及び湿潤条件があります。よって、複合サイクル試験: CCT は、塩水噴霧試験:SST と比較して、より実際の暴露環境に近い試験方法といえます。 塩水噴霧(2h) 35℃、5%NaCl 乾燥(4h) 60℃、30%RH 湿潤(2h) 50℃、95%RH 1 サイクル=8h
<試験結果-①:切断端面部(材厚:t=3.2 mm)> 15 サイクル 100 サイクル 高耐食溶融亜鉛めっき (Zn-6%Al-3%Mg)鋼板 《当社品》 ガルバリウム (55%Al-Zn)鋼板 〈AZ 150〉 溶融亜鉛めっき 仕上げ 〈HDZ 55〉 【複合サイクル試験:100 サイクル実施後の切断端面】 ・高耐食溶融亜鉛めっき鋼板・・・赤錆はほとんど発生していません。 ・ガルバリウム鋼板 ・・・ほぼ全面に赤錆が発生しています。 ・溶融亜鉛めっき仕上げ ・・・エッジ部から赤錆が発生しています。 《所見》 ・弊社スリムダクト RD-ZA タイプに使用しております高耐食溶融亜鉛めっき鋼板は、複合サイクル腐食試験(CCT:JASO M609-91= 自動車規格「自動車用材料腐食試験方法」)の結果、100 サイクル(約 20 年相当)は、著しい赤錆びの発 生は無い事が確認されました。
<試験結果-②:平面部> 50 サイクル 75 サイクル 100 サイクル 高耐食溶融亜鉛めっき (Zn-6%Al-3%Mg)鋼板 《当社品》 ガルバリウム (55%Al-Zn)鋼板 〈AZ 150〉 溶融亜鉛めっき 仕上げ 〈HDZ 55〉 【複合サイクル試験:100 サイクル実施後の平面部】 ・高耐食溶融亜鉛めっき鋼板・・・赤錆は発生していません。 ・ガルバリウム鋼板 ・・・赤錆は発生していません。 ・溶融亜鉛めっき仕上げ ・・・ほぼ全面に赤錆が発生しています。 《所見》 ・弊社スリムダクト RD-ZA タイプに使用しております高耐食溶融亜鉛めっき鋼板は、複合サイクル腐食試験(CCT:JASO M609-91= 自動車規格「自動車用材料腐食試験方法」)の結果、100 サイクル(約 20 年相当)は、著しい赤錆びの発 生は無い事が確認されました。
<試験結果-③:曲げ加工部(1t 曲げ、材厚:t=3.2mm)> 15 サイクル 100 サイクル 高耐食溶融亜鉛めっき (Zn-6%Al-3%Mg)鋼板 《当社品》 ガルバリウム (55%Al-Zn)鋼板 〈AZ 150〉 溶融亜鉛めっき 仕上げ 〈HDZ 55〉 【複合サイクル試験:100 サイクル実施後の平面部】 ・高耐食溶融亜鉛めっき鋼板・・・赤錆は発生していません。 ・ガルバリウム鋼板 ・・・ほぼ全面にわたって赤錆が発生しています。 ・溶融亜鉛めっき仕上げ ・・・赤錆が発生しています。 《所見》 ・弊社スリムダクト RD-ZA タイプに使用しております高耐食溶融亜鉛めっき鋼板は、複合サイクル腐食試験(CCT:JASO M609-91= 自動車規格「自動車用材料腐食試験方法」)の結果、100 サイクル(約 20 年相当)は、著しい赤錆びの発 生は無い事が確認されました。
4-2.高耐食溶融亜鉛めっき鋼板の切断端面部の耐食性能 スリムダクト RD-ZA タイプに使用している高耐食溶融亜鉛めっき鋼板は、めっき層成 分が Zn(亜鉛)=91%、Al(アルミニウム)=6%、Mg(マグネシウム)=3%であり、 切断端部においてめっき層から溶け出した Al(アルミニウム)、Mg(マグネシウム)を 含む緻密な亜鉛系保護皮膜が端面部を覆うことにより、優れた耐食性を示します。 また、めっき層は腐食により、露出している鋼素地付近から徐々に減少していきます が、素地鋼はめっき層の犠牲防食作用が働く間は腐食は著しく進行しないと考えられま す。 一方、ガルバリウム鋼板は、めっき層成分が Al(アルミニウム)=55%、Zn(亜鉛) =45%であり、アルミニウムの含有量が多いため環境によっては切断端面部の犠牲防食 作用が働きにくくなり、その分高耐食溶融亜鉛めっき鋼板より腐食が進み易くなると考 えられます。よって、切断端面部の耐食性能について、高耐食溶融亜鉛めっき鋼板(当 社品)とガルバリウム鋼板(他社品)とを比較した場合、高耐食溶融亜鉛めっき鋼板の 方が優れています。 雨などにより 切断端部の鋼素地露出部が酸化 めっき層から溶け出した亜鉛、アルミニウム、マ グネシウムにより緻密なマグネシウム含有亜鉛系 保護皮膜が端面部を覆う 1)マグネシウム含有亜鉛系保護皮膜の鋼素地保 護作用 2)端面近傍のめっき層による犠牲防食作用 高耐食めっき層により上記防食作用が 長時間持続
4-3.高耐食溶融亜鉛めっき鋼板の耐流れ錆性 <試験方法> 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板及びガルバリウム鋼板の各試験片(材厚:t=2.3mm)につい て屋外暴露試験(場所:堺臨海工業地帯)実施後の表面外観より、耐流れ錆性の評価を 実施しました。 <試験結果:屋外暴露試験(2 年 8 ヶ月)実施後の表面外観> 高耐食溶融亜鉛めっき(Zn-6%Al-3%Mg)鋼板 《当社品》 ガルバリウム(55%Al-Zn)鋼板〈AZ 150〉 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板については切断端面部からの流れ錆びは発生しませんが、 ガルバリウム 鋼板は切断端面部に発生した赤錆により、平面部に対して流れ錆になる場合があります。 5.耐疵(キズ)付性 めっき層の硬さ 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板は、めっき層にマグネシウムを含有していることから、ガルバ リウム鋼板や溶融亜鉛めっき仕上げに比べてめっき層が硬い為、耐疵(キズ)付性が優れ ています。 表-5 めっき鋼板のビッカース硬さ(Hv) めっき鋼板 ビッカース硬さ(Hv) 高耐食溶融亜鉛めっき (Zn-6%Al-3%Mg)鋼板 《当社品》 140~160 ガルバリウム鋼板 (55%Al-Zn) 100~110 溶融亜鉛めっき鋼板 (Zn) 55~65 ※)表中の数値が大きい方が、硬く、疵がつきにくい事を示します。
6.強 度 6-1.ベース部(親桁+子桁)の許容荷重 支持間隔 1M 及び 2M におけるベース部の許容荷重を表-6 に示します。 表-6 ベース部(親桁+子桁)の許容荷重 RD ダクト(2M 当り)の許容荷重 支持間隔 2M RD-150 9387 N (958 kgf) RD-300 3929 N (401 kgf) RD-450 2546 N (260 kgf) RD-600 1837 N (187 kgf) RD-900 1102 N (112 kgf) RD-300H 3877 N (396 kgf) RD-450H 2494 N (255 kgf) RD-600H 1785 N (182 kgf) RD-900H 2231 N (228 kgf) 6-2.フタ強度 フタをベースに組み付けた状態でのフタ強度(復元する荷重)を表-7 に示します。 注)450(H)・600(H)タイプはフタ補強板取付け時 表-7 フタ強度 仕 様 フタ強度 1m2当り 荷重板(200mm×100mm)にて負荷時 高耐食溶融亜鉛めっき 鋼板タイプ※) 4,903N/m2 (500kgf/m2)以下 98N 〈10kgf〉以下 歩路用高耐食溶融亜鉛めっき 鋼板タイプ 49,030N/m 2(5,000kgf/m2)以下 980N 〈100kgf〉以下 ※) 高耐食溶融亜鉛めっき鋼板タイプは歩路としての利用は出来ません。
6-3.取付架台耐荷重 ボルト締め付トルクを 29.4J(300kg-cm)とし、架台ベース 1 本につきボルト 2 本で留め た場合の架台のズレ開始荷重を表-8 に示します。 表-8 取付架台耐荷重 ボルト締め付けトルク ズレ開始荷重(固定ボルト 4 本) 29.4J(300kgf-cm) 6374N(650kgf) 7.配管収納系統数(参考) 7-1.ビッグタイ保持具(チャンネル用):BHC を使用した場合の収納系統数 ビッグタイ保持具(チャンネル用):BHC を使用した場合の収納系統数目安表(参考)を 表-9 に示します。 表-9 ビッグタイ保持具(チャンネル用):BHC を使用した場合の収納系統数目安表(参考) ダクト別最大取付可能個数 型番 150 300 300H 450 450H 600 600H 900 900H BHC-1 1 3 3(6) 5 5(10) 7 7(14) 10 10(20) BHC-2 1 3 3(6) 4 4(8) 6 6(12) 8 8(16) BHC-3 1 2 2(4) 4 4(8) 5 5(10) 8 8(16) 注)取付個数の( )内は、2 段金具(RSK)使用の場合。但し、大口径配管はダクト内寸 法で制限され、BHC の取付可能数と、収納できる配管系統数は異なる場合がありま す。 注)縦引き、壁面横引き、天井吊り(逆吊り)などビッグタイに荷重がかかる状態での 使用はできません。
7-2.配管固定を行わない場合の収納系統数目安表(参考) 配管固定を行わない場合の配管収納系統数目安表(参考)を表-10 に示します。 表-10 配管固定を行わない場合の配管収納系統数目安表(参考) ダクトタイプ 保温材厚 配管サイズ:液管×ガス管(単位:mm) 液管×ガス管 (単位:mm) 12.70 × 15.88 15.88 × 19.05 15.88 × 22.22 19.05 × 25.40 19.05 × 28.58 22.22 × 31.75 22.22 × 34.92 25.40 × 38.10 25.40 × 41.28 25.40 × 44.45 150 10×10 3 3 3 2 2 2 1 1 1 1 10×20 2 2 1 1 1 1 1 1 1 1 300 10×10 7 6 5 5 5 3 3 3 2 2 10×20 5 4 4 3 3 2 2 2 2 2 450 10×10 11 9 8 7 7 5 4 4 4 3 10×20 7 7 7 6 6 3 3 3 3 3 600 10×10 16 13 13 11 11 9 8 7 5 5 10×20 9 9 8 7 7 5 5 4 4 4 900 10×10 24 22 18 17 15 13 10 9 8 7 10×20 15 14 14 13 12 7 7 6 6 6 300H 10×10 16 13 11 11 11 10 9 7 5 5 10×20 10 8 8 6 6 4 4 4 4 4 450H 10×10 27 21 20 17 16 14 13 11 11 11 10×20 17 13 13 11 11 10 10 8 7 7 600H 10×10 36 30 28 23 22 20 18 16 14 14 10×20 23 18 17 15 15 13 13 11 10 9 900H 10×10 54 44 42 35 33 29 27 23 22 21 10×20 34 27 26 23 22 20 20 16 15 15 注)配管固定を行なわない場合の配管収納数は、施工状況で異なります。 上記収納系統数目安表は、なまし管(軟質銅管)の蛇行などを考慮し、安全を見て ダクト有効断面積の 75%程度にて算出を行なっています。 注)一応、コーナー部分の曲りなども考慮して収納系統数目安表(参考)を設定してお りますが、縦方向への曲がりが生じる場合は、余裕を持った配管系統数にすること をお奨めします。
8.製品重量 スリムダクト RD-ZA シリーズの直線部品の製品重量を表-11 に示します。〈 〉内の型 番及び数値は歩路用を示します。 注)450(H)・600(H)タイプについてはフタ補強板取付け時の製品重量を示します。 表-11 製品重量 型 番 ベース部(kg) フタ部(kg) トータル(kg) RD-150-A-ZA 7.0 3.0 10.0 RD-150-1-A-ZA 3.5 1.5 5.0 RD-150-05-A-ZA 2.3 0.6 2.9 RD-300-B-ZA 〈RDW-300-B-ZA〉 8.0 5.0 〈6.4〉 13.0 〈14.4〉 RD-300-1-B-ZA 〈RDW-300-1-B-ZA〉 4.2 2.5 〈3.4〉 6.7 〈7.6〉 RD-300-05-B-ZA 〈RDW-300-05-B-ZA〉 2.3 1.3 〈2.2〉 3.6 〈4.7〉 RD-300H-B-ZA 〈RDW-300H-B-ZA〉 13.3 5.0 〈6.4〉 18.3 〈19.7〉 RD-300H-1-B-ZA 〈RDW-300H-1-B-ZA〉 6.8 2.5 〈3.4〉 9.3 〈10.2〉 RD-300H-05-B-ZA 〈RDW-300H-05-B-ZA〉 2.7 1.3 〈2.2〉 4.0 〈5.4〉 RD-450-B-ZA 〈RDW-450-B-ZA〉 8.5 7.6 〈9.8〉 16.1 〈18.3〉 RD-450-1-B-ZA 〈RDW-450-1-B-ZA〉 4.6 3.5 〈5.0〉 8.1 〈9.6〉 RD-450-05-B-ZA 〈RDW-450-05-B-ZA〉 2.6 1.8 〈3.3〉 4.4 〈6.3〉 RD-450H-B-ZA 〈RDW-450H-B-ZA〉 13.8 7.6 〈9.8〉 21.4 〈23.6〉 RD-450H-1-B-ZA 〈RDW-450H-1-B-ZA〉 7.2 3.5 〈5.0〉 10.7 〈12.2〉 RD-450H-05-B-ZA 〈RDW-450H-05-B-ZA〉 3.0 1.8 〈3.3〉 4.8 〈7.3〉 RD-600-B-ZA 〈RDW-600-B-ZA〉 9.0 10.5 〈13.5〉 19.5 〈22.5〉 RD-600-1-B-ZA 〈RDW-600-1-B-ZA〉 4.8 5.2 〈7.8〉 10.0 〈12.6〉 RD-600-05-B-ZA 〈RDW-600-05-B-ZA〉 2.9 2.8 〈5.3〉 5.7 〈8.5〉 RD-600H-B-ZA 〈RDW-600H-B-ZA〉 14.3 10.5 〈13.5〉 24.8 〈27.8〉 RD-600H-1-B-ZA 〈RDW-600H-1-B-ZA〉 7.6 5.2 〈7.8〉 12.8 〈15.4〉 RD-600H-05-B-ZA 〈RDW-600H-05-B-ZA〉 4.3 2.8 〈5.3〉 7.1 〈9.9〉 RD-900-B-ZA 〈RDW-900-B-ZA〉 9.6 15.9 〈20.7〉 25.5 〈30.3〉 RD-900-1-B-ZA 〈RDW-900-1-B-ZA〉 5.3 7.9 〈11.2〉 13.2 〈16.5〉 RD-900-05-B-ZA 〈RDW-900-05-B-ZA〉 3.6 4.4 〈7.7〉 8.0 〈12.3〉 RD-900H-B-ZA 〈RDW-900H-B-ZA〉 14.9 15.9 〈20.7〉 30.8 〈35.6〉 RD-900H-1-B-ZA 〈RDW-900H-1-B-ZA〉 7.9 7.9 〈12.2〉 15.8 〈19.1〉 RD-900H-05-B-ZA 〈RDW-900H-05-B-ZA〉 4.9 4.4 〈7.7〉 9.3 〈14.3〉
9.取扱い上の注意 9-1.スリムダクト RD 全般について ●スリムダクト RD をご使用の際には、必ず「RD 設計・施工資料」や「取扱説明書」を 熟読願います。 ●本製品は防水構造ではありません。防水性を必要とする場合は、接合部や嵌合部、貫 通部などに必ずコーキング処理やパテ埋めなどを施し、防水処理をおこなってくださ い。 9-2.スリムダクト RD-ZA シリーズについて ●溶融亜鉛めっき仕上げ(HDZ)と同様に白錆びが発生しますが、耐食性を著しく低下さ せる事はありません。 ●溶融亜鉛めっき仕上げ(HDZ)と同様に黒変現象が発生しますが、耐食性を低下させる 事はありません。 ●ダクト内面側のナット熔接部における黒色の煤は、酸化を促進させるものではありま せんので、使用上の問題はありません。 ●表面処理を行っておりませんので切断端部が露出しております。万一、ケガをする恐 れがありますので、必ず作業着や手袋等を着用したうえで施工をおこなってください。 ●切断端部については、耐食性を向上させるために補修処理を施している部分がありま す。平面部に補修処理剤が塗付されている事がありますが、素材の耐食性を低下させ ることはありません。 ●製品加工上やむをえず加工痕がつく事がありますが、耐食性能を低下させることはあ りません。 ●現場での切断加工を行った際には、必ずジンクリッチ(Zn-Al)系の塗料による補修 処理をおこなってください。 ●壁面施工は、作業手順や強風等に対する安全面からジョイント工法での接続をおこな ってください。立面コーナーとの接続や切断箇所との接続もジョイント工法で施工し てください。 9-3.RD ダクト(歩路用)について ●RD ダクト(歩路用)は、室外機のメンテナンス時に歩路として使用する事を目的に開 発されておりますので、通常の通路としてのご使用は避けてください。 ●歩行の際は安全の為、必ず手袋・ヘルメット等の着用を行ってください。 ●ジョイントを使用して施工する場合の取付架台は、直線ダクト:RDW の場合必ずダク トの両端の子桁位置に、平面コーナー90°:REW、平面コーナー45°:RFW 及び T 字型 分岐ジョイント:RTW の場合は全ての子桁位置に取付けを行い、床面に対しアンカー 等にてしっかりと固定をしてください。又、ジョイント部での架台取付けはしないで ください。
10.参考資料 《参考》 製品仕様及び使用可能環境 当社品 N 社品 (参考) 《新製品》 旧仕様品 高耐食溶融亜鉛 めっき鋼板タイプ 〈Zn-6%Al-3%Mg〉 鋼板タイプ (SGCC Z18 +粉体塗装) ステンレス タイプ ガルバリウム鋼板 (AZ150) 〈55%Al―Zn〉 溶融亜鉛めっき仕上げ〈Zn〉 HDZ 35 HDZ 55 母材 鋼板 (SPCC 及び SPHC) ○ ○ ― ○ ○ ○ ステンレス鋼板 (SUS 304) ― ― ○ ― ― ― 呼称めっき付着量 190 g/m2 90 g/m2 ― 140 g/m2 350 g/m2 550 g/m2 めっき層 成分 Zn(亜鉛) 91 % 100 % ― 43.4 % 100 % 100 % Al(アルミニウム) 6 % ― ― 55 % ― ― Mg(マグネシウム) 3 % ― ― ― ― ― Si(シリコン) ― ― ― 1.6 % ― ― 塗装膜厚 (ポリエステル系粉体塗装) ― 60μm 110μm ― ― ― ― 使用可能 環境 一般屋外 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 塩害 ○ ○ ○ ※ ○ ○ ○ 重塩害 ○ × ○ ※ ○ × ○ ※)ステンレスタイプは、大気中の Cl-濃度又は素材に付着した塩水の水分気化による Cl-濃度のアップにより不動態皮膜が局部的に腐食さ れ、孔食が発生する恐れがあります。