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現下の金問題-香川大学学術情報リポジトリ

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商工経済研究 第十二懇望一哉︵鐙計転︶

∴ 去る五月十五日に政府は日本銀行の金買入値段を仙瓦に付き三園七十七鋭、即ち劇匁につき十和園十三鎚七厘 五宅に引上げた。而して之を従来の買入値段たる二瓦三園瓦十鏡、叫匁十三園十二餞五度に比すれば七・七〆の 引上げである。廃して此の金買入値段の引上げに感じて金の苗中相場も仙匁十四囲二十鍾正はね上ったのであ る・。斯くの如く日本に於ては愈慣格の騰貴が現出せる山方米問に於ては金慣︵法定偶格は一オシス≡十五弗︶引下 げの沈設が行はれ、延いては金の冊界市場に於ては可成の弱気が支配してゐる。此の日本市場と他界市場とに於 ける金相場の封遮的関係は如何に解繹すべきであるか、見方によつては之は轟然方向を異にした現象とも考へら れるが、それは皮相的の観察にして、若し根本的に考察するならば、日本に於ける金相場の騰昏により日本の金 現下の金問題

現 下 の 金 問 題

︵一九七︶

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斯くの如く金の買入値段は近年屡々引←げられてゐるが、此の賢人伯慧還の基礎を学倫敦の金塊相場忙は

之に臆する如き変化は認められないのでや篭即ち倫故の金塊相場は裁数年来大槻∴四〇・書中心にて′二宏

高低皇小してゐるに過ぎない。然るに蕾樹の金買入値段の途次引上げられ誓は之警金の北風相場と墓相場

第十二巻 第≡耽 二九八︶ 二 市場が世界の金市場に援近し、更に今後日本苗婁も亦世界市場と共に同じ規遣の上を建ることゝな・る苛酷が看取 されるであらう。而してその日本・世界の金市場に於ける黄金列単の索引をなす汽紺軍の役目は米樹によつて兼 良されることが理解できるであらう。 吾々は此の見透しの下に日本市場の金憤引上げと世界市場に於ける余憤引下紛とを検討して行きたいと恩ふ。 ﹂一 党づ金買入法貨施後に於ける金員入仙段の欒逮を看れば次の如くである。

金買入値段の欒越

昭 和 九 年 四 月 七 日

昭和一〇年一月一〇巨

昭 和 仙一年五月 六 日 噌和 劇 二 年五月 劇 五日 〓筑二付 H同 〓●九玉 ≡●〇九 ≡・五〇 一二●七七 円 山匁二付 二。〇六 †一・封入 〓誉二 二恵 一柑。二二七五

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のマーヂンの縮少に由るものに外ならない。此の鮎吟各時代の買入値段が如何にして算定されたかを見れぽ自ら 樺然たるものがある。 即ち昭和十一年五月に於ける金買入値段は倫敦に於けるその以前三週間の金塊相場の平均をとり之を封英鶉替 農相婁︵その時はこ心二片十六分のふ︶にて換算したるものを基準にして、それに山割のマーヂンを思いて買入値 段としたのであつた。而してその前の改訂の際は二割のマーヂンを設けてゐた。然るに今回は買入伯段発表前三 週間の倫敦に於ける金相場の平均を求め、之れを風に換算する懲り、現迭金を正金銀行へ彿下げる相場、即ち剛 志二片を用ひ、かくして算定したる邦偶に二・七〆のマーヂンを題やて黒人値段を決定したとされてゐる︵中外 商柴新報昭和十二年五月十六日︶。而してその中〇・七〆は規迭痩用にして、二〆は危険負槍の焉めのマーヂンで あるといふ。 かくて政府は金の川見入値段の引上げを行ひ、以て金の集中に熱中するが、それには大いなる珊由が存しなけれ ぼならぬ。而して吾人は此鷹に横磯的理由と沿極的珊由とを見出すものである。 先づ比較的簡単なる消極的理由より解明しやう言放に滑麺的址由といふは金轡輸出の抑制である。之は金の集 中を必婆とせざる問は鮭臍上あまり問題とならぬが、一と産金集中の必至となるや廠力之を防ぬして余輩中の口 的を達しなければならぬ。よつて之は金集中の必賓を惹き起すものではなく、金集中の必要を前提としてその日 的達成の馬めに探らるべきものなるが敵忙満機的理由といふのである。 現下の金問放 ︵仙九九︶ 三

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第十二稔 ㍉第三躾 ハ二〇〇︺ 四 金の密輸mは従来も屡々間趨とされ、昨年肯月食買入値段引上げの際にもその珊由の叫として輿げられたもの であるくエコノミスト︵第十五年第十六舵−昭和十二年六月叫日Tふ増二軍参照︶の話すところによれぼ昭和十仙年 度金供給扱高約掴筒七千七百キPグラム中密輸出が二千八百キログラムあつたといふ。之は糾合にして約六%時 慣にして百常園飴となる。か1る密輸現象は日本の金相場が世界相場に比し山判の安値を維持してゐたが故に起 っ・たものにして、今世界相場に比しlニ〆以下の開きを有するのみとなつたのであるから確かに密輸出を或程度迄 抑制するであらうり併し簡多少のマーヂンの存する帝政、密輸出を全然なくすることは不可能であらう。現に産 金の徹底的奨拗と産金の散逸及密輸出を防止する目的を以て政府は産金管理法案を特別試禽に提出せんとの意を 漏してゐる︵大阪朝日新聞昭和十二年六月十日︶。よつて今回の金買入値段の引上げ理由として鮮輸出の防止は幾 分その根棲息きに非れども、必ずしも窓大なる根接ではなく、叉その馬めに集中される金の分界もあまり多くは ないであらう。 そこで吾々は次に金川∫1入値段引上げの横越的理由を検討してみなければならぬ。 lニ 滋庭積感的の甥由といふは金現送の必蓼である。然らば何故金の現送を必嬰とするかといふにそれは園の焉替 相場の維持である。即ち吾囲は近年封英こ心二片を以て釘付けを行ふ方繋を以て進み、政府の安逸があり他の諾

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︵二︶財団法人三菱経済研究所、本邦財界情勢第首五紙︵昭和十こ年五月︶ 漸くの如くこ心二片の焉替相場の維持に困難を感ずるに至れるは如何なる原因に基くか。此の獣に閲し吾人は 為替維持の根本策と應急策とを別ち考へなければならぬ。その根本策は財政の均衡と図際収支の均衡とであり、 應急策としては、金利政策、外債募集、クレデイツト設定、馬琴統制、金現法等を由げ得るであらう。常田の問 題に関連Lて以下簡単に論述を試みたいと恩ふ。 薦替維持の根本策中東に根本的なるは云ふ迄もなく国際収支の均衡である。此の郡につき宵閻の現状を見るに が、市中相瘍は此のレートを下廻るに至ったのである。 片の維持が可成囲難になり屡ふ竃割を演じてゐる。尤も正金の。苛icia−rateは常に;小二片と蟄表されてゐる 政策に欒虞はあつても此の馬替維持策は数年来侍統的に守られて釆たものである。然るに昨年末より此の一志二 封英為替相場 ︵一日平均︶ 現下の金間旗 ︵二〇こ 五

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廃十こ懇 篤≡渋 ︵二〇こ︶ 六 例年上半期は貿易の入超期ではあるが今年は特に之が掠普にして三月迄の入超攣二億む超え、更に土年期金牌の 入超融六億四千萬胤汝と賛表されてゐる。然しかくの如き輸入超過をcO完rすべき在外資金が蓄積されて居れば 問題はないが、それが皆無の状態であるっ更に下年期の出超期に此の入超を椚ふ丈けの輸出超過の見込があれば 牽ふるところはないが、到底か∼る見込はなく、叉貿易外の受取勘定を加へても入超叡の年分にも達しないと見 る・のが常識である・。か1る鮎より党づ此の敢も重要なる根本策は公然無数だといはねばならぬ。 次に財政の均術であるが、乏は⋮開通貸の信認を確保する上には雷撃なる〓軍国であって、一団通貨の封外偶 作の一表現である馬替の安寿にも炊く可からざるものである。殊にA許a−iOnなどの詮く焉替心珊設が或鮮度わ 安富性を有する限り、理論上も亦その重要性が認められる。然るに日本の財政は年々赤字財政にして、今年はこ 般合計級盛土十八億七千二百萬囲その中約牛分が軍専費である。畢に此の〓畢を以てしても心理的に隣の信認に 動掃を奔たすべきであるが、更に赤字公債八億二千二再萬鳳を辞し、叉軍需品の外囲注文が可成の金額に上る鮎 を考琴すれば叫隊馬替の欣崩を釆たすべきは自ら珊解せられるであらう。 四 以上述べたる如く根本的為替判策の効力なき塊状忙ありとすれば、次に應忠実の有数なるものありやを考へな ければならぬ。

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應急策の第仙は金利政筍で滴る、即ち金利の引上げにより外電の吸引を計ることであ鳶之は欧米の如く貿金 移動の比較的容易なる囲に於ては相常数塊を懲らすであらうが、告期の如きに於ては賛際問題として外資の吸引 を計ることができない。差し資本は極めて臆病なるもの㌔ner⊇uSm昌e㌔∵ざOtmOn旦りの名あり︶であるが 故に不安に際し直ちに逃避を企てる。然るに日本に於ては此の逃げ防が開かれてゐないので二具鱒賛をすれば容 易に之を引揚げることのできない危険に晒らされるのである。また恨令外資の吸引が可能なりとしても、低金利 による公債消化を弧行しなければならぬ現状に於て、之と全燃矛眉する金利引上げは到底資行すべくもないので ある。 次に外債募集は如何ぐ之せ智行し得れぼ相借金額の在外資傘の発蟹を計り得るわけであるが、今日の嘗状にて は外囲の引受菜潜が日本公債の賛机に應諾するや否や極めて疑問である。侍ふるところ北よれぼ米閲の引受巣窟 の如きは日本に執する経臍封鎖の﹂方法として邦快の引受を拝絶する方針であるといふ。発たして然りとすれば 外倍の募集の如き到底賛行不能であるといはねばならぬ。叉若し恨りに此の募集が可能なりとしてその智行條件 の鮎で到底密由不可能であらう。志し囲辱公債といはれる六分年利附米貨公債が時慣九十七・八弗の相坂を有す るが故に、新公債は殆んど之に近い敏行條件でなければ成功しないであらう。然りとすれば之叉高金利となつて 金利政第上賓行できないであらう。 上記の外偶の募集は長頭資金の調達であるが、之に反して二〃鱒朋資金を調達して焉椿の緋持をなす方法が考 現下の食間題 ︵こ〇三︶ 七

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第十こ攣第三祇 ︵二〇四︶ 八 へられる。之即ち所謂クレデイツトの設定である。之が事賓上の能否は別にしても、焉啓賓金の必要が山時的性 質のものであれば、此の方策に頼ることも賢明であるが現今の日本の状態に徹して籍替資金の紋乏悠単に学年や ︼年の中に解消するものではない。従ってクレデイツトの設定も亦此の際良策といふことはできない。 選に必ずしも應急変ではな′いかも知れないが焉替維持の封症的方篭として焉替の統制乃至管理が鶉へられる。 吾樹は前きに昭和七年七月∵日資本逃避防止法を設け七資本の逃避並に為替の思惑取引を取締ったが、後昭和八 年二万一日外観為替管理法を設けて之が取締を厳重にし、更に本年二月八日に大蔵省は上評焉替管理法に基く省 令を公布して為替管理を掘大強化し駕その結果民間の輸入馬替取組ば極度に困難な状態把立ち到ってゐる。今 之を吏に弘化する方法が可能なりや香牽永見を以てすれば現紆臍制度を是認する立場に於て翻多少の強化は可 能であるかも知れないがそれは多きを望み得ない。若し更に強度の焉替管理を遮行せんとせぼ経済会般の統制を 行ふ建前に立たねばならぬ。政に兜づ現在の璃替管理は規経済制度を是恋する立場に於ては事賛上の限界鮎把迄 割ってゐると恩はれる。 他出日銀絶裁は本年二月十八日に於ける結城荊相︵常時︶の議愈に於ける答府中金の現法を即せざる旨の言明を 補って次の如ぺ云ってゐる。 ﹁金現送近ついての夜相の答耕は、つまり筏替の低落を粗止するために、金雄途が是非とも必要だと認めたな 、、、、、−、ヽヽヽヽヽ、ヽ’ヽ︳ヽヽ ら、何も現途を躊躇することはないといふ翠殊に解される。従つて何時やるかと云へぼ、現在賛施されてゐる輪

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ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ t ヽ ︳ ’ t ヽ ’’ ︳ ︳ ︳ ’ ︳ ︳ ヽ ヽ ’ ’ ︳ ヽ ヽ ヽ ● ︳ ︳ ヽ ヽ ’ 入電替の許可制によつてもなほ焉替の維持が出来ない場合にやるといふほかない﹂と︵圏瓢は筆者︶。今之を裳から 解すればその後間もなく金の現速を行ふに至ったのであるから、革質上その時輸入鶴替の許可制によつても焉沓 の維持が出奔なくなつたのだとも云ひ得るのである。換言すれぼ焉替管鹿の強化も大腰その限度に至つてゐるこ とを裏書するものといへやう。 ノ斯く考へ来れば液早金の現送は必至的のものにて、之に頼るよりほか他に焉替劉策がない現状にあるのであ る。斯くして政府は現迭の目的を主とし、更に密輸出の防止をも之に聞け加へ金の買入値段をその批界市婁に於 ける相場に僅かに二・七〆のマーヂンを億いた一瓦三園七十七餞と定めたのである。併Lその後之を以てしても 偽薬中不充分なりとして葡±鱒の強仕儀が考究されつ1ある。 以上述べたる如く召固に於ては金買入佃段の引上げが行はれたるに拘らす、金の世界市場忙於ては寧ろ金貨の 下落が問題とされつ1ある。之に封し三園協定の輯が金買入倍段の引下げをなさざる旨の共同軍明を脅するなど 躍起となつて金偵保持に努力してゐる。然るにも拘らず金慣下落の観測は相常根敬いものがあつて俄かに解治し ない様に見える。荒し次の如き事情を知るときはか1る観測の生するも亦敵なしとしない。 先づ第叫に考へられるのは近年に於ける金の増産である。今囲際決臍銀行の年次報告を見れば次の如く報ぜら れてゐる。 胡下の金問題 ︵ニ〇五︶ 九

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此の表を以て看るに殆んど例年増産に次ぐ増産を示し、昨年度に於ては最も多細に産し三千だ百萬オンスを超

過してゐる。その中南亜が三分の盲占め、ソヴエート聯邦が五分盲摩し、米囲が九分の言出トてゐる。菟

世界金産高(甲佐純金千オンス)

×月ecor・dYeat be餌e1932 xxIれell−dingthel)11ilif)i】1eS

(全開合計の産出高を輔弼金港に換算せる数字を略した) Iiank餌Tntelnatiol−f−1Scttlemcntq,S潤11llAnl一一1a−Rcport B鮎Ie,1937,‡)37 ′{\ ○ ) ⊂)

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に於て吾人慮此の三大主要金庄園の産金状態竺幣を輿へておきたいと厨ふ。

商亜に於ては金の生霊へはあ寄高く苧祭も悪法偶に賀し縛るが故に筍鋭の鹿如が行はれてかる。

而して貧触を虎雄し且つ増産を行ふ様にならば自然努働者の増員を必管し、土人並に有色人労働者の教竺

九三〇年に竺三、000人であつたものが妄二軍年には十九九、000人と.菅、∵竺三ハ年には主=−、 c、00人となつた。然かも慣銀竺九二九⊥札三五年の閻殆んど′攣化なく、歓洲入の労働者た別して竺九二

九年には首給二鱒志六片、壷二草年には二囚よニ∩首、妄三ハ年にはこ五恵二汁であり、土人や有色人螢働

者の賃鋲は多少低落の傾向さへ見える。然る忙その間金の慣格竺オンス八望心二片牛より高○志以上に騰

負し、その聞英貨の下落は雪袈、数字の上では兎に角殆んど七じ解の昂騰む示してゐるのであるべ然㌫も金

産高のあ書ソ増加しないのは霹金食紅が含有最の天なる鍼石或は鋏脈を臍釆採掘する馬めに櫻してゐるから誓

いふ。依って誓癖釆に著しき増産の可能性が潜んでゐるわけである。︵間際決済銀行筋七年突報告三八−九頁︶

爽忙ソヴュート聯邦の産金状態につき芸するに、同園は毎年の金産出高を密警以て示さす、只年芸増産

率のみを示すに過ぎない。而して㌻几三六年の増搾率浣年の二六〆と敬表されたが故に、固際決済銀行はその

産山高を七宙ニ‡毒オンスと推定し鷲然るに共後ファー・イースタン・レヴてが千六十簡オンスの庶出あり

と磯表した馬め金供給過剰詮が忘濃厚に雪空俸へられてゐる。芙阪習H新聞昭和十二年六月七日︶ 兎に角例の竺登筒年計茸︵㌻些三千妄二七しも、金に関する限りはニケ年早く妄二六年末を以て完成 現下の金問題 ︵二〇七︶ 山 山

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された。

何れにしてリグ7ト聯邦が斯くの如き白熱的努力忍て金の増産に従事してゐるのは何故であぇか、此の軋

につきて勿論詳細塞は努め得ないが、且てレーニンが云った次の晋警今の望遠めて堅小澤く読むことがで

きる◇

﹁ひとたび営々が全世界に膠利を痙れぼ、吾乍はせ界のニ=石主贅郡苗の特上に、おそらく黄金で共同便朗を 建てるだらう。ニ几二鱒1岬九−八年の偉大なる﹃解放整にぬいて、即ちどつちの平和がjブレスト平和とヴ

ュルサイ芸和とのうち、どつちの平和が不名容かといふ非常に最大問題の解決のための識字において、如何に

この資金のため竺千萬の人間が殺され、三千萬の人⋮が片輪にされ票、そして矢張りこの黄金のために叫九

二葺か㌻几二八年頃、多分日本とアメ”りカ、又はイギ呈とアメ豊、叉讐の三強陶の別の組合せで新たな

戦争が起って、少くとも二千鴇人が殺され六千萬人が片輪にされる運命にあるか、jこういふ軍件を経給した

牌釆のゼネレーション賢つては、黄金造りの共同便朗を讐ることは、黄金を最も﹃公平旨最も教訓的に使用

する造であらう。

しかし霊のこういふ使ひ方は、かくも﹃公や﹄で雷、かくも有姦であぁ、かくも人情的雷のであるが、

それにも拘らす営々はこう云ふ。−−11そこ品るには、吾々は二ふ几仙十年から完二二年の聞把働いたと同様な

努力と同機農功と畏て、しかも今度竺僚大きな範讐、今後尚竺三十年問働かねぼならぬ。それまでは

第十二巻 弗二仙舵 ︵こ〇八︺ 二仙

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依然として軍S・ぞS・Rでは黄金を倹約して、その黄金を出来る限り高く賛り、こ.の黄金で出来るだけ安く品物 を買入れなければならぬ。狼と仙緒なら吼えなければならぬ﹄と。︵山川均繹 レー1∴/著作集第岬巻三九九−四 〇〇買︶即ち最近に於ける金の増産も、金を刑来るだけ高く賛り、この金で出奔るだけ安く品物を賛る目的地出 づるもので・はなからうか。 佃戴に吾人の推測を許されるならばソヴニート聯邦にては単に上述の如く増産されたる金のみならす、嘗て民 間に保有されてゐた金を政府が掻き集めたものの放出も相常多額にあるのではなからうか。ソヴエート政府正二 九三六年二月血日よりその直螢にか1るトルグシン︵外貨商店︶を腰止した。此のトルグシンは外囲よりの輸入品 又は国産の高級品を放資する商店で率ったが、此の商店に於ては金銀塊又は金銀製品、或は金銀と交換し得る外 囲貨幣を以てその代慣を文沸はねぼならぬのであつた。従って此のトルグシンの布衣珊由は外囲品や高級河岸品 の供給と園民又は都仲外人の手より金銀を吸収するといふ二面の作用を果たすにあつた、而してその中恐らく後 者が主目的にして前者は単なる手段に供せられたのであらう。然るに此のトルグシソが一九三六年仙月末を以て 閉鎖されたることは閥民の保有金が大腰政府の手に収められたことを意味するか或は他方金増産の敵を以てか1 る手段による吸収を必要とせざるに至つたか又は此の南方の珊由からであらう。何れにしてもトルグシンを通じ て吸収されたる金が紙幣準行の準備として用ひられる理由もなぐ、エ発的使用もあまり大ならず、結局他の産金 と共に外観物資購入用の資金として外囲へ替り出されるものであらうことは想像に難くない。かくてソヴよート 現下の金閣旛 ︵二〇九︶ 〓ニ

(14)

の金の産出或は放出の喜顆に達するは常然である。

更に米園に於ては叫九三六年には前年の完%の増産率を示軋、山九二九年の約二倍に達してゐる。庸序なが

ら加奈陀にありては新たなる鍼脈の賛見と共に飛行機輪途の利糊によ・り遮隔なる地方の抹嫌が行はれる様になつ

た。︵圃際決臍銀行第七年次報草二九貫︶

今期くの如き増産の事資を堅剛に見せられて、数年前金不足諭がやかまトく論ぜられた事と思ひ合痩せれぼ誠

に隔世の槻がある。即ちカツセルは先きに六五0年−剛九⋮0年の問に物惜平準の大腰安定を保ち得たのはそ の間に年々ニ・八%の経済的敬展が存し窓のに之忙應するだけの金︵葡毎年〇・二郎の金の裏其率をあ婁し て︶の増産がありて之を支えたからで雪となし︵憂Ca旦Cu旨い→訂星is2訂SOZia−詳OnO邑㌦.A. 訂ip2ig二重声S・畠買︶表観際聯盟の金富合にて為様の見解を持して、次の如き意見を述べた。今後金

の産出が減退すれば﹁物憤平準は遵撹的に且つ触⋮眠に下落するものと思はねばならぬ。かうした前綾取があ露

草歪菜か嘉鮨させ、叉か1る状態の下に於ては明かに任所的進歩は著しく阻害される。夫れ故芸術界の叔大

間越は増大して行く金の紋乏を補充すると共に、金品する貨幣的舘蓼の減退する様何等かの方法を講じ得るか

香かといふことである﹂と。︵Casse芸・い→訂Su2p−yO芸01dinぎerimR首rtOご訂GOEDe−egali昌 弟十こ巻 第≡猥 ︵二一〇︶ 叫四

(15)

0ご訂喝inPnCia−C。mmitt2C︶ごご訂Lea駕の○”2Pti昌S・G2ne声l黒岩・P小声︶ 叉此の思想はその委員愈の他の委員多数の潜同を得て、山時金座Ⅲ高に封し極めて悲観的な賽嵐が漂ってゐ た。例へば次表の如きその特破約なものであらう。 ︵訂agueO︻宅atiO展 InterimRep弓tウ=訂¢01d︼︶e−品註昌○ニhe句ぎan計−C。m邑ttee・芽ne一1p二豊〇・句⋮一〇〇・︶ 現下の金問題

紗熟正副鼻緒兇

へ郎詩句瀬量︻時事漁︶ ︵二︼ こ 仙五

(16)

へ汐n打ぎⅠ三2言邑昌a−誓−2莞n−s・警2ntFA呂邑茸早野ざ一軍憎い合.︶

侍此の他に諸樹に於て民間に保有されてゐ霊が表の高慣に吸寄せられ、叉政府の賢め蛋誓り貨幣用

金に縛成したものも和宮あるであらう。

此の金増産に封す悲観詮を根底から襟へして上氷考察したるが如き著しき増産があつたのみならす、他方に於

て東洋方面より欧洲へ積出されたる金が相恩顧に達する、之等の金は多くは新産金には非すして苫釆長年月の問

に蓄へられたる退城金の放出されたものであらう。

00−d才○︻ロtFe句a裟 弟十こ容 第≡耽 池韻こ︰∇㊦妙高忘禦正教 Indip 一 ︵廣砕叫謝恭隠紛諦︶

﹂討封封

︵二一こ︶ 二ハ

(17)

痛くの如′く新産金の増加と東洋方耐よりの退蔵金の放出と更に諸閻の民間保有金の吸収とにより増加した金は

大部分貨常用に供せられてゐると考へられる。こゝに貸簡用といつても之を以て金貨を鋳造することを意味しな

い。只政府又は中央銀行に保有されて紙博文は銀行券畿行の準備となされ、或は封外交彿貴命に供されることを

意味する。此の意味に於ての貨幣用金の保有高は左の如くである。

輪 講 遍 紗 請 求 蟄

■ ︵ゴle E⋮nO已st.●ト○コdOゴーApri〓♪一票勺・憎り一望・︶ 吏忙﹃ed雪已Reser完Buロ乱nによれぼ仙九三六年末に於ける全世界の貨幣用金は約二〓、六六≡百萬弗、そ の中米観め保有するところは二叫三五八有馬弗にして大牌世界に於ける貨幣用金の年を占め、今利用し得る故 現下の金問題 ︵洩・瑞洲︶ ︵二〓ニ︶−七

(18)

第十二巻 第≡兢

︵三四︶ 加入

近の数字たる完三七年二月末にあつては世界の保有額約二二、八三七育苗弗にして米国の保有率鱒〓上空ニハ

百萬弗に達し完全に年分以上に及んでゐるので協るっ

昏々は先き竺の金問題,即ち金不足の問題は既に解治し今日にては金供給過剰の問題に摘化せることを挽い

たが、≠璃に従釆より存するもう忘金間攣即ち金偏在の関越は今日も固その形を嬰へす、否むしろ忘その間

題性を感化してゐるのを知るのである。何れにして金供給の渦刺と金の偏在と、此の二つが現下の余間魔を構成

してゐる。而してその何れもがその解決に極めて困難なものである。

かくて昏々が金供給の過剰に着眼するときは、常婁供給の根本的法則により常然金の慣格は下らなければなら

ぬととを知る。近米頻々として侍へられる金債引→げの風評は此の革質によつても多少根縁付けられるやうであ

る。それにも拘らす容易に金の同格の下落しないのは何故であるか。之には色々な珊由が考へられるであらう。

−つには昨年九日仲南西の苧慣切下げに際して結ばれた所謂三園協定︵→ri竃1i−2Agr2eme邑、続いて米閥の 教義せる金受渡協軍︵G。−dTran浄rAgreement︶により余憤格が維持されてゐるからであらう。

二つには各図が王朝の馬魔平衡資金を擁し之を以て単に為替のみならす地金の資質を行ひ、表通貨の安定従

って叉余憤格の安定をも保つことができるからであらう。叉訓育すれぼ市場に出る金は此の馬琴平衡資金が吸牧

(19)

侍此の外自費警ヱ九三五年四月二盲十州債二千五首萬白耳義法の平衡資金を設けたるも二九三六年三月〓日

自耳義法の安党を見るに及び此の資金は闘庫忙梯戻された。︵B邑etindeBanqued¢Suisse︸Dec﹂器の・正金 週報、昭和十二年五月二十八日、第二十二流諾戟。占票ぎngeE宅a訂註。声﹃unds・CJmpar&andCOntraSt乱㌦ヾ 賀d邁urOp琵n内岩訂nOqの苧nds㌦ご認p邑i鼓yMind−andBank岩On−≡︸R雪iew・February﹂岩arcFぎm訂rヾ も亦之を設けるに至妙現今では次の如く多数の閥が多額の資金を設けてゐる。 菅平衡沓金は昨年迄は英米貯園にのみ存したのであるが、昨年秋の彿蘭西の平慣切下げを契機として中欧の諸閣 ⊥て市場に金を滞留せしめないから、金市琴が金供給の過剰を切歯近痛感しないのだともいへやう。志し此の爵

為 替 隕 街 資、金 額

鏡下の金問題 チエツコス ロケアキア 悌 瑞 口 力 米 英 図 開 園 陀 西 蘭 西 最初設定 の 年月 山 九 ≡ 二 年 四月 山九三四年五月 ∵日 仙九≡五年七月五日 i九三六年九月廿七日 山九ここハ年九月三十日 叫九ニ〓ハ年十月一日 山九ここハ年十月九日 六 千 三 甘 蔑 弗 買値≡千八百六十萬瑞頭注 ≡ 盾 億 法 億 甘 四億九千三甘首番クローネ 金 一ニ 七 こ 額 五 首 萬 礫

十 億 弗

︵二劇五︶ 劇九

(20)

第十こ魯 第≡択 ︵二〓ハ︶ 二〇 and2訂rch・Aprilぎmber∵諾り‖ど已。n・︶︵閏英幽の平衡資金は本年六月二十五日サイモン戚相より二億癌噌繍 の牽明がなされ目下手械中である。︶ 更に仙つ、各観に於て平偶の切下げが行はれ、それ′ぐ・の闊の通貨に不安を感じたる問民が金にその逃避場所 を求めて・、之を買取るが故に金の移しき俳始も苗場に於てあまり痛感せられず、従って金惰格の下落となつて現 はれないと.いふことも考へられるであらう。例へぼAnder芸nは紙幣に封する信認の減退により政府並に人民 が金を欲求する鮎を強調する。而して金が今葡慨傭の瞭準であることを腰適する。而Lて≠界は金以外の何物を も信頼しないから世界は金に復曝しつつあると結論する。︵S諾AndersOn−厨enjamin芦㌔GO声Stabi−i邑iOn ﹃undsandPric旦﹀inT訂ChaseEc。n。micB已訂tin・ぎi・㍍≦IN。.︼﹂anuary−ゆ∽ご 併し乍ら金が資金の安全なる逃避場所であるのは金の慣格が維持されるか、或はより騰資する見込のある場合 である。而して通貨の慣砥が下落する傾向にあるときはか1る償低下落忙従はない金の保有は有利であらうが、 他方金の保有によ、つては利殖は望み得ない。散に利礁を目的とするときは蟹金は金に赴かずして株券、債券等の 有償謹春に向ふ。且つ民間の保有金を政府の手に収める如き法令が二三の観︵米園、仰蘭画等︶に於て登布せら れ、その道用如何によつて綬腋の程度は興るも、兎に角民間保有は漸次減少しっ1ある傾向にある。、︵Bank許 Inte⊇ati。na=邑訂ments∵Se諾nthAnn邑Rep。Tt.出a厨l椚彗.pp.巴⊥芦︶釣って民間の需嬰は必ずしも金 憤維持の一要素と些式ひ得ないであらう。殊に最近民間保有金が著しく倫敦市場に投出されてゐる模様である。

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九 以上二三の埋由により金償維持の現象は詮明せられるも、併し之が理由の全部ではない、叉之が最大の迦申で もないと私は恩ふ。以上の理由は金の自由苗優に於けるものであるが、その背後に此の金伺格を維持しやうとす る弘聖霊心が潜んでゐることを覚らねばならぬ。私は此の意志が今日金偶の.安定を得せしめてゐる最大の根櫨 セあると息ふ。此の意志は緒薗が金本位制度を維持してゐたときには諸国が均しく持ってゐたもの㌧であるが今日 は少数の闊、特に米図が之恕宿しそゐて、緒閥は之に直接間接に関連することに於て金の檀倍の安琵を得て奉る のであると鳳ふ。即ち諸国が金本位制度を維持してゐたときには、余憤格を緋持せんとの寒志に其き何等か.の魂 制を施してゐたのである。即ちその規制の方法としては党づ法律を以て金の慣格を定め︵乃至は本位貨中に合資 れる金の量目を定め 一 哉困にては貨幣法野庭に﹁純金の量目七百五十ミリグラムを以て慣格の翠位と焉し之 を園と稲す﹂と規定し︶、更に金と地金との相互挿換の自由︵自由鋳造、自由鋳潰し等︶を許し、或は馬替披作等の方 法を以′つてしてゐたのである。然るに今日仝世界の大部分の鈎が革芭上金承佗制度取離脱して、余が最早貨幣に 非ず、箪なる一商品となつてゐるにも拘らず庸、余憤格が大槻安定してゐるのは 一 光もその慣格水準は移動し たが − 個々の困の金傾格安定の意志に代る意志が佃存するからせある。その意志はかの三園協定に甥はれ、叉 米鯛の金受渡協定にも甥はれてぁる、而して之が指導者は米閣であらねぼならぬ。蓋し世界の貸徴用金二二、八 現下の金閣題 ○〓七︶ 二−

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昇十こ巻 弟=仙耽 へ三八︶ こ土 三七草筒弗中米鹿が二、嬰二六百萬弗、・英観がニ、五八四百萬弗、俳蘭西が二、八四六百萬弗を持ち︵本年二月末 現在︶、此の三閲にて、全世界の約七十川〆を占め、米空尉のみにて五〇〆を占めてゐるからである。而して

此抄米観が純金言ンス三五弗の慣格を維持せんとする意志を有し、叉三園協定にて英、怖が之に協調トてゐる

が故に余憤は下落し得ないのであると思ふ。従って逆に之を見れぼ米国並に英怖が之に此の余憤格の†落を許す

態度に出づるとき、その時こそ金慣格む下落するときでなければ夜らぬ。

一〇

女豊芸はもケ三の余間題につき簡単に考察しておかう。前節の終り鱒注意−蒜る如く全世界の貨幣用金の 申七些%を米英仲三園にて保有し、然かも米国は五〇%を占めてゐる、玄にぬて金偏在の問題の生するは常然で

ぁり、泰之は数年水懸案の問題である。而して此の問題の解決篤として次の如き方法が考へられる。

∵、姦を多額に疎有せる図が、他の不足固へ貸付けること。之空′つの珊想論としては名案であらうが硯蟹の

問題としては之が返済の保詮に軟くるところある篤め驚行不能であらう。

二、金過剰問︵即ち債樵閣1CredilOrCOunlries︶が外囲物資を多く貿入れその代金を金で仕彿ふこと。今日の 現状にては金不足観︵債務闘占賢㌢cO邑rieひ︶は同時に物資不足固にして、多く輸入超過を年晶返へして ゐるので、hungere蔓ユでも行はぎる限り賛硯不能である。殊に各囲が閲硯障壁を高め輸入の制限をなせるに

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於いておやである。上記Fung¢:薫邑にても之をなし得るならばまだしも今日はをれさへも出奔ない有様で

ある。

三、金貨の特進、流通を再開すること。欺洲戦辞以衆世界のすべての閥民は閣内流通用には既に紙幣に慣れてゐ

て今更金貨を使用するこ.とを不便と感するで滴らう。且つ金貨流通中に卒伺切下等の頚あるとき虎金貨素面の記

我金額とその流通金額との相違を非たし反って綻臍界を贋乱する。今日可成頻繁に平憫切下げの行はれても、比

餃的匿臍界の勤格少なきは全く零度上の・紙幣本位なるが放である。然かも今後貨幣憫値が絶封的に安定せられ、

切下げ、或は時としては切上げの懸念なしと㌻れぼ金貨の流通も弊審少なしと考へられるであらうが、今日の現

状に於ては此の懸念なしと触れが竪最得るであちう。昨年九月に約二束%の切下げをなせる彿蘭西が敢近又再 切てげ±九二八年の切下げより計算すれば三度目の切下げ︶をなさんとしてゐるでけないか。よつて金貨流通

等も今の場合名案ではない。

以上の如く考へ釆れば差常打とるペき名案がない。否理論的にはあるのであるが各国が未だ賛金の夢より醒め

得ずしてその虞の途を見出し得ないのである。然らば謂ふところの炭の途とは何ぞや、それは他陀怒し、闘際貿

易の均衡、世界平和の確立である。されど人々が、そしてせ界がこの尿の途を接見する道北は錦多くの努力と犠

牲と、そして時間とが費されることであらう。

蒼々はツヴニート聯邦の奉する敢争王麗の如き之を革ぽんと欲するものではないが、今の場合金を高く賛り、

現下の金閣題 ︵こ仰九︶ こ≡

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︵こl山○︶ 二四 発十こ令 弟言渋 品物を安く貫はんとする方策は正に以て他山の石となすことができるであらう。而して物資の発寒を必要とする 現下の情勢に於て特に然観である。此の意味正於て日本に於ける金買入値段の引上げ並に金の現迭も是認せられ るであらう。 尤も之に封しては二朝有番の際には﹁戦時必需品を外囲から輸入し得る手段は金の外には無いから﹂﹁金はな るべく之を関内に保有せねばならぬ﹂︵谷自書彦博士革新内閣の経碑政策、日本評諭、昭和十二年七月鍍、六一 貫︶といふ反対意見もあるが、所謂戦時必腎品は戦挙が始まつてからでなけれぼ、その品目も数蚤も粂然見常が つかぬ≠のではなく、叉血且開戦の喋には自廃その慣絡も騰貴するが故に、碓資なる計震の下に必嬰なりとされ た物資は寧ろ夢前に於て之を調達して掛くのがよいと思ふ。その蔑め多少の金環速も之を許さねばならぬ。併し 私は事前に於て余弊備を枯渇させても英文なしと極論するものではない。只硯賛の問題として哲平偶に於て五億 囲残されて居れぼ兜づく足れりとしなけれぼならぬだらう。 ︵欄蟹に常り、本校調奄誅畠が内外資料の蒐集に隠れたる不断の努力をせられ、之が利用の便益を項へられ てゐることに封し衷心より感謝の意を表するものである。︶ 叫二・六・三〇

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