1 平成27年度第2回熊本支部健康づくり推進協議会の概要について 平成27年度第2回熊本支部健康づくり推進協議会が開催されたところ、議長及び委員計 11名が出席され、その概要は以下のとおりです。 開催日時 平成28年3月7日(月) 14:00~16:00 開催場所 熊本大学山崎記念館 1階会議室 出席者 荒木議長、赤尾委員、飯星委員、尾池委員、加藤委員、上林委員、 下村委員([代理]三浦委員)、塵岡委員、津田委員([代理]谷委員)、 野間委員、森山委員 (五十音順) 議題 1.平成26年度健診等実施結果及び27年度事業実施状況について 2.平成28年度事業計画について 3.その他 【1】平成26年度健診等実施結果及び27年度事業実施状況について 資料 1(P1から P25)に基づき、事務局から説明を行った。 主なご意見等 【事業主代表:上林委員】 ヘルスター認定制度を「アメ」とすれば、「ムチ」も必要では ないか。個人任せではなかなか変わらない。健診受診率の底上げのため、未受診事業所 への「勧告」などできないのか。 【事務局】 未受診事業所への働きかけは、労働局とも連携して進めていきたい。 【事業主代表:上林委員】 ヘルスター認定制度は取り組みの目標になる。三つ星のハード ルがなかなか高いが努力している。 【学識経験者:荒木議長】 ㈱肥後銀行で開始する融資制度は、一つ星で対象となるのか。 【事務局】 星の数は関係ない。認定証があれば申し込める。 【学識経験者:荒木議長】 P23で評価について説明してほしい。 【事務局】 1次評価の一定の基準を超えて、さらにアンケートの回答があれば一つ星、1 次と2次の合計点に応じて二つ星、三つ星となる。 【学識経験者:荒木議長】 どうすれば二つ星、三つ星になるかのサジェスチョンはあるか。 【事務局】 認定基準の概要については公開している。また、事業所ごとに説明は可能。 【学識経験者:加藤委員】 健診受診率アップには住民全体が一体となって、首長以下地域 全体で取り組む必要がある。
2 前回も議題に上がったが、事業者健診データ取得において、産業医がキーパーソンで ある。産業医によるストレスチェックも始まり、きちんとしている産業医しか残れない ため、協力を得やすいと考える。二次健診へ行かない方へのペナルティとして、就業制 限をかけ受診へ結びつける方法も効果があると考える。 【学識経験者:荒木議長】 P18の二次受診勧奨対象者は非常に危険な状態である、この 方たちの受診は大事であり、未受診は大きな問題である。受診率を上げていただきたい。 また、国保では受診中の方も母数に入っているが、入っているとすれば、かかりつけ医 からのアプローチで、健診しなくて良いと勘違いしている方が健診するようになるので は。医師会からのアプローチも必要と考える。診察の一部を健診に置き換えると受診率 アップになるのではないか。 【事務局】 かかりつけ医からのアプローチについては、熊本県保険者協議会で協議してい るが、平成28年度に具体化できるのではないかと思う。 【健康保険委員代表:塵岡委員】 事業者健診データ提供をしたい気持ちは大きいが、指定 のデータフォーマットに合わせて加工するとなると、非常に手間がかかる。そのことは 認識されているか。個人情報の問題もあるので詳しく説明してほしい。 【事務局】 専用のソフトがあるが入力は煩雑であると認識している。そのため、健診結果 をコピーしていただき、紙で提供していただく方法もある。しかしその場合、協会で入 力の手間があり、項目や内容に不備があることもあり、阻害要因となっている。 【学識経験者:荒木議長】 紙データは個人用をコピーして渡せば協会で入力していただけ るということか。項目や内容の不備とはどういったものか。 【事務局】 問診データに漏れがあるなどである。 【学識経験者:荒木議長】 そこについては、健診機関へ申し入れが必要であろう。P16、 17の事業者健診データ依頼の勧奨状況で「反応があった件数」と「提供があった件数」 はどのような意味か。重なりがあるのか。 【事務局】 「反応があった件数」と「提供があった件数」に重なりはない。提供に至って いないが何らかの回答があった場合「反応があった件数」に計上している。 【事業主代表:上林委員】 タバコを注意しているが、なかなか止めない。繰り返し注意し ているがどこからがプライバシーの侵害になるのか心配である。 【事業主代表:尾池委員】 タバコは注意しているし、肥満も注意しているが、昨今はパワ ハラ、セクハラと言われかねない。 【事務局】 ヘルスター認定制度のアンケートでは、タバコについては、離れた場所に喫煙 場所を設置するなど、環境づくりで工夫しているところもある。ほかにも色々あるが、
3 禁煙者へ社長から金一封を出しているところもある。また、その他の取り組みでも、3 5歳未満の社員に献血を勧めており、そのことにより、血液検査の結果がわかり、健康 管理に役立てている事業所がある。 【行政等:[代理]谷委員】 禁煙について、パンフレットの版下を買い取ってPDFにして 配布している。実はヘビースモーカーが作成者であり、喫煙者の気持ちになって作成さ れている。「禁煙する気がない人」、「禁煙したいと思っている人」それぞれにルートへ 進む構成となってわかりやすい。修正もできるし、冊子にすればコストがかかるが、電 子ファイルであるとコストを抑えられる。企業に配布したいと思っている。完成したら 協議会の皆様にお渡しできる。 【行政等:[代理]三浦委員】 「健康づくり県民会議表彰」において、現在、「健康経営部 門」を新設し募集中である。来年度、熊本県では企業の健康経営について関係者が意見 交換できる場を設ける予定である。 【保健医療関係者:飯星委員】 P25の「健康づくりに取り組むための健康器具等の支給」 についての要望が多いようだが、今後の支援について具体的に考えているのか。 【事務局】 限られた予算の中で健康器具等の支給は難しい。マンパワーの中での支援サー ビスを考えている。委託事業として予算化している。 【学識経験者:荒木議長】 熊本県と共にブルーサークルメニューを展開しており、社食メ ニュー開発も行ったのでご利用いただきたい。HbA1cも下がっているというデータ もある。 【事業主代表:上林委員】 ヘルスター認定の支援サービスは、建設業、製造業など業種に 応じた支援が受けられればよい。 【事業主代表:尾池委員】 産業医3名いるが、1名は忙しくストレスチェックを依頼した ら断られた。産業医は定期的に講習を受けて資格を更新していく必要がある様だが、そ の講習の枠(インターネット申し込み)がすぐ埋まってしまい、なかなか受けられない と聞いている。 【保健医療関係者:飯星委員】 産業医は毎年更新制で大変である。なかなか手が回らない 実情がある。 【学識経験者:加藤委員】 産業医は医師会を通して外部委託機関を利用できれば一番いい。 医師会へ相談したほうが良い。 【2】平成28年度事業計画について 資料 1(P26から P31)に基づき、事務局から説明を行った。 主なご意見等
4 【事業主代表:上林委員】 合志市の企業等連絡協議会で講演いただいたように、健康経営 やヘルスター認定制度についてPRしていただきたい。 【学識経験者:加藤委員】 P29の「リスク保有者多の業種団体へのアプローチ」にタク シー業種を入れていただきたい。タクシー業界は健診データが悪い。 【保健医療関係者:赤尾委員】 空港の近くに開業していて、近隣に運送会社もタクシー会 社もいくつかあるが、同じドライバーでも相対的にタクシードライバーの方が歯の状態 が悪いように思う。 【事務局】 当局と折衝している。タクシー業種も併せて行っている。 【学識経験者:荒木議長】 是非タクシー業種を入れていただきたい。セミナー保健指導と は具体的にどのような方法で実施するのか。 【事務局】 セミナーは協会保健師や外部委託で進めている。 【学識経験者:荒木議長】 関連のNPO法人を作っているので、必要があればご利用いた だきたい。 【学識経験者:加藤委員】 経営者を説得するためには、経済効果という観点から評価する 仕組みを研究してほしい。 【学識経験者:荒木議長】 何を指標として評価するのか大事。長期的なメリットもある。 【事業主代表:上林委員】 健康で働ける。それは「社会貢献になる」という認識を広げて ほしい。社員が一人欠けると工程に影響があり事業に響く。社員が欠けないことは、経 営者にとってはありがたいため、引き続きよろしくお願いしたい。 【学識経験者:加藤委員】 実施率が上がらない要因に本部発送とあるが、保健指導利用券 は協会本部から発送されるように変わったのか。本部から来ると有り難味がない。 【事務局】 業務集約化のため協会本部から発送する。28年度は本部案内の発送後に支部 からフォローするようにしたい。 【学識経験者:荒木議長】 地域独自の情報を入れてほしい。温か味があるし、熱意が伝わ りやすい。 【事務局】 熊本の独自情報は同封している。 【行政等:[代理]谷委員】 特定健診受診率アップは課題である。通院中の一部を健診に置 き換えるのは難しいと聞いている。制度の問題かもしれない。イベントで広げていきた い。何か企画があれば呼んでいただきたい。 【行政等:[代理]三浦委員】 特定健診受診率、がん検診受診率向上のため、本年度は、熊 本大学の学園祭や健軍商店街などで検診車も出して普及啓発に取り組んだ。今後も民間 団体や大学等が連携した取り組みにつながることを期待している。 【健康保険委員代表:塵岡委員】 健康保険委員での展開、個人情報の問題もある中で、「元
5 気な職場づくり支援事業」の話ができる機会を設けるべきではないか。今後の活動とし て、ヘルスター認定制度の話、取り組み事業所の事例を聞く場を設けていければと思っ ている。 【その他】 特になし 傍聴:熊本日日新聞社 次回開催:平成28年8月頃、別途調整