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整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

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Academic year: 2021

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第1章 計画の策定にあたって

1.計画策定の背景

我が国においては、昭和40年代後半の第2次ベビーブームを境に、急速な少子化が続いて います。政府は少子化に歯止めをかけるため「エンゼルプラン」(平成6年)を始めとし、 「少子化対策推進基本方針」(平成11年)、「新エンゼルプラン」(平成11年)、「少子化 対策プラスワン」(平成14年)と次々と少子化対策を打ち出してきましたが、合計特殊出生 率は、一貫して低下を続け、平成15年には1.29(沖縄県は1.76)と史上最低記録を更新しま した。このような急速な少子化によって平成18年をピークに我が国の人口は減少していくこ とが予測されています。 これまで、少子化の主な要因として晩婚化・未婚化が挙げられてきましたが、これに加えて 「夫婦の出生力そのものの低下」という新たな現象がみられるようになりました。こうした少 子化は、社会保障制度を始めとして我が国の経済社会に深刻な影響を与えるとともに、地域社 会から子どもの姿が見られなくなることにより、その活力が失われることが懸念されています。 このような少子化の流れを変えるためには、改めて、国、地方公共団体、企業等が一体とな って、従来の取り組みに加え、もう一段の対策を進める必要があり、このため、政府は平成15 年7月に、地方公共団体及び企業における10年間の集中的・計画的な取り組みを促進するため、 「次世代育成支援対策推進法」が制定されました。同法においては、市町村行動計画、都道府 県行動計画、一般事業主行動計画及び特定事業主行動計画をそれぞれ策定することが定められ ており、本計画は第8条第1項に規定する市町村行動計画により策定するものです。

2.計画策定の趣旨

本市においては、平成11年度を初年度とし、平成16年度を目標年度とする「宜野湾市すこ やかプラン(児童育成計画)」を策定し、「うるおいと安らぎのある子育て環境づくり」、「子 どもがのびのびと育つ環境づくり」、「子育てと仕事の両立を支える環境づくり」を目標に、 子どものすこやかな成長を育むまちづくりを目指して、様々な取り組みを行ってきました。 また、母子保健の分野では、全ての親と子がいきいきと安心して暮らしていけるよう、「わ かばプラン(宜野湾市母子保健計画)」を策定し、妊産婦や乳幼児の心身の健康確保、並び に思春期の子どもの健全育成に向けた取り組みを推進しているところであります。 一方、長期的な景気低迷の中、国の三位一体改革による社会経済情勢の変化、共働き家庭 の増大や勤務形態に伴う保育ニーズの多様化、育児不安を抱える親の増加及び地域コミュニ ティーの希薄化による地域の子育て支援機能の低下、そのほか、有害図書等の氾濫、児童虐 待の存在、さらに、米軍基地を抱えることによる事件・事故等の不安など、子どもを取り巻 く環境はさまざまな課題を含んでいます。 このような状況の中、「次世代育成支援対策推進法」の制定を契機に、これまでの施策を 踏まえつつ、新たに、次代を担う子どもの育成という観点から、行政、地域、家庭、学校、 企業及び各関係機関、団体等が一体となって、全ての親が安心して子どもを生み育てること のできる街づくり、並びに子どもが宜野湾市に生まれ育ってよかったと思える街づくりを目 指して「宜野湾市次世代育成支援行動計画」を策定するものであります。

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3.計画の位置づけ

本計画は、「第三次宜野湾市総合計画(案)」に則するものとして位置づけられます。また、 「第2次宜野湾市男女共同参画計画」や他の関連する計画との整合性をもったものとして定 めています。一方、本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから、 「宜野湾市母子保健計画」は本計画に包含され、今後の宜野湾市の少子化対策・子育て支援 に関する施策を積極的に推進するための指針となるものです。

4.計画の期間

本計画は、「次世代育成支援対策推進法」において、平成17年度を初年度とし、平成26年 度を目標年度とする10年間の時限立法であり、5年を1期とした計画を策定し、5年後に見 直しを行うことが定められています。従って、平成17年度から平成21年度までを前期計画、 平成22年度から平成26年度までを後期計画とします。 平成 17 年度 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

第 三 次 宜 野 湾 市 総 合 計 画 ( 案 )

(前期計画5年間) (後期計画5年間) 見直し 期間

宜野湾市

次世代育成支援行動計画

・第2次宜野湾市男女共同参画計画 (はごろもぷらん) ・宜野湾市障害者福祉計画 ・宜野湾市高齢者保健福祉計画及び 介護保険事業計画 ・健康ぎのわん21 整 合 平成16年度までの 宜野湾市児童育成計画 「すこやかプラン」 宜野湾市 母子保健計画「わかばプラン」 包 含 整 合 整 合

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5.計画の推進体制

本計画の推進においては、子どもの成長過程や子どもの生活に関わるさまざまな分野での 取り組みが求められていることから、庁内の各関係部署間の横断的な連携を図り、各施策の 推進において、総合的かつ効率的・効果的な対応が図れるよう努めます。 また、計画の円滑な推進のために各関係機関・団体、及び、地域住民や自治会、子ども会、 青年会等の住民組織との連携を密にし、子育てを支えるネットワーク体制の充実・強化を図 ります。

6.計画の進行管理

本計画達成のための進行管理は重要であり、社会経済情勢等の変化を踏まえた、計画の評 価・点検を行ないます。 計画の推進を評価する機関として、市民代表や学識経験者、関係機関代表から成る「次世 代育成支援対策地域協議会」を設置し、計画の実施状況の把握・点検を継続的に行っていき ます。 ○計画の進行状況についての公表 次世代育成対策推進法の第8条第5項では、市町村は、毎年少なくとも1回、市町村行動 計画の実施状況を公表することが定められています。そのため、広報紙やホームページ等を 活用し、計画の実施状況について、市民への周知を図ります。

7.計画の理念

『子どもが、親が、地域で生きる喜びを実感できる街 』

○すべての子育て家庭が安心して子どもを生み育てることのできる環境整備に努め、親も子 も生きることの喜びを実感できる街づくりを目指します。 ○地域社会や子どもを核としたコミュニティの再生を図り、昔ながらのふれあいのある、人 にやさしい街づくりを目指します。 ○次代を担う子どもたちの可能性を最大限に伸ばし、一人ひとりがのびのびと健やかに育っ ていくことができるよう、子どもの視点に立ち、家庭、学校、地域が一体となった子ども の主体的な成長を支える街づくりを目指します。

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8.計画策定の視点

(1)子どもの権利が守られ、のびのびと育つ視点 子どもも、ひとりの個人としてその権利は擁護されるべきものであることを再認識し、子 どもの家庭環境、社会適応性、障がいの有無などいずれによっても差別されることがあって はなりません。また、いじめや虐待などの権利侵害を防ぐとともに、子どもにとって最善の 利益を保障し、全ての子どもが生きることの喜びを感じ、のびのびと笑い声のたえない、活 力あるまちづくりを推進していきます。 (2)次代を担う人づくり、親づくりの視点 子どもは「未来の夢」、「時代の希望」であります。その屈託のない笑顔や感性は人々の 心に優しさと元気を与えてくれます。その力を乳幼児期・学童期・思春期といった各ライフ ステージ(発達段階)に応じて、最大限引き出し、子どもが健やかに、たくましく成長して いけるよう支援していくことが大切です。 また、子どもは、次代の担い手であり、子どもが主体的に考え、判断し、行動できるよう な生きる力を育むとともに、家庭や子どもを持つことへの理解と関心を高めるために、家庭、 学校、地域が連携した取組みを推進していきます。 (3)子育てを通した親育ちの視点 親が子育ての喜びを実感している家庭は、子どもにとっても安心してくつろげる環境であり、 核家族化や地域コミュニティの希薄化により、子育ての不安を抱えたまま孤立化するケースが増 えてきています。また、子育てによる悩みやストレスが児童虐待につながるケースも増えてきて います。そのため、子育てに関する相談への対処や地域に密着した連携で子育て支援ネットワー クを形成し、親の子育て不安の解消、児童虐待等の防止に努めます。また、子育てが母親だけに 集中することがないよう、父親の家事、育児への積極的な取り組みが求められています。 また、子育ての第一義的責任は家庭にあることから、家庭での子育て(しつけ、食育、遊 び、親子のふれあい、子どもの自立等)のあり方、及び大人社会の習慣が子どもに及ぼす影 響等、親自身が改めて子育てについて考えるような学習機会や啓発活動等を推進するなど、 「親育ち」を支援していきます。

9.計画の基本目標

計画の基本目標については、国が示す7項目の目標に基づき、施策の推進に努めます。

1.地域における子育て支援の充実

2.母性並びに乳幼児の健康確保

3.子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備

4.子育てを支援する生活環境の整備

5.職業生活と家庭生活との両立の推進

6.子ども等の安全の確保

7.要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進

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10.施策の体系

基本理念 基本目標 施策の方向性 1.地域における子育て支援の充実 (1)子育て支援サービスの充実 (2)保育サービスの充実 (3)子育て支援ネットワークづくり (4)子育てに関する地域への意識啓発 (5)相談・情報提供の充実 (6)児童の健全育成のための取り組みの推進 3.子どもの心身の健やかな成長に 資する教育環境の整 (1)男女がともに担う子育て環境の推進 (2)子どもの生きる力の育成に向けた 学校教育の充実と整備 (3)家庭や地域の教育力の向上 (4)子どもを取り巻く有害環境対策の推進 4.子育てを支援する 生活環境の整備 (1)居住環境の整備充実 (2)道路交通環境の整備の向上 (3)安心して外出できる環境の整備 (4)安全・安心なまちづくりの推進 5.職業生活と家庭生活 との両立の推進 (1)男性の家事・育児への参加促進 (2)仕事と子育ての両立の推進 6. 子ども等の安全の確保 (1)子どもの交通安全の確保 (2)子どもを犯罪等の被害から守る 2.母性並びに乳幼児の健康確保 (1)母子の健康確保 (2)食育の推進 (3)思春期対策の充実 (4)小児医療の充実 (1)児童虐待防止対策の充実 (2)ひとり親家庭の自立支援の推進 (3)障がい児施策の充実 7. 要保護児童への対応など きめ細かな取組の推進

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