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分娩進行に伴う産痛の性質

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Academic year: 2021

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分娩進行 に伴 う産痛の性 質

-McGill Pain Questionnaire を 用 い

The Quality of Labor Pain

—-Using

The McGill

Pain Questionnaire:

Major Properties

and Scoring Methods—

我 部 山 キ ヨ子(Kiyoko KABEYAMA)* 要 約 分 娩 進 行 に伴 う産 痛 の 性 質 を 明 らか にす るこ とを 目的 に,正 常分 娩 した産 婦105人(初 産 婦41人,経 産 婦64人)に 対し て,分 娩 の4時 期(準 備 期 ・進 行 期 ・極 期 ・分 娩 第 二 期)に,MPQを 用 い て 前 向 きの聞 き取 り調 査 を行 い,次 の 結 果 を得 た。 1.MPQ分 類 群 別 の得 点 で は,分 娩 第二 期 の評 価 的 性質 を 除 きすべ て の 時期 で,初 産 婦 は 経 産 婦 よ り も 高 値 を示 し,特 に進 行 期 と極 期 で は有 意 の 差 が 認 め られ た。 2.産 痛 の 性 質 は,準 備 期 と進 行 期,極 期,分 娩 第 二 期 の3時 期 に分 類 で き,そ れ ぞ れ分 娩機 転 か らの 原 因 が 示 唆 され た。 進 行 期 は準 備 期 と痛 みの 性 質 は同 じで あ るが,強 度 が増 加 して い た 。 3.産 痛 の 性 質 は鋭 い痛 み で は な く,鈍 痛 的 性 質 の 痛 み で あ っ た。 した が って,産 痛 の 性 質 の 査 定 は,分 娩 進 行 度 の 判 断 や 産 婦 の 個 別 的 ケ ア の質 の 向上 に 非 常 に有 益 で あ る こ とが 示 唆 され た。 Abstract

The quality of labor pain in primiparas and multiparas was systematically assessed on 41 primiparas and 64 multiparas when the cervix was dilated 0-3cm, 4-7cm, 8-9cm and Stage II of labor by the McGill Pain Questionnaire which consists of 4 descriptions-sensory, affective, evaluative and miscellaneous.

The findings of this study are summarized as follows.

1. Except for evaluative description of Stage II, the descriptions in all four stages of labor pain was more intense for primiparas than for multiparas. Especially primiparas had significantly more pain at the 4-7cm and 8-9cm dilated stages than multiparas.

2. Characteristic words were reported for each stage of labor, so the qualities of pain were class:fied into 0-7cm, 8-9cm dilated stages and Stage II.

3. The quality of labor pain was not a sharp pain, but a dull pain.

*京 都 大 学 医 療 技 術 短 期 大 学 部 助 産 学 特 別 専 攻(Special Division of The Science of Midwifery

, College of Medical Technology, Kyoto University)

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分娩進行に伴 う産痛の性質

The assessment of the quality of labor pain has been suggested to be useful in the judgment of progression of labor and for improvement in the quality care of women in labor.

1 は じ め に

産痛 の性 質 に関 す る調 査 は,測 定 用 具 が な い こ と もあ り,ほ とん ど注 目 され ず に きた 。 しか し近 年,Melzack に よっ て McGill Pain Question-naire1)(以 下MPQ)が 開 発 され て以 来,世 界 的 に 臨床 で応 用 され,諸 外 国 で は これ を 用 い て産 痛 の 性 質 を調 査 し,産 痛 固 有 の特 性 が あ る こ とが しだ い に 明 らか に され つ つ あ る2)。 日本 で はMPQが 一 般 化 さ れ て い な い ため に, これ を 用 い た産 痛 の性 質調 査 はほ とん ど な さ れ て い な い。 分 娩 進 行 に伴 う産 痛 の性 質 を明 らか に す る こ とは,分 娩 進 行 度 の判 断 に 重 要 な 情 報 を提 供 す る。 ま た,産 痛 の 性 質 を理 解 して ケ ア す る こ と は,産 婦 の 特 殊 性 ・個 別 性 を 配慮 した ケ ア につ な が り,そ の こ とは助 産 婦 へ の 信 頼 感 を形 成 し,産 婦 の望 む 安 全 ・安 楽 な分 娩 に導 く と考 え られ,非 常 に有 益 で あ る。そ こでMPQの 日本 版 を作 成 し, 分 娩 進 行 に伴 う産 痛 の 性 質 を調 査 した。 II 対 象 と 方 法 1. 対 象 対 象 は神 奈川 県 に あ る総 合 病 院 の 産 婦 人科 を受 診 し,調 査 の趣 旨に 同 意 の 得 られ た妊 娠37週 以 降 で,1991年6月15日 か ら9月10日 まで に分 娩 した 産 婦 の 計177人 で あ る。対 象 は,以 下 の 条 件 を満 た して い る。 ① 単 胎 で,正 常経 膣 分 娩 を した 者 ② 陣 痛 促 進 剤 ・鎮 痛 剤 を使 用 しな か っ た者 ③ 胎 盤 圧 出 法 や 胎 盤 用 手 剥 離 を受 け な か っ た者 ④ 筋 無 力 症 の な い者 ⑤ 日本 語 を母 国 語 とす る者 2.方 法 MPQを 用 い て,以 下 の 分 娩 の4時 期 に産 痛 の 性 質 を測 定 した 。 1)MPQと は MPQは 表1に 示 す よ うに,痛 み を表 す78の 言 語 群 か らな り,そ れ は,(1)痛 み の 感 覚 的 性 質 を表 す 言 語 群(表1の ① ∼⑩ の10項 目),(2)痛 み の 感 情 的性 質 を表 す 言 語 群(⑪ ∼⑮ の5項 目),(3)痛 み の 評 価 的 性 質 を表 す 言 語 群(⑯ の1項 目),(4)そ の他 の性 質 を表 す 言 語 群(⑰ ∼⑳ の4項 目)の4群, 20項 目 に分 類 さ れ る。MPQの 日本 版 の 作 成 と検 証 に つ い て は,報 告 中 で あ り3),本 論 文 で はMPQ の 産 痛 の 性 質 に 関 す る側 面 に つ い て の み 記 述 し た。 2)MPQの 評 価 方 法 各 項 目の う ち,最 も弱 い表 現 で あ る初 行 を1と し,次 を2と す る よ う に ラ ンク値 を付 け,対 象 の 選 ん だ 言 語 の ラ ン ク値 を次 の よ うに 加 算 して疼 痛 得 点 を求 め た。 感 覚 的 ・感 情 的 ・評 価 的 ・そ の他 の4群 の性 質 別 の ラ ン ク値 の 合 計 を求 め る と と もに,全 項 目の 総 合 ス コア を求 め た。 各項 目 中の 言 語 が 複 数 選 ば れ た場 合 は,最 も後 に 配 置 され た言 語(す な わ ち, 項 目間 で最 も高 得 点 の 言語)に つ い て 点 数 化 した 。 3)調 査 時 期 調 査 時 期 は フ リー ドマ ン頸 管 開 大 曲 線 に従 い, ① 準 備期(子 宮 口開 大3cm以 下),② 進 行 期(同4 ∼8cm未 満) ,③ 極期(同8∼10cm未 満),④ 分 娩 第 二 期 の4時 期 に分 け た。 な お,子 宮 口開 大 度 の 判 定 は,医 師 お よび 助 産 婦 の診 察 に よ っ た。 4)調 査 方法 分 娩 第一 期 は 分 娩 目的 で 入院 した 産 婦 に対 し, 入 院 時 の 処 置 や検 査 終 了後,陣 痛 間 欠 時 に質 問紙 に よ る聞 き取 り調 査 を行 っ た。 な お,極 期 の 陣痛 間 欠 が2分 以 内 の 時 と分 娩 第 二 期 に は,対 象 の 負 担 を考 慮 し,分 娩 後 の 処 置 終 了後 か ら分 娩2時 間 以 内 の 間 に行 っ た。 3.分 析 方 法 初 産 婦 と経 産 婦 は,両 群 の 特 徴 を相 殺 しな い よ うに,2群 に分 け て分 析 した。 な お,分 析 に は統 計 学 プ ロ グ ラム パ ッケ ー ジHALBAUを 使 用 し, 有 意 確 率 を5%と した 。 III 結 果 1.対 象 数 お よび そ の背 景 妊 娠 中 に同 意 の 得 られ た177人 の う ち,条 件 を満 た した の は,表2に 示 す よ う に,初 産 婦41人 と経 産 婦64人 の 計105人 で あ っ た 。分 娩 の 時 期 別 対 象 22 日本助 産 学 会誌 第7巻 第1号(1993)

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表1 質 問 紙 痛 み の 性 質 が 次 の よ うな20項 目に 分 け られ て い ま す。 あ な た の現在 の痛 み に当 て は ま る表現 の て に○ 印 をつ けて 下 さ い。 当て は ま る もの が な い項 目に は,印 を つ けな いで 結構 で す 。 現在 の痛 み の 強 さの 程度 は 次 の5段 階 の う ち どれ で す か,○ 印 を つ けて 下 さい 0:痛 み な し 1:軽 度 2:中 程 度 3;強 度 4:激 烈 な痛 み(こ れ 以 上 の痛 み は な い く ら い強 い) 表2 対 象 の背景 日本 助産 学 会誌 第7巻 第1号(1993) 23

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分娩進行に伴 う産痛の性質 数 は,準 備 期 で は29人,進 行 期 と極 期 で は87人, 分 娩 第 二 期 で は105人 で あ る。 対 象 の 平 均 年 齢 は,初 産婦 で は26.8歳,1経 産 で は30.7歳,2経 産 で は31.9歳 で,児 体 重 の平 均 は,全 体 に お い て は 男 児 で は3169.7g,女 児 で は 3087.5gで,母 親 の年 齢 や 児 体 重 は1992年 の厚 生 省 の 「人 口動 態統 計 」4)とほ ぼ 同 値 で あ っ た。 妊娠 週 数 は全 対 象 が37週 以 降42週 未 満 で,早 産 お よび 過 期 産 は な く,分 娩 所 要 時 間 は初 産 ・経 産 と もに, 平 均 時 間 内 で あ っ た 。 2.分 娩 の 時 期 別MPQ得 点 の 変 化 1)MPQ分 類群 の 分 娩 の 時 期 別 変 化 図1は,分 娩 進 行 に伴 うMPQ分 類 群 別疼 痛 得 点 を示 した もの で あ る。 進 行 期 は準 備 期 よ り も, 感 情 的 性 質 を除 く他 の す べ て の性 質 群 の 疼 痛 得 点 は有 意 に上 昇 し(感 覚 的性 質:P<0.05,他 は い ず れ もP<0.001),感 情 的性 質 の 得 点 で も,有 意 で は な い が 比較 的 高 い値 が 得 られ た(P=0.06)。 また,進 行 期 と極 期 の 比較 で は,感 覚 的 性質 を除 くすべ て の群 で,極 期 は 有 意 に高 値 で あ っ た(い ず れ もP<0.001)。 極 期 と分 娩 第 二 期 で は,す べ て の疼 痛 得 点 で,分 娩 第 二 期 の 得 点 が 極 期 よ り も 低 値 で,特 に感覚 的性 質 ・評 価 的 性 質 ・総 合 得 点 で 有意 な減 少(い ず れ もP<0.001)を 示 した 。 初 産 と経 産 で も,同 様 の 結 果 で あ っ た。 2)初 産 ・経 産 別MPQ分 類 群 の 比較 表3の よ うに,MPQ分 類 群 で は,分 娩 第 二期 の 評 価 的性 質 とそ の 他 の性 質 を除 い て,全 時 期 で 初 図1分 娩進行 に伴 うMPQ分 類群別 疼痛 得点 の推移(全 体) 産 婦 は経 産 婦 よ り も高 値 を 示 し,特 に進 行 期 と極 期 に は感 覚 的性 質 とそ の他 の性 質 を除 く他 の す べ ての 性 質 群 で,初 産 婦 が経 産 婦 よ り も有 意 に得 点 が 高 くな っ て い た。 表3 分娩進行 に伴 うMPQ分 類群別痙痛得点 24 日本 助 産 学会 誌 第7巻 第1号(1993)

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表4 性 質別 分娩 の時期 別選 択言 語 対象の30%以 上が選択 した言語-【 全体】 (複数 回答) 3.分 娩 進 行 に伴 う産 痛 の 性 質 1>分 娩 進 行 に 伴 う産 痛 の 性 質 の 変 化 表4は,対 象 の30%以 上 が 選 択 した性 質 別 分 娩 の 時期 別 選択 言 語 を示 した もの で あ る。 準 備 期 で は,感 覚 的性 質 の 「ジー ン とす る」,「しめ つ け る よ うな 」,「ピ ン と張 った よ う な」 を,そ れ ぞ れ13 人(44.8%)が 選 択 し,次 いで 「ズ キ ズ キ」 を10 人(34.5%),「 チ クチ ク」 と 「お も くる しい」 を そ れ ぞ れ9人(31.0%)が 答 えた 。 ま た,そ の 他 の性 質 の 「じわ っ とに じむ よ う な」も,9人(31.0 %)が 選 択 した。 感 情 的 ・評 価 的 性 質 の 言 語 で, 対 象 の30%以 上 に選 択 され た 言 語 は なか っ た。 進 行期 で も感覚 的 性 質 の 言 語 が 多 く選 択 され, 「しめ つ け る よ うな」が最 も多 く49人(56.3%)で, 次 い で 「お も くる しい 」 を37人(42.5%)が 選 択 し,「 ピー ン と痛 み が走 る」を除 い て,準 備 期 と同 じ言 語 が 選 択 され た 。 感情 的性 質 の 言 語 は なか っ たが,評 価 的 性 質 の 「強 烈 な 」 と その 他 の 性 質 の 「 ひ き しめ られ る よ うな」は,そ れ ぞれ28人(32.2 %)に 選 択 され た 。 極 期 で は,4種 類 の 全 性質群 か ら選 択 され た 。 感覚 的 性質 で は 「しめ つ け る よ うな 」が48人(55.2 %)と 最 も多 く,進 行 期 まで とは異 な る性 質 の 「わ れ る よ う な 」 が34人(39.1%)に,「 お し つ ぶ さ れ る よ う な 」 が28人(32.2%)に 選 択 さ れ た 。 な お, 「わ れ る よ う な 」は,腰 が 割 れ る よ う な と答 え た も の で あ り,「 お し つ ぶ さ れ る よ う な 」も腰 が 押 しつ ぶ さ れ そ う な と 訴 え た もの で あ る 。 一 方,感 情 的 性 質 は こ の 時 期 に な っ て 初 め て30%以 上 に 選 択 さ れ,「 息 苦 し い よ う な 」 が45人(51.7%)に,「 疲 れ は て る 」 が27人(31.0%)に 選 ば れ て い た 。 評 価 的 性 質 で は 「耐 え が た い 」 が52人(59.8%)に, 「強 烈 な 」 が44人(50.6%)に 選 択 さ れ た 。 そ の 他 の 性 質 で は 「もだ え る よ う な 」 を37人(42.5%) が,「 つ き さ す よ う な 」を29人(33.3%)が 答 え た 。 分 娩 第 二 期 で は,感 覚 的 性 質 で30%以 上 に 選 択 さ れ た 言 語 は な か っ た 。 感 情 的 ・評 価 的 性 質 で は 頻 度 の 差 は あ る が,極 期 と 同 じ言 語 が 選 択 さ れ, そ の 他 の 性 質 で は 「ひ き さ か れ る よ う な 」 を59人 (56.2%)が 答 え た 。 ま た,30%に は 満 た な か っ た が,「 ひ き ち ぎ ら れ る よ う な 」を27人(25.7%)が, さ ら に 「切 り裂 く よ う な 」 を23人(21.9%)が, 「熱 い 」 を29人(27.6%)が 選 択 し,極 期 ま で と性 質 を 異 に す る言 語 が 選 択 さ れ た 。 こ の よ う に 痛 み の 性 質 は,準 備 期 と 進 行 期,極 期,分 娩 第 二 期 の 3時 期 に 分 類 す る こ と が で き た 。 日本助 産学 会 誌 第7巻 第1号(1993) 25

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分娩進行 に伴う産痛の性質 表5 性 質 別 分娩 の時期 別 選択 言 語 対象の30%以 上が選択 した言語-【 初産婦】 (複数回 答) 2)初 産 と経 産 の 産 痛 の 感 じ方 の相 違 表5に 示 す よ う に,初 産 婦 で は 準 備 期 の 評 価 的 性 質 を除 い て,全 性 質 に対 象 の30%以 上 が答 え た 。 準 備期 で特 徴 的 な の は感 情 的 性 質 で,こ の 時 期 か らす で に 「息 苦 しい よ う な」 が5人(35.7%)に 選 ば れ て い た。 進 行期 で は感 覚 的 性 質 は 全体 と同 じ言 語 が 選 ば れ た。 感 情 的 性 質 で は こ の 時期 か ら 「疲 れ る」 が13人(39.4%)に 選 ば れ,「 息 苦 しい よ う な」 も準 備 期 に 引 き続 い て10人(30.3%)に 選択 され た 。 評 価 的 性 質 は 進 行 期 か ら30%以 上 に 出 現 し,「 強 烈 な 」 が15人(45.5%)に,「 耐 えが た い 」 が10人(30.3%)に 選 択 され た。 極 期 は 非 常 に 多 く言 語 が 選 ばれ,特 に感 情 的 性 質 か ら多 く 選 択 され た。 また,そ の他 の性 質 は 「しめ つ ぶ さ れ る よ うな 」が13人(34.2%)に,「 ひ き しめ られ る よ うな」 が12人(31.6%)に 選択 され た。 分 娩 第 二 期 で は,感 覚 的 性質 の 「ひ っ ぱ られ る よ うな」 が13人(31.7%)に み られ た 。 経 産 婦 で は表6の ご と く,準 備 期 と進 行 期 に, 感 覚 的 性 質 以 外 で30%以 上 に 選択 され た言 語 はな か っ た。 各 期 に選 択 され た言 語 は,全 体 で 述 べ た の と同 じで あ るが,分 娩 第二 期 に 「熱 い 」 が20人 (31.3%)に 選 択 され ただ け が 異 な って い た。 この 「熱 い 」は,会 陰 部 の 皮 膚 が 引 き延 ば され て,そ の 部 分 が 「熱 い」 と訴 え た もの で あ る。 ま た,感 情 的 性 質 で あ る 「疲 れ る」 は,初 産 婦 で は 進 行 期 か ら出現 したが,経 産 婦 で は分 娩 第 二 期 に な っ て, 初 め て 「疲 れ る」 が22人(34.4%)に 認 め られ た 。 表7は,初 産 婦 と経 産 婦 で 出 現 頻 度 に有 意 の差 が 認 め られ た言 語 を表 した もの で あ る。 準 備 期 で 差 が み られ た の は,「 チ クチ ク」と 「ズ キズ キ」で, 前 者 は経 産 婦 に有 意 に多 く,後 者 は 初 産 婦 に有 意 26 日本助 産 学 会誌 第7巻 第1号(1993)

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表6 性 質別 分 娩 の時期 別 選択 言語 対象の30%以 上が選択 した言語-【 経産婦】 (複数回 答) 表7 MPQに おい て初 産 ・経 産間 で出現頻度 に差 が認 め られ た言語 に 多 か った 。 極 期 で も 「ガ ンガ ン」 は,初 産 婦 に 有 意 に 多 か った 。 ま た,疲 労 感 の 「疲 れ る」 は進 行期 に,「 疲 れ は て る」は分 娩 第 二 期 に,初 産 婦 が 経 産 婦 よ りも有 意 に多 く答 え た。 この よ う に痛 み の性 質 で は,初 産 婦 は経 産 婦 よ り も同 じ言 語 を よ り早 期 か ら訴 え,同 時 期 で は よ り強 度 の 強 い表 現 を用 い て い た。 3)分 娩 の 全時 期 に共 通 した 産 痛 の性 質 分 娩 第 一 期 の3時 期 を通 して,全 対 象 の30%以 上 に選 択 され た 言語 は,「 しめ つ け る よ うな」,「お も くる しい」,「ピー ン と痛 み が走 る」で,「 ズ キ ズ キ」 も準 備 期 と進 行 期 に選 ば れ,極 期 に は 「ズ キ ンズ キ ン」 とい う言 語 で選 択 され た。 初 産 婦 で は こ の ほ か に,「 息 苦 しい よ う な」が 分娩 第 一 期 の 全 時 期 で30%以 上 に選 択 され,分 娩 第 二 期 で も30% に は わず か に満 た な い が,12人(29.3%)に 選 択 され た。 日本 助産 学 会誌 第7巻 第1号(1993) 27

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分娩進行 に伴 う産痛の性質 IV 考 察 1.MPQ分 類 群 別 の 評 価 Gaston-Johanssonら5)は,TheJohanssonPain-0-meterを 用 い て,50人 の 初 産 婦 と88人 の経 産 婦 の 産痛 を調 査 し,初 産 婦 は経 産 婦 よ り も頸 管 開 大 2∼4cmと8∼10cmに 有 意 に強 い感 覚 的 痛 み を, 分 娩 第 一期 の 全 時 期 に有 意 に強 い感 情 的痛 み を訴 え た こ と を報 告 した 。 この よ うに初 産 婦 が経 産 婦 よ り も,分 娩 第 一 期 で 感 情 的 性 質 の 得 点 が有 意 に 高 か っ た の は,本 調 査 と同 じで あ っ た。 本 調 査 で は感 覚 的性 質群 の 得 点 も,全 時 期 で 初 産 婦 が経 産 婦 よ り も高 か った が 有 意 で は な く,痛 み の種 類 や 性 質 を構 成 す る感覚 的 要 素 は,痛 み の感 情 的 要 素 ほ どは 出産 回 数 で 変 化 しな い と考 え られ た。 2.分 娩 の 時 期 別 産 痛 の 性 質 分 娩 の時 期 別 の産 痛 の性 質 は,表8の ご と く3 時 期 に分 類 で きた 。 す な わ ち,準 備 期 と進 行 期 で は,「 しめ つ け る よ うな 」,「お も くる しい」,「ジー ン とす る」,「ズ キ ズ キ 」,「ピー ン と痛 み が走 る」 とい う よ う な 感覚 的 性 質 の 言 語 が 多 く選 択 さ れ た 。 進 行 期 は 準 備 期 と痛 み の 性 質 は 同 じで あ る が,そ の 強 度 が 増 して い た。 この 時 期 に こ れ らの 言 語 が 選 択 され た の は,準 備 期 は 小 骨 盤 腔 の 最 上 部 で あ る入 口部 に 嵌 入 す る時 期 で,児 頭 が 大 骨 盤 腔 か ら小 骨 盤 腔 に 下 降 す る と きに,小 骨盤 腔 が 最 初 に 狭 い 部 分 で あ る産科 的 真 結 合 線 を 通 過 す るの で6),そ の 周 辺 部 を 圧 迫 す る た め と考 え ら れ る。 進 行 期 に は,児 頭 は小 骨盤 腔 の 中 で は最 も広 い 部 分 で あ る骨 盤 潤 部 を通 過 す る ため に,性 質 と して は変 わ らな いが,子 宮 収 縮 の 強 さや 回 数 が 増 加 す る た め に,強 度 の 強 い 言 語 が 選 択 され たの で あ ろ う。 極 期 で は,「わ れ る よ う な」,「お しつ ぶ され る よ うな」,「もだ え る よ うな」,「つ き さす よ う な」 と い う分 娩 第 一 期 の 進 行 期 まで とは 異 な る言 語 が 選 択 さ れ た。 極 期 は子 宮 口が 全 開 大 す る前 で,児 頭 が 下 降 して通 常 骨 盤 潤 部 か ら骨 盤 腔 で最 も狭 い 部 分 で あ る峡 部 に移 り始 め る と きで あ り7),児 頭 に よ る骨 盤 へ の 圧 迫 が 最 も強 くな り始 め る と きで あ る。 した が っ て,腰 が 「わ れ る よ うな」,腰 が 「お しつ ぶ さ れ る よ うな 」 な ど が選 択 され た と推 測 で 表8 分娩 各期 の痛 みの特徴 28 日本 助産 学 会 誌 第7巻 第1号(1993)

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きる。 分 娩 第二 期 で は,感 覚 的性 質 で 対 象 の30%以 上 に選 択 され た 言 語 は な く,そ れ 以 外 の 「引 き裂 か れ る よ うな」や,30%に は満 た な か った が,「 ひ き ち ぎ られ る よ うな 」,「熱 い 」,「切 り裂 く よ うな」 が,こ の 時 期 に特 有 な言 語 と して選 択 され た 。分 娩 第 二期 に は,下 向 部 で あ る児 頭 は 陣痛 の た び に す で に全 開 大 した頸 管 を通 過 して徐 々 に 膣 内 に 出 て,つ い に骨 盤 底 に達 す る。 児 頭 の 下 降 に よっ て 子 宮 頸 神 経 節 は刺 激 さ れ,陣 痛 は ます ます 強 くな り,腹 圧 は ほ とん ど反 射 的 に起 こ っ て く る8)。ま た,膣 内 を 児頭 が 下 降 す る と きに は,膣 壁 を強 力 に圧 迫 ・伸 展 す るた め,擦 過傷 を生 じる こ とや, 児 頭 娩 出 時 に は会 陰部 の 皮 膚 は 最 大 限 に引 き延 ば さ れ て,皮 膚 の 断 裂 が起 こ る こ と もあ るた め に 生 じた と考 え られ る. Brownら9)は 分 娩 第一 期 を二 分 して調 査 し,ど の 時 期 に も選 ば れ た 言 語 と して,「しめ つ け る よ う な 」,「鈍 く持 続 的 な」,「お も くる しい」,「疲 れ る」, 「疲 れ は て る」を報 告 し,本 調 査 と同 様 な結 果 を得 て い る。Melzackら10)の 分 娩 後 の 調 査 で も 「ピ ー ン と痛 み が 走 る」,「 ズ キズ キ」が 報 告 され, Niven & Gijsbers11)の 調 査 で 示 され た 「もだ え る

よ う な」 も,本 調 査 で は極 期 に 出現 して い た。 ま た3つ の 調 査 の いず れ に も現 れ る 「き ゅ う くつ な」 は,分 娩 第 二 期 に8人(7.6%)が 選 択 し,こ れ ら の 調 査 よ り も少 なか っ たが,児 娩 出時 陰 裂 が 押 し 広 げ られ て 非 常 に窮 屈 な感 じが す る とい っ て選 択 され た もの で,本 調 査 で は分 娩 第 二 期 に特 有 の 性 質 で あ っ た。 この よ うに,産 痛 の 性 質 と して類 似 語 が 選 択 され て お り,人 種 は異 な っ て も一 致 性 ・ 共 通性 が あ る こ とが わ か っ た。 また,阪 口 ら12)は,女 子学 生178人 に 月経 痛 の 性 質 を調 査 して い るが,そ こで 上 位 に選 ばれ た 「重 い よ うな 」,「締 めつ け られ る よ うな」,「持 続 的 な」, 「押 さ えつ け られ る よ うな 」な どは産 痛 の 性 質 と似 て い る。 この よ う に産 痛 と月 経 痛 の 性 質 は非 常 に 類 似 して お り,両者 の機 序 の 関連 性 が 示 唆 され る。 一 方,従 来 の調 査 で 注 目 され るの は,「鈍 く持 続 的 な」 と 「鋭 い 」 とい う鈍 痛 と鋭 痛 を表 す 言 語 が, どち ら も高 頻 度 に 選 択 さ れ て い る こ とで あ る。 MelzackやBrownら で も,頸 管 開大2∼5cmの と きか ら 「鋭 い」や 「刃 物 で突 き刺 され る よ うな 」 が 対 象 の3分 の1以 上 に選 択 され て い た。 本 調 査 で は鈍 痛 的性 質 で あ る 「お も くる しい 」 や 「鈍 く 持 続 的 な 」 は,分 娩 第 一期 を通 して ほ ぼ3分 の1 以上 に 選択 され た が,「 鋭 い 」は最 も多 く選 択 され た分 娩 第 二 期 で もわ ず か に4人 にす ぎず,聞 き取 り調 査 で も 「鋭 い」 とい う言 語 に な る と即 座 に否 定 し,産 痛 は 「鋭 い」 痛 み で は な い と答 え る人 が ほ とん どで あ っ た。 この よ うな違 い は,本 邦 の 女 性 は 表 現 が控 え 目で あ り,辛 さ に耐 え,我 慢 す る こ とが 美徳 と され る とい う文 化 的 背 景 の違 い や, 翻 訳上 の 問題 も一 因 と考 え られ る。 3.分 娩 の 全 時 期 に共 通 した産 痛 の性 質 分 娩 第 一 期 を通 して,対 象 の30%以 上 が 選択 し た 言 語 は 「しめ つ け る よ うな」 で あ っ た。 この 言 語 は,子 宮 収 縮 に基 づ く知覚 で あ る と考 え られ る。 類似 語 と考 え られ る 「ひ き しめ られ る よ うな」 や 「しめ つ ぶ され る よ うな」も,進 行 期 と極 期 に は増 えて い る こ とか ら も,子 宮 収 縮 の強 度 と回 数 の 増 加 に起 因 す る産 痛 の 性 質 で あ る と推 測 で き る。 一 方,初 産 婦 で は 「息 苦 しい よ うな」 も分 娩 第 一 期 を通 して30%以 上 を超 え,分 娩 第二 期 で もほ ぼ30%に 認 め られ た 。 これ は,子 宮 収 縮 に伴 う疼 痛 の 身 体 的 影 響 も考 え られ るが,子 宮 収 縮 の 強 く な い準 備 期 か ら出現 し,子 宮 収 縮 の ピー ク値 が 最 も高 く,子 宮 収 縮 が 最 も頻 回 で あ る分 娩 第 二期 に はわ ず か で は あ るが 減 少 して い る こ とか ら,陣 痛 開 始 当初 か らの 呼 吸 法 の 熱 心 な実 施 の影 響 も考 え られ る。 V 結 論 1.MPQ分 類 群 は,い ず れ の得 点 も分 娩 進 行 に伴 い有 意 に増 加 し,極 期 で最 も高 値 とな り,分 娩 第 二 期 で は有 意 に減 少 して い た 。 2.MPQ分 類 群 別 の 得 点 で は,分 娩 第 二 期 の 評 価 的 性 質 を除 い て,全 時 期 に お い て,初 産 婦 は経 産 婦 よ り も高 値 を示 し,特 に進 行 期 と極 期 に は 有 意 の差 が認 め られ た。 3.産 痛 の 性 質 は,準 備 期 と進 行 期,極 期,分 娩 第 二 期 の3時 期 で異 な っ て お り,分 娩 の 娩 出機 転 か らの 原 因 が示 唆 され た 。 1)準 備 期 と進 行 期 は,対 象 の30%以 上 に 「し め つ け る よ うな 」,「お も くる しい」,「ジー ン とす る」,「ズ キ ズ キ 」,「ピー ン と痛 み が 走 る」 日本助 産学 会 誌 第7巻 第1号(1993) 29

(10)

分娩進行 に伴 う産痛の性質 とい う感 覚 的性 質 の 言 語 が選 択 され た 。 進 行 期 は準 備期 と類 似 の 言 語 が 選 ば れ た が,強 度 が 強 くな って いた 。 2)極 期 で は,「わ れ る よ うな」,「お しつ ぶ され る よ うな 」,「つ きさす よ うな 」,「耐 え が た い 」, 「もだ え る よ う な」と い う特 有 の 言語 が30%以 上 に 選択 され た 。 3)分 娩 第二 期 で は,「 ひ き さか れ る よ う な」, 「熱 い 」,「ひ きち ぎ られ る よ うな」,「切 り裂 く よ う な」,「ひ っ ぱ られ る よ う な」 が,特 有 な 言 語 と して選 択 され た 。 4)「 しめ つ け る よ う な」は,分 娩 第 一 期 を通 し て30%以 上 に選 択 され,子 宮 収縮 に起 因 す る もの と考 え られ た。 また,初 産 婦 で は 「息苦 しい よ う な」 が,分 娩 第一 期 お よび 第 二 期 を 通 して30%以 上 に選 択 され,子 宮 収 縮 や 呼 吸 法 の 実 施 に起 因 す る もの と考 え られ た。 5)「 お も く る しい 」や 「鈍 く持 続 的 な」 も分 娩 第一 期 を通 して30%以 上 に選 択 され,反 対 に 鋭 い痛 み の表 現 は 少 な く,産 痛 は鈍 痛 的 性 質 を有 す る と考 え られ た。 4.初 産 婦 は経 産 婦 よ り も同 じ言語 を よ り早 期 か ら訴 え,同 時期 で は よ り強 度 の強 い表 現 を用 い た。 5.産 痛 の性 質 と して は,外 国 の産 痛 調 査 や 月経 痛 と類 似 語 が選 択 され,人 種 を越 え た産 痛 の性 質 の共 通 性 や 産 痛 と月 経 痛 の 機 序 の 関連 性 が 示 唆 され た。 VI お わ り に 産 痛 の 性 質 に 関 して は,分 娩 機 転 に従 っ て,特 有 の 言 語 が あ る こ とが示 され た 。 一 般 に臨 床 場 面 で は,お もに痛 み の 部 位 や 程 度 の情 報 収 集 が な さ れ る が,性 質 を も重 視 し て査 定 す る こ と に よ っ て,分 娩 進 行 の 判 断 の 一 助 とな り,助 産 診 断 を深 め る こ と に役 立 つ と考 え られ る。 また,指 導 面 で は妊 娠 中 か らの 予 期 的 指 導 に役 立 ち,分 娩 時 に は産 痛 の性 質 を理 解 して 援 助 す る こ とは,産 婦 の 望 む 安 楽 な分 娩 に導 くこ とにつ な が り,産 婦 自 身 の 分 娩 進 行 の 自覚 に も有 用 で あ る。 この よ うに,産 痛 の 性 質 の よ り深 い理 解 と分 析 は,分 娩 時 の ケ ア の 質 を保 証 ・向 上 す る こ とに つ な が り,助 産 婦 業 務 へ の 応 用 の 幅 は非 常 に大 き い 。 一 方 ,MPQに よ る調 査 は,痛 み の性 質 を他 の 人 に伝 達 す る こ とは容 易 で あ るが,こ の質 問紙 に 記 載 の な い性 質 につ い て は把 握 で きな い とい う欠 点 が あ る。 今 後,調 査 中 に対 象 が表 した言 語 や 調 査 中 に得 た 示 唆 を考 慮 して,質 問紙 と面接 調 査 の 両 方 で 産 痛 の 性 質 を よ り深 く分 析 して い き た い。 さ らに, 分 娩 準 備 教 育 や 分 娩 時 に受 け るケ ア の 相 違 に よ る 産 痛 の 性 質 の感 じ方 の 差 に つ い て も明 らか に した い 。 引用 文 献

1) Melzack, R.: The McGill Pain Questionnaire

Major properties and scoring methods, Pain, 1, 277 -299, 1975. 2) 中 村 嘉 男 訳: 痛 み へ の 挑 戦, 誠 信 書 房, 221-239, 1986。 3) 我 部 山 キ ヨ 子: 痛 み 質 問 紙 の 開 発-McGill Pain Questionnaire(MPQ)の 作 成 と検 証-, 日本 看 護 科 学 学 会 投 稿 中 。 4) 厚 生 統 計 協 会 編: 国 民 衛 生 の 動 向, 45-46, 1992。

5) Gaston-Johansson, F., Fridh, G., & Turner-Norvell, K.: Progression of pain in primiparas and multipar-

as, Nursing Res. 37 (2), 86-90, 1988.

6) 我 妻 尭, 前 原 澄 子 編: 助 産 論 ・助 産 業 務 管 理, 医 学 書 院, 9-63, 1981。

7) 前 掲 書6, 9-63。

8) 真 柄 正 直, 荒 木 勤: 改 訂 第20版 最 新 産 科 学-正 常 編 -, 文 光 堂, 216, 1993。

9) Brown, S. T., Campbell, D., & Kurtz, A.: istics of labor pain at two stages of cervical

tion, Pain, 38, 289-295, 1989.

10) Melzack, R., et al.: Labour is still painful after prepared childbirth traning, CMAJ. 125, 357-363,

1981.

11) Niven, C., & Gijsbers, K.: A Study of labour pain using the McGill Pain Questionnaire, Soc. Sci. Med.

19 (2), 1347-1351, 1984.

12) 阪 口 し げ 子, 他: 月 経 随 伴 症 状 の 研 究, 第3報 疼 痛 測 定 尺 度 を 用 い た 月 経 痛 の 調 査, 母 性 衛 生, 27 (4), 776-781, 1986。

参照

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