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景観法の活用に向けての提案 : 景観アドバイザーとしての参画(第2部,<特集>景観法とデザイン)

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Academic year: 2021

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(1)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service

Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

提 案

 

景 観 ア ドバ イ ザ

と し

て の

参画

AProposal

 

for

 

the

 

ApPlication

 

of

 

the

 

Landscape

 

Act

見   豊

拓 殖 大 学

NAGAMIYutaka

Takushoku

 University

1.

は じ め に

 

平 成

17

年 度日本デザイ ン

学会

52

回 研 究 発 表 大 会で のオ

ガ ナ イ ズ ドセッショ ン 「

景 観 法

と デ

イン の関 わ り」 に おい て

景 観 法の活用 に向け て

本 学

会と して取 り組んで い くべ き内 容の提 言 が あっ た

1

) デ ザ イン の

役 割

や 必 要

を 明

にす る

 

デ ザ イン分 野では

ま ち づく

に おい て

建築

や 土 木の分 野 と は 異 なっ た 関 わ り方 が ある

では都 市 計 画に より理 念 をつ く り街の輪

平 面

的に

ではそ れ を 具 現 化 し構 造 物 を 立 ち 上 げる。 デザイ ン で は

よ り人 間 に 近 く

よ り細 かいと こ ろを 詰め て

ま ち な み の ク オ リ ティ

を 保つ立場である

し か し

そ の

役 割

ま り認

さ れていないた め

明 確 に し

発 信し て い く必 要が あ る

   

する基

礎 技術

にっけ る

 

景 観 法の施 行に よ り

ま ちづく り に おい て行 政 は 専 門 家 や 地 域 住 民の意 見 を 広 く取 り入れる

機会

えてき た。 ま ちづ く り を担 う 都 市

土 木 行 政ではデザイ ン出 身の人

が 非

な い た め

学 会 員 が 手 助 け す ること は 多いと 思 わ れる

そ の

景 観に関す る知 識 や 技 術 を

基 礎 技 術 と して身につ て い く

要 があ る。 は

全 額 負 担 と なっ て い る。 景 観ア ドバ イザ

の情

は イン タ

ネッ トで公 開し

専 門 家の デ

タベ

スと して

情 報 提供

っ て いる。 図

1

  景 観ア ドバ イ ザ

派 遣の流 れ

本 稿

では

これら を

ま え 学 会 員 が 景 観ア ドバイ ザ

とし てま ち づく り に

画して い くため に

本 学 会で取 り組 むべ き 内 容 を 提

す る

2 .

景 観

ア ドバイ ザ

制 度

 

学 会 員 が ま ち づ く りの手

けを する

方法

と し て

景 観 ア ドバ イ ザ

の立 場で関 わる方 法 が 有 効で あ る と

え る

こ こ で は

景 観ア ドバ イ ザ

制 度 につ い て

イン タ

で公

して い る

8

15

市 m を 参 考に して

こ の内 容 を 紹 介す る

   

制 度 の 概 要

 

景 観ア ドバイ ザ

制 度 と は

な どの

行政

民 や

業 者 に対 して景 観づく りを 支 援す る た め

に応じて 景 観や デ ザ インな どの専 門 家である景 観ア ドバ イザ

遣 し

画の立

か ら実 施 に 至るまで

様 々 な 場面 で ア ドバ イ ス を

ける こ と がで き る 制 度であ る (図

1

市 民

者 が

請す る 場 合 は無 料

県が市 町 村 などの自 治 体 に 派 遣 する場 合

   活動 内容

景 観ア ドバイ ザ

の活 動 内 容は

大 きく分け て

2

つあ る

1

つ は

市 民 や 事 業 者およ び 自治 体の事

業 担当 者

し て

魅力

あ る景

のための 計 画 立 案 から実 施にいたる ま で の幅 広い指

や 助 言で あ る

も う

1

つ は

景 観 意 識の向 上 に 関 する

及 や 啓 発 活 動へ の協 力で あ る (表

1

表T 景観ア ド バ イザ

の活 動内容 景観形 成に関す る指 導

助言 【市民 や事業者が必 要とす るアドバイス

景 観 につ いて の ワ

クシ ョップ を開催したい の で

助言者

ファ シ   リ テ

タが ほ しい

個 性 あ る店 街 づ く りを した

伝 統 的な街並 みや建築 物 を保存し たい

け 垣づ く り

花づく り活 動 な ど に 取 り組みたい

自 治 会 や内 会形 成民 協 定 J び た い

1【自治 体の事 業 担 当 者 が 必 要 と す るアドバイス

1

周 辺の景 観に調 和した公共 事業を行い た い

地域の景 観 特性を活かし た ま ちづく り に 取 り 組 み たい

景 観く りを

に 勉 強 会 や

クショ ップ を開催し た い

観形成に関す る 基本 方 針 や 基 本 計 画 を 策 定 し たいが ア ドバイスが   ほ しい

景観 意 識 向上に関 する普及

啓発 活 動の協 力 シンポ ジ ウ ム や 講 演 会

勉 強 会 な どの講 師と し て の参加

 

登 録 要 件

 

に関 す る 専 門 的 な 知 識 や 経 験 を 有 する者の中 か ら

本人 の 承諾を得て行 政 団 体の長が委 嘱 さ れる

専 門 分野 は建

都 市 計

ラン ドスケ

農 業

デ ザ イン

造 園

緑 化

ま ちづく り

色彩

広 告 物のデザ インなど多 岐 に わ

34

デザイ ン学研究特集号

speclal「3s

eo 「japame6e society  forthescience  e 「deslg[ VQI

15

1 no

57 2007

(2)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service

Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

た って いる

  調査 し た中で登 録 募 集を行っ て いるのは

兵 庫 県

浦 安 市の わ

2

な かった

そ の 登 録 要 件 は

技 術 士 や 建 築 士 等の ま ち づく りに閧 す る 専 門の資 格 を 有 す ること

深い知 識 や 設

計能 力

およ び 実 績 を有 するこ と である (表

2

表2  景 観アドバイ ザ

募 集の登 録 要 件 兵庫県 [2

     

1

各 地 に そ ろってお り

十 分 な 人 材のデ

タ が

ま ると思 わ れ る

  その内 容 は

景 観ア ドバイ ザ

の 活 動を希 望 する学 会 員の デ

例 え ば 所 属 名

職 名

資 格

主 な 専 門 分 野

主 な 活 動 歴

各 人の

HP

ア ド レス 等 を 登 録 し

本 学 会 ホ

ムペ

ジで管 理

公 開 するもの である (図

2

      「景 観 アドバイ ザ

」 登 録 希 望 者 募 集 ※景 観 形 成 地区内に お け る建築行 為が 対象 登 録の要 件 (以 下のすべに 該 当 す る 方)    景 観 形成 地区 等におい て建 築行 為を行お うとするもの に

景観 形    成 基 準の趣 旨 に 沿っ た適 切 な 修 景 方 法 を ア ドバ イ スでぎ ること

  原 則 と して建築士の資 格を有 する こと

   伝 統 的建 築物

景 観 保 全 に 関 す る 知 識 を 有 する こと

  景観形 成

景観 保全に お い て建 築の設 計等を行 う 能力及び実績を    有 す ること

浦安帯[31 2  デ

ス活 用の流 れ       ま ちつく

D

ア ドバイ ザ

の募 集 登録の条 件 (以下の いずれかに該 当すること)  

 

都 市 計画

建 築 設 計

都 市 ま た は 建 築デザ インに 関 し5年 以 上の ,    専 門 研 究ま た は実 務 経験があ り

ま ちづくりに関 する深い知識と

1

  

経 験 を 有 す ること

       1

  技 術 士 (建設 部 門)

    築

不 動 産 な どのま     と

  ワ

クショ ップ な ど    す る深い知識と経 験   景 観ま ち づく り は

計 画 か ら実 施 に 至 る まで時 間のか か る 仕 事であ り

ア ド バ イ ザ

は その長い期 間

関 わっ て いく 必 要が あ る。

募集

を公 表して いない行 政 団 体 は

景 観 審 議 会 や 景 観 委 員

会等

で景 観の専 門 家と のつな が

D

があ り

その 中で直 接 依 頼 して いるこ と か ら

して い ない のか と思 わ れ る

 ま た

景 観ア ド バ イ ザ

の名 簿を見 ると

その地 域の大 学 教 員が最 も多く

次 い で 地域に事務 所 の あ る 建築 家

NPO

法 人 やデザ イン事 務 所の

が 登

さ れて い る。

兵庫

浦 安市

の募 集 と 同 様に学 識 経 験 者 や 建 築 家と いっ た有 資 格 者 が

い の は

景 観ア ドバイ ザ

と してふ さ わ しい人

である こと を

政 団 体 が 対 外 的 に 説 明 する必 要 が あるた めであろ う

地元 の方 が 多いのは

地 域の歴 史 や環 境 を 良 く知っ て い る こと と

長い 期 間に渡 り依 頼 しや すいた めと思 わ れ る

2

) 景 観 技 術 の 支 援 と 資 格 認 証 制 度   専 門 性の高い技 術 に は

建 築では 建 築 士

技 術では 技 術 士の よ う な 資 格 認 証 制 度 が あ る

デ ザ イ ナ

の資 格 制 度 は本 学 会で も議 論 が 進 んでいるが

景 観とま ちづ く りの視 点 か ら も 第三者 機 関の認 証 に よ る 資 格 が 必 要であ る

そこで

本 学 会で景 観 従 事 者 に 対 する資 格 認 証 制 度 を 整 備 す ることを提 案 す る

  資 格 認 証のた め に は

景 観 に 関 す る 基 礎 知 識 や 技 術の共 有 化 が必 要で ある

各 分 野で の 専 門 書 は あ るが

景 観とまち づ く り を 切 り口とてま と め た ものは 見 あ たらない

本 学 会で それらを 習 得で き る テ キス トの作 成 や 講 習 会 を 開 催 し

習 得で き るシス テム を 構 築 する必 要 が ある

4

お わ り に

  本稿

学 会

員 が 景

ア ド ア イザ

と し て ま ちづく り に

画 す る仕 組み と し て

で取り組むべき 方策の

例 を提

し た に過 ぎ ず

具 体

的 な 手

学会 員

積極

的 な

加 を

内容

に まで は 至っ て いない

学 会 内で審 議 会 や 検 討 委 員 会 が設立 され

具 体 的 な 内

り上 げて いく きっか け と な れ ば

い である

3 .

本 学 会

で の 取 り

み 提

 本 学会

が 景 観ア ドバイ ザ

として

よ り活 発 に ま ちづく り に

画す る た め に以 下の取り組 みを提 案 す る

1

ス の

構 築

情報 提供

 景観

法の施

今 後

景 観ア ドバイ ザ

を 公 募 す る 団 体 が 増え

地 域

住で景

形 成に関す る

門 的な知 識 や 経 験を 有 する者の

情 報

のニ

ズ が

まる と予

る。 そ こ で

本 学

会で景 観ア ドバ イザ

に ふ さ わ し い 人

情 報

提供

す る デ

タベ

スを 構

する こと を 提

する。

 

学 会 員 は様 々 な 分野 で専 門 的 な 知 識 や 経 験を持つ人

が 全国

参 考 文

献】

1

> 参 考 と したのは

web 上で取 り組みを 公 開 している     岩 手 県

兵 庫 県

青 森 県

富 山 県

埼 玉 県

島根 県

鳥 取     県

高 知 県

三重 県

鹿 児 島 県

鎌 倉 市

函 館 市

千 歳     市

岐 阜 市

東 京 都 港 区

春 日部 市

戸 田 市

長 崎 市

柳     川 市

摂 津 市

姫 路 市

半 田 市

那 覇 市

交 野 市

浦 安     市

新 潟 市  であ る

2

) 財兵 庫

県ま ちづく り

技術

センタ

HP

  

http

:〃www

hyogo

ctc

or

jpfmachicen

/machicenfsitemap

   

htm3

) 浦 安市

HP

  

http

:〃www

city

urayasu

chiba

jp

/a7001pO361dO3600002

   

html

参照

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