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目次 1. 総合評価 1 2. 湿度に対する安定性 2 3. 温度に対する安定性 4 4. 光に対する安定性 6 5. 粉砕時の安定性 8 総合評価分類 分類 分類基準全ての試験項目で変化を認めないいずれかの試験項目で 規格内 の変化を認めるいずれかの試験項目で 規格外 の変化を認める 評価基準 外

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(1)

フェキソフェナジン塩酸塩錠

60mg「アメル」の

安定性に関する資料

共和薬品工業株式会社

2013 年 3 月作成

(2)

目 次

1.総合評価 ··· 1 2.湿度に対する安定性 ··· 2 3.温度に対する安定性 ··· 4 4.光に対する安定性 ··· 6 5.粉砕時の安定性 ··· 8 ________________________________________________________________

総合評価分類

分類 分類基準 ◎ 全ての試験項目で変化を認めない ○ いずれかの試験項目で「規格内」の変化を認める △ いずれかの試験項目で「規格外」の変化を認める

評価基準

【外観】 分類 評価基準 判定 変化なし 外観上の変化を、ほとんど認めない場合 ◎ 変化あり(規格内) わずかな色調変化(退色等)等を認めるが、品質上、問題とならない程度の変 化であり、規格を満たしている場合 ○ 変化あり(規格外) 形状変化や著しい色調変化を認め、規格を逸脱している場合 △ 【溶出性】又は【崩壊性】 分類 評価基準 判定 変化なし 規格値内の場合 ◎ 変化あり(規格外) 規格値外の場合 △ 【含量】 分類 評価基準 判定 変化なし 含量低下が3%未満の場合 ◎ 変化あり(規格内) 含量低下が3%以上で、規格値内の場合 ○ 変化あり(規格外) 規格値外の場合 △ 【硬度】 分類 評価基準 判定 変化なし 硬度変化が30%未満の場合 ◎ 変化あり(規格内) 硬度変化が30%以上で、硬度が 2.0kg 重以上の場合 ○ 変化あり(規格外) 硬度変化が30%以上で、硬度が 2.0kg 重未満の場合 △ 【その他の試験項目】 分類 評価基準 判定 変化なし 規格値内の場合 ◎ 変化あり(規格外) 規格値外の場合 △ 平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験法について(答申)」(日本病院薬剤師会)一部改変

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1.総合評価

保存条件 検 包装形態 13 日目 (60 万 lux・hr) 15 日目 25 日目 (120 万 lux・hr) 30 日目 90 日目 湿 度 25±2℃ 75±5%RH 錠 剤 遮光・開放 ◎ ◎ ◎ 温 度 40±2℃ 錠 剤 遮光・気密容器 ◎ ◎ ◎ 光 120 万 lux・hr(曝光量) ※ 錠 剤 気密容器 ◎ ◎ 保存条件 検 包装形態 13 日目 (60 万 lux・hr) 15 日目 25 日目 (120 万 lux・hr) 30 日目 90 日目 湿 度 25±2℃ 75±5%RH 粉 砕 遮光・開放 ◎ ◎ ◎ 温 度 40±2℃ 粉 砕 遮光・気密容器 ◎ ◎ ◎ 光 120 万 lux・hr(曝光量) ※ 粉 砕 気密容器 ◎ ◎ ※病院薬局における調剤時の保存条件を反映し、500lux の明るさの場所で 1 日 8 時間、1 ヵ月 25 日間照射される として12 ヵ月間に相当する。(500lux×8 時間×25 日間×12 ヵ月=120 万 lux・hr)

無包装状態の場合

無包装状態における安定性は、いずれの試験項目においても規格値の範囲内だったことから、3 ヵ月間 は品質上特に問題はないと判断される。

粉砕状態の場合

粉砕状態における安定性は、いずれの試験項目においても規格値の範囲内だったことから、3 ヵ月間は 品質上特に問題はないと判断される。

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2.湿度に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  遮光・開放で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 25±2℃、75±5%RH に設定した恒温恒湿器内に保存。 【試験項目および試験時期】 ① 外観 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ② 溶出性 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ③ 含量 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ④ 硬度 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ⑤ 純度試験 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 【試験方法】 ① 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ② 溶出性:日本薬局方一般試験法溶出試験法パドル法により試験を行った。 ③ 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ④ 硬度:硬度計を用いて測定した。 ⑤ 類縁物質:HPLC 法により測定した。 【結果】 ① 外観 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 うすいだいだい色の フィルムコーティング錠 変化なし 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムコーティング錠 ② 溶出性 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 97.4~100.7 (99.6) 91.3~95.3 (93.6) 91.9~96.7 (94.4) 91.9~97.2 (95.5) 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:30 分=80%以上、最小値~最大値、( )内は 6 ベッセルの平均値(%) ③ 含量 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 98.9 (100.0) (100.3) 99.1 (100.3) 99.1 (99.3) 98.2 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ④ 硬度 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 15.9~16.9 (16.3) 12.7~13.2 (12.8) 12.7~13.4 (13.1) 11.7~12.7 (12.0)

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3 ⑤ 純度試験 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 総類縁物質 (%) 0.11 0.11 0.11 0.11 判定 ― ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」は無包装状態において、3 ヵ月間の安定性はいずれの試 験項目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の遮光・開放保存品は、25±2℃、75 ±5%RH、3 ヵ月間の保存であれば品質上特に問題はないと判断された。

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3.温度に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  遮光・気密容器で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 40±2℃に設定した恒温恒湿器内に保存。 【試験項目および試験時期】 ① 外観 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ② 溶出性 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ③ 含量 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ④ 硬度 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ⑤ 純度試験 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 【試験方法】 ① 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ② 溶出性:日本薬局方一般試験法溶出試験法パドル法により試験を行った。 ③ 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ④ 硬度:硬度計を用いて測定した。 ⑤ 純度試験:HPLC 法により測定した。 【結果】 ① 外観 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 うすいだいだい色の フィルムコーティング錠 変化なし 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムコーティング錠 ② 溶出性 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 97.4~100.7 (99.6) 95.1~99.7 (97.6) 91.9~98.6 (95.0) 95.5~102.4 (98.7) 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:30 分=80 %以上、最小値~最大値、( )内は 6 ベッセルの平均値(%) ③ 含量 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 98.9 (100.0) (100.3) 99.1 (99.9) 98.8 (99.2) 98.0 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ④ 硬度 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 15.9~16.9 (16.3) 15.9~17.2 (16.5) 15.5~16.0 (15.8) 16.0~16.7 (16.4)

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5 ⑤ 純度試験 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 総類縁物質 (%) 0.11 0.12 0.11 0.12 判定 ― ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」は無包装状態において、3 ヵ月間の安定性はいずれの試 験項目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の遮光・気密容器保存品は、40±2℃、 3 ヵ月間の保存であれば品質上特に問題はないと判断された。

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4.光に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  気密容器で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 2000Lux/hr(なりゆき温湿度)に 50 日間保存。(曝光量 120 万 lux・hr) 【試験項目および試験時期】 ① 外観 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ② 溶出性 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ③ 含量 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ④ 硬度 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ⑤ 純度試験 ・・・開始時、13 日目、25 日目 【試験方法】 ① 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ② 溶出性:日本薬局方一般試験法溶出試験法パドル法により試験を行った。 ③ 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ④ 硬度:硬度計を用いて測定した。 ⑤ 純度試験:HPLC 法により測定した。 【結果】 ① 外観 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr うすいだいだい色の フィルムコーティング錠 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムコーティング錠 ② 溶出性 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 97.4~100.7 (99.6) 92.1~99.8 (95.7) 90.1~97.2 (93.2) 判定 ◎ ◎ 規格値:30 分=80%以上、最小値~最大値、( )内は 6 ベッセルの平均値(%) ③ 含量 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 98.9 (100.0) (100.6) 99.4 (100.5) 99.3 判定 ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ④ 硬度 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 15.9~16.9 (16.3) 15.7~17.2 (16.6) 15.9~16.5 (16.1)

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7 ⑤ 純度試験 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 総類縁物質 (%) 0.11 0.13 0.14 判定 ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」は無包装状態において、光(曝光量 120 万 lux・hr)に対 する安定性はいずれの試験項目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」のグラシンラミネート紙保存品、気密 容器保存品は、光照射保存下で品質上特に問題はないと判断された。

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5.粉砕時の安定性

(1)湿度に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  遮光・開放で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 25±2℃、75±5%RH に設定した恒温恒湿器内に保存。 【試験項目および試験時期】 ① 外観 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ② 含量 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ③ 純度試験 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 【試験方法】 ① 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ② 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ③ 類縁物質:HPLC 法により測定した。 【結果】 ① 外観 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 うすいだいだい色の フィルムが混じった白色の 粉末 変化なし 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムが混じった白色の粉末 ② 含量 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 99.0 (100.0) 99.4 (100.3) 99.2 (100.2) 98.6 (99.6) 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ③ 純度試験 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 総類縁物質 (%) 0.11 0.11 0.12 0.12 判定 ― ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の粉砕状態における 3 ヵ月間の安定性はいずれの試験項 目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」粉砕品の遮光・開放保存品は、25±2℃、 75±5%RH、3 ヵ月間の保存であれば品質上特に問題はないと判断された。

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(2)温度に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  遮光・気密容器で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 40±2℃に設定した恒温恒湿器内に保存。 【試験項目および試験時期】 ⑥ 外観 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ⑦ 含量 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 ⑧ 純度試験 ・・・開始時、0.5 ヶ月目、1 ヶ月目、3 ヵ月目 【試験方法】 ⑥ 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ⑦ 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ⑧ 純度試験:HPLC 法により測定した。 【結果】 ⑥ 外観 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 うすいだいだい色の フィルムが混じった白色の 粉末 変化なし 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムが混じった白色の粉末 ⑦ 含量 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 99.0 (100.0) (99.6) 98.7 (100.0) 99.0 (99.3) 98.3 判定 ◎ ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ⑧ 純度試験 開始時 0.5 ヶ月目 1 ヶ月目 3 ヵ月目 総類縁物質 (%) 0.11 0.11 0.12 0.12 判定 ― ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の粉砕状態における 3 ヵ月間の安定性はいずれの試験項 目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」粉砕品の遮光・気密容器保存品は、40 ±2℃、3 ヵ月間の保存であれば品質上特に問題はないと判断された。

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(3)光に対する安定性

【検体】  フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」(共和薬品工業株式会社) 【包装形態】  気密容器で保存 【保存条件】  平成11 年 8 月 20 日付「錠剤・カプセル剤の無包装状態での安定性試験について(答申)」(日本病院 薬剤師会)にある 2000Lux/hr(なりゆき温湿度)に 50 日間保存。(曝光量 120 万 lux・hr) 【試験項目および試験時期】 ⑥ 外観 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ⑦ 含量 ・・・開始時、13 日目、25 日目 ⑧ 純度試験 ・・・開始時、13 日目、25 日目 【試験方法】 ⑥ 外観:性状(形状、色調)について室温保存品と比較し、規格に適合するか確認した。 ⑦ 含量:フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の規格及び試験方法により測定した。 ⑧ 純度試験:HPLC 法により測定した。 【結果】 ⑥ 外観 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr うすいだいだい色の フィルムが混じった白色 の粉末 変化なし 変化なし 判定 ◎ ◎ 規格値:うすいだいだい色のフィルムが混じった白色の粉末 ⑦ 含量 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 99.0 (100.0) (99.4) 98.4 (99.5) 98.6 判定 ◎ ◎ 規格値:95.0~105.0% ( )内は開始時を 100%として換算した値 3 回の平均値(%) ⑧ 純度試験 開始時 60 万 lux・hr 120 万 lux・hr 総類縁物質 (%) 0.11 0.18 0.22 判定 ― ― 参考値:― 【考察及び結論】 フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「アメル」の粉砕状態における光(曝光量 120 万 lux・hr)に対する 安定性はいずれの試験項目においても規格値の範囲内であった。 以上の結果より、フェキソフェナジン塩酸塩錠 60mg「アメル」粉砕品のグラシンラミネート紙保存品、 気密容器保存品は、光照射保存下で品質上特に問題はないと判断された。

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