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COVERAGE INITIATED ON: 2013.03.25LAST UPDATE: 2018.03.07 当レポートは、掲載企業のご依頼により株式会社シェアードリサーチが作成したものです。投資家用の各企 業の『取扱説明書』を提供することを目的としています。正確で客観性・中立性を重視した分析を行うべく、 弊社ではあらゆる努力を尽くしています。中立的でない見解の場合は、その見解の出所を常に明示します。 例えば、経営側により示された見解は常に企業の見解として、弊社による見解は弊社見解として提示されま す。弊社の目的は情報を提供することであり、何かについて説得したり影響を与えたりする意図は持ち合わ せておりません。ご意見等がございましたら、[email protected] までメールをお寄せくだ さい。ブルームバーグ端末経由でも受け付けております。
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Coverage目 次
SRレポートの読み方:本レポートは、直近更新内容・業績動向セクションから始まります。ビジネスモデルに馴染みのない方は、事業内容セクショ ンからご覧ください。 要約 --- 3 主要経営指標の推移 --- 4 直近更新内容 --- 5 概 略 --- 5 業績動向 --- 6 四半期業績動向 --- 6 今期会社予想 --- 11 中長期見通し --- 12 事業内容 --- 14 ビジネス概要 --- 14 収益性分析 --- 21 市場とバリューチェーン --- 22 SW(Strengths, Weaknesses) 分析 --- 25 過去の実績および財務諸表 --- 26 過去の実績 --- 26 損益計算書 --- 35 貸借対照表 --- 36 キャッシュフロー計算書 --- 37 ニュース&トピックス --- 38 その他情報 --- 39 沿革 --- 39 大株主(2017 年 4 月時点) --- 40 トップマネジメント --- 40 株主還元 --- 40 企業概要 --- 41ザッパラス|3770
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Coverage要 約
占いを中心としたデジタルコンテンツ配信を軸に事業展開を拡充
◤ 株式会社ザッパラスは占いを中心としたデジタルコンテンツ配信を主力事業とするインターネット企業である。同社 は、このコンテンツ提供を通じ、ユーザーの属性、利用履歴、行動履歴から、嗜好性、心理・行動傾向をパターン化 し分析すること(CRM)を強みとしている。これらデータベースを活用することで、ユーザーに合ったコンテンツや 商品・サービスを、メルマガ・リンク等を通して訴求しビジネス展開している。 ◤ 同社は設立当初、株式会社NTTドコモ(東証1部9437)のiモードサービスの開始(2000年)に伴い、様々なコンテン ツの配信を行っていた。その後、マザーズに上場(2005年5月に上場)する意思決定を下した際に、事業戦略を明確 化し、占いコンテンツを軸に事業を展開していくことにした。占いコンテンツをビジネスドメインにした背景は、① 日常の悩みや関心(恋愛、金運、仕事など)を題材とした運勢は毎日変化するため、ユーザーに毎日閲覧する動機を 与えること、②占いユーザーは自分の属性等の正確なデータを入力することになるため、そのデータベースが占い以 外の事業のマーケティングに有効であることが挙げられる(後述の「事業内容」の項参照)。業績動向
◤ 2017年4月期通期の売上高は4,847百万円(前期比12.8%減)、営業利益は295百万円(同22.9%増)、経常利益は299 百万円(同86.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は135百万円(前期は親会社株主に帰属する当期期純損失539 百万円)となった。 ◤ 2018年4月期通期会社予想は、売上高4,800百万円(前期比1.0%減)、営業損失650百万円(前期は294百万円の営業 利益)を見込んでいる。占いデジタルコンテンツが堅調に推移するものの、「占いTV」の映像制作関連費やアプリ開 発費及び「占いフェス」の開催費用等の影響で、営業損失を予想している。 ◤ 同社では、キャリア(移動体通信事業者)経由で行う広告集客モデルから脱却し、顧客に対する独自の接点を確立し ようとしている。2016年4月期以降、手薄であったスマートフォン向けサービスの拡充に注力している。スマートフォ ンでは主流となっているアプリサービスの拡充により、集客の間口を広げて、潜在顧客の掘り起こしを進めるとして いる。また、いつでもどこでも占いにアクセスできる「占いTV」と、占いとのリアルな接点が最大化する「占いフェ ス」により、占いを文化として広げ、ユーザーの裾野を拡大し、「占いTV」を軸に、中長期での成長路線回帰を目指 していく方針である。同社の強みと弱み
SR社では同社の強みを、高い収益力、F1層(20~34歳女性)、F2層(35 ~49歳女性)からの高い支持、監修者に対する ブランド力、の3点だと考えている。一方、弱みは、レガシープラットフォームへの依存の高さ、既存事業がニッチ市場 へ特化していること、既存事業が国内市場に依存していることにあると考えている。(後述の「SW(Strengths, Weaknesses)分析」の項参照)ザッパラス|3770
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Coverage主 要 経 営 指 標 の 推 移
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 **売上総利益は返品調整引当金の調整額を除いて記載している。 ***2014年4月期に1:100の株式分割を実施。 損益計算書 09年4月期 10年4月期 11年4月期 12年4月期 13年4月期 14年4月期 15年4月期 16年4月期 17年4月期 18年4月期 (百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 会社予想 売上高 10,308 11,225 11,813 10,088 8,890 8,155 7,582 5,559 4,847 4,800 前年比 20.6% 8.9% 5.2% -14.6% -11.9% -8.3% -7.0% -26.7% -12.8% -1.0% 売上総利益 6,671 7,580 7,800 6,861 6,118 5,396 4,549 3,328 3,131 前年比 31.0% 13.6% 2.9% -12.0% -10.8% -11.8% -15.7% -26.8% -5.9% 売上総利益率 64.7% 67.5% 66.0% 68.0% 68.8% 66.2% 60.0% 59.9% 64.6% 営業利益 2,709 3,016 3,073 2,584 1,423 722 517 240 295 -650 前年比 44.8% 11.3% 1.9% -15.9% -44.9% -49.2% -28.4% -53.6% 22.9% -営業利益率 26.3% 26.9% 26.0% 25.6% 16.0% 8.9% 6.8% 4.3% 6.1% 経常利益 2,696 3,041 3,090 2,594 1,655 752 729 161 299 前年比 43.2% 12.8% 1.6% -16.0% -36.2% -54.5% -3.2% -78.0% 86.1% 経常利益率 26.2% 27.1% 26.2% 25.7% 18.6% 9.2% 9.6% 2.9% 6.2% 当期純利益 1,581 1,532 1,626 1,579 917 376 242 -539 135 前年比 53.8% -3.1% 6.1% -2.9% -41.9% -59.0% -35.5% - -純利益率 15.3% 13.7% 13.8% 15.7% 10.3% 4.6% 3.2% -9.7% 2.8% 一株当たりデータ(円、株式分割調整後) 期末発行済株式数(千株) 13,276 13,346 13,411 13,471 13,531 13,651 13,651 13,651 13,651 EPS 119.66 116.0 131.1 126.7 73.0 29.7 19.0 -42.4 10.6 EPS (潜在株式調整後) 116.10 113.4 128.7 124.6 72.3 29.6 - - -DPS 40.00 42.00 42.00 42.00 42.00 22.00 10.00 - -BPS 469.95 465.2 552.6 635.6 661.8 652.7 663.8 605.2 615.9 貸借対照表 (百万円) 現金・預金・有価証券 4,344 3,781 4,687 4,800 4,693 5,081 5,738 5,520 6,278 流動資産合計 6,721 5,880 7,264 7,098 6,724 6,879 7,277 6,959 7,079 有形固定資産 86 144 137 175 137 129 89 53 56 投資その他の資産計 893 1,052 1,042 1,053 850 864 1,088 704 734 無形固定資産 449 468 331 1,092 2,415 2,185 1,714 712 571 資産合計 8,148 7,544 8,774 9,417 10,126 10,057 10,169 8,429 8,440 買掛金 540 480 487 332 304 377 349 135 131 短期有利子負債 0 0 0 32 191 184 194 160 120 流動負債合計 1,870 1,738 1,846 1,320 1,085 1,182 1,337 603 598 長期有利子負債 0 0 0 63 631 484 341 120 0 固定負債合計 2 0 0 64 632 485 341 120 0 負債合計 1,872 1,738 1,846 1,384 1,716 1,667 1,678 723 598 純資産合計 6,276 5,806 6,928 8,033 8,410 8,390 8,491 7,706 7,841 有利子負債(短期及び長期) 0 0 0 95 821 668 535 280 120 キャッシュフロー計算書 (百万円) 営業活動によるキャッシュフロー 1,671 2,084 1,725 1,637 1,475 1,313 1,124 315 613 投資活動によるキャッシュフロー -214 -329 -411 -841 -2,126 -272 -88 275 -422 財務活動によるキャッシュフロー -294 -2,018 -508 -584 213 -660 -416 -289 -161 財務指標 総資産経常利益率(ROA) 21.3% 38.8% 37.9% 28.5% 16.9% 7.5% 7.2% 1.7% 3.5% 自己資本純利益率(ROE) 28.3% 25.4% 25.5% 21.1% 11.2% 4.5% 2.9% -6.7% 1.7% 自己資本比率 76.6% 76.3% 78.4% 84.4% 82.4% 82.6% 83.1% 91.4% 92.9%ザッパラス|3770
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Coverage直 近 更 新 内 容
概 略
2018年3月7日、株式会社ザッパラスは2018年4月期第3四半期決算を発表した。 (決算短信へのリンクはこちら、決算説明資料へのリンクはこちら。詳細は2018年4月期第3四半期決算の項目を参照) 2017年12月22日、同社への取材を踏まえ、本レポートを更新した。 過去の会社発表はニュース&トピックスへザッパラス|3770
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Coverage業 績 動 向
四半期業績動向
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 *売上総利益は返品調整引当金の調整額を除いて記載している。 *当期純利益は、2016年4月期以降は「親会社株主に帰属する当期純利益」 四半期業績推移 累計(百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 進捗率 通期会予 売上高 1,164 2,397 3,631 4,847 1,075 2,231 3,337 69.5% 4,800 前年比 -19.6% -20.9% -15.6% -12.8% -7.7% -6.9% -8.1% -1.0% 売上総利益 747 1,497 2,332 3,131 746 1,499 2,215 前年比 -17.1% -15.4% -8.5% -5.9% -0.2% 0.1% -5.0% 売上総利益率 64.2% 62.5% 64.2% 64.6% 69.4% 67.2% 66.4% 販管費 708 1,413 2,169 2,836 852 1,770 2,758 前年比 -10.7% -11.7% -7.8% -8.2% 20.3% 25.3% 27.1% 売上高販管費比率 60.8% 58.9% 59.7% 58.5% 79.3% 79.3% 82.6% 営業利益 39 84 162 295 -106 -272 -542 - -650 前年比 -63.9% -50.4% -17.5% 22.9% - - - -営業利益率 3.4% 3.5% 4.5% 6.1% - - -経常利益 -50 4 198 299 -113 -243 -554 前年比 - -97.8% -3.9% 86.1% - - -経常利益率 - 0.2% 5.4% 6.2% - - -当期利益 -37 -2 133 135 -154 -298 -601 前年比 - - - -当期利益率 - - 3.7% 2.8% - - -四半期業績推移 3ヵ月(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 1,164 1,233 1,234 1,215 1,075 1,156 1,106 前年比 -19.6% -22.1% -2.9% -3.3% -7.7% -6.3% -10.4% 売上総利益 747 750 835 799 746 753 717 前年比 -17.1% -13.7% 7.1% 2.5% -0.2% 0.4% -14.1% 売上総利益率 64.2% 60.8% 67.6% 65.7% 69.4% 65.1% 64.8% 販管費 708 704 756 667 852 918 987 前年比 -10.7% -12.7% 0.5% -9.4% 20.3% 30.3% 30.6% 売上高販管費比率 60.8% 57.1% 61.3% 54.9% 79.3% 79.4% 89.2% 営業利益 39 45 78 133 -106 -166 -271 前年比 -63.9% -26.3% 196.7% 206.8% - - -営業利益率 3.4% 3.7% 6.3% 10.9% - - -経常利益 -50 54 193 101 -113 -131 -310 前年比 - 167.9% - - - - -経常利益率 - 4.4% 15.7% 8.3% - - -当期利益 -37 36 135 2 -154 -144 -303 前年比 - -78.9% - - - - -当期利益率 - 2.9% 10.9% 0.2% - - -18年4月期 18年4月期 17年4月期 17年4月期 18年4月期ザッパラス|3770
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Coverage 売上原価および販管費の四半期推移 出所:会社資料をもとにSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 四半期業績推移 累計(百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 1,164 2,397 3,631 4,847 1,075 2,231 3,337 前年比 -19.6% -20.9% -15.6% -12.8% -7.7% -6.9% -8.1% 売上原価 416 900 1,300 1,716 329 732 1,122 前年比 -23.6% -28.6% -25.8% -23.1% -21.0% -18.6% -13.7% 売上原価率 35.8% 37.5% 35.8% 35.4% 30.6% 32.8% 33.6% 労務費 109 219 325 425 82 168 246 ロイヤリティ 89 177 271 362 78 158 249 外注費 66 120 153 187 36 71 112 商品原価 100 259 378 527 103 264 414 その他経費 79 168 227 287 59 121 172 他勘定振替 -27 -43 -54 -72 -31 -53 -74 売上総利益 747 1,497 2,332 3,131 746 1,499 2,215 前年比 -17.1% -15.4% -8.5% -5.9% -0.2% 0.1% -5.0% 売上総利益率 64.2% 62.5% 64.2% 64.6% 69.4% 67.2% 66.4% 販管費 708 1,413 2,169 2,836 852 1,770 2,758 前年比 -10.7% -11.7% -7.8% -8.2% 20.3% 25.3% 27.1% 販管費率 60.8% 58.9% 59.7% 58.5% 79.3% 79.3% 82.6% 人件費 220 419 609 791 189 398 620 広告宣伝費 189 398 671 863 283 658 1,080 回収代行手数料 113 219 341 450 108 215 320 のれん償却費 20 39 60 81 21 42 63 その他経費 166 337 488 650 251 458 675 営業利益 39 84 162 295 -106 -272 -542 前年比 -63.9% -50.4% -17.5% 22.9% - - -営業利益率 3.4% 3.5% 4.5% 6.1% - - -四半期業績推移 3ヵ月(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 1,164 1,233 1,234 1,215 1,075 1,156 1,106 前年比 -19.6% -22.1% -2.9% -3.4% -7.7% -6.3% -10.4% 売上原価 416 484 400 417 329 404 390 前年比 -23.6% -32.3% -18.9% -12.9% -21.0% -16.6% -2.5% 売上原価率 35.8% 39.2% 32.4% 34.3% 30.6% 34.9% 35.2% 労務費 109 110 106 100 82 86 78 ロイヤリティ 89 88 94 91 78 80 91 外注費 66 54 33 34 36 35 41 商品原価 100 159 119 149 103 161 150 その他経費 79 89 59 60 59 62 51 他勘定振替 -27 -16 -11 -17 -31 -22 -21 売上総利益 747 750 835 799 746 753 717 前年比 -17.1% -13.7% 7.1% 2.5% -0.2% 0.4% -14.1% 売上総利益率 64.2% 60.8% 67.6% 65.8% 69.4% 65.1% 64.8% 販管費 708 704 756 667 852 918 987 前年比 -10.7% -12.7% 0.5% -9.4% 20.3% 30.3% 30.6% 販管費率 60.8% 57.1% 61.3% 54.9% 79.3% 79.4% 89.2% 人件費 220 199 190 182 189 209 222 広告宣伝費 189 209 273 192 283 375 422 回収代行手数料 113 106 122 109 108 107 105 のれん償却費 20 19 21 21 21 21 21 その他経費 166 171 151 162 251 207 217 営業利益 39 45 78 133 -106 -166 -271 前年比 -63.9% -26.3% 196.7% 206.8% - - -営業利益率 3.4% 3.7% 6.3% 10.9% - - -18年4月期 18年4月期 17年4月期 17年4月期ザッパラス|3770
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Coverage セグメント別四半期業績推移 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 2017年4月期にモバイルサービス事業に含めていた占いASP事業等を、組織変更に伴い「その他の事業」セグメントに含めるよう変更した。 モバイルサービス事業のサービス別売上高の内訳 出所:会社データよりSR社作成 *売上高構成比をもとに各サービスの売上高を算出。 四半期業績推移 累計(百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 1,164 2,397 3,631 4,847 1,075 2,231 3,337 前年比 -19.6% -20.9% -15.6% -12.8% -7.7% -6.9% -8.1% モバイルサービス 906 1,825 2,796 3,717 837 1,679 2,489 前年比 -6.8% -6.2% -3.3% -3.2% -7.6% -8.0% -11.0% 海外 91 194 298 406 107 227 349 前年比 -36.3% -27.8% -24.1% -20.0% 17.3% 17.1% 17.2% その他 167 378 538 724 131 325 498 前年比 -49.7% -53.6% -47.2% -40.2% -21.5% -14.1% -7.4% 営業利益 39 84 162 295 -106 -272 -542 前年比 -63.9% -50.4% -17.5% 22.9% - - -モバイルサービス 171 341 518 759 54 -13 -191 前年比 -22.5% -12.7% -9.4% 3.6% -68.2% - -海外 0 2 6 12 9 29 前年比 - - - -その他 -1 -6 -1 2 4 6 前年比 - - - -87.7% - -調整 -130 -253 -360 -479 -173 -293 四半期業績推移 3ヵ月(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 1,164 1,233 1,234 1,215 1,075 1,156 1,106 前年比 -19.6% -22.1% -2.9% -3.3% -7.7% -6.3% -10.4% モバイルサービス 906 919 971 922 837 842 810 前年比 -6.8% -5.6% 2.7% -3.0% -7.6% -8.4% -16.6% 海外 91 102 104 108 107 120 122 前年比 -36.3% -18.0% -16.1% -6.0% 17.3% 17.0% 17.4% その他 167 211 159 186 131 194 173 前年比 -49.7% -56.3% -21.0% -3.5% -21.5% -8.2% 8.5% 営業利益 39 45 78 133 -106 -166 -271 前年比 -63.9% -26.3% 196.7% 206.8% - - -モバイルサービス 171 171 177 241 54 -68 -178 前年比 -22.5% 0.1% -2.3% 49.8% -68.2% - -海外 0 2 3 7 9 19 前年比 - - - -59.5% - 788.3% その他 -1 -5 6 3 4 2 前年比 - - - -調整 -130 -123 -108 -118 -173 -119 18年4月期 18年4月期 17年4月期 17年4月期 四半期業績推移 3ヵ月(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q モバイルサービス事業売上高(新基準) 906 919 971 922 837 842 810 前年比 - - - - -7.6% -8.4% -16.6% 占い関連 763 779 830 793 731 741 713 前年比 - - - - -4.1% -4.8% -14.1% 構成比 84.2% 84.7% 85.5% 86.1% 87.4% 88.0% 88.0% その他コンテンツ 118 115 115 105 90 87 83 前年比 - - - - -23.9% -24.5% -27.9% 構成比 13.0% 12.5% 11.8% 11.4% 10.7% 10.3% 10.2% その他 25 26 26 23 16 14 15 前年比 - - - - -37.3% -44.4% -44.4% 構成比 2.8% 2.8% 2.7% 2.5% 1.9% 1.7% 1.8% 17年4月期 18年4月期ザッパラス|3770
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Coverage モバイルサービス事業の四半期業績推移 出所:会社資料をもとにSR社作成 *2017年4月期にモバイルサービス事業に含めていた占いASP事業等を、組織変更に伴い「その他の事業」セグメントに含めるよう変更した。 *売上総利益は会社資料の売上総利益率をもとにSR社が計算。 四半期業績推移 累計(百万円) 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 1Q 1-2Q 1-3Q 1-4Q 売上高 906 1,825 2,796 3,717 837 1,679 2,489 前年比 -6.8% -6.2% -3.3% -3.2% -7.6% -8.0% -11.0% 原価 264 552 813 1,059 212 436 654 前年比 -0.7% 0.1% -4.3% -7.4% -19.9% -21.1% -19.6% 原価率 29.2% 30.3% 29.1% 28.5% 25.3% 26.0% 26.3% 労務費 93 188 277 363 67 138 197 前年比 - - - - -28.0% -26.6% -28.9% ロイヤリティ 85 169 258 344 78 157 236 前年比 - - - - -8.2% -7.1% -8.5% 外注費 35 69 99 130 34 68 105 前年比 - - - - -2.9% -1.4% 6.1% その他 51 124 175 215 31 69 117 前年比 - - - - -39.2% -44.4% -33.1% 売上総利益 641 1,273 1,982 2,658 625 1,243 1,835 前年比 -9.1% -8.7% -2.9% -1.4% -2.5% -2.3% -7.4% 売上総利益率 70.8% 69.7% 70.9% 71.5% 74.7% 74.0% 73.7% 販管費 471 931 1,464 1,899 571 1,257 2,027 前年比 -3.0% -7.1% -0.4% -3.3% 21.3% 34.9% 38.4% 販管費率 52.0% 51.0% 52.4% 51.1% 68.2% 74.9% 81.4% 人件費 104 194 278 362 96 204 326 前年比 - - - - -7.7% 5.2% 17.3% 広告宣伝費 176 369 626 803 270 630 1,039 前年比 - - - - 53.4% 70.7% 66.0% 回収代行手数料 113 218 340 449 108 214 319 前年比 - - - - -4.4% -1.8% -6.2% その他 77 148 216 280 96 205 330 前年比 - - - - 24.7% 38.5% 52.8% 営業利益 171 341 518 759 54 -13 -191 前年比 -22.5% -12.7% -9.4% 3.6% -68.2% - -営業利益率 18.8% 18.7% 18.5% 20.4% 6.5% - -四半期業績推移 3ヵ月(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 売上高 906 919 971 921 837 842 810 前年比 -6.8% -5.6% 2.7% -3.0% -7.6% -8.4% -16.6% 原価 264 288 261 245 212 224 218 前年比 -0.7% 0.9% -12.3% -16.8% -19.9% -22.2% -16.6% 原価率 29.2% 31.3% 26.9% 26.6% 25.3% 26.6% 26.9% 労務費 93 95 89 86 67 71 59 前年比 - - - -12.2% -28.0% -25.3% -33.7% ロイヤリティ 85 84 89 86 78 79 79 前年比 - - - 7.5% -8.2% -6.0% -11.2% 外注費 35 34 30 31 34 34 37 前年比 - - - -57.5% -2.9% 0.0% 23.3% その他 51 73 51 40 31 38 48 前年比 - - - -2.4% -39.2% -47.9% -5.9% 売上総利益 641 632 710 676 625 618 592 前年比 -9.1% -8.3% 9.6% 3.2% -2.5% -2.1% -16.6% 売上総利益率 70.8% 68.7% 73.1% 73.4% 74.7% 73.4% 73.1% 販管費 471 461 533 436 571 686 770 前年比 -3.0% -11.0% 14.1% -11.9% 21.3% 48.8% 44.6% 販管費率 52.0% 50.1% 54.9% 47.3% 68.2% 81.4% 95.1% 人件費 104 90 84 84 96 108 122 前年比 - - -16.8% -17.6% -7.7% 20.0% 45.2% 広告宣伝費 176 193 257 177 270 360 409 前年比 - - 32.5% -12.4% 53.4% 86.5% 59.1% 回収代行手数料 113 105 122 109 108 106 105 前年比 - - -4.7% -8.4% -4.4% 1.0% -13.9% その他 77 71 68 64 96 109 125 前年比 - - 9.7% -8.6% 24.7% 53.5% 83.8% 営業利益 171 171 177 240 54 -68 -178 前年比 -22.5% 0.1% -2.3% 49.3% -68.2% - -営業利益率 18.8% 18.6% 18.2% 26.1% 6.5% - -18年4月期 17年4月期 18年4月期 17年4月期ザッパラス|3770
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Coverage2018年4月第3四半期実績
売上高は3,337百万円(前年同期比8.1%減)、営業損失は542百万円(前年同期は162百万円の営業利益)、経常損失は 554百万円(前年同期は198百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は601百万円(前年同期は133百万 円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。 売上高については、海外事業は前年同期比で増収となったが、モバイルサービス事業、その他事業は前年同期比で減収と なった。利益面では、減収に伴い売上総利益が減少したほか、占いフェス、占いTVへの継続投資のため、広告宣伝費等 の販管費が増加し、減益となった。 過去の四半期実績は、過去の実績および財務諸表へザッパラス|3770
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Coverage今期会社予想
出所:会社資料をもとにSR社作成 2018年4月期通期会社予想は、売上高4,800百万円(前期比1.0%減)、営業損失650百万円(前期は294百万円の営業利益) を見込んでいる。 売上高については、モバイルサービス事業の主力である、占いデジタルコンテンツが前期から下げ止まっており、引き続 き堅調な推移が予想されることを主因として、前期実績並みの4,800百万円を予想している。なお、同社が中長期の成長 に重要な施策と考えている「占いフェス」及び「占いTV」(「中長期見通し」の項参照)の収益貢献は限定的であると 予想している模様。 営業損益については、占いデジタルコンテンツが堅調に推移するものの、「占いTV」の映像制作関連費やアプリ開発費 及び「占いフェス」の開催費用等の投資額を加味し、650百万円の営業損失を見込んでいる。同社は中長期的な成長路線 への回帰を目指す中で、2018年4月期を重点投資の時期と位置づけ、「占いTV」を軸とした新規事業の推進に取り組んで いく方針である。 経常利益及び当期純利益については、外貨建て資産が為替相場の動向により変動することから未定としている。また、配 当予想についても未定としている。 今期会社予想 (百万円) 上期 下期 通期 上期 下期会予 通期会予 売上高 2,397 2,450 4,847 2,231 2,569 4,800 前年比 -20.9% -3.1% -12.8% -6.9% 4.9% -1.0% 売上原価 900 816 1,716 732 売上総利益 1,497 1,634 3,131 1,499 前年比 -15.4% 4.8% -5.9% 0.1% 売上総利益率 62.5% 66.7% 64.6% 67.2% 販売費及び一般管理費 1,413 1,423 2,836 1,770 売上高販売管理費率 58.9% 58.1% 58.5% 79.3% 営業利益 84 210 295 -272 -378 -650 前年比 -50.4% 203.0% 22.9% - - - 営業利益率 3.5% 8.6% 6.1% - - -経常利益 4 294 299 -243 前年比 -97.8% - 86.1% 経常利益率 0.2% 12.0% 6.2% -当期純利益 -2 137 135 -298 前年比 - - - -17年4月期 18年4月期ザッパラス|3770
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Coverage中長期見通し
2012年4月期から2016年4月期はスマートフォンの普及によって業績が低迷
同社は、フューチャーフォン時代には占いを中心とした差別化戦略が奏功し、業績を拡大してきた。しかし、スマートフォ ンの急速な普及に伴って、収益の主体であったフューチャーフォン向けのコンテンツ収入の減少が続き、戦略の転換を余 儀なくされた。同社によれば、同社のコンテンツの品質が悪くなったわけでも、ARPU(1ユーザー当りの月次売上高) が下がったわけでもないとのこと。 同社では、スマートフォンの急速な普及に伴い、従来のキャリア向け広告を主体とした集客モデルの効果が薄れた。この ため、キャリア経由で行う広告集客モデルから脱却し、顧客に対する独自のコンタクトポイントを確立しようとしている。 また、2016年4月期以降は、手薄であったスマートフォン向けサービスの拡充にも注力している。スマートフォンでは主 流となっているアプリサービスの拡充により、集客の間口を広げて、潜在顧客の掘り起こしを進めるとしている。 スマートフォン普及の影響によって、同社の業績は2012年4月期以降2016年4月期まで減収減益を継続した。売上高は 2011年4月期の10,088百万円が2016年4月期には5,559百万円に減少し、営業利益は同期間に3,073百万円から240百万円 に減少した(2015年4月期にコマース関連事業を整理した影響もある)。2017年4月期に業績は回復基調に転換
2017年4月期にはフューチャーフォン向けコンテンツ収入の減少が一巡し、売上高の減少ペースは鈍化した。さらに、費 用のコントロールによって、利益率が向上した。その結果、営業利益は6期ぶりに前期比で増加した。2018年4月期以降、「占いフェス」と「占いTV」へ投資を行い、顧客とのコンタクトポイント拡大
を図る
2018年4月期について、同社は新たな集客の仕組みづくりを最重要課題とし、ユーザーのニーズに合致したコンテンツ・ サービスの拡充を行うとともに潜在ユーザーとのコンタクトポイントを拡大していくことで、同社グループの顧客基盤を 確立・強化し、中長期での企業価値向上を目指すとしている。 潜在ユーザーとのコンタクトポイント拡大について、同社は中長期での成長を目指し、「占いフェス」と「占いTV」の2 つの取り組みに投資を行うとしている。これらによって占いを文化として広げ、ユーザーの裾野を拡大させていく方針で あるという。 「占いフェス」の開催 「占いフェス」は総勢約100名の占い師が一堂に会し、来場者を占う「占いコーナー」や、占い師・芸能人・著名人など によるステージ、様々な占いを楽しめるアトラクションなどを開催するイベントである。同社は2017年1月14・15日に第 1回の「占いフェス」を開催し、約5,000名が来場した。 同社によれば、「占いフェス」において「占いコーナー」などは有料であるが、入場は無料であり、イベント収入の業績 貢献は限定的であるという。一方、会場の賃借料、内装の費用等を要し、費用は収入を上回る模様。同社が「占いフェス」 を開催する理由は、占い師と来場者が直接会うことで関係を深め、イベント後の来場者のコンテンツ利用促進を図ること にあるという。ただし、中長期では「占いフェス」自体で利益を計上することを目指すとしている。 2018年4月期は2017年7月に「占いフェス Summer」を開催し、来場者数は13,000人となった。2018年1月には「占いフェ ス」を開催した。ザッパラス|3770
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Coverage 占いフェス(2018年1月開催) 出所:現地にてSR社撮影 「占いTV」の配信開始 同社は2017年7月に24時間365日、占いにまつわる様々な番組を放送するインターネット放送局「占いTV」の配信を開始 した。 「占いTV」は視聴無料で、スマートフォンアプリ(iOS、Android)、Webで視聴することができる。放送内容は全て占い に関連する同社オリジナルの番組である。内容は最新トレンドや時事ネタと占いをかけあわせた情報番組や開運クッキン グ、運気がアップするメイク術、パワースポット紹介、占い予報、悩み相談などを予定しているという。占い師の他、芸 能・著名人が出演する。番組制作にはTBSでプロデューサー経験を有する角田陽一郎氏が総合プロデューサーとして参画 する。 同社では「占いTV」を中核に複数の新しい占いサービスを創出し、収益機会の拡大を検討している。 同社が目指す中長期の姿 出所:同社資料ザッパラス|3770
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Coverage事 業 内 容
ビジネス概要
同社は占いを中心としたデジタルコンテンツ配信を主力事業とするインターネット企業である。同社では、このコンテン ツ提供を通じ、ユーザーの属性、利用履歴、行動履歴から、嗜好性、心理・行動傾向をパターン化し分析することCRM (Customer Relationship Management:顧客管理))を強みとする。データベースを活用し、ユーザーに合ったコンテ
ンツや商品・サービスをメルマガ・リンク等を活用し訴求する手法を用いてビジネス展開している。
*CRM:Customer Relationship Managementの略、顧客管理。
同社は設立当初は、株式会社NTTドコモ(東証1部9437)のiモードサービスの開始(2000年)に伴い、様々なコンテン ツの配信を行っていた。その後、マザーズに上場(2005年5月に上場)する意思決定を下した際に、事業戦略を明確化し、 占いコンテンツを軸に事業を展開していくことにした。占いコンテンツをビジネスドメインにした背景は、①日常の悩み や関心(恋愛、金運、仕事など)を題材とした運勢は毎日変化するため、ユーザーに毎日閲覧する動機を与える、②占い ユーザーは自分の属性等の正確なデータを入力することになるため、そのデータベースが占い以外の事業のマーケティン グに有効であることがあげられる。 *占いとは、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することをいう。大まかな占術の分類として、易やタロッ トのような偶然性を用いる方法をト術、占星術や四柱推命などの先天的要素(誕生日)によって全体的な運勢を占う占術を命術と呼んで区別し、同 社の占いサイトでは幅広いジャンルを扱っている。 同社は、国内事業については、コンテンツ事業と、コマース関連事業の展開を進めてきた。しかし、急速に普及するスマー トフォン需要に対応するために、同社は、2015年4月期第4四半期より、コマース関連事業を整理し、経営資源を中核事 業であるコンテンツ事業に集中させる戦略を打ち出している。これに合わせて、2016年4月期第1四半期に以下のセグメ ント変更を実施した。 出所:会社資料をもとにSR社作成 *2015年8月分社化、同年10月譲渡予定 2017年4月期のセグメント別売上高構成は、モバイルサービス事業76.7%、海外事業8.4%、その他事業14.9%となってい る。なお、同社は中核のモバイルサービス事業に注力するために、コマース事業の整理を進めている。これに伴い、従来 は単独セグメントであったコマース事業はその他事業に含まれることとなった。 【旧セグメント】 【新セグメント】 コンテンツ事業 名称変更 モバイルサービス事業 ・占い、ゲーム等デジタルコンテンツ ・占い、ゲーム等デジタルコンテンツ ・その他新規サービス ・その他新規サービス ・電話占い コマース関連事業 廃止 ・メディア事業 ・株式会社ビーバイイー ・モバイルコマース ・STYLEST ・藤巻百貨店(株式会社caramo) ・cuna select 海外事業 海外事業 ・⽶国占いサイトの運営 ・⽶国占いサイトの運営 その他の事業 その他の事業 ・株式会社PINKにおける旅行事業 ・株式会社PINKにおける旅行事業 ・モバイルサイト開発受託事業 ・モバイルサイト開発受託事業 ・メディア事業 ・藤巻百貨店(株式会社caramo)* ・電話占い ・cuna select モバイルサービ ス事業へ 売却 その他事業へ
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Coverage セグメント区分と内容 事業区分 内容 モバイルサービス事業 主にモバイルデバイスを通じて提供する占い・ゲーム等デジタルコンテンツの企画制作・開発・ 運営および電話占い等、占い関連サービスの提供のほか、メディアサイトの運営やその他モバイ ル関連サービスの提供、これらに付随する広告配信 海外事業 米国におけるモバイルやインターネット回線を介した、コンテンツ提供及び広告配信 その他事業 上記に該当しない事業活動から生じたもので、モバイルやインターネット回線の活用による商品 の販売及びASP事業、システムの受託開発等並びに旅行事業 セグメント別業績 出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 **セグメント売上高および営業利益は連結調整前の数字ビジネスモデル
モバイルサービス事業
(2017年4月期売上高構成比76.7%、同(調整額控除前)営業利益構成比98.2%) モバイルサービス事業セグメントは、占い、ゲームなどのデジタルコンテンツを提供するコンテンツ事業、広告販売や有 料コンテンツへの送客を目的としたメディア事業、電話占い事業などからなる。同事業の中核は、セグメント売上高の9 割以上を占めるコンテンツ事業である。コンテンツ事業では、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)・スマートフォ ンといったモバイル及びPC向けに提供するコンテンツの企画制作・開発・運営を行っている。 同社は2000年代にフィーチャーフォンの占いコンテンツの提供を中心に業績成長を遂げた。ユーザーがフィーチャー フォンからスマートフォンに移行する中で、同社もスマートフォンへのシフトを進めている。フィーチャーフォン向け売 上高の減少に、スマートフォン向け売上高の成長が追い付かずに、過去数年の同事業の売上高は減少傾向が続いていた。 旧区分 08年4月期 09年4月期 10年4月期 11年4月期 12年4月期 13年4月期 14年4月期 15年4月期 新区分 15年4月期 16年4月期 17年4月期 (百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 (百万円) 遡及修正値 連結 連結 売上高 8,551 10,308 11,225 11,813 10,088 8,890 8,155 7,582 売上高 7,582 5,559 4,847 前年比 23.2% 20.6% 8.9% 5.2% -14.6% -11.9% -8.3% -7.0% 前年比 - -26.7% -12.8% コンテンツ事業 6,509 8,079 8,828 8,920 7,911 6,741 5,644 4,408 モバイルサービス事業 4,585 3,841 3,717 前年比 26.6% 24.1% 9.3% 1.0% -11.3% -14.8% -16.3% -21.9% 前年比 - -16.2% -3.2% 構成比 76.1% 78.4% 78.6% 75.5% 78.4% 75.8% 69.2% 58.1% 構成比 60.5% 69.1% 76.7% コマース関連事業 1,655 1,938 2,085 2,640 1,811 1,649 1,620 1,686 前年比 5.4% 17.1% 7.6% 26.6% -31.4% -9.0% -1.7% 4.1% 構成比 19.4% 18.8% 18.6% 22.3% 17.9% 18.5% 19.9% 22.2% 海外事業 - - - - - 141 495 517 海外事業 517 508 406 前年比 - - - 250.4% 4.4% 前年比 - -1.8% -20.0% 構成比 - - - 1.6% 6.1% 6.8% 構成比 6.8% 9.1% 8.4% その他事業 386 291 312 253 366 359 396 971 その他事業 2,480 1,210 724 前年比 70.1% -24.6% 7.1% -18.8% 44.6% -1.9% 10.3% 145.1% 前年比 - -51.2% -40.2% 構成比 4.5% 2.8% 2.8% 2.1% 3.6% 4.0% 4.9% 12.8% 構成比 32.7% 21.8% 14.9% 営業利益 1,871 2,709 3,016 3,073 2,584 1,423 722 517 営業利益 517 240 295 前年比 49.5% 44.8% 11.3% 1.9% -15.9% -44.9% -49.2% -28.4% 前年比 - -53.6% 22.9% コンテンツ事業 2,370 3,152 3,526 3,786 3,234 2,536 1,948 1,637 モバイルサービス事業 1,240 733 759 前年比 27.2% 33.0% 11.9% 7.4% -14.6% -21.6% -23.2% -16.0% 前年比 - -40.9% 3.6% 構成比 100.3% 98.2% 100.0% 98.9% 96.2% 112.7% 130.7% 117.3% 構成比 127.7% 99.3% 98.2% コマース関連事業 -4 129 187 93 -85 -71 -164 -194 前年比 -96.4% -3035.5% 44.3% -50.5% -191.8% -16.6% 132.1% 18.0% 構成比 -0.2% 3.9% 5.0% 2.4% -2.6% -3.2% -12.4% -16.1% 海外事業 - - - - - -1 -78 -83 海外事業 -83 -12 12 前年比 - - - 前年比 - -構成比 - - - 0.0% -5.2% -5.9% 構成比 -8.5% -1.7% 1.6% その他事業 -7 59 -1 42 128 -285 -380 -158 その他事業 -186 18 2 前年比 - - - - 204.2% - - - 前年比 - - -87.7% 構成比 -0.3% 1.8% 0.0% 1.1% 3.8% -12.7% -25.5% -11.3% 構成比 -19.2% 2.4% 0.3%ザッパラス|3770
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Coverage モバイルサービス事業(旧コンテンツ事業)売上高推移 出所:同社資料をもとにSR社作成 注:同社は2016年4月期にセグメント区分の変更を実施し、コンテンツ事業はモバイルサービス事業となった。 四半期ベースのデバイス別コンテンツ売上高の推移 出所:会社資料をもとにSR社作成 なお、2015年4月期には、コンテンツ事業におけるスマートフォン売上高の構成比が、初めて過半数を超えた。その後の 詳細は開示されていないが、スマートフォンの売上高構成比の上昇傾向は続いている模様であり、フィーチャーフォン減 少の影響も沈静化しつつある。このため、同社では、2016年4月期以降は、中核事業であるモバイルサービス事業の立て 直しに注力している。その一環として、モバイルサービス事業以外の事業を一度縮小し、同社が強みとする占いを中心と したモバイルサービス事業の展開を加速させる計画を推進している。 *フィーチャーフォンとは、通話機能を主体とし、その他にカメラやワンセグをはじめとする機能を搭載している従来型の携帯電話のこと。 *スマートフォンとは、iPhoneやAndroidに代表される、パソコンと同等の機能を持ち合わせた多機能携帯端末のこと。 モバイルサービス事業で主に同社グループが提供するコンテンツは、キャリア(携帯電話事業者)及びISP(インターネッ トサービスプロバイダー)の公式コンテンツ(キャリア及びISPが審査を行い、承認したコンテンツのこと)となる。ユー ザーの集客方法は、純広告*・アフィリエイト広告*など。その後会員登録を行ってもらい、日々コンテンツを配信する。 コンテンツには無料コンテンツと有料コンテンツがある。無料コンテンツの役割は集客の入り口のためのコンテンツであ り、サービス利用後に有料課金会員として登録に至るのが理想である。一方で、最初から有料課金会員として登録するユー ザーもいる。 *純広告: インターネット広告において、特定のアドネットワークを経由せずに指定の媒体に掲載される広告を意味する。 5,142 6,509 8,079 8,828 8,920 7,911 6,741 5,644 4,408 4,585 3,841 3,717 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 07年4月期 08年4月期 09年4月期 10年4月期 11年4月期 12年4月期 13年4月期 14年4月期 15年4月期 16年4月期 17年4月期ザッパラス|3770
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Coverage *アフィリエイト広告:成果報酬型のインターネット広告。アフィリエイトプログラムを導入し、そのプログラムに掲載先として参加しているアフィ リエイトサイトやメールマガジンに広告を掲載してもらい、商品購入などの最終成果またはクリックが発生した件数に応じて広告費用を支払う。 モバイルサービス事業取引の流れ 出所:同社資料よりSR社作成 フィーチャーフォンでは、月額利用料(300円)をキャリアが通信料と合せてユーザーに請求する。 一方スマートフォンのビジネスモデルはフィーチャーフォンとはやや異なり、月額課金と個別課金(従量制)からなる。 個別課金は多数の占いコンテンツジャンルのアプリの企画・配信を行っており、アイテム・各メニューの利用量に応じた 従量課金となっている。iPhone(App Store*)やAndroid(GooglePlay*)を経由して販売すると、Appleや Googleに 手数料を支払うこととなる。ユーザーの会員登録に至る経緯の内訳としては、自然流入(フィーチャーフォンからの会員 +自ら同社サービスにアクセスし会員となる)によるケースと、CRM(メルマガ・リンク等)と、純広告・アフィリエ イト広告経由、ソーシャルメディアや口コミとに分けられる。*App Store: iPhone向けアプリのダウンロードサービス。 *GooglePlay:Android向けアプリのダウンロードサービス。 スマートフォンへの流入状況 出所:ヒアリングをもとにSR社作成 コンテンツ事業取引の流れ 純広告・アフィリエイト広告 アプリマーケット ソーシャルメディア・口コミ その他(自発的) リンク・メルマガ等 スマートフォン 広告経由 自然流入 CRM
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Coverage 同社の主要ユーザーは主にF1 層(20~34歳の女性)、F2層(35~49歳の女性)であり、ユーザーの利用パターンとし ては、例えば占いコンテンツの場合、何かの「きっかけ(仕事や恋愛における悩みなど)」で登録し利用を開始する(対 価を支払う)。ユーザーは複数のサイトを積極的に回遊する傾向があり、その「きっかけ」が解決されるなど一定期間利 用したのち、多くのユーザーが一度利用を中断してしまうものの、別の「きっかけ」が生じると、利用を再開するケース も多いという。同社は、ユーザーのLTV(Life Time Valueの略、顧客がその企業に対して将来的にもたらす利益のこと)の向上を目指し ている。スマートフォンでは、多くのユーザーが個別課金を利用しており、各アイテムの単価は平均して月額300円の課 金単価を上回っている模様である。因みに対面式の占いでは、著名占い師に対する報酬は高額になると1時間数万円にも のぼるようだ。それと比較すると、占いコンテンツは割安な価格となる。 主要の占いコンテンツサイトとしての差別化は、①どのような占い師を抱えているか、②ユーザーフレンドリー(読みや すい)なテキストメッセージを配信しているか、③コンテンツを量産するしくみ、運営する仕組みが出来ているか、が重 要と同社はコメントしている。監修者については、メディアに露出し始めた占い師に営業を掛けて業務契約を結ぶのが一 般的だが、駆け出しの占い師をプロモーションすることもある。これらは監修者営業と呼ばれ、同社では雑誌などを地道 にチェックし占い師に接触している。また、メディア露出の高い著名占い師は当然のことながら人気があり、占い師自身 のブランド力で集客が可能なため、人気占い師を含め多くの占い師を囲い込むことは重要である。一方、占い師も自らの 売上を増やすには、より会員数の多い運営会社と提携した方が有利であり、大手企業、会員数の多い運営サイトとの提携 を好む傾向があり、規模が一つの参入障壁、差別化要因とも言える。また、占いは毎日運勢が変わるため、日々アップデー トされる。そのため、テキスト作成は重要である。毎日のようにコンテンツとなる文章(日々の運勢)が更新されている が、アルゴリズムにより、変数(ユーザー属性)分析はパターン化されており、1ヵ月程度の分量が事前に準備されてい るようだ。各占い師が鑑定した結果を社内のライターが忠実に表現したテキストにおこし、その内容を占い師が監修して いる。 同社は、顧客の多様なニーズに対応することと、CRMノウハウを活用することで、顧客に合ったコンテンツ・商品をメ ルマガ・リンク等を活用し訴求することで、LTVを最大化することを目指している。 具体的には、登録情報(性別、年齢、職業、趣味)やサイトの利用状況(利用履歴、行動履歴)から顧客一人一人の心理 傾向、行動傾向、趣味嗜好をパターン化し分析することにより、女性に人気のコンテンツ(占い、デコメ、待受、ライフ スタイルなど)をメルマガ・リンク等を活用し訴求している。 モバイルサービス事業の費用構造 同事業に関しては、新コンテンツ拡充のために人件費及び外注費などが増加しているものの、売上高および営業利益は総 じて安定的に推移している。 同事業の売上原価は、労務費、ロイヤリティ、外注費、その他で構成される。同事業の売上原価率は30%弱と低く、高収 益事業である(2017年4月期)。占い結果は基本的にテキストで配信されサーバー負荷が軽く、プログラミングにより内 容を自動更新・配信するため運営費が安い。
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Coverage コンテンツ事業の費用内訳(2017年4月期) 出所:同社資料よりSR社作成 *ロイヤリティには慣習ロイヤリティの他、運営業務委託先のレベニューシェアも含まれている。 2017年4月期において販売管理費は売上高に対して51%であった。販管費の最大の項目は広告宣伝費で、同社によれば、 会員一人当たり取得コスト(コンテンツ事業の広告宣伝費/月額課金会員数)は一定水準を意識しているとのこと。ただ し、販売促進を強化しているスマートフォンの取得コストは、フィーチャーフォンよりもやや高めになっている模様であ る。海外事業
(2017年4月期売上高構成比8.4%、同(調整額控除前)営業利益構成比1.6%) 海外事業セグメントでは、米国に拠点を置く同社100%子会社であるZappallas,Inc.(U.S.)が占いコンテンツビジネスを 展開している。米国での占いコンテンツビジネスは主に広告収入を収益源に展開している。 セグメント損益はのれん償却費(年間で1.6百万ドル)のために赤字であったが、コスト構造の見直しなどにより、改善 した。また、2016年4月期において、のれんの減損損失772百万円を特別損失に計上し、のれん償却費が減少した。その 結果、2017年4月期には黒字化した。その他事業
(2017年4月期売上高構成比14.9%、同(調整額控除前)営業利益構成比0.3%) その他事業セグメントは、モバイルサイト開発受託、旅行業務を行う株式会社PINK、オンラインショッピングサイトの 運営などからなる。 2015年4月期では、同セグメントの売上の約7割がコマース事業であったが、同社は、モバイルサービス事業に集中する 戦略を打ち出す中でコマース事業の整理を進めた。なお、2017年4月末時点のコマース事業は、「cuna select」(ベビー &キッズ用品のオンラインセレクトショップ)のみである。 12.3% 11.7% 4.4% 7.3% 12.3% 27.3% 15.2% 9.5% 労務費 ロイヤリティ 外注費 その他 人件費 広告宣伝費 回収代行手数料 その他 販 管 費 原 価ザッパラス|3770
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Coverage主要事業の主な商品
同社は、ユーザーが複数のサイトを回遊する行動特性に着目しサイト数を拡大させてきた。とりわけ、F1層からF2層を 中心としたユーザー向けにサービス・商品を提供している。 コンテンツサイト例(2017年6月時点) 占い コンテンツ カテゴリー 内容 姓名判断 “安斎勝洋”の安斎流姓名判断 姓名に宿る強運、本質、年代運から未来の運勢までを占う。 東洋占い 鑑定暦35年、一万人以上の鑑定実績を誇る桃玉(とうぎょく)氏によ る鑑定。 四柱推命 新宿西口小田急前で行列を作り続けてきた人気鑑定士真如雅子(しん じょまさこ)しによる鑑定。四柱推命を基に、様々な占術を使用して 鑑定する。 占い総合 Chapli プロの占い師に簡単に相談できるオンライン占いサロン。1回10分か ら占いが可能。 ゲーム コンテンツ カテゴリー 内容 スマホノベル 1話完結のストーリー型ゲーム。自分の身体と他人の身体を入れ替え る特殊能力を持つ者による犯罪を解決するサスペンス。 メディア コンテンツ カテゴリー 内容 占いポータル 主に20代から30代の女性に向けた「恋愛」をテーマとして、「占い」 と「恋愛」の読み物をコラボ(連携)させた情報ポータルサイト。 西洋占い 恋愛や結婚についての悩み…。人生や仕事に関する問題など、心配や 不安を取り去る解決のヒントに、人気の無料占いコンテンツを多数提 供している。ザッパラス|3770
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Coverage収益性分析
出所:会社データよりSR社作成 *表の数値が会社資料とは異なる場合があるが、四捨五入により生じた相違であることに留意。 **売上総利益は返品調整引当金の調整額を除いて記載している。 ***負債比率はネットデットを使用している。 収益性 08年4月期 09年4月期 10年4月期 11年4月期 12年4月期 13年4月期 14年4月期 15年4月期 16年4月期 17年4月期 (百万円) 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 連結 売上総利益 5,091 6,671 7,580 7,800 6,861 6,118 5,396 4,549 3,328 3,131 売上総利益率 59.5% 64.7% 67.5% 66.0% 68.0% 68.8% 66.2% 60.0% 59.9% 64.6% 営業利益 1,871 2,709 3,016 3,073 2,584 1,423 722 517 240 295 営業利益率 21.9% 26.3% 26.9% 26.0% 25.6% 16.0% 8.9% 6.8% 4.3% 6.1% EBITDA 2,154 2,957 3,259 3,528 2,909 1,998 1,288 978 568 517 EBITDA マージン 25.2% 28.7% 29.0% 29.9% 28.8% 22.5% 15.8% 12.9% 10.2% 10.7% 利益率(マージン) 12.0% 15.3% 13.7% 13.8% 15.7% 10.3% 4.6% 3.2% -9.7% 2.8% 財務指標 総資産経常利益率(ROA) 16.8% 21.3% 38.8% 37.9% 28.5% 16.9% 7.5% 7.2% 1.7% 3.5% 自己資本純利益率(ROE) 22.8% 28.3% 25.4% 25.5% 21.1% 11.2% 4.5% 2.9% -6.7% 1.7% 総資産回転率 1.40 1.39 1.43 1.45 1.11 0.91 0.81 0.75 0.60 0.57 在庫回転率 107.2 213.4 250.4 128.5 89.3 52.9 29.0 20.0 22.4 156.4 在庫回転日数 3.4 1.7 1.5 2.8 4.1 6.9 12.6 18.3 16.3 2.3 運転資金(百万円) 1,443 1,734 1,454 1,971 1,786 1,471 1,295 1,025 612 593 流動比率 321% 359% 338% 393% 538% 620% 582% 544% 1154% 1183% 当座比率 317% 357% 334% 388% 530% 595% 567% 523% 1041% 1171% 営業活動によるCF/流動負債 0.80 0.14 0.14 0.96 1.03 1.23 1.16 0.89 0.33 1.02 負債比率 -39.7% -46.8% -56.5% -58.9% -52.3% -40.0% -46.6% -55.3% -68.0% -78.5% 営業活動によるCF/負債合計 0.72 0.13 0.14 0.93 1.18 0.86 0.79 0.67 0.44 1.02 キャッシュ・サイクル(日) 21.4 22.5 18.3 25.8 39.3 42.8 40.5 40.6 39.8 28.7 運転資金増減 398 291 -280 517 -185 -315 -175 -270 -413 -19ザッパラス|3770
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Coverage市場とバリューチェーン
マーケット概略
スマートフォンの普及
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2017」によれば、2017年のスマートフォンの所有率(東京) は77.5%と2010年の9.8%から7年間で8倍近くになった。 スマートフォン所有率の時系列推移 出所:株式会社博報堂DYメディアパートナーズ「メディア定点調査2017」をもとにSR社作成モバイルコンテンツ関連市場規模
スマートフォンの急速な普及に伴いモバイルコンテンツを取り巻く環境は大きく変化している。一般社団法人モバイル・ コンテンツ・フォーラムが2016年7月に公表した「2015年モバイルコンテンツ関連市場規模調査」によれば、モバイルコ ンテンツとモバイルコマースからなるモバイルコンテンツ関連市場の2015年の市場規模は4.4兆円(前年比13%増)で あった。下図にみられるように、とりわけスマートフォン向けモバイル市場の拡大に牽引され、全体の市場規模も順調に 拡大している。 モバイルコンテンツ及びモバイルコマース市場規模の推移 出所:一般財団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムの資料をもとにSR社作成 9.8% 16.5% 31.0% 45.0% 59.1% 69.2% 70.7% 77.5% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 3,666 4,272 4,835 5,525 6,465 6,539 4,793 2,447 1,540 1,009 806 3,717 8,336 13,026 14,623 5,641 7,329 8,689 9,681 10,085 11,716 14,997 19,359 24,480 28,596 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 モバイルコンテンツ市場(フィーチャーフォン) モバイルコンテンツ市場(スマートフォン) モバイルコマース市場 ( 億円 )ザッパラス|3770
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Coverage モバイルコンテンツ市場 同調査によれば、モバイルコンテンツ関連市場のうち、2015年のモバイルコンテンツ(フィーチャーフォン市場、スマー トフォン等市場)の市場規模は1.5兆円(前年比7%増)であった。内訳をみると、フィーチャーフォン市場が1,009億円 (同34%減)であったが、スマートフォン等市場が1.4兆円(同12%増)であった。スマートフォンの普及に伴い、コンテ ンツ市場も既存のフィーチャーフォンからスマートフォンへシフトしていることが見て取れる。 また、同調査によれば、2015年におけるフィーチャーフォン向けの占いコンテンツの市場規模は29億円(前年比27%減) であった。占い市場はフィーチャーフォン向けモバイルコンテンツ市場全体に対する構成比は3%前後の水準で推移して いる。 フィーチャーフォン占いの市場規模推移(億円)とフィーチャーフォン向けコンテンツにおける構成比 出所:一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムなどの資料をもとにSR社作成 同調査では、フィーチャーフォン市場とスマートフォン等市場ではデータの集計方法が異なっている。スマートフォン向 けモバイルコンテンツ市場の内訳については、4つの分類(ゲーム・ソーシャルゲーム等市場、動画・映像配信市場、音 楽コンテンツ市場、その他)で開示しており、占いコンテンツの動向については言及していない。ただし、現在のスマー トフォン市場向けコンテンツの拡大はゲーム・ソーシャルゲーム等の市場の隆盛が大きく寄与していると結論付けている。 モバイルコンテンツ(スマートフォン等)市場の内訳 出所:一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調査 *電子書籍は2013年より調査項目に追加 一般的には、スマートフォンユーザーの方がコンテンツの利用頻度やコンテンツ単価が高いと見られている。SR社では、 182 200 191 185 180 122 71 40 29 4.3% 4.1% 3.5% 2.9% 2.8% 2.5% 2.9% 2.6% 2.9% 0.0% 0.5% 1.0% 1.5% 2.0% 2.5% 3.0% 3.5% 4.0% 4.5% 0 50 100 150 200 250 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 占い市場(億円、左軸) 構成比(右軸) (億円) 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 スマートフォン等市場合計 806 3,717 8,336 13,026 14,623 前年比 - 361.2% 124.3% 56.3% 12.3% ゲーム・ソーシャルゲーム等市場 481 2,607 5,597 8,938 9,628 前年比 - 442.0% 114.7% 59.7% 7.7% 動画・映像配信市場 - 262 960 1,318 1,460 前年比 - - 266.4% 37.3% 10.8% 電子書籍市場 - - 684 1,235 1,622 前年比 - - - 80.6% 31.3% 音楽コンテンツ市場 - 198 398 692 799 前年比 - - 101.0% 73.9% 15.5% その他 325 650 697 843 1,114 前年比 - 100.0% 7.2% 20.9% 32.1%ザッパラス|3770
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Coverage顧客
コンテンツ事業においてはF1・F2層(20代から40代の女性)の顧客が主要セグメントであり、女性が全体の7~8割を占 める。サプライヤー
占いコンテンツにおいてのサプライヤーは監修者である占い師となる。同社の委託先となる占い師は200名を超える。メ ディア露出の高い著名占い師は当然のことながら人気があり、人気占い師を含めた数多くの占い師の囲い込みは重要であ る。参入障壁
監修者は、会員数の多い運営サイトとの提携を好む傾向があり(自らの収入に結び付くため)、企業規模が監修者の囲い 込みに有効であり、参入障壁、差別化要因となっている。競合環境
同社および「2011年モバイルコンテンツ関連市場規模調査」によると、同社はモバイル占いコンテンツ市場において30% 前後の市場シェアを誇る。競合先としては、株式会社メディア工房(東証マザーズ 3815)、株式会社エムティーアイ (JASDAQ 9438)、未上場では、株式会社ポッケ(株式会社ベルシステム24の子会社)などが挙げられる。 メディア工房は占いコンテンツの専業として事業展開している。2016年8月期の売上高は1,940百万円(前期比20.1%減) と同社の半分以下の売上高規模である。ザッパラス|3770
LAST UPDATE: 2018.03.07 Research Coverage Report by Shared Research Inc. | www.sharedresearch.jp
R
CoverageSW(Strengths, Weaknesses) 分析
強み(Strengths)
◤ 高い収益力:同社は「占い」を中心にコンテンツを量産する体制を構築し、オペレーションを標準化することにより、 サイトを効率的に運用してきた。設備投資は少なく済み、従ってフリーキャッシュフローは安定してプラスで推移し ている。こういった高い収益力と財務の健全性は、今後の新規投資やM&A実施などの際に有利に働く上、外部環境の 悪化への耐久性の高さを示すだろう。 ◤ F1層(20~34歳女性)、F2層(35~49歳女性)からの高い支持:同社のコア会員層は、20代から40代の女性という 可処分所得の多いセグメントである。そしてこのF1、F2層の豊富な登録データと強固な会員基盤、CRMノウハウがあ り、この消費旺盛なセグメントに即したビジネス展開ができる。 ◤ 監修者に対するブランド力:同社は、占い師や料理人など監修者に対する訴求力が強い。監修者は自らの売上を増や すには、より会員数の多い運営会社と提携した方が有利であり、大手企業、会員数の多い運営サイトとの提携を好む 傾向がある。運営サイトとしても、監修者のブランド力で集客が可能なため、人気監修者の囲い込みは重要である。弱み(Weaknesses)
◤ レガシープラットフォームへの依存が高さ:同社は、フィーチャーフォンにおいて占いコンテンツ市場の高いマーケッ トシェアを保持していた。このことは、強みでもあった反面、スマートフォンという新たなプラットフォームが普及 した現在において、同社は人材強化を含めビジネスの再構築を強いられている。過去のトラックレコードに鑑みれば、 同社がスマートフォンにおいても高いシェアを保持していく可能性は高いが、現時点においては試行段階である。 ◤ 既存事業がニッチ市場へ特化していること:同社が現行のポジションを築く上で、プラスに寄与したニッチ市場への 特化は、逆にいえば、同社の専門性が特定分野に絞られていることである。新規事業を立ち上げる際には、その専門 性を活かしきれるか否かは現段階では不透明さを残している。同社は、コマース関連事業への展開を進めていたが、 強みのあるコンテンツ事業の拡充を優先するために、2015年4月期後半より、事業の選択と集中を進めている。 ◤ 既存事業が国内市場に依存していること:国内市場においては成長余地が限られている一方、海外市場には同社の国 内での成功モデルやノウハウを活用していけば大きなポテンシャルがあると考えられ、同社はその展開に着手した。 一方、同社は2012年4月期までは国内市場に依存していたため、海外展開に関しては現地の情報や言語の問題など、 クリアしなければならない点も多い。2012年12月に買収したDaily Insight Groupを軸に海外展開を図っている点は、 正しい戦略として評価できよう。大々的に成功できるか否かはまだ不透明な状態であるが、今後の展開が期待される。ザッパラス|3770
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