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本 誌 に 掲 載 した 事 例 の 判 決 文 決 定 文 は 可 能 な 限 りLEX/DBに 登 載 しています 決 定! 第 13 回 季 刊 刑 事 弁 護 新 人 賞 [ 最 優 秀 賞 ] 被 告 人 と 向 き 合 い 突 破 口 を 見 出 した 無 罪 事 件 初 めての 刑 事

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第85号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 8 5 s p r i n g 2 0 1 6 [特集1]

司法と福祉との連携

コミュニケーションから考える福祉的支援と刑事弁護―本特集の趣旨 鈴木一郎 33 社会福祉士・田村満子さんに聞く 司法と福祉の連携をどう築くか インタビュアー:高橋昌子 36 福祉的支援の構築について―弁護士の視点から 辻川圭乃 42 [事例報告]傷害被告事件 事件当時の状況を顕出して執行猶予となった事例 我妻路人 47 [事例報告]非現住建造物等放火被告事件 自閉症スペクトラムをもつ被告人の弁護 高橋映次 51 [事例報告]強姦致傷被告事件 触法障害者と向き合う 西村武彦 54 [事例報告]脅迫被告事件 発達障害の疑いのある若年被告人 東 祐紀 58 座談会 障害のある被疑者・被告人に対して弁護士は何ができるか 石側亮太/小倉悠治/中井真雄/ 西村武彦/金杉美和 63 「司法と福祉との連携」における弁護士の立ち位置―目的は、再犯防止ではなく、社会における生活再建である 大杉光子 72 東京TSネットの活動―弁護人とソーシャルワーカーをつなぐ挑戦 浦﨑寛泰 78 [特集2]

GPS捜査の問題点と刑事弁護の課題

本特集の趣旨 高平奇恵 83 GPS捜査の法的規律 村井敏邦 84 アメリカにおけるGPS利用捜査と事前規制 指宿 信 89 事例報告 GPS捜査は令状主義を没却する重大な違法があるとした事例 亀石倫子 96 [特集3]

接見交通権をめぐる今日的問題

刑事弁護の拡大・活性化と接見交通権 葛野尋之 101 接見交通権の調整原理について 田淵浩二 108 接見交通権と被疑者取調べ 石田倫識 115 最近の判例から「秘密の保護」を考える 村岡啓一 123

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決定! 第13回季刊刑事弁護新人賞

[最優秀賞] 被告人と向き合い突破口を見出した無罪事件―初めての刑事事件の報告 伊藤英範 10 [優秀賞] 出口効果に期待できない高齢者の入口支援 池田征弘 15 [優秀賞] 共に歩み、闘った2年 山田恵太 20 [特別賞] 9日間の闘い―「被告人を信じる」ということ 工藤ゆかり 25 この弁護士に聞く 秋田真志 インタビュアー:高平奇恵 4 取引的な司法―合衆国における答弁取引と冤罪 ルシアン・ダーヴァン/翻訳:指宿 信 129 [刑事弁護レポート] 被告人の指紋は別の機会に付着させた可能性があるとして無罪とした事例 辰巳創史 139 防犯カメラ映像やミトコンドリアDNAでは犯人性立証が不十分とした事案 金村 修/山田尚史 144 [連載] 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⓯ 専門家証人の反対尋問のコツ(その4) 先生、それはちょっと……―あれっ と思う専門家証言への反対尋問 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 149 裁判員裁判事例研究シリーズ――スタッフ弁護士の実践から⓬ 「被虐体験」に焦点を当てて犯情の主張をする 必要性があった事例 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 156 桜丘だより 触法障害者 櫻井光政 162 鑑定不正の見抜き方❷ レーダーチャートによるごまかし方 河合 潤 164 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2⓫ 指定薬物事犯の故意 小森 榮 171 法律家のための犯罪学入門 イタリアの包摂を支えるもう一つの専門職―専門教育士(educatore professionale)  浜井浩一 179 DNA鑑定はどこまで正当か❽ DNA鑑定の正しい適用とその解釈⑶―確率的評価の正しい適用⑴ 本田克也 184 [刑事弁護ニュース] 東京法廷技術アカデミー『ワークショップ基礎編2015秋』報告 自由な発想で、伝わる弁論を追求 白井淳平 160 [コラム] 毛利甚八さんを偲ぶ 編集部・成澤壽信 30 弁護士過疎地でガンバル 奄美群島をかけめぐって 清水沙知 32 ロー・スクール通信 ドーピングと司法試験 淵上春樹 41 新人弁護士日記 初回接見は2時間半以内に 小美野達之 88 シネマガイド サイド・エフェクト 加藤英一郎 148 [文献紹介] 実務に役立つ論文紹介❾ 南川 学 193 [お知らせ等] モニター募集のお知らせ 8 第14回季刊刑事弁護新人賞 刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 31 東京TSネット主催「『更生支援計画をつくる――罪に問われた障害のある人への支援』発売記念セミナー」のご案内 82 国際シンポジウム「刑事弁護人の役割――そのとき、弁護人はなにをすべきか?」のご案内 95 ドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか――考え悩む“世論”」のご案内 114 ※本誌に掲載した事例の判決文・決定文は可能な限りLEX/DBに登載しています。

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目次

第84号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 8 4 w i n t e r 2 0 1 5 [特集]

専門家証言を攻略する

本特集の趣旨 岩本憲武 9 専門家証言の特徴と立ち向かうための準備 岩本憲武 10 専門家証人に対する反対尋問の準備と実践 小田幸児 15 専門家に対する主尋問 高野 隆 25 法廷ITシステムを利用した専門家証人尋問 趙 誠峰 37 専門家証人にどう立ち向かうか―研究者の視点 伊藤 睦 43 事例紹介① 燃焼実験 練炭の成分分析過程に対する疑問の顕出 菅野 亮/インタビュアー:久保有希子 49 事例紹介② 責任能力 結論が得られた過程を弾劾する反対尋問 金岡繁裕/インタビュアー:坂根真也 56 事例紹介③ 法医学 弁護側実験の結果をぶつけて鑑定書の結論に疑問を差し挟む  宮本恵伸/インタビュアー:遠山大輔 65 事例紹介④ 交通事故 衝突地点についての争いを専門家証人の尋問により制する  中間陽子/インタビュアー:中原潤一 72 この弁護士に聞く 安田好弘 インタビュアー:岩井 信 4 違法な「任意捜査」―志布志事件に関する国家賠償請求事件の報告 野平康博 121 少年法適用対象年齢の引下げに反対する刑事法研究者の声明 131

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[刑事弁護レポート] 被告人に不利益な目撃証言の信用性を肯定しながらも無罪を言い渡した事例 戸舘圭之 81 共犯者供述の弾劾に成功し無罪となった事例 森本憲司郎 86 体内から覚せい剤成分が検出されたものの故意がないとして無罪となった事例 田中 拓 91 刑の免除を言い渡して、捜査機関の取調べ等を詳細かつ厳しく批判した事例 松岡正章 96 [付添人レポート] 少年法20条2項該当事件(いわゆる原則逆送事件)で保護処分とされた事例 髙井弘達/小坂昌司 100 [連載] 最新刑事判例を読む❷ 最一小判平26・7・24 平成25年(あ)第689号 傷害致死被告事件 髙山 巌/髙倉新喜 105 法律家のための犯罪学入門 少年法成人年齢の引下げを巡る議論の問題点と課題 浜井浩一 115 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❿ 薬物の品質と営利の目的 小森 榮 136 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⓮ 専門家証人の反対尋問のコツ(その3) 先生、なるほど!……でも、 ということは……?―専門性を逆手にとったスーパーテクニック 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンド ルール研究会ワーキンググループ 143 DNA鑑定はどこまで正当か❼ DNA鑑定の正しい適用とその解釈⑵ 本田克也 148 鑑定不正の見抜き方❶ 検査回数が1回だけの鑑定は無効 河合 潤 156 桜丘だより 争う余地の少ない悪質な事件 櫻井光政 162 [コラム] 弁護士過疎地でガンバル 丹頂が舞う青空の下で 阿相裕隆 8 シネマガイド キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 加藤英一郎 24 新人弁護士日記 支払いにヒヤヒヤ 宇部雄介 42 ロー・スクール通信 高齢者との対話 淵上春樹 135 刑事弁護ニュース DNA鑑定に国境はない―イノセンス·プロジェクト台湾の年次大会報告 佐藤博史 164 [お知らせ等] 「性犯罪の罰則に関する検討会」取りまとめ報告書に関する日弁連会長談話 104 中国の弁護士の一斉連行を憂慮し、弁護士の職務活動の保障等を求める日弁連会長声明 114 「白鳥決定」40周年シンポジウムのご案内 147 当番弁護士制度運用状況集計表(2014年1月〜12月) 166

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目次

第83号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 8 3 a u t u m n 2 0 1 5 [特集1]

人質司法は変われるか?

人質司法の現状を打破するために―本特集の趣旨 遠山大輔 13 事例報告① 起訴前勾留に対する弁護人の特別抗告が認容された事例 池田良太 14 事例報告② 社会人である被告人を勾留する必要性はないとして勾留決定に対する 準抗告が認容された事例 野﨑隆史 18 事例報告③ 罪証隠滅の現実的可能性は低いとして勾留決定に対する準抗告が 認容された事例 堀 悠子 22 事例報告④ 未了の捜査があるが在宅捜査で足りるとして勾留延長決定が 取り消された事例 古田宜行 26 最高裁第一小法廷平成26年11月17日決定の射程 福島 至 30 座談会 弁護実践で人質司法を打破する! 久保豊年/中原潤一/髙見秀一/菅原直美/司会:遠山大輔 34 [特集2]

拡大する詐欺事件

拡大する詐欺事件の弁護活動 高平奇恵 45 事例報告❶ 暴力団関係者のゴルフ場利用 船木誠一郎 51 事例報告❷ 暴力団関係者の銀行口座利用手続 髙山 巌 55 事例報告❸ 通帳等の第三者への譲渡 上田國廣 59 法益論の観点から近時の詐欺事件を考える 浅田和茂 63

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この弁護士に聞く 辻川圭乃 インタビュアー:高橋早苗/中井真雄 4 刑事弁護人の役割を問う―「強姦事件」の弁護人に対する懲戒請求事件 前田裕司 9 死刑事件における適正手続 田鎖麻衣子 120 量刑判断における行為事情と行為者事情―「死刑と無期の間」を中心に 城下裕二 127 「あんな奴ら」を弁護することが、なぜ、本質的なことなのか モンロー・H・フリードマン/翻訳:村岡啓一 135 刑事訴訟法等改正案に対する刑事法学者の意見 141 [刑事弁護レポート] わいせつ行為の強制性を否定し控訴審で逆転無罪となった事例 贄田健二郎/佐野綾子 70 強盗致傷の共謀共同正犯が恐喝罪と傷害罪の幇助犯に認定落ちとなった事例 西村隆志/山岡慎二 74 被害者の同意があると誤信したとして強姦の故意が否定された事例 弘中 章 78 [連載] 犯罪被害に対する慰謝料―裁判例の分析を中心として❺(最終回) 性犯罪事案における慰謝料額/過失相殺  安西二郎 82 法律家のための犯罪学入門 イタリアのソーシャルファーム(社会協同組合) 浜井浩一 94 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⓭ 専門家証人の反対尋問のコツ(その2) 先生、調べましたっけ?― ―欠落を突け! 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 101 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❾ 覚せい剤事件の現状と弁護活動 小森 榮 107 DNA鑑定はどこまで正当か❻ DNA鑑定の正しい適用とその解釈⑴ 本田克也 112 桜丘だより 煙草入れの大麻 櫻井光政 152 [コラム] 新人弁護士日記 押しつけてはいけない 川島知美 54 ロー・スクール通信 過酷な択一試験に幕 淵上春樹 58 シネマガイド 少年と自転車 加藤英一郎 106 刑事弁護ニュース 医療観察法における保護者制度 南川 学 154 弁護士過疎地でガンバル 新潟県の最西端から準抗告! 田村剛志 157 [文献紹介] 実務に役立つ論文紹介❽ 南川 学 158 ブック・レビュー 武内謙治編著『少年事件の裁判員裁判』 青木孝之 160 [お知らせ等] 第13回季刊刑事弁護新人賞 刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 8 刑事弁護フォーラム若手ゼミのお知らせ 156 当番弁護士制度運用状況集計表(2013年1月〜12月) 161

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目次

第82号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 8 2 s u m m e r 2 0 1 5 [特集1]

裁判員事件に限られない!

可視化時代の弁護活動

特集の趣旨 髙山 巌 9 取調べ可視化の時代 小坂井 久 10 平成26年6月16日付依命通知の解釈論的検討 川﨑拓也 20 【資料】依命通知 28 シミュレーション 可視化時代の捜査弁護実践 秋田真志/森 直也 31 取調べ録画映像の検討方法 虫本良和 46 取調べDVDの実質証拠化 丸山和大 50 実践例① 全面可視化のなか黙秘を通して不起訴を実現した事例 山本 衛 56 実践例② 取調室外での不当行為を取調べ録画の際に暴露した事例 川上博之 60 実践例③ 取調べDVDを活用して供述心理学者と協働した無罪事例 芥川 宏 64 [特集2]

刑事司法「改革」のゆくえ――法制審答申・法律案の問題点

企画趣旨 豊崎七絵 69 取調べの録音・録画制度 関口和徳 70 捜査・公判協力型協議・合意制度 伊藤 睦 75 刑事免責制度 石田倫識 81 通信傍受(盗聴) 内藤大海 87 証拠開示制度 緑 大輔 92

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この弁護士に聞く 岩田 務 インタビュアー:鴨志田祐美 4 裁判員裁判 傍聴席からの報告③ 大出良知 141 [刑事弁護レポート] 専門家証人の対質が行われた事例 丸山和大 99 犯人性に合理的疑いが残るとして無罪となった事例(舞鶴高1女子殺害事件) 遠山大輔 104 [��]��]] 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⓬ 先生! 本当ですか?―専門家証人の反対尋問のコツ(その1) 大阪弁護士 会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 114 DNA鑑定はどこまで正当か❺ DNA検出技術の歴史的発展とその原理⑶ 本田克也 118 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❽ 脱法ドラッグと関�事件その7 法改正と脱法ドラッグ対策 小森 榮 126 犯罪被害に対する慰謝料―裁判例の分析を中心として❹ 傷害事案における慰謝料額 安西二郎 148 法律家のための犯罪学入門 ノルウェーの犯罪学者ニルス・クリスティが目指した刑事司法 浜井浩一 160 桜丘だより 共犯者供述の信用性を争う 櫻井光政 168 [�ラ�]�ラ�]] ロー・スクール通信 雪に耐えて梅花麗し 渕上春樹 91 新人弁護士日記 被告人の想いに応えたい 伊藤俊介 140 弁護士過疎地でガンバル ウミネ�の街から 小堀 惇 167 取調べ可視化市民集会「元特捜検事とえん罪被害者が語る!!」 編集部 98 [����]����]] 実務に役立つ論���❼ 南川 学 170 ブック・レビュー ブランドン・L・ギャレット著/笹倉香奈=豊崎七絵=本庄武=徳永光訳『冤罪を生む構造――アメリカ 雪冤事件の実証研究』 川崎英明 172 [刑事弁護ニュース]刑事弁護ニュース]] 「目撃証言の不自然さを実感して」―飯塚事件の弁護団が現地見学会 小石勝朗 174 [お知ら�]お知ら�]] 第13回季刊刑事弁護新人賞 刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 8 刑事法学フォーラム第6回研究会のご案内 49 訴訟能力研究会へのご参加・事例提供のお願い 59

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目次

第81号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 8 1 s p r i n g 2 0 1 5

決定!第12回季刊刑事弁護新人賞

最優秀賞 被害者供述の信用性を弾劾して勝ち取った無罪判決と逆転刑事補償 神林美樹 10 優秀賞 虚偽告訴の解明と無罪判決 染川智子 15 優秀賞 包摂か排除か―福祉的支援を確保して懲役刑を回避した事案 芝﨑勇介 21 [特集]

328条――効果的な反対尋問のために

特集の趣旨 趙 誠峰 29 法328条および規則199条の10、11、12の解釈、射程(法律論・一般論) 髙見秀一 30 自己矛盾供述をめぐる反対尋問とその課題 秋田真志 37 裁判官は弁護人の下手くそな尋問を止められるか 高野 隆 43 ケース・セオリーと反対尋問 菅野 亮 48 公判前整理手続と328条―公判中心主義を実現するために 趙 誠峰 52 殺人未遂事例で考える 南川 学 56 殺人未遂事例で考える① 矛盾供述による弾劾 南川 学 58 殺人未遂事例で考える② 重要な欠落による弾劾 久保有希子 63 殺人未遂事例で考える③ 3Cに対する介入または異議への対応 宮村啓太 67

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情況証拠と間接事実による事実認定(下) 大木 孝 88 アメリカ少年司法の新しい潮流とわが国への示唆(下)―連邦最高裁判決における「少年」の再発見およびエヴィデ ンス・ベイスド・プラクティスによる厳罰主義からの脱却について 海瀬弘章 99 裁判員裁判 傍聴席からの報告② 大出良知 120 [刑事弁護レポート] 「三鷹バス事件」東京高裁、逆転無罪判決 今村 核 74 悪性格立証の制限と手続二分的運用が功を奏した事例 小泉恒平 78 被害者が情状証人となった事例 新井英章 82 [��]��]] 最新刑事判例を読む❶ 最一小決平25・10・21 覚せい剤取締法違反等被告事件 岡田悦典/野中 篤/野口泰三/中川孝博 127 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❼ 脱法ドラッグと関�事件その6 脱法ドラッグ問題とその対策 小森 榮 139 DNA鑑定はどこまで正当か❹ DNA検出技術の歴史的発展とその原理⑵ 本田克也 146 法律家のための犯罪学入門 社会復帰に向けたノルウェーの刑事政策 浜井浩一 154 桜丘だより 老々殺人 櫻井光政 162 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⓫ 使い勝手のよい反対尋問事項書を作ってみよう(その3・完)―異議 申立てへの対応と証人テストに関して 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 164 犯罪被害に対する慰謝料―裁判例の分析を中心として❸ 殺人・傷害致死事案における慰謝料額等 安西二郎 171 [刑事弁護ニ�ース]刑事弁護ニ�ース]] 弁護士会と社会福祉士会等の福祉関係者との�携―東京の取組み 屋宮昇太 72 司法解剖の検査項目からDNA型検査を除外することに反対―九州再審弁護団連絡会交流集会声明 佐々木淳夫 86 DVD『絞首刑を考える』を大阪弁護士会が作成 正木幸博 118 この弁護士に聞く 笹森 学 インタビュアー:菅原直美 4 [コラム] 弁護士過疎地でガンバル 遠野刑事物語 上山直也 28 ロー・スクール通信 そんなに簡単にあきらめていいのだろうか 淵上春樹 47 新人弁護士日記 少年の心と向き合った3週間 仲川悦央 55 シネマガイド 手紙 加藤英一郎 77 [���介]���介]] 実務に役立つ論��介❻ 南川 学 188 ブック・レビ�ー 木谷明著『「無罪」を見抜く――裁判官・木谷明の生き方』 大出良知 190 [お知らせ] 第13回季刊刑事弁護新人賞刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 8

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目次

第80号

contents

q u a r te r l y keiji-bengo no.80 winter 2014

[特集]

裁判員裁判における量刑と弁護活動

特集の趣旨 菅野 亮 15 座談会 量刑評議を適正かつ充実したものにするために 合田悦三/金子達也/神山啓史/菅野 亮 16 量刑評議のあり方と実務の現状 菅野 亮 34 量刑審理と当事者主義 岡慎一/神山啓史 41 「量刑評議の在り方」から弁護戦略を考える 趙 誠峰 47 量刑事件の争点整理 坂根真也 55 自白事件における冒頭陳述のあり方 釜井景介 61 事例❶ 傷害致死事件(最一小判平26・7・24) 最高裁で量刑不当による破棄自判がされた事例 間 光洋 69 事例❷ 傷害致死事件 介護疲れといえるかを検討した事例 前田 領 75 事例❸ 危険運転致死事件 あえて量刑データベースを使わず執行猶予を獲得した事例 髙橋裕樹 80 事例❹ 強制わいせつ事件 司法研究の枠内で工夫して成功した事例 遠山大輔 84 第2回「模擬評議」報告 田岡直博 90 [特別企画]

再審請求審における証拠開示の現状と課題

企画の趣旨 指宿 信 98 証拠開示は再審の扉を軽くしたのか? 鴨志田祐美 100 事例❶ 布川事件 佐藤米生 106 事例❷ 福井女子中学生殺害事件 吉村 悟 109 事例❸ 東住吉事件 乘井弥生 113 事例❹ 袴田事件 戸舘圭之 117 事例❺ 大崎事件 泉 武臣 120 事例❻ 飯塚事件 岩田 務 124 総括――証拠“開示”を超えて 指宿 信 128 [特別企画]

公判前整理手続の意義と限界――その理論的検証

企画の趣旨 岡田悦典 133 公判前整理手続請求権付与の意義 田淵浩二 134 公判前整理手続における被告人の権利保障・弁護活動のあり方 中山博之 140 証拠開示の運用と課題 斎藤 司 147

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この弁護士に聞く 村木一郎 インタビュアー:贄田健二郎 4 法制審答申は「新たな刑事司法制度の構築」を果たせるか 石田省三郎 8 モートン事件とテキサス州全面証拠開示法―検察の証拠隠しで25年間服役後に雪冤した男性が立法府を動かす 指宿 信 165 情況証拠と間接事実による事実認定(上) 大木 孝 171 アメリカ少年司法の新しい潮流とわが国への示唆(上)―連邦最高裁判決における「少年」の再発見およびエヴィデンス・ベ イスド・プラクティスによる厳罰主義からの脱却について 海瀬弘章 179 裁判員裁判 傍聴席からの報告① 大出良知 196 [刑事弁護レポート] 網膜色素変性症による視野欠損のために結果回避可能性が否定された事例 戸城杏奈/小椋和彦 156 覚せい剤による精神病性障害を理由に心神耗弱が認められた事例 中澤 剛 161 [連載] DNA鑑定はどこまで正当か❸ DNA検出技術の歴史的発展とその原理⑴ 本田克也 203 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術Part2❻ 脱法ドラッグと関連事件その5―脱法ドラッグ問題と地方自治体の取組み  小森 榮 212 犯罪被害に対する慰謝料―裁判例の分析を中心として❷ 慰謝料額の算定過程、理由の説示、算定要素 安西二郎 222 桜丘だより 初の国選付添事件 櫻井光政 226 法律家のための犯罪学入門 警察の認知件数とは何か―大阪府警における認知件数の過少計上から考える 浜井浩一 231 事例から学ぶ証人尋問のテクニック!Part2❿ 使い勝手のよい反対尋問事項書を作ってみよう(その2) 大阪弁護士 会刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 239 [刑事弁護ニュース] 国際シンポジウム「取調べと可視化――新しい時代の取調べ技法・記録化と人間科学」 周防正行 95 日本弁護士連合会主催 第13回国選弁護シンポジウム「さらに一歩を!逮捕からの充実した弁護」 岩井羊一 153 少年問題ネットワークが「重大事件の少年審判手続きに関する要望書」を最高裁に投げかけた理由 毛利甚八 154 傍聴人に聞こえない証人尋問と裁判の公開―レベタ事件判決から25年、裁判の公開は大きく後退したのか 吉田秀康 228 日弁連刑事弁護センター刑事弁護経験交流会報告 阿部 潔 250 [文献紹介] 実務に役立つ論文紹介❺ 南川 学 248 [コラム] 新人弁護士日記 他者が切り拓いてくれた刑事弁護の道 髙世和洋 60 ロー・スクール通信 子どもの英語教育では日本人の国際化につながらない 淵上春樹 83 シネマガイド グッド・ウィル・ハンティング/その土曜、7時58分 加藤英一郎 46, 94 [お知らせ] シンポジウム「『命の重さ』と、どう向き合うか―死刑制度をもう一度考えてみよう!」 116

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目次

第79号

contents q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 7 9 a u t u m n 2 0 1 4 この弁護士に聞く 西畠 正 インタビュアー:南川学 4 Interview 周防正行 インタビュアー:水谷規男 74 [特集]

黙秘が武器になる

特集の趣旨 菅野 亮 9 黙秘する被疑者・被告人の黙秘権保障 渕野貴生 11 黙秘権行使の戦略 後藤貞人 19 不当な取調べに対する対応 金岡繁裕 24 少年事件と黙秘 村中貴之 29 事例報告❶ 裁判員裁判公判での黙秘をめぐる手続経過―住居侵入および強盗殺人被告事件 宮村啓太 35 事例報告❷ 被告人質問での黙秘を選択した過程―傷害致死事件(車いす放火無罪事件) 山本了宣 37 座談会 黙秘をどのように活用するか―具体的設例から考える ①否認事件 後藤貞人/小坂井久/菅原直美/髙山 巌 41 ②自白事件 神山啓史/趙 誠峰/前田 領/小口幸人/菅野 亮 60 [特別企画]

最近の再審判断に変化はあるのか

最近の6再審請求審判断をどうみるか 新屋達之 86 コラム 渡部保夫さんと袴田事件 木谷 明 91 袴田事件 証拠のねつ造可能性を認めた画期的判断 小川秀世 92 北陵クリニック事件 事前通知のない抜き打ち棄却 小関 眞/阿部泰雄 97 飯塚事件 請求棄却という結論ありきの理由づけ 岩田 務 102 恵庭OL殺人事件 確定判決の認定しない事実に基づく不当な判断 伊東秀子 108

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裁判員裁判における事実認定の充実を目指して―「事実上の推定」を中心に 植村立郎 113 特定秘密法と集団的自衛権行使容認の憲法的連関 植松健一 124 国家秘密の保護と刑事法―特定秘密保護法の批判的検討 安達光治 130 [刑事弁護レポート] 強迫性障害を主たる精神の障害として心神耗弱を認めた事例 廣田智也 138 国外退去となった共犯者の不起訴処分の合理性を争い、検察官調書の採用を阻止した事例 小松圭介 143 本邦で初めて開示証拠の目的外使用の罪で起訴され有罪になった事例 趙 誠峰 149 裁判員裁判有罪判決を事実誤認破棄・無罪とした控訴審判決を維持した事例 丸山和大 153 [連載] 訴訟能力の研究⓫ 訴訟能力の回復可能性を正面から論じ、手続を打ち切ったケース 伊神喜弘/佐藤隆太/指宿 信/ 中島 直 159 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2❾ 使い勝手のよい反対尋問事項書を作ってみよう(その1) 大阪弁護士会刑 事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 164 DNA鑑定はどこまで正当か❷ DNAによる科学的鑑定法の進歩とその課題⑵ 本田克也 172 裁判員裁判事例研究シリーズ――スタッフ弁護士の実践から⓫ 強盗共犯事件におけるケース・セオリー 法テラス本部裁 判員裁判弁護技術研究室 180 接見交通権確立の闘い最前線⓭(最終回) 「捜査の都合による」制限の逆転扱いに対する闘いの歴史 内田雅敏 184 犯罪被害に対する慰謝料――裁判例の分析を中心として❶ 研究の目的 安西二郎 188 桜丘だより 逮捕しに行こう 櫻井光政 192 法律家のための犯罪学入門⓴ 厳罰から司法と福祉の連携による再犯防止へ―地域生活定着センターの誕生と課題 浜井浩一 194 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❺ 脱法ドラッグと関連事件その4―指定薬物の処罰拡張を問う 小森 榮 202 [刑事弁護ニ�ース]刑事弁護ニ�ース]] 大詰めを迎えた「新時代の刑事司法制度特別部会」の議論状況 山下幸夫 84 大阪弁護士会特別企画シンポジウム 証拠は誰のものか?―DVD提供事件を契機に「目的外使用禁止規定」を考える 森 直也 136 東京法廷技術アカデミー第2回法廷技術ワークショップ報告 炎の5日間研修を受講しました! 岸 祐司 170 [文献紹介] ブック・レビ�ー 小坂井久著『取調べ可視化論の展開』 山田直子 212 ブック・レビ�ー 東京弁護士会期成会明るい刑事弁護研究会編『責任能力を争う刑事弁護』 田岡直博 213 実務に役立つ論文紹介❹ 南川 学 214 [コラム] シネマガイド ゆれる 加藤英一郎 40 ロー・スクール通信 長いようで、あっという間の4日間 渕上春樹 123 [お知ら�]お知ら�]] 第12回季刊刑事弁護新人賞 刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 8 市民団体が法制審議会特別部会の試案に対し要望書を送付 34 名張毒ぶどう酒事件第8次再審請求審棄却決定についての会長声明 101 共謀罪創設反対を求める市民学習会 183 「新時代の刑事司法制度」取りまとめに当たっての刑事法学者の意見 209

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目次

第78号

contents この弁護士に聞く 美奈川成章 インタビュアー:花田浩昭 4 杉田宗久元判事を悼む 秋田真志 8 [特集]

裁判員裁判を活かす公判前整理手続

あるべき公判前整理手続のために 宮村啓太 10 公判前整理手続は事実を認定する手続ではない 高野 隆 11 証拠調べのあり方 後藤貞人 16 公判前整理手続を通じたケース・セオリーの構築 虫本良和 21 公判活動の自由と公判前整理手続 秋田真志 26 予定主張明示のケース・スタディ 坂根真也菅野 亮 31 札幌地判平25・10・7 間接事実型事件における公判前整理手続の対応 菅野 亮 39 大阪地判平25・9・27 主観的併合事件における公判前整理手続の対応 鈴木一郎 43 当事者主義の危機 遠藤直也 47 [刑事弁護レポート] 覚せい剤の認識があったとは認められないとして無罪となった事例 我妻路人 52 うつ病の影響の評価を誤ったとして1審判決(懲役5年)を破棄し、懲役3年とした控訴審判決 岡 慎一 56 [付添人レポート] 少年の友人と協力し、裁判官と協調して獲得できた非行事実なし不処分決定 二宮英人 67 q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 7 8 s u m m e r 2 0 1 4

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[単発論文] 再審請求審における証拠開示の重要性―大崎事件・再審請求審提出上申書 木谷 明 74 起訴状における被害者の匿名記載について考える―訴因の明示・特定性に対する外在的制約 辻本典央 79 [連載] DNA鑑定はどこまで正当か❶ DNAによる科学的鑑定法の進歩とその課題⑴ 本田克也 86 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❹ 裁判員裁判と覚せい剤密輸入事件――その概観 小森 榮 94 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2❽ 弾劾事実から尋問事項を組み立てよう 大阪弁護士会刑事弁護委員会ダイヤ モンドルール研究会ワーキンググループ 105 裁判員裁判事例研究シリーズ――スタッフ弁護士の実践から❿ 精神の障害を量刑事情とするケース・セオリー 法テラス 本部裁判員裁判弁護技術研究室 111 接見交通権確立の闘い最前線⓬ 弁護人からの書面差入拒否国賠 犬飼俊哉 115 桜丘だより 不倫の果て 櫻井光政 120 法律家のための犯罪学入門⓳ 少年事件の裁判員裁判で議論されるべきこと―少年院と少年刑務所の違いを中心に 浜井浩一 122 [刑事弁護ニュース] ちょっと待った! 元裁判員が死刑執行停止の要請 田口真義 72 [コラム] ロー・スクール通信 浅田真央選手が受験生に贈るメッセージ 淵上春樹 71 新人弁護士日記 「私にできることは何か」 新 知子 78 シネマガイド フライト 加藤英一郎 119 [文献・判例紹介] さいたま地判平25・2・25、東京高判平25・11・15 60 ブック・レビュー 虎井寧夫著『令状審査・事実認定・量刑』 宮村啓太 131 実務に役立つ論文紹介❸ 南川 学 132 [資料] 作業分科会における検討結果(制度設計に関するたたき台)—法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会第23回会議配布資料 134 [お知らせ] 日弁連シンポ「死刑を廃止したEUからのメッセージ—駐日英国大使・EU公使をお招きして」報告 85 刑事法学フォーラム第5回研究会のご案内 110

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目次

第77号

contents この弁護士に聞く 山下幸夫 インタビュアー:南川学 4 新しい編集委員会体制の発足にあたって 岡田悦典 8 新しい刑事司法のために 坂根真也 10 [決定!第11回季刊刑事弁護新人賞] 指名手配・逃亡生活を経て再度の執行猶予を得た事例 折戸誠子 13 実況見分調書と闘って獲得した無罪判決 小林和彰 18 事実の探求 赤堀順一郎 23 [特集]

弁論は自由に

語られる「弁論」を取り戻すために―本特集の趣旨 髙山 巖 30 最終弁論の自由 趙 誠峰 31 配付資料の作り方 虫本良和 39 弁論におけるビジュアルエイドの利用方法 古川美和 46 事例報告① 情状事件の弁論―強盗致傷共犯事件(主観的併合) 神山啓史 53 事例報告② 目の前の裁判官を説得しよう―覚せい剤使用事件 遠藤直也 58 事例報告③ 「典型的な事案」などない―常習累犯窃盗事件 田辺晶夫 63 事例報告④ 無罪弁論が形をなすまで―傷害致死事件(車いす放火無罪事件) 山本了宣 67 模擬裁判員インタビュー 弁論をみて私たちが感じたこと 伊藤有紀子/松澤慶祐(聞き手:久保有希子/山本 衛) 76 自由な弁論いろいろ 高野 隆 80 [刑事弁護レポート] 刑務所か福祉的支援かを問う裁判員裁判 佐伯奉文/伊藤正朗 85 覚せい剤使用罪で緊急避難の成立を認め一審判決を破棄して無罪とした事例 新阜直茂 90 クレプトマニアを患った保護観察中の被疑者による再犯で不起訴処分を得た事例 岡本裕明 98 ガールズバー店長転落死殺人事件に不起訴処分 三上孝孜/日髙伸哉 102 [付添人レポート] 連続通り魔事件について裁判員裁判で55条移送決定を得た事例 岩本憲武 106 q u a r t e r l y k e i j i - b e n g o n o . 7 7 s p r i n g 2 0 1 4

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[連�]連�]] 桜丘だより 高齢者犯罪 櫻井光政 28 裁判員裁判事例研究シリーズ――スタッフ弁護士の実践から❾ 性犯罪における情状弁護のケースセオリーのポイント  法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 130 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2❼ 弾劾事実を見極めよ(その2)―反対尋問のブレーン・ストーミング 大阪弁護士会 刑事弁護委員会ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 134 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2❸ 脱法ドラッグと関連事件その3―脱法ドラッグに関連する交通事犯 小森 榮 137 接見交通権確立の闘い最前線⓫ 拘置所居室での弁護人宛ての手紙・尋問事項書などの差押え 宮下泰彦/長部研太郎 150 犯罪加害者家族支援の現場から❺(最終回) 少年事件と家族〜家族の限界 阿部恭子(監修:草場裕之) 155 訴訟能力の研究❿ 知的障害のある被告人につき行動制御能力を欠くとして無罪判決 出口聡一郎/佐藤隆太 160 法律家のための犯罪学入門⓲ 知的障がい者と刑事弁護―反省ではなく更生を意識した刑事弁護とは 浜井浩一/我藤 諭 165 [�発論�]�発論�]] デジタル・フォレンジックの原理・実際と証拠評価のあり方 吉峯耕平/倉持孝一郎/藤本隆三/新井幸宏 109 刑事訴訟法435条6号の「原判決において認めた罪より軽い罪」の意義 大出良知 172 特定秘密保護法の制定に反対する刑事法研究者の声明 180 特定秘密保護法の成立に抗議し、速やかな廃止を求める刑事法研究者の声明 188 [�ラ�]�ラ�]] 弁護士過疎地でガンバル 愛すべき津軽の人々 横山友子 11 新人弁護士日記 いつか彼が 「変わる」その時のために 橋ケ谷祐可 62

ロー・スクール通信 失われた羊(A sheep went astray) 渕上春樹 94 [�献・判例紹介] 東京高判平24・12・18 95 ブック・レビュー 石田省三郎著『「東電女性社員殺害事件」弁護留書』 阿部 潔 191 実務に役立つ論�紹介❷ 南川 学 192 刑事判例ファイル 194 [おしらせ] 死刑執行に強く抗議し、改めて死刑執行を停止し死刑廃止について全社会的議論を開始することを求める会長声明 79 再審請求前の死刑確定者と弁護人の秘密交通権の保障に関する最高裁判所判決を受けての会長談話 89 シンポ「あなたが裁判員になったとき、被告人に発達障がいがあったらどうしますか?」案内 164

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特集

性犯罪事件を争う

目次

第76号

quarterly keiji-bengo No.76 winter 2013

contents 性犯罪の否認事件に臨むにあたって 10 本特集の趣旨 宮村啓太 [被害者参加制度・証人保護制度にどう対応するか] 日本国憲法は 対決権を保障している 11 高野 隆 被害者参加制度の現状と 弁護人の対応 20 菅野 亮/波床昌則 [植村立郎元裁判官インタビュー] 裁判官から見た 性犯罪事件「被害者」供述の信用性 55 植村立郎/神山啓史/宮村啓太 [心理学的見地から見た「被害者」供述] 思い込みの心理学 65 なぜ被害者は犯人でない人物を犯人と信じ込むのか? 厳島行雄 痴漢遭遇時に臀部の触感覚のみに 事実認定を頼る危うさ 70 大森馨子/厳島行雄/五十嵐由夏/和氣洋美 [「被害者」供述の信用性をどう争うか] 最2小判平23・7・25(強姦) 「被害者」供述の信用性の 判断方法についての検討 27 前田裕司 大阪高判平19・9・12(痴漢) 被告人供述の再現資料の提出で 得ることができた逆転無罪判決 31 髙見秀一 東京高判平24・7・5(痴漢) 科学的証拠とケースセオリーで 勝ち取った無罪判決 36 小松圭介 大阪地判平19・8・7(強制わいせつ) 「被害者」の人物像を明らかにした 結果の無罪判決 42 鈴木一郎 大阪地判平20・6・27(強姦) 被害申告の経緯を明らかにして 勝ち取った無罪判決 46 大前 治 福岡高判平24・10・31(強姦) 行為の不可能性を示して 勝ち取った無罪判決 50 石井謙一 [�の�護�に��]�の�護�に��]] 西嶋勝彦 4 インタビュアー:戸舘圭之

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特別企画の趣旨 82 指宿 信 「司法研究」の意義と限界 84 科学的証拠への信頼性と許容性の観点から 徳永 光 「在り方」の意義と限界 90 証明論・冤罪防止の観点から 田淵浩二 足利事件からみた 科学的証拠に関する司法研究 101 佐藤博史 DNA鑑定の有用性と課題 109 法医学的観点から(第2章を中心に) 本田克也 裁判員裁判事例研究シリーズ⑧ 精神の障がいを情状で主張し、 有期懲役30年を勝ち取った事案 141 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 接見交通権確立の闘い最前線⑩ 協議の上指定された接見を 検察事務官が拒否した事例 145 藏冨恒彦 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⑥ 弾劾事実を見極めよ 151 反対尋問のブレーン・ストーミング 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 犯罪加害者家族支援の現場から④ 加害者家族の償い 156 阿部恭子/監修:草場裕之 もう一歩踏み込んだ薬物事件の�護術 Part 2② 脱法ドラッグと関連事件 その2161 小森 榮 法律家のための犯罪学入門⑰ 刑の一部執行猶予と 社会貢献活動 169 浜井浩一 桜丘だより㊺ 初めての控訴審 176 櫻井光政 法廷通訳の公的認定制度と 倫理規定の整備に向けて 77 武田珂代子 「新時代の刑事司法制度特別部会」と 刑事立法の議論のあり方 134 渕野貴生 「新時代の刑事司法制度」に対する 刑事法学者の意見 180 [刑事�護レポート] 裁判員裁判で2件目の 心神喪失無罪判決 121 古川美和 覚せい剤密輸の故意は否定されたが、 無許可輸入罪が認定された事例 125 中井淳一 [付添人レポート] 逆送無罪、保護処分取消しが された事例 129 小嶋 敦 特別企画

科学的証拠と刑事裁判

――司法研修所編『科学的証拠とこれを用いた裁判の在り方』の検討

実務に役立つ 論文紹介① 178 南川 学 [��ら�]��ら�]] 取調べの可視化を求める連続市民集会����2����2 89 取調べの可視化市民集会 108 再審特例法とイノセンス・プロジェクト ――��罪事件を������罪事件を������ 168 当番弁護士制度運用状況集計表 (2012年���12�)年���12�)���12�)��12�)12�)�)) 195 [刑事�護ニュー�]刑事�護ニュー�]] 東京法廷技術アカデミー 第�回ワークショップ報告 132 和田 恵 [刑事�護��]刑事�護��]] 支部での裁判員事件 8 脇島 正 [�人�護���]�人�護���]] 人質司法との闘い 100 中原潤一 [ロー・�クール通信] 夏を制する者は試験を制する 144 淵上春樹 [Cinema Guide] 初恋 150 加藤英一郎

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特集

新時代の刑事司法制度

―― 刑事弁護実務の課題と展望

目次

第75号

quarterly keiji-bengo No.75 autumn 2013 contents 本特集の趣旨 10 中山博之 「新時代の刑事司法制度特別部会」の 審議経過の概観 13 山下幸夫 被疑者取調べの可視化、 弁護人立会権 18 大出良知 起訴前保釈 22 身体拘束からの解放 水野英樹 新たな捜査方法 28 供述や客観的証拠の広範囲な収集 榎本雅記 事前全面証拠開示・一覧表開示、 再審の証拠開示 34 斎藤 司 争いのない事件の手続 39 水谷規男 参考人取調べの録画・録音、 2号書面制度の在り方 44 松田岳士 公判手続 49 五十嵐二葉 証拠の保存と適正管理 55 徳永 光 検察官上訴 60 齋藤拓生

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捜査過程で作成されたメモの存否を めぐる証拠裁定事件の審理と判断 89 金岡繁裕 心神喪失・耗弱および 訴訟無能力と再審 97 とくに死刑との関連で 北潟谷 仁 弁護人の新たな可罰性の危険 101 ドイツ・アウクスブルクでの2つの事件を手がかりとして ヴェルナー・ボイルケ/訳:加藤克佳+辻本典央 [刑事弁護ニュース] 市民の、市民による、市民のための 冤罪防止団体が発足 156 「なくせ冤罪�市民�議会」�立�会�市民�議会」�立�会市民�議会」�立�会 編集部 [お知らせ] 第二回 条件反射制御法学術集会のお知らせ 27 取調べの可視化�取調べ全過程の録画�を�める�取調べ全過程の録画�を�める取調べ全過程の録画�を�める�を�めるを�める 連続市民集会 48 全国冤罪事件弁護団連絡協議会第21回交流会 96 映画とトークの集い 『ライファーズ���身刑を��て����身刑を��て��身刑を��て� 111 第11回��刑事弁護新人�11回��刑事弁護新人�回��刑事弁護新人� 刑事弁護活動レポート募集のお知らせ 8 当番弁護士制度運用状況集計表 �2011����12������12��� 158 もう一歩踏み込んだ薬物事件の弁護術 Part 2① 脱法ドラッグと関連事件 その� 112 小森 榮 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2⑤ 塗り壁をしないために 120 主尋問では「でなかったこと」に注目せよ� 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 裁判員裁判事例研究シリーズ⑦ 正犯か、従犯か 124 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 接見交通権確立の闘い最前線⑨ 拘置所接見室内での写真撮影の 可否をめぐる田邊国賠 128 安元隆治 犯罪加害者家族支援の現場から③ 被告人の更生と家族 133 阿部恭子/監修:草場裕之 孫子の兵法に学ぶ法廷戦略��最�����最����最��� 「孫子」で勝利� 傷害致死無罪判決!! 138 八幡紕芦史/辻 孝司/中野勝之/堀 悠子 法律家のための犯罪学入門⑯ 監視カメラ再考 147 日本社会と監視カメラ 浜井浩一 桜丘だより㊹ 黙秘権行使 154 櫻井光政 [�の弁護�に��]�の弁護�に��]] 浦﨑寛泰 4 インタビュアー:虫本良和+村井宏彰 [刑事弁護��]刑事弁護��]] 震災と刑事事件と大人の都合 88 小口幸人 [新人弁護��記] 再度の執行猶予 137 伊藤荘二郎 [ロー・スクール通信]

Mastery for Service 38 淵上春樹 [�ック・��ュー]�ック・��ュー]] 守屋克彦+斉藤豊治編集代表 『コンメンタール少�法� 157 多田 元 [Cinema Guide] ロリータ 127 加藤英一郎 [刑事弁護�ポート] 被害者供述の信用性を 争って得た無罪 65 宮本大祐 共犯者供述の信用性を否定し、 共謀の成立を認めなかった事例 70 林 敏彦 [��人�ポート]��人�ポート]] 地道に寄り添うことの大切さ 81 平林 剛 [Q&A��事件]��事件]] 事件報道等からの 少�のプライバシー保護 86 村中貴之

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特集

新時代の控訴審と刑事弁護

目次

第74号

quarterly keiji-bengo No.74 summer 2013 contents 本特集の趣旨 16 岡田悦典 最近の控訴審の変化と今後の展望 18 白取祐司 控訴審における量刑審査の展望 23 松宮孝明 控訴審における事実の取調べ 27 緑 大輔 [新時代の控訴審における弁護活動の基礎知識] 控訴の流れを知ろう! 34 磯田丈弘 控訴趣意書の技術 38 佐藤博史 事実取調べ請求に関する基礎知識 42 大橋君平 検察官控訴に対応する 46 南川 学 裁判官の準備状況に関する基礎知識 50 門野 博 事例報告③ 東住吉事件 99 執行停止決定の取消決定 森下 弘 事例報告④ 名張事件 102 毒物鑑定に対する評価のあり方 野嶋真人 事例報告⑤ 大崎事件 105 裁判所の「裁量」と「再審の格差」問題 鴨志田祐美 事例報告⑥ 恵庭OL殺人事件 107 再審開始の鍵となる科学的新証拠 伊東秀子 [控訴審による救済を積極的に模索する刑事弁護] 量刑不当(1項破棄) 57 高松高判平23・10・11(住居侵入、暴行、強姦致傷等) 吉田哲郎 量刑不当(2項破棄) 62 大阪高判平23・5・19(強姦致傷) 巽 昌章 事実誤認 66 札幌高判平23・4・26(殺人) 笹森 学 訴訟手続の法令違反 72 仙台高秋田支判平24・9・25(住居侵入、殺人等) 河合基裕 検察官控訴 76 大阪高判平24・3・2(覚せい剤取締法違反) 小林徹也 死刑 80 東京高判平24・3・22(強盗殺人) 宮田桂子 企画の趣旨 86 森下 弘 最近の再審開始決定における証拠の 明白性判断の論理について 87 豊崎七絵 事例報告① 東京電力女性社員殺害事件 94 証拠開示をめぐる経過 宮村啓太 事例報告② 袴田事件 96 再審請求事件における証拠開示 小川秀世 特別企画

再審の新たな動き

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モンロー・フリードマンと法曹倫理 8 村岡啓一 接見時の携帯電話使用と 弁護士倫理 132 葛野尋之 [刑事弁護日誌] 裁判員裁判と被告人の再出発 14 高城智子 [ロー・スクール通信] 案ずるより産むが易し 33 渕上春樹 [新人弁護士日記] ある被疑者弁護で得たもの 98 山本 衛 [お知らせ] 刑事法学フォーラム第4回研究会のご案内61 竹澤哲夫さんを偲ぶ会 127 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2④ 「専門的経験則」と 「データ」を示せ! 143 専門家証人の主尋問(その3) 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 訴訟能力の研究⑨ 訴訟能力研究会への ご参加・事例提供のお願い 146 金岡繁裕 犯罪加害者家族支援の現場から② 捜査段階における支援 147 家族の心理 阿部恭子/監修:草場裕之 接見交通権確立の闘い最前線⑧ 弁護人宛て文書宅下げ妨害に 対する国賠 151 村岡美奈 裁判員裁判事例研究シリーズ⑥ 共犯事件の弁護のむずかしさ 157 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 刑事弁護人のための刑法⑧(最終回) 不作為による共犯 161 本庄 武/山下幸夫 法律家のための犯罪学入門⑮ 発達障害のある被告人に対する 大阪地裁判決を巡って 167 浜井浩一 孫子の兵法に学ぶ法廷戦略⑫ 事前の情報収集の重要性 (用間篇) 174 八幡紕芦史/中野勝之/堀 悠子 北尾トロの弁護人!これで裁判勝てますか⑧(最終回) 海賊対処法違反事件 181 北尾トロ 桜丘だより㊸ 痴漢えん罪事件 188 櫻井光政 [ブック・レビュー] 門野博著『裁判員裁判への架け橋 ――刑事裁判ノート』 190 中山博之 指宿信著『証拠開示と公正な裁判』 192 門野 博 山内久光著『Q&A 刑事弁護の理論と実践 ――実務における基本的思想』 宮村啓太著『事例に学ぶ刑事弁護入門 ――弁護方針完結の思考と実務』 193 磯田丈弘 [Cinema Guide] クロッシング・ガード 104 加藤英一郎 [この弁護士に聞く] 古川美和 4 インタビュアー:菅原直美 [刑事弁護ニュース] 「東京法廷技術アカデミー」が 第1回法廷技術ワークショップを開催 84 編集部 刑事判例ファイル 194 [刑事弁護レポート] 妄想から始まった事件は実在しなかった 109 弘中惇一郎 DNA型鑑定神話が生み出す冤罪 115 DNA型鑑定への過信が誤判をもたらした裁判員裁判事例 岡島 実 証拠開示で検察側証人を 弾劾した事例 120 金子泰輔 [付添人レポート] 家裁送致段階の当事者鑑定等により、 逆送を免れて少年院送致となった 事例 125 佐藤隆太 [Q&A刑事弁護] 証拠意見について 128 清水伸賢 [Q&A少年事件] 付添人による記録の閲覧・謄写 130 馬場 望

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特集

めざせ! 刑事弁護人

目次

第73号

quarterly keiji-bengo No.73 spring 2013 contents 本特集の趣旨 26 南川 学 事件を通じて知った否認事件の闘い方 27 中山博之 最高裁判例の射程をいかに突破するか 33 美奈川成章 少年事件の附添人 39 少年事件弁護を始める人へ 多田 元 刑事弁護基礎講座① 43 捜査弁護編 坂根真也 刑事弁護基礎講座② 48 公判弁護編 土屋孝伸 [座談会] だから刑事弁護はやめられない 52 森 直也/葦名ゆき/谷口太規/佐藤 力/市川雅士/森下 弘 刑事弁護リーガル・リサーチ術 67 南川 学

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[Q&A刑事弁護] 検察官開示証拠等の取扱い 70 塩田 勲 [Q&A少年事件] 学校への復帰に向けた環境調整 72 安西 敦 [刑事弁護ニュース] 接見国賠提訴 143 竹内明美 全ての被疑者に弁護人を 144 第12回国選弁護シンポジウム 安武雄一郎 [刑事弁護レポート] チョコレート缶事件最高裁判決の 流れを汲んだ無罪判決 74 趙 誠峰 50条鑑定で故意と責任能力を 争った事例 82 東端克博/鬼頭治雄 介護殺人: 裁判員裁判事件と医療観察法事件 86 森岡かおり 被害者供述を弾劾して得た 無罪判決 90 金岡繁裕 弁護人鑑定で犯人性を 争って得た無罪 94 今村 核 [刑事弁護日誌] 集落内のわいせつ事件 24 伊藤 拓 [新人弁護士日記] 島の新人弁護士 85 鈴木穂人 [司法修習 日々の徒然] 修習を終えて 116 仙人掌 [ロー・スクール通信] 浪花節がよく似合う法曹人になりたいな 42 淵上春樹 [この弁護士に聞く] 髙見秀一 4 インタビュアー:山本了宣

決定!第10回季刊刑事弁護新人賞

犯罪加害者家族支援の現場から① 犯罪加害者家族の現状と 支援に向けて 97 阿部恭子/池 美沙子/監修:草場裕之 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2③ 先生! ちょっと待って! ―プレゼン先行方式は 本当にわかりやすいのか? 101 専門家証人の主尋問(その2) 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 訴訟能力の研究 ⑧ 逮捕後急速に進行した 認知症の事例 105 佐藤隆太/加藤 梓/中島 直/金岡繁裕 判決後の処遇・更生と弁護活動⑦(最終回) 判決後につなげる 弁護活動のこれから 112 大杉光子/村井敏邦 裁判員裁判事例研究シリーズ⑤ 直接主義、公判中心主義の 重要性 117 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 接見交通権確立の闘い最前線⑦ 接見国賠の意義と目的 121 若松芳也 刑事弁護人のための刑法⑦ 不作為犯 124 本庄 武/山下幸夫 孫子の兵法に学ぶ法廷戦略⑪ 異議について考える(火攻篇) 130 八幡紕芦史/中野勝之/堀 悠子 北尾トロの弁護人!これで裁判勝てますか⑦ 傷害致死事件 136 北尾トロ 桜丘だより㊷ 立ち直るということ 146 櫻井光政 【優秀賞】 それでも被告人はやってない 9 辻 亮 【優秀賞】 私の国選第1号事件 14 馬場俊光 【特別賞】 「孤独」という絶望に寄り添う 18 吉田 督 [ブック・レビュー] 奈良弁護士会編『更生に資する弁護 (髙野嘉雄弁護士追悼集)』 148 谷口太規 [資料] 横浜市立小学校に対する威力業務妨害 被疑事件における警察捜査の問題点等の検証結果 149

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特集

裁判員裁判の改善に向けて

――3年後見直しの論点と制度改革の展望

目次

第72号

quarterly keiji-bengo No.72 winter 2012 contents 刑事弁護の活性化と裁判員裁判の見直し 16 企画の趣旨 水谷規男 裁判員裁判の到達点と課題 17 大出良知 裁判員の選任手続の現状と課題 23 菅野 亮 公判前整理手続の現状と課題 27 坂根真也 争いのある事件における手続二分31 青木孝之 裁判官の説示、評議のあり方、 多数決制の見直し 36 守屋克彦 裁判員の守秘義務の大幅な緩和 41 牧野 茂 [裁判員裁判経験弁護人からの改善提案] 主観的併合の審理のあり方 46 岩永 愛 [裁判員裁判経験弁護人からの改善提案] 死刑事件審理のあり方 49 村井宏彰 特別企画

接見室での録音・録画等と秘密交通権

接見室での録音・録画をめぐる実情と問題の所在 68 髙山 巌 接見室内での電子機器の利用について 72 森下 弘 弁護人接見の電子的記録と接見時の電子通信機器の使用 76 葛野尋之 裁判員制度を生かすために刑法・刑事訴訟法をどう変えるべきか 52 水谷規男 裁判員制度3年後検証から見えてきたもの 60 村岡啓一

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[刑事弁護日誌] 「日本のふるさと」遠野の弁護人 14 亀山 元 [新人弁護士日記] 法曹5年目の新人弁護士 110 池上 弘 [司法修習 日々の徒然] 貸与制と就職難と私たち 30 仙人掌 [ロー・スクール通信] 備えあれば憂いなし 40 淵上春樹 刑事判例ファイル 178 [Cinema Guide] マシニスト 71 加藤英一郎 最高検「『可視化』試行『検証』」を 検証する 8 小坂井 久 少年刑引上げの改正をどうみるか 95 村中貴之 なぜ刑事弁護を熱心にやるのか 100 上田國廣 死刑求刑が予想される 裁判員裁判において 光市事件をどのように説明するか 111 永田憲史 再審福井事件と証拠開示 116 吉村 悟/山口征樹 刑事再審における証拠開示の 現状分析と理論的検討 122 斎藤 司 強すぎる検察(「検察官司法」)と 裁判員制度(下) 129 木谷 明 [刑事弁護レポート] 控訴審における自白の信用性判断を 妥当とした最高裁の無罪判断 83 二國則昭 「東電女性社員殺害事件」 再審開始決定 87 宮村啓太 [付添人レポート] 元家裁調査官との協働による 保護処分相当性の立証活動 91 松田和哲 [Q&A刑事弁護] 訴因変更・弁論再開・調書に 関する異議申立て 172 依田高明 [Q&A少年事件] 付添人の意見書の書き方 174 村中貴之 [この弁護士に聞く] 児玉晃一 4 インタビュアー:南川 学 [お知らせ] 弁護士髙野嘉雄氏を偲ぶ会 48 第12回国選弁護シンポジウム 90 犯罪社会学会2012年度大会 99 「死刑廃止を考える日」 115 取調べの可視化を求める市民集会 128 法律家のための犯罪学入門⑭ 再犯防止と数値目標 135 浜井浩一 接見交通権確立の闘い最前線⑥ 裁判所構内での 接見妨害の再発を防ぐ 143 勾留質問時の裁判所構内接見拒否国賠事件 小川光郎 訴訟能力の研究 ⑦ 責任能力鑑定において訴訟能力に 疑義が呈された知的障害事例と その弁護課題 148 中島 直/佐藤隆太/金岡繁裕 裁判員裁判事例研究シリーズ④ ケースセオリー変更と 主張・立証の再検討 154 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2② 先生! 教えてください 158 専門家証人の主尋問(その1) 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 孫子の兵法に学ぶ法廷戦略⑩ 弁論準備の仕方について学ぶ (九地篇) 161 八幡紕芦史/中野勝之/堀 悠子 判決後の処遇・更生と弁護活動⑥ 判決後の処遇における 福祉と弁護活動 167 井戸勇貴/津島理恵/福島至/ 政次秀夫/山口枝見子 桜丘だより㊶ 市民の感覚 176 櫻井光政

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特集

使おう! 科学的証拠

目次

第71号

quarterly keiji-bengo No.71 autumn 2012 contents 本特集の趣旨 14 指宿 信 弁護での科学的証拠の活用 16 野嶋真人 科学鑑定の活用に向けて 20 徳永 光 事例報告① 【DNA】足利事件 25 佐藤博史/本田克也 事例報告② 【スポーツ科学】京浜急行事件 32 今村 核 事例報告③ 【燃焼再現実験】東住吉事件 34 塩野隆史 事例報告④ 【薬物質量分析】北陵クリニック事件 39 小関 眞/阿部泰雄/志田保夫 事例報告⑤ 【症状・病態】北陵クリニック事件 44 阿部泰雄/池田正行 事例報告⑥ 【薬物分析】名張事件 49 野嶋真人 事例報告⑦ 【薬物分析】 和歌山カレー毒物混入事件 52 小田幸児 事例報告⑧ 【ビデオ画像分析】 大阪地裁所長襲撃事件 55 海川直毅/千原國宏 事例報告⑨ 【デジタルデータ(フロッピーディスク)分析】 厚労省事件 60 鈴木一郎/岩井博樹 事例報告⑩ 【録音テープ分析】布川事件 67 井浦謙二/松江頼篤/中田 宏 事例報告⑪ 【コンピュータ・ソフト動作実験】Winny事件 72 壇 俊光 科学的証拠をめぐるQ&A 75 小林 修 [この弁護士に聞く] 下村忠利 4 インタビュアー:髙山 巌

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事例から学ぶ証人尋問のテクニック! Part 2① あなたが見たのは彼ですか? 143 犯人識別供述の弾劾 大阪弁護士会刑事弁護委員会 ダイヤモンドルール研究会ワーキンググループ 接見交通権確立の闘い最前線⑤ 「宅下げ」妨害に対する国賠 150 吉田秀康 裁判員裁判事例研究シリーズ③ 黙秘権行使の助言と 取調べ状況聴取りの重要性 155 法テラス本部裁判員裁判弁護技術研究室 孫子の兵法に学ぶ法廷戦略⑨ 事件の筋に応じた 弁護方針を選ぶ(地形篇) 159 八幡紕芦史/中野勝之/堀 悠子 法律家のための犯罪学入門⑬ メディアリテラシー としての犯罪学 165 浜井浩一 判決後の処遇・更生と弁護活動⑤ 交通安全・暴力団離脱・ 就労支援指導と弁護活動 171 稲垣旭彦/後藤周平/村岡美奈 刑事弁護人のための刑法⑥ 責任能力 176 本庄 武/山下幸夫 桜丘だより㊵ 起訴前情状弁護 192 櫻井光政 北尾トロの弁護人!これで裁判勝てますか⑥ 住居侵入、強姦致傷事件 194 北尾トロ [Q&A刑事弁護] 罰金に関する実務的諸問題 94 具 良鈺 [Q&A少年事件] 審判当日とその後のフォロー 96 馬場 望 [世界の刑事司法] 変動するアジアの死刑⑧〔最終回〕 日本における死刑廃止の障害物 182 デイビッド・T・ジョンソン/訳:田鎖麻衣子 イノセンス・プロジェクトの活動と そのインパクト 188 笹倉香奈 [ブック・レビュー] 原田國男著『裁判員裁判と量刑法』 200 永田憲史 池原毅和著『精神障害法』 201 阿部 潔 裁判員裁判3年の検証と 今後の在り方 9 前田裕司 強すぎる検察(「検察官司法」)と 裁判員制度(上) 104 木谷 明 再審と刑事裁判をめぐる問題状況 115 名張事件・東電OL事件再審決定を契機に 大出良知 「チョコレート缶事件」 最高裁判決と弁護活動 123 浦𥔎寛泰 最一小判平24・2・13の意義と射程 129 中川孝博 実務家のための判例中心 刑事補償法の基礎(下) 137 松尾剛行 [刑事弁護レポート] 帳簿の精査で発見した 検察官主張の矛盾 80 佐野綾子 一つの供述を覆すまでの苦闘 85 三股正幸 殺意が否定され、 心神耗弱が認められた事例 90 森岡かおり [付添人レポート] 「原則」逆送類型事件で、「特段の事情」 を認めて、保護観察処分とした事例 98 斉藤豊治 [刑事弁護日誌] やりがいとミナマタの影 79 高橋俊之 [新人弁護士日記] 刑事弁護人の醍醐味 48 大山定伸 [司法修習生 日々の徒然] 素朴な素人感覚 71 仙人掌 [ロー・スクール通信] 好きこそ物の上手なれ 154 渕上春樹 [Cinema Guide] 霧の旗 31 加藤英一郎 刑事判例ファイル 202 [お知らせ] 第10回季刊刑事弁護新人賞募集 8 死刑の執行停止などを求める要請書(日弁連) 128 冤罪・再審をめぐる司法の動向・課題を語る市民集会 149

参照

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〔追記〕  校正の段階で、山﨑俊恵「刑事訴訟法判例研究」

〔附記〕

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五二五袴田事件──死刑判決(有罪認定)は今や維持し難い!(斎藤)