©2013 財団法人 流通経済研究所
加工食品の返品・廃棄に関する
調査報告書<速報>
2013年1月18日
財団法人 流通経済研究所
資料3
©2013 財団法人 流通経済研究所目次
1.アンケート調査の概要
……….3
2.アンケート調査の結果速報
……….………13
I. 返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
2
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1.アンケート調査の概要
3
©2013 財団法人 流通経済研究所4
1-I. アンケート調査の目的・検討範囲
調査の目的
– 本アンケート調査は、主として加工食品について、メーカー・卸売業・小
売業の商取引慣習が影響していると考えられる返品・廃棄の実態を幅
広く把握し、食品ロスの削減方策の検討に資することを目的とする。
調査の検討範囲
– 商品:加工食品、菓子、飲料、酒類のドライ商品
• 日配食品、生鮮食品は、対象外とする
– 流通:一般消費者が利用する小売店への流通経路
• 外食・業務用の流通経路は対象外とする
©2013 財団法人 流通経済研究所
1-II. 調査の対象
対象者: 加工食品を販売する全国のメーカー・卸売業・小売業
※それぞれ、大企業・中小企業の双方を含める
配布/回収数:
– 配布数: 3,981件
– 回収数:
945件(回収率23.7%)
※回収数/回収率は、本集計時点の途中経過を記載
5
区分
業種・業態
配布数
(件)
回収数
(件)
回収率
(%)
メーカー
加工食品、飲料、菓子、酒
1,707
470
27.5%
卸売業
加工食品、菓子、酒
309
112
36.2%
小売業
総合スーパー、食品スーパー、コン
ビニエンスストア、ドラッグストア
1,965
363
18.4%
合計
3,981
945
23.7%
©2013 財団法人 流通経済研究所1-III. 調査の実施方法
調査手法:
– 郵送調査
(Web/メールによる回答も受付ける)
配布方法:
– 調査票の配布は、業界団体などのご協力のもと実施する
• 調査票は、業界団体加盟企業へ配布
• 業界団体の協力依頼文書を同封の上、事務局から発送
• 配布数を4,000社程度とするために、場合により企業データベース
から対象企業を抽出し調査票を配布
調査期間:
2012年11月26日(月)~2013年1月18日(金)
予定
※今回「トップライン集計」は、2013年1月8日(火)までの回収票を集計したデータで作成
6
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1-IV. 調査の項目構成-1
1. 返品の実態と理由
– 小売店から卸売業への返品、卸売業からメーカーへの返品のそれぞれにつ
いて、返品の発生率と主な発生理由を把握する。
2. 未出荷廃棄の実態と理由
– メーカーの未出荷廃棄について、発生率と主な発生理由を把握する。
3. 商慣習の実態
– 返品・廃棄に影響する商慣習について実態を把握する。
• 小売店の販売期限、小売店への納品期限、DCへの納品期限
• 商品の賞味期限
4. 改善策の評価
– 返品・廃棄の改善方策についての事業者の評価を把握する
5. 消費者の意識の変化
7
©2013 財団法人 流通経済研究所1-IV. 調査の項目構成-2
メーカー調査
卸売業調査
小売業調査
1 返品の実態と理由
小売店→卸売業の返品
○
○
卸売業→メーカーの返品
○
○
2 未出荷廃棄の実態と理由
○
3 商慣習の実態
店舗の販売期限
○
小売業への納品期限
○
○
○
DCへの納品期限
○
○
商品の賞味期限
○
4 返品・廃棄の改善策の評価
○
○
○
5 消費者の意識の変化
○
○
○
8
©2013 財団法人 流通経済研究所
1-Ⅴ. 対象者属性
①回答企業の主要部門、または業種・業態
9
48
26
10
8
6
2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー(
470)
加工食品
菓子
飲料
酒類
その他
不明
ベース: 全対象者43
2
37
11
0 5
3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%卸売業(
112)
加工食品卸
飲料卸
菓子卸
酒類卸
メーカー販売会社
その他
不明
4
59
8
3
12
0
1
12
1
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%小売業(
363)
総合スーパー
食品スーパー
コンビニエンスストア
生協(店舗)
ドラッグストア
ホームセンター
食料品専門店
その他
不明
©2013 財団法人 流通経済研究所1-Ⅴ. 対象者属性
②回答企業の年間売上高(年商)
10
ベース: 全対象者(N)
(%)
(N)
(%)
(N)
(%)
1 5億円未満
25
6.9
2 5~10億円未満
19
5.2
3 10~20億円未満
66
18.2
4 20億円未満
199
42.3
12
10.7
5 20~50億円未満
99
21.1
20
17.9
71
19.6
6 50~100億円未満
38
8.1
21
18.8
47
12.9
7 100~200億円未満
33
7.0
17
15.2
45
12.4
8 200~300億円未満
19
4.0
9
8.0
13
3.6
9 300~500億円未満
23
4.9
7
6.3
18
5.0
10 500~1000億円未満
10
2.1
10
8.9
19
5.2
11 1000~3000億円未満
24
5.1
7
6.3
16
4.4
12 3000~5000億円未満
7
1.5
2
1.8
6
1.7
13 5000億円以上
10
2.1
4
3.6
6
1.7
14 不 明
8
1.7
3
2.7
12
3.3
メーカー(470)
卸売業(112)
小売業(363)
©2013 財団法人 流通経済研究所 ベース: 全対象者
1-Ⅴ. 対象者属性
④回答企業の「ドライ食品」の平均在庫日数
11
※メーカー: 「ドライ食品」で売上高の最も大きい部門の、完成品の平均在庫日数 ※小売業: 店舗における「ドライ食品」の平均在庫日数(N)
(%)
(N)
(%)
(N)
(%)
1 7日間(1週間)以内
88
18.7
17
15.2
17
4.7
2 10~11日(1.5週間)
66
14.0
47
42.0
36
9.9
3 14日(2週間)
69
14.7
17
15.2
62
17.1
4 17~18日(2.5週間)
14
3.0
6
5.4
35
9.6
5 21日(3週間)
47
10.0
6
5.4
59
16.3
6 24~25日(3.5週間)
28
6.0
4
3.6
39
10.7
7 28日(4週間)
56
11.9
1
0.9
43
11.8
8 35日(5週間)
25
5.3
1
0.9
26
7.2
9 42日(6週間)以上
53
11.3
6
5.4
16
4.4
10 その他
8
1.7
3
2.7
9
2.5
11 不 明
16
3.4
4
3.6
21
5.8
メーカー(
470)
卸売業(
112)
小売業(
363)
平均在庫日数の中央値は以下である。小売業、メーカー、卸売業の順に在庫日数(中央値)が長い。
• メーカー : 14日(2週間)
• 卸売業 : 10~11日(1.5週間)
• 小売業 : 21日(3週間)
©2013 財団法人 流通経済研究所1-Ⅴ. 対象者属性
⑤回答企業の「ドライ食品」販売先 主要小売業の業種・業態
12
※メーカー/卸のみに質問21
10
60
64
5
3
1
0
2
4 0
3
7
6
9
2
4
0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー(
470)
卸売業(
112)
総合スーパー
食品スーパー
コンビニエンスストア
生協(店舗)
ドラッグストア
ホームセンター
食料品専門店
その他
不明
ベース: 全対象者©2013 財団法人 流通経済研究所
2.アンケート調査の結果速報
13
I.
返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
©2013 財団法人 流通経済研究所15
25
9
17
11
24
36
57
38
65
47
78
38
100
100
42
8
19
7
17
12
4
4
4
3
7
2
3
4
7
2
3
6
5
2
3
6
4
7
2
2
1
3
5
4
4
6
2
11
7
11
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%小売業計(
363)
総合スーパー(
16)
食品スーパー(
213)
コンビニエンスストア(
30)
生協(店舗)(
9)
ドラッグストア(
42)
ホームセンター(
1)
食料品専門店(
4)
その他(
45)
返品していない
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 小売店舗から仕入先への返品金額割合(小売業調査)の中央値は「0.2%未満」である。
• 小売業の業態・業種別にみると、全業種とも「返品していない」、「0.2%未満」の占める割合が高い。
→ 小売店舗から仕入先への返品は、どの業態・業種とも少ない。
2-I. 返品の実態と理由
①小売店
→卸売業の返品(小売業調査)-小売業種・業態別
(2011年会計年度)
14
※「ドライ食品」販売金額に占める、小売業自社店舗から仕入先への返品金額の割合 ※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 小売業業
種
・
業
態
別
(1)業種・業態別 ※無回答(3s)のデータは割愛©2013 財団法人 流通経済研究所
15
16
7
17
57
54
65
66
8
8
12
4
4
4
4
4
3
4
3
3
4
4
3
3
4
4
2
3
1
4
4
1
4
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%小売業計(
363)
100億円未満(228)
100~500億円
未満(
76)
500億円以上(47)
返品していない
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 小売店舗から仕入先への返品金額割合(小売業調査)を小売業の企業規模(年商)別にみ
ると、どの企業規模とも、 「返品していない」、「
0.2%未満」の占める割合が高く、小売店舗
から仕入先の返品は少ない。
2-I. 返品の実態と理由
①小売店
→卸売業の返品(小売業調査) -小売企業(年商)別
(2011年会計年度)
15
※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 小売業企
業
規
模
(年
商
)
別
(2)企業規模(年商)別 ※「ドライ食品」販売金額に占める、小売業自社店舗から仕入先への返品金額の割合 ※無回答(12s)のデータは割愛 ©2013 財団法人 流通経済研究所• 小売店から卸売業への返品金額割合(卸売業調査)の中央値は「0.4~0.6%未満」であり、
小売業調査結果と比べて高い。
• 卸売業を業種別にみると、
菓子卸は 「
0.2%以上」の回答割合が高い ( 「0.2%未満」の回答割合が低い)
酒類卸は 「
1.0%~2.0%」の回答割合が高い
ことから、この
2業種で小売店から卸売業への返品が比較的多く発生していると考えられる。
2-I. 返品の実態と理由
①小売店
→卸売業の返品(卸売業調査)-卸業種・業態別
(2011年会計年度)
16
※「ドライ食品」販売金額に占める、小売店から自社(卸売業)への返品金額の割合 ※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 卸売業26
33
10
50
17
18
19
24
8
17
15
100
22
17
7
8
10
3
2
5
18
8
20
42
50
4
2
2
17
8
13
7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%卸売業計(
112)
加工食品卸(
48)
飲料卸(
2)
菓子卸(
41)
酒類卸(
12)
その他(
6)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
業
種
・業
態
別
(1)業種・業態別 ※無回答(3s)のデータは割愛©2013 財団法人 流通経済研究所
26
19
27
35
18
17
15
26
17
25
12
9
7
8
9
4
3
4
3
18
19
21
13
4
4
4
8
6
12
9
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%卸売業計(
112)
100億円未満(53)
100~500億円
未満(
33)
500億円以上(23)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
小売店から卸売業への返品金額割合(卸売業調査)を卸売業の企業規模(年商)別でみると、規
模が小さいほど「
0.2%以上」の回答が多くなる。
→卸売業の企業規模が小さいほど、小売業から卸売業への返品率が高まる傾向がみられる。
17
※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 卸売業 ※無回答(3s)のデータは割愛企
業
規
模
(
年
商
)
別
(2)企業規模(年商)別2-I. 返品の実態と理由
①小売店
→卸売業の返品(卸売業調査)-卸企業規模(年商)別
(2011年会計年度)
※「ドライ食品」販売金額に占める、小売店から自社(卸売業)への返品金額の割合 ©2013 財団法人 流通経済研究所32
40
22
50
17
15
23
12
8
17
13
100
20
17
17
8
8
12
5
2
12
15
6
17
25
50
4
4
2
17
4
4
2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%卸売業計(
112)
加工食品卸(
48)
飲料卸(
2)
菓子卸(
41)
酒類卸(
12)
その他(
6)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 卸売業からメーカーへの返品金額割合(卸売業調査)の中央値は「0.4~0.6%未満」である。
• 卸売業の業種別にみると、
菓子卸 : 「
0.2%以上」の回答割合が高い
酒類卸 : 「
1.0~2.0%未満」の回答割合が高い
ことから、この
2業種で卸売業からメーカーへの返品が多いと考えられる。
2-I. 返品の実態と理由
②卸売業
→メーカーの返品(卸売業調査)-卸業種・業態別
(2011年会計年度)
18
※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 卸売業 ※無回答(3s)のデータは割愛 ※「ドライ食品」仕入金額に占める、自社(卸売業)からメーカーへの返品金額の割合業
種
・業
態
別
(1)業種・業態別©2013 財団法人 流通経済研究所
32
38
27
26
15
9
18
26
17
25
15
4
8
4
18
4
5
8
6
15
9
12
30
4
6
4
4
2
3
4
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%卸売業計(
112)
100億円未満(53)
100~500億円
未満(
33)
500億円以上(23)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 卸売業からメーカーへの返品金額割合(卸売業調査)を、卸売業企業規模(年商)別にみると、
100億円未満の卸売業に比べて、100億円以上の卸売業において、0.2%以上の回答が多く
なっている。
→卸売業の企業規模が大きいほど、卸売業からメーカーへの返品率が高まる傾向がみられる。
2-I. 返品の実態と理由
②卸売業
→メーカーの返品(卸売業調査) -卸企業規模(年商)別
(2011年会計年度)
19
※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 卸売業 ※無回答(3s)のデータは割愛 ※「ドライ食品」仕入金額に占める、自社(卸売業)からメーカーへの返品金額の割合企
業
規
模
(
年
商
)
別
(2)企業規模(年商)別 ©2013 財団法人 流通経済研究所36
37
23
40
46
50
15
16
18
16
10
3
13
9
17
22
13
10
5
5
6
2
13
3
7
7
12
2
5
3
7
8
11
3
3
4
5
1
2
3
10
2
0
2
4
7
12
13
11
11
8
10
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー計(
470)
加工食品(
227)
菓子(
121)
飲料(
45)
酒類(
39)
その他(
30)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 卸売業・小売業からの返品金額割合(メーカー調査)の中央値は「0.2~0.4%未満」であり、
卸売業調査と同水準である。
• 業種別では、菓子は「0.2%以上」の回答割合が高く、メーカーへの返品が多く発生していると
考えられる。卸調査でも菓子卸の返品は多い傾向があったことから、菓子は返品の影響が
大きいと考えられる。
2-I. 返品の実態と理由
②卸売業
→メーカーの返品(メーカー調査)-メーカー業種別
(2011年会計年度)
20
※「ドライ食品」販売金額に占める、卸売業・小売業から自社(メーカー)への返品金額の割合 ※東日本大震災による特別な影響を除く (以下、同様) ベース: 全対象者 メーカー「
ド
ラ
イ
食
品
」主
要
部
門
別
(1)「ドライ食品」主要部門別 ※無回答(8s)のデータは割愛©2013 財団法人 流通経済研究所
36
37
29
35
15
14
27
18
13
12
15
15
5
6
6
7
8
4
12
7
7
10
12
4
4
4
2
2
2
12
12
4
9
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー計(
470)
100億円未満(370)
100~500億円
未満(
52)
500億円以上(34)
0.2%未満
0.2~0.4%未満
0.4~0.6%未満
0.6~0.8%未満
0.8~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~5.0%未満
5.0%以上
不明
• 卸売業・小売業からの返品金額割合(メーカー調査)を、メーカーの企業規模(年商)別にみると、
どの企業規模とも、中央値はいずれも「
0.2~0.4%未満」である。
• どの企業規模とも、返品金額割合「1%以上」が1割強存在する。
2-I. 返品の実態と理由
②卸売業
→メーカーの返品(メーカー調査) -メーカー企業規模(年商)別
(2011年会計年度)
21
※「ドライ食品」販売金額に占める、卸売業・小売業から自社(メーカー)への返品金額の割合 ※東日本大震災による特別な影響を除く ベース: 全対象者 メーカー企
業
規
模
(年
商
)
別
(2)企業規模(年商)別 ※無回答(14s)のデータは割愛 ©2013 財団法人 流通経済研究所 (N) (%) (N) (%) 定番カット(随時の商品改廃)による、商品入れ替えのため 56 50.0 48 13.2 商品の汚損・破損のため 69 61.6 196 54.0 年2回の棚替えや季節品の商品入れ替えのため 42 37.5 61 16.8 特売商品が売れ残ったため 15 13.4 4 1.1 店舗での販売期限切れのため 64 57.1 82 22.6 小売店の閉店・改装のため 23 20.5 10 2.8 その他 10 8.9 92 25.3 (N) (%) (N) (%) 商品の賞味期限切れのため 168 35.7 70 62.5 商品の汚損・破損のため 198 42.1 40 35.7 定番カット(随時の商品改廃)による、商品入れ替えのため 225 47.9 30 26.8 店舗への納品期限切れのため 240 51.1 20 17.9 年2回の棚替えや季節品の商品入れ替えのため 173 36.8 10 8.9 特売商品が売れ残ったため 53 11.3 5 4.5 その他 37 7.9 2 1.8 卸売業・小売業→メーカーの返品 小売店→卸売業(仕入先)の返品 卸売業調査(112) 卸売業調査(112) 小売業調査(363) メーカー調査(470)2-I. 返品の実態と理由
③返品の発生理由
(複数回答:あてはまるものを3つまで選択)
22
ベース: 全対象者• 小売店→卸(仕入先)の返品理由については、卸売業調査・小売業調査とも、「商品の汚損・破損」・「店舗での販
売期限切れ」が多くあげられた。卸売業調査では、「定番カットによる商品入替」も多くあげられている。
• 卸売業・小売業→メーカーの返品理由については、卸売業調査・メーカー調査とも、「商品の賞味期限切れ」・
「商品の汚損・破損」・「定番カットによる入替」が多くあげられた。メーカー調査では「店舗への納品期限切れ」・
「年
2回の棚替・季節品の入替」も多くあげられている。
©2013 財団法人 流通経済研究所
2-I. 返品の実態と理由
④「ドライ食品」返品商品の処理方法(内訳)
-1
23
※メーカー: 「ドライ食品」における、卸・小売業から自社への返品商品の処理方法 ※卸売業: 「ドライ食品」における、小売店から自社への返品商品の処理方法 ベース: 全対象者① 自社で廃棄に回す割合
7.4 割
② 他の販路へ転売する割合
1.6 割
③ フードバンク等へ提供する割合
0.1 割
④ その他
0.9 割
合計
10.0 割
メーカー(470)
割合(平均値)
① 自社で廃棄に回す割合
2.1 割
② 他の販路へ転売する割合
1.3 割
③ メーカーに返品する割合
6.4 割
④ フードバンク等へ提供する割合
0.1 割
⑤ その他
0.2 割
合計
10.0 割
卸売業(112)
割合(平均値)
• 返品商品の処理方法は、卸売業では「メーカーへの返品」が約3分の2を占めている。
• メーカーは「自社で廃棄」が4分の3を占めている。
→ フードチェーンで発生した返品は、メーカー段階で相当割合が廃棄されていると
考えられる。
※「金額ベース」の割合 ©2013 財団法人 流通経済研究所2.アンケート調査の結果速報
24
I.
返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
©2013 財団法人 流通経済研究所
66
69
63
58
69
67
13
13
16
16
10
10
6
6
6
11
3
3
2
2
1
3
3
2
2
1
7
3
3
3
2
6
2
3
2
2
3
2
3
3
0
1
3
1
0
2
4
3
4
3
3
8
3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー計(
470)
加工食品(
227)
菓子(
121)
飲料(
45)
酒類(
39)
その他(
30)
0.1%未満
0.1~0.2%未満
0.2~0.3%未満
0.3~0.4%未満
0.4~0.5%未満
0.5~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~3.0%未満
3.0%以上
不明
2-II. 未出荷廃棄の実態と理由
①未出荷廃棄商品の金額割合(メーカー調査)
-1
(2011年会計年度)
25
※メーカーの「ドライ食品」販売金額に占める、未出荷廃棄商品の金額割合 ベース: 全対象者 メーカー ※東日本大震災による特別な影響を除く• メーカーにおいて、「ドライ食品」販売金額に占める未出荷廃棄商品の割合(金額ベース)は、
「
0.1%以上」の回答割合が3分の1を占めている。
• メーカー業種別に見ると、飲料および菓子において、未出荷廃棄商品割合「0.1%以上」の回
答割合が高まる。
「
ド
ラ
イ
食
品
」
主
要
部
門
別
(1)「ドライ食品」主要部門別 ※無回答(8s)のデータは割愛 ©2013 財団法人 流通経済研究所66
69
50
62
13
11
27
24
6
5
12
3
2
2
2
2
2
2
6
3
4
2
2
2
4
0
1
1
1
2
3
4
4
3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー計(
470)
100億円未満(370)
100~500億円
未満(
52)
500億円以上(34)
0.1%未満
0.1~0.2%未満
0.2~0.3%未満
0.3~0.4%未満
0.4~0.5%未満
0.5~1.0%未満
1.0~2.0%未満
2.0~3.0%未満
3.0%以上
不明
2-II. 未出荷廃棄の実態と理由
①未出荷廃棄商品の金額割合(メーカー調査)
-2
(
2011年会計年度)
26
※メーカーの「ドライ食品」販売金額に占める、未出荷廃棄商品の金額割合 ベース: 全対象者 メーカー ※東日本大震災による特別な影響を除く• メーカーの企業規模別では、100~500億円未満で、未出荷廃棄商品割合「0.1%以上」の回答
割合が高まる。
※無回答(14s)のデータは割愛企
業
規
模
(年
商
)別
(2)企業規模(年商)別©2013 財団法人 流通経済研究所
36
36
30
26
18
17
14
6
10
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%出
荷
予
測
の
精
度
が
低
か
っ
た
た
め
得
意
先
へ
の
納
品
期
限
切
れ
に
よ
り
、
出
荷
で
き
な
く
な
っ
た
た
め
欠
品
し
な
い
よ
う
、
安
全
在
庫
を
多
く
持
っ
て
い
た
た
め
商
品
の
汚
損
・
破
損
の
た
め
商
品
の
賞
味
期
限
切
れ
の
た
め
販
売
量
に
比
し
て
、
生
産
ロ
ッ
ト
が
大
き
す
ぎ
た
た
め
商
品
の
製
造
・
販
売
終
了
の
た
め
営
業
政
策
・
営
業
方
針
が
強
気
で
あ
っ
た
た
め
そ
の
他
メーカー(
470)
ベース: 全対象者 メーカー2-II. 未出荷廃棄の実態と理由
②未出荷廃棄商品の発生理由(メーカー調査)
27
※メーカー: 「ドライ食品」における、未出荷廃棄商品の発生理由未出荷廃棄商品の発生理由(複数回答:あてはまるものを
3つまで選択)は、「出荷予測精度
の低さ」「納品期限切れによる出荷不可」「安全在庫」「商品の汚損・破損」等の回答率が高い。
©2013 財団法人 流通経済研究所2.アンケート調査の結果速報
28
I.
返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
©2013 財団法人 流通経済研究所 2 2 2 3 2 2 1 2 2 3 3 2 2 2 1 3 1 3 1 3 1 2 1 2 1 2 1 0 1 2 1 1 1 3 1 3 1 3 1 3 1 2 3 2 3 1 3 1 3 3 3 2 3 1 2 3 3 3 3 2 3 3 2 9 3 2 3 3 3 4 1 7 1 7 1 7 1 6 1 6 1 7 9 1 6 1 6 1 5 1 5 1 5 1 5 1 6 2 4 2 4 2 4 2 4 2 5 2 4 3 1 2 8 2 7 2 7 2 5 2 5 2 6 2 6 1 2 1 3 1 4 1 3 1 3 1 5 2 6 9 1 1 1 0 1 5 1 3 1 0 1 0 0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 % 8 0 % 9 0 % 1 0 0 % 醤油( 3 6 3 ) 風味調味料( 3 6 3 ) カレールウ( 3 6 3 ) レトルトカレー( 3 6 3 ) カッ プ麺( 3 6 3 ) 水産缶詰( 3 6 3 ) 粉ミルク( 缶入り) ( 3 6 3 ) 日本茶飲料( ペッ トボトル入り) ( 3 6 3 ) 炭酸飲料( ペッ トボトル入り) ( 3 6 3 ) ミネラルウォーター( 3 6 3 ) ビール( 缶入り) ( 3 6 3 ) チョコレート( 板チョコ) ( 3 6 3 ) スナッ ク菓子( ポテ トチッ プスなど) ( 3 6 3 ) キャンディ( 3 6 3 ) 賞味期限の1 /2 残し 賞味期限の1 /3 残し 賞味期限の1 /4 残し以下 賞味期限の1 か月残し その他 取り扱いな し・ 不明
2-III. 商慣習の実態
①店舗の販売期限(小売業調査)
29
小売業小売業において、店舗における「ドライ食品」の販売期限は、
14商品カテゴリーのいずれでも「賞味
期限の
1/4残し以下」が3割前後、 「賞味期限の1か月残し」の回答割合が2割弱と多い。「賞味期
限の
1/3残し」は12%前後である。
「その他」(自由回答)では、「賞味期限の2か月残し」「1か月以上45日以内」「14日前まで」「賞味期限当日まで」など、様々な回答が見られた。
©2013 財団法人 流通経済研究所30
店舗における販売期限/醤油
年間小売売上高
件
数
賞
味
期
限
の
1
/
2
残
し
賞
味
期
限
の
1
/
3
残
し
賞
味
期
限
の
1
/
4
残
し
そ
の
他
取
扱
い
な
し
・
不
明
合
計
363
7
49
107
157
43
100.0
1.9
13.5
29.5 43.3(※)
11.8
100億円未満
228
5
25
72
94
32
100.0
2.2
11.0
31.6
41.2
14.0
100~500億円未満
76
1
10
30
32
3
100.0
1.3
13.2
39.5
42.1
3.9
500億円以上
47
13
4
28
2
100.0
-
27.7
8.5
59.6
4.3
無 回 答
12
1
1
1
3
6
100.0
8.3
8.3
8.3
25.0
50.0
2-III. 商慣習の実態
①店舗の販売期限(小売業調査)
-醤油
醤油に着目し、店舗の販売期限と、小売業の企業規模(売上)の関係をみると、
売上高
500億円未満では、販売期限は「賞味期限の1/4残し」が最も多い。
売上高
500億円以上では、販売期限は「賞味期限の1/3残し」が最も多い。
→ 企業規模の小さい小売業ほど、販売期限を緩和的に設定している傾向が見られる。
※醤油以外の商品でも同様の傾向が見られる。
※29ページでは「その他」の構成比は24%であるのに対して、ここでは43.3%となっている。これは、29ページでは「その他」の自由回答を
分類して、いずれかの賞味期限設定に組み込んでいるためである。
©2013 財団法人 流通経済研究所 2 5 2 5 2 3 2 5 2 6 2 3 2 0 2 7 2 6 2 7 2 6 2 5 2 7 2 6 3 6 3 5 3 5 3 5 3 3 3 4 2 4 3 5 3 5 3 5 3 2 3 4 3 4 3 5 7 8 8 8 7 1 0 6 8 8 9 7 9 9 1 0 1 8 1 7 1 6 1 6 1 7 1 6 2 0 1 7 1 7 1 6 1 7 1 5 1 5 1 5 1 5 1 6 1 7 1 6 1 7 1 8 2 9 1 3 1 4 1 3 1 8 1 7 1 4 1 4 0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 % 8 0 % 9 0 % 1 0 0 % 醤油( 3 6 3 ) 風味調味料( 3 6 3 ) カレールウ( 3 6 3 ) レトルトカレー( 3 6 3 ) カッ プ麺( 3 6 3 ) 水産缶詰( 3 6 3 ) 粉ミルク( 缶入り) ( 3 6 3 ) 日本茶飲料( ペッ トボトル入り) ( 3 6 3 ) 炭酸飲料( ペッ トボトル入り) ( 3 6 3 ) ミネラルウォーター( 3 6 3 ) ビール( 缶入り) ( 3 6 3 ) チョコレート( 板チョコ) ( 3 6 3 ) スナッ ク菓子( ポテ トチッ プスなど) ( 3 6 3 ) キャンディ( 3 6 3 ) 賞味期限の5 /6 残し以上 賞味期限の2 /3 残し 賞味期限の1 /2 残し以下 その他 取り 扱いなし・ 不明
2-III. 商慣習の実態
②店舗への納品期限(小売業調査)
31
小売業小売業において、「ドライ食品」の仕入先から店舗への納品期限は、
14商品カテゴリーの多くで「賞
味期限の
2/3残し」が35%前後、「5/6残し以上」が25%前後と多い。
「その他」(自由回答)は、「特に設定なし」との回答が多い。
©2013 財団法人 流通経済研究所仕入先が店舗に納品する期限/醤油
年間小売売上高
件
数
賞
味
期
限
の
5
/
6
残
し
賞
味
期
限
の
2
/
3
残
し
賞
味
期
限
の
1
/
2
残
し
そ
の
他
不
明
合
計
363
90
129
26
65
53
100.0
24.8
35.5
7.2
17.9
14.6
100億円未満
228
75
48
15
51
39
100.0
32.9
21.1
6.6
22.4
17.1
100~500億円未満
76
14
44
6
9
3
100.0
18.4
57.9
7.9
11.8
3.9
500億円以上
47
35
3
5
4
100.0
-
74.5
6.4
10.6
8.5
無 回 答
12
1
2
2
7
100.0
8.3
16.7
16.7
-
58.3
32
2-III. 商慣習の実態
②店舗への納品期限(小売業調査)
-醤油
醤油に着目し、店舗の納品期限と、小売業の企業規模(売上)の関係をみると、
売上高
100億円未満では、納品期限は「賞味期限の5/6残し」が最も多い。
売上高
100億円以上では、納品期限は「賞味期限の2/3残し」が最も多い。
→ 企業規模の小さい小売業ほど、厳しい納品期限を設定している傾向が見られる。
※醤油以外の商品でも同様の傾向が見られる。
©2013 財団法人 流通経済研究所
2-III. 商慣習の実態
②小売業への納品期限(卸売業調査)
-1
33
<得意先小売業の設定する店舗への納品期限のうち、最も頻繁にみられる納品期限>
3 0 2 2 8 0 0 3 3 5 18 5 6 6 61 67 62 68 59 50 59 62 63 57 50 67 69 66 29 26 29 23 28 42 28 29 26 31 25 22 20 23 7 7 7 7 5 8 13 6 8 8 8 6 5 5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%醤油(
62)
風味調味料(
61)
カレールウ(
58)
レトルトカレー(
60)
カップ麺(
61)
水産缶詰(
62)
粉ミルク(缶入り) (
35)
日本茶飲料(ペットボトル入り) (
64)
炭酸飲料(ペットボトル入り) (
64)
ミネラルウォーター(
63)
ビール(缶入り) (
41)
チョコレート(板チョコ) (
65)
ス ナック菓子(ポテトチップスな ど) (
67)
キャンディ(
67)
賞味期限の5/6残し以上 賞味期限の2/3残し 賞味期限の1/2残し以下 その他・ 取扱いなし・ 不明 卸売業卸売業において、小売業への最も頻繁にみられる納品期限は、以下
14商品カテゴリーのいずれでも
「賞味期限の
2/3残し」との回答割合が高い。
©2013 財団法人 流通経済研究所 8 7 7 7 15 7 11 11 13 11 32 14 13 12 71 72 71 70 67 63 60 67 66 64 51 69 70 69 18 18 19 20 15 26 17 19 19 22 5 9 9 8 3 3 3 3 3 5 11 3 3 3 12 8 8 12 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%醤油(
62)
風味調味料(
61)
カレールウ(
58)
レトルトカレー(
60)
カップ麺(
61)
水産缶詰(
62)
粉ミルク(缶入り) (
35)
日本茶飲料(ペットボトル入り) (
64)
炭酸飲料(ペットボトル入り) (
64)
ミネラルウォーター(
63)
ビール(缶入り) (
41)
チョコレート(板チョコ) (
65)
ス ナック菓子(ポテトチップスな ど) (
67)
キャンディ(
67)
賞味期限の5/6残し以上 賞味期限の2/3残し 賞味期限の1/2残し以下 その他・ 取扱いなし・ 不明2-III. 商慣習の実態
②小売業への納品期限(卸売業調査)
-2
34
<得意先小売業の設定する店舗への納品期限のうち、最も厳しい納品期限>
卸売業最も厳しい納品期限は、
14商品カテゴリーのいずれでも「賞味期限の2/3残し」の割合が高いが、「ビー
ル」「カップ麺」等を中心に、「
5/6残し」の割合が若干高まる。
©2013 財団法人 流通経済研究所
2-III. 商慣習の実態
②小売業への納品期限(メーカー調査)
35
※業種は、問10「売上高の最も大きい部門」の回答に基いて分類した。 ※納品期限は、製造日からの日数でなく、「賞味期限がどれくらい残っているか」の日数である。 ※標本数はそれぞれ以下の通り(賞味期限、専用センター納品期限の順) 加工食品:487,435 菓子:231,205 飲料:91,82 酒類:51,51 その他:48,42• メーカーの、小売業専用センターへの納品期限の割合(平均値)は、全業種とも約
60%残しである。
メーカー業種
賞味期限
小売業専用センターに
おいて最も頻繁にみら
れる納品期限
(日数)
加工食品
378
215
菓子
195
115
飲料
354
203
酒類
329
184
その他
461
250
(賞味期限日数に対する割合:%)
加工食品
100
57
菓子
100
59
飲料
100
57
酒類
100
56
その他
100
54
©2013 財団法人 流通経済研究所2-III. 商慣習の実態
③卸
DCへの納品期限(卸売業調査)
36
<メーカーから自社汎用
DCへの納品期限>
13 12 14 12 16 13 11 17 17 19 22 28 30 27 24 26 24 23 20 18 26 19 19 16 17 20 18 22 52 51 53 52 49 57 46 47 47 51 37 32 33 31 11 12 9 13 15 13 17 17 17 14 24 20 19 19 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%醤油(
62)
風味調味料(
61)
カレールウ(
58)
レトルトカレー(
60)
カップ麺(
61)
水産缶詰(
62)
粉ミルク(缶入り) (
35)
日本茶飲料(ペットボトル入り) (
64)
炭酸飲料(ペットボトル入り) (
64)
ミネラルウォーター(
63)
ビール(缶入り) (
41)
チョコレート( 板チョコ) (
65)
ス ナック菓子(ポテトチップスな ど) (
67)
キャンディ(
67)
賞味期限の5/6残し 賞味期限の3/4残し 賞味期限の2/3残し その他・ 取扱いなし・ 不明 ベース: 各カテゴリーの商品を取り扱っている対象者 卸売業メーカーから自社汎用
DCへの納品期限は、14商品カテゴリーのいずれでも「賞味期限の2/3残し」
の割合が高い。
©2013 財団法人 流通経済研究所
2-III. 商慣習の実態
③卸
DCへの納品期限(メーカー調査)
37
• メーカーの卸売業DCへの納品期限の割合(平均値)は、約60%残しである。
メーカー業種
賞味期限
卸売業DCにおいて最も
頻繁にみられる納品期
限
(日数)
加工食品
378
223
菓子
195
115
飲料
354
198
酒類
329
189
その他
461
288
(賞味期限日数に対する割合:%)
加工食品
100
59
菓子
100
59
飲料
100
56
酒類
100
58
その他
100
62
※業種は、問10「売上高の最も大きい部門」の回答に基いて分類した。 ※納品期限は、製造日からの日数でなく、「賞味期限がどれくらい残っているか」の日数である。 ※標本数はそれぞれ以下の通り(賞味期限、卸DC納品期限、専用センター納品期限の順) 加工食品:487,455 菓子:231,224 飲料:91,84 酒類:51,51 その他:48,48 ©2013 財団法人 流通経済研究所38
2-III. 商慣習の実態
④商品の賞味期限(メーカー調査)
※( )内数値はサンプル数<賞味期限設定のメーカー業種別傾向>
• 賞味期限の設定は、業種によって傾向が異なっている。
• 最も頻繁にみられる賞味期限は以下のとおりである。
・ 加工食品
: 「360~450日未満」
・ 菓子
: 「90~180日未満」
・ 飲料
: 「360~450日未満」
・ 酒類
: 「 360~450日未満」
・ その他
: 「 360~450日未満」
(N)
(%)
(N)
(%)
(N)
(%)
(N)
(%)
(N)
(%)
90日未満
23
4.7
25
10.8
5
5.5
0
0.0
0
0.0
90~180日未満
52
10.7
86
37.2
4
4.4
4
7.8
4
8.3
180~270日未満
107
22.0
56
24.2
14
15.4
8
15.7
4
8.3
270~360日未満
30
6.2
19
8.2
18
19.8
5
9.8
3
6.3
360~450日未満
139
28.5
41
17.7
33
36.3
31
60.8
14
29.2
450~540日未満
2
0.4
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0
0.0
540~630日未満
59
12.1
3
1.3
5
5.5
0
0.0
12
25.0
630~720日未満
3
0.6
0
0.0
0
0.0
0
0.0
0
0.0
720日以上
72
14.8
1
0.4
12
13.2
3
5.9
11
22.9
加工食品(487)
菓子(231)
飲料(91)
酒類(51)
その他(48)
回答メーカーの業種
©2013 財団法人 流通経済研究所
2.アンケート調査の結果速報
39
I.
返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
©2013 財団法人 流通経済研究所2-IV. 返品・廃棄の改善策の評価
①「ドライ食品」の返品・廃棄削減のための方策評価<
5段階>-1
40
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% メ ー カ ー が 商 品 の 賞 味 期 限 を 延 長 す る こ と メ ー カ ー が 需 要 予 測 の 技 術 ・ 精 度 を 向 上 さ せ る こ と メ ー カ ー が 小 売 P O S等 に よ り 消 費 需 要 動 向 を 正 し く 把 握 す る こ と メ ー カ ー が 卸 売 業 ・ 小 売 業 の 流 通 在 庫 情 報 を 把 握 し 、 在 庫 管 理 に 活 用 す る こ と メ ー カ ー が 新 商 品 の 販 売 品 目 数 を 削 減 す る こ と メ ー カ ー が 過 度 の 鮮 度 競 争 を 控 え る こ と メ ー カ ー が 過 剰 在 庫 を 値 引 き 販 売 す る こ と 卸 売 業 が 在 庫 管 理 の 技 術 ・ 精 度 を 向 上 さ せ る こ と 卸 売 業 が 小 売 P O S等 に よ り 消 費 需 要 動 向 を 正 し く 把 握 す る こ と 卸 売 業 が D C へ の 納 入 期 限 を 延 長 ( 後 ろ 倒 し に ) す る こ と 卸 売 業 が 新 商 品 の 発 注 リ ー ド タ イ ム を 長 く す る こ と 卸 売 業 が 過 度 の 鮮 度 競 争 を 控 え る こ と 卸 売 業 が 過 剰 在 庫 を 値 引 き 販 売 す る こ と メーカー(470) 卸売業(112) 小売業(363) ベース: 全対象者 % 大いに有効である+有効である•
返品・廃棄削減のための方策評価については、以下の項目で製配販で認識にギャップがある。
<メーカー施策> メーカーの新商品販売品目数
<卸売業施策>
卸売業の納入期限延長
卸売業の新商品発注リードタイム延長
卸売業の過度な鮮度競争の見直し
©2013 財団法人 流通経済研究所 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 小 売 業 の 消 費 者 へ の 販 売 期 限 を 延 長 す る こ と 小 売 業 が 店 舗 へ の 納 品 期 限 を 延 長 す る こ と 小 売 業 が 在 庫 管 理 の 技 術 ・ 精 度 を 向 上 さ せ る こ と 小 売 業 が 新 商 品 の 発 注 リ ー ド タ イ ム を 長 く す る こ と 小 売 業 が 過 度 の 鮮 度 競 争 を 控 え る こ と 小 売 業 が 仕 入 先 に 対 す る 過 度 の 欠 品 防 止 要 請 を 控 え る こ と 小 売 業 が 店 頭 販 売 カ ッ ト 連 絡 の リ ー ド タ イ ム を 長 く す る こ と 小 売 業 が メ ー カ ー / 卸 売 業 と 販 促 ・ 販 売 計 画 の 情 報 共 有 を 行 う こ と 消 費 者 に 、 賞 味 期 限 / 消 費 期 限 の 意 味 を 正 し く 理 解 し て も ら う こ と 消 費 者 に 、 賞 味 期 限 の 日 付 順 序 に 関 わ ら ず 店 頭 の 商 品 を 買 っ て も ら う こ と メーカー(470) 卸売業(112) 小売業(363)
2-IV. 返品・廃棄の改善策の評価
①「ドライ食品」の返品・廃棄削減のための方策評価<
5段階>-2
41
ベース: 全対象者 % 大いに有効である+有効である•
返品・廃棄削減のための方策評価については、以下の項目で製配販で認識にギャップがある。
<小売業施策>
店舗への納品期限延長
過度の鮮度競争の見直し
過度の欠品防止要請の見直し
カット連絡リードタイムの長期化
•
消費者に関しては、「賞味期限・消費期限の正しい理解」が有効との認識が、メーカー/卸売業/小売業の
いずれでも強い。
©2013 財団法人 流通経済研究所2.アンケート調査の結果速報
42
I.
返品の実態と理由
II. 未出荷廃棄の実態と理由
III. 商慣習の実態
IV. 返品・廃棄の改善策の評価
V. 消費者の意識の変化
©2013 財団法人 流通経済研究所
2-V. 消費者の意識の変化
最近
2~3年間の、食品・飲料全般に対する消費者意識の変化<5段階>-1
43
<鮮度志向>
より賞味期限が長く、鮮度の高い商品を選ぼうとする意識
26
27
36
35
34
33
35
36
26
2
2
0
0
0
2
2
4
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー(
470)
卸売業(
112)
小売業(
363)
強くなっている(
5)
やや強くなっている(
4)
変わらない(
3)
やや弱くなっている(
2)
弱くなっている(
1)
不明
ベース: 全対象者 平均点3.9
3.9
4.1
消費者の「鮮度志向」は、最近
2~3年間で「強くなっている/やや強くなっている」との回答割合が、
メーカー/卸売業/小売業のいずれでも
6割を超え、高い。
©2013 財団法人 流通経済研究所2-V. 消費者の意識の変化
最近
2~3年間の、食品・飲料全般に対する消費者意識の変化<5段階>-2
44
<もったいない意識>
多少古くなった食品でも無駄にせず、できるだけ廃棄を減らし、限られた資源を大切にしようという意識
ベース: 全対象者5
8
9
37
38
34
39
38
38
9
10
9
7
4
6
2
2
4
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%メーカー(
470)
卸売業(
112)
小売業(
363)
強くなっている(
5)
やや強くなっている(
4)
変わらない(
3)
やや弱くなっている(
2)
弱くなっている(
1)
不明
平均点3.2
3.4
3.3
消費者の「もったいない意識」は、最近
2~3年間で「強くなっている/やや強くなっている」との回答
割合が
4割を超える。
©2013 財団法人 流通経済研究所
アンケート調査(速報) <まとめ>
-1
1.返品の実態と理由
小売店→卸売業の返品は少ない。一方、卸売業→メーカーの返品は相当程度発生
している。
業種・商品別では、菓子の返品が多い。
卸売業→メーカーの主な返品理由は、「店舗への納品期限切れ」「定番カット」「棚
替」「汚破損」「賞味期限切れ」など。このうち、メーカー調査では「店舗への納品期限
切れ」、卸売業調査では「賞味期限切れ」が理由として最も多くあげられた。
返品商品の処理割合の調査結果(卸・メーカー)によれば、フードチェーンで発生す
る返品の多くはメーカーまで戻されて、多くがメーカーで廃棄されている。
2.未出荷廃棄の実態と理由
メーカーの未出荷廃棄比率は、0.1%未満が回答最頻値だが、0.5%以上という比較
的高い回答も6.9%と一定程度存在している。
業種別では、飲料・菓子が他業種に比べて高い傾向が見られた。
メーカー調査では、未出荷廃棄発生の理由として、「出荷予測精度」、「納品期限」、
「厚めの安全在庫保有」、「汚損・破損」等の問題が挙げられた。
45
©2013 財団法人 流通経済研究所アンケート調査(速報) <まとめ>
-3
3.商慣習の実態
小売業の店舗の販売期限は、「賞味期限の1/4残し以下」が5割前後をしめており、
1/3よりも緩和的に運用されている。
小売業の店舗への納品期限設定は、2/3残しが最も多い(35%前後)が、それより
厳しい5/6残しの設定も相当程度(25%前後)みられる。
小売業は、企業規模(売上)が小さいほど、販売期限を緩和的に運用し、厳しい納
品期限を設定している傾向がある。
卸売業の納品期限は1/3もしくはそれより厳しい水準が過半である。
メーカーが設定している賞味期限は、業種別にみると菓子が最頻値「90~180日
未満」と短い一方、その他のドライ食品はいずれも最頻値が「360~450日未満」
であり、1年以上の設定となっている場合も多い。
46
©2013 財団法人 流通経済研究所