• 検索結果がありません。

沿岸域における海塩粒子の発生に関する研究 : 第1報 砂浜海岸と消波ブロックを設置した人工海岸における発生量の違い

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "沿岸域における海塩粒子の発生に関する研究 : 第1報 砂浜海岸と消波ブロックを設置した人工海岸における発生量の違い"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

 

文 】     日本 建 築 学 会 構造系論 文 報告集 第441号

1992年 11 月

Jovrnal

 ofS しruct

 Const【

 Engng

 ALj

 No

441

 Nov

lggz

沿

岸域

海塩粒

発生

1

 

砂 浜海 岸

消 波

ロ ッ

設置

し た

海岸

お け る

発 生量

GENERATION

 

OF

 

THE

 

SEA

SALT

 

PARTICLE

 

IN

 

THE

 

COASTAL

 

AREA

  

Generation

 characteristics  at 

the

 natural  

sandy

 

beach

 

and

 

artificial

 

beach

ffOTTA

 In 

this

 

paper

 

an

 

investigation

 

of the

 

characteristics of sea

salt 

particles

 

by d

ffere

nt types

 

of coastal  

form

 ations

both

 sandy  and  

breakwater

 

beach

 areas  were  studied

is

 

described

 

The

 re

sults 

indicate

 that the 

density

 of sea

salt 

pa

rtictes at 

the

 coast was  much  

higer

 than 

in

 the open

ocean

 

In

 comparing  sandy  versus  

breakwater

 

beaches,

 

it

 was  

fottnd

 that sea

salt particle 

density

was  significantly  

higher

 at 

the

 

breakwater

 

beach,

 

The

 relationship  

between

 wave  

height,

 wind speed  and  sea

salt 

generation

 was  also  examined

 

The

 results  

indicate

 

that

 wave  

height

 

plays

 a more  

important

 role 

in

 sea

salt 

generation

 

KeyWOtds

:salt 

dOmage,

 sea

salt 

Partdeie

 coastal enwT

ronment

lian

ng enthronment

 amendy

        

塩 害

海 塩 粒 子

沿 岸 域 環 境

居 住 環 境

快 適 性

1.

は じ め に

 

近 年

沿

岸域

特定 多

々 を

対 象

間 活

や 居

の場 と して その利 用 が 活 発 と なっ てき た

これ に

い こ こ で の

活 動

住性

な ど

その

他 各 種 施 設

保 守

管 理 問 題

し て

沿 岸 域

とい う

環 境

か ら

た にと らえなお そ う と す る 研

め ら れてい る。 これ まで,

沿 岸 域

利 用

生 産

流 通

, あ るいは

港 湾

と して の

利 用

中心

っ た と きは こ こ

利 用 す

人 達 も特 定

ら れ た

々で あっ た と 思 わ れ る が

最 近

の よ

に こ こを

特定

多 数

使

っ て

る に

は じ め て

潜 在

し ていた

に か か わ る

問 題

表 面 化

し て き た もの ととら え るこ と がで き よ う

この こ とは

特 定

人 達

使

っ て い た とき は沿

岸 域

で の

問題

えに く かっ た と

も考

れ る。

 

沿

岸 域

を とりま く

に は い くつ か

特 殊 性

ら れ る が}

その

つ に

塩 害

題 が

げ ら れ る。

沿 岸 域

直 接

因 と

な る

海 水

滴 (

し ぶ き

海塩

粒 子 発

また これ によ る

被 害

顕 著

で あっ た

は こ こ で の

最 も

般 的

現 象

と して

くか ら

存 在

ま た

取 り上 げ

ら れ

多 く

研 究 が

な さ れ て き た

に も あ る。 その

塩 害 も

近 年 別

視 点

か ら

らえ ら れ る な

め て

解 明

する

必 要

問題

と し て

指 摘

され だ してい る

す な

わ ち

沿 岸 域 利 用

にな る と と も に

塩害

増 加

予 測

さ れ,

今後

ここで の

性 確

問 題

施 設

保 守

管 理 問 題

今 後 著

しい

支 障 を

き た す お そ れが

る という

指 摘

で ある。

 

こ の ことは

沿 岸 域 を 環 境 面

か ら よ り

広 域 的

合 的

に と ら えて

す ることの

重 要 性

を も

指 摘

してい る と

え よ う。

 

筆 者

ら は

居 住 環 境

か ら

沿 岸

を と ら え た

場 合

便

空 間

であっ て も

こ こ で の

居 住

間 活 動

に か かわ る

快 適 性

やメ

ンテ ナン ス

か ら は

み に くい

るいは

使

い づ らい空

であ る と

言 う仮 説 を 立

て っ っ

1989

か ら

沿 岸 域

で の

活 動

を 中 心

し た

快 適 性 問

題につ い て ア ンケ

調

査2L3 ) を

施し て き た

 

そのアン ケ

調

査の

の塩

防 波 堤

そ の

た に

消波

ロ ッ ク が

設置

さ れ た

が ひ ど く なっ た との意 見が し ば し ば 聞か れ た

もとも と

こ れ ら 工 事 は国

土 保 全

や 沿

岸 域 利 用

の ための

波 浪 制 御

場 な ど か ら

海岸

設 置 さ

れ る

の で

る が

上 述

し た よ う な こと が

事 実

である と す れ

こ れ に よるマ

イナ

面 も評

しつ つ

同 時

やこれ を

避 する

法にっ い て の

研 究

と な る。

沿 岸 域

多 目的

利 用

さ れると と

口が

す る

に あっ て は

早 急

ま れ よ う。

 

そこ で

本 研 究

では

海 岸 形 態 別

な わ

ち 自然 海 岸

日本 大学

 

助 教 授

博士 (工学

Assoc

 

Prof

Nihon

 

Univ

DT

 Eng

(2)

NII-Electronic Library Service

お よ

び 人

海 岸

消 波 ブ

ロ ッ ク が

設 置

さ れ た

海岸 )

いによ り

発 生 す

海 塩 粒 子 量

実 測 を行

特 性 を考 察

今 後

沿

岸 域

で の

画 や

塩 害

の対

基礎 資料

るこ

と を 目

し た

の で あ るe

2.

実 験

調

方 法

2.1

塩 害

調

お よ

び研

 

塩 害

関 す

研 究

は お お む ね

塩 害

直接

であ る

海 水 滴 (

し ぶ き

海 塩 粒

子の

1)

, 並 びに輸 送 に

関 す

2

) 被 害

お よ

その

対 策

す る もの に

け ら れ る。

  海水滴

4mm

以 下

塩 分

水 滴

大 半

は 沿

砕 波

す る

際 生 ず

のであり

粒 子

比 較 的 大

き いた め

ま り

く に は

し ない

。一

塩 粒 子

は そ の

大半

海 洋

沿

か ら

発 生

さ れ る

の で

これ ら

成 過 程

発 生

につ い て は

P4

) , 

KientzlerS

研 究 が 見

ら れ る

これ ら

研 究

に よ る と,

塩 粒 子

の メカニ

ム は

洋 上

あ るい は 沿

で の

波 時

空 気

波頭

に よ り

海中

ま れ

この

取 り込

ま れ た

気 泡

と なっ て

海 面

に 上

し,

海 面

破 裂

こ の

時 数 百

個 (

10

コ4

10

isgm

度 )

海 塩

核 〔

sea

salt nuclei

微 粒

子が

空 気 中

放 出

され この

粒 子

が 風に よ り

陸 上

ば れ る

し てい る

た,

海 面

か ら

10

程 度

の大

気境

界 層

で の

鉛 直 方 向

対 す

海 塩 粒 子

分 布

, な い し は

粒 子

鉛 直

flux

複 雑

で よく

か っ て い な いと してい る が

10m

ら数

km

さで は

観 測 資 料 も

か な り あ り

平 均

る な ら

さ と と もに

指 数 関 数 的

減 少

してい る と してい る

ま た

内 陸につ い て は

地 上 数 百

m か ら

2k

皿 あ た りに

個 数 濃 度

が 見

ら れ

,200m 〜300m

か ら

かっ て

濃 度

が あ る と

報 轡

}さ れ てい る

これ ら

鉛 直 分 布

し,

朝 倉

松 本

η

海 面 上

12

5m

で に

方向

で の

を して い る が

風 速

い と

塩 分 濃

度 値

い と

濃 度

き くな り

海 面 近

で は急

き く なっ た との

結 果

てい る。

 

ま た, こ れ ら

海 面

か らの

送 につ い て は

大 気

海 洋

相 互 作 用

見 地

か ら,

羽, 田

ら 8) よ り

内 陸

で の鉛

直 分 布

や 地

表 面

で の

濃 度

につ い て

数 値 解 析

に よる

研 究

ま た

濱 砂

9)

大 浜

出 村

1°)

冨 坂

樫 野

高 根

11 ) らによ り

内 陸

で の

海 塩 粒 子

われて い る

 

以 上

で はこれ ら 既

研 究

ま えつ つ

あ ま り

資料

のない

い によ る

海 塩 粒 子 発 生 量

特 性 並 び

前 述

の アンケ

調 査

の ご とく

消 波 ブ

ロ ッ ク

増 加

し た とい

う現

か め る と と

にこれ を

分析

し,

今後

と な る

る とい

けに ある

2

2

  調 査

方 法

  海 塩 粒 子

捕 集

につ い て は

1

JIS

 

Z

 

2381

め た

一 102一

方 法

間 大 気

暴 露

さ せ て

し た

化 学 分

にか

塩 化 ナ

ウム

量 を特 定

す る

方 法

2

エ ア

等 を用

いて

大 気

を 吸

濾 紙 上

集 さ れ

た も

を化

に か け

NaCl

量 を

計量

す る

方 法

わ れている

前 者

方 法 を

用い た 研

ではい

れ も

1

カ 月 間 大

気 中

に暴

地 点 別

の総 量 を

め る もの であ る

後 者

方 法

比 較 的 短 時

間 で

計 測

す る

法で あ る

この

方 法

で はその

気 象 条 件

等 )

立 地 条件

考 慮

する こ と が

可 能

な た め

よ り 環

空 間 要 素 を考 慮

し た

計 測

可 能

2

3

  計 測 器

分 析 方 法

 

計 測 器

ボ リュ ウム エ ア

サ ン

大 気 汚 染 測

定 機 )

1 に

さ れ た

の で

市 販

さ れてい る

の で あ る

器 の

上 部

か ら吸

さ れ た

大気

本 体

中 間部

さ れ ている

ラス ファ

濾 紙

通 過

体 下 部

か ら

排 出

され る

と なっ てい る。 これ

濾紙

通過

す る と き に

さ れ た

オンク ロ マ ト

ラフ ィ

を用

い て

す る

方 法

が あるが

こ こ では

JIS

 

Z

 

2381

規 定

さ れ た

メ タノ

水 銀 溶 液 と

硝 酸 第

2

鉄 溶 液

いた

吸 光 光 度 法

じて

塩 化

ナ ト リュ ウム の

出 を

っ た

前 者

械 自 体 高

であ る が

分につ い ても

検 出

でき る ほ か

塩 素

オン

を も同 時

計 量

で き る

利 点

が あ る。 そ れ に

後 者

比 較 的 簡 便

方 法

いや すい こ と が

  海 塩 粒 子

捕 集 方 法

につ い ては

研 究 目的

わ せ な

ま ち ま ち の

法で

わ れて いる

場 合

はっ き りと し た 捕

方 法 が 確 立 さ れていない

現 状

に ある。

 本

で は

の よ うに

海岸

形 態

い に よ る

海 塩 粒

発生

特性

把 握

す ること を

に して い るた め

実 験 方 法

気 象 条 件

条 件

考 慮

で きる

後 者

方 法

2

さ れ たフロ

ス テッ

1

, ステッ

2

計 測

っ た

1

 ハ イボ リュ ウム

エ ア

サンプラ

N工 工

Eleotronio  Library  

(3)

r  

 

 

 

 

 

; 卩 研 究の背 景及び 目 的 海 塩 粒 子 量 に 影 騨 を お よぼす要因 設 定 計 測 方 法の設定 計 測 地 点の設 定 現地 計 測

ップ 

1

 

−・

一一一一

洋 上 お よ び 沿 岸 部 での計 測

ッテブ

■一「

國一一伽一

r 一一

      2

−一

1 _一瞭一− 一一

一一

一一一

肭■

一9−一

砂 浜 海 岸 消 波 プロツ ク 海 塩粒子量の把 握 海 塩粒子 量 と 気 象 海 象 と の 関 係 把握

一一一

陶■

一凾一一

一曽

一一

 

一一

 

一一

疊一

一一

海 岸 形 態の違い による海 塩 粒子量の特 性 把 握 結 論 図

2  調 査フロ

1

ステッ

1

 海

海水滴

発 生

海 中

り 込 ま れ た

気泡

上 昇

海 面 付 近

破 裂

し た と き

あ るい は

し た と き に

す る な ら

洋 上

よ り

沿 岸

砕波

す る と き の

気 泡

を 取 り込 み や すいの は 明

であ る

砂 浜 あ

るい は

波 ブ

海面

く なっ て いる の はこれ ら

気 泡

が 生 じ てい る か らであ り

々が よ く

であ る

。一

洋 上

において

波萵

きい

水 深

響 を

け た り

あ るいは 風 な どに よ り

沿

到 達

す る

す る

ら れ る。 この よ う な

状 態

に おい て

も沿 岸

圧 倒 的

砕 波

す る

状 態

気 泡

量 も 多 量

生 成

さ れ る と

え られ る

そ こで

実 際

洋 上

沿 岸

で はこれに

海 塩 粒 子

発 生

い が

る か につ い て

1990

11

26

12

3

日,

12

10

日,

12

17

日 の

4El

計 測

っ た。

 

計 測

は,

3

さ れ た

よ う

千 葉県

市原市

のつ り

公 園

お よ びそ の

背 後

地で

一1

され たハ

ムエ ア

を海

け た

洋 上

のつ り

と そ の

背 後 地

と に

合 計

2

台 設 置

し た

こ の

つ り

桟 橋

では

海 面

ら吸 引 口

までの

さ を

5m

設 置

,一

沿 岸 部

では

接 波 レ

ぶ き が

計 測

さ れ ない

距 離

と して

護 岸

か ら

3m

し1 ま た

さ もつ り

桟 橋 同

5m

設 置

した。 な お

計 測

器 間の

距 離

103m

っ た。 ま た

サン

リン グに

たっ て は

か い

水 平 方 向

160

風 向 範 囲

設 定

こ 一 一 図

3

 

サンブ ラ

配置図 (釣 り桟橋 } の

時 海 側

か らの

風 向 時

の み の

大 気 を

1

時 間

1

ンプルと して

同 時

風 速

波 高

気 温

湿 度 も測 定

し た

2

 

2

 

ス テッ

2

で は 図

4

され たよ

東 京 湾

富 津

での

砂 浜

お よ び

消 波

ブロ ッ クが 設

さ れて いる

背後

に おい て,

砂 浜 海 岸 と消 波 ブ

ロ ック

海岸

い に よ る

海 塩

子の

発 生 量

特 性 を把 握

す ること で

 

富 津 海 岸

東京

干 葉 県 側

中 央

付 近に位 置 し

京 湾

ま れ てい る

の の

口 に

して

直接

している

で あ る

。一

幕 張 海 岸

湾 奥

位 置

象条件

間 を

じ て

ら い でい る 所で あ る

 

計 測 器

砂 浜 海 岸

で は 風の

鉛 直 分 布

慮 し な が ら,

十 分

背後

け た

所 と

ま た

直 接 砕

に よ る

し ぶ き が か か ら ない

距 離

とし

水 際 線

か ら

10m

し,

さ は

2.

2m

し た。 ま た

計 測

に よる

面 上 昇 を 考 慮

して

っ た。

 

消 波

ブロ ックの背

にお ける

計 測 器

設 置

砂 浜 海 岸

1

司様

し ぶ き

さ れな い

距 離

10m

と し た。

はステ ッ

1

同様

条 件

1

時 間

1

サン 図

4

調 査 地 点

103

(4)

NII-Electronic Library Service

1990

8

16

日 お

8

23

日か ら

8

30

1991

6

28

8

8

8

21

8

23

9

11

9

12

,10

4

ll

19

日 にそ れ ぞ れ

か らの 風 を

ち な が ら,

合 計

18

日 間 行 っ た

3.

計 測 結 果 お よ び考 察

3

1 〈

ス テッ

プ 1

> 洋 上

お よ び

沿

   

お け る

海 塩 粒

 

計 測 期 間 中

設 定 範 囲 内

風 向 時

に お

の合

24

で あっ

1

これ ら

計 測

日に お け る

現 地

状 態

大 き

A

状 態

沿

岸部共

1

5m

sec

ま た

沿 岸 部

での

波 高

平 均

15

cm と

く,

洋 上

お よ び

堤で も あ ま り

砕 波 が 見

ら れ ない

状 態

ll

26

12

3

10

日 )

B

洋 上

平 均

6.

9

m

sec

沿

岸 部

で 4

2m

sec

た,

沿

で の

平 均

波 高

59cm

さ れ

では

多少

の く

れ が あ り,

防 波

で も

破 砕

ら れ る な ど

海 面

泡 立

っ て い た

12

17

日 )

 表

1

よ り

洋 上

と 沿

岸 部

で の

粒 子 捕 集

量につ い て

か り や す く

し た もの が

5

A

状 態

測 定 番 号

1

9

では

各 計

上 お

沿 岸 部

と も空

気 中

ま れる

海 塩 粒 子 量

実 測 値

に ば らつ き が み ら れ る が

さ く

ほ ぼ

量の

粒 子

量 が

測 さ れ た

 

B

状 態

測 定 番 号

10

12]

にな る と

粒 子

量 は

洋 上

A

iE−

1

洋 上と沿

岸部

での

海塩

粒 子 測 定 結 果 洋上〔海づり施設上[ 沿岸部 備 孝 溜 定 番 号 灘 定 日 醐 定   時 聞 波 高 (c皿} 海 塩 粒 子 量   (  !ロ3〕 風 速 佃s冫 海 塩 粒 子 量   (田9ノロ3) 風 速 (団!s冫 191 /U〆2613 ;30

14:3017

o0

03311

25o

oηo2

45 291 /U!2614 :40

15:4020

oO

0156O

560

02112

00 平    均 0』244 o

0241 391 !12/0319 :50

11:5010

0D

03211

880

02213

3B

491 /120312 00

13OO15

20

OO972

14o

024G1

73 591 !12!0315 :15

16:1515 』 0

OD57o

620

0076o

65A の

状 態 平    均 0

0158 0

G179 691 /12/1010 :35

11:3513

DO

03861

84O

04741

30 791 !12!1011 :45

12:4514

50 』200z

240

01631

OD 891 !12/1012 :55

13:5515

50 』146L6 & O

016D0

ll 991 〆12!1014 :ao

15:30i3

5O

0045L390

00&70

71 単   均 o

0194 O

0221 1091 !12!1710 :50

11:5067

50

01527

860

工0974

82 1191112 !1712 :00

13:006 α

5O

01156

75O

06723

89 1Z91 /12!1713 :IO

14:IO49

“ 0

Oll16

040

04863

91B の 状 態 平    均 O

0126 0

0752 総    計 0

2117 0

4157 海塩粒子量 (NaCl 皿9/m3 ) 0

120

110

100

090

080

070

060

050

040

030

G20

010

oo

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ll

°

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

r

1

°

i

11

i

il

τ

÷

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

τ

t

ー ー

i

τ

 

 

 

 

 

 

 

°

「齟

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

P

き 匿

7

 

5

【 き ー

11

 

 

1

1

1

 

 

5

 

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

 

1

 

 

1

 

 

1

 

 

 

 

1

 

 

 

1

 

1

 

 

F

 

 

i

 

 

 

i

°

1

°

ε

°

 

 

 

 

 

τ

匿 7

τ

1

 

 

ー 1

1

 

 

 

 

 

 

 

7

 

 

 

 

I

 

 

I

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

τ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F

 

 

F

 

EL

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー i

 

 

 

 

 

I

 

 

P

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

τ

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P

 

 

 

p

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3

 

 

7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

F

 

1

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

1

ー ‘

°

7 }

ー 董

 

 

 

 

ろ i

5511

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

n

°

°

 

 

 

 

 

1

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

t

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F

 

 

 

F

 

 

 

 

i

FI

°

 

 

 

i

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

τ

 

 

 

 

 

 

     

h

 

 

 

 

 

 

 

r

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

i

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

70

 

5

71

F

91i 主

°

τ

Ir

F

 

°

 

 

r

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

°

FFi

 

 

1

1

 

 

1

 

 

1

 

1

 

1 ー i

 

 

 

F

 

L 正

F9

1 牽

F

 

 

i

i5

; 葦

 

 

F

 

 

 

1

F

 

 

 

 

r

 

F

 

 

 

 

l

 

 

I

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

i

 

1

F

 

°

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I

 

 

I

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

 

ー Ih11

21

IIi

711

II

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

圏  

 

 

 

 

i ー

°

レ 【

°

1

τ

 

 

 

 

 

  懿

 

 

1

°

 

τ

 

 

 

 

 

15

 

 

i

 

 

 

 

 

 

i

 

 

 

 

r

 

1

 

 

 

 

 

 

  12  3 弓  5  5 ア  6  9

洋上

沿岸

   

測 定 番 号       図

一5

  洋 上

沿 岸 部に おける海 塩粒 子 量

1

と あ

が ない が

沿

岸部

では か な りの

増加

が み ら れ,

洋 上 と沿 岸 部

に よ る

両 地 点

量 的 差

き く, 沿

で は

洋 上

約 4

4

− 7.

1 倍

の量 が

測 さ れ た。

 

, ステッ プ

1

で の

結 果

を ま と め る と,

沿 岸

両 地 点 と も

A

状 態

で も

海 塩

が 認 め

多 少

なりと

も常

大 気 中

塩 分

含 ま

れてい るこ と

  [

B

で は

地 点

海 塩 粒 子 量

き な

じ た

これ は

洋 上

で は あ ま り

砕 波

しな かっ た の に

し, 沿

岸 部

での

防波

堤で は

砕 波

し た た めであ ろ う

すな わち,

海 塩 粒 子

の発

し て は,

し た

塩 粒

が 発 生

し や すい と

え る

そこで

,A ,

 

B

両 方

に 10   11    12 つ い て

1

か ら

洋 上 と沿 岸

での

を,

洋 上

海 塩 粒

量 を

1

し た

沿 岸 部

に お け る

比 率

は お お む ね

以 下

の よ うで あっ た

  [

A

    洋 上

沿 岸 部

1

1

  [

B

状 態]

    洋

上 :

沿 岸 部

1

6

 

これ ら

につ い て は,

今後計

量 を

や し

検 討 す

る こと

が 必 要

ろ う

3,

2

ス テッ

2 >

砂 浜 海 岸

お よ

び 消 波 構 造 物

に お け

   

海 塩 粒

 

計 測 期 間 中

設 定 範 囲 内

風 向 時

にお け る

測 値

は,

104

N工 工

Eleotronio  Library  

(5)

砂 浜 海 岸

5D

消 波

ブロ ッ ク で

21

計 測

し た日 は

台風

季 節 風

な どの

影 響

の な い

海 象

状 態

で あっ た。

1

) 海 塩 粒 子 量

波 高

との

 

これ ら

ら れ た

果 を 海

粒 子 量 と 風

お よ び

海 塩

量 と 波

との

関 係

において

表 示

し たの

が 図

6

お よ

び 図

7

6

され た

うに

風 速

海 塩 粒 子 量 と

に は

係 を見

つ けに くかっ た

森 山

IZ) らの

測 によ る と, 風

き く な る に

海塩 粒 子

量 が

減 少

す る

との

告 が あ

本 調

では

風 速 が

の調 査 よ り

に低い こ と

あるい は

外 海

か っ て

直 接 開

けていない

で の

計 測 結 果

いと

も考

え ら れ るが

今 後 風

との

関 係

究 明 す

る た めに

タ をふやし た

分 析

必 要

と な ろ う

 

7

し た

海 塩 粒 子

量 と

波 高

と の

関 係

につ い ては

砂 浜 海

消 波 ブ

ロ ックの

に おいて,

波高

き く な れ

これに

増加

状 況

と なっ た。

波 ブ

ロ ッ ク

で は

塩 粒 子 量

増 加

顕 著

波 高

に よっ て は

での

1

5

丶 目 u 劔

25

2 臼

15

臼A 2

騰 2   臼 臼

25

D

2

15 巳

1

25

2

4

6

       

風速

 

価 /sec ゆ 図

6

 

砂 浜と消波 ブロ ク背 後に おける風 速と

塩 粒 予 量 臼   臼

8

6日 麗

      波高

(cm )

  

m

浜海

 

消波構造

砂浜

3

消波構造物

7

砂 浜と消 波ブロ ッ ク背 後に おける波 高 と

塩 粒 子 量

か ら

2

生 量に

す ること も う か が え る。

で は

増 大

と と も

海 塩

子 量

増加

もの と なっ た

これ ら

両 者

につ い て

相 関係 数

め た

で は

砂 浜 海 岸

で r

O

 

75

消 波

ロ ッ ク の

場 合

で は r

O

 

91

な り

かな りの

相 関 が 認

め られ た

7

さ れ た

近 似 直線

では

砂 浜 海 岸

で は

直線 近 似

て はま りが

消 波 ブロ ッ ク で

指 数 曲 線

て はまりが 良 かっ た。

以 下

そ れ ぞ れにつ い て

ら れ た

近 似 式

  

砂浜海岸

y =− O.

001194

O.

 

OO12181

 

X 一

1

    消 波

ブロ ッ ク :

Y =

0

00089

×

1

09147

……

2

 

な お

7

か ら

近 似

され た

両 方

波 高

48cm

た り で

交 差

して いること が

か る

これ ら

交 点

特 定

で は な く

幅 内

落 着

え た ほ う が

切 と

わ れ る が

これに

る と

波 高

48cm

近 傍 を 境

がこれ より

砂 浜 海 岸

海 塩 粒 子

発 生 量

き く

を超 え る と

ロ ック

海 塩 粒 子

発 生

きく な ることである

こ れ ら 現

消 波

ブロ ッ クで は

波 高

い と, ブロ ッ ク に

して

入 し て き た

ず 重 複 波

と してその まま も ど り

とな り

や しぶ きが

発 生

し にくい

態 と とらえる こ と がで き る。

砂 浜

で は

波 高

く て も

させなが ら

,一

吸 収 さ

る い は

も ど

状 態 が

観 察

さ れ る こと から

これ らの

いが

発 生 量

い と なっ た と

え ら れ る。

4.

ま と め

 

以 上

, これまで あ ま り

料の無 かっ た,洋 上 と 沿 岸

あ るい は

砂 浜 海 岸

お よ

び 消 波

ブロ ッ ク が

設 置

さ れ た

いわ

岸構

な る

で の

塩 粒

子 の

捕 集

量の

性 と 傾

につ い て

応 把 握で き た と

え る。

波高

発 生

き く

寄 与

して いる

状 況

に あっ て

そ の

地 点

で の

での

高 統 計

ることに よ り

全 体

生 量 を

推 定

で き よ う し

これによる

対 応 も可

と な ろ う。

 本

測の

果で は

浜 海

発 生

量 が

さい と なっ た が, 同 じ

砂 浜 海 岸

で あっ て も その

傾 斜

波 が か け 上 がる

面 積

砂 質

そ の

他 海 岸 形 状

に よっ ても

な る こと

も予 想

さ れ る。 また

消 波

ブロ ック につ い て

も同 様

そ の

種類

配 置

により

な る こと

も考

えられる

こ れ らの 視

か らの調

は 重 要 と 思 わ れ

在 進 めてい る ところ

105

(6)

NII-Electronic Library Service

であ る。

  今 後

岸保

沿 岸 域 利 用

機 会

増 大

波 施 設の必 要 性が

まっ て い く

傾 向

に あっ て は

々塩

が 助 長

さ れ るこ

かで

る。

今 後

さ らに,

海 岸 後

背 地

で の

各 種 施 設

植 生

人 間 居 住 等

快 適 性

や メンテ ナンス を

検 討

す る た め の

基 礎 的

資料

を得

るべ

調 査 を続

てい く

えで ある

 

に,

化 学 分 析 を 指 導 下

さっ た 日

本 大

理 工

学 部

業 化 学 科 教 授 磯 崎 昭 徳 教 授

ほか

研 究 室

院 生

4

感 謝 致

参 考 文 献 1

 

日本

築 学

会 編

:海 洋 建

築 計 画指 針

善株 式 会社

    ユ

9862

)  佐 藤 竜 也

松 本 洋二郎 :沿 岸 域の自然環 境と快 適 性に関    す る 実 証 的 研究

日本 大学 理 工 学部 学 術 講 演 会 講演 集

    1989

11 3

) 永

田 邦

大 森 邦 幸, 栗 生沢治, 金子直 人 :沿岸 域に お     ける快 適 性 確 保に関 する研 究

日本 大 学 卒 業 論 文

1991 4) 鳥 羽良明:海 面にお け る気泡の破 裂によ る海 水滴 の 生 成     につ い て 3

風 洞 水 槽による研 究

日本 海 洋 学 会 誌

第    17巻 第4号

1961

5

 

Kientzler

 etal :

Photographic

 

investigation

 of the 

projec

  

tion of 

droplets

 

by

 

bubbles

 

bursting

 at a water  surface

   Tellus

6

1954

6

鳥 羽良 明

田中 正昭 :塩 害に関 す る基 礎 的研究 (

1

    海 塩 粒子の生 成と陸 上へ の輸 送モデル

京 大 防 災研究 年

  

第 10号

B ,

1967 7

) 朝 倉修

一,

森 山 正 和

松 本

 

衞 ;臨 海 地

大気中

の塩

  

分 濃 度に関 する研 究 {そ の

3

海面 上の鉛 直 分 布に関

  

する考 察

一,

建 築 学 会 大 会 学 術 講 演 梗 概 集

  

pp

1315

1316

1989年10月

8

)6)に同じ

9

 

浜 砂 博 信 :

地 区

及び大

地 区に お け る海 塩 粒 子     飛 来 傾 向の調 査報 告

1989年10月 10) 大 濱 嘉 彦

出 村 克 宣

佐 藤和 弘 :福 島県内にお け る塩 化     物イ オン の分布 調 査

昭 和63年10月

11

板 

樫 野 紀 元

高 根 由充 :海 塩 粒 子 捕 集 量におよ

  

ぼす 気 象 因 子の影 響

日本 建 築 学 会 構 造

文報

告集

  

pp

34

41

384

昭和

63

年2月 12) 本 橋 健 司

樫 野 紀元

 

崇 ;清水市に お ける飛 来 海 13)

14

) 15) 16

17

18

19) 20) 21) 22) 23)

24

25

26}

271

28

29

30

塩 粒 子に関す る 研 究

366

昭和

61

8

月 朝 倉 修

一,

森山 正和

松 本

 

衞ほ か :臨 海 地 域の大 気 中 の塩 分濃

に関す る研 究 〔その 2)

2

方 程 式モ デル に よ る塩 分 濃 度 分 布の 計算

日本 建 築 学 会 大 会 学 術 講 演 梗 概 集

PP

1119

ll20

1989年10月 山 元 理 代

大 場 良二 :海 塩 粒子 付着の実測 と解 析

日本 気

会秋

期 大 会 論 文 集

1983 山 元 理 代

大 場 良二

鶴    求

海塩 粒

核 散

す る研 究

その 1

海 塩 粒子の発 生と平 地 上 拡 散の実 測 及 び解 析 結 果

日本 気 象 学 会 秋 期 大 会 論 文 麋

p

137

1984

元理

場 良二

  求

;海 塩 粒 子 核 散 予 測に関 す る研

究 (

その

2

気 中塩 分 濃 度分 布の予 測 計 算

日本 気 象 学 会 秋 期 大 会 論 文 集

p

138

1984 月永 洋

:八戸にお け る飛 来 海 塩 粒 子に関す る考 察

昭 和63年10月 {財 )日本ウエ ザ リング テス トセ ンタ

:日

ウエ リン グテ ス トセ ンタ

によ る海 塩

子量の測 定 結 果にっ い て,

防錆

管 理

Vol

31

 

No

41987 水 産 庁;自然 海 浜保 全整備計画調 査報 告集

189

3

吉 本 健

千 葉 正 俊ほ か 1海 上 大 気 中の 海 塩 粒 子とそ の除 去 方 法

石川 島 播 磨 技 報

Vol

16

 

No

11976 下 関 気 象 台:九 州お よ び山口県に お け る塩

と塩風 にっ い て (第

1

象庁

究時報

11巻2号

1959 岸 谷 孝

一,

西 沢 紀 昭 ;塩 害 (1)

技 報堂

1986

5

日本 建 築 学 会 編:海 洋 建 築と環 境

丸 善

199

6

吉 田武 生

森 山正和

宮 崎 竹二

ほ か :臨 海地域の大 気 中の塩分濃 度に関す る 研究 〔その 1>

実測調査結 果の考 察

築学 会

大 会 学 術

講 演梗概 集

pp

1117

1118

ユ989

1Q

船津

康二 :関

地 方の台風 に よ る塩風害につ い て

気 象 庁研 究 時報

第16巻2号

1970 今 野 艮 雄 :送 返 電 設

塩 塵害事 故

実体

な らびに

地 に お け る塩分付 着 状 況

電 力 中 央 研 究 所 技 術 第

研 究 報 告 書

1970 福 岡 義 隆 :海 陸 風 と花粉 などの空 中飛散 物と の関 係t 第 4回 環 境 研 究 発 表 会 予 稿 集

1990

10

友三郎 ;あ わの科 学, 地 人 書 館, 1985

2 大 喜 多 敏

:大 気 中の物 質の変 換と沈 着に関す る最 近の 研究

天気

25

1978

三崎 芳 郎:大 気 中に浮 遊す る極 微 小 粒 子

天 気17

1970

1992

年2月5日原

稿

受理

1992

8

月 4日採 用 決定 )

106

N工 工

Eleotronio  Library  

参照

関連したドキュメント

○  発生状況及び原因に関する調査、民間の団体等との緊密な連携の確保等、環境教育 の推進、普及啓発、海岸漂着物対策の推進に関する施策を講じるよう努める(同法第 22

石川県カテゴリー 地域個体群 環境省カテゴリー なし.

工場設備の計測装置(燃料ガス発熱量計)と表示装置(新たに設置した燃料ガス 発熱量計)における燃料ガス発熱量を比較した結果を図 4-2-1-5 に示す。図

現在、本協会は、関東地区に 16 局の VHF 海岸局と、4 局の 400MHz 海岸局(VHF

「海洋の管理」を主たる目的として、海洋に関する人間の活動を律する原則へ転換したと

河川管理者又は海岸管理者の許可を受けなければならない

KK7 補足-028-08 「浸水 防護施設の耐震性に関す る説明書の補足説明資料 1.2 海水貯留堰における 津波波力の設定方針につ

「沿岸域の総合的管理」の進め方については、様々な考え方がありますが、海洋政策研究