1 平成19年度第 2 回枚方市国民健康保険運営協議会 会議録(要約) 1.開催日時 平成19年 11 月 15 日(木)午後2時04分~午後3時18分 2.開催場所 枚方市役所 別館4階 特別会議室 3.出席委員 会 長 井 上 博 美 副会長 玄 番 央 恵 委 員 明 智 英 彦 ・ 木 割 昭 雄 ・ 松 田 八代子 ・ 岩 井 浩 青 井 一 雄 ・ 稲 垣 勝 則 ・ 村 上 卓 ・ 大 野 榮 辻 本 良 和 ・ 深 海 慶 子 ・ 高 橋 泰 代 ・ 小 山 稲 夫 川 隅 正 尋 4.欠席委員 委 員 柳 川 知 良 ・ 宮 原 保 子 ・ 保手濱 信 子 ・ 門 前 武 彦 高 林 弘 の 5.市出席者 副市長 木 下 誠 健康部長 久 野 邦 広 健康部次長 祢 宜 悟 健康部スタッフマネージャー 宮 谷 和 広 健康部国民健康保険課長 山 田 道 治 健康部保健センター事務長 平 野 正 子 6.事務局 健康部国民健康保険課グループリーダー 北 野 範 也 健康部国民健康保険課サブリーダー 真 鍋 美 果 健康部国民健康保険課チーフ 四 方 憲 治 7.付議案件 (1)特定健康診査・特定保健指導について (2)その他
2 ○井上会長(議長): 定刻の午後 2 時になりました。会議に先立ち、一言ご挨拶申し上げます。 あいさつ ○井上会長(議長): 次に、木下副市長からごあいさつをお願いします。 ○木下副市長: あいさつ ○井上会長(議長): ありがとうございました。ここで木下副市長は公務のため退席されます。 木下副市長、退席 ○井上会長(議長): それでは、事務局から委員の出席状況について報告を求めます。 ○事務局: 委員の出席状況について報告します。 本日の会議、ただ今の出席委員は15名であります。以上で報告を終わります。 ○井上会長(議長): ただ今、報告がありましたとおり、出席委員は定足数に達しておりますので、 これから平成19年度第2回枚方市国民健康保険運営協議会を開会します。 〔午後 2 時04分 開会〕 ○井上会長(議長): まず最初に、会議録の署名委員を指名します。署名委員は青井委員及び木割 委員を指名させていただきます。よろしくお願いします。 ○井上会長(議長): 次に、本日の協議会に対しまして傍聴の申し出がございましたので、これを 許可しております。ご了承願います。 ○井上委員(議長): 次に、委員等の異動について、事務局からご報告をお願いします。 ○事務局: それでは、ご報告させていただきます。 まず、委員の異動につきまして、ご報告をさせていただきます。 本年10月から被用者保険者等保険者代表として、前任者の可原 博委員に代わり、川隅正尋委 員に就任していただいております。 次に、市側の出席者の異動につきまして、ご報告させていただきます。 本年10月1日付の人事異動により、国民健康保険課長につきまして、前任者の坂元正和に代わ り、その後任として山田道治が着任しております。 以上で、報告終わります。 ○井上会長(議長): ただ今から議事に入ります。 特定健康診査及び特定保健指導についてを議題とします。市担当者から説明を求めます。 ○宮谷健康部スタッフマネージャー: 資料の確認、訂正 資料に基づき説明 ○井上会長(議長): これからご質問、ご意見等をお受けします。ご質問、ご意見はありませんか。 ○木割委員: まず、こういう制度が新しくできるという広報が必要であろうと思います。 受診券を交付されて、それに基づいて受診先がそこに書いてあるというお話ですね。それはどう いう医療機関であるのか、健診機関であるのか、どういう想定されているのかということが、1つ。 もう1つは、国保が負担をする受診料と本人の負担ですね、個人がその内いくらになるのか、と いうのはすでに目安が付いているのかどうか、教えていただきたい。 ○宮谷健康部スタッフマネージャー: 広報につきましては、積極的に進めていく必要があります。 特に実施計画につきましては、ホームページ等を通じて公表していきます。また、健診受診率を高 める意味もあって継続的に広報等を行っていく必要があると考えています。 受診券につきましては、今までは市町村が主になって基本健診を行っておりましたので、対象は 市民の方ということでしたが、今後は、国民健康保険の方は国民健康保険、お金の請求も国保にす る。例えば会社の扶養になっている方、ご主人等は会社で事業主の責任によって健診を受けていま すが、ご家族の方につきましては、今までは枚方市の保健センターで基本健診を受けていたという
3 状態が、今後はご主人の扶養として入っておられる保険の事業主が実施責任者になります。それぞ れ国保が出した受診券、会社が出した受診券という形で、その受診券に基づいて診療機関はそれぞ れに請求書を送るということになるので、必ず受けるためには受診券がいりますよ、ということに なります。 ○久野健康部長: もう一点お尋ねの一部自己負担についてでございますが、健診等には費用がかか ることですし、それについて保険料等に転嫁していくことにもなります。そういうことで現段階で は一部負担をお願いすることになると考えております。金額につきましては、先ほどの説明にあり ましたように、必須項目に加えまして、大阪府医師会と大阪府下の市町村の代表が協議しているわ けですが、協議をしている内容の項目でいきますと約8千円程度の経費がかかるということで想定 をしています。その分についての一部自己負担をお願いしなければならないかな、ということで検 討していただければと思います。 ○木割委員: 今、医師会との間でお話されているというのは聞いたことがありますが、医療機関で 受診をするのであればそれでいいのですが、枚方市国保とすれば受診券に案内をしていただくとす ると、枚方市内の医療機関で受診をして下さいという言い方になるのか、あるいは健診機関という ものが他にあって、そこでもいいということになるのか、その辺はいかがですか。 ○久野健康部長: 現在そこはまだ確定していないわけですから、ここで明確な、私からのご返答と いうのは困るわけですが、今、検討している段階では、実施機関というのは現在基本健診の個別健 診をお願いしている医師会の医療機関と考えております。大阪府医師会との契約という形になりま すので、これが府下の市町村における各医師会共通ということになるので、受診券も共通でいける かどうか、これも含めて今後の課題であると思っております。 ○深海委員: 動機づけ支援とか積極的支援という項目が掲げてありますけれども、具体的に大体ど のようなことをするのか、分かっている範囲で教えていただきたい。 ○宮谷健康部スタッフマネージャー: 動機づけ支援は、本人が自覚して本人が改善するようにもっ ていくという支援方法です。例えば動機づけ支援をする場合につきましては、看護師さんとか医師 とか、栄養士さん、保健師さんが基本的には1人当たり20分間、生活改善をこうもっていきまし ょうという話をする。もしくは8人でしたらグループにして80分以内でいいですよと、そこの基 準を満たして、後はその人が自主的に生活習慣病に対する改善を行っていって、最終的には、必ず、 6ヶ月後にこういう危険因子が減ったとか、腹囲が減ったとかという評価をします。そこで支援に ついては完了します。 積極的支援につきましては、ちょっと危ないしこのまま放っておくと生活習慣病に罹ってひどく なりますよという方、危険因子が高い方ということで行ないます。実施についてはポイント制にな りまして、個別支援やグループ支援、電話支援、電子メールでの支援等、色んな形をとりながら、 これについては何ポイントという形で、個別支援については5分間やると20ポイントというふう な形で、3ヶ月間の中で180ポイントを完了すると終了となります。積極的支援についても、6 ヶ月後に再度支援を行った結果、改善したかどうかの評価を行って、最終的に終了という形になり ます。 ○深海委員: そうしますと、もし6ヶ月後に評価した時に、例えばもっとウエストが増えたとか、 また太ってしまったとか、色々因子が出てきた場合、継続して実施することになるのですか。 ○宮谷健康部スタッフマネージャー: この健診につきましては1年に1回実施することになります ので、評価した後、すぐまた支援に入るということは無いです。また翌年の健診を受けていただい て、またさっきの1からの繰り返しです。改善しなければずっと同じ状態を繰り返していくという
4 形になります。健診で結果を見つけて支援を行うという形になりますので、動機づけ支援を行って、 腹囲がへっこんでいない、危険因子も減っていない、そうしたら積極的支援に切り替えますか、と いうことではないです。1年毎に健診を受けますから、その方は同じことを繰り返すと、同じ支援 が繰り返されるという状態になります。 ただ、支援の中では反対に、今までの健診と違って、複数年度の結果を見ていきますということ になります。去年もそうやった今年もそうやったということになったら、2年目は、その人のライ フスタイルに合った、改善状況に応じた支援の方法も考えていくという形で、そういう意味では毎 年繰り返して、去年何やっているか分からないという状態が今の健診でもあるので、要するに経年、 その人の結果をずっと記録しながら、去年の状態、一昨年の状態を見ながら保健指導についても取 り組んでいきましょうということなので、同じ保健指導が行われるということではないです。 ○松田委員: 予防医療のために健診をやるというふうに考えると思うのですけれども、報酬制とい うのもありますね。誰がどの類の健診をやるかによって診療報酬が違ってくると思います。今回、 自己負担制というのが導入されますね。それで第一段階でどの検査は誰がやるか、それから第二段 階だったら、非常に細かくなりますので、する人の対象がまた変わってくると思うんですよ。それ で第一段階で終わった人と第二段階で終わった人との支払いはどういうふうになっているか、その 辺の細かいところをお聞きしたい。 ○宮谷健康部スタッフマネージャー: 実際、数値が当てはまらないと詳細な健診をしないですよと いう形になります。65歳以上の方については、生活機能評価で詳細な健診ができることになって いるので非常にややこしくなっています。 もう一つが、先程もありましたけれども、これについては、すべて契約になります。例えば、部 長が言ったように、仮に医師会にお願いするのだったら、府の医師会との契約という形になります ので、反対にこちらが決めた単価で健診はやっていただくということになります。健診内容につい ても契約の中でこの項目をして下さいよ、ということになるので、色んな受ける所によって健診内 容が変わるとか健診料金が変わるということはございません。あくまで契約に基づいて、この健診 するにはいくらという形の契約になりますので、枚方市の国保の健診を受ける場合については同じ 単価で同じ内容でやっていただくということになります。 詳細な健診につきましては、基本的には厚労省が言っているのは、例えば去年の健診結果で危険 因子が大変あって、そういう場合にのみ限ってやりなさいよ、ということなので実施については同 時に行います。 ○岩井委員: 項目はこれしかない。より詳細な検査というのは無いのです。で、契約と言われるが、 例えば、今、枚方市の人が対象になっているが、その人が京都に変わられたら京都でまた受けるわ けです。だけどその項目に関しては全部オンラインで京都にいってしまっているわけで、その後、 松下に勤めたら松下の方へもいくわけです。だから全部共通の項目になっているわけです。 我々は腹回りを測って血液検査だけで、心電図もとれない、胸の写真も撮れない。腹周りを測っ て、そんなん健診では無いと思うんだけど、こういうふうになっている。しかも全国共通になって いるからどうしようもない。例えば、枚方市にこんな項目も必要ですよ、と要求したら枚方市も分 かってくれるんです。だけど枚方市は対応できないんです。同じ市民の中で松下の人もおれば三洋 の人もいるし、みんな違うんです。社会保険の人もいるし。そうすると色んな人がごっちゃ混ぜに なる。枚方市の人だけが、我々の医療機関に来るんではないんです。会社に勤めている人はそこか ら受診券をもらって来るわけですから、枚方市民であっても。ばらばらだから対応が物凄く難しい んです。値段にしたって、たくさん項目したからこれこれではないんです。これしかないんです。
5 これだけの項目だけれども、例えば松下だったらいくら払う、政府管掌保険だったらいくら払う、 国保だったらいくら払う、全部値段が違ってくる可能性があるんですよ。だからどうしようもない んです。非常に困っているんです。僕はどこへ文句を言いに行っていいか分からない。枚方市も可 哀相なんです。しかもこうしなさいといった具体的なことは何も国から言って来ていない。まだこ れからで明日どう変わるか分からない。非常に困るんです。 ○久野健康部長: 各保険者が特定健診等を実施するということで、社会保険の人は社会保険、国民 健康保険の人は各市町村が責任を持ってやらなければならないという制度です。枚方市民全てを対 象にしているわけではございません。今までの基本健診みたいなものではなく、枚方市国保は枚方 市の国民健康保険に加入しておられる方を対象としています。府下各市でバラバラではいけないと いうことで、この必須項目、詳細な健診、国が示している健診、これについて大阪府医師会といく らでやっていただけますか、という協議をしてきたという形です。だから今、岩井委員がおっしゃ ったように社会保険は医師会さん、また、別の医療機関とどのような交渉をされるかということで、 偶然全く一緒のこの必須項目だけをやるとしたら、これは単価が違ってくることがございます。大 阪府下の市町村としては統一的に大阪府医師会と協議させていただいて、おおむねOKと、一つ単 価が決まった。先程申しましたのが、それが約8千円程度だということでございます。この分が別 の社会保険であったら、1万円になるか、いや6千円なのかそれは分かりませんが、府下の市町村 が実施する国民健康保険制度においての特定健診ではそういうことになりそうだ、ということでご ざいますので、ご理解よろしくお願いいたします。 ○小山委員: 今のお話なんですけども、基本的には各保険者がそれぞれの所属のする郡市医師会等 と料金設定していくということなんですけども、大阪府の場合、42ぐらい保険者がありますが、 それぞれ本来別個にやるんですけれども、今のお話ですとほぼ横並びで府の国保課と医師会さんと で料金設定をしていって、そこに乗っかっていくという、そういう理解でよろしいですか。 ○久野健康部長: 大阪府下の市町村の国民健康保険を担当している者の代表が、大阪市の国民健康 保険課を中心にして、大阪府医師会と協議していただいたということです。北河内とか泉南とか各 地区のブロックに下ろされて、一定了解という形になっています。 ○小山委員: ほぼ大阪府下では同一料金で設定されていく可能性が強い、こういうことですね。 ○久野健康部長: そういうことです。 ○小山委員: もう一つですね、従来は老健事業ですから一般衛生部門でやっておられる。今回は国 保が保険者ということで事業を行われる。例えば介護とかあるいはがん検診、こういったものは従 来通りやられると思うのですけれども、枚方市の中での所管というか、国保が所管でやられるのか、 一般衛生がやっていかれるのか、お金の出所が違うので多分遣り繰りされるとは思うのですけども、 どこが所管でやられるんですか。 ○久野健康部長: 組織・機構・財政の問題だと思うのですが、枚方市の国民健康保険の保険者は枚 方市長。私たちはその職員であって、所管が分かれておりますのは、事務分掌条例で仕事を分担し ているわけです。だから、健康部の保健センター、そこに今は老人保健法に基づく健康診査等、住 民健診に係るものになっておりますけれども、国民健康保険の特定健診の分を保健センターに事務 分掌するとしたら、いけるのかどうか。また、介護保険法に基づく生活機能評価の部分、これは高 齢社会室が所管です。その部分について合わせて保健指導も保健センターの事務分掌にするのか。 そういう組織機能、事務分掌について、今後検討していかなければならないと思いますが、そうい う形での事務分掌ないしは組織改正、これを今後固めていき、基本的には枚方市の所管の中でやっ ていこうと考えています。
6 ○小山委員: それぞれがそれぞれ通知を、がん健診は保健センター、特定健診は国保課から、介護 の生活機能評価は介護担当から出すと。それぞれ同じ日に同じ受診をできれば一番良いわけですが、 そういった意味ではどこかでまとめてもらった方がいいと、こういうふうに思います。 ○久野健康部長: 市民の方にとって分かりやすいような形でのご案内を差し上げなければならない と考えています。 ○岩井委員: 幸い、枚方市は健康部が国保課を握っています。保健センターを含めて、全てそれを 統括しているのは部長一人ですから。 先程おっしゃった、大阪府下は一本化というのは、例えば僕らも枚方市に対してどうなっている のかという質問をしたり、交渉をしたりします。だけども例えば香里園の近くでしたら寝屋川の人 もいる。寝屋川市とも交渉しないといけない。そうすると寝屋川市はいくらする、枚方市はいくら する、各市町村全部バラバラだったら、交渉は横を見てからしか公務員の方は動きませんから、だ から来年の4月なのに全然話は進まないんです。それで大阪府下だけ43の国保の市町村が一緒に なって合同で話をしようと、そういうことになった経緯はあります。だけど健保組合は、例えば松 下の人は、松下の会社は守口だけではない、近畿だけではない、東京にも北海道にもおられると思 う。松下の健保組合と、北海道にいる人、その家族は健診を受けるのに松下が発行した券を持って 行かなければならない。券を持って行く医療機関は松下と契約してないといけないわけでしょ。そ このところを団体で契約していかないと乗り切っていけない。個々の医療機関、例えば僕の診療所 が松下と契約し、日立と契約し、どこどこと契約し、日本全国全部とは契約出来ない。全ての市町 村、国保だけではなくて、八幡市ともしなければならない。こんなの不可能なことなんです。 ○小山委員: 今おっしゃっておられることが一番ネックです。要するに集合契約という形で、大阪 の場合は、大阪府の保険者協議会の中から保険者の代表を選んで、こことですね、大阪府医師会で あれば、大阪府の代表保険者と契約しますから。そういう意味では問題ないです。ただし全国的に は今、先生がおっしゃったように価格がバラバラに多分設定されていますので、集合契約の対象に はなるけれども、同じ料金で、他府県で受けられるかどうか、これはまた別になります。こういう 形になります。 ○岩井委員: 集合契約にしましても、日本医師会が集合契約してくれたら一番話が早いですよ。日 本医師会はしないんですよ。大阪府医師会が全国全部と契約できないです。 ○小山委員: それぞれ各都道府県で代表保険者を選びますよね。そこが、それぞれの健診機関と契 約をやりますので、そこの代表保険者と契約するかということになりますので、我々のところであ れば、例えば北海道で北海道の代表保険者と契約したら、そこに乗っかっていけばいいんです。で すから、それぞれ都道府県の代表保険者が契約したところに集合契約乗っかっていきますので、先 程も言いましたように、そこの代表保険者がどういう金額設定で契約しているのかによって変えま すので、我々の被保険者、被扶養者は、大阪にいる人と北海道にいる人は違う料金で受けないとい けない。こういう結論ですね。 ○岩井委員: 健保組合は健保組合で考えておられるんでしょうけれども、僕らは、国家公務員の人 もいる、政府管掌の人もいるんですよ。色んなスタイルがあるんです。 ○小山委員: 今回は共済も政管も一応全部まとめて、所謂、保険者協議会の中で代表保険者を選び ますので、集合契約には全部乗っかってきますので、集合契約に乗っかられたところは同じ扱いで やっていただけると、こういうふうになりますので、そこは多分大丈夫だと思います。 ○岩井委員: とにかく分からん。僕ら困り果てているんですよ、こればっかりで。
7 ○小山委員: ですからね、一番困っているは、今までは、私どもの被扶養者の方は枚方市にたくさ ん住んでおられるわけです。これまで枚方市の老健法に基づく基本健診を受けておられたわけです けれども、今度はその枚方市がやられるのに乗っかれないわけですね。ですからこちらの方として 独自でやらないといけなくなったから、我々、全然そういうノウハウもないわけですから、そうい う意味で集合契約をして、何とか国保がやられるその仕組みに乗っかっていこう、ということで今、 集合契約を進めているんですよ。こういう事情があるんです。ですから、物凄く我々も今、困って いるんです。 ○岩井委員: しかもそれは75歳まででしょ。75歳を過ぎたら、今度は後期高齢者の範疇で健診 項目も全部違ってくる。しかも契約の形態も変わってくる。後期高齢者も何も見えてない。全く新 しい医療保険制度ができるわけです。だから何も分からない。良いようにして下さい、本当に。簡 単にして下さい。 ○村上委員: 文章を見ているとさかんに契約医療機関と出てくるのですけど。厚労省が保険者と医 療機関との選別というか、契約とかそういうふうなことを、さかんに医療制度改革のところで言っ ているのですけど、医療機関を選別しようというような意図が見え隠れしてきて、これは非常に危 ういなと思って、この契約医療機関に関して言っているんです。所謂、大阪府医師会の会員もおら れれば非会員もおられるし、色々なんですよ。だから、その辺のところはどういうふうに、保険者 は考えておられるのですか。 ○小山委員: ですから先程も言いましたように、仮に大阪府医師会と大阪府の保険者協議会の代表 保険者が契約をすれば、大阪府医師会所属の医療機関との話になりますので、もし所属をしておら れなければ、そことの個別契約をまた結んでいかないといけないということになります。実務的に は難しいと思うんです。 ○村上委員: 結構、医師会も、大阪市内なんか入っておられない人もおられる。 ○岩井委員: 現実に出来ないです。 もう一つ、医師会員の中でも、何とか僕らクリアするよう努力しておりますけれども、全部パソ コンでしないといけないんです。紙では駄目なんです。だから脱落する会員もたくさん出てくると 思うんです。 それから個人情報保護条例、これも良く分からないんだけど。個人情報保護条例というのは、そ の人の知り得たことを守らなければいけない、というような変な法律です。だけど今度は、枚方市 は公開条例で全部吐き出さなければならない。だから、そこの公開と個人情報保護のバランスが今、 混乱している時期だと思うんですよね。そんな時に全部個人情報保護条例を守るか、守られるかと いうような項目もあるんですよ。しかも、僕ら見たこともないようなインターネット上においてホ ームページでオープンしているかどうかですよね。していなかったら契約医療機関になれない。そ したら要するにもう60歳以上の年寄りは全部、ここに加入するな、ということになってくるので、 ちょっと困ったなとは思うのです。 ○小山委員: それともう一つは、健診は受けていただいたとしても、できれば指導もやっていただ きたいわけですよね。ところが指導までというと、なかなか大変な話になってきます。 ○村上委員: 指導もまた契約医療機関になりそうなんです。今までの日本の医療制度の中でね、一 番良かったのはフリーアクセスなんですけど、そのフリーアクセスを止めさせようという、そうい う方向に行っているということもありますね。だからそれが出来なくなるというのが、日本の今ま での医療制度の中から言えば、非常に危機感を持ちますね。どこに行っても良いというのではなく
8 て、契約医療機関に行かないといけないと駄目だということになりますし、指導を受けるのも、そ のようになってきます。 ○岩井委員: 指導なんて大体、出来ないんです。行政がやろうと思ったら、月曜から金曜の5時ま でなんですよ。指導を受けるようなぶくぶく肥えているような人がね、指導を受けにあるいは話を 聞きに行ったりするのは、夜か土、日しかないわけなんです。どこでやるのか。これは話を聞いた だけですけれども、厚生年金病院の方で手を挙げようかと試算を出したら、これはもう大掛かりに なるから厚生年金病院はもうやらない、というようなことを聞いています。それなら土、日でどう やるのかと、こうなってきます。しかも健診率は上げないといけない。毎年毎年、上げていかない といけない。どこかが犠牲にならないといけない。それなら医師会と違うかと言われている。だけ ど、そうなってきます。何か考えないといけないとは思っていますけれども、矛盾はいっぱいある んです。 ○小山委員: 5年後に、先程も説明ありましたように、負担する金額が、この事業をちゃんとやっ ているかいないかでペナルティーがきますので、我々も必死でやらないといけないのですから、そ ういう意味では、やっぱり地域の先生方にお願いしないといけない部分はかなりありますので、そ の時は、本当に前向きに一つお受けいただきたいなと思います。 ○岩井委員:地域の医療機関といったら、我々がしないといけないなという気はあるのですけれども、 土、日にやらないといけない。どうやって土、日やるのかと。そしたら、まだ枚方は良いですけれ ども、もっと大阪市内の方になってしまうと診療所はここにあっても、家はもう田舎にあるんです よ。その人たちはわざわざ指導のために土、日に出てきませんよ。だからその辺、どうしたらいい のか。僕らも問題いっぱいあります。色々ありますので、良い解決方法があったら教えて欲しいん です。 ○玄番委員: 一つお聞きしたいのですが、別紙の資料3で年齢によって2つのグループに分けられ ていますよね。40歳以上と65歳未満。これはほとんど実際、働いておられる方ということにな るんですが。65歳以上75歳未満の方はですね、検査結果リスク因子ということで、該当なしか、 1つ該当かということですけれども、2つ該当、3つ該当の人も出て来ますよね。いずれにしても、 この年齢の方は、積極的支援はしません、というようなことですよね。だから1つ以上該当として おく方が分かり易いんじゃないでしょうか、と思いました。どちらにしろ、しないのですから。 もう1つ肝心な質問をさせてもらいます。資料によれば老人健康保険医療費拠出金が無くなる、 後期高齢者支援金に代わるわけですね。今後出てくる後期高齢者支援金というのは、今までの老人 健康保険医療費拠出金と比べて、受け取れる基準でありますとか、その時のコストでありますとか、 あまり変わらないものなのでしょうか、大幅に変わるものなのでしょうか。そこをちょっとお聞き したいと思います。 ○宮谷スタッフマネージャー: まず、副会長がおっしゃっていただいたように、そのように分かり 易くさせていただきます。ありがとうございます。 後期高齢支援金についてはまだなかなか不確かなところがあるのですけれども、後期高齢者の医 療制度が始まりまして、本人ですね、75歳以上の被保険者の方で必要な経費の10%が保険料と いう形になります。残りの40%につきましては後期高齢支援金という形で、今回は介護みたいな 形ではなくて赤ちゃんから全ての方を含めて取ります。ただ、ここで老健拠出金が無くなりますよ ということなので、今まで、健康保険料については介護と医療分ということになっておりますけれ ども、医療分につきましては実際ここから老健拠出金を出していましたので、実質は介護と同じよ うに10%は保険料、40%の支援金でやりますよという形になります。今まで医療で一本になっ
9 ていたものを分けたという形なので、介護を分けたみたいに医療分だけ固まって、ここにプラスア ルファでいきますよという性質のものではなく、医療分をきっちり後期高齢の支援金と純粋な医療 分と分けた。今までは、医療分の中から拠出金を出す、という形になっていた。それが明確にどう なるかは、まだ正直、申し訳ないのですけれども、定かな部分はございませんので、保険料がどう なるか、ということについては分かってない部分があります。 ○玄番委員: 市民にとってえらいことになるのか、あんまり変わらないのか。要するにそういうこ とを聞きたかったわけです。 ○岩井委員: えらいことになりますよ。腹回りを測りに何人も行きませんよ。やっぱり、心臓が悪 いとか、他のことがあるから健診というのは受けるので。そうだけれども項目を増やそうと思った ら、保険料が高くなる。保険料が高くなるから、項目を増やせない。項目を増やさなかったら、受 診率が下がるから国からペナルティーがくるので、やっぱり保険料が上がる。だから、重なってし まってどうしようもないのではないですか、市の方も。 ○井上会長(議長): まだまだ未知数なところはたくさんあるようでございますけれども、そうは いっても来年4月ということなので、平成12年の介護保険が導入された時と同じように、新しい 医療制度に変わるわけですから、色々と混乱が起こるとは思いますけれども。この件につきまして は、未成熟なところがありますので、今、答えられない部分がたくさんあると思うのですけれども、 もうよろしいでしょうか。 では、この件につきましては一応、終わりまして、次の議題の「その他」に入ります。 ○山田課長: 説明させていただきます。国民健康保険課長の山田と申します。先程の紹介でありま したように、10月1日付の異動後初めての運営協議会ということですので、よろしくお願いいた します。座って説明させていただきます。 一枚ものの資料ですけれども、「2.その他」という資料を見ていただきたいと思います。 資料に基づき説明 ○井上会長(議長): ただいま説明のありました内容について、ご質問、ご意見はありますか。 市の方から、何もありませんか。 ○久野部長: 本日は、特定健診等とその他、来年度から適用されます医療制度の改革についてのご 説明ということで予定しておりましたので、以上で結構でございます。 ○井上会長(議長): 以上で、本日の案件はすべて終了しました。よって、本協議会は、これをも って閉会します。 〔午後3時18分 閉会〕
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