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IRUCAA@TDC : 歯科に於ける局所麻酔法に就て(其の一)

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Academic year: 2021

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(1)Title Author(s) Journal URL. 歯科に於ける局所麻酔法に就て(其の一) 遠藤, 至六郎 齒科學報, 35(5): 550-565 http://hdl.handle.net/10130/1659. Right. Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/.

(2) 麟0. 歯科に於ける局所麻酔法に就て. ︵其一︶. ︵東薗馨寡絞同憲會、東京府薗科磐師曾聯合學術講演會に於ける講演筆記︶. 様に行かぬのであります。ミ同時に反面には學者の提唱する理想條件ε少しでも違つて居る注射液を若し注射した昏・.  第一 局所簸醇用注射液の其ふべき條件                              、 .・櫛承知の如ぐ學者は此顯に關して從來種々の理想的條件を提借して居りますが實際の臨林ミ癖りますミ却々思ふ. 事を申述ぶるのでは決してありません。言はば局所癩醇藥ざ注射術式に關する現況ぐ︶云ふ様なものであります、.  期様の關係で局所蹴醇法マ﹂言ふ題下で一時聞御話する事に決定した繹であり雷すから特別の研究成績や耳新しき. 係から私に辮士を勤むる様にミの御命令が下りました次第であります。. 幹部の方々の問で持上り、ミさの詰りが專門を同ふする醐係霊嘗て在掲中短闘ではありますが教へを受けたミ云ぶ騒. 映爲する事になつたのであります。所で噌闇で﹁フヰルム﹂に就て説明するだけでは何ミなく物是りぬε云ふ話が會の. すに途り返す事は残念でもあり且は又フヰッシ回教授の御厚意にも副はぬからミ云ふ次第で今晩皆様の前にて公開. から此﹁フヰルム﹂は近々の申に猫國へ向け返邊するの必要に迫つて居るのでありますが斯る學術上の珍晶を活用せ. ヰルム﹂は税關手綾の關係で展覧會當日に映爲する事が出來得すに今日に及んだのであります。而し一方β限の關係. 射徽式、登達年代吏等各方面を網羅實示する活動爲眞﹁フヰルム﹂三巻が逡られたのであります。不幸にして然し跳﹁ブ. 逸バンブルビ太學歯科學部長ギード、フヰッシヤ教授から先生御自身の考案に係る局所麻醇液、注射器を始めざし注. 、昨年十一月行はれまし旗本校落成紀念祝賀展覧會に出品の目的で爾科に於ける局所麻醇の世界的構威者である猫.                                敏授 讐學博士 ︷選 藤 至 ムハ 郎. ノ.

(3) 55f.. 亜. 果して如何様の害が現はゐ玉かミ云ふ様に煎じ詰めて來るさ是亦邸座に斯々の現象を呈するものであるミ明快に確. 答も得ぬのが現況であります。斯して吾人臨鉢に從事する者は果して如何程度迄學者の唱ふる理想條件を奪重すべき. 義務があるかε云ふ悶題になるさ聯か疑ひなき筋はざるのであります。以下先づ學者の列塞すゐ理想條件の一般を申. 止捗ま沈∼  ’:  覧.  一㌧局所麻醇力確實強大なるこミ         ’                 −. 二吸敢作用なき夷は吸牧後迅護分羅無署壕桑き事 ゼー ﹂ :ヤー  三’局所組織細胞に封し全く無害なる事    ・ ’四’血管牧縮性を有するか叉は血管縮小作用を有する藥品ミ混用し得る事.   ノリ.  五﹁煮沸滅菌に耐へ且出來得べくんば液自身が殺菌性を有し塵埃其他の異物を含有せぬ事 ?六﹁液①反慮燃頭冶.○乃至滋.五なる事邸ち申性叉は微弱﹁アルヵジ﹂性なる事. ﹂冶ジ等哨肩オ一ぞ嫁乃事    !          日’ “:←  八’、等滲腰液なる事印ち氷貼降下○・五五乃至○・五六なるべき事’. ㌔九L溶血現象を起さぬ事  十”等温なるべき事. 蒸+マ鑛散度大なる事        停一. ・斯様に十有飴の條件を學者は要求もて居りますが、然し條件に適合せざる場合の事實乃至結果に關しては説く所、甚. だ漠然霊して居る織が多々あのます。例へば六の項且が其代表的であります。これは後で申し上けます。夏に叉十の項. 貝は臨躰上一寸實行不可能ミ思ひます。五年前教室の大井清助手は此黙を調べられましたが其成績にょるささうも等.

(4) 42 552. 温注射は嚴格の意味からは臨躰上出來難いざ信ぜられます。例へば撮氏五b度の湯をー︸4﹁ミリし直径の注射針で二蝿. だけ吸ひ上ぐるには卒均約十三秒を要し注射筒︵室濫二十度︶内に吸ひ上けた時は既に約三十七乃至九度εなる。二分. の一﹁ミリ﹂直径注射針で同様の實瞼を行ふて見るさ卒均約三秒を要し注射筒内に吸ひ上げた液の温度は約四十度を. 示して居る。次ぎに撮氏四〇度の湯で同檬の實験を反覆して見るε1一4﹁、気リ﹂注射針では注射筒内液温は三十度乃至. 三十二度を示し1芽﹁ミジ﹂注射針では注射筒内液温は三十二度内外を示して居る。而して二琵を歯齪に注射するには. 四乃至六分を通桝要し、始めの温度に比し最終の温度は四度内外下降して仕舞ひます。以上の測定成績は家屋の構造. さか室の條件亡か其他種々の條件で愛動するものでありませう。從つて縄封的憤値を有するものであるミは決して申. しませんが昭和四年に教室の森下副手が行ふた實測成績によりましても亦大禮同様の結果を示して居る所から見れ. ば以上の成績は大きな間違ひはないミ思ひます。                      ︹.  斯様の始末でありますから絵程多額の費用でもかけて大きな装置でやれば別でありますが一般臨躰に於ては等温 注射芝云ふ事は實現困難かざ存じます。.  第二 局所廟醇藥選澤に關する一部の誤解.  庶醇藥の債値の判定は種々の方面から論じ得る事は勿論であリボす。一部の方は重要なる其選揮標準ミして簸醇力. の張大霊麻醇縫綾時間の長き事の二貼を考へられて居ろ様であります。而して此錨は多忙な臨躰家εしては誠に無理. からぬ事ではありますが、然し何事によらす過ぎたるは及ばすミか申します様に麻酔藥の揚合でも同じく飴り張力な. る庶酔力、換言すれば庶醇深度が盤り強力である事ミ糧績時間の籐りに長きに渉る事は理論上如何かさ存じます。S. 申すのは我々の月的は無痛手術を逡行するにある。換言すれば痺みを與へる行爲を施す間だけ庶醇力が作用しておれ. ばよい。從つて手術終了後爾藥歎が催績する霊云ふ事は必要のない事である。理想を言へば手術に際し疹みを感ぜぬ.

(5) ち53. 43. ’. 最か限度に奏敷し手術終了ε同時に正常感覧乃至知毘が再現する事を望むのであります。. ㌦局所麻醇藥奏敷の眞理は術不明でありますが蛋白凝固設ミ吸著説霊物理化學的親和説の三説は蓋し多籔の人の承. 認を得て居るのであります。而して是等三読申何れの論に從ふても斯る獣態が張く起り且長詩聞斯ういふ歌態が織綾. 今るミ云ふ事は、要するに局部組織細胞の新陳代謝を害し抵抗減賜を招來する動機を與ふる一事のみは動かす事の出. 來ぬ事であります。⋮從つて必要以上に強き麻醇現象が必要以上に長時問織綾する事は害あつて盆なく、加ふるに或は. 創傷治癒を妨け或は注射時疹痛を與へ叉は抜歯後瘍痛乃至後出血の因をなす事あるは蓋し理論の上からしても想像. すろに難くないのであります。でありますから徒らに強力なる麻醇力を有する事ミ不必要に長時間に渉つて麻醇作用 が縫績する事の二鮎を選揮標準εする方法は改むべきであろうε信じます。.  第二 濃度に就て.  是は大醗に於て第二の問題ざ密接の關係があります。現在此方面に關する專門家の傾向を観察する三二學派のある. 事を窺知し得ます。.即ち一は四%乃至五%の如き濃厚﹁ノヴォカィン﹂液を用ふる国郎①goず霞H鎗⑩ーδb。卜。派で他の圃は︸. %叉はそれ以下の稀薄液を推奨する派であります。更に他の一は得的さ場所に乱りて時に四%を用ひ時に○・五乃至. 一%液を用ふべしS云ふ派であります。四乃至五%を推漿するクノィッケル、ウヰットコップ、ブリ4ゲ其他等は實験. 上五%の﹁ノヴォカィン﹂液は組織に封し害力を及ぼさぬ。既に及ぼさぬミすれば歯齪の如き液の鑛散不充分の組織に封. しては濃厚液を注射する方が第一には時間を節約し得る。第二には強力完全なる庶酔現象を襲せしめ得る。第三には. 從つズ如何なる場合にても絶封無痛手術を途行し得るミ云ふ利盒を俘ふ。況んや四%液二琵を注射しても見ても其﹁ノ. ヴォカ4ン﹂使風全量は僅かに○・〇八であつて一般に承認せられて居る﹁ノヴォカィン﹂の標準極量○・五に比も尚大なる. 開きがあるに於ては此黙から論じても決して危瞼はない︵クノイックル氏一r九二二年︶さ斯様に力説して居ります。之.

(6) 難  に反して稀薄液を推漿する人は﹁ノヴォカィン﹂あ一亦つの毒物なり...跨q99、9°・20<o吋巴揮①冒Ω団津置ゴu髭切轟二冨.    ぺ↑云ふブラウン教授の言を引用して出來得限の稀薄液を多量に用ふべしミ論じて居ります。フヰッシヤ教授の論すゐ.    如く折衷親を奉すゐ見解憾穏當マ﹂想臓れますコ帥ち慢性炎症の爲柔骨が緻⋮密虐なり侵潤し難い歌況の場合には濃厚液.    を棚ひ一般tな稀薄液を摺ふるので商ります﹄私の教室で誠手衛には℃.六%液を用ひ並日通切該歯や切開等に臓凡て.    が%液を用沿て居ります。二%以土の液冨次ぎの様な二三特種切場否t樹もて切み用ふる事柔規定もπ居り憶寸。.    λ1︶慢性歯槽膿瘍叉は歯根肉芽腫の様な炎症性新生物があつて稀薄液の注射では奏赦し難く、ミ云ぶて傳達庶醇を    行ふ程でもないか叉は何かの事情で施し得ないミ云ふ様な場合。     ︵2︶老人・に於て時ミして見る様な骨が硬くて液が思ふ様に骨内へ充分に入らぬ揚合。     ︵3︶其他不明の原因で一%液ではさうしても無痛にならぬ時。.     ︵1︶の揚合には斯様な炎症性新生物が存在する爲に注射が奏敷せぬさ云ふ理由ではありませんーL世間では左様に.   信君て居る方もある様でありますが皿何故か霊申せば斯檬の新生物中には有髄神経繊維は通例ないのですから。而し.    て有髄紳経繊維は既に通例は見當らない以上は特劉に斯様の時に疹痛が劇しい汐云ふ理由が成立せぬからでありま・.   すコ假に無髄紳経織維の幾條かは存在する鷲しても特に多量に存する電は信ぜられぬのであります。即ち斯る揚合に.   荘磐仲々姦菰の縫牲炎の麓骨の改此廻d喜.昇行黛正常髭し藩骨が非嘗緻蜜︺なつて居る關係. “雷綴慧射し叢が骨賢を通邊難く從つて歯根膜迄容易に到奪ぬか叉は到達曹液薫從つて鐸藥の分孟旱.   一ガ其他の場合に比して大憂少い結果無痛抜去が因難ぐ﹂なろのであります司ですから斯様の時に億歯齪に大量を注射ん.   ・ても数力は割合に少いのであめますコ從つて斯る時に吾人は傳達麻醇法を併用するか左なくば濃厚液を注射するの方.  プ         ド                         もぞ                   っ                    ハ                                     れ. 謝法を馨る必要が起つて馨のであります・︵2︶の場合憂讐捺の關係であ象す・ ・.

(7) ・555 些5. .期様の吹第から年常は二%液以上のものは診療室や手術室に準備して置きません,而して其主なる理由は、第一は. 乙%叉は○・六%液で大多歎の暢合には完全に無痛手術を逡行ル得る事。第二は﹁ノヴォカイン﹂注射に因するああ叉.. は關聯するものミ信ぜらる墨今日迄の所謂重症偶叢症の大多数は二%以上の液であつて歯科に於て一%液以下の注. 射液を用ひた揚合の致死事件が殆さない事。第三は理論上からも.夏に叉臨躰の事實からしても稀薄液注射による方が. 創傷治癒速度が迅速で且後痺痛が殆さ起らぬ事等であります。若し強て稀薄液使用による訣鮎を基ぐるならばそれは. 量の關係からして注射に比較的畏き時聞を要するぐ︸云ふ一貼であります。然し三分や五分の時聞を競ふた爲に學問上. 許素からざ菱は躁上取返しのつき難い様な蓬の醸奮垂蓬論寺能であるマ号るならば、災縢家. 霊しては大に留意すべきものであるミ信するのであります。フヰッ訓教授も先生の近著︵一九二六年︶申に於ては稀 薄液使用を質するε記述せられて居ります。.  藥物學の教へた所によるS﹁コカイン﹂の毒性は使用全量に關する事は勿論であるが更に叉例へ使用全量が少量で. も若ゐ其液の濃度が漂い場合には毒性は大に壇加するものである。從つて一%﹁コカイン﹂液四蝿を用ひた揚合三二%. 液一琵を用ひた場合εを比較するε使用全量は一%液四琵の時の方がO・〇一だけ多いにも不拘毒性は三%液一蝿を. 用ひた特の方が蓬に強い。然るにザィデルに從へば﹁ノヴ。カイン﹂は之に反して使用全量○・二迄は其毒性は輩に使用. 全量に關も濃度に左右せられない而して此蹴が實に﹁ノヴォカイン﹂の﹁コカイン﹂に優る顯の一つであゐ霊云はれて. 居りますっ若し此事實が眞理であるεするならば二%でも四%でも悪くない筈である。即ち二%一〇琵迄四%五琵迄. 綜よいさ云ふ理論Σなります況んやカントロウヰッッ教授の記載によるS蒸鯉水を溶媒Sした場合には、ノヴォカ. イン﹂は五・四%︵Oづ蜀目氏︶叉は五・五%︵臼寓゜嵐自霞︶のものが血液ミ同様の氷黙即ち○・五六度を示して等滲墜液. .さなる﹃︺云ふ事であり且私の教室の戸塚助手が安井教授の指導の下に之を複試して見て略ぽ同様の成績を得て居る.

(8) 蛉  事實から考へて見れば四%の液を使用する事實は必すしも不合理なりεは断じ得ぬのであります。然しながら吾人臨.    躰家εして弦に大に考慮を要する貼は、等滲歴液必すしも溶血覗象を起さすミ云ふ事にならぬぐ︺云ふ一丈事實であり.    ます。、群言すればベノク引氏装置で測定し弛結果或る注射液が○.五六度を示して物理學的には血液組織液ミ全くド.    等滲歴であゐマ、云協事實ガ確謹せられても夏に進んで此等の滲墜液を以て生物學的實瞼を行ふて見るミ立派に溶血                                 ノ    現象を示す事があるざ云ふ事實であります。故に吾人臨躰家は等滲歴注射液を得るご同時に溶血現象を起さない注射    液を用ふる事に留意するの必要があり且つ義務があるε信じます。     第四 等滲歴く﹂溶血問題.     等滲厘H°・。8巳①等温Hω。窪霞日一①等﹁イォーン﹂Hω。δ昆①三五ふ方面は昔から相當論議せられ且又種々の實験成績.    が登表せられて居りますが溶血現象国器日。甘。。①に就ては注意する人が割合に少い様でみります。換言すれば注射液.    の必す其ふべき條件の一電して溶血現象を起さぬ事ε云ふ條項が比較的輕親せられて居る様に見受けられます。血球.    を溶解すろ性質のある注射液を用ひた結果如何なる影響叉は結果が現なれるかさ云ふ事は注射液の使用全量、注射部.    位の關係等によ軌て必すしも一定せ凍事は申す迄も御座いませんが然し一言にして言へば溶血作用を示さぬ注射液.  ﹂.    に比し重大なる鋏陥あり,こ云ふ事だけは言ひ得るのであります。    “     ⋮       ジ あ ら  サ リ        ら           ロ.     カントローウ咽引教授は0・六%食盤溶液は低滲厘団巻9。蔵ω9であゐが赤血球は此溶液中で少しも溶血を起.   。さすに残存し得る。然るに今此液に二%の比で﹁ノヴォカィン﹂を混入して食臨皿液の滲透墜を高めて見るぐ﹂溶血現象が.   起るマし云ふ事實を實駿的に謹明して居吻ます。而して此關孫を次ぎの如く説明して居ります。帥ち赤血球は僅に低滲. 脚んで○°五%食盤溶液で實瞼し奇がより迅遽且より明瞭に溶血現象が起つ華を確認し得些﹂述べ最後に9九%.   墜液#ゐ○・六%食盛液には抵抗し得るが﹁ワヴォカイン﹂によりて障碍せらる﹀のである﹄ぐ㌔而して力教授は夏に進.

(9) 557 裂7. 食甕液を注射液の溶媒ミすべき事を論じて居ります。︵一九二九年︶.  物理學的に○・五六度の氷黙降下を示す等滲歴液でも生物墨的實験では赤血球を崩壌する帥ち溶血現象を起すぐ﹂云. 謁事を先刻私は申上けましたが斯ゐ揚合の溶血現象は主ぐ︺して化學的作用に其の論明を求めるのであります。即ち例. へば今、蒸鯉水を溶媒ミした五・四%叉は五・五%﹁ノヴォカィン﹂液を作り之をベック劃氏装置で測定して見るミ刈. .ン漆ロ4ッッ教授記載の如べ大膿に於て○.五六度叉は○.五七度を示し物理學的には血液、組織液ε等滲墜々有する. 事獄事實でありますが、次ぎには此液二琵申に三滴の脱繊維人血を滴下し麗搾した後静置するこ霊一時間以上に及べ. ば立涙に溶血現象を起すのであります。之に反し封照に用ひた○・八五%、○・九%食盤水及び歯科學報肚販費の一%. ﹁ノヴォカ擁ン、リンゲ1ル﹂憂法液は常に等滲墜液であるのみ嫁らす更に叉少しも溶血現象を起さす赤血球は二十四時. 欄後尚立派に其形を維持して居るのであります。此實験は私の教室の助手戸塚善之助君が安井教授ε私の指導の下に 幾同も反覆實瞼せられた成績でありまして誤りなき事實であります。.  、戸塚助手は更に進んで市場販費の歯科用注射液各種に就て主ごして滲透墜婁溶血現象ミの關係に就て汎く實験調. 査して居られますが、今日迄の成績によりますε販費品の大部分は溶血現象を起します。最も甚しき注射液になりま. すε血液を入れた瞬間に既に赤血球の殆さ全部が溶崩して仕舞ひ其残骸を留めぬに至るものさへもあります。實験し. ながら恐ろしい氣が致すものがあります。しかも此種の注射液が一部の臨躰家から麻醇力強大虐か叉は鎭痛力確實な              ズ りε云協理由の下に賞用せられつ玉あるに至りましては唯驚き入るの外は御座いません。注射部を中心εして起つて. 來る歯齪壌疽の患者を私は屡㌃診察すゐの機會を得て居り、其都度の調査に於て注射液自身にも罪の一孚があるなツ. ー雫︶云ふ感じを私かに懐いて居りましたが、斯様の成績を齪察するご聯か我意を得た様な氣が致します。勿論壌疽は. 細菌感染に依りて成立する事は議論の絵地は御座いませんが、然し叉一方には注射液に其因の一部を結びつける事も.

(10) 558. 強ち不合理であるさも言へぬさ存じます。戸塚君の實験成績は何れ其申に嚢表せられる事虐信じますが、兎に角此研. 究は臨躰家に取めて極あて有盆の成果を與ふるものであるご信じて居ります。q°ω9巨8お鵠も亦戸塚君ミ同じ檬. に主Sして溶血現象を研究して居りますが外國販費品中にも溶血現象を起すものが相當多い様に見受けます。日本に. 輸入もて居る外國製歯科帰注射液に就て調べた戸塚君の成績によりましても亦同じく不良のものが相當あります。.  第五 傳達麻酔霊浸潤麻醇による濃度の匠別            ︺.  傳達麻酔の揚合には浸潤麻醇の時に比し李均して12稀薄の液を用ふる。印ち傳達には一%液を用ひ浸潤には二%. 液を用ふるε云ふ方法が一部の臨林家の間に今伺固持せられて居る様に見受けられます。が然し私は斯様なつまらぬ. 方法は断じて致して居りません。口腔内の何庭へ注射しても同一藥液であるならば吸牧せちる玉速度は大艦同様霊見. 倣し得る。從つて若し吸牧申毒が起るεせば殆さ同時間に出現する課である。唯考へ得らる玉事實は硬き歯齪内へ浸. があるぐ﹂云ふ一貼である。從つて浸潤に際しては時間がか玉つて入るから吸牧も極めて徐々に行はる︸が、傳達の揚. 潤注射を行ふ揚倉髪疎結締織に讐ロ田な部分に傳達舞注射を行ふ揚合毛は藥品注入に要する時間に甚しき長短. 合には一時にズウット藥品が注射せらるから一度に全量が吸牧せちる﹂様な感じかするのである。然しよく考へて見. れば此話は少し憂である。何故かミ申せば傳達にしろ浸潤にしろ終局の目的は局所作用を利用するのであるからさう. せ副腎製剤を混和するに違ひない。從つて引引の實験が示して居る様に左様に迅遽に吸牧せらる﹂ものでない。. 三分間待て異常なきを確認してから始めて全量を注射するのが理論的注射法であるに於ては盆支傳達霊浸潤によつ. ・況協や洞種の注射でも一度に全量を短時間内に注射する事は不合理である。即ち最初○・三乃至○・五を注射し二乃至. て濃度を異にせしむる必要は維封にない。殊に傳達用注射液中には副腎製剤を入れるべからすマ﹂云ふ議論に至りては. 寧ろ滑稽であるさ思ひます。    ・.  第六 量.

(11) 5ら窪. 49. 一一﹁ノヴォガイン﹂の極量は今日倫不明であります。甘本局方第四改正に於ても規定して居りませぬ。が然しリーブル. ︵﹂.九〇六年︶及びパウルソン︵一九二四年︶等の自らの身盟へ注射した實瞼成績に依る霊全量O・四迄は牢氣であった. が○・七五に至るミ中毒症駄が現はれるぐ﹂云ふ事であのます。其他⇔⇔自曾胃舞は○・五%液一五〇蝿を注射し、国①。・。。①. は同じく0・五%を二五〇蝿、︾×冨コω8は一%液を二〇〇琵即ち全使用量二・○を注射せしが何等の障碍をも起さな. かつたミ報告して居めます。三氏共其液には副腎製剤を加へまし牝。其他未だ種々報告がありますが結局以上の諸報,. 告を綜合もて見るε、大艦に於てビバーフエルドの假定した○・五ミ云ふ歎字を以て﹁ノヴォカイン﹂の一同極量ミ見. 倣し得る様であります。故に臨躰上では一努液二〇琵、或はO・六%液三〇琵内外を注射する事は如何なる貼から考へ. ダ                                                                              ロ. て竜少しも不合理ではない霊信ぜられます。但しバルザー︼W艶N禽は二%液三琵の注射によりて死亡せる一衝を報告. し、叉ハイ子訓国=昌①日9目日器㊤ば一%﹁ノヴォカイン.ズプラレニゾ﹂僅に一琵を下顎孔に注射せしに瞬時にし. て眼球後軽を起し顔面極度に蒼白ミなり恰も死人の如くなつたが治癒した一例を其近著に記載して居ります。從つて. 理論上がらは相當大量使用しでよいのでありますが實際になりますε量に關しては絶封的安心ミは申し得ぬのであ のます。.  第七 溶媒問題  噛                                 “.  ﹁ノヴォカイン﹂注射液の溶媒εしては生理的食盛水︵○・八五%又は○・九%或は○・九一.一%︶がよいが或は又リング. 刺液の様に種々の無機﹁イオーン﹂を含有して居る液の方が合理的であるかマ﹂云ふ事に就ては今日筒論議申でありま. すつブラウン、ザィデル及びカント﹂ーウヰジッ一派は主ミして生理的食盛水説を主張しフヰジシヤー教授リーゼガ. ・引ピ冨ω①窟β吟等はリンゲル液を極力推奨して居ります。部ちリンゲル液の方が食盤水よりも一層血液や組織液に 酷似して居るε云ふ貼からであのます。.

(12) 恥 560・.  、帥ち等﹁イォーン﹂ε云ふ事に重きを置くべきや否や豊云ふ事に蹄著するのであります。私自身は等﹁イオーン﹂説を. 可な−り言信じそれに從つて居ります。生理的食盤水注射による血管内被細胞の損傷に關⋮する實瞼が事實であり又生理. 的食盤水注射に代ふるにリンゲル液を注射する事がより理論的である貫云ふ説が誤りなしミせば注射液の溶媒も亦. ツウゲル液叉は少くぐ﹂も所謂﹁イソィ幡ニー﹂の條件に一致するものを用ふる事が合理的であ乃ε信するのであり像 す。    ..  溶媒問題に就きましては以上の外衙所謂弔⊆崩①匡α豊口㎎換言すれば緩衝液霊も申し得べき鮎に關して申上ける必 要もありますが、これは饒り議論が細くなりますから今晩は見合せます。  第八 ﹁アンプル﹂問題さ注射後の性即ち水素﹁イオーン﹂濃度. “副腎製剤加﹁ノヴォカイン﹂液の貯藏問題、憂色問題、蚊びに瓶口附近の菌附著問題が非常に面倒になりまして以來. ﹁ドツペルアンプール﹂を作つて販費して居る事は御承知の如くであります。後で活動寡眞面にも出τ参り翫すが到. 今日では犬概の館躰家は﹁アンプル﹂入の注射液を帰ひて居らゐ墨様であります。夏に濁逸さ淵ウヰ潮では所謂. ブラインの﹁イソギッペルアンプール﹂は食盤水を溶媒亡して居り、叉フヰッシヤー教授の推奨せらるあウエルム氏. ﹁ドツペルアンプール﹂はリングル液を溶媒ミして居ります。    .              、  ,. r斯襟に今や﹁アンプール﹂の縫盛時代ミも樗すべき歌況にありますが、然らば是等の﹁アンプール﹂入注射液は果して 皆様の御期待通りしかく完全でありませうかp・. 、.一膣鴇血液の水素﹁イオーン﹂濃度は胃胆七.三であるく旨信ぜられて居る。帥ち極めて僅に﹁アルヵリー﹂性でありますρ. 從つて吾人の用ふる注射液も亦七・○乃至七.三位か叉は七・五迄のものを用ふる事も合理的であるミ信ぜられて居り. ます。Ω鱒N帥・b⇔H舶5象等の實瞼によりますぐ菩胆七.○以下帥ち酸性液を注射する霊注射時及後疹痛を訴へるざ云ふ事で.

(13) 56ま5 5黍,. あります。勿論寓①8窪o目の力設して居ります様に斯る注射疹痛HaΦ蓉凶o謬moげ8①罠は血液の有する男目融霞惹鱒自ひq. 帥ち緩衝作用によりまして間もなく潰失するものではあります。が然し﹁アルヵリー﹂性液を注射も弛場合には注射時. 蛇に注射後も無痛であるにも不拘岡一塵方の酸性のものを注射する時に限り疾痛を訴へるεせば吾人臨躰家霊して. はさうしても合理的の液を用ふべきであるミ信じます。況んやメルシヨアー教授の論すゐ様に水素﹁イオーン﹂濃度が. 四・五より高くなるε分解が迅遽で注射後藥数の清失が早いのであるから一層中性叉は弱﹁アルカリー﹂性液を用ひな ければなりません。.  果して然らば販費品洗る﹁アンプル﹂入注射液の實獣は如何であるか換言すれば是等のものは申性又は魂七.三位な. りやさ云へば私は言下に﹁否しさ申上げます。學校の申井博士の教室で五年許り以前に石井眞隣學士が十六種の門アン. プル﹂入注射液を東京で買求めて其性を調べ其成績を畿表した事がありましたが、最近私の教室の小離副手ε細菌學. 教室の藤正副手の雨氏が中井博士指導の下に再び注射液の性ざ含菌問題霊を研究せられました。其成績によります霊. 市場販費晶の大多数は不合格であります。詳細は何れ近日中爾氏から登表せらる﹂筈でみります。       〃.  斯の如く販費して居る﹁アンプル﹂入注射液は僅に歯科學報肚製品拉に外一二品を除く他の十五六種は軍に水素﹁イ. オーン﹂濃度問題から論すれば凡て不合絡品のみミなるのであります。が然し弦に臨躰上の見地からすれば次ぎの疑. 問が起つて参ります。それは血液ざ同様なるH七・三内外を示さぬ酸性の液を注射した揚合には痛いミ云ふ事實以外                      に果して如何なる害作用を注射部の組織細胞に及ぼすかご云ふ黙であります。不幸にして私の調べました範園では此. 鮎に關する從來の報告が見當りませす、且私も私の教室でも此黙に就て未だ何等の研究をも致して居りませぬから断. 穀vし兼ます。換言すれば田幾何以上が悪讐か以下が悪いマ・か云ふ様に限界酸度Ω目σφ凶9。葺鐸、を只盆す事が. 出來得ぼいのであります。さりながら前述した様に疹痛を與へる事だけは少くミも確であろごすれば臨躰家ミしては.  ゴ.

(14) 5蝕 5石亀2. 岨來得隈妙無刺戟性のものを用ふる方が安全であるε信じまず。     ﹁. ・第九デ麻醇力増張藥混入問題                    . ’       一. 均,里濃度のヌヴォ冒カイン﹂液を用ひても液に一榛件を與へれば其擁力が大に檜張する芸ふ事實が登見せら. れ姦盗目的に用ひらる・種々な藥材が嚢せられました。會は書ゐて酸﹁ヵリウム﹂だけに就て意見を申上. ぴます。一禮﹁ノヴォカイン﹂液に硫酸のカリゥム﹂を混するさ實際に麻醇力の増強を來すものであおかさうかざ云ふ鮎. に就きましては種々の議論があのます。洲オ皿ンは麻酔ガを増強するものであろ霊論じ訓尉引・ブラウン・ホフ劉. 図及びハィンヤ奪は之替して居ります傷殊に・ホマン及びζツ奪は軍に轟ガ白凶旨甥謬①忌。q象. ならす作用嚢現速度零一目犀目昌伽eの笹ω魯§昌岳ひq閃①詳の増進をも來すものであな霊唱へて居ります。然しビユンテ及び. モラールは何等の数果利盆をも來さぬさ力説して居ります。此鮎に就ては私は未だ實瞼的に研究した事がございませ んが協躰成績から観察すゐミ醸程敷果がある様に信ぜられます。.  第十‘刺入貼に於ける痺痛除去問題.  注射針を始めて刺す瞬間迄起る﹁チラリ﹂εする感じは絵りよいものではない。從つて種々の方法や藥品が此目的に. 御承知瑠粛ひられて居ります.例へば針の尖端の斜面の角度叢良し背刺入碧鍵せしめ背蚤石炭酸の. 如遭腐蝕樂を用ふるが如き其二例であのます。釧引ツ・クル︵一九二六年︶は﹁ムコジードフツテ﹂の使用を極力推奨し. て居ります。燕ムコジコドブッ言は﹁プシ功﹂ン﹂霞し奈綿球であ套説明せられて居ります。私は本・盟使用. し牝事がありませんから其實績に就て申上げる資格がありませんが列,引引ツクルは大々的信者らしく見受けちれま. す。方法は此小綿球を注射部に一分間作用せしめた後夏に新しき小綿球を取り再び一分間作用せしめる。卸ち合計二 分間作用せしあるミ刺入痛国ぎω菖oず゜。oげ目①罠を全く感ぜぬそうであります。.

(15) 563. 58.  第十︸ 諸條件に封する濾括.  以上種々申上けた事を綜括して臨躰に結びつけて観察致します電次ぎの様になります。. λ1︶理論上蚊びに實験的研究から見れば﹁ノヴォカィン﹂の濃度は稀薄液︵○・六%又は一%︶程よいが、然し叉他の實. 瞼成績及び理論からすれば二乃至四%液“勘ても決して不合理なりミは遽断し得なか。殊に完全に庶醇作用が起り一方. tは所要時間を節約し得るぐb云ふ大利盆を件ふに於ては臨淋上之を用ふろ事も亦一利ある“し思ふ。然し濃厚液︵二%. 以上の︶を用ひた時に殆んさ限りて臨林上種々の偶登症が起つて居る報告を見るε、よしんば是等の偶嚢症が他の原. 因による偶然の一致にすぎぬミ否定し得るミ假定しても、教養ある臨抹家εしては爾一層安全なる稀薄液を用ふる事. を原則電する方が賢明の策であるミ僑する。著し濃厚液を用ふる場合には種々なる重症偶叢症の叢生する事あるべき を念慮に置くべきであるざ信するのであります。.  ︵2︶等滲墜液は溶血現象を起さぬεはきまらぬ。從って時ごしては等滲歴液でも立派に溶血現象を起す事がある。. 故に臨躰家は從來注意せられた諸條件以外更に﹁溶血現象なきもの﹂ざ云ふ剛項目を加へて注射液を選揮するのが理. 論的であるミ信じます。旭し溶血現象を試験管内で起す注射液を人に注射るたからぐ﹂言ふても其爲に其人の全身血液. が直に溶血して死ぬミ云ふ繹ではありません。然し溶血作用を示さぬ完全なる注射液が販費せられて居るこすれば左 様な完全のものを使用する事が安全であります。.  ︵3︶浸潤麟醇の揚合でも傳達麻醇の揚合でも岡蝋塵方の注射液を使用して維封に不合理でない。.  ・︵4︶備量は私の今日迄の臨躰経験によるε一%二〇蝿、○.六%三〇蝿迄使用しても一同竜偶登症叉は藥晶の中毒                                 リ  へ. 症状ミ見徹すべきものを見ない事から推定するに大罷此邊を標準εしてよいミ思ひます。. .、︿5︶﹁ノヴォカ4ーン.﹂の溶媒悉しては食璽水でもリンゲル氏液でも臨躰上では大差を認め得ません。從つてさちらで.

(16) も任意の液を使用すべきである。が然し實験成績を重んするならばリンゲル氏液を溶媒ミして使用すべきものミ思 渉。私は此意味からして私の教室では全部リングル液に酷似する液を用ひて居ります。.   ︵6︶液の反鷹は中性叉は微賜﹁アルヵリ﹂性を理論的く︶するが故に臨躰上では頑償六・八乃至七・五の間のものを用. びて居れば危瞼はないξ信する。切爬巳霞お・。恥の實験によるεH八・四のものは三・二のものに比し七倍だけ廠醇力                                が張大であるマ︺云ふから八・○位のものを用ひても臨躰上害はないミ思ふのであOます。酸性液を用ふる事の不合理. なるは説明の必要なき所であり象すが、組織に及ぼす局所害作用に關する限界酸度が實験的に筒未だ決定せられて居. らぬ様でありますから從つて現在では囁幾何以下窪射液は使用すべからす.芸ふ様窺定す轟には雰ない。. が然し理論的には酸性液は不可であるから臨林家寸︶しては事情の許す限り頑償六.八乃至七.五迄の荘射液を用ふる. 様に注意する方が各方面から考へて見て得策なりミ信するのであります。.   ︵7︶從來の様に輩に﹁よくきく﹂ミか叉は何々病に何﹁グラム﹂注射したら全く無痛に手術の目的を達した。故に本品.  は優秀であるε云.ふ様な事で歯科用注射液の償値を判定してはなりませぬ。,こうせ注射藥であるから無致の理由がな.  い。昭和の歯科署師は自己の用ふる藥品の良悪を決定するに際しては今少しく學理的でなければならぬミ思ひま事。.   ︵8>一般外科では斯々であるから歯科も亦同様なり霊遽断してはなりませぬ。解剖學的關⋮係の差、患者の受くろ緒. 静的肉禮的影響の差ざ程度、﹁ワゴトニー﹂ミ三叉押経の關係等幾多特有の條項が歯科領域には存するのであります。.   神経幹の一定部位に麻醇藥を作用せしめ其の神経支配領域内の一各組織臓器の知箆殊に痛畳を一定時間全く除去す. 、第十二 傳達麻醇法さ其の術式. 事を原則εして居ります。但し時ミしτは例外ある事は勿論であります。               、. ・ ︵9︶私の教室では一般の抜歯には一%液を用ひ、手術には○・六%液を用ひ、二三特種の揚合に限り二%液を用ふる. 瓠 564.

(17) 、. 565. 55. る方法を傳達麻醇法叉は傳導麻醇法S申して居ります。               へ                                              . 蒔  彌 夫. ’歯科では通例上下顎骨に存在する骨の孔から紳経幹が顔を出す部に﹁ノヴォカィン﹂液を注射して其の目的を達す るのであります。而して歯科領域では傳達麻醇を行ふべき刺入貼が五ケ所あります。そして其の麻酢叢現領域は次ぎ. の圖の様であります。︵以下次號︶                     し  一. 敏育映書﹁窩洞形成に關する一般原理﹂. 東京薗科讐專校保存部助激授.        ’ 兵. .この映叢は巴里歯科讐學校より東京歯科馨專校に寄贈されたものでありまして、東歯同窓會拉東京府歯科署師會聯. 合講演會に於て之を映寡公開し且つ私が説明の任に當りました。その際の論明筆記に代へて該映叢の読明書拉に﹁タ イドル﹂を左に課出して置きます。. 、、、    ﹁窩洞形成に關⋮する一般原理﹂ミ題する教育映書国ぎb①量砂qo吟o魑ρ⊆Φ、  ・  、   し         ..用旨9①゜。㎎零2鎚×α巴9鴇ε霞巴8自①ω。慧富。。...                          巴里歯科讐學校助敏授蕪映書敏育部主任. ﹁幽. ▽             、 ー エ、モリZウ国・嵐。含・畳.                                   ︵一九二四年四月一旧巴里歯科協會提出︶. ∼吾々の學校に於ける映書教育が今日寳行ρ蓮びに到達し、佳良なる映叢装置や、金属﹁ス汐リ﹂ン﹂を所有し、必要な.

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参照

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