学校教育の指針
秋田県教育委員会
令和3年度の重点
最重点の教育課題
地域に根ざしたキャリア教育の充実
「問い」を発する子ども の育成
※本県の未来を担う子どもたちを「わか杉」と呼んでいます。
本 県 学 校 教 育
が 目 指 す も の
ふるさとを愛し,社会を支える 自覚と高い志にあふれる人づくり
Ⅱ 心と体を鍛える
生き抜くたくましさの育成
働くことの喜びの体得と意義の理解
豊 か な 人 間 性 を
育 む 学 校 教 育
※「学校教育の指針」p 10,11 参照Ⅰ 思いやりの心を育てる
人間愛の大切さの体得
開かれた心の育成
【ふるさと教育のねらい】
1 ふるさとのよさの発見
2 ふるさとへの愛着心の醸成
3 ふるさとに生きる意欲の喚起
【ふるさと教育の目指す人間像】
1 郷土の自然や風土を愛する人間
2 郷土の歴史や伝統,文化を正しく受け継ぐ人間
3 うるおいと活力に満ちた郷土を築く創造性あふれる人間
4 郷土の発展に尽くそうとする実践的な人間
5 国際社会をたくましく生き抜く人間
学 校 教 育 共
通 実 践 課 題
ふ る さ と 教 育 の 重 点 事 項
生きる力 の 育 成
豊かな心と郷土愛
心豊かで,郷土愛に満ちた人間の育成
自ら学ぶ力
自ら学び自ら考え,課題を追究する 力などの学ぶ力の育成
※本重点において,「小・中学校」には義務教育学校,「小学校」には義務教育学校の前期課程,「中学校」には義務教育学校の後期課程をそれぞれ含みます。 表紙の写真提供/みつば保育園(大仙市),羽後町立西馬音内小学校,八峰町立八峰中学校 ※ 「『第3期ふるさと秋田元気創造プラン』及び『第3期あきたの教育振興に関する基本計画』の施策体系」については,「学校教育の指針」p4,5に掲載しています。1 キャリア教育のねらいの共有と成果
の発信
・ 将来の社会的・職業的自立を念頭に置いた,ふ
るさと教育全体計画等の改善
・ 学校報やPTA等での広報活動
・ 職場見学,職場体験,インターンシップ依頼時
の事業所等への説明 等
2 資質・能力の育成につながる体験
活動の充実
・ 集団宿泊活動,職場体験,インターンシップ等
の体験活動の充実
・ 体験活動後の振り返りの機会の確保や教科等の
学習活動との関連付け,体験を経験として蓄積
させるための活動の充実
・ 地域の伝統を受け継ぐ活動や地域産業に関わる
活動,地域の活性化に貢献する活動の充実 等
3 キャリア発達を一層促すための学校
間・校種間連携の推進
・ 学校間・校種間における職場体験・インターン
シップ先の共有
・授業や行事での交流
・ キャリアノート等を用いた,校種を超えた学び
の履歴の把握 等
生きる力
高等学校
特別支援学校高等部
中学校
特別支援学校中学部
小学校
特別支援学校小学部
幼稚園・保育所・
認定こども園等
特別支援学校幼稚部
︵
特
別
支
援
教
育
︶
個
々
に
応
じ
た
き
め
細
か
い
指
導
・
支
援
指
導
要
録
や
キ
ャ
リ
ア
ノ
ー
ト
等
を
活
用
し
、
一
人
一
人
の
キ
ャ
リ
ア
発
達
を
支
援
学びのフィールド学びの
フィー
ルドの広がり
社会人・職 業人として 必要な能力 等の伸長・ 深化 学校から社 会・職業へ の移行の準 備 社会で自立 的に生きる 基礎の育成 生涯にわた る人格形成 の基礎の育 成 各教科等の学習, インターンシップ, オープンキャンパ ス,生徒会活動, ボランティア活動, 進路に関する講演 会 等 各教科等の学習, 職場体験,上級学 校訪問,係活動, 当番活動,生徒会 活動,ボランティ ア活動,修学旅行 等 友達との遊び,直 接的な体験(自然 体験,感動体験, 貢献的な体験) 等 各教科等の学習, 職場見学,係活動, 当番活動,児童会 活動,クラブ活動, ボランティア活動, 遠足 等 望ましい勤労観・職 業観等の価値観を自 ら形成・確立してい く時期 社会における自らの 役割や将来の生き方・ 働き方等を考え,目 標を立てて計画的に 取り組む態度が育ま れる時期 人と関わる楽しさや, 役に立ったり,認め られたりする喜び等 を感じて自信を身に 付ける時期 集団生活や異学年と の交流活動,地域社 会との関わりなどを 通し,その意義を感 じながら社会性,自 主性,意欲等が育ま れる時期二つの教育課題に対 する取組を充実させ
ることにより,ふる さと教育を推進する
全教育活動を通して取り組む教育課題
※「学校教育の指針」p 14 ∼ 25 参照全教育活動を通して取り組 む最重点の教育課題
地域に根ざしたキャリア教育の充実
ふるさと教育の推進 ― 心の教育の充実・発展を目指して ―
本県では,「豊かな人間性を育む学校教育」を目標に掲げ,目指す教育の姿を「ふるさとを愛し,社会を支える自
覚と高い志にあふれる人づくり」とし,ふるさと教育の推進を通して,その実現を図っているところです。
「全教育活動を通して取り組む最重点の教育課題」として位置付けている「地域に根ざしたキャリア教育の充実」
と「 『問い』を発する子ども の育成」への取組を充実させることにより,ふるさと教育の一層の推進を図ります。
1 2本 県 学 校 教 育
が 目 指 す も の
ふるさとを愛し,社会を支える 自覚と高い志にあふれる人づくり
Ⅲ 基礎学力の向上を図る
自ら学ぶ意欲と態度の育成
幼児児童生徒の個性と能力の伸長
豊 か な 人 間 性 を
育 む 学 校 教 育
※「学校教育の指針」p8,9参照 ※「学校教育の指針」p 12,13 参照Ⅳ 教師の力量を高める
幅広い識見と教育愛の涵養
社会の変化に即応した研修の充実
【ふるさと教育のねらい】
1 ふるさとのよさの発見
2 ふるさとへの愛着心の醸成
3 ふるさとに生きる意欲の喚起
【ふるさと教育の目指す人間像】
1 郷土の自然や風土を愛する人間
2 郷土の歴史や伝統,文化を正しく受け継ぐ人間
3 うるおいと活力に満ちた郷土を築く創造性あふれる人間
4 郷土の発展に尽くそうとする実践的な人間
5 国際社会をたくましく生き抜く人間
学 校 教 育 共
通 実 践 課 題
ふ る さ と 教 育 の 重 点 事 項
生きる力 の 育 成
自ら学ぶ力
自ら学び自ら考え,課題を追究する 力などの学ぶ力の育成
高い志と公共の精神
高い志と公共の精神をもち,秋田の将来を支えていく人材の育成
※ 「『第3期ふるさと秋田元気創造プラン』及び『第3期あきたの教育振興に関する基本計画』の施策体系」については,「学校教育の指針」p4,5に掲載し ています。問題を発見し、他者との関
わりを通して主体的に問題
を解決していく子ども
公の場で自分の考えを
積極的に発言すること
ができる子ども
「問い」を発する子ども
の姿の出発点
「問い」を発する”とは
育みたい資質・能力に着目した
「問い」を発する子ども の姿
「問い」を発する子ども”の育成に向けて
充実した取組の積み重ね
「問い」を発しながら
問題を解決するプロセスの重視
問題を発見する
(それはどういうことか?)
(こうしてみたがどうか?)
問題解決を振り返る
解決方法を見通す
(こうするとよいのではないか?)
(こう考えるがどうか?)
問題解決を図る
1 様々な教育活動における意図的な手立ての工夫
各教科等において育む資質・能力を明確にした上で,各学校における教育課程を教科等横断的な視点で組み立てるなど,カリ
キュラム・マネジメントの充実を図り,意図的な手立てを講じて教育活動の質の向上に努める。
2 「秋田の探究型授業」の基本プロセスを機能させた授業づくりの充実
単にプロセスをなぞったり,形式的に話合いを取り入れたりするのではなく,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通
し,学習過程におけるそれぞれの段階をしっかりと機能させた上で,一連のプロセスとして関連付けて捉え,授業を展開する。
3 「問い」を発するための基盤となる言語活動の充実
言語活動を取り入れるねらいを明確にし,各教科等の特質に応じてどのような場面で,どのような工夫を行い取り入れるかを
考え,その質を高めるとともに,学校の全教職員の共通理解の下,言語環境の一層の整備・充実を図る。
筆者は分かりやすく説 明するために、段落の 並べ方をどのように工 夫しているのだろうか「秋田の探究型授業」
の基本プロセス
自分の考えをもつ 学習の見通しをもつ 集団(ペアやグループ,学級)で話し合う 学習の内容や方法を振り返る ▎▍▌ ▌▍▎二つの教育課題に対 する取組を充実させ
ることにより,ふる さと教育を推進する
全教育活動を通して取り組 む最重点の教育課題
学習指導・各教科等の指導
教育課程の編成
「問い」を発する子ども”の育成
令和3年度の重点
全教育活動を通して取り組む教育課題
ICTを活用した教育の推進
▶指針 p14,15
① 1人1台端末の効果的な活用の推進
◇ 各教科等の特質に応じて,1人1台端末を活用し
た学習活動等を積極的に取り入れる。
◇ 情報活用能力が段階的に育成されるよう,自校の
児童生徒の実態を把握し指導に生かす。
② 自校の実態に即して取り組む情報モラ
ル教育の充実
◇ 情報モラル教育の全体計画及び年間指導計画を作
成し,学校の教育活動全体で推進する。
◇ インターネット上のトラブル等について,児童生
徒に自身の活用状況と照らし合わせて考えさせる
など,身近な問題として具体的に捉えられるよう
指導の手立てを工夫する。
③ 各学校段階を通じたプログラミング教
育の推進
◇ プログラミング教育に関する既習の内容等を踏ま
えた上で,児童生徒の発達の段階に応じて指導し,
プログラミング的思考を育成する。
道徳教育
グローバル社会で活躍できる人材の育成
① ふるさとや異文化に対する理解の促進
◇ 各学校のふるさと教育における取組や各教科等の
学習を踏まえ,日本や秋田,自分の住む地域の歴
史や伝統,文化等について理解したり,そのよさ
を発信したりする活動の充実を図る。
◇ 世界の様々な国や人々に関心をもち,互いの文化
の違いを受け入れたり,共通点を理解したりする
活動の充実を図る。
② 目的や場面,状況等に応じて,互いの
意見や考えを伝え合う言語活動の充実
◇ グループで討論したり全体で意見を出し合ったり
するなど,他者との関わりを通して,主体的に問
題解決を図る活動を充実させる。
◇ 各教科等において,説明,論述,討論等の機会を
充実させ,自分の意見や考えを適切に表現する力
の向上を図る。
① 各教育活動とのつながりを明確にした
道徳教育の推進
◇ 幼児児童生徒や学校(園),地域社会の実態を踏ま
えた道徳教育の重点を,全教職員で共通理解する。
◇ 全体計画等を基に,道徳教育の重点に関わる各教
科等の内容を明確にして計画的に指導を行うとと
もに,その実施状況を踏まえ全体計画等に追加・
修正を加えるなど,改善を図る。
② 家庭・地域に開かれた道徳教育の推進
◇ 保護者や地域の人々に学校行事等への積極的な参
加を促すとともに,道徳教育の成果等を学校報等
で発信したり,学校運営協議会等で話し合ったり
することを通し,共通理解を深める。
◇ 保護者や地域の人々が道徳教育に関わる意識を高
められるよう,授業への参加や地域教材の開発な
ど協力の場を設ける。
目指す児童生徒の姿
□ 社会の問題に目を向け,多様な価値観をもつ人々と協働して
問題を解決しようとする態度を身に付けている。
□ 自分の意見や考えを明確にもち,相手意識や目的意識をもっ
て適切に表現できる力を身に付けている。
目指す児童生徒の姿
□ 1人1台端末を児童生徒自身が効果的に活用し,主体的に学
習活動に取り組むことができる。
□ 情報モラル等に配慮し,自ら判断して情報端末を正しく活用
することができる。
目指す幼児児童生徒の姿
□ 各教育活動の特質に応じ,道徳的価値の理解に基づき,自己
の生き方や人間としての在り方生き方について考えている。
□ 学校(園),家庭,地域社会において,道徳教育を通して学
んだことを生かして生活している。
▶指針 p16
▶指針 p17
①に関する取組のためのポイント
○1人1台端末の段階的な活用
②に関する取組のためのポイント
○情報モラル教育の充実を図るための視点
・実態に応じた指導の推進
・児童生徒への指導の工夫
・学校・家庭・地域の連携
③に関する取組のためのポイント
○発達の段階に即したプログラミングの体験等の計画的な実施
「すぐにでも」「どの教科でも」「誰でも」
活用できる場面の設定
ステップ1
各教科等の特質に応じて,「主体的・対話的
で深い学び」につなげるための効果的な活用
ステップ 2
教科等の学びをつなぎ,社会課題等の解決や
児童生徒の夢の実現につながる活用
ステップ 3
・問題解決にコンピュータを積極的に活用しようとする態度 ・自らの問題解決の過程を振り返り,改善・修正しようとする態度 ・情報社会に主体的に参画しようとする態度 プログラミング等の発展的内容 情報Ⅱ(選択科目) プログラミング,ネットワーク, データベースの基礎 情報Ⅰ(共通履修) ・情報通信ネットワーク ・メディアの効果的な活用 ・計測・制御のプログラミング ・双方向性のあるコンテンツの プログラミング 技術・家庭科 ・プログラミング的思考 ・プログラミングの体験 ・論理的思考力 (算数,理科,総合的な学習の時間 他) 各教科等 高等学校 発展 ・ 応用期 基 礎 期 体 験 期 中 学 校 特 別 支 援 学 校 小 学 校 プログラムの 働きやよさに 気付く ネットワーク、 計測・制御を 学ぶ コ ン ピ ュ ー タ の 能 力 を 引 き 出 す 小・中・高等学校段階を通じた プログラミング教育の推進イメージ4
※ □のチェックボックスを活用して自己評価 下線は各取組で目指したい“「問い」を発する子ども”の姿に関するもの
防災教育
生徒指導
特別支援教育
人権教育
① 一人一人の教育的ニーズに応じた指
導・支援の充実
◇ 個別の支援計画及び個別の指導計画の活用と引継
ぎを確実に行う。
◇ 各教科・科目等において生じる個々の学習上の困
難さを理解し,それに応じた指導内容や指導方法
を工夫する。
② 新学習指導要領を踏まえた教育課程の
編成と実施
◇ 通級による指導及び特別支援学級における特別の
教育課程を理解し,児童生徒や学級の実態に応じ
た教育課程を編成・実施する。
◇ 特別支援学校において,全教職員の参画により特
色ある教育課程を編成・実施する。
③ 管理職のリーダーシップによる校(園)
内支援体制の機能強化と全教職員の理
解・取組
◇ 特別支援教育の推進を各学校(園)の運営計画に
明確に位置付け,全教職員の理解を図る。
◇ 特別支援教育の年間計画に基づき,組織的に取り
組むとともに,効果的な研修を工夫する。
① 教育活動全体を通じた人権教育の推進
と指導方法の工夫
◇ 教職員自らの人権感覚を磨くとともに,各教科等
の指導内容を人権教育の視点から検討し,教育活
動全体に人権教育を適切に位置付ける。
◇ 幼児児童生徒の発達の段階や実態を踏まえて,身
に付けさせたい価値的・態度的側面を明確にし,
現代社会における様々な人権課題について,教材
を選定・開発したり,体験活動や交流活動を取り
入れたりするなど,指導方法を工夫する。
② 人権教育の推進に向けた連携・協働に
よる環境づくり
◇ 校種を超えた授業(保育)研究,発達の段階を踏
まえたカリキュラムの研究などを通して,系統的・
計画的に人権教育を推進するために,校種間・学
校(園)間の連携を促進する。
◇ 多様な人々との関わりの中で,協働しながら問題
を発見し解決を図るために,積極的に地域社会・
関係機関等との連携を図る。
① 幼児児童生徒の実態や地域の実情に応
じた防災教育の充実
◇ より実践的な防災教育を推進するため,幼児児童
生徒の実態や地域の実情に応じて,様々な自然災
害を想定した避難訓練や体験活動を取り入れた危
険予測学習等における指導の充実を図る。
② 組織的な安全管理体制の充実
◇ PDCAサイクルを機能させた学校安全計画及び
危機管理マニュアルの見直しを行うとともに,全
教職員での共通理解を通して,安全管理体制の充
実を図る。
③ 防災教育・安全管理を推進する組織活
動の充実
◇ 「地域学校安全委員会」等を定期的に開催し,幼
児児童生徒の安全を確保する体制の確立を図ると
ともに,学校の実態や地域の実情に応じた実践的
な教職員研修を計画的に実施する。
① 自己有用感,自尊感情を醸成する指導
の充実
◇ 授業を中心とした全教育活動で,一人一人が活躍
する場や他者から認められる場を意図的に設定す
るなど,教職員による居場所づくりを通して児童
生徒が主体となる絆づくりを,全校体制で計画的
に共通実践する。
② 生徒指導体制の強化と連携・協働のシ
ステムづくり
◇ 不登校や問題行動等の未然防止・即時対応を図る
ため,年度当初に方針や基準を明確にし,役割分
担による組織的対応に努めるとともに,学校間,
校種間の日常的な連携・協働による計画的な指導・
援助を行う。
③ 家庭,地域社会,関係機関等との連
携・協働の推進
◇ 児童生徒の健やかな成長を促すために,家庭や地
域社会,関係機関等の役割・権限などを相互理解
し,日常的に連携・協働するなど組織的な指導・
援助ができるネットワークを構築する。
目指す幼児児童生徒の姿
□ 学習に興味・関心や意欲,目標をもち,自己の力を可能な限
り発揮することができる。
□ 活動しやすいように自ら環境を整えたり,必要に応じて周囲
の人に支援を求めたりすることができる。
目指す幼児児童生徒の姿
□ 人権の内容や意義,重要性を理解するとともに,自他の人権
を尊重しながら,多様な人々と協働することができる。
□ 自他の大切さを認め,人間関係を調整するなど,具体的な態
度や行動に表すことができる。
目指す幼児児童生徒の姿
□ 「自分の命は自分で守る」ための判断力や行動力が身に付い
ている。
□ 発達の段階に応じて,学校,家庭及び地域の安全活動に進ん
で参加・協力し,貢献できる。
目指す児童生徒の姿
□ 他者との関わりの中で「人の役に立ててうれしい」「自分は
周りから必要とされている」などと自ら感じ,自他の個性を
尊重しながら,共感的な人間関係を形成することができる。
□ 物事を正しく判断し,自己決定できる力を身に付け,社会的
ルールに基づいて行動することができる。
▶指針 p24
▶指針 p18,19
▶指針 p25
▶指針 p20 ∼ 23
令和3年度の重点
各課指導の重点
義務教育課
保健体育課
特別支援教育課
幼保推進課
① 乳幼児期の教育・保育と小学校教育
との円滑な接続に向けた教育・保育
の一層の充実
◇ 乳幼児期に育みたい資質・能力及び「幼児期の終わり
までに育ってほしい姿」を視点とした保育及び指導計
画の工夫改善
◇ 乳幼児期の発達や学びの連続性を踏まえた教育・保育
の充実
② 教育・保育の質的向上を図る組織的・
計画的なカリキュラム・マネジメント
の推進
◇ 自園の重点目標の具現化に向けた計画,実施,評価及
び改善の推進
生涯学習課
① 学校・家庭・地域の連携・協働による
子どもたちの豊かな人間性を育む取組
の充実
◇ 「地域学校協働本部」の体制整備と連動させた「コミュ
ニティ・スクール」の導入促進
◇ 新しい生活様式及び子どもの実態・特性・ニーズに応
じた豊かな体験活動や出前セカンドスクール等の推進
◇ 子どもたちが安全にインターネットを活用できる環境
をつくり上げる機運の醸成
②読書習慣の定着と読書環境の充実
◇ 社会に開かれた教育課程と連動させた学校図書館機能
の充実
◇ 公立図書館やボランティア等と連携した,読書に親し
む多様な機会の充実
③ 豊かな感性や創造力を育む芸術・文化
体験活動の推進
◇ 「文化芸術による子供育成総合事業」等,優れた舞台
芸術の鑑賞機会の提供
◇ 美術館・博物館等のセカンドスクール的利用の推進
高校教育課
① 社会的・職業的自立を目指したキャ
リア教育の充実
◇ 社会的・職業的自立に向けて必要となる資質・能力を
育成するためのキャリア教育の充実
◇ これまでの取組の検証と優れた実践事例の共有化を通
した計画的・体系的なキャリア教育の充実
② 主体的・対話的で深い学びの実現に向
けた授業改善の推進
◇ 他者との関わりを通して,主体的に問題を解決するた
めの探究的な学習活動を重視した組織的な授業改善の
推進
◇ ICTを効果的に活用した学習活動の充実
③ 自他を尊重する心を育む教育活動の充
実
◇ 道徳教育や人権教育等を通して,自他の大切さを認め
合う指導の充実
① ふるさと教育の一層の推進に向けた
取組の充実
◇ 家庭や地域,企業,他校種等と連携した,地域に根ざ
したキャリア教育の充実
② 自他を尊重する心を育てる教育活動
の充実
◇ 道徳教育や人権教育等を通して,児童生徒が互いを尊
重する共感的な人間関係を構築することができる指導
の充実
③ 学習指導要領の趣旨を踏まえた教育
活動の推進
◇ カリキュラム・マネジメントの考えに基づく,教育活
動の質の向上を図るための全教職員による取組の推進
◇ 各教科等の特質を踏まえた,主体的・対話的で深い学
びの視点からの授業改善の推進と,その手立ての一つ
としてのICTの効果的な活用
① 豊かなスポーツライフにつながる学校
体育・運動部活動の充実
◇ 学校教育活動全体を通じた望ましい運動習慣の確立と
体力の向上に向けた取組の充実
◇ 合理的でかつ効率的・効果的な運動部活動の推進と持
続可能な運動部活動の運営体制の整備
② 学校教育活動全体を通じた健康教育・
食育の充実
◇ 学校・家庭・地域が一体となった基本的生活習慣の確
立等に関する取組の充実
③ 家庭・地域・関係機関等との連携・協
働による安全教育の充実
◇ 組織的な学校安全体制構築の促進と,安全教育の充実
を図る取組の創出・発掘及び提供
① 各学校(園)における指導・支援の充
実
◇ 個別の支援計画の活用による関係機関と連携した支援
や合理的配慮の提供
◇ 各教科・科目等において生じる個々の学習上の困難さ
の理解と指導内容や指導方法の工夫
◇ 病気の幼児児童生徒に関する支援体制の整備・機能強
化
②特別支援学校における専門性の向上
◇新学習指導要領を踏まえた教育課程の編成と実施
◇ 個々の障害の状態や特性に応じてICTを効果的に
活用した授業改善
③障害者理解の推進
◇ 交流及び共同学習や障害理解授業等の組織的・計画
的な実施
▶指針 p26
▶指針 p27
▶指針 p28
▶指針 p26
▶指針 p27
▶指針 p28
6
※ □のチェックボックスを活用して自己評価 下線は各教科等で目指したい“「問い」を発する子ども”の姿に関するもの
令和3年度の重点
各教科等の重点
国 語
社会,地理歴史,公民
算数,数学
▶指針 p34,35
▶指針 p36,37
▶指針 p38,39
① 単元において育成する資質・能力を明確にした授業
づくり
◇ 国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力が確実に育まれるよう,
学習指導要領に示された指導事項を年間指導計画に明確に位置付けた上
で,単元の指導と評価の計画に反映させ,指導に生かす。
◇ 単元の目標を実現するために適切であり,児童生徒が見通しをもって粘
り強く試行錯誤することができる言語活動を構想する。
② 言葉による見方・考え方を働かせて考えを広げ深め
る学習活動の工夫
◇ 言葉の解釈や表現する内容について,児童生徒が思いや考えを伝え合い,
比較・検討して吟味することで,考えを広げたり深めたりする学習活動
を設定する。
◇ 学習課題の解決に向け,児童生徒が学校図書館やICTを効果的に活用
して調べたり考えたりする場面を,単元の学習過程に位置付ける。
① 資料の精選と発問の吟味による,社会的な見方・考
え方を働かせる学習活動の充実
◇ 学習のねらいを踏まえ,着目させる視点(時間,空間,相互関係等)や
方法(比較,関連付け,総合等)に即して資料を精選し,提示の仕方を
工夫するなど,資料の効果的な活用を図る。
◇ 学習過程の各場面において,働かせたい社会的な見方・考え方を明確に
して発問を構成する。
② よりよい社会を考え,学習したことを社会生活に
生かそうとする態度を養う学習活動の充実
◇ まとめや振り返りを基に新たな課題を見いだし,追究したり解決したり
する活動を取り入れる。
◇ 既習事項を基に,自分と社会との関わりを意識し,社会の在り方につい
て考察,構想(選択・判断)する活動を取り入れる。
① 児童生徒一人一人が「分かった」「できた」を実感
できる授業づくり
◇ 自力解決等の状況から,児童生徒が既に解決できていることや困ってい
ることなどを見取り,その状況を基に発問を精選したり,学び合いにお
いて取り上げる時間に軽重を付けたりする。
◇ 児童生徒の学習状況を評価問題等で的確に捉え,児童生徒の学習の改善
につなげたり,教師の指導の改善に生かしたりする。
② 数学的な見方・考え方を働かせ,自ら問題解決でき
るようにするための手立ての工夫
◇ 見通しや学び合いの場面において,児童生徒の実態に応じて丁寧に指示
したり,あえて説明し過ぎないようにしたりするなど,教師の関わりの
程度を調整しながら授業を展開する。
◇ 働かせた数学的な見方・考え方や問題解決の過程を振り返らせ,その内
容を教師が価値付ける。
令和2年度 成果と課題
○ 言葉の解釈や表現する内容について,児童
生徒が考えの根拠を示しながら伝え合う学
習活動が展開されている。
● 児童生徒が主体的に学習課題を解決するこ
とを通して,資質・能力の育成につながる
よう言語活動の充実を図る必要がある。
➡
令和 3 年度 目指す児童生徒の姿
□ 言語活動に粘り強く取り組むことで,学習
課題を解決することができる。
□ 言葉の解釈や表現する内容について伝え合
うことを通して,考えを広げたり深めたり
することができる。
令和 2 年度 成果と課題
○ 単元など内容や時間のまとまりの中で育て
たい資質・能力を明確にし,学習活動を展
開している。
● 学習のねらいを達成した子どもの姿を具体
的に想定し,資料を精選したり,発問を吟
味したりする必要がある。
➡
令和 3 年度 目指す児童生徒の姿
□ 社会的な見方・考え方を働かせ,分かった
ことと考えたことを整理して話し合ったり,
説明したりすることができる。
□ 既習事項を生かして,自分と社会との関わ
りや,よりよい社会の在り方について考え
ることができる。
令和 2 年度 成果と課題
○ 数学的な見方・考え方を働かせる児童生徒
の姿を明らかにした授業が意識されてきて
いる。
● 児童生徒自らが見通しをもって問題解決で
きるようにするために,児童生徒の実態に
応じた教師の関わりが必要である。
➡
令和 3 年度 目指す児童生徒の姿
□ 数学的な表現を用いて方法や理由等を説明
したり,比較・検討しながらよりよい考え
に高めたりするなど,数学的活動に主体的
に取り組むことができる。
□ 数学のよさや学ぶことの楽しさを実感し,
学び合った成果を次の学習に生かしたり,
新たな問いを見いだしたりすることができ
る。
見 通 し 自 力 解 決 評 価 問 題 等 の 解 決 振り返 り 考えを 伝え合う 比較・検討 学習活動のイメージ(例) まとめ 学び合い理 科
生 活
外国語活動,外国語(英語)
▶指針 p40,41
▶指針 p42,43
▶指針 p44,45
① 予想や仮説を基に見通しをもって行う観察,実験の
充実
◇ 既習の内容や生活経験を基に予想や仮説を発想できるか,身に付けてい
る技能等を観察,実験で活用できるか,などを視点に児童生徒の実態を
把握し,指導計画を立てる。
◇ 予想や仮説が妥当であれば,どのような観察,実験の結果が得られるか
を明らかにする場面を設定する。
② 科学的な言葉や概念を使って考えたり説明したりす
る学習活動の工夫
◇ 考察の場面では,児童生徒相互の関わりを通して,考察した内容が科学
的に妥当かどうかを検討する活動を取り入れる。
◇ 観察,実験で調べたことを写真や動画で撮影して,事実として確認させ
たり,観察,実験の目的に合わせたグラフを作成して,規則性等を見い
ださせたりするなど,ICTを効果的に活用して学習の質を高める。
① 身近な生活に関わる見方・考え方を生かし,気付
きの質を高める指導の充実
◇ 自分と身近な人々,社会及び自然との関わりの中で,創造的に考えてい
る児童の姿を想定し,「試す」「見通す」「工夫する」などの気付きの
質を高める学習活動を適切に取り入れる。
◇ 「温かい目」「広い目」「長い目」「基本の目」の基本姿勢で見取りな
がら,児童の気付きに共感したり,問い返したり,価値付けたりするな
ど,支援を工夫する。
② 幼児期における学びや各教科等との関連を生かし
た指導の充実
◇ 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を手掛かりにスタートカリキュ
ラムをデザインすることにより,幼児期における学びとの円滑な接続を
図る。
◇ 生活科と各教科等のそれぞれで身に付けた資質・能力を,相互の教科等
で発揮することができるよう,両者の関連を意識した単元を構想する。
① コミュニケーションを図る目的や場面,状況等に応
じて,考えや気持ちを伝え合う言語活動の充実
◇ 児童生徒が自分の考えや気持ちを発信することができるよう,伝え合う
内容を考えさせ,やり取りに必要な表現を想起させたり気付かせたりす
る手立てを講じる。
◇ 本時で目指す姿を意識させた上で活動に取り組ませ,その達成状況を見
取るとともに,必要に応じて支援やフィードバックを行う。
②即興でやり取りする力を高める指導の充実
◇ 児童生徒同士やALT等とのやり取りを通して表現の幅を広げることが
できるよう,既習の表現を状況等に応じて繰り返し活用させる場面を意
図的に設ける。
◇ 学習場面に応じてICTを効果的に活用し,互いの考えを発信・共有さ
せ,多様な考えや表現方法に触れさせる機会を設ける。
令和 2 年度 成果と課題
○ 学習課題(問題)に対して予想や仮説をも
つ場面が設定されており,観察,実験の結
果を表やグラフ等にしたものを基に考察が
行われている。
● 観察,実験は予想や仮説を確かめるために
行う活動と位置付け,考察は科学的な言葉
や概念を使って行うようにする必要がある。
➡
令和 3 年度 目指す児童生徒の姿
□ 観察,実験を通して,自分の予想や仮説が
妥当かどうかを確かめることができる。
□ 観察,実験の結果を基に,科学的な言葉や
概念を使って考察することができる。
令和 2 年度 成果と課題
○ 身近な対象に繰り返し関わる活動や体験を
通して,「見付ける」「比べる」「たとえる」
などの活動が充実してきている。
● 幼児期における学びや各教科等との関連を
意識したカリキュラムの改善に取り組む必
要がある。
➡
令和 3 年度 目指す児童の姿
□ 「試す」「見通す」「工夫する」などの創造
的に考える学習活動を通して,より質の高
い気付きを生み出すことができる。
□ 活動や体験を通した学びを実生活や各教科
等と関連付け,自分自身の成長を実感する
ことができる。
令和 2 年度 成果と課題
○ 帯活動を活用して表現等の定着を図るとと
もに,児童生徒同士の即興性を意識したや
り取りの機会を設定している。
● 活動で用いる言語材料等を事前に与え過ぎ
ずに,児童生徒が自分で考えて表現する言
語活動に取り組ませる必要がある。
➡
令和 3 年度 目指す児童生徒の姿
□ コミュニケーションを図る目的や場面,状
況等に応じて,伝えたい内容や必要な表現
を自分で考え,適切に伝えることができる。
□ 児童生徒同士やALT等との即興性を意識
したやり取りを通して,表現の幅を広げる
ことができる。
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