女子大生の日常生活の実態と骨粗鬆症に対する意識調査
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(2) . 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第46巻 第2号 lo f Hokka i do Un i i fEducat i tyo i l Journa ve r s on(Sect onIC) Vo .2 ‐46 , No. 平成 8年 2月 Februar y ,1996. 女子大生の日常生活の実態と骨粗暴症に対する意識調査 津. 村. 直. 子. Analys is of Li festyle Factors affect ing osteoporosis in the Female Univers i ty Students. Naoko Tsumura. Abstract. Th i imed to e×amine the knowl 5 female universi s study a ty students about osteoporosis and ege of67 igate the to i i ivi i ts act imejobs and di t ts ing behavi nvest t-t r di etary habi es et or ,spor ,par ‐ The results were as fol l ows . 1 i i l ium -conta th the ining foodsthan thosel iving on ve wi rfam山esingest more Ca c ‐ Those groups thatl i the rown ・ 2‐ Ha f of students had had pract l i l exper i th di ca i ence wi et and 83% of students wanted to pract ce some form of di et . 3 i i d of gett i i ng an osteoporos s in the future compr sed about 40% of students ‐ Those who were afra , forthey rea l i i l l ium because they dodt 鼠【e mi t t lk. ze they ingestl e Ca c 4‐80% of students were habi ldr inkers and lo% were smokers‐ tua 5 i l days l l rjuni or hi - ayed tenni s ‐ About80% of students exercised in the gh schoo y pl ‐They usua ,basket ba l land vo l l eyban and went swimming. ,. 緒. 言. 骨粗撚症は, 以前は単なる老化現象として扱われていたが, わが国の平均寿命の延びとともにその耀患率 ) こ も増 加 して お り, 推 定患 者 数 は400~500万 人 とも いわ れ, 毎 年 約10万 人 が骨粗 髭症 に よ り骨 折 して い る1 ‐ ) “ 生活の質“ が れ は, 寝 た き り老 人 の原 因の 第 2位 を 占め て お り2 見直されている現在, 骨粗紙症をいかに ,. 予防するかが, 今日の重要な課題となっている‐ 骨粗髭症は, カルシウム摂取, 運動, ホルモン, ビタミンDなど, 様々な因子が複雑に組み合わさって発 ) 特に女性は閉経後 骨吸収抑制作用のあるホルモ 病する3 ンのエストロゲン分泌の減少に伴い, 骨量が急激 ‐ , 4 ) に減少するため, 骨粗髭症に陥りやすい . 従来, 骨粗髭症は老人特有と考えられていたが, 最近では, 過激なダイエッ トなどにより骨量が減少し , ) また 骨粗髭症は若いうちからの生 活習慣が大きく 骨粗髭症の予備軍ともいえる若い女性も少なくない5 . , 影響することから, 骨粗髭症の予備軍と考えられている女子大生の食生活 運動習慣などの実態を把握し , , 骨粗髭症の予防という観点から, 検討することを 目的として本研究に着手した.. 113.
(3) . . 津 村. 直 子. 研究対象および方法 150人. 1‐ 研 究対 象: ① S 大 学 看護 学 科 の学 生. ②K大学保育科の学生. 200人. ③H大学の学生. 638人. リム ヘ ベ リ ハ.. 研究方法:質問紙調査法 調 査期 間:1994年 9月17日~11月22日 研 究 内容: 骨粗 雑 症 につ いて の知 識, カ ル シウ ム摂 取 状況, ダイ エ ッ ト, 運動, ライ フス タイ ル な ど. 結果および考察 1. 回 収率 につ いて ア ンケ ー トの 回収率 はS 大学62.7%, K 大 学71.0%, 養護 教 諭養 成 課程 を 除く H 大学64.3%, 養 護 教諭養. 成課程 (以下養教と略す)83 .4%であった. 2‐ 骨粗髭症について 5人 ( 92 骨粗髭症を知っている学生は62 ‐6%) であり, 9割以上の学生が骨粗雑症について関心を持ってい 97‐9%), 養 教123人 (97‐6%), H 大学294人 (93‐9%), K 大 学116人 る‐ 学 校別 に みる と, S大 学92人 (. ( 1 8 .7%) であり, 特にS大学と養教の学生に関心の高さがうかがわれる. 骨 粗 髭症 の 情報源 は, 「テ レ ビ」 が 最も 多く, 次 い で 「新 聞」 であ っ た (表 1参 照). 最 近カ ル シウム 商 品. のコマーシャルや, 骨粗髭症の特集が新聞, テレビ等に取り上げられており, マスメディ アが手軽な情報源 とな っ てい る こ と が理 解 で きる. ま た, S 大学 の 半 数 以上, 養 教の 4 割の 学 生 は, 情 報源 と して 「講義」 を あ げて いる. 表1. 情報源 本. 人 (%). 骨粗髭症の情報源. K大学. S大学. 計. 25(8‐5) 33(26-8). 4(3‐5). 28(30.4). 90(14‐4 ). H大学. 養教. 新. 聞. 4 8 ) 1 1 2( 3 8 ) 60( ‐8 .1. 24( 21 ) ‐1. 58 5 4( .の. 25 0( ) 40 .1. 雑. 誌. ) 55(18.7) 33(26.8. 19(16‐7 ). 29(31‐5). 21.8) 136(. テ レビ. 207(70.4) 8 6( 69 ) ‐9. 7 0 ) 80( ‐2. ) 71(77-2. 444(71‐3). ラ ジオ. 5(1 ) -7. 3(2.4). 0(0‐0). 8(8-7). 1 6(2.の. 人. 6(8.8) 2. 6(4.9). 4(3‐5). 7(7.6). 43(6‐9). ) 1 1 53(18‐0 6( 3 ) ‐0. 24( 21 ) .1. 6( 7 ) 1 1 ‐4. ) 1 0 9( 1 7 .5. 8(6‐1) 1 2(9‐8) 1. 14(12‐3). 6(6.5). 50(8‐0). 3(2.4). 0(0‐0). 0(0‐0). 3(0.5). ) ) 4 8( 3 9 53( 1 8 .0 .0. 1 4 ) 1 7( .9. ) 4 8( 52 ‐2. 26 66( ) 1 .6. ) 2(1 ‐6. 3(2.6). 2(2.2). 12(1‐9 ). 知. 親 病. 院. 保健所 講. 義. その他. 0(0.0). 5(1 ) -7. 計. 559. 302. 189. 269. 1319. 対象者. 294. 123. 114. 92. 623. (複数回答) 114.
(4) . 女子大生の日常生活の実態と骨粗雑症に対する意識調査 骨 粗 髭 症 につ い ての 知 識 の 内容 は, 「骨 が も ろく なる, 骨がス カ ス カ にな る, 骨密度 が 減少 す る」 が546人 (92‐2%) で最 も 多く, 次 い で 「カ ル シウ ム不 足 が原 因」 238人 (482%) で あ っ た‐ 「カ ル シウ ムの 不足 分. が骨から血中へ補われる」「骨の吸収と形成のバランスがくずれる」 などの骨代謝についての内容は, 破骨細 )に関する専門的知識が必要であり 胞が関与する骨吸収と, 骨芽細胞が関与する骨形成の骨のりモデリ ング6 , 医学に関する専門教育を受けているS大学にみられた‐ 骨の発育と老化は, 大きさの変化と密度の変化の二面性をもち, 大きさの基本的変化は1 8歳から20歳付近 で停止し, 以後終生保たれるが, 密度の増加は2 0歳から40歳付近まで続いた後, 大きさの変化とは異なり加 齢と とも に一 定 の 速度 約o.3~o.5%/ 年 で減少 す るりが, 骨 の密 度 が 最 大 にな る 年齢 「 20~40歳」 と 答 えた学 生 は448人 ( 66.4%) であ り, 学校別 に みる と H大 学211人 (67.3%), 養 教83人 (65‐8%), K 大 学86人 ( 60.6%), S 大学68人 (72‐3%) であ っ た‐ これ らの こと か ら/ , 骨粗 髭症の 情 報源, 知 識 の 内容に は, 大 学. における専門教科の違いが大きく影響していることがうなずける‐ ま た, 自分 は 「将来 骨 粗 髭 症 に な る と 思 う」 と 考 え て い る 学 生 は, S 大 学46人 (48.9%) 養 教57人 , ( 45‐2%) で あ り, H 大学121人 (38‐7%), K 大学43人 ( 30.3%) に比 べ て 高 率 であ っ た. この結 果 は, 骨. 粗髭症についての知識の内容が影響しているのではないかと考えられる. すなわち, 骨粗髭症は, カルシウ ム摂取, 運動, ホルモン, ビタミンDなど様々な因子が複雑に組み合わさっ て発症するため, 知 っ ている (理解している) 危険因子の数が多いほど, 骨粗髭症に対する不安も多くなり, 将来羅患するのではないか と考 える学 生 の増 加 につ な が っ て いる も の と推 測 され る‐ 骨粗 髭症 にな る と 思 っ た 理 由 は 「カ ル シ ウ ム 不 , 足」 ( 20‐8%), 「栄 養の偏 り」 (17‐7%) な ど食 生活 に 関す る も のが多 か っ た‐ 骨 粗 髭 53‐5%), 「牛乳 嫌 い」 ( 症 と い え ばカ ル シウ ム 不 足 と い う公式 が 定着 して いる ことが う か が え る‐ カ ル シウ ム の 吸 収 率 は 牛 乳53 , )で ある ま た 牛 乳200可の 中 に は200 の カ ル シウ ム が %, 小 魚38%, 野 菜17%8 れて 含ま お り, 牛乳 を飲 ま mg ‐ , な い で1 日の 所要 量600mgの カ ル シウ ム を 満 たす こと は困難 であ り, 牛 乳嫌 い がカ ル シウ ム 不 足 を 招 き 骨 ,. 粗髭症になるのではないかと考える学生の存在は, 骨粗髭症の予防の観点から考えると 健全な回答と思え る‐ 例 数 は少 ない が 「女性 だ か ら」 16人 ( 6.2%), 「老 化 現象 だ か ら」 3 人 ( 1.2%), 「家 族 に 骨粗 髭症 の 人 が い る か ら」 6人 ( 2.3%) は, 骨粗 髭症 の 特 徴を よく 理 解 して いる 回 答 で ある. 反 対 に, 「ダイ エ ッ ト経 験 者 だ か ら」 は3 人 ( 1‐2%) で あ り, ダイ エ ッ トと 骨粗 髭 症 と の 関 係 につ い て は, 重要 視さ れて い ない よ う に 思わ れる‐. 3.. 食生活について. (1) 牛乳摂取状況 牛 乳 は541人 ( 80.1%) の学 生 が 飲 ん でい る. 牛 乳 の摂 取 量 を表 2 に示 した が カ ル シウム摂 取 の ため に最 , 9 )以上 飲 ん でいる学 生 は1 o )に よ 低 でも 飲 む よ う に と提 唱さ れて いる 1 日200m z 74人 (33‐1%) であ っ た‐ 野 田l. る中学生とその両親に対する牛乳摂取状況の調査では, 毎日牛乳を飲む中学生は44.8% その母親は35. , 7%, 父親は30 7 %であり 母親が牛乳が好きだとそ の6割の生徒も牛乳が好きであ た . っ . また, 牛乳を飲ま , ない理由に牛乳を飲むことを意識していない, 牛乳を飲むことを忘れるがあげられており 意識的に飲む努 , 力を行わなければ20 0雌の摂取は困難と思われる‐ 女子大生は他の栄養素の充足度が高いにもかかわ らず , 1 }もあり カルシウムの豊富な牛乳を カルシウムの摂取不足が著しいという報告1 積極的に飲むことが女 子大 , 生の課題の1つである‐. 115.
(5) . 津 村 直. 子. 人 (%). 表2 牛乳摂取量 摂取量( my日). H大学. 養 教. K大学. S大学. 計. 1 00未満. 3 ) 80( 3 .1. 3 6 0( ) 4 ‐0. 8( 51 ) 4 .0. 1 9( 24 ) -4. ) 187(35‐7. 00以上20 1 0未満. ) 72( 29‐8. 1( 3 ) 4 7 ‐0. 2 5( 26 ) .6. 26( 3 3 ) .3. ) 4( 1 6 31 ‐2. 2 00以上3 00未満. 28‐9 ) 70(. ・ 24(21‐6 ). 6 1 5( 1 ) ‐0. 1 9( 24 ) .4. 1 28( 24 ) .4. 30 0以上4 00未満. 3(1 ) ‐2. 1(0‐9). 0(0.0). 5(6‐4). 9(1 ) ‐7. 0以上 40. 17(7‐0). 5(4.5). 6(6‐4). 9( 1 1 ) .5. 37(7‐0). 計. 4 2( 1 00 ) 111(100‐0) 2 .0. 9 4( 1 0 0 ) .0. ) 525(100‐0) 7 8( 1 00 .0. 牛 乳 を 飲ま な い理 由 は, 「嫌 い」 48.4%, 「乳糖 不 耐症」 26‐6%, 「理 由な し」 21.1% であ っ た. 牛 乳 に は独 特 の味 と に おい が ある た め, 好ま な い 人も いる が, そ のま ま 飲ま なく て も 料 理 に加 える な ど工 夫す る こと に. より, 摂取できると考える‐ 日本人は, 牛乳, 乳製品の摂取量が少なく,20歳を過ぎると牛乳を飲まない人 3 2 ) 牛 乳に ) ま た 骨粗 雑症 の 人た ちの 食事 を調 べ る と 牛 乳 を 飲ま ない 例 が 目立 つ1 が 増 加 す る傾 向に ある1 ‐ . , , 含ま れる 蛋 白質 の 一 種の カ ゼイ ンは, 消 化 液 に よ っ て 分解 されCPP (カ ゼイ ン・フ ォ ス フ ォ ・ ペ プチ ド) と な り, カル シウ ムだ け でなく, ミ ネ ラ ル 類 の 吸収も非 常 に よく す る ため, 牛乳 ・乳製 品 はそ れ 自 体 がカ ル シ ウ ム の供 給源 と して 優 れて いる だ け でなく, ほか の食 品 に含ま れて い るカ ル シウ ム の 吸 収を よく す る た め に 4 これ らの 理 由か ら 牛 乳 は好 き嫌い に かか わ らず 毎 日の 食生 活 の 中に 上手 に取 り入れ て も 働 いて いる1) , ‐ , ,. 少しでも多く摂取できる工夫と努力を続けていくことが大切である‐ また, 日本人に多い乳糖不耐症の人で 1 5 } も, 牛 乳 を温 めて 飲 む, 初 め は少 量 に して慣 ら して いく と, いず れ は飲 める よ う にな る こ とも ある .. 「 6人 ( 32 03人 ( 74 普段飲んでいる牛乳の種類 (複数回答) は, 「普通牛乳」 4 ‐6%) .6%), 低脂肪牛乳」 17 が主なものである. 低脂肪牛乳は普通牛乳に比べ1~4割カロリーが低く, カルシウムや蛋白質は1割以上 多 い た め, ダイ エ ッ ト志 向が影 響 して いる もの と思 わ れる. しか し, 脂 肪 の 量 と 相 関 性 が あ る ビ タ ミ ン A. 1 6 は, 脂肪の減少に比例して少なくなり, また, 風味や自然さも劣る )ことから, 食生活全体からみて低脂肪 タイ プを選 ぶ 必 要 が あ る か 判 断 す る こ と が 重 要 で あ る. 「高 カ ル シ ウ ム 牛 乳」 を 飲 ん で い る 学 生 は11人 ( 2.0%) であ り- , 少数 で はある が 積極 的にカ ル シウ ム摂 取を 心 が けて いる こと が うか がわ れ る.. 将来骨粗髭症に 「なると思う」 学生と 「ならないと思う」 学生の牛乳摂取量の平均を表3に示した‐ なる と 思う 学 生 は96.5m z/ 日, な らない と 思 う学 生 は142‐7mZ/ 日 であ り, 両者 の 間に有 意差 が 認 め られ た (p < )‐ 骨粗雑 症 にな ると 思 う理 由と して 「牛 乳嫌 い」 を あ げて いる 学 生 が 2割 いる こと か らも, 牛 乳 を あま 0‐01 り飲 ま な い学 生 が 「将来 骨 粗 髭症 に なる」 と危 倶 して いるも の と考 え られ, カ ル シウ ムの供 給源 と して 牛 乳. が重要視されていることが理解できる‐ (2) カルシウムを多く含む食品の摂取状況 カルシウムを多く含む食品の摂取状況を点数化した結果を表 卿こ示した‐ 乳製品, 大豆製品, 干物をよく 食 べ て いる こと がわ か る‐ 食 品別 で は 「ヨ ー グル ト」 「わ かめ」 「豆 腐」 を 特 に よく 食 べ てい る. ヨ ー グル ト 1 7 カ ル シウ ム の 吸収 率の よ い 乳製 品 であ る 牛乳 を 飲 ま な い はloog に1lomgの カ ル シウ ム が含 ま れ て おり ) ‐ , 理 由に 「ヨ ー グル トを 食 べ て いる か ら」 と 答 えて いる 学 生も あ り, 牛 乳の 代 替 と して の ヨ ー グル トの 存在 も. 1 8 乳糖不耐症の人に 見逃せない. ヨーグルトは, 同量の乳糖含量でも牛乳より不耐症状 が出現 しにくく ) , とっても牛乳より摂取しやすいと思われる. 魚 の中 では, 「さんま」 を比 較 的 食 べ て いる‐ さんま や いわ しな どは, 有用 なカ ル シウ ム供給源 である う え 9 2 0 1 ) } に, 腸 管 か らのカル シウ ム吸 収を 促進 す る ビタ ミ ンD を 豊富 に含 ん でい る ‐ 岡野 ら は, 血 疑 カ ル シ ウ ム 116.
(6) . 女子大生の日常生活の実態と骨粗雑症に対する意識調査 代 謝を 正 常へ 回復 す る た め に は, カ ル シウ ムだ け でな. 表3. 骨粗雑症の催患 可能性と牛乳摂取量. く 生 理 的必 要 量 以 上の ビタ ミ ンD の 補 給 が 必要 であ る. 骨粗雑症. と 報 告 し て お り, ビ タ ミ ン D と カ ル シ ウ ム を 同 時 に 含. なると思う なると思う. む魚 を 積 極 的 に摂 取 す る こと は, 骨粗 紙症 の 予 防 に は. ならないと思う. 大 変 有 効 で あ る.. 牛乳摂取量( ml/日) 9 6‐ 5 1 4 2. 14. 7 **. 人数 (人) 26 7 3 85 ) (**p<0‐01. 野菜は, 乳製品, 干物, 魚, 大豆製品と比較すると 極端に少ない‐ 抽出した野菜はサラダ等に使用される生で食べられるものではないため, 若い女性にはな じ みの薄い野菜と思われる‐ 日本人は牛乳, 乳製品の摂取量が少ない上, 最近では小松菜のような緑黄色野菜 な どのカ ル シ ウ ム の豊 富 な 食物 を摂 らなく な っ て いる‐ 緑 黄色 野菜 に多く 含ま れ て いる ベ ータ ・カ ロ チ ンや. 1 )ため ビタミンCは, 体内に発生する活性酵素の働きを抑制し, 老化促進を抑え, 骨破壊の歯止めとなる2 , 2 )な どは 茄 でた り妙め た り して 積極 的に摂 取 して ほ しい一 品 で あ Ioog 中290mgの カ ル シウ ム を含 む 小松 菜2 , る‐. 家族と同居している学生と, 一人暮らしの学生の食生活を比較すると, カルシウムを多く含む食品の摂取 状況に差がみられた. カルシウムを多く含む食品を 「よく食べる」「比較的食べる」 学生は, 家族と同居して いる 学 生の50.4%, 一 人 暮 ら しの学 生の35.6% であ っ た‐ 食 品別 で は, アイ ス ク リ ーム を 除く 全 て の 食 品に お いて, 一 人暮 ら しの 学 生の摂 取 状況 が 悪く, 特 に 「油 揚 げ」 「おか ら」 「しらすを戻し一 「さ ん ま」 「し じみ」 「切 り干 し大 根」 「野沢 菜」 「こん ぶ」 「ごま」 は 少 数 であ っ た 国民 栄 養 調 査 に おいて も 一 人 暮 ら しの . , , 3 2 ) 20代 女性 の 1 日 当た りカ ル シウ ム摂 取 量 は335mgで, 平 均所 要 量の55% である ‐ 食事 が 用 意 されて いる 家 族. と同居の学生に対し, 一人暮らしの学生は食事を作る時間的余裕のなさや, 料理の未熟さ, 怠慢さなどから バ ラ ンス よく 食 品が摂 取 され て いな い こと が うか が える‐ しか し チ ー ズ や ヨ ー グル トな どの乳製 品や 納 豆 ,. の摂取状況は, 居住形態による違いがみられなかった. これは調理を施さなくても摂取できる手軽さから, 一 人暮らしの学生にもよく食べられていると推測できる‐ また, わかめも居住形態に関係なくよく摂取され て い た. カ ル シウ ム 商 品を購 入 して いる 学 生 は, 175人 ( 25.9%) で あ り, そ の 内 容 は ビ ス ケ ッ ト 類 が 最 も 多 く 61‐1%, 次 い でカ ル シウ ム 飲料37‐7% であ っ た‐ ま た, カ ル シウム 商 品を 購入 して いる学 生 の うち 将来 骨 , 粗 雑 症 に 「な る と思 う」 人 は31‐8%, 「な らな い と思 う一 人 は21‐6% であ り, 骨粗 幾 症 に な る と 思 う 学 生の方 が有 意に 多 か っ た (p <0‐01 )‐ カ ル シウ ム 商 品 は手 軽 に購 入 で き, カ ル シウ ム含 有量 が 明 記 さ れ て い る た. め, 骨粗髭症になるのではないかと考えている学生には, カルシウムを多く含む食品よりも関心が高いと思 わ れ る‐ さ らに, カ ル シウ ム剤 を 服用 して いる 学 生 は,27人 ( 4.0%) であ っ た. 服用 の 理 由は 「友 人 ・家 族 に勧 め られ た」 63‐0%, 「自分の 意 志」 22‐2% で ある. 将 来の 耀患 可能 性 によ る差 はみ ら れ な か っ た こ れ . は, カ ル シウ ム剤 を服用 して いる 学 生 が 少 数 である こと, カ ル シウ ム剤 よ りカ ル シウ ム商 品の 方 が 購 入 しや す い こと な どに よ るも の と 思 わ れ る.. 4. 運動について. 骨粗髭症の予防には, 若い時期に達する最大骨量を高め がそれ以降, その骨量を維持あるいは減少を抑制 することが必要であり, この最大骨量を高めるためには, 成長期にスポーツを奨励することが重要である‐ 本 調 査に お い て, 成 長期 の 最 中 で ある 「中学 生」 の 時期 に 運動 して い た 学 生 が最 も 多く 383人 (76 1%) ‐ ,. であった. 中学校では部活動に大多数の人が所属することが関係しているものと判断できる‐ 中学生をピー ク に 「高 校 生」 (47‐3%), 「大学 生」 (40‐8%) で は, 運 動 経験者 が 大 きく 減 少 して い る‐ 高校 で は中学校 ほ. ど部活動に所属する人が少ないこと, 大学ではアルバイトや, 運動部よりサークル活動に人気があるためと 117.
(7) . . 津. 村 直. 子. 考えられる. 大学生はまだ努力次第で最大骨量を高めることができる. あ る. 運動 の 種類 は, 「テ ニス」 「水泳」 「バ ス ケ ッ トボール」 「バ レー ボ ー. 食 乳 製 品. 年齢である. 4分の3以上の学生がこれまでに何らかの運動を経験し ているが, 骨量の増加と維持には, 運動を継続して行うことが大切で. 表4 Caを多く含む食品の摂取状況. ル」 「バ トミ ント ン」 の 順 で多 か っ た. 体 内に 入 っ た カ ル シウ ム は, 骨. 5 ) ジ ン プや 足を踏 ん 張る こと によ て繰 り返 され る 骨 へ れて い る2 っ ャ ‐ 干 物. と か ら, テ ニス, バ ス ケ ッ トボ ール, バ レー ボール, バ トミ ント ンは. 骨密度を高めるための効果的な運動であり, 望ま しい結果 が 得られ た‐. 6人であった. 陸上の種目のうち 本調査において 「陸上」 経験者は6. 平均 (点) 3.101. ヨー グノレト. 4‐130. ス キ ム ミノレク. 1‐115. アイ ス ク リ ー ム. 3.356. 均. 2‐958. 平. 4 ) に圧迫力が加わらなければ骨に結合せず, 尿中に排池されて しまう2 ため, 骨密度を高くするには, 骨への衝撃が強し・運動が効果的といわ 6を の電流の刺激が, 骨芽細胞の働きを活発にし, 骨形成を促進する2. 品. 、 チ ーズ. 切り干し大根. 2.784. か ん ぴょ う. 1‐745. ひじき. 2‐824. 、 こんぶ. 2‐789. わかめ. 4‐118. ごま. 3 . ‐171. シナモ ン. 1‐518. 落花生. 1‐601. 平. 均. 2‐585. いわし. 2.049. 煮干し. 1‐822. レス に よ っ て月 経 不順 を 生 じ, エス トロ ゲ ンの 分泌 を 妨げ る こと が 骨. しらすぼし. 2‐181. し Lや も. 2.185. 貝. 形成にマイナス要因となるためである. 長距離走に限らず体重を増や さないために食事をコントロール しなければならない運動において. 魚. 骨粗髭症に影響するものは長距離走である‐ 長距離ランナーの骨密度 が低い理由は, 毎日の長距離走を繰り返すことによる体重減少, スト. は, 体脂肪の過度の減少による女性ホルモン生産不足となり骨密度が 類. 低下 す る2な 月 経 不順 を 生 じる よう な厳 しい ト レー ニ ン グを 課 せ ら れ. るスポーツ選手は, 中年になって始まる閉経後骨粗髭症への対策を, 食生活を中心に若い時から十分配慮していかなければならない‐. く, 286人 (42.4%) であ っ た‐ 特 に 丑大学, 養 教 に 多く, 教 師を 目指 してい る 学 生 で ある た め当 然の 結果 と 思わ れ る. 次 い で,「販 売」54人 ( 8‐0%), 「ウ ェイ ト レス」 43人 (6.4%) であ っ た. 立 っ て いる 時 間. 大 豆 製 品. した. その結果, 運動量は少ないと思われる 「家庭教師」 が最も多. 1‐832. さん ま. 3‐325. わかさぎ. 1.428. 干しえび. 1‐542. ほたて. 3‐414. はまぐり. L314. し じみ. 2‐478. 平 均. 5. ア ル バイ トにつ いて. アル バ イ トに おける運 動量 をみ るた め に, アル バ イ トの 実 態も 調査. うなぎ. の長 い販売 と, 動 き 回 わ る ウ ェイ ト レス は, 運 動 量 が 多い ア ル バ イ ト. 2.102. 大豆. 2‐329. 豆腐 生揚げ. 3‐853. 油揚げ. 2‐993. おから. 1.952. 納豆. 3‐283. きなこ. 1‐653. 平. 1.584. 2.544. 大根の葉. 2工42. 間」, 販売, ウ ェイ ト レス は週 「5 時 間以 上10時 間未 満」 「10時 間以上. チンゲン菜. 1‐993. 春菊. 1‐917. かぶの葉. 1.325. 小松菜. 1.830. 野沢菜. 2‐013. 野. 均. と い える. さ らにアル バ イ トの 時 間 を み る と, 家 庭 教 師 は 「週 2 時. 0~24%を占めて 15時間以上20時間未満」 がそれぞれ2 15時間未満」 「 が理解できる‐. 菜. お り, ア ル バイ トの 種類 に よ っ て運 動 量 に 著 しい差 が 生 じて いる こと. 平 均 6. ライ フ スタイ ル につ いて. (1) 飲酒 8 4 8 57%), H大学263人 ( お酒を飲む学生は, 養教108人 ( .0%), 118. 1‐871. よく食べる食品:5点 比較的食べる食品:3点 あまり食べない食品:1点.
(8) . 女子大生の日常生活の実態と骨粗雑症に対する意識調査 500鰹 以上100om 55‐6%) であ っ た. 1 回の 飲 酒量 は 「 Z未 満」 が最も 多 S大 学74人 (787%), K 大 学79人 ( く, S 大学33人 ( 53‐3%), 養 教38人 ( 40.5%), H大 学81人 (37 .7%), K 大 学19人 (31‐7%) であ っ た‐ K. 大学は女子大であることから, 飲酒量の多い男子学生と酒を飲む機会が少ないことが関係しているものと推 測される‐ 飲酒の頻度は, 養教, K大学, S大学は 「月1回程度」 が最も多いが, 特に男子学生と酒を飲む 機会が多いと思われるH大学は 「月 2・ 3 回程度」 が 最 も 多 か っ た‐ ア ル コ ー ル類 の飲 み過 ぎは, 胃や 腸 の 粘膜 を 荒 ら し, カ ル シウ ムの 吸収率 を 悪く し, さ らに ビタ ミ ンD の. 8 9 ) 平山2 )は 毎日飲酒する者は飲酒しない人に比べて 大腿骨頚部骨折の危険度が16倍に 働きを抑制する2 ‐ ‐ , , な る と 報告 して い る‐ 本 調 査 にお いて 「毎 日」 飲酒 して いる 学 生 は7人 (1.3%), 頻 度 は 少 なく ても 1 回の 飲 酒 量 が1000賜 を越 える 学 生 が147人 (34‐1%) み られ た‐ 骨 への 影 響 を 考 え ると, 1日 の飲 酒 量 は ビー ル で 0 )と い わ れ てい る 大 学 生 は ゼミ .サ ーク ル . 部 活 動 z以下 が 賢 明3 600m Z, 日本 酒 で300mz ‐ , ウイ ス キ ー で80m. などで酒を飲む機会が多いが, 骨粗髭症だけでなく, 肝臓の疾病も考慮し, 飲酒量や頻度をもう少し制 限す る 必要 が ある と 思 われ る.. (2) 喫煙 タ バ コ を 吸う学 生 は, S 大 学12人 (12.8%), H 大 学30人 (9‐6%), K 大 学 9 人 (6‐3%), 養 教 6 人 「 (4 30.4%) であ っ た‐ ‐8%) であ っ た. 1 日の 喫煙 本 数 は 10本 以上15本 未 満」 が 最 も 多く, 17人 ( タ バ コ を 吸う と 胃 腸の働 きが 緩 慢 にな り, カ ル シウ ムの 吸収 度 が 落 ちる ため, タ バ コ の 吸いす ぎは骨粗 髭 1 )は 喫煙 は女性 ホ ル モ ンである エス トロ ゲンの 血 中 レベ ル を低 める ため 喫 煙 症 の危 険因 子と な る‐ 平 山3 , ,. 女性は非喫煙女性と比べ約5年閉経年齢が早く, また, 大腿骨頚部骨折も5年若年層で発生する‐ さらに, タ バ コを 吸わ ぬ, 1 日 1~14本, 1日15本 以上 吸う 場合 で, 大腿 骨 頚部 骨 折の リス ク は, 1 ‐00, 1‐92, 4.06 と高く な り, 1 日15本 以上タ バ コを 吸 っ て いる 女 性 は, 吸わ ない 女性 に 比 べ 4倍 以 上も 骨 粗髭 症 のリ ス ク が. 高いと報告している‐ 本調査において喫煙習慣のある学生は57人 ( 8 ‐4%) であるが, 北海道の女性の喫煙率 2 3 ) ま た 20歳 代 お よ び30歳代 の 女性 の 喫 煙率 はこの20年 間増 加 傾 向に ある3 )こと か ら 喫 煙 習 慣 の は高く3 , , ,. ある学生に対しては喫煙本数を減らす, 禁煙する意志を持つことができる保健指導, さらに, タバコを吸わ ない学生に対しては, 今後喫煙者にならないための健康教育の必要性を感じている‐ (3) コ ー ヒ ー. コ ー ヒ ー を 飲 む学 生 は336人 ( 49‐8%), 1 日の 摂 取量 は 「1杯」 が 最 も 多く129人 (43.0%), 次 い で 「2 杯」 77人 ( 25.7%) であ っ た. コ ーヒ ー は骨 粗 雑 症 の危 険 因子 の 1つ で あ り, コ ー ヒ ー に 含 ま れ て い る カ. フェイ ンには利尿作用があり, 尿の量を増やすと同時に, カルシウム も一緒に尿中に排出させる傾向があ 4 ) 本 調 査 に おい て 1 日の摂 取 量 が 「5 杯 およ び 「6杯 の 学 生 が る3 7人 ( 2‐3%) いる が, カ ル シウ ム 」 」 ‐ ,. 5 )ことが賢明である また 牛乳を多めに入れる 排世面から考えると, 5杯以上飲む人は3杯以下に抑える3 ‐ , カ フ ェ オ レに して 飲 むな ど, カ ル シウ ム 補 給 の面 か ら工 夫す る こと も 必 要 である‐. (4) 清涼飲料水 清 涼飲 料 水 を 毎 日飲 む 学 生 は, 354人 (52.4%) で あ っ た‐ 1 日の 摂 取 量 は 「200鴎 以 上400副 未満」 が202 人 ( 68.2%) で最 も多 い. 清 涼 飲料 水 の缶 は250m z~350m zの も の が 主流 で ある こと か ら, 1 日 1缶 の割 合 で. 飲んでいると推測できる‐ 清涼飲料水の中にはカルシウムの吸収を妨げるリ ン酸を多量に含むものがある. リ ンの摂 取 が 多 いと, 腸管 内 で不 溶性 のリ ン酸 カ ル シウム と な り, カ ル シ ウ ム が 利 用 さ れ な い で 排 池 さ れ 6 ) ま た リ ン酸 は 腎臓 での活性 型 ビタ ミ 7 ) る3 ンD の 合成 も 阻害 して, カ ル シウ ムの 吸 収を 二 重 に 妨 げ る3 . , ‐. 18歳から24歳の学生の骨密度を測定した結果, 8人に1人の男子が女子学生よりも骨密度が低く, それらの 8 )もある 自動販売機などで手軽に購入できる清涼飲料 男子学生は清涼飲料水の摂取が多かったという報告3 . 水 は, ウ ー ロ ン茶, お茶 な どに 切 り替 えて いく こ とも 予 防 策の 1つ である‐ 119.
(9) . 津. 村 直. 子. (5) イ ンスタ ント・ レトル ト食 品 イ ンスタ ント・ レトル ト食 品の 摂 取 頻度 は, 「週 1 回程度」 が最 も多く193人 (28.7%), 次 い で 「月 2 ・ 3 26‐8%), 「月 1 回程度」 148人 ( 回程度」 181人 ( 21 6‐5%) であ っ ‐9%) で あ り, 全く 食 べ な い 学 生 は44人 (. た‐ 居住形態との関係をみると, 最も多い摂取頻度は, 家族と同居の学生は 「月 2 ・ 3 回程度」 が28‐9%, 一 人暮 ら しの学 生 は 「週 1 回程 度」 が34‐0% であ っ た‐ ま た, 一 人暮 ら しの学 生 は 「毎 日」 「週 2 ・ 3 回 程 度」 「週 1 回程 度」 が51‐5% と半 数を越 える の に 対 し, 家 族 と同 居の学 生 は41‐3% であ り, 一 人 暮 ら しの 学 生. に摂取頻度が高い結果が得られた. 加工食品の発達などにより, 特に若い女性の調理技術が低下していると 9 ) イ ンス タ ント. レトル ト食 品の手軽 さがう けて い る よ う である 加 工食 品やイ ンス タ ン ト いわ れて お り3 ‐ , 食 品に は, 見 かけ や歯 ごた え をよく す る た め, 保存 のた め にリ ンが含ま れて お り, リ ンの 過剰 摂 取 に よ り, 0 } 日本人 の カル シウ ム摂 取量 が 所 要 リ ンがカ ル シウ ムと結 合 して腸 管 か らの カ ル シウ ム 吸収を 妨 げて いる4 ‐. 量に達していない中, 食事の内容が加工食品やイ ンスタント食品に偏れ ば, リンの摂取量が必要以上に多く な り, 生 体 内に お けるカ ル シウ ム利用 率 を さ らに低下 させる こと に なる‐ イ ンスタ ント・ レトル ト食 品の 簡. 便さは, 多忙な現代社会の様相にマッチしており, 全く除外する食生活は考えにくいが, できるだけイ ンス タ ント・ レトル ト食 品に 頼 らな い 食 生活 を心掛 け る ことが 大 切 である.. (6) 外食 「学生食堂は外食に入るのか」 という疑問が書かれた調査票があり 外食の判断に相違はあると思われる , が, 最も多い摂取頻度は 「月 2・ 3 回程度」 201人 (29‐7%), 次 い で 「週 1回程度」 170人 (25.2%) であ っ た. 居住形態との関係をみると, 家族と同居の学生と一人暮らしの学生の間に差はみられなかった‐ 大学生 にとって外食は, 一食の食事として栄養補給の役割を果たすよりも, 友人同士の交流の場としての役割の方 が大きいため, 居住形態による違いがみられないものと思われる‐ 本調査では外食の頻度は比較的少なかっ たが, カルシウム不足群では, 外食が比較的多く, 食品添加物として結合リン酸塩を含む食品から, リンを 1 )も あ り 外 食 は栄 養 の バ ラ ンス 面 だ け でなく カ ル シウ ム摂 取の 面 か ら 過剰 摂 取 して いる ため と い う報 告4 , , も 問題 をも っ て いる が, コミ ュ ニケ ー シ ョ ンの 場 と して の 意 義も含ま れて い るた め, メ ニ ュ ー を 工夫す る こ と によ り上手 に利 用 できる と 思わ れる.. 7. ダイ エ ッ トにつ いて. (1) ダイエット実行および実行意志 ダイ エ ッ ト実行者 は335人 (49.6%) で あ っ た. しか し, ダイ エ ッ トの実行 意 志を 持 っ て いる 学 生 は560人 (83.0%) み ら れ た. ダイ エ ッ ト の 動 機 は, ス タ イ ル を よ く し た い な どの 「美 容」 上 の 理 由 が475人 4 2 (87.5%) であ り, 女子 大 生を 対象 と した牛越 )の 調 査 に おいても, 「プロ ポー シ ョ ン の た め」 が 約70% で. 3 ) 本調査におい あった‐ やせているほうが魅力的で美しいという考えが最近のやせ願望増加の背景にあり4 , 大学生のやせ願望の強さがうかがえる ても, ‐ ダイ エ ッ ト実 行 の 時期 は, 「高 校 時代」 40.1%, 「大学」 37‐6% で, 約 8割 を 占め て いる‐ ま た, ダイ エ ッ トの期 間 は, 「1~ 3 ヶ 月」 33‐0%, 「1週 間 以 内」 32‐4% であ っ た. 1~ 3 ヶ月 は大学 時代 の ダイ エ ッ ト,. 1週間以内は高校時代の ダイエットに多く, 大学生は高校生に比べ時間的余裕があることから, ダイエット も長期的に取り組むことができると推測される‐ ダイ エ ッ トの 方法 (複数 回答) は, 「食 事の 量 を 減 らす」 50.5%, 「食事 の質 を変 える」 36‐6%, 「運 動 す. る」 234%であった. 食事の量を減らすと相対的にカルシウムの摂取量も減少する‐ 比較的多くみられた 「1日リ ン ゴだ け食 べ る」 と い うリ ン ゴダイ エ ッ トも 十分 なカ ル シウ ムを 摂る こと は できな い. ま た 油 , , 4 4 ) 抜 き ダイ エ ッ トも, 油 に溶 け る ビタ ミ ンが利用 され なく な り, 骨形 成 に 悪影 響 を 及 ぼす ‐ 120.
(10) . 女子大生の日常生活の実態と骨粗雑症に対する意識調査 4 5 無 謀な ダイ エ ッ トは, 骨粗 髭 症の 予 備 軍 を増 や して いる と いわ れて いる‐ 広 田 }は18~24歳 の 女 子 学 生 の 骨 密度 を測 定 した 結 果, よ り早 い 時期 か ら ダイ エ ッ トを始 め た 人 ほ ど, ま た, 繰 り返 し ダイ エ ッ トを して い. た人ほど骨密度が低いと報告している‐ 初潮後女性ホルモンの分泌が盛んになり, 初潮からわずか4年の間 6 1 骨にとって最も大切な10歳代における ダイエットは 将来の骨粗髭症に に骨密度は3 0%以上も増加する4 , 大きく影響し, 最も危険な因子として捉えていかなければならない‐ (2) 体格の自己評価と実際の体格 自 分の 体格 の 自 己評 価 は, 「や や 太 っ て い る」 が253人 (37.5%) で 最 も 多 く, 次 い で 「普 通」 236人 7 )の 調 査 に おい ても 女子学 生の 体 格 の 自己 評価 で最も 多 か た の は 「や や 太 ( 35.o%) で あ っ た. 松 浦 ら4 っ っ , 「 て いる」 39%, 次 い で 普通」 29% であ っ た‐ 自 己評価 と実 際 の 体 格 のず れ を みるた め, 実 際の体 格 を ロ ー レル 指 数 を用 いて 算 出 した‐ そ の結 果, 一 般 に普 通 と さ れる 「115~144 」 の 範 囲に 入る学 生 は77‐0%, やや 太 っ て い る に相 当す る 「 145~159 」 の 人 は7‐5% であ っ た. 若 い 女性 で は, 太 りす ぎと判 断す る 肥満 度 が や せ. 側に偏位しているため, 標準体重でも太りすぎと判断する人が多く, 実際よりも太めの自己評価は, 肥満度 の判定基準を正しく理解していないことや, 自分の体格に不満を持っているためと考えられる‐ 学 生が理 想 とす る 体 重 は, 身長 の ばら つ き が ある にも か か わ らず, 349人 ( 51‐6%) の 学 生 が 「45庭 以 上. 50 kg未満」 であった‐ 肥満は高血圧, 動脈硬化, 糖尿病などの成人病の原因になるという情報は溢れてお り, 太 っ て いる こと は健 康 に よく ない と い う 認識 は高 い と 思わ れる が, 太 っ て いる 人 の ほ うが エス トロ ゲ ン. を作る皮下脂肪が多く, また, 体重が骨に対する刺激となり, 骨形成によい影響を与えるため, 骨粗髭症に 8 ) 骨粗髭症の知識の内容に 「やせに多い と記述した学生は2人のみであり 骨粗髭症と体重 なりにくい4 」 ‐ , との関係については知識の低さがうかがわれる. (3) ダイ エ ッ トと 実 際の 体格 ロ ー レル 指数 の99以下 を 「非 常 にや せて い る」, 100~114を 「や や や せ て い る」, 115~144を 「普 通」 , 145~159を 「や や 太 っ て いる」, 160以上 を 「太 っ て い る」 と 分類 した‐ 実 際 の体格 が 「普通」 の人 は や せ , 願 望 の な い 人 で は, 66.7%, や せ 願 望の ある 人 で は79.4% であ り, や せ願 望の ある 学 生に 「普 通」 の 体格 が 有意 に 高 率 であ っ た (p <0.01 )‐ ま た, 「や やや せて いる」 は, や せ 願望 の な い学 生 に 有意 に 高率 であ っ た 9 0 }や 牛 越5 )の 調査 と 同様 や せ 願 望を (p <0‐01 ) が, や せ願 望 の あ る学 生の 中に も8.2% み られ た- 千 田4 抱 , く 学 生 の ほ とん どが 実 際 に はや せる 必要 の な い 人 で ある こ とがわ か る‐ ま た, ダイ エ ッ ト実 行 の有 無に よ る. ローレル指数の平均値には差はなく, ダイエッ トは医学的な必要性の有無よりも, 本人の意識によって実行 され て いる と 推 察 で きる‐. 標準体重以上の人が ダイエットを繰り返し行っても,骨密度の低下はみられないのに対し,標準体重以下の 人,すなわち,やせる必要のないにもかかわらずダイエッ トを行っていた人に, 低骨密度者が多く現れたとい 0があり 本調査のやせる必要のない人でやせ願望を持 ている人 さらにはダイ エ トを実行 う報告5 してい っ ッ , , る人は,骨粗髭症の予備軍として見逃すことはできなく, 学生個々に即した個別指導の必要性を感じている. (4) ダイ エ ッ トと体 格 の 自 己評価. 実際の体格と自己評価の関係をやせ願 、望の有無によってみると, やせ願望のあるグループでは, 実際より 太っていると自己評価している学生が57 ‐7%で最も多かったのに対し, やせ願望のないグループでは, 実際 の 体 格 と 自 己評価 が一 致 して いる 学 生 が48‐2% で最も 多 か っ た. さ らに ダイ エ ッ ト実 行の 有無 に よ っ て み , ると, ダイ エ ッ トを実 行 した グ ル ー プ に 実 際 よ り 太 っ て い る と 自 己 評 価 した 人 が 有 意 に 多 か っ た (p < 0.01 ) (表5 参 照)‐ ダイ エ ッ トの実 行 は, 実 際の 体重 で はなく, 標 準体 重 を正 しく 理 解 して いる か否 か に 関 係 して いる と 思わ れ る‐ ま た, 自 己評 価 が 「や せす ぎ」 の 人 の5‐6%, 「や やや せて いる」 人の22.7% が ダイ. エットを実行しており, やせているだけでは満足 できない人の存在も見逃せない‐ 121.
(11) . 津. 表5. 実. 行. 子. ダイ エット実行の有無による実際の体格と自己評価. 人 (%). 実際の体格と自己評価. ダイ エ ッ ト. の. 村 直. 一. 致. 計. 実際よりやせと評価. 実際より肥満と評価. 5(1 ) .7. 169( )** 57.7. 3( 1 00 0 ) 2 9 .. あ. り. 1 1 9( 4 0 ) .6. な. し. 123( 41 ) ‐0. 31(10‐3 )**. ) 146(48‐7. 0 ) 3 00( 10 0 .. 2 4 2( 4 0 ) .8. 36(6‐1). ) 315( 53.1. ) 593(100‐0. 計. ) ( **p<0‐01. (5) ダイ エ ッ トと 不調 ダ イ エ ッ ト を 実 行 した 学 生 の う ち235人 (70‐8%) が 効 果 が あ っ た と 評 価 して い る が, 同 時 に89人 ( 26.6%) の 人 が 不 調 が 出 た と 答 え て い る. 不 調 の 内 容 は 「生 理 不 順」 30人 (337 %), 「貧 血」 12人 ( 13.5%) であ っ た. ダイ エ ッ ト実行 時期 と 不調 を みる と, 不調 が 出た 人 は 「中学」 40.5%,「高 校」 28.9%, 「大学」 29 2% であ り 中学 に おいて ダイ エ ッ トを 行 っ た 人 に多 い こと が理 解 できる 不調 の 内容 はいず れ . . , 「 「 「 に おいて も 生 理不順」 が 多く, 特 に 中学」 に おけ る 不調 の45‐0%を 生 理 不順」 が 占め て いる‐ 女性 ホ. ルモンの分泌が盛んになる初潮後が最も骨密度が増加することを考えると, 中学生の ダイエットは骨粗難症 にとって最も危険であり, 保健指導の重要性を痛感している. ダイエッ トの方法と不調をみると,「運動をする」 に比べ 「食事の量を減らす」 方法に不調が多かった‐ ダ イ エ ッ ト の期 間 と不調 との 関係 は, 不調 が 現れた 人 は 「1週 間以 内」 34.0%, 「1~ 3 ヶ 月」 30.5%, 「4 ~ 6 ヶ 月」 46.7%, 「6 ヶ 月 以上」 35.5% であ っ た‐ 1週 間以 内の ダイ エ ッ ト は, 短期 間に急 激にや せよ うと か. なり無理をする‐ また, 1ヶ月以上続ける人は, 食事制限が長期間におよぶため何らかの不調が現れるもの と推 測 さ れる.. 8. 骨粗髭症の近親者について 「 6人 ( 3 近親者に骨粗雑症の人がいる学生は2 ‐9%) であり, その続柄は 祖母」 が最も多く20人, 次いで 2 )と い われて お り 本 調 査 に お い て も 「母」 2人 であ っ た 80才 代 の女 性 の70% が 骨粗 髭 症 に穫患 して いる5 ‐ ,. 祖母が76 .9%を占めていた。 また, 母親が骨が丈夫な人はその娘の骨も強く, 反対に母親が骨粗髭症になっ 3 }といわれている 母親が骨粗髭症 だとそ ている人は娘の骨も弱いという結果があり, 骨粗髭症は遺伝する5 . の娘は必ず骨粗雑症になるわけではないが, なりやすい体質を受け継いでいるため, 日常生活を見直し, 若 いうちから積極的に予防を心がけることが大切である‐. 結. 語. 5人から回答が得ら 女子学生988人を対象に, 日常生活の実態と骨粗髭症についての意識調査を行った.67 れ, いくつかの知見を得た‐ 以下にその結果を報告する‐ ①‐ 骨 粗髭症 の知 識 は92‐6%の 学 生 が持 っ て お り, その 情 報 源 はテ レ ビが71.3% で最 も 多 か っ た. 知 識の 内容 は 「骨 がも ろ く な る, 骨 がス カス カ に なる, 骨密 度 が減 少 す る」 が92‐2% であ っ た. ②. 将 来, 自分 が骨粗 難症 に なる かも しれな いと 思 っ て いる 学 生 は39.6% であ り, その 理 由 は 「カ ル シウ ム 不足」 53.5%, 「牛乳 嫌 い」 20‐8% であ っ た‐ Z/日, な ら ③. 牛 乳 は80‐1% の 学 生が 飲ん でい た‐ 将 来 骨 粗髭 症 に な ると 思 う 学 生の牛 乳摂 取 量 は96‐5m ). z/ 日 で あ り, 両者 の 間に 有意 差 が 認 め られ た (p <0‐01 な い と 思う学 生 は142.7m 122.
(12) . 女子大生の日常生活の実態と骨粗髭症に対する意識調査 ④‐ カ ル シウ ムを 多く 含 む 食 品は, ヨー グル ト, わ か め, 豆腐 が よく 食 べ られて い た. 家族 と 同居 の 学 生 は, 一 人 暮 ら しの学 生よ りカ ル シウ ムを 多く 含 む 食 品を よく 食 べ て いた‐ ⑤. 運 動 を して いた 時期 は 「中学 生」 の 時 が最 も多 く, 76‐1% で あ っ た. 運動 の 種 類 は 「テ ニス」 「水泳」 「バ ス ケ ッ ト ボー ル」 「バ レー ボー ル」 が 主なも の であ っ た. ⑥‐ 飲酒 は77‐6%, 喫煙 習慣 の ある 学 生 は8.4% であ っ た. ⑦‐ コ ー ヒ ー は49‐8% の 学 生 が 飲 ん でお り, 1 日 の摂 取 量 は 「1杯」 が 最 も 多か っ た. 200m Z以上400副未 満」 が最 も 多 か っ ⑧‐ 清涼 飲 料 水 は52.4%の 学 生 が毎 日 飲ん でお り, 1 日の摂 取 量 は 「. た ⑨‐ イ ンスタ ント・ レトル ト食 品の摂 取 頻度 は 「週 1 回程度」 が最 も 多 く28‐7%‐ 家 族 と 同 居 の 学 生 は 「月 2・ 3 回程 度」 28 9% 一 人 暮 ら しの 学 生 は 「週 1 回程度」 34.0% が最 も多 か っ た‐ ‐ , ダ ⑩‐ イ エ ッ ト実 行者 は49.6%, 実 行 意 志 を持 っ て い る 学 生 は83.0% であ っ た. ダイ エ ッ トの 動機 は 「美 容」 の た め が87‐5%, 方 法 は 「食 事 の量 を 減 らす」 が50‐5% で最も 多 か っ た.. 本調査において, 女子大生の日常生活の実態を把握することができた. 骨粗髭症は様々な因子が誘因とな り, それらが複雑に組み合わさって発症するが, 骨密度の増加が著しい初潮後4年間が最も重要な時期であ る. 骨密度に影響を与える10歳代にやせ願望が最も強く, ダイエット実行者が多いことは, 彼女たちの将来 を考えると大きな不安を感ぜざるを得ない‐ 女性 に と っ て30代 半 ばま でに丈 夫 な骨 をつく っ て おく こと は, 出産 や 育 児, さ らに 老後 の ため に大 切な こ. とであり, 骨粗髭症は高齢者になってからというより, それ以前の発育期, 成人期の問題として捉えていか なければならない‐ 稿を終えるにあたり, お忙しい中, 調査に快く ご協力いただきました札幌医科大学保健医療学部看護学科 の木原キヨ子先生に深くお礼申し上げます‐ また, 論文の執筆にあたり, 本学奥村晶子教授から有益な ご指導とご校閲を賜りました. 心から感謝申し 上げます‐ 最後に, 調査に協力していただいた本学卒業生の鈴木雅恵, 日高美砂子の諸嬢に感謝の意を表します‐. 引用文献 1) 西田弘之ほか:運動およびCa摂取量の違いが高齢マウスの骨強度・骨成分に及ぼす影響, 日本公衛誌,39 ( 4 ) 5‐ 213 2 ,20 ,199 2) 相坂正夫 :骨密度測定の行政的意義, 公衆衛生,57 ( 7 ) ),39‐42 1 9 9 3 , 3) 林 泰史. :骨粗雑症, 健康教室,43( 11 ),79‐ 81,1992 4) 戸田 歩ほか:閉経前・後期日本人女性の骨密度に対する食生活および身体活動の影響, 日本栄養‐食糧学会誌,46 ( 5 ) -394 ,387 , 1993. ▼. 5) 広田孝子:中・高生のダイエッ トと骨粗雑症, 健康教室,4 5( 1 3 ),28‐31 ,1994 6) 串田一博, 町田晃:骨の成長と老化, 体育の科学,42( 11 839 1 ),8 32- 9 , 92 7) 谷本広道:骨粗雑症と運動, 体育の科学,4 2( 1 1 2 5 ),840‐84 ,199 8) 江樫郁子:骨粗雑症の食事療法, 日本医師会雑誌,1 08( 14 5‐1878,1992 ),187 9) 宗像伸子:骨粗雑症を防ぐ食事, 2, 日本放送出版協会,1994 10 ) 野田艶子:中学生とその両親の牛乳の飲用状況と牛乳の暗好について (第1報), 小児保健研究,54 ( 4 ) ),526‐5 33 9 5 ,19 ) 白木まさ子, 深谷奈穂美:カルシウムと鉄の所要量充足率別にみた食物摂取パターンについて, 家政学雑誌,46 11 ( 2 ) 8 5 , -94 ,1988 12 ) 十河哲子, 野間義明:香川県木田郡牟礼町におけるカルシウム摂取の状況と疾病に関する一考察, 徳 島文理大学研究紀要, 第45 号, 103‐116, 1993. 123.
(13) . 津 村. 直. 子. 13 ) 宗像伸子:前掲書,124 14 ) 井上哲郎:あなたの骨が危ない,16 1-16 2 , 日本放送出版協会,1994 1 5 ) 林泰史, 宮下聡子:骨粗難症を防ぐ食事,1 22 , 保健同人社,1992 「 「 1 6 ) 北海道新聞: 低脂肪」 低糖」 タイ プの乳製品 本当に低カロリーなの,1994 ‐ 8‐ 12 17 ) 広田孝子:前掲書 ) 古我可一:乳糖不耐症, 学校保健ニュース, 第9 99号, 1-4,1994 18 19 ) 江津郁子:前掲書 20 ) 岡野登志夫ほか: ビタミンD欠乏ラットにおけるビタミンD補給時の骨塩量, 骨密度および骨強度に及ぼすカルシウム摂取量の影 ( ) 響, ビタ ミ ン, 66 8 , 457‐468, 1992. ) 平山 21. 雄:大規模コホート研究の示す骨粗難症の危険因子, 健康教室,4 5( 13 ),10‐13 ,1994 22 ) 林泰史, 宮下聡子:前掲書,88 23 ) 北海道新聞:気をつけて!低栄養と運動不足,199 5 5. 1‐1. 24 )林. 泰史:前掲書. 2 5 10 88 268‐ 5,19 ) 中村哲郎, 折茂肇:骨粗髭症とカルシウム代謝, 臨床科学,24( ),1 127 26 ) 藤田拓男:更年期からの女性に多い骨粗雑症,7 5 主婦の友社 1 9 9 0 , , 27 ) 鈴木正成:スポーツ栄養最前線, 体育科教育,42 ( 8 ) 28 ,26- ,1994 28 ) 井上哲郎:前掲書,165 29 ) 平山. 雄:前掲書. 30 ) 藤田拓男:前掲書,1 93 31 ) 平山 雄:前掲書 32 ) 粟田. 29 1 元:国民栄養の状況,1 , 第一出版,199 ( ) ) 厚生統計協会:国民衛生の動向,41 9 94 33 ,98‐100 ,19 34 ) 中村哲郎, 折茂肇:前掲書 3 3 5 ) 藤田拓男:前掲書,19 ) 小池五郎ほか:食事でカルシウムをとる,121 36 , 女子栄養大学出版部,1991 ) 藤田拓男:前掲書,172 37 38 ) 広田孝子:前掲書 39 ) 丸谷宣子, 柴田美苗:女子学生の食生活に対する意識と行動の実態 (第1報), 神戸大学教育学部研究集録, 第34集, 175‐181, 1990. 99 2 40 ) 岡野一年:骨粗雑症-成因から治療・管理まで-,67 , 新興医学出版社,1 ) 木村友子ほか:女子学生のカルシウム及び鉄摂取量と食生活との関連性, 椙山女学園大学研究論集, 第2 41 3号,349 -356 2 ,199 42 ) 牛越静子:女子短大生の減量意識, 長野県短期大学紀要, 第44号,29‐ 33,19 89 43 ) 古川. 13 34 6,1993 格:思春期の若者達が志向する体型, 小児保健研究,52( ),340‐ 44 ) 井上哲郎:前掲書,61 5 ) 広田孝子:前掲書 4 46 ) 井上哲郎:前掲書,62 6 ( ) ) 松浦 3‐676 88 47 賢ほか:女子大学生の体格意識に関する研究, 小児保健研究,47 ,67 ,19 4 8 4 5 ) 藤田拓男:前掲書,4 4‐ 4 9 ) 千田美紀:女子生徒のやせ願望と生活行動について, 弘前大学卒業研究集録, 8,112‐ 11 5,1989. ) 牛越静子:前掲書 50 51 ) 広田孝子:前掲書 52 ) 苫米地孝之助:女性と食事, 教育と医学,38 ( 2 ) 65,1990 ,59‐ ) 藤田拓男:前掲書,42 53. 124.
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