36.遺伝子組み換えヒトエリスロポエチン製剤のヒト白血 球サブセットに対する影響 長嶋 友海 , 永井 清絵 , 後藤 七海 木村 恵 , 黒田 裕子 , 笠 哲光 湊 雄介 , 横濱 章彦 , 半田 寛 齋藤 貴之 , 村上 博和 (1 群馬大院・保・生体情報検査科学) (2 群馬大医・附属病院・輸血部) (3 群馬大院・医・ 子予防医学) (4 群馬大医・附属病院・血液内科) エリスロポエチン (EPO)は赤芽球などの細胞の増殖を 刺激するが,他の細胞,特に免疫細胞への影響は明らかに なっていない.そこで,遺伝子組み換えヒトエリスロポエ チン (rHuEPO)を投与した患者の末梢血白血球を 析し, ヒト免疫系への影響を検討した.群馬大学医学部附属病院 において自己血貯血を行い,同意を得られた患者 109名を rHuEPO投 与 群 と 非 投 与 群 に け, 骨 髄 系 樹 状 細 胞 (mDC),形質細胞様樹状細胞 (pDC),CD4+T細胞,CD8+ T細胞,NK細胞,B細胞,単球,好中球の投与 (貯血)前後に おける変化を比較した.投与群で NK細胞,CD8+T細胞, B細胞の有意な減少が認められたが,非投与群ではこれら の細胞の変化は認められなかった.また投与群ではナイー ブ B細胞とメモリーB細胞の有意な減少が認められた.免 疫細胞はサイトカインを含む様々な要因によって制御され ており,rHuEPOがどのような機序で免疫細胞に影響を及 ぼすか今後検証する. 37.IL-10RB KK型は,特発性血小板減少性紫斑病(ITP) の重症度に影響する 北村 裕也 , 齋藤 貴之 , 井野 瑠美 木元 麻里 , 長嶋 友海 , 後藤 七海 木村 恵 , 黒田 裕子 , 永井 清絵 高橋 範行 , 湊 雄介 , 笠 哲光 半田 寛 , 村上 博和 (1 群馬大院・保・生体情報検査科学) (2 群馬大院・医・ 子予防医学) (3 群馬大医・附属病院・血液内科) 【背 景】 特発性血小板減少性紫斑病 (ITP)は Th1優位 の 自己免疫性の血小板減少症で,IL-10等のサイトカイン の遺伝子多型との関連が報告されている.今回,我々はIL -10RB K47E遺伝子多型を解析し,ITPとの関連を検討し た.【対象と方法】 ITP患者 134名と 常者 207名を対 象とし,遺伝型は,PCR-RFLP法で決定した.【結 果】 ITP患者と 常者の遺伝子型頻度に有意差は認められな かった.ITP患者の病態における関連を検討したところ,低 活性型の KK型は,高活性型の EE型に比べて,全経過中 の血小板数最低値が有意に低かった (1.41×10/μL vs.2.41× 10/μL,p=0.039).また,高活性型の EE型が他の遺伝子型 と比較して, PSLの治療を受けた患者が有意に低かった (50.0% vs.72.2%,p=0.022).【 察・結論】 IL-10RBの 遺伝子多型は,ITPの発症には影響しないが,低活性型の KK型で重症かつ治療が必要な ITPが多かった. ―279―
IL-10RB KK型は,特発性血小板減少性紫斑病(ITP) の重症度に影響する
1
0
0
全文
関連したドキュメント
F1+2 やTATが上昇する病態としては,DIC および肺塞栓症,深部静脈血栓症などの血栓症 がある.
に時には少量に,容れてみる.白.血球は血小板
12.自覚症状は受診者の訴えとして非常に大切であ
〈びまん性脱毛、円形脱毛症、尋常性疣贅:2%スクアレン酸アセトン液で感作後、病巣部に軽度
〇新 新型 型コ コロ ロナ ナウ ウイ イル ルス ス感 感染 染症 症の の流 流行 行が が結 結核 核診 診療 療に に与 与え える る影 影響 響に
活性型ビタミン D₃ 製剤は血中カルシウム値を上昇 させる.軽度の高カルシウム血症は腎血管を収縮さ
⑫ 亜急性硬化性全脳炎、⑬ ライソゾーム病、⑭ 副腎白質ジストロフィー、⑮ 脊髄 性筋萎縮症、⑯ 球脊髄性筋萎縮症、⑰
敷地と火山の 距離から,溶 岩流が発電所 に影響を及ぼ す可能性はな