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第21回北関東医学会奨励賞

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Academic year: 2021

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99 ─  ─ 2018;68:99~100

 報 告

北関東医学会奨励賞受賞者   氏   名 上原 顕仁   所   属 群馬大学医学部附属病院皮膚科   最 終 学 歴 群馬大学大学院医学系研究科博士課程修了(平成28年10月)   業   績      ⑴ 業績の課題 全身性強皮症の皮膚線維化・血管障害に対する新たな治療法の開発      ⑵ 研究実地活動等の概要        強皮症の皮膚硬化(線維化)におけるノルエピネフリンの役割を解明することを目的とした.正常人と強 皮症患者3ペアの皮膚由来の線維芽細胞にノルエピネフリンなどで刺激し,IL-6などの産生をmRNA,タ ンパクレベルで測定した.研究結果より,ノルエピネフリンが線維芽細胞上のβ受容体と結合し,p38のチ ロシンリン酸化を介してIL-6産生や,I型コラーゲンの産生増加を引き起こすことと,β受容体阻害剤や p38阻害剤が強皮症の線維化の治療に応用できる可能性が示唆された(Sci Rep 2016).      ⑶ 関連研究・関連活動等の概要        全身性強皮症を中心とした皮膚科学の臨床及び研究を行っている.   氏   名 堀口 和彦   所   属 群馬大学医学部附属病院内分泌糖尿病内科   最終学歴 群馬大学大学院医学系研究科博士課程修了(平成213月)   業   績      ⑴ 業績の課題 下垂体腫瘍を中心とした内分泌腫瘍の発症機構の解明      ⑵ 研究実地活動等の概要

       内分泌腫瘍の発症機構には,多発性内分泌腫瘍症(MEN)1型のMen 1遺伝子,Men 2型のRET 遺伝子 を始め,多くの遺伝子変異が関与しているが,これらが発見されるのは一部の腫瘍のみであり,依然,腫瘍 発症機構には不明な点が残されている.我々はこれまで,散発性GH産生下垂体腫瘍において細胞周期制御 に関与するMLL-CDKN1B経路の異常が認められること(Clin Can Res 2009; 15: 2620-2629),下垂体腫瘍治 療薬のひとつであるオクトレオチドの腫瘍抑制効果発現にはソマトスタチン受容体サブタイプ2の発現に加 えてサブタイプ5の発現が重要であること(Endocr J 2007; 54: 371-378)を発見し報告した.さらに,最近 ではTSH産生腫瘍における体細胞遺伝子変異を明らかにするため,次世代シークエンサーを用いた全エク ソン解析を行ない,新たな原因遺伝子候補となる6種類の新規遺伝子変異を明らかとした(J Clin

Endocri-第21回北関東医学会奨励賞

 平成8年に創設された北関東医学会奨励賞の今年度,第21回受賞者の募集が本会機関誌「The KITAKANTO Medical

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100 ─  ─ 第21回北関東医学会奨励賞 nol Metab 2017; 102: 566-575).      ⑶ 関連研究・関連活動等の概要        現在は,TSH産生下垂体腫瘍における遺伝子コピー数の変化を中心とし,網羅的に遺伝子異常を検討す ることにより,さらなる内分泌腫瘍発症機構の解明に向けて取り組んでいる.

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