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セキュリティシステムの研究開発で知多半島をリードする企業\n「加藤電機株式会社」

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Academic year: 2021

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コラム

 知多半島は中京工業地帯の一翼を担う地域であ るが、研究開発力の弱さが課題の1つとして指摘 されてきた。2005 年国勢調査によると、製造業 全職業に占める専門技術職従業者の構成比は、知 多半島 5 市 5 町では 5.1%で、全国平均の 5.9% よりも低い。  この状況の中で、研究開発を担う知多半島の企 業として注目されるのが加藤電機株式会社であ る。半田市に本社を置く加藤電機は、セキュリ ティシステムを企画開発する企業である。生産部 門を他社に委託するファブレス企業で、当社は製 品開発と顧客サービスに専念している。注目され るのは、全国に約 20 ヶ所展開しているセキュリ ティラウンジである。セキュリティラウンジを一 言で表現すると「ホームセンターとホームセキュ リティの間を埋めるセキュリティの専門店」。防 犯設備士の資格を持つプロが常駐し、自動車や子 供・高齢者を犯罪から守るサービスを提供してい る点がユニークである。  創業当初の主力製品はファクトリーオートメー ションであった。それがセキュリティへ移行した のは現社長である加藤学氏の発案である。少年時 代に育まれた強い正義感、盗難被害の経験、犯罪 に関する市場調査等が礎となってセキュリティシ ステムの企業へと転換した。加藤社長は正義感の 強い人物で、日常生活でも目撃した事件や事故を 警察に数多く通報し、安全なまちづくりに貢献し ている。加藤社長によると、経営者として大切に しているのは軸がぶれないこと。即社会貢献でき る商品の研究開発という方向性は、社長就任時か ら現在までぶれることなく一貫している。  

謝辞 

本稿の執筆にあたり、加藤電機株式会社 の加藤 学氏にインタビューにご協力いただいた。 ここに記してお礼申し上げる。 加藤電機株式会社 代表取締役社長 加藤学氏(2009年2月9日撮影)

セキュリティシステムの研究開発で

知多半島をリードする企業「加藤電機株式会社」

日本福祉大学経済学部 准教授

加 茂 浩 靖

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