水道料金制度のあり方について
第2回 枚方市上下水道事業経営審議会
平成28年11月8日(火)開催
第
2回審議会 説明項目
本市水道事業の状況
水道料金制度のあり方検討
検討事項の整理 他市の状況 論点の整理本市上下水道ビジョンと関連計画 水道ビジョン(厚生労働省) 下水道ビジョン(国土交通省) 第4次枚方市総合計画(第2期基本計画)〔平成21年度~27年度〕 枚 方 市 上 下 水 道 ビ ジ ョ ン 〔平成25年度~平成33年度〕 水道編 下水道編 実施計画 枚方市水道施設整備基本計画 〔平成25年度~平成33年度〕 枚方市水道事業中期経営計画 〔平成25年度~平成30年度〕
経営の状況
平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 (予算) 総収益 7,586 7,118 7,008 6,701 総費用 6,411 5,668 5,838 6,127 利 益 1,175 1,450 1,170 574 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 案件(2)当日配付資料1本市の水道料金制度
・基本料金と従量料金の二部料金制 ・基本料金(メーター口径に関係なく一律) 一般用 692円 浴場用 16,300円 臨時用 1,848円 ・基本水量 一般用 8㎥/月 浴場用 300㎥/月 臨時用 5㎥/月 ・用途別料金体系(一般用、浴場用、臨時用) ・逓増型の従量料金(用途により単価設定)水道料金制度のあり方
検討事項の整理
現行の水道料金制度における検討事項 ●基本料金・従量料金 ●基本水量の設定 ●料金体系(用途別・口径別) ●従量料金における逓増料金制 水道料金制度に関する検討事項 ●地下水利用への対応現行の水道料金制度における検討事項 ●基本料金・従量料金 【説 明】① 一部料金制 「基本料金」または「従量料金」のみ 二部料金制 「基本料金」+「従量料金」
●基本料金・従量料金 【説 明】② 基本料金 水道施設の維持管理経費、減価償却費、 支払利息、料金徴収などに係る事務経費な ど、使用水量の有無に関わらず固定的に必 要な費用(固定費)を賄うもの 従量料金 薬品費や動力費など、配水量に応じて変 動する経費を賄うもの
●基本料金・従量料金
【他市の状況】
中核市全市
…二部料金制
府内全市
…二部料金制
●基本料金・従量料金 【課 題】 ▼固定費の多くを従量料金に配賦 ▼水需要の減少=従量料金の占める割 合の減少 →固定費の回収に支障 ▼「二部料金制」採用の確認 【論 点】 「基本料金」「従量料金」の配賦方法について
現行の水道料金制度における検討事項 ●基本水量 【説 明】 基本料金に付与する一定の水量 一定水量の範囲内は料金定額 公衆衛生の向上、生活環境の改善の観点 から基本水量(=生活に最低限必要な水 量)の使用を促すために導入 基本料金の低廉化を図り生活用水の供給 に大きな役割
●基本水量 【他市の状況】 中核市48市のうち 「基本水量なし」29市(60.4%) 府内33市のうち 「基本水量なし」13市(39.4%) 堺市………… 昭和57年廃止 豊中・高槻市…平成22年廃止 吹田市……… 平成28年廃止 (吹田市は、口径30mm以上に限る)
●基本水量 【課 題】 ▼使用水量8㎥以下の使用者の増加 ▼使用水量4㎥以下の使用者の割合54.5% ▼水道普及率100%→制度導入の役割達成 ▼節水に対する十分なインセンティブ(意欲) が働かない ▼日本水道協会「水道料金算定要領」 → 「基本水量制」の漸進的解消 ▼国「水道ビジョン」(平成16年) → 「基本水量制」のあり方の検討
●基本水量
【論 点】
現行の水道料金制度における検討事項 ●料金体系(用途別・口径別) 【説 明】① 用途別:口径別 = 33.4%:55.6% 用途別・・・使用用途に着目 一般家庭用の用途区分の設定により、 生活用水の低廉化が図れる 用途の区分が明確でなく、客観性に 欠ける
●料金体系(用途別・口径別) 【説 明】② 口径別・・・水道メーターの口径に着目 水道の使用量が概ね水道メーターの 口径の大小に対応しているため、費用 負担の公平性と料金体系の明確性が確 保できる
●料金体系(用途別・口径別) 【他市の状況】 中核市48市のうち 「口径別料金体系」41市(85.4%) 府内33市のうち 「口径別料金体系」14市(42.4%)
●料金体系(用途別・口径別) 【課 題】① ▼本市用途区分 一般用・浴場用・臨時用 給水栓数の約99.7%が一般用 単一料金体系に近く、同じ区分内で あれば基本料金は使用量・口径の別を 問わず一律に低廉 ▼施設の維持管理に対する費用負担の公平性 が確保されていない。
●料金体系(用途別・口径別) 【課 題】② ▼全国の水道事業体(1,275事業体)の状況 (平成23年 → 平成26年) 「用途別」34.8% → 33.4% 減少傾向 「口径別」54.2% → 55.6% 増加傾向 ▼日本水道協会「水道料金算定要領」 →「用途別」の漸進的解消、 存続は経過措置
●料金体系(用途別・口径別)
【論 点】
「用途別」の「一般用」区分における
現行の水道料金制度における検討事項 ●従量料金における逓増料金制 【説 明】 従量料金の種類 単一型 逓増型(→消費抑制) 逓減型(→需要促進) 全国の水道事業者の約7割が逓増料金 制を採用
●従量料金における逓増料金制
【他市の状況】
中核市全市
…逓増料金制
府内全市
…逓増料金制
●従量料金における逓増料金制 【課 題】① ▼高度経済成長期に大口需要の抑制を 目的に導入された制度 →現在、導入当初の目的が薄れている ▼大口使用者と小口使用者間の 負担のバランス・公平性が図れない
●従量料金における逓増料金制 【課 題】② ▼小口使用者の低廉な料金 →コスト意識が十分働かない ▼全体的に水需要の減少傾向が続くと 使用水量の減少度 < 料金収入の減少度 ▼地下水利用への移行は、本制度が関係
●従量料金における逓増料金制 【課 題】③ ▼国の新水道ビジョン(平成25年) 新たな発想で取り組むべき方策 →「料金制度の最適化のための 逓増型料金制度の検証」 検証3項目 ① 固定費と変動費の割合に適合した将来を 見据えた料金体系とし、使用者への影響を 抑制しつつ、事業実態に応じた検討 ② 逓増型料金制度の緩やかな見直し ③ 地下水利用者への料金賦課方法の経営的
●従量料金における逓増料金制
【論 点】
水道料金制度に関する検討事項 ●地下水利用への対応 【説 明】 大口使用者の地下水利用が進んでいる 本市では平成26年度に地下水採取の規 制の見直し
水道料金制度に関する検討事項 ●地下水利用への対応 【他市の状況】 対応策 大口使用者への料金割引制度の導入 料金以外で負担を求める制度の導入
●地下水利用への対応 【課 題】 ▼水道水をバックアップ用として 併用する場合 →水質悪化、 周辺地域への濁水等発生の可能性 →いつでも水道水を使用できるという 「水道サービス」への対価を 料金として十分に収入できない
●地下水利用への対応
【論 点】
検討事項と論点の整理 ①
検討事項 論 点 ●基本料金・従量料金 ●基本水量の設定 ●料金体系 (用途別・口径別) ●従量料金における 逓増料金制 ・「基本料金」「従量料金」の 配賦方法について ・「基本水量」の必要性に ついて ・「用途別」の「一般用」区分 における「口径別」の導入に ついて ・逓増度の考え方について ◆現行の水道料金制度における検討事項検討事項と論点の整理 ②
検討事項 論 点
●地下水利用への対応 ・地下水利用者への対応に ついて