高機能広汎性発達障害幼児における感情理解の指導-家庭トレーニングにおける指導効果に関する研究-
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(2) みになり、自身の特定の経験や感情に引きずられること. 皿・.結果. がなくなることで、自己と他者の感情の弁別ができるよ. トレーニングの結果、対象児全員が自己・他者感情理. うになったと考えられる。. 解がともに上昇した。また日常生活場面における行動の. 厭究1I】. 般化においても、エピソードの記述訓練場面で適切な反. 高機能自閉症幼児において、保護者による自己・他者. 応が可能になったと報告された。. 感情理解指導が、未訓練課題への般化および日常場面に. 皿.考察. おける自己および他者の感情理解・表出に効果をもたら. 本トレーニングにおいては、対象幼児にとって最も身. すかどうかを検討する。. 近な存在である保護者が、家庭でトレーニングを繰り返. I.方法. し、対象幼児に応じた強化(言語・身体捧触など)を行. 1)対象幼児:4名【高機能広汎性発達障害幼児(診断有・. ったり、トークンによる強化を実施したため、効果が上. 4∼5歳児・3語文以上が理解できる)とその保護者. がったのではないかと考えられる。また、トレーニング. 2)手続き. 課題を作成するにあたり、予め対象幼児の保護者に聞き. ①効果測度. 取りを実施して、これを基に幼児一人一人に応じた課題. (1)自己・他者の感情理解課題:研究Iで実施した課題. を設定した。その結果、設定場面がより対象幼児の日常. (2)保護者による評価:日常場面でのエピソード(日常. 場面に即したものとなりr日常場面での自己および他者. 場面での自己及び他者の感情理解・表出テスト). の感情理解・表出の事後テスト」においても、般化効果. 上記(1)と(2)を②保護者によるトレーニングの事. をもたらしたといえるのではないだろうか。. 前と事後に実施し、比較検討した. 今後の課題. ②保護者によるトレ㌣ニング. ①束1臓性帝脚の観点で課題内容分析をすると、トレーニ. それぞれの対象児に応じた課題を作成し、(標準問題4. ングで使用した場面内容と事後テストの内容が類似性に. 問・オリジナル問題4問)、添付ファイルで送った。また. 欠けていた②対象児の誤答に対する拒否や回避行動の. 達成率チェックシートとトークンを郵送し、家庭でトレ. 問題への対応。③トレーニング課題構造の問題、軋④家. ーニングを実施して頂いた。実施期間は2週間続けて毎. 庭トレーニング・コンピューター課題における限界と問. 日実施し、セッション時間は20分程度であった。各手続. 題点などが挙げられ、今後検討を行う必要がある。. きの段階ごとに記録を取り、メールでやりとりを行った。. 80%以上の正反応率が連続3セッション続いた時点、ま. 主任指導教員 大野裕史. たは2週間経過した時点でトレーニングを終了とした. 指導教員 岡村寿代. 105.
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