保健室の機能を活かした心の教育総合プラン-協働に基づく心のサポートシステムと健康教育の展開-
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(2) に定着させる②生徒会の保健委員会活動の要. 成し、学年との相互理解を進めた。生徒指導. として生徒会活動を活性化する③協働作業で. 体制の中核として生徒指導部長と養護教諭と. 取り組む健康教育活動とし心のサポートシス. の連携を図ったことも効果的であった。. テムの実践プログラムに位置付けることを目. 第二には学級担任との連携を図った。問題. 指した。危機に対する予防活動の積み重ねが. を抱えた生徒に心身の不調がみられた場合に. 危機において効果を発揮することになる。. は、その生徒を真中において養護教諭が学級. 皿危機における心のサポートシステム. 担任へのコンサルテーションを行った。. 「国内初の新型インフルエンザ確定報告の生. 第三に養護教諭の特性を活かして保護者と. 徒が確認」という危機が勤務校で発生した結. の信頼関係を深めさらに地域・関係機関との. 果とのようなことが起き、どのように対処し. 連携による校外のネットワークを具体化する. たのか、危機における心のサポートシステム. 役割を担った。学校だけの危機対応が困難と. という観点から検討する。新たな課題として. 浮かび上がったことは、防疫教育と心のケア. 判断された場合には、すぐに連携がとれる体 制を日頃から作っておくことが大切である。. を統合した心のサポートの必要性だった。. 第四に道徳教育につながる健康教育に取り. その一つとして、グリーフケア(罹患生徒. 組んだ。最近の複雑な問題には、健康的な視. の集い)の会を実施した。同じ悩みを持った. 点と道徳的な視点とを絡めた複合的なアプロ. 者同士が体験を振り返り、共感し合うことで. ーチが必要である。そこで保健劇をDVDと. 心の重荷がおろされた。新型インフルエンザ. して教材化し、それを視聴したあとに話し合. の危機管理の申での心のケアであるが、国内. い活動を通じてグループで考えさせる授業を. 初の報道以来、感染者はじめ家族、学校、地. 打つだ。. 域までが誤った考えによる誹講中傷を受け二. 第5にキャリア教育につながる健康教育に. 次被害に悩まされた。教職員が初期の段階か. 取り組んだ。保健室で進路や職業選択の悩み. ら冷静に意識を持って罹患生徒をはじめ全校. や不安についての相談も多く、キャリアカウ. 生徒の個別健康相談を実践したことが、危機. ンセリングにっなぐこともある。またケーク. を乗り越えることにっながった。. てが危機の中に置かれた。現場に必要なのは. イリテラシー、デートDV防止、ストレスマ ネジメントなどは生き方教育としての教育に つながるものである。またいずれも、生涯教 育につながる健康教育として考えることがで. 危機管理における協働的指導体制である。今. きる。生涯を見通し、将来において自己を切. 回の新型インフルエンザの危機を乗り越える. り拓く力の育成を図ることが、健康教育の目. ことができた要因は校長のリーダーシップと. 的であると考える。. 教職員の協働体制にあった。養護教諭は、心. 4.まとめと今後の課題 生徒と一体になる取り組みを基盤に保健室. 〔危機におけるこころのサポートシステム の構築〕発覚後感染者だけでなく、生徒すべ. 身の健康に関する専門性、生徒の心身の変化 康管理能力を向上させ、危機に際しても冷静. を起点とした協働的生徒指導体制が構築さ れ、生徒の危機に対する協働に基づく心のサ. に問題に対処できる力を身につける必要があ. ポートシステムと健康教育が展開できた。. る。学校集団は感染症に対してハイリスクで. 学校・家庭・地域をつなげた地域保健と生. あることを直視し、危機における保健室の役. 涯教育としての健康教育を踏まえた学校保健. 割と学校内外の連携の方向性について一層の. とが調和した心のサポートの一層の具体化を. 具体化を図ることが喫緊の課題である。. 図ることが、今後の課題である。. をキャッチする感受性、さらに自分自身の健. 3.保健室機能を活かす心の教育総合プラン 第一は保健室を起点とした協働的生徒指導. 主任指導教員 渡邊満. 体制の構築を図ることである。そのために養. 指導教員 新井肇. 護教諭を加えたr心のサポート委員会」を構. _483一.
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